JPS60168173A - 電子写真複写機の現像及びクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばドラム状あるいは無端ベルト状の感光
体が２回転ないしは２回転以上ごとに１回画像形成を行
い、かつ、複写機本体に対して脱着自在な現像装置内に
内蔵されるクリーニング手段によって感光体上の未転写
トナーをクリーニングして得られた回収トナーを現像機
構に戻して再使用する電子写真複写機における現像及び
りＩＪ−ニンク装置に関するもので、現像装置の脱着時
における未転写トナーの処理を安全に行えるようにした
ことを特徴とするものである。

〔従来技術〕

従来のこの種複写機は、第１図に示すように、複写機本
体（１）の中央上部に配設される結像光学系（２）の下
方に感光体ドラム（３）を配設し、この感光体ドラム（
３）の−刃側に、クリーニング手段であるクリーニング
・フレード（４）を内蔵する現像装置（５）を複写機本
体（１）に対して脱着自在に配設し、他側には、帯電及
び転写コロトロン（６）と、ペーパー／ニー１１７＋及
び分離ロール（８）とを配設し、また、感光体トラム（
３）の上、下部にそれぞれ除電ランプ（９）及び（１０
）を配設して成る構造となっている。

上記のように構成される複写機において、感光体ドラム
（３）の帯電電位を残留電位まで除電する除電ランプ（
１０）を経て感光体ドラム（３）は帯電及び転写コロ１
−ロン（６）に突入し、潜像形成に必要な帯電電位を得
る。そして、帯電された感光体ドラム（３）は結像光学
系（２）を経て静電潜像を形成し、現像装置（５）の現
像ロール（１１）によりトナー（１２）か供給され、静
電潜像か感光体ドラム（３）上において可視化される。

次に、転写前処理としての除電ランプ（１０）により感
光体ドラム（３）の電位を下げ、帯電及び転写コロトロ
ン（６）に移る。この際、ペーパーシュー１−　（７１
により供給された転写用ンー１−　（１３１は分離ロー
ル（８）により感光体トラム（３）から剥離されて方向
を変更し、次工程である熱定着装置（図示せずンへ搬送
される。一方、転写工程により再帯電された感光体トラ
ム（３）を除電ランプ（９）によって除電することによ
り、クリーニング性の助長及び不要潜像の除去すなわち
現像ロール（１］）通過時の再現像防止を行う。

また、転写により感光体ドラム（３）に残留した未転写
トナーは、クリーニング・ブレード（４）を通過する際
にこのクリーニング・プレート（４）によって感光体ド
ラム（３）上より除去される。以上の工程により１コピ
ーの画像形成は終了し、次コピー作成への準備も完了す
る。

一方、除去された回収トナー（１２ｒは、クリ一二ンク
・ブレード（４）上を落下し、このクリーニング・ブレ
ード（４）の下方に連なるトナー回収カイト（１滲及び
余剰現像剤ピックオフバッフル（１５）上を通過して現
像機構（１６）内に落下し、現像機構０６）の一部を構
成するミキサ（１７）において、回収トナー（１２）′
及びトナー供給装置（１８）からの新たなトナー（１カ
と現像剤（図示せず）とが混合され、現像剤の摩擦帯電
か十分に行われ、次のパドル・ホイール（１９）により
現像ロール０１）に再活性化された現像剤を供給するの
である。

かかる構造の電子写真複写機において、複写機本体（１
）から現像装置（５）を脱着する場合、脱着用レバー（
５））を操作して現像装置（５）を脱着することができ
るが、この際、トナー回収カイト（１４）及びピンフオ
フバツフル（１５）１に付着した回収トナー０２（か、
脱着時の振動によって塊状となって未回転のミキサ（１
η内に落下混入することがあり、この状態で現像装置（
５）を複写機本体（１）内に挿入し、再度複写を開始す
るさ、コピー白地部に地汚れが発生することが頻発し、
かつ、数枚の複写を行わないと地汚れが回復しないとい
う不都合があった。この原因は、回収された低帯電ある
いは異極性トナーかそのまま現像ロール（１１）から供
給されてコピー白地部へ付着するこ吉による。

したがって、現像装置（５）の脱着時に回収１−ナー（
１２ｆを安全に処理する必要がある。

〔発明の目的〕

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところ（・才、現像装置の脱着時に回収トナーのい
イつゆるほた落ちを防止し、複写機の再運転時に回収Ｉ
〜ルナ−よる弊害を防止するとともに、回収トナーを再
使用に供せるようにしたことを特徴とする電子写真複写
機の現像及びクリーニング装置を提供しようとするもの
である。

〔発明の構成〕

すなわち、本発明の要旨とするところは、感光体が複数
回転するごとに１回画像形成を行い、複写機本体に対し
て脱着自在な現像装置内に内蔵されるクリーニング手段
によって感光体上の未転写トナーをクリーニングして得
られた回収トナーを現像機構に戻して再使用する電子写
真複写機において、前記クリーニング手段に連なって未
転写ｌ・ナーを現像機構に案内する案内部材を、案内位
置及び停止位置に切換え可能に配設するとともに、前記
現像装置の脱着用レバーとこの案内部材とを伝達機構を
介して連結し、前記現像装置の脱着時に案内部材を停止
位置に切換えて回収トナーの現像機構への案内を停止す
るようにしたことを特徴とする電子写真複写機の現像及
びクリー二ンク装置に関するものである。

〔実施例〕

以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。

第２図及び第３図はそれぞれ本発明の現像及び゛クリー
ニング装置の使用状態時及び脱着状態時を示す拡大断面
図で、現像装置（５）は、第１図に示した従来のものと
同様に、感光体ドラム（３）の−刃側の近接位置に配設
され、かつ、脱着用レバー（ト）０）の切換操作により
、複写機本体（図示せず）に対して脱着自在になってい
る。また、現像装置（５）内には、クリーニング手段で
あるクリーニング・フレード（４）か前記感光体ｌ・ラ
ム（３）に接触する状態で内蔵され、かつ、クリーニン
グ・フレート（４）の下方には、現像機構（１６）を構
成するミキサ（１７）及びバドル・ホイール（１９）か
配備されるとともに、現像機構（１６）によって再活性
化されたトナー（１２）を感光体トラム（３）に供給す
る現像ロール（１１）が配備されている。また、覗、像
装置（５）の」二部には、新たな１−づ−ｆ１２）を現
像１幾構（１６）に供給するトナー供給装置（１８）が
装（＋ｉｉｉされている。更に、本発明の現像及びクリ
ーニング装置においては、前記クリーニング・フレート
（４）の後部外方に連なって未転写＋−ノー　−（１２
：を前記現像１幾描（１６）に案内する案内部材（２１
）か第２図に示す案内位置及び第８図に示す停止位置に
り、Ｉ換え可能に配設されている。この場合、案内部材
（２１）は、クリーニング・フレード（４）の後部下方
に連なるトナー回収カイｌ−’１２■と、このＩ−ナー
回収カイ１−Ｑつの下方側に位置するピックオフバッフ
ル翰とて構成され、かつ、これらトナー回収カイト（ハ
）及びビックオフバッフル（ハ）は、それぞれその中心
部に取り付けられた軸（２２ａ）及び（２３ａ）をもっ
てＬ下方向に揺動自在に枢支されている。そして、軸（
２２ａ）、（２３ａ）にそれぞれ装着されたブーＩＪ　
＠Ｊ、（ハ）と、前記脱着用し／＼−（２０＋に連結さ
れた駆動プーリ００と、これらプーリ（２転（ハ）及び
００に懸架される操作用ローブ（ハ）とて脱着用レバー
（２０）と案内部材（ハ）との伝達機構（ハ）か構成さ
れている（第４図参照）。なお、翰は案内ブー’Ｊであ
る。

なお、」、記実流側では、伝達機構Ｑ廓ｆ）ｉブーＩＪ
ｔ２４１゜（イ）、（ハ）と操作用ローブ１２７）とて
構成される場合を示したが、必ずしもこの構造に限定さ
れるものではなく、例えはブーりにかえてスブロ／１ツ
トを使用し、また、ローブにかえてチェーン等を使用し
てもよい。

−４−記のように構成される本発明の現像及び７　ＩＪ
−ニンク装置において、複写機本体に対して脱着する場
合は、第３図に示すように、脱着用レノ＼−（２０）を
脱着位置に操作すると、脱着用し７＼−（２０）の回転
に伴って駆動ブーＩＪ　Ｈも回転し、操作用ローブに乃
を移動するとともに、従動側のプーリψ→、弼を回転し
て、１ヘナ一回収カイト（ハ）及びビックオフバッフル
翰がほぼ水平状１訴となる停止位置に切換わる。し、た
がって、クリーニング・フレード（４）により回収され
た未転写Ｉ・ナー（１２（は現像機構（１６不の案内が
阻止され、それぞれ］・す〜回収カイ１−（２）及びビ
ックオフバッフル翰上に保持される。Ｃの状スリ」にて
現像装置（５）の脱着を惰っても、振動期により回収ｌ
−ナー（１２）′は現像機構（１６）へほた落ちする心
配はなく、ｒＪ運転時においても回収１−ナー（１２１
′による弊害を防止することができる。

なお、現像装置（５）を複写機本体１ノ彊こ挿入した後
に、再び脱着用レバー（２０）を使用位置に操作ずれは
、伝達機構翰を介してトナー回収か一イｌ”＠■及びビ
′ノ））オフバッフルｔ２−．３は、第２図に示すよう
に、クリーニング・フレード（４）に連なる傾斜状態と
なり、回収トナー（１２（の案内を形成する。そして、
クリーニング・フレート（４）にて回収された未転写ト
ナー（＋２ｆの現像機構（１６）への案内を司る。なお
このｌ場合、トナー回収カイトＱ→の使用位置・＼の後
部に比Ｉ−２，てビックオフバッフル（ハ）の使用位置
への復帰を遅らせることにより、ｌ・ナー回収カイトＱ
す及びピックオフバッフル（ハ）上に保持されていた回
収１ヘナー（１２）を段階的に、！Ｊｔ像機構（１６）
に案内することができ、更に回収１−ナー（１２（によ
る弊害を防止することかできる。

なお、上記実施例で゛は感光体か］・ラム状の場合につ
いて説明したが、勿論ヘルＩ・状の感光体を使用する複
写機においても同様に４″ｊ４成することかできるとと
もに、同様の効果が１月らねる。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明の現像及びクリーニング
装置によれは、複写機本体にＺｊシて脱着自在な現像装
置内に内蔵されるクリーニング手段に連なって未転写ト
ナーを現像機構に案内する案内部材を、案内位置及び停
止位置に切換え可能に配設するとともに、現像装置の脱
着用レバーとこの案内部材とを伝達機構を介して連結し
て成るため、現像装置の脱着時に、脱着用レバーをもっ
て案内部材を停止位置に切換えて回収トナーの現像機構
へのぼた落ちを防止することかでき、かつ、回収トナー
の未活性化による弊害すなわち脱着後のコピー白地部の
地汚れを防止するとともに、回収トナーを再使用に供す
ることができるなどの優れた効果か得られるので、その
利用価値は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図は多回転１コピ一型複写機の構造を示す断面図、
第２図及び第３図はそれぞれ本発明の現像及びクリー二
ンク装置の使用状便及び脱着状態を示す拡大断面図、第
４・図は本発明における伝達機構を示す概略側面図であ
る。 符号説明 （１）・・・・・・複写機本体　（３）・・・・・・感
光体トラム（４）・・・・・・クリーニング・ブレード
（クリーニンク手段） （５）・・・・・・現像装置　（１６）・・・・・・現
像機構（１？）・・・・・ペキサ　（１８）・・・・・
・トナー供給装置ｆ１９＋・・・・・・バドル・ホイー
ル　□□□）・・川・脱着用レバー■υ・・・・・・案
内部材　（イ）・・・・・・トナー回収ガイド（２２ａ
）・・・・・・軸磐・・・・・・ピックオフバッフル（
２８ａ）・・・・・・軸　（財）・・・・・・プーリ（
ハ）・・・・・・プーリ　（ハ）・・・・・・駆動プー
リ（社）・・・・・・操作用ロープ　（ハ）・・・・・
・伝達機構特許出願人　富士ゼロックス株式会社 代理人　弁理土中村智廣 同　同　成瀬勝夫 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体か複数回転するごとに１回画像形成を行い、複写
   機本体に対して脱着自在な現像装置内に内蔵されるクリ
   ーニング手段によって前記感光体上の未転写トナーをク
   リーニングして得られた回収トナーを現像機構に戻して
   再使用する電子写真複写機において、前記クリーニング
   手段に連なって未転写ｌ・ナーを現像機構に案内する案
   内部材を、案内位置及び停止位置に切換え可能に配設す
   るとともに、前記現像装置の脱着用レバーとこの案内部
   材とを伝達機構を介して連結し、前記現像装置の脱着時
   に案内部材を停止位置に切換えて回収トナーの現像機構
   への案内を停止するようにしたことを特徴とする電子写
   真複写機の現像及びクリーニング装置。