JPS60167764A - といし修正装置を備えた研削盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、といし修正装置のといし修正工具の送り制御
とテーブルの送り制御あるいはといし台の送り制御とを
同時に行うことのできない研削盤に関するものである。

〈従来技術〉 同じ加工を短時間で繰返して行なえるようにした専用的
な研削盤は、安価なものとするためといし修正装置のと
いし修正工具の送り制御とテーブルの送り制御あるいは
といし台の送り制御とを同時に行うことができない簡単
でかつ安価な数値制御装置（以下ＮＧ装置という）を用
いたものがある。

このものにおいては、といし修正中地のＮ’Ｃ軸を制御
することができないため、数本のワークの研削加工が終
了し次に新しいワークが取付けられる間に、といし修正
工具を第１図に示すようにＭ点を始点にして矢印に示す
ような経路を経てといし車の修正を行い、Ｍ点に戻すよ
うにしている。

この場合、といし修正を行うにあたってＭ点からＮ点へ
移動させる動作がといし修正を行うにあたっての待ち時
間となるため、といし修正に要する時間が長くなるとい
う問題があった。

〈発明の目的〉 上述した問題点を解決すべく本発明の目的とするところ
は、といし修正を行うにあたっての待ち時間を短縮し、
といし修正に要する時間を短くすることである。

〈発明の構成〉 本発明によるといし修正装置を備えた研削盤は、ワーク
の取付け、取外し等の動作時間を利用してこの動作毎に
といし修正装置のといし修正工具をといし修正動作開始
点へ向かってといし車の回転軸線方向に所定量づつ分割
移動させる制御機能を数値制御装置に備えたことを特徴
とするものである。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図において、１１はテーブルであり、このテーブル
１１はベッド１０上の前方に形成された案内面１５．１
６に沿って摺動可能に案内されており、テーブル１１に
はサーボモータ１７によって回転される送りねし１８が
螺合されている。テーブル１１上にはワークＷをテーブ
ル１１の摺動方向に支持する主軸台１２と心押台１３が
載置されている。前記主軸台１２には主軸１４が軸支さ
れ、ワークＷに回転を伝達するために主軸１４を回転さ
せる主軸駆動モータが主軸台１２内に内蔵されている。

前記心押台１３にはセンタ１９が軸支され、センタ１９
を前進後退させるセンタ用シリンダ装置が心押台１３内
に内蔵されている。

一方、ベッド１０の後方には、といし台２０が案内面２
１．２２によりテーブル１１の摺動方向に対して斜行す
る方向へ摺動可能に案内され、このといし台２０にはサ
ーボモータ２３によって回転される送りねじ２５が螺合
されている。といし台２０の前方側部にアンギュラ形の
といし車Ｇが軸架され、このといし車Ｇはといし台２０
上に設けられた回路のといし駆動モータによって回転駆
動されるようになっている。

一方、前記といし台２０の側部後方には第３図に示され
るように、倣い形のといし修正装置３０が取付けられて
いる。このといし修正装置３０のトラバース台３２はと
いし車Ｇの軸線と平行な方向に移動可能に案内され、こ
のトラバース台３２上にはサーボモータ３１によって回
転されるねじ軸３４が螺合されている。前記トラバース
台３２にはシリンダ装置５０によってテンブレー１−３
３に押付けられテンプレート３３に倣ってといし車Ｇの
軸線と直交する方向に進退する進退台３５が案内され、
この進退台３５の先端にといし修正工具Ｔを軸架したツ
ルーイングヘッド３６が取付けられ、このといし修正工
具Ｔを回転駆動するといし修正工具用モータ３９がツル
ーイングヘッド３６に取付けられている。進退台３５に
はツルーイングヘッド３６と一体のラム部３７に螺合し
、サーボモータ３８によって回転される送りねじ３８ａ
が設げられている。

主軸台１２．心押台１３間へのワークＷＯＩＩ人搬出は
、公知の手段である回路のワーク搬入搬出装置により行
われる。

第４図において、上述したワーク搬入搬出装置４０、と
いし駆動モータ４１、センタ用シリンダ装置４２、主軸
駆’ｆＪｊモータ４５、といし修正工具用モータ３９は
シーケンス制御装置４３に接続され、このシーケンス制
御装置４３にＮＣ装置４４を介してサーボモータ１７，
２３．３１　３８が接続されている。前記ＮＣ装置４４
はテーブル１１の送り制御あるいはといし台２０の送り
制御とトラバース台３２の送り制御を同時に行うことが
できない、すなわち勝手２軸制御機能をもたないもので
あり、またワークＷの加工が終了しシーケンス制御装置
４３からＮＣ装置へＷｏ移動指令が発せられることによ
りといし修正上具Ｔを第５図に示すといし修正動作開始
点Ｂに向けてといし車Ｇの回転軸線方向にワークを取付
け、取外す時間を利用してワーク取付け、取外し動作毎
に所定量づつ分割移動させる制御機能を備えている。こ
のといし修正工具Ｔの所定量づつの分割移動ＷＯば、第
５図に示すといし修正動作終了点Ａからといし修正動作
開始点Ｂまでの移動ＮＷをワークの加よる。

上述した構成と第６図、第７図、第８図、第９図、第１
０図に基づいてといし修正動作について説明する。シー
ケンス制御装置４３によりワーク搬入搬出装置４０を作
動させて新しいワークＷを主軸台１２、心押台１３間に
搬入させ、センタ用シリンダ装置４２を作動させてセン
タ１９を前進させることによりワークＷの取付けが行わ
れる。

次にＮＣ装置４４によりサーボモータ１７を作動させて
テーブル１１をといし車ＧとワークＷの加工箇所とが対
応する位置に移動させる。この状態でシーケンス制御装
置４３により主軸駆動モータ４５を作動させてワークＷ
を回転させるとともにといし駆動モータ４１を作動させ
てといし車Ｇを回転させ、ＮＣ装置４４によりサーボモ
ータ２３を作動させてといし台２０を前進させることに
よりワークＷの加工が行われる。ワークＷの加工終了後
、主軸１４の回転停止させた後センタ用シリンダ装置４
２の作動によりセンタ１９を後退させ、ワーク搬入搬出
装置４０の作動により加工済のワークＷを搬出すること
によってワークＷの取外しが行われる。以下、上述した
動作を繰り返すことによりワークＷが数本加工される。

ワークＷの加工が終了する毎にシーケンス制御装置４３
からＮＣ装置４４にＷＯ移動指令が送出され、ワークＷ
の取外し動作の開始とともにＮＣ装置４４によりサーボ
モータ３１を作動させ、トラバース台３２をといし修正
動作終了点Ａからといし修正動作開始点Ｂへ分割移動さ
せる。このトラバース台３２を分割移動させる量は、Ｎ
Ｃ装置４４によりといし修正工具Ｔを第５図に示すよう
にといし修正動作終了点Ａからといし修正動作開始点Ｂ
へ移動させる量Ｗをワークの加工本数ＮＯで除算された
量であり、この分割移動はワーク取外し、取付は時間内
に完了する。

ワークＷを数本加工した時点でといし修正工具Ｔは前述
したといし修正工具Ｔの分割移動によりといし修正動作
開始点Ｂにあり、この状態でシーケンス制御装置４３に
よりといし駆動モータ４１を作動させてといし車Ｇを回
転させるとともにといし修正工具用モータ３９を作動さ
せてといし修正工具Ｔを回転させる。この状態で進退軸
３５のスタイラスをテンブレー１・３３に押付けるまで
シリンダ装置５０により進退台３５と共にといし修正工
具ＴをＢ点から０点へ前進させ、次にサーボモータ３８
の作動によってツルーイングへ・ノド３６をといし修正
量分だけ前進させる。次にサーボモータ３１の作動によ
りトラバース台３２を左進する。トラバース台３２の左
進にともなって進退台３５はテンプレート３３にならっ
て後退、前進し、といし修正工具Ｔによってといし車Ｇ
の修正が行われる。といし修正工具Ｔが第４図に示すよ
うにＤ点へ移動されると、サーボモータ３１によるトラ
バース台３２の移動が停止し、シリンダ装置５０によっ
て進退台３５と共にツルーイングヘッド３６が後退され
といし修正工具Ｔはといし修正動作開始点八へ戻され、
といし修正工具Ｔの回転か停止する。この後新しいワー
クＷの加工か再び行われる。

〈発明の効果〉 以上述べたように本発明は、数値制御装置によりといし
修正工具をワーク取付け、取外し等動作と平行してとい
し修正動作開始点に向けてといし車の回転軸線方向にワ
ーク取付け、取外し動作毎に分割移動させるようにした
ので、ワークを数本加工した後に次の新しいワークを加
工する間のといし修正時間を短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のといし修正工具の動作軌跡を示した図、
第２図〜第１０図は本発明の実施例を示すもので、第２
図は本発明にかかる研削盤の平面図、第３図はといし修
正装置を示した図、第４図は制御回路図、第５図は本発
明のといし修正工具の動作軌跡を示した図、第６図は研
削盤の動作順序を示した図、第７図はシーケンス制御に
よるフローチャート図、第８図はＮＣ制御によるワーク
加工のフローチャート図、第９図はＮＣ制御によるトラ
バース台分割移動のフローチャート図、第１０図はＮＣ
制御によるといし修正のフローチャート図。 １０・・・ベッド、１１・・・テーブル、１２・・・主
軸台、１３・・・心神台、１７，２３゜３１．３８・・
・サーボモータ、２０・・・といし台、３０・・・とい
し修正装置、３２・・・トラバース台、３３・・・テン
ブレーＩ・、３５・・・進退台、３６・・・ツルーイン
グヘッド、３７・・・ラム部、３９・・・といし修正工
具用モータ、４０・・・ワーク搬入搬出装置、４１・・
・といし駆動モータ、４２・・・センタ用シリンダ装置
、４３・・・シーケンス制御装置、４４・・・ＮＣ制御
装置、４５・・・主軸駆動モータ、５０・・・シリンダ
装置、Ｇ・・・といし車、Ｔ・・・といし修正工具、Ｗ
・・・ワーク。。 特許出願人 豊田工機株式会社 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ワークを数本加工する毎にといし修正を行うと
   いし修正装置を備え、前記といし修正装置のといし修正
   工具の送り制御とテーブルの送り制御あるいはといし台
   の送り制御とを同時に行うことができない数値制御装置
   を備えた研削盤において、前記数値制御装置はシーケン
   ス制御装置からの信号によってワークの取付け、取外し
   等の動作と平行してこの動作毎に前記といし修正工具を
   といし修正動作開始点に向かってといし車の回転軸線方
   向に所定量づつ分割移動させる制御機能を備えたことを
   特徴とするといし修正装置を備えた研削盤。