JPS601664A - 初期プログラムロ−ド方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はマイクロコンピュータシステムの初期プログラ
ムロード方式に関するものである。

従来技術 マイクロコンピュータシステムの主要な外部記憶装置と
して、フロッピーディスク装置が多用されている。この
フロッピーディスク装置を備えるマイクロコンピュータ
システムでは、電源投入時にフロッピーディスクに格納
されている制御プログラムを主記憶装置内に読み込んで
、システムを動作Ｓせる方法がとられる。この電源投入
時の制御プログラムの読み込みを初期プログラムロード
（以下ＩＰＬと呼ぶ）と称するが、このＩＰＬを実行す
るだめのプログラムは予めマイクロコンピュータシステ
ムの主記憶装置内にあるＲＯＭに格納されている。この
プログラムの主な働きは、フロッピーディスクの既知の
場所から主記憶装置の所定の場所に制御プログラムを読
み込むことであり、比較的簡単なステップから成ってい
る。

一般にフロッピーディスク装置との間のデータ人出力は
物理的なセクタ単位で行われる。従っであるセクタを読
出アクセスしようとする際に設定したセクタ長と実際の
フロッピーディスクのセクタ長が一致しなければこの読
み出しはエラーとなってＩＰＬを失敗する事になる。

大型コンピュータ等で用いられるフロッピーディスクで
は、第Ｏトラックにインデックストラックなるものを設
け、ここには標準とする既知のセクタ長等いわゆる記録
方式で書き込みをし７たところのセクタを有し、その中
に第１トラツク以降の記録方式についての情報を記録し
ておき、どんなフロッピーディスクに対しても自動的に
データ入出力ができる様に構成したものがある。しかし
従来のマイクロコンピュータシステムではこのようなイ
ンデックストラックを採用しておらず、第Ｏトラックか
らいきなりデータが記録されている場合が多い。

最近、マイクロコンピュータ用の汎用制御プログラム（
以下Ｏ５と呼ぶ）がいくつか市販されているが、これら
のＯ８は、使用するフロッピーディスクの標準的記録方
式を定めている。そしてこの記録方式はＯ８毎に異なっ
ている場合が多い。

一方、マイクロコンピュータシステムはどのＯ８の下で
も動作できるように構成されている場合が多い。しか、
し従来のＩＰＬ方式に従えば、Ｏ８を読み出す際にフロ
ッピーディスクの記録方式に違いがあれば、ＩＰＬを失
敗してしまう。つまり工ＰＬを実行するプログラムが想
定している記録方式に従うＯ５以外がロードできないこ
とになる。

大型コンピュータと同様のインデックストラック方式を
採用すれば、この欠点を克服できるが、その分ＩＰＬを
実行するプログラムが複雑になってこれを格納するＲＯ
Ｍ容量の増大を来し、また大型コンピュータと違ってフ
ロッピーディスク装置を主たる外部記憶装置として用い
ているマイクロコンピュータシステムにあってはインデ
ックストラックを設ける事による記憶容情の低下も無視
できない。

］」的 本発明は上述従来技術の欠点に鑑み成されたものであっ
てその目的とする所は、フロッピーディスクの記録方式
を特定しない初期プログラムロード方式を提案すること
にある。

実施例 以下、図面を参照しながら本発明に係る一実施例のＩＰ
Ｌを詳細に説明する。

第１図は本発明に係るＩＰＬを実行する実施例のマイク
ロコンピュータシステムの構成を示すブロック図である
。図においてｌはセントラルプロセシングユニット（Ｃ
ＰＵ）、２はＲＡＭ３とＲＯＭ４を含む内部の主記憶ユ
ニット、５はフロッピーディスク装置６の制御を掌るイ
ンターフェースユニットである。ＲＯＭ４にはＩＰＬを
実行するだめのプログラム（以下ＩＰＬプログラムと呼
ぶ）が格納されており、システムに電源が投入されると
これを検知した信号によってＩＰＬプログラムか起動さ
れる。

フロッピーディスクの記録方式は規格で決まっているが
実際にはこの規格が何種類か存在する。

しかし、これら全ての場合を考えても現状では十数組に
しかならないので、実際にＩＰＬプログラムを実行させ
るとＩ１０アクセスの実時間を入れても記録方式を決定
する処理が数秒で終了する。

実施例のＩＰＬプログラムの具体的な処理手順を第２図
のフローチャートに従って説明すると、先ずステップｌ
では記録方式が未知のフロッピーディスクに対して上記
組の中から適当な記録方式を想定、選択して対応するパ
ラメータをインタフェース５に設定する。ステップ２で
はこの設定に従う制御のもとて当該ディスクの第Ｏトラ
ック第１セクタを読み込む。続くステップ３ではこの読
み込みが正しく行われたか否かの判別を行う。ステップ
ｌの設定が正しいものであれば判別はＹＥＳとなりステ
ップ４に進む。勿論ディスク自身に物理的な欠陥があり
これによって正しく読めないような場合は、その旨を示
す情報がインタフェース５から知らされるので問題はな
い。ステップ４ではこのときの正しいパラメータをセー
ブして続くＯ３の読込ルーチン（図示せぬ）に移行する
。

また、ステップ３において’ｆｉｌ別がＮｏであればス
テップ５に進む。ステップ５では記録方式を決定する全
ての組を試みたか否かの判別を行う。判別がＹＥＳであ
ればフロッピーディスク装置６に想定外のディスクが存
在することによりステップ６に進んでエラー表示をする
。また判別かＮｏであればステップｌに戻って新たな組
を選択する。

上記ステップｌにおける組の選択を最も使用頻度の高い
組から試みれば、正しい記録方式を決定するだめの時間
はほとんど問題にならないまでに短縮される。インター
フェース５はＬＳＩ化されたものが市販されており、ア
クセス毎にセクタ長等の記録方式を設定できるものを採
用すると都合が良い。Ｏ５の読込ルーチンはステップ４
でセーブしたパラメータを用いてフロッピーディスクか
らＯ３を主記憶ユニツ）・２のＲＡＭ３に読み込み、そ
こに制御を渡してＩＰＬを終了する。

効果 以に説明した如く本発明によれば、従来のマイクロコン
ピュータシステムでは特定された記録方式のフロッピー
ディスクからしかＩＰＬかできなかったのに対し、実用
されるどんなフロッピーディスクからでもＩＰＬがしか
も１（１時間の内に可能どなる。同時に従来は単に読み
込みが出来ないということだけでいかなる記録方式に従
うフロッピーディスクであるかを知ることが出来ない場
合があるが、本発明によればシステムディスクに限らず
この点を直ちに知ることができる。

また本発明によればフロッピーディスクにはインデック
ストラックを設ける必要がないのでその容量を全て本来
の目的に利用できる。

また以上の如く一つのマイクロコンピュータシステムで
夫々に特徴のある複数のＯ５が利用できるから、マイク
ロコンピュータシステムの応用範囲も拡大するという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例のマイクロコンピュータ
システムの構成を示すブロック図。 第２図、は実施例のＩＰＬプログラムの処理手順を示す
フローチャートである。 ここで、１・・・ＣＰＵ、２・・・主記憶ユニット、３
・・・ＲＡＭ、４・・・ＲＯＭ、５・・・インターフェ
ース、６・・・フロッピーディスク装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスクに格納されている制御プログラムを初期プログ
   ラムロードの時に、読み出す際、所定のセクタの読み出
   しをいくつかの記録方式に従った方法で試みる事により
   そのディスクのル己録方式を決定して以後のセクタの読
   み込みに利用する事を特徴とする初期プログラムロード
   方式。