JPS6016622Y2 - 電動フツクにおける吊環外れ止め装置 - Google Patents

電動フツクにおける吊環外れ止め装置

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JPS6016622Y2
JPS6016622Y2 JP14833982U JP14833982U JPS6016622Y2 JP S6016622 Y2 JPS6016622 Y2 JP S6016622Y2 JP 14833982 U JP14833982 U JP 14833982U JP 14833982 U JP14833982 U JP 14833982U JP S6016622 Y2 JPS6016622 Y2 JP S6016622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
hanging ring
lock pin
ring
hanging
Prior art date
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Expired
Application number
JP14833982U
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English (en)
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JPS5954481U (ja
Inventor
万義 北原
崇 内山
芳尚 伊藤
廉平 安藤
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動フックの吊環外れ止め装置に関し、電動フ
ックの回動機構を利用し吊環の懸は外しをクレーン下廻
り作業者の手を介さず、かつ簡単な構造で確実に行なう
ようにしたものである。
従来、クレーン等のフックに懸吊されるワイヤー、トン
グ、バッカー等の吊環の外れ防止装置は各種の構造のも
のが提案されているが操作の容易性、耐久性、構造の簡
単さ、装置費用等の条件を充分に満足する装置が少ない
また外れ止め操作には人手を必要とするものが殆んどで
あった。
特に本考案の対象とする電動フックは重量物の搬送に使
用されるためフック部の形状、重量ともに大きく、前記
の装置条件に適合する外れ止め装置はなかった。
本考案はフレーム本来の機能であるフックの回動機構を
吊環外れ止め装置の一部に利用することにより、極めて
簡単な構造で確実な外れ止めを可能にしたものである。
以下、本考案装置を図面にもとすき説明する。
第1図イにおいてフック1はフック軸受部2に支軸3を
介して軸支されており、フック軸受部2はフレーム4に
水平方向の回動が自在に取付けられている。
フック1の回動力は駆動電動機5から複数のギヤーで構
成される減速器6を介して伝達される。
7はフック1を手動で方向変換する場合等に使用するク
ラッチであり前記駆動電動機5と減速器6と間の動力の
断続を行なうものである。
さて以上の構成は周知の電動フックと何ら変ることがな
いが、本考案装置の特徴は以下の通りである。
レリーズリング8は前記フレーム4の下部にフレームの
回動軸芯と同層になるよう固着された環状板であり、そ
の下面の任意の位置にはレリーズ凹部8aが1個または
任意数形成されている。
該レーリーズ凹部8a以外の平板面部を抑圧ロック面8
bと云う。
フック軸受部2の側面にはホルダー2aが突設され、該
ホルダー2aにはスプリング9を介して上下方向に進退
自在なロックピン10ぎ嵌着されている。
第2図はロックピン10の装着部の拡大図を示す。
該ロックピン10の上端にはボールベアリング10aが
嵌挿され、レリーズリング8の下面との摺動を円滑に行
なうよう構成されている。
係止具11はロックピン10をホルダー2a内に装着す
るために設けられたものであり、ロックピン10がレリ
ーズリング8との係合が解除されても外部へ飛び出すの
を防止している。
なお、ロックピン10の全長はロックピン10の上端が
レリーズリング8の押圧ロック面8bに当接ている時は
、この下端10cがホルダー2aの切欠部2Cの外方に
突出し、ロックピンの上端がレリーズ凹部8aに当接す
る時は該下端10cはホルダー2aの内部へ後退するよ
うに設定されている。
次に第1図イにおいて、吊環外れ止め片12は前記ホル
ダー2aの切欠部2Cに支軸13を介して揺動自在に軸
支されており、垂下した状態ではフック1の開口部を閉
塞する長さに設定されている。
また該吊環外れ止め片12の上端には前記ロックピン1
0の下端10cと係合する係止部12aが形成されてい
る。
12bは吊環外れ止め片12が垂下状態の時ホルダー2
aに対して固定させるために設けるピン穴であり、ホル
ダー2aの対応位置にピン穴2dを設け、周知の割ピン
等を出入自在に装着する。
以上の構成になる本考案装置の作用を以下に説明する。
第1図イは吊環20をフック1に懸ける状態を示し、吊
環外れ止め片12は吊環20の挿入につれて、図面右方
向へ揺動し、吊環20はフック1に懸けられる。
第1図口は吊環20を装着した状態を示し、吊環外れ止
め片12は、その上端の係止部12aがロックピン10
の下端と係合するため、左方向への揺動は抑制され、吊
環20がフック1より離脱することはない。
次に第1図へでフック1から吊環20を外す場合を説明
する。
前記駆動電動機5を駆動してフック1を回動し、ロック
ピン10がレリーズ凹部8aの位置に対応するところで
一旦、回動を停止する。
この時、ロックピン10の下端10cはホルダー2aの
中に引込まれいるので、ワイヤー外れ止め片12の係止
部12aとの係合はレリーズされ、吊環外れ止め片12
は左右方向へ自在に揺動し吊環20は容易にフック1か
ら外すことができる。
なお、吊環20が被懸吊物に剛体として一体的に構成さ
れているトングまたはCバッカーの場合は、吊環20を
フック1へ懸けあるいは外す作動はフック1の回動操作
のみで可能であり、フック懸は外しのための下廻り作業
者は不要である。
一方、吊環20がワイヤー等の可撓体でなり、下廻り作
業が必要な場合も生じる。
この場合は特にロックピン10をレリーズ凹部8aへ対
応させるための回動操作を行なわなくとも片手で吊環外
れ止め片12を第1図イの右方向へ押しつつ吊環20を
外すことが可能であることは勿論である。
以上詳述したように本考案装置は電動フック独特の回動
機構を利用して吊環の離脱防止を計っており、吊環懸し
外しのための下廻り作業が不用で、構造が簡単で耐久性
が優れ、かつ確実な外れ防止が可能等実用的に優れた考
案である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、口、ハは本考案装置の構成を示す部分切断側
面図、第2図は第1図イの部分拡大図である。 1・・・・・・フック、2・・・フック軸受部、2a・
・・・・・ホルダー、4・・・・・・フレーム、5・・
・駆動電動機、6・・・・・・減速器、7・・・・・・
クラッチ、8・・・・・・レリーズリング、8a・・・
・・・レリーズ凹部、8b・・・・・・押圧ロック面、
9・・・・・・スプリング、10・・・・・中ツクピン
、10a・・・・・・ボールベアリング、11・・・・
・・係止具、12・・・・・・吊環外れ止め片、12a
・・・・・・係止部、13・・・・・・支軸、20・・
・・・・吊環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置を介しフレームに回転自在に軸支された電動フ
    ックにおいて、フック軸受部にスプリングを介して進退
    自在に嵌着されたロックピンと;前記ロックピンの押圧
    ロック面とレリーズ凹部を備え前記フレームに止着され
    たレリーズリングと;前記ロックピンとの係止部を有し
    た前記フック軸受部に揺動自在に軸支された吊環外れ止
    め片からなり;電動フックの吊環開放位置で前記レリー
    ズリングを介して前記ロックピンがレリーズされ吊環吊
    着位置でロックされる電動フックにおける吊環外れ止め
    装置。
JP14833982U 1982-09-30 1982-09-30 電動フツクにおける吊環外れ止め装置 Expired JPS6016622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14833982U JPS6016622Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 電動フツクにおける吊環外れ止め装置

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JP14833982U JPS6016622Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 電動フツクにおける吊環外れ止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5954481U JPS5954481U (ja) 1984-04-10
JPS6016622Y2 true JPS6016622Y2 (ja) 1985-05-23

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