JPS60166182A - クラツド鋼の溶接構造 - Google Patents
クラツド鋼の溶接構造Info
- Publication number
- JPS60166182A JPS60166182A JP2171684A JP2171684A JPS60166182A JP S60166182 A JPS60166182 A JP S60166182A JP 2171684 A JP2171684 A JP 2171684A JP 2171684 A JP2171684 A JP 2171684A JP S60166182 A JPS60166182 A JP S60166182A
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- JP
- Japan
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- copper
- welding
- stainless steel
- austenitic stainless
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K15/00—Electron-beam welding or cutting
- B23K15/0046—Welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はオーステナイト系ステンレス鋼と銅又は銅合金
より成るクラツド鋼の溶接に係り、特に、爆着界面部の
溶接部に発生しやすい溶接欠陥を防止する溶接構造に関
する。
より成るクラツド鋼の溶接に係り、特に、爆着界面部の
溶接部に発生しやすい溶接欠陥を防止する溶接構造に関
する。
超電導発電機回転子に用いる内側および外側ダンパーは
二層あるいは三層の爆発圧接された複数層クラッド鋼よ
り製作される場合が多い。
二層あるいは三層の爆発圧接された複数層クラッド鋼よ
り製作される場合が多い。
第1図に示す内側ダンパ本体1は導体部材2と支持部材
3より構成され、予め爆発圧接したものをプレスまたは
ロールで円筒形に成形し、溶接して製作され、一般に、
導体部材2は導電性の要求から銅又は銅合金が使用され
、支持部材3は非磁性で、且つ、極低温(液体ヘリウム
温度)で強度、靭性が要求されるためオーステナイト系
ステンレス鋼が使用される。従来のオーステナイト系ス
テンレス鋼と銅又は銅合金のクラツド鋼の溶接は第2図
、第3図に示すような開先形状に加工した後、溶接する
が、特に、爆着界面部の剥離や溶接欠陥を防止するため
、一対の開先面5上にあって飼又は銅合金2とオーステ
ナイト系ステンレス鋼3の爆着界面部6上にはインコネ
ル系溶接棒で肉盛した溶接ビード4を形成する。
3より構成され、予め爆発圧接したものをプレスまたは
ロールで円筒形に成形し、溶接して製作され、一般に、
導体部材2は導電性の要求から銅又は銅合金が使用され
、支持部材3は非磁性で、且つ、極低温(液体ヘリウム
温度)で強度、靭性が要求されるためオーステナイト系
ステンレス鋼が使用される。従来のオーステナイト系ス
テンレス鋼と銅又は銅合金のクラツド鋼の溶接は第2図
、第3図に示すような開先形状に加工した後、溶接する
が、特に、爆着界面部の剥離や溶接欠陥を防止するため
、一対の開先面5上にあって飼又は銅合金2とオーステ
ナイト系ステンレス鋼3の爆着界面部6上にはインコネ
ル系溶接棒で肉盛した溶接ビード4を形成する。
ところが、この溶接部で、銅又は銅合金2とオーステナ
イト系ステンレス鋼3の融合が生じ脆い共晶金属間化合
物が形成され、粒界割れが発生する。特に、溶込み過剰
にな妻だ場合には、溶接ビード4中に銅又は銅合金2が
溶は込み、稀釈が大となり高温割れが著しく発生する。
イト系ステンレス鋼3の融合が生じ脆い共晶金属間化合
物が形成され、粒界割れが発生する。特に、溶込み過剰
にな妻だ場合には、溶接ビード4中に銅又は銅合金2が
溶は込み、稀釈が大となり高温割れが著しく発生する。
この爆発圧接部材間開先部の爆着界面部6における剥離
防止構造として、第4図に示すような銅又は銅合金2の
溶は込みを制御するため、界面部6にオーステナイト系
ステンレス鋼3側に比して銅又は銅合金2側が小となる
断面積比率で溶接溝8を設け、溶接ビード4を形成する
方法(特願昭55−14861 )を行ないうるがオー
ステナイト系ステンレス鋼と銅又は銅合金の融合は皆無
ではないため、微少割れは完全には防止できない欠点が
ある。また、第5図に示すように、電子ビーム溶接法に
より、オーステナイト系ステンレス鋼、銅又は銅合金の
各層のみを溶接する方法(分枝83−5612)では、
溶接部先端に微少な未溶着部が内包することとなるため
に強度が低下する欠点がある。
防止構造として、第4図に示すような銅又は銅合金2の
溶は込みを制御するため、界面部6にオーステナイト系
ステンレス鋼3側に比して銅又は銅合金2側が小となる
断面積比率で溶接溝8を設け、溶接ビード4を形成する
方法(特願昭55−14861 )を行ないうるがオー
ステナイト系ステンレス鋼と銅又は銅合金の融合は皆無
ではないため、微少割れは完全には防止できない欠点が
ある。また、第5図に示すように、電子ビーム溶接法に
より、オーステナイト系ステンレス鋼、銅又は銅合金の
各層のみを溶接する方法(分枝83−5612)では、
溶接部先端に微少な未溶着部が内包することとなるため
に強度が低下する欠点がある。
本発明の目的はオーステナイト系ステンレス鋼と銅又は
銅合金で構成されるクラツド鋼の溶接において、オース
テナイト系ステンレス鋼中の鉄成分と銅成分の融合によ
る、溶接ボンド部および溶接ビード部の粒界に生じる脆
い金IItruJ化合物の生成に起因する溶接割れを防
止する溶接構造を提供するにある。
銅合金で構成されるクラツド鋼の溶接において、オース
テナイト系ステンレス鋼中の鉄成分と銅成分の融合によ
る、溶接ボンド部および溶接ビード部の粒界に生じる脆
い金IItruJ化合物の生成に起因する溶接割れを防
止する溶接構造を提供するにある。
本発明は、クラツド鋼のオーステナイト系ステンレス鋼
の鉄成分と銅又は銅合金の銅成分が稀釈融合し溶接割れ
が発生することを確認し、また、ニッケル成分と銅成分
は全牢固溶体を形成し脆弱な合金を生成しないことに着
目し、クラツド鋼の開先部に相当する部分に予めN4合
金を配置するように、オーステナイト系ステンレス鋼と
Ni基合金を接合したのち、クラッド界面を調整し銅又
は銅合金をクラツディングし、N1合金と銅又は銅合金
より溶接開先が構成される構造としたものである。
の鉄成分と銅又は銅合金の銅成分が稀釈融合し溶接割れ
が発生することを確認し、また、ニッケル成分と銅成分
は全牢固溶体を形成し脆弱な合金を生成しないことに着
目し、クラツド鋼の開先部に相当する部分に予めN4合
金を配置するように、オーステナイト系ステンレス鋼と
Ni基合金を接合したのち、クラッド界面を調整し銅又
は銅合金をクラツディングし、N1合金と銅又は銅合金
より溶接開先が構成される構造としたものである。
以下、本発明の一実施例を第6図により説明する。第6
図は本発明の超電導発電機回転子用ダンパの溶接開先断
面を示す。オーステナイト系ステンレス鋼3とインコネ
ル材30を電子ビーム溶接したのち、銅又は銅合金2と
爆発圧接する。その後、円筒形に成形し、インコネル材
3oおよび銅又は銅合金2を切削して溶接開先を構成す
る。この開先構造は、銅又は銅合金2同士を電子ビーム
溶接して、ビード22を形成し、モの後、インコネル系
溶接棒を用いて開先32.33の溶接を行なう。このよ
うに構成された溶接開先部は、インコネルと銅又は銅合
金の溶接だけとなり、オーステナイト系ステンレス鋼中
の鉄成分による稀釈が全くないため、溶接欠陥のない健
全な溶接部が得られる。
図は本発明の超電導発電機回転子用ダンパの溶接開先断
面を示す。オーステナイト系ステンレス鋼3とインコネ
ル材30を電子ビーム溶接したのち、銅又は銅合金2と
爆発圧接する。その後、円筒形に成形し、インコネル材
3oおよび銅又は銅合金2を切削して溶接開先を構成す
る。この開先構造は、銅又は銅合金2同士を電子ビーム
溶接して、ビード22を形成し、モの後、インコネル系
溶接棒を用いて開先32.33の溶接を行なう。このよ
うに構成された溶接開先部は、インコネルと銅又は銅合
金の溶接だけとなり、オーステナイト系ステンレス鋼中
の鉄成分による稀釈が全くないため、溶接欠陥のない健
全な溶接部が得られる。
第7図は本発明の他の実施例を示す。第6図と異なるの
は、オーステナイト系ステンレス#R3とインコネル材
30をインコネル系溶接棒を用いてアーク溶接で接合す
ることである。また、第8図はオーステナイト系ステン
レス鋼にインコネル系溶接棒で肉盛溶接して、開先部を
Ni基合金と銅又は銅合金より構成したものである。
は、オーステナイト系ステンレス#R3とインコネル材
30をインコネル系溶接棒を用いてアーク溶接で接合す
ることである。また、第8図はオーステナイト系ステン
レス鋼にインコネル系溶接棒で肉盛溶接して、開先部を
Ni基合金と銅又は銅合金より構成したものである。
なお1図中7.20,22.31は電子ビーム溶接部、
21は銅または銅合金の部片、34はインコネル系溶接
部、35はインコネル系肉盛溶接部である。
21は銅または銅合金の部片、34はインコネル系溶接
部、35はインコネル系肉盛溶接部である。
本発明によれば、オーステナイト系ステンレス鋼と銅又
は銅合金より構成されるクラツド鋼の突き合わせ溶接に
おいて、溶接部をNi基合金と銅又は銅合金のみで構成
して溶接することができるため、溶接欠陥が全くない高
品質の溶接継手が得られる。
は銅合金より構成されるクラツド鋼の突き合わせ溶接に
おいて、溶接部をNi基合金と銅又は銅合金のみで構成
して溶接することができるため、溶接欠陥が全くない高
品質の溶接継手が得られる。
第1図ないと第5図は従来例を示し、第1図は、超電導
発電機回転子のダンパの側断面図、第2図ないし第5図
は爆発圧接部材間開先部の部分断面図、第6図ないし第
8図は本発明の一部施域の爆発圧接部材間開発部の部分
断面図である。 2・・・銅又は銅合金、3・・・オーステナイト系ステ
ンレス鋼、30・・・インコネル、31・・・オーステ
ナイト系ステンレス鋼とインコネル材の電子ビーム溶接
部、32.33.34・・・インコネル系溶接部、35
・・・インコネル系肉盛溶接部。 l′¥)1図 半4図 第5図 ’1−tb 図 87図 j孕 、30 30 %
発電機回転子のダンパの側断面図、第2図ないし第5図
は爆発圧接部材間開先部の部分断面図、第6図ないし第
8図は本発明の一部施域の爆発圧接部材間開発部の部分
断面図である。 2・・・銅又は銅合金、3・・・オーステナイト系ステ
ンレス鋼、30・・・インコネル、31・・・オーステ
ナイト系ステンレス鋼とインコネル材の電子ビーム溶接
部、32.33.34・・・インコネル系溶接部、35
・・・インコネル系肉盛溶接部。 l′¥)1図 半4図 第5図 ’1−tb 図 87図 j孕 、30 30 %
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、オーステナイト系ステンレス鋼と銅又は銅合金より
成るクラツド鋼の突合わせ溶接構造において、 開先部の前記オーステナイト系ステンレス鋼に予めニッ
ケル基合金を配するような組合わせで前記オーステナイ
ト系ステンレス鋼と前記ニッケル基合金を接合したのち
、前記鋼又は銅合金とクラ・ツデイングした材料を用い
、前記開先部を前記ニッケル基合金と前記銅合金のみよ
り構成することを特徴とするクラツド鋼の溶接構造。 2、特許請求の範囲第1項において。 前記ニッケル基合金がインコネル材であることを特徴と
するクラツド鋼の溶接構造。 3、特許請求の範囲第1項において、 前記オーステナイト系ステンレス鋼と前記ニッケル基合
金との接合を電子ビーム溶接で行なうことを特徴とする
クラツド鋼の溶接構造。 4、特許請求の範囲第1項において、 前記オーステナイト系ステンレス鋼と前記ニッケル基合
金との接合をアーク溶接で行なうことを特徴とするクラ
ツド鋼の溶接構造。 5、特許請求の範囲第1項において、 前記オーステナイト系ステンレス鋼の開先部位置を前記
ニッケル基合金で肉盛溶接を行なうことを特徴とするク
ラツド鋼の溶接構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171684A JPS60166182A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | クラツド鋼の溶接構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171684A JPS60166182A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | クラツド鋼の溶接構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166182A true JPS60166182A (ja) | 1985-08-29 |
Family
ID=12062793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2171684A Pending JPS60166182A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | クラツド鋼の溶接構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166182A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009027026A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Yamaha Corp | ラックマウント用電子機器 |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP2171684A patent/JPS60166182A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009027026A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Yamaha Corp | ラックマウント用電子機器 |
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