JPS60165599A - ライニング貯槽施工法 - Google Patents

ライニング貯槽施工法

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JPS60165599A
JPS60165599A JP59019976A JP1997684A JPS60165599A JP S60165599 A JPS60165599 A JP S60165599A JP 59019976 A JP59019976 A JP 59019976A JP 1997684 A JP1997684 A JP 1997684A JP S60165599 A JPS60165599 A JP S60165599A
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JP
Japan
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storage tank
reinforcing
concrete
liner plate
liner
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Application number
JP59019976A
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English (en)
Inventor
和正 中村
沖野 快行
隆 松本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60165599A publication Critical patent/JPS60165599A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はライニング貯槽施工法に係り、持にライニング
貯槽側壁の施=にに好適なライニング貯槽施上法に関す
る。
〔発明の背景〕
原子カブラン1〜用ライニング貯槽は、原子力発i1f
施設J、り発生ずる放射性液体廃棄物を貯留し、廃液の
放射能の減衰製図るために設置さオするものであり、ま
た、その廃液を種々のライニングlli’槽を通じて分
離、浄化し原子炉内循環水として再利用するために設置
される。
ライニング貯槽は、その大きさが約6m四方の角形容器
であり、最近の原子力発電所放射性液体廃棄物処理系に
おいて比較的大容量の廃液を貯留する場合に原子炉建屋
のスペース・ファクタ等のメリットがあることから円形
のタンクに代わるものとして注目、採用されつつある。
ライニング貯槽構造を第1図に示す。
ライニング貯4常体、主にステンレス鋼製ライナ) プレー1−1とアンカ兼ライナプレート溶接の際に裏当
金どなる下地金物2−貯槽吊上げ、搬入、コンクリート
打設時のライナプレート健全性維持のための補強金物3
及びコンクリートとライナプレー1−を一体化するだめ
のスタンド4から成り、建I?:(コンクリート躯体壁
で形成されたピットにライナプレートを内張すした構造
を有している。
従来のライニング貯槽施工法を以下に述べる。
第2図の様なライニング貯槽の一つの壁面であるライナ
パネルを工場で四枚製作し現地へ搬入する。
ライナパネルの構造は、ライナプレート1.ライナプレ
ー1〜同志の溶接のための裏当金となる下地金物2、及
びライナプレートの面外変形を防止するだめの補強金物
3から成り、補強金物もライナプレート1に溶接されて
いる。次に、現地組立ヤードで工場から運搬された四枚
のライナパネルを溶接により角形に組立て、貯槽の側壁
をブロックする。更に、この貯槽をクレーンにより原子
炉建屋内の貯槽設置エリヤに搬入するが、貯槽吊上げの
際の変形を防止するため貯槽とクレーンとの間には、ビ
ームにより構成された矩形状の吊の天びんを介して行な
われる。貯槽設置エリヤに搬入された貯槽の外面にはコ
ンクリート打設時及びJ−、+設置のライニング貯槽健
全性確保のため、そ肛ぞれセパレータ及びスタッドが下
地金物2、及び補強金物3に設置される。セパレータは
コンクリ−1〜打設圧に対するライナプレート1の面外
変形を防止するためであり、スタッド4は、コンクリー
トとライナプレートを一体化するためのものである。
更に貯槽外周には、地震力によるコンクリート躯体壁の
健全性を維持するため、格子状の鉄筋が設置される。こ
れらセパレータ、スタッド、鉄筋を設置した後、コンク
リートを打設し、貯槽を形成するという手段である。ま
た、貯槽底部に関しては、貯槽」二部フロア(天井)を
形成した後、天井ハツチからライナプレートを搬入し、
あらかじめコンクリート躯体壁に埋込まれた下地金物に
それらを溶接することにより底部へのライニングを行な
うものである。
更に、貯槽内部には、貯留液の撹拌、抜出しをl」的と
しエダクタ8及び水中ポンプ9が設置される。それらの
取付けは、天井が形成された後、天井ハツチから部材を
搬入し、あらかじめコンクリ−1〜内に埋込まれた埋込
金物にサポートを溶接し、そこに内部構造物を取り(j
ける。
以上のライニング貯槽施工法における補強金物は、工場
から現地へのライナパネル運搬時の補強、現地での貯槽
ブロック化、搬入及びコンクリート打設時のライナプレ
ート面外変形防止のための補強に用いられるものでライ
ニング貯槽施工時のみに有効である。また1槽当りの補
強金物の物量は多く、貯槽への設定のために多大な溶接
の作業工数を要する。この様な背景からIli槽施」二
部のみに有効な補強金物の物量低減を行ないコストを低
減することが望まれていた。
更に、貯槽をブロック化する際の現地組立ヤードの確保
と、そこでの溶接作業及び、貯槽ブロック設定後、コン
クリート打設時のコンクリ−1−杓設圧に対するライナ
パネルの倒れ防止のための内部補強の設定、更に、内部
構造物取イ]用のサポート設定など貯槽内での作業も多
く、コス1へ、安全の面からも問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ライニング貯槽施」一時のライナプレ
ートの補強物量を低減し、現地組立ヤード及びコンクリ
ート打設時の倒れ防止の補強を削除することにより、高
品質で安価なうイニング貯槽を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、ライニング貯槽施工に関し、四面の側壁を工
場でブロック化し、更に貯槽内部に補強ビームを取りつ
け、現地へ搬入することによりライナプレー1・に直接
、格子状に溶接していた補強金物を少なくし、かつ現地
組立ヤード及び、コンクリ−1−打設時の倒れ防止の補
強、コランクリ−1−打設後の内部構造ζサポートの設
定作業を削除し、貯槽のコスI・低減を計ったものであ
る。
〔発明の実施例〕
ラーrニング貯槽の最大の機能は、その内部に貯留する
放射性液体廃棄物の系外漏洩の防止と貯留液のメインテ
ナンスのための種々の内部構造物の設置であり、貯槽施
工時の部材、場所の確保は最小限にとどめる必要がある
。本発明は、それらの必要性をほぼ満足する施工法であ
り、以下に施工法を説明する。
第3図は、貯槽の四つの壁面を組立てた状態を示′櫨。
(+■造は、ライナプレートlと、ライナプレー1−1
の溶接の際の裏当金となる下地材2及び、筒状体移送の
際の変形防止のための補強ビーム6、補強ビー1z 6
とライナプレート1を取合っている埋込金物5から成っ
ている。この構造においては、第2図に示した補強材3
は設定されておらず、それに代わるものとして、補強ビ
ーム6が、互いに対面する貯槽の壁面を突っ張るように
設置されている。また、Ilj’ Glの深さ方向にも
同じような構造の補強ビーム6が数段設置されており、
この段数は、1げ槽の深さに応じ、搬入性、コンクリ−
1へ打設圧を考慮し決定される。
次に、この貯槽を現地に運搬後、第4図に示す様な吊天
びん12を用いて貯蔵設置エリアへ搬入する。その後、
スタッド4、セパレータ7、配筋10を設定後、コンク
リートをJ」設し、 II↑槽を形成する(第5図)。
以上のライニング貯槽施コニ法により、ライナプレー1
−1に直接溶接していた補強金物3の役割を補強ビーA
、 6で代用することが出来、補強金物3の物量及び溶
接工数を削除することが出来、また、工場で貯槽を組み
立てるため、IJ2地組地組−ヤード要となるので、高
品質で安価な、しがも施工の容易なうイニング貯槽の提
供が可能となる。
本発明の応用例を第6図(εl)、(b)に示す。
う・rコンク貯槽の機能の1つとして貯留液の撹拌とい
うものがあり、そのため、エダクタ8、氷中ポンプ9な
どの内部構造物が設置される。内部構造物の取イ、Jけ
に関しては、あらかじめ、コンクリ−1〜内に埋込まれ
た埋、込金物5にサポートを溶接し、それに内部構造物
を取付ける必要がある。
本発明で貯槽施工時のために設置された補強ビーム6は
、第6図C8)、(b)に示す様に内部溝漬物設置の際
のサポートに利用すれば、従来の天井スラブ形成後、ハ
ツチ11から部材を搬入し、足場を形成してサポートを
埋込金物5に溶接するのに比べ、貯槽内での作業を低減
することが出来るので、貸金性、品質の面からも効果が
ある。
〔発明の効果〕
本発明によればライニング貯槽施工時の補強金物の物置
、溶接工数を低減し、さらに、補強ビームを内部(1!
造物のサボー1−として利用することが出来るので品質
の向上及び原価低減の効果がある6
【図面の簡単な説明】
第1図は、ライニング貯槽の垂直断面図、第2図は、従
来工法によるライナパネルの構造図、第3図〜第5図は
、本発明による貯槽施工法の説明図、第6図は本発明の
応用例を示す説明図である。 l・・・ライナプレート、2・・・下地金物、3・・・
補強金物、4・・・スタッド、5・・埋込金物、6・・
・補強ビーム、7・・・セパレータ、8・・・エダクタ
、9・・・水中ポンプ、10・・配筋、11・・・ハツ
チ、12・・・吊天びん。 宅10 第2凶 も3m (θ) (b) 処睡 桔5閃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、四面のイ4す壁、J底部及びハツチを有する天井で
    4、li¥成されろうイニングドj′彷において四面の
    側壁を据(’J位置に据IJ−ける前に1j状体に)1
    1み立て、前記筒状体内部に補強ビームを取付けた状態
    で据IJ位置に据(−J(Jた後、前記筒状体内に設置
    される機器:F:たは配管を前記補強ビームに取f」け
    ることを特j蚊とするライニング肘tυ施工゛1人。
JP59019976A 1984-02-08 1984-02-08 ライニング貯槽施工法 Pending JPS60165599A (ja)

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JPS60165599A true JPS60165599A (ja) 1985-08-28

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