JPS60163893A - 顆粒状パラチノ−スの製造法 - Google Patents
顆粒状パラチノ−スの製造法Info
- Publication number
- JPS60163893A JPS60163893A JP1845084A JP1845084A JPS60163893A JP S60163893 A JPS60163893 A JP S60163893A JP 1845084 A JP1845084 A JP 1845084A JP 1845084 A JP1845084 A JP 1845084A JP S60163893 A JPS60163893 A JP S60163893A
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- palatinose
- granular
- solution
- fluidized
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、核となる粉状パラチノースを同化作用用気体
によって浮遊流動せしめ、これにパラチノース溶液を噴
霧乾燥する造粒固化法において、固化作用用気体入口温
度１４５Ｃ以下にすること全特徴とする顆粒状パラチノ
ースの製造法に関するものである。
によって浮遊流動せしめ、これにパラチノース溶液を噴
霧乾燥する造粒固化法において、固化作用用気体入口温
度１４５Ｃ以下にすること全特徴とする顆粒状パラチノ
ースの製造法に関するものである。
本発明の方法によって得られる製品は、通常の減圧真空
結晶缶やクリスタライザーによる結晶化法によって得ら
れたパラチノース結晶とは異なり、多孔質であり、分散
性、溶解性に優れ、粉糖にした場合には、物理的な味で
ある舌ざわりがよく、ざらつきや粉つぽさが少ないと言
う特徴がある。
結晶缶やクリスタライザーによる結晶化法によって得ら
れたパラチノース結晶とは異なり、多孔質であり、分散
性、溶解性に優れ、粉糖にした場合には、物理的な味で
ある舌ざわりがよく、ざらつきや粉つぽさが少ないと言
う特徴がある。
本発明者らは、従来からパラチノースについて研究を行
っており、特公昭５８−５６９５９号において固定化酵
素によるパラチノースの製造法を明らかにした。特公昭
５８− ３６９５９号公報に記載したように、パラチノ
ースは蔗糖溶液にパラチノース変換酵素を作用させ、蔗
糖の７０％以」二をパラチノースに変換し、イオン交換
樹脂等によって精製したパラチノース溶＃Ｘ金通常の減
圧真空結晶缶で結晶化することによって得られる。この
方法によって得られる結晶パラチノースは、その溶解度
が蔗糖に比較して低いために、粉糖にした場合にざらつ
きがあり、微粉砕しｆ？、、ＪＭ台には殿粉様の無機物
的粉つぼさを呈する。このような物理的な味は、用途に
よっては欠点となることが多い。
っており、特公昭５８−５６９５９号において固定化酵
素によるパラチノースの製造法を明らかにした。特公昭
５８− ３６９５９号公報に記載したように、パラチノ
ースは蔗糖溶液にパラチノース変換酵素を作用させ、蔗
糖の７０％以」二をパラチノースに変換し、イオン交換
樹脂等によって精製したパラチノース溶＃Ｘ金通常の減
圧真空結晶缶で結晶化することによって得られる。この
方法によって得られる結晶パラチノースは、その溶解度
が蔗糖に比較して低いために、粉糖にした場合にざらつ
きがあり、微粉砕しｆ？、、ＪＭ台には殿粉様の無機物
的粉つぼさを呈する。このような物理的な味は、用途に
よっては欠点となることが多い。
本発明者らは、このような欠点を除くために鋭意研究を
行い、本発明を完成するに至った。
行い、本発明を完成するに至った。
パラチノース以外の糖類溶液、例えば、蔗糖、ぶどう糖
、乳糖、麦芽糖、キジローズ、マンニット、ソルビット
、キシリットなどの噴霧乾燥法による造粒固化法はもと
より、肥料、アミノ酸、カラメルなどの噴霧乾燥法によ
る造粒固化法においても、固化作用用気体入口温度は、
核となる粉状体と噴霧する液状物置の浴質の変質全米た
さず、しかも、経済的運転可能な温度にする必要がある
ために、その温度は６０〜１８０Ｃである。
、乳糖、麦芽糖、キジローズ、マンニット、ソルビット
、キシリットなどの噴霧乾燥法による造粒固化法はもと
より、肥料、アミノ酸、カラメルなどの噴霧乾燥法によ
る造粒固化法においても、固化作用用気体入口温度は、
核となる粉状体と噴霧する液状物置の浴質の変質全米た
さず、しかも、経済的運転可能な温度にする必要がある
ために、その温度は６０〜１８０Ｃである。
本発明の顆粒状パラチノースの製造法では、固化作用用
気体入口温度は４５Ｃ以下、好１しくは３８〜４２’Ｃ
である。同化作用用気体入口温度が４５Ｃを超えると、
蒸発速度と結晶化速度のバランスが崩れて、噴霧された
パラチノース溶液は、一部非常に粘度の高い結晶化され
にくい状態になり、粒子間に粘着力が発生して、造粒固
化に必要な流動性が継続できない。１だ、固化作用用気
体温度が３０Ｃ未満では、生産効率が低下し、はとんど
実用性がｌくなる。
気体入口温度は４５Ｃ以下、好１しくは３８〜４２’Ｃ
である。同化作用用気体入口温度が４５Ｃを超えると、
蒸発速度と結晶化速度のバランスが崩れて、噴霧された
パラチノース溶液は、一部非常に粘度の高い結晶化され
にくい状態になり、粒子間に粘着力が発生して、造粒固
化に必要な流動性が継続できない。１だ、固化作用用気
体温度が３０Ｃ未満では、生産効率が低下し、はとんど
実用性がｌくなる。
パラチノース以外の糖類溶液の噴霧時の濃度（ブリック
ス）は、装置運転上の経済性と製品の品質の関係から、
７０〜９５％とすることが一般的であるが、本発明の目
的とする品質の顆粒状パラチノースを得るためには、濃
度（ブリックス）６０チ以下、好１しくは４５〜５５係
とする必要がある。６０％を超える濃度では、噴霧する
パラチノースＭ液の温度（ｚ７０’Ｃ以上に保って、晶
出金防市する必要があるために着色する。また、結晶叱
り能過飽和度が高すぎると結晶の発生が困難になるが、
同化作用用気体入口温度が低いために、結晶化町１１毛
過飽和度會超えて粒子に粘着性が生じ、ホッパー壁面へ
の付着が起ると共に、噴霧用の二流体ノズルの先端に晶
りを生じ、正常な運転を継続することができない。筐た
、濃度が４０％未満では生産効率が低下し、はとんど実
用性がなくなる。
ス）は、装置運転上の経済性と製品の品質の関係から、
７０〜９５％とすることが一般的であるが、本発明の目
的とする品質の顆粒状パラチノースを得るためには、濃
度（ブリックス）６０チ以下、好１しくは４５〜５５係
とする必要がある。６０％を超える濃度では、噴霧する
パラチノースＭ液の温度（ｚ７０’Ｃ以上に保って、晶
出金防市する必要があるために着色する。また、結晶叱
り能過飽和度が高すぎると結晶の発生が困難になるが、
同化作用用気体入口温度が低いために、結晶化町１１毛
過飽和度會超えて粒子に粘着性が生じ、ホッパー壁面へ
の付着が起ると共に、噴霧用の二流体ノズルの先端に晶
りを生じ、正常な運転を継続することができない。筐た
、濃度が４０％未満では生産効率が低下し、はとんど実
用性がなくなる。
核となる粉状物質は、パラチノースの他に、蔗糖、ぶど
う糖、乳糖、麦芽糖、キジローズ、マンニット、ノルビ
ットなどの一般的に食用となる糖類だけでなく、ソルビ
トール、キシリトール、マルチトールなどの糖アルコー
ルでもよく、また、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸あ
るいはその塩でもよい。
う糖、乳糖、麦芽糖、キジローズ、マンニット、ノルビ
ットなどの一般的に食用となる糖類だけでなく、ソルビ
トール、キシリトール、マルチトールなどの糖アルコー
ルでもよく、また、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸あ
るいはその塩でもよい。
本発明によって得られた顆粒状パラチノースの粉糖は、
微細粒子の集合体であって、溶解性がよいために、ざら
つきが少なく、粉つばさを解消することができた。
微細粒子の集合体であって、溶解性がよいために、ざら
つきが少なく、粉つばさを解消することができた。
本発明の実施例を挙げて説明する。
実施例１（顆粒状パラチノースの製造）富士エアロマチ
イック・ニュー・スピードドライヤーＦＤ−８Ｔ’ＲＥ
Ａ−型噴霧乾燥装置を用い、核となる粉状パラチノース
を浮遊流動させ、これにパラチノース溶液を噴霧した。
イック・ニュー・スピードドライヤーＦＤ−８Ｔ’ＲＥ
Ａ−型噴霧乾燥装置を用い、核となる粉状パラチノース
を浮遊流動させ、これにパラチノース溶液を噴霧した。
この際、核となる粉状パラチノースの量、熱風入口温度
、パラチノース溶液の濃度および噴霧蓋を種々変更して
顆粒状パラチノースを製造した結果、第１表に示すよう
な ５− 製造可能条件および最適製造条件が判明しｆｃ。
、パラチノース溶液の濃度および噴霧蓋を種々変更して
顆粒状パラチノースを製造した結果、第１表に示すよう
な ５− 製造可能条件および最適製造条件が判明しｆｃ。
第 １ 表
Ｘｌ 噴栃乾燥法によって得られた顆粒状パラチノース
のうち、４０メツシユを通過したものを使用した。
のうち、４０メツシユを通過したものを使用した。
＊２１８以上では製品に玉が発生するので好ましくない
。
。
たたし、この装置の持つ生産１６カから、核となる粉状
物質の相は１００〜８５０９、熱風入口温度は室温〜８
０ＣｉＣ限ポざ７Ｌる。
物質の相は１００〜８５０９、熱風入口温度は室温〜８
０ＣｉＣ限ポざ７Ｌる。
比較例として、同一装置ａを用いて顆粒状蔗糖を製造し
た結果全組２衣に示す。
た結果全組２衣に示す。
６−
第２表
メツシュ全通過したものを使用した。
実施例２ （パラチノースコーティングクエン酸の製造
）実施例１と同一装置により、核となるクエン酸を浮遊
流動させ、これにパラチノース溶液を噴霧した。この際
、核となるクエン酸の童、熱風入口温度、パラチノース
溶液の濃度および噴霧鼠全棟々変史して顆粒状パラチノ
ース全製造した結果、第３表に示すような製造可能条件
および最適製造条件が判明した。
）実施例１と同一装置により、核となるクエン酸を浮遊
流動させ、これにパラチノース溶液を噴霧した。この際
、核となるクエン酸の童、熱風入口温度、パラチノース
溶液の濃度および噴霧鼠全棟々変史して顆粒状パラチノ
ース全製造した結果、第３表に示すような製造可能条件
および最適製造条件が判明した。
第 ６ 表
止る方が好ましい。
実施例６（物性比較試験）
（１）実施例１で得られｆｃ、顆粒状パラチノース、減
圧真空結晶缶で結晶化したパラチノースおよびグラニユ
ー糖の三者の俗解性全比較した結果は、第４表に示すと
おりであった。
圧真空結晶缶で結晶化したパラチノースおよびグラニユ
ー糖の三者の俗解性全比較した結果は、第４表に示すと
おりであった。
第 ４ 表
実験方法：長さ９０ｃ１ｎのガラスカラムに２１ｃの水
を満し、水面上に試料５０〜ゲ朱ぜる。試料が水中で溶
解するまでの時間と法師距離全測定した。
を満し、水面上に試料５０〜ゲ朱ぜる。試料が水中で溶
解するまでの時間と法師距離全測定した。
本発明の顆粒状パラチノースは、減圧真空結晶缶で結晶
化したパラチノースおよびグラニユー糖に比較して、明
らかに俗解性が潰れている。
化したパラチノースおよびグラニユー糖に比較して、明
らかに俗解性が潰れている。
（１１）顆粒状パラチノース、減圧真空結晶缶で結晶化
したパラチノースおよびグラニユー糖の各粉糖全、その
まま口に入れた場合の１ざらつき」 １無機物的粉つほ
さ」について、あらかじめｗＩＩ線した ９− パネル１５名により官能検査を行った結果は、第５表に
示すとおりであった。
したパラチノースおよびグラニユー糖の各粉糖全、その
まま口に入れた場合の１ざらつき」 １無機物的粉つほ
さ」について、あらかじめｗＩＩ線した ９− パネル１５名により官能検査を行った結果は、第５表に
示すとおりであった。
第 ５ 表
本″＃、す」の頼粒状パラチノースの粉糖は、減圧真空
結晶缶で結晶１ヒした結晶パラチノースの粉糖に比較し
て、明らかに１−ざらつきＪや無機物的「粉つぼさ」例
えＱま炭酸カルシウム的な「粉つぼさ」が少なく、はぼ
グラニユー糖に近い。
結晶缶で結晶１ヒした結晶パラチノースの粉糖に比較し
て、明らかに１−ざらつきＪや無機物的「粉つぼさ」例
えＱま炭酸カルシウム的な「粉つぼさ」が少なく、はぼ
グラニユー糖に近い。
Claims (3)
- （１）核となる粉状物質を固化作用用気体によって浮遊
流動せしめ、これにパラチノース溶液を噴霧乾燥する造
粒固化法において、固化作用用気体入口温度を４５Ｕ以
下にすることを特徴とする顆粒状パラチノ一スの製造法
。 - （２）パラチノース溶液の濃度（ブリックス）が６０チ
以下である％ｆｆ請求の範囲第１項記載の顆粒状パラチ
ノースの製造法。 - （３）核となる粉状物質が糖類、糖アルコール、有機酸
またはその塩である特許請求の範囲第１項またＦｉ第２
項記載の顆粒状パラチノースの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1845084A JPS60163893A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 顆粒状パラチノ−スの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1845084A JPS60163893A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 顆粒状パラチノ−スの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163893A true JPS60163893A (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=11971958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1845084A Pending JPS60163893A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 顆粒状パラチノ−スの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60163893A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1213974B2 (de) † | 1999-09-10 | 2012-08-08 | Südzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt | Direkt verpressbarer rohstoff für komprimate |
| JP2014221031A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 三井製糖株式会社 | スポンジケーキ及びその製造方法 |
| JP2015171348A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 三井製糖株式会社 | トッピング材、トッピング材の溶解抑制方法、及びトッピング材の退色抑制方法 |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1845084A patent/JPS60163893A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1213974B2 (de) † | 1999-09-10 | 2012-08-08 | Südzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt | Direkt verpressbarer rohstoff für komprimate |
| JP2014221031A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 三井製糖株式会社 | スポンジケーキ及びその製造方法 |
| JP2015171348A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 三井製糖株式会社 | トッピング材、トッピング材の溶解抑制方法、及びトッピング材の退色抑制方法 |
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