JPS60163425A - 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法 - Google Patents
電解コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法Info
- Publication number
- JPS60163425A JPS60163425A JP1894584A JP1894584A JPS60163425A JP S60163425 A JPS60163425 A JP S60163425A JP 1894584 A JP1894584 A JP 1894584A JP 1894584 A JP1894584 A JP 1894584A JP S60163425 A JPS60163425 A JP S60163425A
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- JP
- Japan
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- etching
- aluminum foil
- electrolytic condenser
- etching aluminum
- condenser electrode
- Prior art date
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- Pending
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電解コンデンサの電極用アルミニウム箔のエ
ツチング方法に［ｊｌｌｌる。
ツチング方法に［ｊｌｌｌる。
電解コンデンサの電極用アルミニウム箔は、可及的大き
な表面積を有して単位体積当りの静電容邑の大きいもの
であることが要請される。
な表面積を有して単位体積当りの静電容邑の大きいもの
であることが要請される。
このため、一般的に電気化学的あるいは化学的なエツチ
ング処理を施してアルミニウム箔の実効表面積を拡大す
ることが行われており、更にこの拡面率の可及的増大を
目的として、エツチング孔をより多（、深く、太くする
ことに関して種々の研究がなされている。
ング処理を施してアルミニウム箔の実効表面積を拡大す
ることが行われており、更にこの拡面率の可及的増大を
目的として、エツチング孔をより多（、深く、太くする
ことに関して種々の研究がなされている。
ところが、実際上、従来既知のエツチング技術において
は、慨してエツチング孔を深くしようとすると、エツチ
ングの途中においてやがてエツチング孔内の侵食よりも
アルミニウム箔表面の溶解の方が優先してしまう傾向が
みられ、このためにエツチング孔を深いものにすること
ができず、結果において充分に期待されるような拡面率
の増大効果を得ることが難しいという問題点があった。
は、慨してエツチング孔を深くしようとすると、エツチ
ングの途中においてやがてエツチング孔内の侵食よりも
アルミニウム箔表面の溶解の方が優先してしまう傾向が
みられ、このためにエツチング孔を深いものにすること
ができず、結果において充分に期待されるような拡面率
の増大効果を得ることが難しいという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決して、アルミニウム箔
に可及的深い、かつ太いエツチング孔を形成せしめるこ
とを可能とした簡易なエツチング方法を提供しようとす
るものである。
に可及的深い、かつ太いエツチング孔を形成せしめるこ
とを可能とした簡易なエツチング方法を提供しようとす
るものである。
ところで、従来技術の問題点となっている上記のような
表面溶解の優先現象は、エツチングの進行によるアルミ
ニウムの溶解に伴って、エツチング孔内に反応ガスや溶
解したアルミニウムイオンが充満し、電気抵抗が高くな
ってエツチング孔内でのエツチングの進行が緩慢になつ
てしまうことにＪ：って起こるものである。このような
知見から、この発明は、電解エツチング中、１ツヂング
孔から上記反応ガスやアルミニウムイオンを継続的に排
除しうるちのとすれば、表面溶解に優先して１ツヂング
孔内のエツチングを進行せしめることができ、これをよ
り深く、太いものとなしうるであろうことに着目してな
されたものである。
表面溶解の優先現象は、エツチングの進行によるアルミ
ニウムの溶解に伴って、エツチング孔内に反応ガスや溶
解したアルミニウムイオンが充満し、電気抵抗が高くな
ってエツチング孔内でのエツチングの進行が緩慢になつ
てしまうことにＪ：って起こるものである。このような
知見から、この発明は、電解エツチング中、１ツヂング
孔から上記反応ガスやアルミニウムイオンを継続的に排
除しうるちのとすれば、表面溶解に優先して１ツヂング
孔内のエツチングを進行せしめることができ、これをよ
り深く、太いものとなしうるであろうことに着目してな
されたものである。
そこで、この発明Ｉよ、超音波発振中におい゛Ｃエツチ
ングを行うこと、更に具体的には、２０ＫＨｚ〜１００
０ Ｋ Ｉ−１ｚの超音波振動をイリ与したエツチング
液中で電解エツチング処理を施すことを特徴とづる電解
コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法を要
旨とするものである。
ングを行うこと、更に具体的には、２０ＫＨｚ〜１００
０ Ｋ Ｉ−１ｚの超音波振動をイリ与したエツチング
液中で電解エツチング処理を施すことを特徴とづる電解
コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法を要
旨とするものである。
上記のような超音波振動を付与したエツチング液中でエ
ツチングを行うことにより、物理的な微振動がアルミニ
ウム箔に伝えられ、エツチング孔中の反応ガスや溶存ア
ルミニウムが速やかに孔外に排除される。従ってエツチ
ング孔内での１ツヂングの進行が上記反応ガス等によっ
て妨げられることがなく、結果的に深（て太いエツチン
グ孔の侵食形成を可能とし、ひいてはアルミニウム箔の
機械的強度劣化を招くことなく拡面率の高い、即ち、静
電容量の大ぎい電気的特性に優れた電極用アルミニウム
箔を得ることを可能とするものである。
ツチングを行うことにより、物理的な微振動がアルミニ
ウム箔に伝えられ、エツチング孔中の反応ガスや溶存ア
ルミニウムが速やかに孔外に排除される。従ってエツチ
ング孔内での１ツヂングの進行が上記反応ガス等によっ
て妨げられることがなく、結果的に深（て太いエツチン
グ孔の侵食形成を可能とし、ひいてはアルミニウム箔の
機械的強度劣化を招くことなく拡面率の高い、即ち、静
電容量の大ぎい電気的特性に優れた電極用アルミニウム
箔を得ることを可能とするものである。
エツチング液に付与する超音波振動の周波数は、これが
２０ Ｋ Ｈｚ未満である場合には、波長が長くなるた
めに微細なエツチング孔への振動効果が不充分なものと
なり、所期１゛る前記のような効果を得ることができな
い。また逆に１０００ＫＩ−１ｚ＠超えるときは、１ツ
ヂング液中での超音波振動の減衰が著しいものとなり、
やはり前記効果を得ることができない。従って、これら
の範囲内で、特に好適には５０〜５００Ｋ Ｉ−Ｉ Ｚ
の範囲での超音波発振により液中に振動を与えるものと
するのが良い。
２０ Ｋ Ｈｚ未満である場合には、波長が長くなるた
めに微細なエツチング孔への振動効果が不充分なものと
なり、所期１゛る前記のような効果を得ることができな
い。また逆に１０００ＫＩ−１ｚ＠超えるときは、１ツ
ヂング液中での超音波振動の減衰が著しいものとなり、
やはり前記効果を得ることができない。従って、これら
の範囲内で、特に好適には５０〜５００Ｋ Ｉ−Ｉ Ｚ
の範囲での超音波発振により液中に振動を与えるものと
するのが良い。
エツチング処理に用いるエツチング液は、特に限定され
るものではなく、既知のような２〜１５％塩酸水溶液、
あるいは該溶液に更にクロム酸、硫酸、蓚酸等の酸を添
加した水溶液等を任意に採択使用しうる。他のエツチン
グ処理条件、即ち、液温、電流密度、エツチング時間等
もすべて従来既知のエツチング処理条件をそのまま採用
しうる。
るものではなく、既知のような２〜１５％塩酸水溶液、
あるいは該溶液に更にクロム酸、硫酸、蓚酸等の酸を添
加した水溶液等を任意に採択使用しうる。他のエツチン
グ処理条件、即ち、液温、電流密度、エツチング時間等
もすべて従来既知のエツチング処理条件をそのまま採用
しうる。
次に、この発明の効果を明らかにＪるため、その実施例
を比較例との対比において示す。
を比較例との対比において示す。
実施例
供試料として、純度９９．９９％、厚さ０゜１＃ｌｌの
焼鈍アルミニウム箔を用い、これらを、エツチング液に
発振周波数を巽にした各種の超音波振動を付与した状態
のもとで、エツチング処理を施した。ここにエツチング
条件は、］ニツチングｌｌｉ：５％塩酸水溶液、直流電
流密度：１０Ａ、−’ｄ７１１、エツチング時間：５分
とした。
焼鈍アルミニウム箔を用い、これらを、エツチング液に
発振周波数を巽にした各種の超音波振動を付与した状態
のもとで、エツチング処理を施した。ここにエツチング
条件は、］ニツチングｌｌｉ：５％塩酸水溶液、直流電
流密度：１０Ａ、−’ｄ７１１、エツチング時間：５分
とした。
そして、上記によりエツチングを施した各種アルミニウ
ム箔を、硼酸水溶液中で２３０Ｖに化成したのち、各試
料についてその静電容量を測定し、超音波振動を付与し
ないほかは同一処理条件でエツチングしたアルミニウム
箔のイれと比較した。結果は下表のとおりである。
ム箔を、硼酸水溶液中で２３０Ｖに化成したのち、各試
料についてその静電容量を測定し、超音波振動を付与し
ないほかは同一処理条件でエツチングしたアルミニウム
箔のイれと比較した。結果は下表のとおりである。
上表の結果に示されるように、この発明によれば、エツ
チング孔を充分に深く、太いものとむしうることにＪ：
す、明らかな静電容量の改善効果が認められるものであ
る。
チング孔を充分に深く、太いものとむしうることにＪ：
す、明らかな静電容量の改善効果が認められるものであ
る。
以 上
Claims (1)
- ２０ＫＨ１〜１ｏＯＯＫＨ２の超音波振動を付与したエ
ツチング液中で電解エツチング処理を施づことを特徴と
する電解コンデレザ電極用アルミニウム箔のエツチング
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1894584A JPS60163425A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1894584A JPS60163425A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163425A true JPS60163425A (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=11985781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1894584A Pending JPS60163425A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔のエツチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60163425A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61244014A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-30 | 松下電器産業株式会社 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
| WO2011114380A1 (ja) * | 2010-03-18 | 2011-09-22 | 日本軽金属株式会社 | 電解コンデンサ用アルミニウム電極板の製造方法 |
| CN105862116A (zh) * | 2016-04-10 | 2016-08-17 | 江苏荣生电子有限公司 | 一种利用超声波处理制造储能箔的方法 |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP1894584A patent/JPS60163425A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61244014A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-30 | 松下電器産業株式会社 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
| WO2011114380A1 (ja) * | 2010-03-18 | 2011-09-22 | 日本軽金属株式会社 | 電解コンデンサ用アルミニウム電極板の製造方法 |
| CN105862116A (zh) * | 2016-04-10 | 2016-08-17 | 江苏荣生电子有限公司 | 一种利用超声波处理制造储能箔的方法 |
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