JPS60163277A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に係り、特にカセット型磁気
ディスクへの記録あるいは再生を行なう磁気ヘッドを備
えた磁気ディスク装置に関する。

〔従来技術〕

最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と。

記録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディ
スクを用いた記録装置とを組合せて被写体を純電子的に
スチル撮影して回転するディスクに記録し、画像の再生
は別設のテレビジョンシステムやプリンタなどで行なう
電子式スチルカメラシステムが開発されている。

かかる磁気ディスクを用いた画像の記録又は再生システ
ムにおいては直径５０ｍｍ程度のディスクが用いられ、
またこの磁気ディスクに於いては、外周側から内周側に
向かって１トラツクから５２トランクまでの記録パター
ンが形成される。ヘッド送りは約１００μｍ程度と通常
のフロッピーディスりの送りピッチより遥かに小さく、
従って極めて高い精度で、磁気ヘッドを移動させなけれ
ばならない。そして磁気ヘッドの始端位置く移動開始位
置）となるホームポジションはｌトラックから外周側の
所定位置に設定され、磁気ヘッドの終端位置（移動終了
位置）となるエンドポジションは５２トランクから内周
側の所定位置に設定される。

従って磁気ディスク装置に於いては、前記ホームポジシ
ョンとエンドポジションを検出し、磁気ヘッドの送り動
作をホームポジション或いはエンドポジションで停止さ
せる必要がある。

〔発明の目的〕

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、磁
気へノドのホームポジションとエンドポジションとを検
出し、磁気ヘッドの送り動作をホームポジション若しく
はエンドポジションで停止させる磁気ディスク装置を提
案することを目的としている。

〔発明の構成〕

本発明は前記目的を達成するために、回転駆動源と、回
転する磁気ディスクに記録又は再生を行なう磁気ヘッド
を備え該磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動さ
せるヘッドキャリッジと、回転駆動源とヘッドキャリッ
ジとを連結する動力伝達機構を構成する歯車減速装置と
、磁気ヘッドのホームポジションを検出して回転駆動源
を停止させる第１のスイッチと、磁気ヘッドのエンドポ
ジションを検出して回転駆動源を停止させる第２のスイ
ッチと、磁気ヘッドの１ストローク移動に対し１回転未
満で回転する歯車減速装置の減速ギアに突設されたアー
ムと、前記アームは磁気ヘッドのホームポジションで第
１のスイッチに当接して第１のスイッチと作動させると
共に、磁気ヘッドのエンドポジションで第２のスイッチ
に当接して第２のスイッチを作動させることを特徴とし
ている。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係る磁気ディスク装置の
好ましい実施例を詳説する。

第１図は本実施例を示す平面図であり、第２図は第１図
上ｎ−ｎ線に沿う拡大断面図である。第１図に示すよう
にカセット型磁気ディスク記録装置例えば電子カメラ又
は再生装置の本体１０は矩形状に構成されている。この
本体ｌＯには第１図の想像線で示すようにディスクバッ
ク１２がディスク駆動用モータ１４の回転軸１６でディ
スクパック１２に収納されたディスクが回転自在となる
ように係合して載置される。

先ず、ディスクバンクについての構造について説明する
と、ディスクパック１２は第３図（Ａ）及び第３図（Ｂ
）にその表面及び裏面が示されている通り、バック本体
１８及びその中に回転自在に収納された磁気ディスク２
０とから構成されており、第１図及び第３図（Ａ）に矢
印Ａで示される端面が共通となるように、その表面を上
向きにして電子カメラ等の本体ｌＯに載置されている。

磁気ディスク２０は裏面に記録層が形成された円板状の
磁気記録材料２２と中央にディスク駆動モータ１４の回
転軸１６と係合する孔２４を設けたセンタコア２６とか
ら構成されている。バック本体１８は磁気ディスク２０
のセンタコア２６を露出させるための開孔２８．３０、
及び磁気ディスク２０の記録面及び非記録面を露出させ
るための開孔３２及び３４を有しており、開孔３４から
磁気ヘッドを記録面に突出させて記録又は再生を行ない
うるようになっている。二点鎖線３６で示された部材は
シャッターであり、バンク本体１８を再生装置に挿入、
取出しするとシャッター３６は摺動して開孔３２及び３
４を開閉する。

３８は記録済トランク数のカウンタ表示部であり、例え
ば電子カメ′う本体に設けられたヘッド送り機構の駆動
によって回動して記録済トランク数を表示する。４０は
バック本体１８の裏面に設けられたオーデオカセットの
誤消去防止爪と同様の誤記録防止爪であり、カメラ本体
又は再生機本体等の検出機構によって爪の有無の検出が
行なわれて誤記録が防止されるようになっている。４２
はフィールド／フレーム切換検出部であり、この切換部
４２を摺動する部材４４の位置をカメラ本体又は再生機
本体の検出機構によってフィールド／フレーム記録又は
再生の切換を行なう信号を得るようになっている。

さて装置本体ｌＯには第１図に示すようにヘッドキャリ
ッジ４６が摺動自在に配設されている。

即ちヘッドキャリッジ４６はディスクバック１２内の磁
気ディスク２０の書込みあるいは読み取りを行なう磁気
ヘッド４８を備え、装置本体１ｏに固定されたガイドバ
ー５０に沿って摺動自在である。第２図に示ずステッピ
ングモータ４７の回転力は以下に述べる遊星歯車減速装
置、回転−直線運動変換装置を介してヘッドキャリッジ
４６に伝えられ、ヘッドキャリッジ４６は微少送りされ
る。

まず遊星歯車減速装置について第２図を中心に説明する
。ステッピングモータ４７の出力軸４７ａには太陽歯車
としてのピニオン４９が設けられＣいる。このピニオン
４９の周囲にはピニオン４９と同芯に固定内歯歯車５１
が配置されている。

ピニオン４９の外側には第１の遊星歯車５２が噛合い、
この第１の遊星歯車５２は固定内歯歯車５１とも噛合っ
ている。さらに固定内歯歯車５１と同芯に回転内歯歯車
５４が配置され、この回転内歯歯車５４は軸５６を介し
て装置本体１０に枢支されている。ピニオン４９の外側
には第２の遊星歯車５８が噛合い、この第２の遊星歯車
５８は回転内歯歯車５４とも噛合っている。この第１の
遊星歯車５２と第２の遊星歯車５８とが共通の腕部材と
してのリテーナ６０にそれぞれ軸６２．６４を介し”ζ
枢支されている。従ってステッピングモータ４７からの
回転駆動力は、ピニオン４９から遊星歯車５２に伝達さ
れ、遊星歯車５２はピニオン４９と固定内歯歯車５１と
噛釡いながら自転すると共にピニオン４９の回りを公転
し、リテーナ６０を回転する。第２の遊星歯車５８はこ
のリテーナ６０の動きに影響を受けながら自転すると共
にピニオン４９の回りを第１の遊星歯車５２と同一速度
で公転し、回転内歯歯車５４にその回転力を減速して伝
えるようになっている。回転内歯歯車５４の外側には外
歯６２が形成されている。この外歯６２は軸６４を回転
中心に持つ扇形歯車６６と噛合っている。

次に第１図を中心に回転−直線運動変換装置について説
明する。扇形歯車６６にはプーリ６８が形成され、この
プーリ６８にはスチールベルト７０がα巻によって取り
付けられている。即ちスチールベルト７０の第２図上右
端部はビス７２によってヘッドキャリッジ４６の側面７
４に固着され、スチールベルト７０はプーリ６８を一巻
した後、側面７４の左端部にビス７６によって固着され
る。スチールベルト７０はさらにビス７８によっ”ζ扇
形歯車６Ｇと一体のプーリ６８に固着される。従って外
歯歯車６２が回転すると扇形歯車６６もこれに伴って回
転し、これによりヘッドキャリッジ４６はスチールベル
ト７０を介して扇形歯車６６と連結されているので、扇
形歯車６６の回転移動量に伴う直線移動量に変換され、
移動する。

更に扇形歯車６６の円弧部８０の外周には半径方向外向
きにアーム８２が突設されている。一方アーム８２の旋
回域にはホームポジションスイッチ８４とエンドポジシ
ョンスイッチ８６とが配置されている。アーム８２は磁
気ヘッド４８がホームポジションに位置すると（第１図
で示す位置）、ホームポジションスイッチ８４と当接し
てホームポジションスイッチ８４を閉じ、ステッピング
モータ４７の駆動を停止させる。また磁気ヘッド４８が
矢印Ｂ方向（磁気ディスク２０上では内周方向）に移動
してエンドポジションに位置すると、アーム８２はエン
ドポジションスイッチ８６に当接してエンドポジション
スイッチ８６を閉じ、ステッピングモータ４７の駆動を
停止させる。

ホームポジションスイッチ８４とエンドポジションスイ
ッチ８６とはリーフスイッチから構成され、以下その構
造について第４図に従って説明する。リーフスイッチ（
ホームポジションスイッチ８４、エンドポジションスイ
ッチ８６）は燐青銅板から成る可動接点８８並びに固定
接点９０から構成され、可動接点８８の上端部には樹脂
から成る接触部９２が形成されている。可動接点８８と
固定接点９０とは樹脂９４を用いて一体成形されており
、この樹脂９４の下面にはポス９６、可動接点９２の下
端部９８、固定接点９０の下端部１００が突出している
。このようにして構成されたリーフスイッチはプリント
基板１０２に植立される。この場合ボス９６、下端部９
８．１００はリーフスイッチの位置決め並びに回り止め
の機能を果たし、下端部９８．１００を半田付けするこ
とによりリーフスイッチはプリント基板１０２に取イ１
けられる。このように構成されたリーフスイッチは、ア
ーム８２が接触部９２に当接すると想像線で示すように
可動接点８８が固定接点９０側に撓み、可動接点８８が
固定接点９０に接触すると、リーフスイッチはオンされ
る。

前記の如く構成された本発明に係る実施例の作用は次の
通りである。

まずステッピングモータ４７の回転力はピニオン４９に
伝達され、このビニオン４９の回転力は固定内歯歯車５
１、回転内歯歯車５４、第１、第２の遊星歯車５２．５
８、リテーナ６０から成る遊星歯車減速装置を介して減
速される。この減速−された回転力は扇形歯車６６に伝
達され、この扇形歯車６６は回転−直線運動変換装置に
よりヘッドキャリフジ４６をガイドバー５０に沿ってｌ
トランクずつ移動させる。即ち例えば前記減速装置によ
ればステッピングモータ４７を１６ステソブ移動させ、
前記遊星歯車減速装置によって１／６４に減速されると
、ヘッドキャリッジ４６は１００ミクロン移動させるこ
とができる。このようにしてディスクパンク１８内の磁
気ディスク２０に対し１トラツク（１００ミクロン）ず
つ磁気ヘッド４８を移動させ、記録または再生すること
ができる。

また、磁気へ７　）”　４８は始端位置即ちホームポジ
ションに位置すると、アーム８２がホームポジションス
イッチ８４に当接してホームポジションスイッチ８４が
閉じ、スッテッピングモータ４７の送り駆動が停止され
る。これにより磁気ヘッド４８はホームポジションに於
いてその送りが停止させられる。また磁気ヘッド４８が
終端位置即ちエンドポジションに位置すると、アーム８
２が第１図に示す位置から反時計方向に回動してエンド
ポジションスイッチ８６に当接し、これによりエンドポ
ジションスイッチ８６が閉じ、ステッピングモータ４７
の送り駆動を停止する。これにより磁気ヘッド４８はエ
ンドポジションに於いてその送りが停止させられること
になる。

前記実施例によれば、扇形ギア６６に半径方向外向きに
アーム８２が突設されているので、アーム８２は磁気ヘ
ッド４８の送り量を拡大表示することになる。この結果
アーム８２の作用によりリーフスイッチの精度をより高
めることができる。

前記実施例に於いてはアーム８２を扇形ギア６６の円弧
部８０に形成したのであるが、これに限定されるもので
はなく、遊星歯車減速装置に於いて、磁気ヘッド４８が
１ストローク移動するのに１回転未満で回転する部材で
あればどのような部材であってもよい。

以上説明したように本発明に係る磁気ディスク装置によ
れば、回転駆動源とヘッドキャリッジを連結する歯車減
速装置の減速ギアにアームを突設し、このアームは磁気
ヘッドがホームポジションに位置すると第１のスイッチ
を作動させて磁気ヘッドの送りを停止させると共に、磁
気ヘッドがエンドポジションに位置すると第２のスイッ
チを作動させて磁気ヘッドの送りを停止させることがで
きるので、簡単な構成により磁気ヘッドをホームポジシ
ョンとエンドポジションに於いてその送りを停止させる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の構造を示す平面図、第２図は第１図
上ｎ−ｎ線に沿う拡大断面図、第３図（Ａ）及び第３図
（Ｂ）は本発明の上記実施例に用いられる磁気ディスク
バックを示す表面図及び裏面図、第４図は本実施例で用
いられるリーフスイッチの断面図である。 １０・・・磁気ディスク記録あるいは再生装置の本体、
　２０・・・磁気ディスク、　４６・・・ヘッドキャリ
ッジ、　４７・・・ステッピングモータ、　４８・・・
磁気ヘッド、６６・・・扇形ギア、８２・・・アーム、
　Ｐ４・・・第１のスイッチとしてのホームポジション
スイッチ、　８６・・・第２のスイッチとしてのエンド
ポジションスイッチ。 第３図（Ａ） 第３図（８） ０ 第４図 ２ 手続補正書 昭和５９年２月２１日 １、事件の表承 昭和５９年２月３８イｑの特許出願 ２、発ＩＪＪの名称 磁気ディスク装置 ３、？＃正をする考 事イ１との関係　特許出願人 住　所　神奈川県南足柄市中沼２１０番地名　称　（５
２０）冨士写真フィルム株式会社代表Ｍ　人　西　實 ４、代理人 住　所　０１７０東京都豊島区東池袋−Ｔ目２０番地５
号■ ５、補正命令の目イ・Ｊ ？、？ｉｌｉ正の内容 （１１特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 （２）明細書第４頁第１１行の１突設されたアーム」を
「形成された接触部」と補正する。 （３）明細書第４頁第１１行、第１３頁第１８行及び第
１９行の「アーム」を「接触部」と補正する。 （４）明１１書第９頁第１７行のＵアーム８２Ｊを１接
触部としてのアーム８２Ｊと補正する。 （５〕明細店第１３頁第１５行の［あってもよい。」の
後に次の文章を加える。 「また、接触部相の形状はアーム８２に限られるもので
はなく、第１、第２のスイッチを閉しることかａＪ能な
もの（あればどのような形状でもよい。」 （６）明細書第４頁第１８行の「突設」を１形成」と補
止する特許請求の範囲 回転駆動源と、回転する磁気ディスクに記録又は再生を
行なう磁気ヘッドを備え該磁気ヘッドを磁気ディスクの
半径方向に移動させるヘットキャリッジと、回転駆動源
とヘンドキャリソジを連結する動力伝達機構を構成する
山車減速装置と、磁気ヘッドのホームポジションを検出
して回転駆動源を停止させる第１のスイッチと、磁気ヘ
ッドのエン（・ポジションを検出して回転駆動源を停止
させる第２のスイッチと、磁気ヘッドの１ストローク移
動に列し１回転未満で回転する歯車減速装置の減速ギア
に彫迩し５打力」妾蔗郡と苓有し、前記捜触皿は磁気ヘ
ノＩ−がボームポジションに位置すると第１のスイッチ
に当接して第１のスイッチを作動させると共に、磁気へ
、ドがエンドポジションに位置すると第２のスイッチに
当接して第２のスイッチを作動させることを特徴とする
磁気ディスク装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転駆動源と、回転する磁気ディスクに記録又は
   再生を行なう磁気ヘッドを備え該磁気ヘッドを磁気ディ
   スクの半径方向に移動させるヘッドキャリッジと、回転
   駆動源とヘッドキャリッジを連結する動力伝達機構を構
   成する歯車減速装置と、磁気ヘッドのホームポジション
   を検出して回転駆動源を停止させる第１のスイッチと、
   磁気ヘッドのエンドポジションを検出して回転駆動源を
   停止させる第２のスイッチと、磁気ヘッドの１ストロー
   ク移動に対し１回転未満で回転する歯車減速装置の減速
   ギアに突設されたアームとを有し、前記°アームは磁気
   ヘッドがホームポジションに位置すると第１のスイッチ
   に当接して第１のスイッチを作動させると共に、磁気ヘ
   ッドがエンドポジションに位置すると第２のスイッチに
   当接して第２のスイッチを作動させることを特徴とする
   磁気ディスク装置。