JPH0612561B2 - 回転磁気シ−ト装置 - Google Patents

回転磁気シ−ト装置

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JPH0612561B2
JPH0612561B2 JP60002321A JP232185A JPH0612561B2 JP H0612561 B2 JPH0612561 B2 JP H0612561B2 JP 60002321 A JP60002321 A JP 60002321A JP 232185 A JP232185 A JP 232185A JP H0612561 B2 JPH0612561 B2 JP H0612561B2
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magnetic sheet
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博史 塩川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転する磁気シートに映像信号等を記録し、再
生する例えば電子スチルカメラ装置等の回転磁気シート
装置に関する。
従来の技術 電子スチルカメラ装置用の磁気ディスクカセットにおい
ては、磁気シート上に記録した記録トラック数を目視確
認できるように、磁気ディスクカセットの筐体内に記録
した記録トラック数を表示するためのカウンタが設けら
れている。
以下にその磁気ディスクカセットの構成を説明する。第
3図は磁気ディスクカセットの平面図を示すものであ
り、201は磁気シート、202は磁気シート201の
センターに設けられたセンターコア、203aはセンタ
ーコア202に設けられたスピンドル係合穴、203は
カセット筐体、203aはカセット筐体203に設けら
れたヘッドを挿入するための挿入穴、203bは記録さ
れた記録トラック数を表わすための目盛り、203c及
び203dはカセット筐体203の内部に形成されたボ
ス、204は磁気ディスクカセットを保管しておく際に
磁気ディスク201をほこり等から守るための保護用シ
ャッタであり磁気ディスクカセットを回転磁気シート装
置に装着する際には第4図に示すごとく保護用シャッタ
204をスライドさせ挿入穴203aを開放する。20
5はカウンタであり外周に歯形形状を有し、センターに
係合穴205a及び溝205bを有しており、溝205
bの指す目盛り203bが記録された記録トラック数を
示す。カウンタ205の断面詳細図を第5図に示してい
る。206は樹脂等の弾性体でできたストッパであり中
央に凸部206aを有しカウンタ205の外周の歯形形
状と係合するとともに両端に設けられた穴206b,2
06cを介してカセット筐体203に設けられたボス2
03c,203dに保持されている。
第3図及び第4図に示す磁気ディスクカセットの記録さ
れた記録トラック数すなわちカウンタ205の溝205
bの指す目盛り203bは0であり未記録ディスクカセ
ットであることを表わしている。今この磁気ディスクカ
セットの磁気シート201上に記録を1トラックを行な
うとカウンタ205を係合穴205aを回動中心として
反時計方向へ回転させる。この際カウンタ205の外周
の歯形形状部にはストッパ206の凸部206aが係合
しているが、ストッパ206は弾性体でできているため
カウンタ5に与えられた回転トルクがある大きさ以上に
なるとカウンタ205の歯形形状部の歯先がストッパ2
06の凸部を押しのけてカウンタ205は回転する。こ
こでカウンタ205が歯先形状部の略1歯分だけ回転し
たところで回転トルクを除去すると、ストッパ206a
には弾性力によってカウンタ205の歯形形状部と係合
しようとする力が働いているためカウンタ205は1歯
分だけ回転したところで保護される。このカウンタ20
5の回転角度に応じて目盛り203bは配置されている
ので、カウンタ205の溝205bは目盛の1つめを指
し1トラックだけ記録されていることを表わすこととな
る。以後、磁気シート201上への記録を行う度に上記
動作を繰り返すことにより常に記録されている記録トラ
ック数を表わすこととなる。
次にヘッド送り機構の構成例について第6図〜第8図に
より説明する。第6図は従来構成例の平面図であり、第
7図は第6図をA方向から見た図(正面図)、第8図は
第6図をB方向から見た図(右側面図)である。
1は基台で、基台1に形成されている凸部1a,1b
に、互いに平行に保持されたガイド軸A2とガイド軸B
3とにスライダ4がガイドされている。5〜8はガイド
軸A2とガイド軸B3を基台1の凸部1a,1bに固着
するための止めネジである。スライダ4はガイド軸A2
と嵌合しており、上下左右方向がガイドされ、かつガイ
ド軸B3によって上下方向の規制がされてガイドされて
いるため、スライダ4はガイド軸A2のまわりを回転す
ることなく、平行に移動可能となっている。スライダ4
には、カム9と当接するよう突起4aが形成されてい
る。カム9はギヤA10と一体に形成され、基台1に設
けた軸11に回動可能な状態で軸支されている。スライ
ダ4には、基台1との間に引張バネ12が設けられてお
り、スライダ4は常に一方向に付勢されている。よって
突起4aがカム9に当接した状態にて、スライダ4は停
止している。13は磁気ヘッドであり、ヘッドベース1
4に接着固定されている。ヘッドベース14はネジ1
5,16によってスライダ4に固定されている。17は
ラチェットであり、基台1に設けられた軸18に回動可
能な状態で軸支されている。ラチェット17には一体で
ギヤB19が形成されており、ギヤB19はギヤA10
と噛合している。ギヤB19の下部には突起19aが設
けられており、基台1には、突起19aをにげるための
溝20が形成されている。32は引張バネでギヤA10
と基台1の間に設けられ、ギヤA10,ギヤB19を会
してラチェット17を反時計方向に付勢している。21
は固定用爪であり、基台1に設けられた軸22に回動可
能な状態で軸支されるとともに、基台1との間に引張バ
ネ23を有し、固定用爪21の先端はラチェット7と係
合する。24はソレノイド、24aはソレノイド24の
スライト軸であり、24bはスライド軸24aに設けら
れた突起である。25は基台1に設けられた軸26に回
動可能な状態で軸支されたレバーであり、長穴25a及
び軸25bを有している。長穴25aはソレノイド24
のスライド軸の突起24bと嵌合している。レバー25
と基台1の間には引張バネ27があり、レバー25は時
計方向へ付勢され、基板に設けられたストッパA28に
当接した状態で停止している。29は駆動用爪であり、
レバー25に設けられた軸25bに回動可能な状態で軸
支され、かつ一端はレバー25との間に引張バネ30を
有し、時計方向へ付勢されており、基台1に設けられた
ストッパB31に当接した状態で停止している。
以上のように構成された従来の磁気ヘッド駆動装置につ
いて、以下その動作について説明する。第6図のラチェ
ット駆動部の詳細を第9図,第10図に示すが、第9図
はソレノイド24に通電をしていない状態を示したもの
であり、第10図はソレノイド24に通電をした状態を
示している。今ソレノイド24に通電すると、スライド
軸24aは吸引されP方向に動く。レバー25は、スラ
イド軸の突起24bによって、軸26を中心に反時計方
向に回転する。駆動用爪29はレバー25に設けられた
軸25bを中心に引張バネ30によって時計方向へ付勢
されているため、レバー25が回転し、駆動用爪29が
ストッパB31から遠ざかっていくと、駆動用爪29の
先端29aはラチェット17の凹部17aに係合してい
く。そして、さらにレバー25が回転すると、駆動用爪
29はラチェット17を押すことになり、ラチェット1
7を時計方向に回転させることになる。ソレノイド24
のスライド軸24aの吸引が完了した時点においてラチ
ェット17はαからβまで時計方向に角度θだけ回転さ
せられたことになる(第7図)。この角度θは、ラチェ
ット17の歯の1ピッチ角度をγとすると、γ<θ<2
γとなるよう構成されている。ここで、ソレノイド24
への通電を切ると、レバー25は引張バネ27によって
軸26を中心に時計方向へ回転し、ストッパA28に当
接した位置にて停止する。駆動用爪29は前記と逆の軌
跡を辿り最後にストッパB31に駆動用爪29の一端2
9bが押されることにより、駆動用爪29の先端29a
はラチェット17の歯から離れた状態にて停止する。一
方ラチェット17は引張バネ32によってギヤA10,
ギヤB19を介して反時計方向に付勢されているため、
反時計方向に回転しようとする。ここで、ラチェット1
7の一部には、固定用爪21が係合しており、ラチェッ
ト17の時計方向の回転は自由であるが、反時計方向の
回転は制限され、この固定用爪21によってラチェット
17は、反時計方向に角度(θ−γ)だけ回転して停止
し、ラチェット17は当初から1歯分(角度γ)だけ回
転したことになる。すなわち、ソレノイド24への通電
を1度ON-OFFすることにより、ラチェット17は1歯分
(角度γ)だけ時計方向に回転する。ラチェット17の
回転はギヤB19,ギヤA10を介してカム9に伝達さ
れ、カム9の回転によってスライダ4の突起4aが押さ
れ、磁気ヘッド13を搭載したスライダ4が、ガイド軸
A2,ガイド軸B3に沿って移動することになる。以後
ソレノイド24への通電のON-OFFを繰り返すと、磁気ヘ
ッド13を搭載したスライダ4が、通電ON-OFF回数に応
じた量だけ移動することになる。また、ヘッド13の位
置を初期位置へ戻したい時には、固定用爪21を第3図
の矢印Fの方向に押す。すると、固定用爪21はラチェ
ット17から外れ、ラチェット17は引張バネ32の付
勢力によって、ラチェット17とギヤB19の下部に設
けた突起19aが基台1の溝20の端部20aに当接す
る位置まで反時計方向に回転し、ギヤB19,ギヤA1
0を介してカム9も時計方向に回転して止まる。磁気ヘ
ッド13を搭載したスライダ4は引張バネ12によって
常にカム9にスライダ4の突起4aが当接するよう付勢
されているため、所定の位置までヘッド位置が戻ること
になる。
さて、次は前述の磁気ディスクカセットに設けられたカ
ウンタの駆動装置について第11図、第12図を用いて
説明する。
ここでは特に図示はしないが、このカウンタ駆動装置と
上述のヘッド駆動装置は歯車等によって連動されてい
る。
第11図,第12図はカウンタ駆動装置の要部断面図で
ある。
基板1には中空の軸239がナット240で固定され
る。軸239の内側にカウンタ係合ピン241が挿入さ
れ上下にスライド可能となる。このカウンタ係合ピン2
41にはカウンタ駆動ピン242が植設され、又、下側
にはカウンタ係合スイッチ243が設けられており、そ
のリーフ片244によって下位置が規制される。また上
位置はスナップリング245によって同様に規制されて
いる。又、軸239の外側には歯車234が回動可能に
保持されている。さらに歯車234と基板1との間に
は、基板1上のガイド部246の周囲にガイドされてゼ
ンマイ247がかけられており、歯車234とネジ止め
されたガイドキャップ237を共に時計廻りに付勢して
いる。このゼンマイは前述のヘッド送り機構との連動状
況によっては省略できるものである。カウンタ係合ピン
241はガイドキャップ237内に挿入されるがこの時
カウンタ駆動ピン242がガイドキャップ237のスリ
ット248内にあるため、カウンタ係合ピン241はガ
イドキャップ237と同じように回転することができ
る。さて、前述のようにカセット筐体203内のカウン
タ205には係合穴205a及び溝205bが設けられ
ており、装置内においてガイドキャップ237が挿入さ
れる。カウンタ205の溝205bの位相とカウンタ駆
動ピン242の位相があえば第11図のように、互いに
はまり込んで歯車234の回転をカウンタ205に伝え
ることができる。そうでない時は第12図のようにカウ
ンタ駆動ピン242がカウンタ205によって押し下げ
られて、カウンタ係合スイッチ243のリーフ片24
4,249を接触させ、スイッチオンとする。この状態
では歯車234が回転してもカウンタ205は回転せ
ず、位相があった場所で、リーフ片244の弾性によっ
てカウンタ係合ピン241が押し上げられ、スイッチオ
フとなるとともに、カウンタ駆動ピン242がカウンタ
205の溝205bと係合し、第11図に示す如く、歯
車234の回転でカウンタ205を駆動することができ
るようになる。すなわちこの歯車234の回転角とヘッ
ドとの位置そしてカセット側のカウンタ205との関係
で、記録済トラックの最後端検出が行えるものである。
発明が解決しようとする問題点 上記のようなヘッド送り機構、及びカウンタ駆動機構を
用いることによって、一方向に環状トラックを形成しつ
つ磁気シートに記録していくことができる。又、つなぎ
記録に必要な未記録トラックの検出も可能である。しか
し、このようなカウンタによって、メカニカルに検出を
行うことは、カウンタにかなり高い精度が要求され、磁
気ディスクカセットが高価になってしまう。そこで、カ
ウンタを単なる表示のみとして精度をおとし未記録トラ
ックの検出を、信号を再生することによって行うことが
提案されている。しかし、単一方向に信号を検出してい
く方式の場合、何らかの要因によって不連続にトラック
を形成してあった時、最初に未記録トラックを検出した
後、記録を続けていくと、次の記録済トラックに二重記
録をしてしまう。これを防ぐために、記録済トラックの
検出を、各トラック毎に記録前に行う方式の場合、ヘッ
ドを記録する予定のトラックに移動した後に、そのトラ
ックの記録状態を調べて、未記録状態であることをいち
いち確かめなくてはならないので、二重記録防止は可能
であるが高速連続記録には不向きである。又、あらかじ
め全トラックを検出してしまい、シートの記録状態を記
憶しておくことも考えられるが、イニシャライズに時間
がかかったり、メモリを必要とするから高価になってし
まう、といった問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、二重記録の防止,高速記録
対応,そして磁気ディスクカセット,装置ともコストダ
ウンが図れるようにした回転磁気シート装置を提供する
ものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の回転磁気シート装
置は回転する磁気シートに環状トラックを形成して信号
を記録再生する回転磁気シート装置であって、磁気シー
トの径方向の双方向に磁気ヘッドを移動させるヘッド移
動手段と、磁気シート上の信号の有無を検出する検出手
段と、この検出手段からの情報にともなってヘッド移動
手段を動作させる制御手段とを備え、記録時に磁気ヘッ
ドが移動する方向を記録方向とした場合に、磁気シート
を装着した際に記録方向における最終トラック位置より
記録方向と逆方向に順々に磁気ヘッドを移動させながら
信号の有無を検出して、最初に信号を検出したトラック
の、記録方向における次のトラックに磁気ヘッドを移動
させて記録開始トラックと定める回転磁気シート装置で
ある。
作用 本発明は上記した構成によって、磁気ヘッドである方向
において最終トラック位置より逆方向に信号検出を行い
最初に信号を再生したトラックの前述の方向の次のトラ
ックを記録開始トラックと定めるので不連続記録された
磁気シートの場合でも不連続記録の最終トラックの次の
トラックから記録開始することとなり、記録前に全ての
トラックの記録状態を調べてメモリにその情報を蓄えて
おかなくても、記録開始トラック以降のトラックは全て
未記録状態であることが簡単且つ迅速にわかるので、確
実に二重記録防止ができることはもちろん、記録前にい
ちいちトラック上の信号の有無を検出して高速連続記録
に支障が生じたり、メモリの使用やカウンタの精度向上
によるコストアップが生じたりすることもない。
実施例 以下本発明の実施例の回転磁気シート装置について、図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例のヘッド送り機構の平面図で
あり、第2図は第1図の正面図である。
101は基台で、基台101に形成されている凸部101
a,101bに互いに平行に保持されたガイド軸A102とガ
イド軸B103とにスライダ104がガイドされてい
る。105〜108はガイド軸A102とガイド軸B1
03を基台101の凸部101a,101bに固定するための止
めネジである。スライダ104はガイド軸A102と嵌
合しており、上下左右方向がガイドされ、かつガイド軸
B103によって上下方向の規制がされてガイドされて
いるためスライダ104はガイド軸A102のまわりを
回転することなく平行に移動可能となっている。スライ
ダ104にはカム109の溝109aに係合している突
起104aが形成されている。カム109はギヤA11
0と一体に形成されており、基台101に設けた軸11
1に回動可能な状態で軸支されている。112は磁気ヘ
ッドであり、ヘッドベース113に装着固定されてい
る。ヘッドベース113はネジ114,115によってスライ
ダ104に固定されている。116はギヤBで基板10
1の裏面側に固定されたステッピングモータ117のモ
ータ軸117aに固定されており、ギヤB116はギヤ
A110と噛合している。
以上のように構成されたヘッド送り機構について以下そ
の動作について説明する。今制御回路118を作動させ
てステッピングモータ117を時計回りに回転させると
モータ軸117aを介してギヤB116は時計回りに回
転し、ギヤB116と噛合したギヤA110は反時計回
りに回転する。このギヤA110の回転はカム109に
伝達されカム109の回転によってスライダ104の突
起104aが動かされ磁気ヘッド112を搭載したスラ
イダ104が、ガイド軸A102,ガイド軸B103に
沿って移動することになる。又、同様に制御回路118
を作動させてステッピングモータ117を反時計回りに
回転させると磁気ヘッドは逆方向に移動させることがで
きる。
次に上記のように磁気ヘッドを両方向に移動可能なヘッ
ド送り機構を用いて記録,再生及び記録済トラックの検
出を行なう動作を説明する。
回路部は特に示さないが、記録、再生は従来と同様に磁
気シートに環状トラックを形成して少くとも一方向に連
続記録再生を可能とし、この磁気シートを装着した際
に、制御回路118を作動させて前述の方向における最
終トラック位置より記録,再生と逆方向に磁気ヘッドを
移動させ順々に信号を再生することによってそのトラッ
クに記録が既にされているかどうかを判定する。検出回
路119が記録済トラックであるという判定をすれば、
その情報は制御回路118に送られ、ステッピングモー
タ117を制御して、ヘッド112を記録、再生方向に
1トラック移動させ、そのトラック、すなわち未記録で
最も最終トラックに近いトラックを記録開始トラックと
定める。このため、前述の方向において、前方に記録済
トラックは存在せず、一つ一つ信号を再生する必要な
く、次々と記録が可能となり、高速で記録をしていって
も二重記録することはない。また特にメモリー等も必要
とせず、カウンタも単なる表示にすることによって安く
することが可能となる。
発明の効果 以上説明して来たように、本発明による回転磁気シート
装置は二重記録を防止するとともに、高速連続記録にも
対応でき、その上、磁気ディスクカセット、装置ともに
コストダウンが図れるものであり、電子スチルカメラ装
置全体にとって、大きな価値のあるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における回転磁気シート装置
のヘッド送り機構の平面図、第2図は同機構の正面図、
第3図及び第4図は磁気ディスクカセットの平面図、第
5図は第3図のカウンタの断面詳細図、第6図は従来の
ヘッド送り機構の平面図、第7図は同機構のA矢視図、
第8図は同機構のB矢視図、第9図,第10図は同機構
の要部詳細図、第11図,第12図は従来のカウンタ駆
動機構の断面図である。 102……ガイド軸A、103……ガイド軸B、104
……スライダ、109……カム、110……ギヤA、1
12……ヘッド、116……ギヤB、117……ステッ
ピングモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する磁気シートに、環状トラックを形
    成して信号を記録再生する回転磁気シート装置であっ
    て、前記磁気シートの径方向の双方向に磁気ヘッドを移
    動させるヘッド移動手段と、前記磁気シート上の前記信
    号の有無を検出する検出手段と、この検出手段からの情
    報にともなって前記ヘッド移動手段を動作させる制御手
    段とを備え、記録時に前記磁気ヘッドが移動する方向を
    記録方向とした場合に、前記磁気シートを装着した際に
    前記記録方向における最終トラック位置より前記記録方
    向と逆方向に順々に前記磁気ヘッドを移動させながら前
    記信号の有無を検出して、最初に前記信号を検出したト
    ラックの、前記記録方向における次のトラックに前記磁
    気ヘッドを移動させて記録開始トラックと定めることを
    特徴とする回転磁気シート装置。
JP60002321A 1985-01-10 1985-01-10 回転磁気シ−ト装置 Expired - Lifetime JPH0612561B2 (ja)

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