JP3075425U - テープデッキのブレーキ駆動装置 - Google Patents

テープデッキのブレーキ駆動装置

Info

Publication number
JP3075425U
JP3075425U JP2000005613U JP2000005613U JP3075425U JP 3075425 U JP3075425 U JP 3075425U JP 2000005613 U JP2000005613 U JP 2000005613U JP 2000005613 U JP2000005613 U JP 2000005613U JP 3075425 U JP3075425 U JP 3075425U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
engagement
pinion
rotation
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000005613U
Other languages
English (en)
Inventor
辰也 田中
隆二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2000005613U priority Critical patent/JP3075425U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3075425U publication Critical patent/JP3075425U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープデッキのブレーキの駆動装置におい
て、早送り/巻戻しモードの下で、リール台を瞬時に制
動する。 【解決手段】 モード切換え部材1が停止モード位置に
近い直前位置まで移動してきたときにそのラック12と
の噛合いが解除される歯列55を備えたピニオン54
と、ピニオン54に追従して同調回転する回転部材61
と、回転部材61の係合体64と、係合体64を位置決
めして回転部材61の回転を止めるストッパ83と、ス
トッパ83を位置決め動作位置と位置決め解除位置との
間で移動させるストッパ可変手段と、回転部材61の噛
合い歯65と、ストッパ83が位置決め解除位置に移動
したときに噛合い歯65を弾発力により回転させてモー
ド切換え部材1を停止モード位置まで移動させる弾発付
勢手段71とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テープデッキのブレーキ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気テープなどのテープ状の情報媒体を用いるテープデッキにおいて早送りモ ードや巻戻しモードが選択された場合、テープの早送り動作や巻戻し動作の停止 指令を発するのにタイミングを合わせてリール台を制動するという動作が行われ る。このため、テープデッキにはリール台の回転を制動するためのブレーキが設 けられている。実登第2552606号公報や特開平4−192147号公報に は、この種のブレーキを駆動するのに用いる駆動装置に関する記載がある。また 、実登第3066345号公報にも同様のブレーキ駆動装置についての記載がな されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、いずれの公報に記載されているものも、構造が比較的複雑で多くの部 品点数を必要としているため、価格が高くつくといった問題がある。
【0004】 本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、選択された動作モード、た とえば早送りモードや巻戻しモードを終了させる指令に基づき、リール台を瞬時 に制動して停止モードに移行させることのできるブレーキ駆動装置を安価に提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るテープデッキのブレーキ駆動装置は、ラックを有しそのラックを 経て付与される駆動力によってリール台の回転を制動するためのブレーキを動作 させる停止モード位置と他の動作モード位置の間で移動可能なモード切換え部材 と、正方向回転によって上記ラックに上記駆動力を伝達すると共に上記モード切 換え部材が他の動作モード位置から停止モード位置に近い直前位置まで移動して きたときに上記ラックとの噛合いが解除される歯列を有するピニオンと、上記モ ード切換え部材が他の動作モード位置から上記停止モード位置に向けて移動する ときに上記ピニオンの正方向回転に追従して正方向に同調回転する回転部材と、 この回転部材に設けられた係合体と、上記モード切換え部材が上記停止モード位 置に向けてその停止モード位置に近い直前位置まで移動してきたときに上記係合 体を位置決めして上記ピニオンに追従する上記回転部材の正方向の同調回転を止 めるストッパと、このストッパを、上記係合体を位置決めするための位置決め動 作位置とその係合体の位置決め状態を解除する位置決め解除位置との間で移動さ せるストッパ可変手段と、上記回転部材に設けられていて、上記モード切換え部 材が上記直前位置に移動してきたときに上記ラックに噛み合う噛合い歯と、上記 ストッパが位置決め動作位置から位置決め解除位置に移動したときに上記回転部 材と共に上記噛合い歯を弾発力により正方向に回転させることによって上記モー ド切換え部材を直前位置から停止モード位置まで移動させる弾発付勢手段と、を 備えている。このブレーキ駆動装置において、選択された動作モード位置は、上 記リール台に装着されたリールから繰り出され又はリールに巻き戻されるテープ の早送りモード位置又は巻戻しモード位置であってもよい。
【0006】 このブレーキ駆動装置によると、ピニオンの正方向回転によってモード切換え 部材が他の動作モード位置(たとえば早送りモード位置又は巻戻しモード位置) から停止モード位置に近い直前位置まで移動し、そのようなモード切換え部材の 移動に伴って、そのモード切換え部材のラックがピニオンの歯列から離れて回転 部材の噛合い歯に噛み合うようになり、併せて、ストッパが回転部材の係合体を 位置決めするので、モード切換え部材が停止モード位置に近い直前位置で停止す る。この後、ストッパがストッパ可変手段によって位置決め解除位置に移動する と、弾発付勢手段の作用で回転部材と共に上記噛合い歯が正方向に回転してモー ド切換え部材を直前位置から停止モード位置まで瞬時に移動させる。これにより リール台の回転がブレーキによって制動される。
【0007】 本考案では、上記ピニオンと上記回転部材とが同心位置に配備され、かつ、そ れらの各偏心箇所に互いに係脱可能な係合部と被係合部とが各別に備わっている と共に、上記弾発付勢手段が、ピニオンと上記係合部との間に介在されて係合部 を被係合部に近付く方向に常時付勢するばね体でなる、という構成を採用するこ とが望ましく、そのようにすると、弾発付勢手段にばね体以外の部品が必要なく なって部品点数を増加を最少限度に押さえられる。
【0008】 本考案では、定位置に揺動支点を備えかつその揺動支点から延び出たアームの 一端が上記ストッパとして形成されていると共に、そのアームは、上記モード切 換え部材が上記停止モード位置に向けて上記直前位置まで移動してきたときに上 記ストッパを上記係合体との対向位置に変位させるカム機構を介して上記ピニオ ンに連結されており、上記ストッパ可変手段が、上記アームと上記カム機構とを 含んでいる、という構成を採用することが可能である。
【0009】 同様に、上記ピニオンがウォームホイルに設けられ、このウォームホイルに正 逆方向の回転を伝達するためのウォームの軸部に、ウォームホイルを正方向に回 転させるときのウォームの軸部の正方向の回転に対して逆方向にのみ回転可能に 係脱用部材が取り付けられ、上記揺動支点から延び出た上記アームの他端部に、 上記ストッパが位置決め動作位置に位置しているときに上記係脱用部材に係合し てその係脱用部材が逆方向に回転することを阻止しかつ上記軸部の逆方向の回転 によって係脱用部材がその軸部と共に逆方向に追従回転したときに係脱用部材に よって係合位置から押し出される係合爪が備わっていると共に、その係合爪が上 記係合位置から押し出されることによって上記ストッパが上記揺動支点を中心に して位置決め動作位置から位置決め解除位置に移動するようになっており、上記 ストッパ可変手段が、上記係脱用部材と上記アームとを含んでいる、という構成 を採用することが可能である。
【0010】 なお、本考案に係るブレーキ駆動装置を用い得るテープデッキには、テープに 情報を記録する機能だけを有する記録専用のテープデッキ、情報を記録したテー プの情報を再生する機能だけを有する再生専用のテープデッキ、さらには、テー プに情報を記録する機能と情報を記録したテープの情報を再生する機能との両方 を有する記録再生用のテープデッキなどが含まれる。
【0011】 本考案に係るブレーキ駆動装置の構成や作用は、以下の実施形態の説明によっ ても明らかになる。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1は初期状態でのブレーキ駆動装置を示した説明図、図2は図1のII部の 拡大図である。また、図3はモード切換え部材1が直前位置(後述する)に移動 してきた状態でのブレーキ駆動装置の説明図、図4はストッパ83が回転部材6 1の正方向回転を停止させている状態でのブレーキ駆動装置の説明図、図5はス トッパ83が回転部材61の正方向回転を停止させている他の状態でのブレーキ 駆動装置の説明図、図6は回転部材61の停止状態が解除された状態でのブレー キ駆動装置の説明図である。
【0013】 図1〜図6において、モード切換え部材1は、図示していないリール台の回転 を制動するためのブレーキを動作させる停止モード位置、テープの早送りや巻戻 しを行う早送りモード位置や巻戻しモード位置、再生モード位置、記録モード位 置などの各動作モード位置の間で移動可能であり、その移動経路は、たとえば直 線経路によって形成される。このモード切換え部材1にはラック12が設けられ ている。
【0014】 モード切換え部材1を移動させるための動力はモータ(不図示)によって得ら れる。すなわち、モータの回転が、ウォーム52、ウォームホイル53を経て、 ウォームホイル53に一体に設けられているピニオン54に伝わる。ピニオン5 4は同心配置された2つの円弧状の歯列55,56を有している。そして、図1 及び図2の初期状態からウォーム52の正方向回転によってウォームホイル53 に回転が伝達されると、ピニオン54が正方向に回転して一方の歯列55がモー ド切換え部材1のラック12に噛み合う。その後のピニオン54の正方向の回転 (図3矢印a)により、歯列55に噛み合っているラック12を介してモード切 換え部材1が図3の矢印bのように歯列55の回転量に見合うだけ移動する。さ らにピニオン54が正方向に回転すると歯列55がラック12から離れる(図4 参照)。
【0015】 ピニオン54と同心位置に回転部材61が配備されている。そして、ピニオン 54の偏心箇所に円弧溝57が設けられ、回転部材61の偏心箇所に上記円弧溝 57に嵌合された突起(係合部の一例)62が設けられている。また、上記ウォ ームホイル53や回転部材61を支えている支軸63にねじりコイルばねでなる ばね体(弾発付勢手段)71が装着されており、そのばね体71の一端72がウ ォームホイル53側に掛止されているのに対し、そのばね体71の他端73が上 記突起62に掛止されている。そして、このばね体71によって、上記突起62 が円弧溝57の一端(被係合部の一例)57aに近付く方向に常時付勢されてい る。このため、図1の初期状態からウォーム52の正方向回転によって既述のよ うにピニオン54が正方向に回転すると、そのピニオン54の回転がばね体71 や突起62などを介して回転部材61に伝わり、その回転部材61がピニオンの 正方向回転に追従して正方向に同調回転する。
【0016】 回転部材61の外周の一箇所に突片状の係合体64が設けられている。また、 回転部材61には噛合い歯65が設けられていて、上記のようにピニオン54が 正方向に回転して歯列55がラック12から離れるときに、その噛合い歯65が ラック12に噛み合うようになっている。
【0017】 一方、ウォーム52の軸部に、ウォームホイル53を正方向に回転させるとき のウォーム52の軸部の正方向C1の回転に対して逆方向にのみ回転可能に係脱 用部材51が取り付けられている。この係脱用部材51は、たとえば等ピッチで 設けられた複数の突起の間に谷形部を形成した部材によって形成される。また、 ウォームホイル53の近傍箇所に設けられた支軸81にアーム82が揺動自在に 取り付けられている。このアーム82は略V形に形成されていて、支軸81によ って形成される揺動支点から延び出た一端が、上記係合体64に対応して設けら れたストッパ83として形成されている。また、上記揺動支点から延び出たアー ム82の他端部に、上記係脱用部材51に対応して設けられた係合爪84が備わ っている。さらに、アーム82の一端部に係合ピン85が設けられているのに対 し、上記ピニオン54には、ウォームホイル53に形成された円弧状のカム溝5 8が付設されていて、これらの係合ピン85とカム溝58とによって形成されて いるカム機構を介してアーム82とピニオン54とが連結されている。この実施 形態において、カム溝58には径小部58aが備わっており、その径小部58a が、回転部材61の係合体64の近傍箇所に位置している。
【0018】 ここで、アーム82と上記カム機構と係脱用部材51とによって、上記ストッ パ83を、そのストッパ83が係合体64に当たってその係合体64を位置決め するための位置決め動作位置(図5及び図6参照)とその係合体64の位置決め 状態を解除する位置決め解除位置(図6参照)との間で移動させるストッパ可変 手段が形成されている。
【0019】 既述したように、図1及び図2の初期状態からピニオン54が図3の矢印aの ように正方向に回転すると、ピニオン54の一方の歯列55がモード切換え部材 1のラック12に噛み合った後、そのラック12から離れるまでの間に、モード 切換え部材1が同図の矢印bのように歯列55の回転量に見合うだけ移動して停 止モード位置に近い直前位置に達する。モード切換え部材1がこの範囲で移動す ることによって、たとえばテープローディングが行われることと併せて、同図の ようにアーム82の係合ピン85がカム溝58の径小部85に嵌まり、ストッパ 83が回転部材61の係合体64に対向し、同時に、係合爪84が同図のように 係脱用部材51に係合する。そして、係合爪84が係脱用部材51に係合すると 、それまでウォーム52に追従して正方向C1に回転していた係脱用部材51の 回転が止まり、ウォーム52だけがピニオン54を回転させながら正方向C1に 回転するようになる。モード切換え部材1が上記直前位置に達するまでのピニオ ン54の正方向の回転は、ばね体71や突起62などを介して回転部材61に伝 わるので、図4の矢印aのように回転部材61がピニオン54の正方向回転に追 従して正方向に同調回転し、係合体64がストッパ83に当たってそのストッパ 83を位置決めする。こうして係合体64が位置決めされることによって回転部 材61の回転が停止する。また、ピニオン54の歯列55がラック12から離れ た後、回転部材61の回転が停止するまでは、同図のように回転部材61の噛合 い歯65がラック12に噛み合い、その噛合い歯65の回転量に見合うだけモー ド切換え部材1が矢印b方向に移動する。
【0020】 ストッパ83が係合体64を位置決めして回転部材61の回転を停止させた後 も、ピニオン54は図5の矢印aのように一定の小さな角度だけ正方向に回転を 続行する。このような回転部材61の回転が停止した状態でのピニオン54の回 転は、テープの早送り又は巻戻しが行われている間のきわめて短い時間内に行わ れる。そして、ピニオン54だけが一定の小さな角度だけ正方向に回転すると、 ウォームホイル53側に掛止されているばね体71の一端72がそのばね体71 の弾性に抗して変位され、しかも、円弧溝57の一端57aが、停止している突 起62から離れる。
【0021】 次に、テープの早送り又はテープの巻戻しを停止するモードが選択されると、 図6の矢印C2のようにウォーム52が逆方向に少しだけ回転する。このように ウォーム52が逆方向に少しだけ回転すると、係脱用部材51がウォーム52に 追従してウォーム52と同一方向に回転するので、同図のようにアーム82の係 合爪84が係脱用部材51との係合位置から押し出される。このため、アーム8 2が支軸81を中心に揺動し、ストッパ83が位置決め動作位置から位置決め解 除位置に移動する。これにより、ばね体71の弾発付勢力によってそのばね体7 1の他端73が矢印dのように突起62を押すので、その突起62が円弧溝57 の一端57aに突き当たり、併せて、回転部材61の正方向C1に回転によって その噛合い歯65がラック12を介してモード切換え部材1を瞬間的に停止モー ド位置まで移動させる。こうしてモード切換え部材1が停止モード位置まで移動 すると、その移動によってブレーキが動作するようになっているブレーキ側作動 部10(図1参照)がモード切換え部材1により動作されてブレーキによるリー ル台の制動が行われる。なお、図1には左右それぞれのリール台に対応して設け られている一対のブレーキ側作動部10を示してある。
【0022】
【考案の効果】
本考案のブレーキ駆動装置によると、早送りモードや巻戻しモードといった選 択された動作モードの下で、リール台を瞬時に制動して停止モードに移行させる ことができるので、操作性に優れたテープデッキを提供することができる。特に 、モード切換え部材のラックに噛み合ってそのモード切換え部材を停止モード位 置まで移動させる噛合い歯を備えた回転部材に係合体を設け、その係合体の位置 決めと位置決め解除とを行うようにすると共に、その係合体の位置決めを解除す ることによってモード切換え部材が瞬間的に停止モード位置まで移動するように してあるために高い動作信頼性が得られるという効果が奏されるほか、部品点数 の増加が最少限度に押さえられてコストアップにつながりにくいという効果が奏 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る初期状態でのブレーキ
駆動装置を示した説明図である。
【図2】図1のII部の拡大図である。
【図3】モード切換え部材が直前位置に移動してきた状
態でのブレーキ駆動装置の説明図である。
【図4】ストッパが回転部材の正方向回転を停止させて
いる状態でのブレーキ駆動装置の説明図である。
【図5】ストッパが回転部材の正方向回転を停止させて
いる他の状態でのブレーキ駆動装置の説明図である。
【図6】回転部材の停止状態が解除された状態でのブレ
ーキ駆動装置の説明図である。
【符号の説明】
1 モード切換え部材 12 ラック 51 係脱用部材(ストッパ可変手段) 52 ウォーム 53 ウォームホイル 54 ピニオン 56 歯列 57a 円弧溝の一端(被係合部) 58 カム溝(カム機構:ストッパ可変手段) 61 回転部材 62 突起(係合部) 64 係合体 65 噛合い歯 71 ばね体(弾発付勢手段) 82 アーム(ストッパ可変手段) 83 ストッパ 84 係合爪 85 係合ピン(カム機構:ストッパ可変手段)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラックを有しそのラックを経て付与され
    る駆動力によってリール台の回転を制動するためのブレ
    ーキを動作させる停止モード位置と他の動作モード位置
    の間で移動可能なモード切換え部材と、 正方向回転によって上記ラックに上記駆動力を伝達する
    と共に上記モード切換え部材が他の動作モード位置から
    停止モード位置に近い直前位置まで移動してきたときに
    上記ラックとの噛合いが解除される歯列を有するピニオ
    ンと、 上記モード切換え部材が他の動作モード位置から上記停
    止モード位置に向けて移動するときに上記ピニオンの正
    方向回転に追従して正方向に同調回転する回転部材と、 この回転部材に設けられた係合体と、 上記モード切換え部材が上記停止モード位置に向けてそ
    の停止モード位置に近い直前位置まで移動してきたとき
    に上記係合体を位置決めして上記ピニオンに追従する上
    記回転部材の正方向の同調回転を止めるストッパと、 このストッパを、上記係合体を位置決めするための位置
    決め動作位置とその係合体の位置決め状態を解除する位
    置決め解除位置との間で移動させるストッパ可変手段
    と、 上記回転部材に設けられていて、上記モード切換え部材
    が上記直前位置に移動してきたときに上記ラックに噛み
    合う噛合い歯と、 上記ストッパが位置決め動作位置から位置決め解除位置
    に移動したときに上記回転部材と共に上記噛合い歯を弾
    発力により正方向に回転させることによって上記モード
    切換え部材を直前位置から停止モード位置まで移動させ
    る弾発付勢手段と、 を備えていることを特徴とするテープデッキのブレーキ
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 他の動作モード位置が、上記リール台に
    装着されたリールから繰り出され又はリールに巻き戻さ
    れるテープの早送りモード位置又は巻戻しモード位置で
    ある請求項1に記載したテープデッキのブレーキ駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ピニオンと上記回転部材とが同心位
    置に配備され、かつ、それらの各偏心箇所に互いに係脱
    可能な係合部と被係合部とが各別に備わっていると共
    に、上記弾発付勢手段が、ピニオンと上記係合部との間
    に介在されて係合部を被係合部に近付く方向に常時付勢
    するばね体でなる請求項1又は請求項2に記載したテー
    プデッキのブレーキ駆動装置。
  4. 【請求項4】 定位置に揺動支点を備えかつその揺動支
    点から延び出たアームの一端が上記ストッパとして形成
    されていると共に、そのアームは、上記モード切換え部
    材が上記停止モード位置に向けて上記直前位置まで移動
    してきたときに上記ストッパを上記係合体との対向位置
    に変位させるカム機構を介して上記ピニオンに連結され
    ており、上記ストッパ可変手段が、上記アームと上記カ
    ム機構とを含んでいる請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載したテープデッキのブレーキ駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記ピニオンがウォームホイルに設けら
    れ、このウォームホイルに正逆方向の回転を伝達するた
    めのウォームの軸部に、ウォームホイルを正方向に回転
    させるときのウォームの軸部の正方向の回転に対して逆
    方向にのみ回転可能に係脱用部材が取り付けられ、上記
    揺動支点から延び出た上記アームの他端部に、上記スト
    ッパが位置決め動作位置に位置しているときに上記係脱
    用部材に係合してその係脱用部材が逆方向に回転するこ
    とを阻止しかつ上記軸部の逆方向の回転によって係脱用
    部材がその軸部と共に逆方向に追従回転したときに係脱
    用部材によって係合位置から押し出される係合爪が備わ
    っていると共に、その係合爪が上記係合位置から押し出
    されることによって上記ストッパが上記揺動支点を中心
    にして位置決め動作位置から位置決め解除位置に移動す
    るようになっており、上記ストッパ可変手段が、上記係
    脱用部材と上記アームとを含んでいる請求項4に記載し
    たテープデッキのブレーキ駆動装置。
JP2000005613U 2000-08-04 2000-08-04 テープデッキのブレーキ駆動装置 Expired - Lifetime JP3075425U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005613U JP3075425U (ja) 2000-08-04 2000-08-04 テープデッキのブレーキ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005613U JP3075425U (ja) 2000-08-04 2000-08-04 テープデッキのブレーキ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3075425U true JP3075425U (ja) 2001-02-23

Family

ID=43208542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000005613U Expired - Lifetime JP3075425U (ja) 2000-08-04 2000-08-04 テープデッキのブレーキ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3075425U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS624919Y2 (ja)
JPH0535461Y2 (ja)
JP3075425U (ja) テープデッキのブレーキ駆動装置
JPH0475583B2 (ja)
JPH0535464Y2 (ja)
JPS59213049A (ja) 反転式テ−プレコ−ダの駆動装置
JP3066345U (ja) テ―プデッキのブレ―キ駆動装置
JPS58147835A (ja) 磁気テ−プ装置
JPH0150984B2 (ja)
JPH10228689A (ja) 磁気ヘッド搭載部材駆動機構および磁気記録再生装置
JP2529400Y2 (ja) テープレコーダのオートリワインド・ストップ機構
JPS60237660A (ja) 駆動装置
JPH0519776B2 (ja)
JPS624920Y2 (ja)
JPH0528588Y2 (ja)
JP3068126B2 (ja) テープデッキにおけるブレーキ装置
JPS6143775B2 (ja)
JP2557603Y2 (ja) テープレコーダのモード切換機構
JPH0418094Y2 (ja)
JPH0422420Y2 (ja)
JPH0422422Y2 (ja)
JPH0422421Y2 (ja)
JPS626590Y2 (ja)
JPH0648586Y2 (ja) 磁気テ−プ記録再生装置
JPH045083Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term