JPS63121186A

JPS63121186A - 磁気ヘツドの送り装置

Info

Publication number: JPS63121186A
Application number: JP26826486A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Tokuda; 和弘徳田
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-11-10
Filing date: 1986-11-10
Publication date: 1988-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は磁気ヘッドの送り装置に係り、特にカセット型
磁気ディスクへの磁気記録あるいは磁気再生を行なう磁
気ヘッドの送り装置に関する。

〔発明の背景〕

最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と。

記録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディ
スクを用いた記録装置とを組合せて被写体を純電子的に
スチル撮影して回転するディスクに記録し、画像の再生
は別設のテレビジョンシステムやプリンタなどで行なう
電子式スチルカメラシステムが開発されている。

かかる磁気ディスクを用いた画像の記録又は再生システ
ムにおいては直径５０ｍｍ程度のディスクが用いられ、
またこの磁気ディスクに於いては、外周側から内周側に
向かって１トラツクから５２トラツクまでの記録パター
ンが形成される。磁気ヘッド送りは約１００μｍ程度と
通常のフロッピーディスクの送りピンチより血かに小さ
く、従って極めて高い精度で磁気ヘッドを移動させなけ
ればならない。そして磁気ヘッドの始端位置（移動開始
位置）となるホームポジションは１トランクから外周側
の所定位置あるいは１トラツクの位置に設定され、磁気
ヘッドを磁気ディスクの半径方向に送って記録あるいは
再生する際の基準位置として作用し、磁気ヘッドの終端
位置（移動終了位置）となるエンドポジションは５２ト
ラツクから内周側の所定位置に形成され、磁気ヘッドが
磁気ディスクの所定記録範囲を越えて移動することがな
いように作用する。従って前記電子カメラシステムに於
ける磁気ディスク装置εこ於いては、前記ホームポジシ
ョンとエンドポジションとを検出し、磁気ヘッドの送り
をホームポジション或いはエンドポジションで停止させ
る必要がある。

ホームポジション又はエンドポジションのヰ灸出に、検
出装置が必要となる。このような検出装置の一つとして
磁気ヘッドを駆動する為のギヤトレインにギアを噛み合
わせると共に、このギアに透孔を形成し、ホームポジシ
ョン又はエンドポジションで、検出部により透孔を検知
し、この位置で磁気ヘッドを停止させる装置が提案され
ている。

しかしながら、このような検出装置では、ヘッドキャリ
ッジのギアトレインに検出用ギアが噛合っているので、
ホームポジションの位置調整時にホームポジション位置
で検出部と透孔の位置を符号させる為に微調整すると、
磁気ヘッドの位置もホームポジションから移動し、位置
合わせ調整が困難である。

〔発明の目的〕

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡
単な構造で磁気ヘッドのホームポジション又はエンドポ
ジション位置で、ギアに形成された透孔を検出部に位置
合わせすることが出来る磁気ヘッドの送り装置を提案す
ることを目的としている。

〔発明の概要〕

本発明は前記目的を達成するために、磁気へ・ノドが設
けられガイド部材に案内されて移動するヘッドキャリッ
ジと、複数枚のギアから構成されて前記回転駆動源とヘ
ッドキャリッジとを連結するギアトレインと、前記ギア
トレインと連動して回転する回動部材と、前記回動部材
に形成された透孔と、前記回動部材に近接して配置され
透孔の位置を検出する検出部材と、から成り、磁気ディ
ス”クパック内に収納された磁気ディスクに対して磁気
ヘッドが半径方向に移動して磁気ディスクに記録又は再
生を行なう磁気ヘッドの送り装置に於いて、装置本体に
回動自在に支持され回動部材を軸支する第１の調整板と
、第１の調整板に回動自在に支持され前記検出部材が取
付けられた第２の調整板と、第１の調整板を付勢して前
記回動部材をギアトレインと当接方向に付勢するばねと
、第１の調整板と第２の調整板との開き角度を調整し回
動部材に形成された透孔の位置に検出部材を位置させる
微調整部材と、から成ることを特徴としている。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係る磁気ヘッドの送り装
置の好ましい実施例を詳説する。

第１図は本実施例を示す全体斜視図、第２図はその平面
構造を示す説明図、第３図は第２図で■−ｍ線に沿う平
面図である。第１図に示すようにカセット型磁気ディス
ク記録装置例えば電子カメラ又は再生装置の本体１０は
矩形状に構成されている。この本体ｌＯには第５図並び
に第６図で示すディスクパック１２が本体１０に設けら
れた図示しないディスク駆動用モータの回転軸でディス
クパック１２に収納されたディスク２０が回転自在とな
るように係合して載置される。

先ず、ディスクパック１２についての構造について説明
すると、ディスクバック１２は第５図及び第６図にその
表面及び裏面が示されている通り、バック本体１８及び
その中に回転自在に収納された磁気ディスク２０とから
構成される。

磁気ディスク２０は裏面に記録層が形成された円板状の
磁気記録材料２２と中央にディスク駆動モータの回転軸
と係合する孔２４を設けたセンタコア２６とから構成さ
れている。バック本体１８は磁気ディスク２０のセンタ
コア２６を露出させるための開孔２８．３０．及び磁気
ディスク２０の記録面及び非記録面を露出させるための
開孔３１及び３２を有しており、開孔３２から磁気ヘッ
ドを記録面に突出させて記録又は再生を行ないうるよう
になっている。二点鎖線３３で示された部材はシャッタ
ーであり、バック本体１８を再生装置に挿入、取出しす
るとシャッター３３は摺動して開孔３１及び３２を開閉
する。

さて装置本体１０には第１図並びに第２図に示すように
ヘッドキャリッジ３６が摺動自在に配設されている。即
ちヘッドキャリッジ３６はディスクバック１２内の磁気
ディスク２０の磁気記録あるいは再生を行なう磁気ヘッ
ド３８を備え、装置本体１０に固定されたガイドバー４
０．４２に沿って図上で左右方向に摺動自在である。更
に、ヘッドキャリッジ３６ばばね３９によって一方向に
付勢されている。ステッピングモータ４３の出力軸４４
には、ギア４６が設けられ、このギア４６はギア４８と
噛合っている。ギア４８の回転軸５０にはねじ５２が刻
設され、このねじ５２は本体１０側に取付けらたナツト
５４に螺合している。更に回転軸５０の右端はヘッドキ
ャリッジ３６側の当接部３６Ａに当接している。従って
回転軸５０が回転して第２図上で左方向に移動すると、
ヘッドキャリッジ３６ばばね３９の付勢力によって第２
図上で左方向に移動し、回転軸５０が逆回転して第２図
上で右方向に移動すると、ヘッドキャリッジ３６はばね
３９の付勢力に抗して右方向に移動する。

次に磁気ヘッド３８のホームポジション又はエンドポジ
ションの検出装置について説明する。

ステッピングモニタ４３の出力軸４４のギア４６は中間
ギア５５と噛み合い、この中間ギア５５にはには、軸６
０に同軸に配置されたギア５６．５８が噛合っている。

ギア５６は歯数ＺＳ＆＝２５に形成され、ギア５８は歯
数Ｚｓｅ＝２６に形成されている。歯数の異なるギア５
６．５８を共通の１枚のギア５５に噛合わせる為にギア
５６．５８とギア５５との間で歯車の転位を行っている
。即ち、ギア５６はギア５５に対してプラスの転位を行
い、ギア５８はギア４６に対してマイナスの転位を行い
、これによりギア５６．５８は共通の１枚のギア５５に
噛み合うことが出来る。更にギア５６．５８と一体の円
板５６Ａ、５８Ａには第２図に示すように透孔５６Ｂ、
５８Ｂが形成され、円板５６．５８の両側には検出部６
２が設けられている。検出部６２は、発光素子６２Ａと
受光素子６２Ｂとから構成され、円板５６Ａ、５８Ａの
透孔５６Ｂ、５’８Ｂが一致した時にステッピングモー
タ４３に信号を送りステッピングモータ４３の動きを制
御する。

次に第３図並びに第４図養中心にギア５６．５８と検出
部６２の取付構造について説明する。先ずギア５６．５
８はその回転軸６０が第４図で示す第１の調整板７０、
第２の調整板７２に取付られる。即ち第１、第２の調整
板７０．７２には孔７４．７６が形成され、この孔７４
．７６に回転軸６０の端部が取付けられる。更に第１、
第２の調整板７０．７２はビス７８を介して装置本体１
０の第１図で示すサブベースＩＯＡに回動自在に支持さ
れる。即ち第１の調整板７０には孔８０が形成され、第
２の調整板７２には円弧形状の長孔８２が形成され、こ
の孔８０、長孔８２にはビス７８が挿通され、調整板７
０．７２はサブベース１０Ａに取付けられる。更に第２
の調整板７２には支持片８４が折り曲げ形成され、この
支持片８４には第１図に示すように取付板８５を介して
検出部６２が取付けられている。又第１の調整板７０に
は折り曲げ片８６が形成され、この折り曲げ片８６に対
応して第２の調整板７２に折り曲げ片８８が形成されて
いる。この折り曲げ片８６．８８にはそれぞれねし孔９
０．９２が形成され、このねじ孔９０．９２にはビス９
４が挿通されている。従ってビス９４を回動することに
よりビス７８を中心とする第１の調整板７ｏと第２の調
整板７２との開き角度をＵ８整することが出来る。更に
折り曲げ片８８には第１図上で第２の調整板７２を時計
方向に回動付勢するばね９６が取付けられている。

前記の如く構成された本発明に係わる実施例の作用は次
の通りである。

先ずステッピングモータ４３を回転駆動し、ホームポジ
ション位置まで磁気ヘッド３８を送る。

−次にビス７８を緩め、ビス７８を中心に第１、第２の
調整板７０．７２を反時計方向に回動し、ギア５６．５
８をギア５５から離間させる。次にその状態で回転板５
６Ａ、５８Ａを回動し、回転板５６Ａ、５８Ａの透孔５
６Ｂ、５８Ｂを検出部６２の検出素子６２Ａ、６２Ｂの
位置に位置するように回転させる０次に再びばね９６の
付勢力によりギア５６．５８をギア５５に噛み合わせる
。この時点で回転板５６Ａ、５−８Ｂの孔５６Ｂ、５８
Ｂの位置が検出部６２の素子６２Ａ、６２Ｉ３とずれて
いる場合にはビス９４を回動させ、第１調整板７０と第
２調整板７２との開き角度を調整する。この時第２調整
板７２は円弧孔８２が形成されているので、第１調整板
７０に対して微小範囲で回動し、第２調整板７２が回動
すると、第２調整板７２に取付けられている検出部６２
は回転板５６Ａ、５８Ｂの孔５６Ｂ、５６Ｂとの相対位
置が変化し、位置合わせを確実にすることが出来る。

また、調整量が微小の場合には、直接ギア５５にギア５
６．５８を噛み合わせた状態でビス９４を回動し、透孔
５６Ｂ、５８Ｂと検出部６２Ａ、６２Ｂとの位置合わせ
を行なってもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係わる磁気ヘッドの送り装
置によれば、第１の調整板に磁気ヘッドの位置検出用回
転部材を設けると共に検出用回転部材の位置を検出する
検出部材を第２の調整板に設け、第１、第２の調整板の
開き角度を調整することにより検出用回転部材と検出部
材との位置合わせを簡単に行なうことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の構造を示す全体斜視図、第２図はそ
の平面構造を示す説明図、第３図は第３図上で■−■線
に沿う平面図、第４図は本発明の要部の分解斜視図、第
５図は磁気ディスクパックの表面図、第６図はその裏面
図である。１０・・・磁気記録再生装置の本体、　２０・・・磁気
ディスク、　　３６・・・ヘッドキャリッジ、　　３８
・・・磁気ヘッド、　　４３・・・ステッピングモータ
、　　５６Ａ、５８Ａ・・・回転板、　６２・・・検出
部。

Claims

【特許請求の範囲】回転駆動源と、磁気ヘッドが設けられガイド部材に案内されて移動する
ヘッドキャリッジと、複数枚のギアから構成されて前記回転駆動源とヘッドキ
ャリッジとを連結するギアトレインと、前記ギアトレイ
ンと連動して回転する回動部材と、前記回動部材に形成された透孔と、前記回動部材に近接して配置され透孔の位置を検出する
検出部材と、から成り、磁気ディスクパック内に収納された磁気ディ
スクに対して磁気ヘッドが半径方向に移動して磁気ディ
スクに記録又は再生を行なう磁気ヘッドの送り装置に於
いて、装置本体に回動自在に支持され回動部材を軸支する第１
の調整板と、第１の調整板に回動自在に支持され前記検出部材が取付
けられた第２の調整板と、第１の調整板を付勢して前記回動部材をギアトレインと
当接方向に付勢するばねと、第１の調整板と第２の調整板との開き角度を調整し回動
部材に形成された透孔の位置に検出部材を位置させる微
調整部材と、から成ることを特徴とする磁気ヘッドの送り装置。