JPS6016320B2 - 円筒殻用回転治具 - Google Patents
円筒殻用回転治具Info
- Publication number
- JPS6016320B2 JPS6016320B2 JP5640277A JP5640277A JPS6016320B2 JP S6016320 B2 JPS6016320 B2 JP S6016320B2 JP 5640277 A JP5640277 A JP 5640277A JP 5640277 A JP5640277 A JP 5640277A JP S6016320 B2 JPS6016320 B2 JP S6016320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical shell
- bed
- rotating jig
- support
- support roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
例えば化学プラントに使用される大型筒などの円筒殻構
造物は、その溶接組立などの際に作業に通した姿勢を確
保するため、例えば第１図および第２図に示すごとき回
転治具を用いて回転させている。
造物は、その溶接組立などの際に作業に通した姿勢を確
保するため、例えば第１図および第２図に示すごとき回
転治具を用いて回転させている。
しかし、直径が種々異なる多様な円筒殻機造物に最も適
用し易い図のごとき２ローラー式回転袷具による場合は
、第１図に示す支持角度８，を広くすると円筒殻１の自
重による断面方向のモーメントＭ，は小さくなるが、支
持点の反力Ｒ，が大きくなり、また、８２ を小さくす
るとＲ，は小さくなるがＭ，が大きくなり、円筒殻１の
直径Ｄに対して肉厚ｔが薄い場合には、支持部に座〈つ
による凹みが生ずる欠点があった。本発明は、円筒殻用
回転治具において支持点の凹みを発生し難くし、かつ円
筒殻の直径の変化に対応できる構造を具備することを目
的とした円筒殻用回転治具に関するものである。
用し易い図のごとき２ローラー式回転袷具による場合は
、第１図に示す支持角度８，を広くすると円筒殻１の自
重による断面方向のモーメントＭ，は小さくなるが、支
持点の反力Ｒ，が大きくなり、また、８２ を小さくす
るとＲ，は小さくなるがＭ，が大きくなり、円筒殻１の
直径Ｄに対して肉厚ｔが薄い場合には、支持部に座〈つ
による凹みが生ずる欠点があった。本発明は、円筒殻用
回転治具において支持点の凹みを発生し難くし、かつ円
筒殻の直径の変化に対応できる構造を具備することを目
的とした円筒殻用回転治具に関するものである。
以下第３図ないし第５図に示す一実施例により本発明を
説明する。
説明する。
図のごとく水平ベッド２のほぼ中央部に水平方向に摺動
可能な支持ローラー３を設け、かつ水平ベッド２の両側
に同じく水平方向に摺敷可能な煩斜ベッド４を設ける。
傾斜ベッド４の斜面５には斜面５に沿って沼動可館な支
持ローラー６を設ける。このような構成によれば、円筒
殻１の直径Ｄに対して支持ローラー３，６を外接させて
支持することが傾斜ベッド４、支持ローラー３，６の矢
印方向の摺動のみによる位置調整で可能となる。第５図
は各支持ローラー３，６および頃斜ベッド４の位置調整
機構の一例を示す。
可能な支持ローラー３を設け、かつ水平ベッド２の両側
に同じく水平方向に摺敷可能な煩斜ベッド４を設ける。
傾斜ベッド４の斜面５には斜面５に沿って沼動可館な支
持ローラー６を設ける。このような構成によれば、円筒
殻１の直径Ｄに対して支持ローラー３，６を外接させて
支持することが傾斜ベッド４、支持ローラー３，６の矢
印方向の摺動のみによる位置調整で可能となる。第５図
は各支持ローラー３，６および頃斜ベッド４の位置調整
機構の一例を示す。
図において、７は電動機（またはその他回転力を発生す
るもの）、８は水平ベッド２に軸受２０で支持され電動
機７で回転される軸、９，１０は軸８に加工されたねじ
部、１１は支持ローラー３に固定され、かつねじ部９に
接合されためねじ、１２は煩斜ベッド４に固定され、か
つねじ部１川こ競合されためねじ、１３は懐斜ベッド４
共に移動し、歯車Ｉ４を介して傾斜ベッド４に取付けら
れた軸１５に回転を伝える歯車、１６，１７は軸１５に
加工されたねじ部、１８，１９は支持ローラー６に固定
され、かつねじ部１６，１７に鉄合されたねじである。
電動機７または人力により軸８に回転を与えれば、軸８
に設けられたねじ部９，１０から支持ローラー３に固定
されためねじ１１および煩斜ベッド４に固定されためね
じ１２を介して支持ローラー３および傾斜ベッド４はそ
れぞれ図示矢印方向に摺動される。また、歯車１３，１
４を介して懐斜ベッド４の軸１５に回転が与えられ、髄
１５のねじ部１６，１７より支持ローラー６に固定され
ためねじ１８，１９を介して支持ローラー６がそれぞれ
図示矢印方向に摺動される。しかして、ねじ部９，１０
，１６，１７のピッチおよび左右の別ならびに歯車１３
，１４の減速比を適正に決定すれば、円筒殻１の直径Ｄ
が種々変っても、鞄８を回転させるのみで一定の支持角
度０＾，ＯＢ，８ｃが得られ、各支持ローラー３，６が
円筒殻１に正しい円弧の状態で外接してこれを支持し円
筒殻１を回転させることができる。第５図はすべての位
置調整を同時に行なう場合を示したが、個々にまたは一
部のみ連動させることも可能である。なお、円筒殻１の
大きさによっては支持ローラー３を省略することができ
る。本発明の回転治具によれば、構造上最外支持角度８
ｃを従釆より広くすることができるので、円筒殻の自重
による断面方向の曲げモーメントが小さくなり、かつ支
持ローラー数も増加するので支持点での反力も小さくな
る。
るもの）、８は水平ベッド２に軸受２０で支持され電動
機７で回転される軸、９，１０は軸８に加工されたねじ
部、１１は支持ローラー３に固定され、かつねじ部９に
接合されためねじ、１２は煩斜ベッド４に固定され、か
つねじ部１川こ競合されためねじ、１３は懐斜ベッド４
共に移動し、歯車Ｉ４を介して傾斜ベッド４に取付けら
れた軸１５に回転を伝える歯車、１６，１７は軸１５に
加工されたねじ部、１８，１９は支持ローラー６に固定
され、かつねじ部１６，１７に鉄合されたねじである。
電動機７または人力により軸８に回転を与えれば、軸８
に設けられたねじ部９，１０から支持ローラー３に固定
されためねじ１１および煩斜ベッド４に固定されためね
じ１２を介して支持ローラー３および傾斜ベッド４はそ
れぞれ図示矢印方向に摺動される。また、歯車１３，１
４を介して懐斜ベッド４の軸１５に回転が与えられ、髄
１５のねじ部１６，１７より支持ローラー６に固定され
ためねじ１８，１９を介して支持ローラー６がそれぞれ
図示矢印方向に摺動される。しかして、ねじ部９，１０
，１６，１７のピッチおよび左右の別ならびに歯車１３
，１４の減速比を適正に決定すれば、円筒殻１の直径Ｄ
が種々変っても、鞄８を回転させるのみで一定の支持角
度０＾，ＯＢ，８ｃが得られ、各支持ローラー３，６が
円筒殻１に正しい円弧の状態で外接してこれを支持し円
筒殻１を回転させることができる。第５図はすべての位
置調整を同時に行なう場合を示したが、個々にまたは一
部のみ連動させることも可能である。なお、円筒殻１の
大きさによっては支持ローラー３を省略することができ
る。本発明の回転治具によれば、構造上最外支持角度８
ｃを従釆より広くすることができるので、円筒殻の自重
による断面方向の曲げモーメントが小さくなり、かつ支
持ローラー数も増加するので支持点での反力も小さくな
る。
また円筒殻の支持点での応力の最大値は従来の２ローラ
ー式回転指具の場合に比べて大中に減少し、支持ローラ
ー数が多くても容易に円筒殻の直径の変化に対応するこ
とができる。
ー式回転指具の場合に比べて大中に減少し、支持ローラ
ー数が多くても容易に円筒殻の直径の変化に対応するこ
とができる。
第１図は従来の２ローラー式回転拾具の使用例の正面図
、第２図はその側面図、第３図は本発明の回転治具の一
実施例の正面図、第４図はその側面図、第５図は本発明
の詳細説明図である。 １・・・・・・円筒殻、２・・・・・・水平ベッド、３
，６・・・・・・支持ローフー、４・・・・・・傾斜ベ
ッド、５・・・・・・斜面、７…・・・電動機、８，１
５・・・…軸、９，１０，１６，１７……ねじ部、１１
，１２，１８，１９…・・・めねじ、１３，１４・・・
歯車、２０・・・・・・軸受。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図
、第２図はその側面図、第３図は本発明の回転治具の一
実施例の正面図、第４図はその側面図、第５図は本発明
の詳細説明図である。 １・・・・・・円筒殻、２・・・・・・水平ベッド、３
，６・・・・・・支持ローフー、４・・・・・・傾斜ベ
ッド、５・・・・・・斜面、７…・・・電動機、８，１
５・・・…軸、９，１０，１６，１７……ねじ部、１１
，１２，１８，１９…・・・めねじ、１３，１４・・・
歯車、２０・・・・・・軸受。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 水平ベツド、水平ベツドの両側上面に沿つて移動可
能な傾斜ベツドおよび傾斜ベツドの斜面に沿つて移動可
能な支持ローラーからなり、支持ローラーおよび傾斜ベ
ツドを任意の外径の円筒殻に各支持ローラーが外接する
ように配置したことを特徴とする円筒殻用回転治具。 ２ 各支持ローラーおよび傾斜ベツドを個々に移動させ
るようにした特許請求の範囲第１項記載の円筒殻用回転
用治具。 ３ 各支持ローラーおよび傾斜ベツドを連動させるよう
にした特許請求の範囲第１項記載の円筒殻用回転治具。 ４ 各支持ローラーおよび傾斜ベツドの一部を連動させ
るようにした特許請求の範囲第１項記載の円筒殻用回転
治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5640277A JPS6016320B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 円筒殻用回転治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5640277A JPS6016320B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 円筒殻用回転治具 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18951384A Division JPS6076299A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 円筒殻用回転治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53142345A JPS53142345A (en) | 1978-12-12 |
| JPS6016320B2 true JPS6016320B2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=13026185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5640277A Expired JPS6016320B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 円筒殻用回転治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016320B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-18 JP JP5640277A patent/JPS6016320B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53142345A (en) | 1978-12-12 |
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