JPS6320538Y2 - - Google Patents

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JPS6320538Y2
JPS6320538Y2 JP161784U JP161784U JPS6320538Y2 JP S6320538 Y2 JPS6320538 Y2 JP S6320538Y2 JP 161784 U JP161784 U JP 161784U JP 161784 U JP161784 U JP 161784U JP S6320538 Y2 JPS6320538 Y2 JP S6320538Y2
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JP
Japan
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tool
tool support
forming
grinding wheel
rotation angle
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JP161784U
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は研削砥石の外周部を所定の形状に成形
加工する研削砥石の成形装置の改良に関する。
(従来技術) 一般に、例えばボールベアリングの内外輪の周
囲にボールをガイドする軌道溝を形成する場合、
外周部が円弧形に成形された回転研削砥石を用い
て上記内外輪周囲を研削加工することにより、断
面円弧形の軌道溝を形成する方法が採用されてい
る。そして、このような研削加工に用いる回転研
削砥石の外周部の成形は単純旋回式の成形装置に
より行われる。すなわち、ドレスダイヤで形成さ
れ成形装置に支持された成形工具の先端部を回転
する研削砥石の外周部に押圧し、該成形工具を研
削砥石に対して所定角度回転運動させて外周部を
成形加工するものである(実開昭55−85260号公
報参照)。
ところで、スラスト荷重に対する強度に優れた
ボールベアリングとして、内外輪の軌道溝の断面
を非円弧形の曲線に形成して内輪と外輪とのスラ
スト方向への相対移動を許容することによりボー
ルと軌道溝との間の応力を低減するようにしたも
のは知られている。そして、この場合においても
軌道溝は外周部が非円弧形に成形された研削砥石
により研削加工して形成することが行われてい
た。
しかし、上記研削砥石の外周部は非円弧形であ
るので、成形工具先端部が円弧形に回転運動する
単純旋回式の研削装置によつては成形することが
できない。そのため、従来、研削砥石の外周部を
特殊なアールに成形するために、上部に特殊アー
ル形状のカム面を有するカム板が設けられ、下部
にドレスダイヤが設けられた旋回軸を備えた半径
修正装置を、ベースに固定したブラケツトに傾動
自在に中央部に枢支し、旋回軸の旋回により、砥
石研削面をカム板のカム形状にドレス成形するも
のが知られている(実開昭55−125763号公報)。
しかし、上記装置では、旋回軸の回転角に応じた
ドレスダイヤの切込み量がカム形状により常に一
定であるため、砥石研削面の形状を変えるには、
カム形状を変える必要があり、汎用性に劣るとい
う問題がある。また、ドレスダイヤに内方に非円
弧形に凹陥した成形部を形成して総型を設け、該
総型の成形部を回転駆動した研削砥石の外周部に
押圧して該外周部を成形加工する総型成形装置も
知られている。
しかるに、上記総型は成形部を研削砥石外周部
の板厚方向の全長に亘り接触せしめて外周部を押
圧するものであるので、総型自体が大きなものと
なることから、高価なドレスダイヤを多量に使用
することになり成形装置がコスト的に高くつくと
いう問題がある。
(考案の目的) 本考案の目的は、上記の如く成形工具の先端部
を回転運動させるようにした研削砥石の成形装置
において、成形工具の回転半径を回転角度に応じ
て変えることにより、通常の成形工具でもつて研
削砥石の外周部を任意の形状に成形することにあ
る。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、回転研削砥石の外周部を所定の形状に成形す
る研削砥石の成形装置に係り、先端部で研削砥石
の外周部を成形する成形工具と、該成形工具を前
後移動可能に支持する工具支持体と、該工具支持
体に回転自在に支承され、上記成形工具の後端に
摺接し該成形工具を前後移動させるカムと、上記
工具支持体を成形工具の前後移動方向と直角の中
心軸をもつて回転可能に支持する装置本体と、該
装置本体に設けられ、工具支持体を上記中心軸ま
わりに回転駆動する工具支持体駆動装置と、上記
装置本体に設けられ工具支持体の回転角度を検出
する工具支持体回転角度検出器と、該工具支持体
回転角度検出器の回転角度検出信号によりカム駆
動装置を作動させ成形工具を所定位置になるよう
に駆動する制御回路とを備えてなるものである。
このことにより、回転駆動した回転研削砥石の
外周部に成形工具の先端を押圧し、工具支持体駆
動装置により工具支持体を中心軸回りに回転駆動
するとともに、工具支持体回転角度検出器により
検出した工具支持体の回転角度をもとに制御回路
でカム駆動装置を作動させてカムを回転し該カム
で成形工具を上記回転角度に応じて所定位置に位
置づけ、研削砥石の外周部を所定の形状に成形す
るようにしたものである。
(考案の効果) したがつて、本考案によれば、工具支持体回転
角度検出器により検出した工具支持体の回転角度
をもとに制御回路でカム駆動装置を作動させてカ
ムを回転し該カムで成形工具を上記回転角度に応
じて所定位置に位置づけるようにしたので、回転
研削砥石の外周部を円弧形に限らず任意の形状に
成形することができ成形装置の汎用性を高めるこ
とができるとともに、成形工具を従来の単純旋回
方式の成形装置と同様のものにして、総型方式に
較べてドレスダイヤの使用量が少なく成形装置の
コストを大巾に低減することができるものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の技術的手段の具体例としての実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の実施例に係る研
削砥石の成形装置Aを示し、該成形装置Aにおい
て、1はドレスダイヤよりなる成形工具であつ
て、該成形工具1はその先端部1aで回転する回
転研削砥石Gの外周部G1を押圧し該外周部G1
成形加工するようにしている。該成形工具1は工
具支持体2に前後方向(第1図の左右方向)に移
動可能に支持されている。該工具支持体2内には
カム3が上記成形工具1の後端に摺接するように
ベアリング4,4を介して回転自在に支承されて
いるとともに、工具支持体2の上部にはカム駆動
装置としてのパルスモータ5が配設され、該パル
スモータ5の駆動軸は減速機6を介して上記カム
3に連結されており、パルス信号Slを受けた際に
カム3を回転駆動して成形工具1を前後移動する
ように構成されている。そして、上記工具支持体
2は装置本体7に支持されている。
該装置本体7は研削砥石Gの上方に配置され、
該装置本体7には上下方向に延びる中心軸8がベ
アリング9,9を介して回転自在に支持され、該
中心軸8の下端部にはアーム10を介して上記工
具支持体2が連結されていて、該工具支持体2を
成形工具1の前後移動方向と直角の中心軸8をも
つて回転可能に支持するようにしている。そし
て、上記装置本体7には工具支持体駆動装置11
が配設されている。該工具支持体駆動装置11
は、上記中心軸8に固定されたピニオン12と、
装置本体7に支持され上記ピニオン12に噛合す
るラツク13とからなり、ラツク13の移動によ
りピニオン12を介して中心軸8を回転駆動し工
具支持体2を中心軸8の回りに回転運動させるよ
うにしている。
また、上記装置本体7の上部には工具支持体回
転角度検出器14が配設されている。該工具支持
体回転角度検出器14は上記中心軸8により回転
駆動され工具支持体2の定位置からの回転角度θ
を検出して回転角度検出信号Sθを出力するもの
である。
さらに、上記成形装置Aには上記工具支持体回
転角度検出器14の回転角度検出信号Sθを入力
して上記パルスモータ5にパルス信号Slを出力す
る制御回路15が設けられている。該制御回路1
5には上記成形工具1の先端部1aと中心軸8と
の距離lが上記工具支持体2の回転角度θの関数
Fとして予め記憶されており、入力された回転角
度検出器信号Sθから上記関数Fに基づいて距離
lを割出してパルス信号Slを出力し、該パルス信
号Slによりパルスモータ5を回転駆動して成形工
具1の先端部1aを中心軸8から距離lの所定位
置に位置づけるように構成されている。
尚、16は成形工具1を後方に付勢するリター
ンスプリングである。
したがつて、上記実施例においては、工具支持
体2に支持された成形工具1の先端部1aを回転
する研削砥石外周部G1に押圧しながら、該工具
支持体2は工具支持体駆動装置11により装置本
体7の中心軸8回りに回転駆動されるとともに、
制御回路15において工具支持体回転角度検出器
14の回転角度検出信号Sθから関数Fに基づい
て距離lを割出してパルス信号Slが出力され、該
パルス信号Slによりパルスモータ5が回転駆動し
てカム3を介して成形工具先端部1aを中心軸か
ら距離lの所定位置に位置づけ、つまり成形工具
先端部1aの回転半径を回転角度に応じて変える
ことになる。そのことにより、上記制御回路15
の関数Fを適切に設定することによつて研削砥石
Gの外周部G1を円弧形に限らず任意の形状に成
形加工することができ、成形装置Aの汎用性を高
めることができる。しかも、成形工具1自体は従
来の単純旋回方式の成形装置と同様のものを使用
するので、総型成形装置に較べてドレスダイヤの
使用量が著しく少なくて済み、成形装置Aのコス
トを大巾に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断側
面図、第2図は第1図の−線断面図である。 A……成形装置、1……成形工具、1a……先
端部、G……研削砥石、G1……外周部、2……
工具支持体、3……カム、5……パルスモータ、
7……装置本体、8……中心軸、11……工具支
持体駆動装置、14……工具支持体回転角度検出
器、15……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転研削砥石の外周部を所定の形状に成形する
    研削砥石の成形装置であつて、先端部で研削砥石
    の外周部を成形する成形工具と、該成形工具を前
    後移動可能に支持する工具支持体と、該工具支持
    体に回転自在に支承され、上記成形工具の後端に
    摺接し該成形工具を前後移動させるカムと、上記
    工具支持体を成形工具の前後移動方向と直角の中
    心軸をもつて回転可能に支持する装置本体と、該
    装置本体に設けられ、工具支持体を上記中心軸ま
    わりに回転駆動する工具支持体駆動装置と、上記
    装置本体に設けられ、工具支持体の回転角度を検
    出する工具支持体回転角度検出器と、該工具支持
    体回転角度検出器の回転角度検出信号によりカム
    駆動装置を作動させ成形工具を所定位置になるよ
    うに駆動する制御回路とを備えてなることを特徴
    とする研削砥石の成形装置。
JP161784U 1984-01-09 1984-01-09 研削砥石の成形装置 Granted JPS60113861U (ja)

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JP161784U JPS60113861U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 研削砥石の成形装置

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JP161784U JPS60113861U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 研削砥石の成形装置

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JPS60113861U JPS60113861U (ja) 1985-08-01
JPS6320538Y2 true JPS6320538Y2 (ja) 1988-06-07

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JP161784U Granted JPS60113861U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 研削砥石の成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012046614A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 Ntn株式会社 ドレッシング装置

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JPH0426208Y2 (ja) * 1985-08-30 1992-06-24

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WO2012046614A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 Ntn株式会社 ドレッシング装置
JP2012081542A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Ntn Corp ドレッシング装置
CN103153541A (zh) * 2010-10-08 2013-06-12 Ntn株式会社 修整装置

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JPS60113861U (ja) 1985-08-01

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