JPH0713942Y2 - バリ取り研摩機 - Google Patents
バリ取り研摩機Info
- Publication number
- JPH0713942Y2 JPH0713942Y2 JP1988099319U JP9931988U JPH0713942Y2 JP H0713942 Y2 JPH0713942 Y2 JP H0713942Y2 JP 1988099319 U JP1988099319 U JP 1988099319U JP 9931988 U JP9931988 U JP 9931988U JP H0713942 Y2 JPH0713942 Y2 JP H0713942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- deburring
- polishing
- polishing apparatus
- receiving portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被処理物の表面に形成されたバリやカエリ等
の除去やかど部の面取り等を行うバリ取り研摩機に関す
るものである。
の除去やかど部の面取り等を行うバリ取り研摩機に関す
るものである。
(従来の技術) ダイキャストによるアルミニウム系合金製部品のバリや
鋳鉄製部品等を切削加工した際に生ずるカエリ等の除去
あるいはかど部の面取り等には、実開昭60-178563号公
報にみられるように、カップ形の回転ブラシを使用した
バリ取り研摩機が使用されているが、この種のバリ取り
研摩機は例えば第3図に示すように、機枠(50)に取付
けられた筒状の支持体(51)に回転ブラシ式の研摩装置
本体(52)を外筒部をもって摺動自在に嵌挿して流体圧
シリンダ(53)の作動により回転ブラシ(54)を伴って
昇降動するように構成されている。ところで、この種の
バリ取り研摩機において研摩装置本体(52)の下降限界
位置設定は、研摩装置本体(52)の上部に設けたストッ
パ受部(59)と、支持体(51)に螺装されてモータ(5
7)の駆動により支持体(51)に沿って位置調節される
筒状のストッパ(55)とにより行われるようにすること
がある。
鋳鉄製部品等を切削加工した際に生ずるカエリ等の除去
あるいはかど部の面取り等には、実開昭60-178563号公
報にみられるように、カップ形の回転ブラシを使用した
バリ取り研摩機が使用されているが、この種のバリ取り
研摩機は例えば第3図に示すように、機枠(50)に取付
けられた筒状の支持体(51)に回転ブラシ式の研摩装置
本体(52)を外筒部をもって摺動自在に嵌挿して流体圧
シリンダ(53)の作動により回転ブラシ(54)を伴って
昇降動するように構成されている。ところで、この種の
バリ取り研摩機において研摩装置本体(52)の下降限界
位置設定は、研摩装置本体(52)の上部に設けたストッ
パ受部(59)と、支持体(51)に螺装されてモータ(5
7)の駆動により支持体(51)に沿って位置調節される
筒状のストッパ(55)とにより行われるようにすること
がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このようなバリ取り研摩機では、流体圧
シリンダ(53)により下降する研摩装置本体(52)がス
トッパ受部(59)とストッパ(55)との当接係止により
停止した場合、ストッパ受部(59)は流体圧シリンダ
(53)によりストッパ(55)へ押圧されたままであるか
らストッパ(55)は回転できず、従って、回転ブラシ
(54)の位置を再調整したい場合や、一旦回転ブラシ
(54)を下降させてその下面を被処理物表面に一致させ
た後適正な切込み量とするため更に回転ブラシ(54)を
所定量だけ下降させるような回転ブラシ(54)の作業位
置決定操作等においては、一旦流体圧シリンダ(53)を
逆作動させて研摩装置本体(52)を上昇させてストッパ
(55)への押圧力を解除させ、その後、モータ(57)を
駆動してストッパ(55)を所望位置まで回転降下させ、
再び流体圧シリンダ(53)を作動させて研摩装置本体
(52)を下降させねばならず、回転ブラシ(54)の位置
調整に手数がかかって非能率的であるという問題点があ
る。
シリンダ(53)により下降する研摩装置本体(52)がス
トッパ受部(59)とストッパ(55)との当接係止により
停止した場合、ストッパ受部(59)は流体圧シリンダ
(53)によりストッパ(55)へ押圧されたままであるか
らストッパ(55)は回転できず、従って、回転ブラシ
(54)の位置を再調整したい場合や、一旦回転ブラシ
(54)を下降させてその下面を被処理物表面に一致させ
た後適正な切込み量とするため更に回転ブラシ(54)を
所定量だけ下降させるような回転ブラシ(54)の作業位
置決定操作等においては、一旦流体圧シリンダ(53)を
逆作動させて研摩装置本体(52)を上昇させてストッパ
(55)への押圧力を解除させ、その後、モータ(57)を
駆動してストッパ(55)を所望位置まで回転降下させ、
再び流体圧シリンダ(53)を作動させて研摩装置本体
(52)を下降させねばならず、回転ブラシ(54)の位置
調整に手数がかかって非能率的であるという問題点があ
る。
(課題を解決するための手段) 前記のような課題を解決した本考案のバリ取り研摩機
は、外筒の中空部に回転ブラシ付の回転軸を挿入した回
転ブラシ式の研摩装置本体を機枠に取付けられた筒状の
支持体に流体圧シリンダの作動で昇降動できるように挿
着したバリ取り研摩機において、前記研摩装置本体の下
降限界位置設定が、前記支持体の上方部に螺装されて回
動により位置調整されるストッパと、前記研摩装置本体
に設けられて下降時に該ストッパの上面に係止されるス
トッパ受部とよりなる下限位置設定機構により行われ、
この下限位置設定機構のストッパとストッパ受部のいず
れか一方には研摩装置本体の外筒に中心孔をもって遊嵌
された当接ヘッドが回動自在に嵌合保持されていること
を特徴とするものである。
は、外筒の中空部に回転ブラシ付の回転軸を挿入した回
転ブラシ式の研摩装置本体を機枠に取付けられた筒状の
支持体に流体圧シリンダの作動で昇降動できるように挿
着したバリ取り研摩機において、前記研摩装置本体の下
降限界位置設定が、前記支持体の上方部に螺装されて回
動により位置調整されるストッパと、前記研摩装置本体
に設けられて下降時に該ストッパの上面に係止されるス
トッパ受部とよりなる下限位置設定機構により行われ、
この下限位置設定機構のストッパとストッパ受部のいず
れか一方には研摩装置本体の外筒に中心孔をもって遊嵌
された当接ヘッドが回動自在に嵌合保持されていること
を特徴とするものである。
(作用) このようなバリ取り研摩機は、流体圧シリンダを作動さ
せると、下端に回転ブラシを取付けた研摩装置本体が支
持体に案内されて下降するが、研摩装置本体の上部のス
トッパ受部が所定の位置にセットされているストッパに
当接ヘッドを介して係止されると研摩装置本体の下降は
停止する。そして、この状態から研摩装置本体の下降限
界位置を変更してさらに下方に設定したいときは、モー
タを駆動してストッパ本体に回転力を与えると、流体圧
シリンダによりストッパ受部を介して押圧されている当
接ヘッドは回転されることなくストッパのストッパ本体
のみが支持体を中心として回転し、ストッパ本体はねじ
ピッチに応じて当接ヘッドとともに下降するから、流体
圧シリンダの押圧下にある研摩装置本体も追従下降して
モータの停止によるストッパの回転下降の終了と共に前
記追従下降も終了し、回転ブラシは所定の下降位置に保
持される。
せると、下端に回転ブラシを取付けた研摩装置本体が支
持体に案内されて下降するが、研摩装置本体の上部のス
トッパ受部が所定の位置にセットされているストッパに
当接ヘッドを介して係止されると研摩装置本体の下降は
停止する。そして、この状態から研摩装置本体の下降限
界位置を変更してさらに下方に設定したいときは、モー
タを駆動してストッパ本体に回転力を与えると、流体圧
シリンダによりストッパ受部を介して押圧されている当
接ヘッドは回転されることなくストッパのストッパ本体
のみが支持体を中心として回転し、ストッパ本体はねじ
ピッチに応じて当接ヘッドとともに下降するから、流体
圧シリンダの押圧下にある研摩装置本体も追従下降して
モータの停止によるストッパの回転下降の終了と共に前
記追従下降も終了し、回転ブラシは所定の下降位置に保
持される。
(実施例) 次に、本考案を第1図、第2図に示す縦形の回転ブラシ
式のバリ取り研摩機を実施例として詳細に説明する。
式のバリ取り研摩機を実施例として詳細に説明する。
(1)はバリ取り研摩機の機枠で、該機枠(1)に形成
した開口(2)には筒状の支持体(3)が固定してあ
る。支持体(3)には研摩装置本体(4)の外筒(5)
が上下のブッシュ(6)、(6)を介して摺動可能に嵌
挿されており、該外筒(5)の上端はそのブラケット
(7)を介して支持体(3)の側方に設けた流体圧シリ
ンダ(8)のピストンロッド(9)と連結され、流体圧
シリンダ(8)の作動により研摩装置本体(4)は支持
体(3)内を上下方向に進退動できるものとされてい
る。研摩装置本体(4)は外筒(5)の中空部に回転ブ
ラシ(10)付の回転軸(11)を挿入して上下端の軸受
(12)、(13)により軸支させたもので、その上端は継
手(14)を介してブラケット(7)に取付けたモータ
(15)の駆動軸に連結されている。(16)はストッパ
で、該ストッパ(16)は前記支持体(3)の上方部の外
周面に設けた外側ねじ(18)に内周面に設けた内側ねじ
(17)を螺合させて回動により位置調整されるストッパ
本体(16a)と、前記研摩装置本体(4)の外筒(5)
を中心孔(25)に遊挿させた状態で該ストッパ本体(16
a)の上部に回動自在に嵌合保持された当接ヘッド(2
4)とよりなるもので、また、ストッパ本体(16a)の外
周面には歯幅の広い歯車(19)が形成してあり、この歯
車(19)は支持体(3)の一側に取付けたモータ(20)
の駆動軸の歯車(21)と噛合させてあって、モータ(2
0)を駆動させると歯車(21)、(19)の噛合及び内側
ねじ(17)、外側ねじ(18)の螺合によりストッパ(16
a)は支持体(3)の外側に沿って回転昇降されて位置
調整されるようになっており、(22)はブッシュでスト
ッパ本体(16a)の下部内面に装着してある。また、研
摩装置本体(4)の外筒(5)の上部には第2図に示す
ように、一対のストッパ受部(23)が設けてあり、該ス
トッパ受部(23)は実施例では縦方向の調節ボルト形式
で、それぞれの下端高さが調節可能としてあり、これら
両者の作用により研摩装置本体(4)の下降位置の調整
が可能とされている。なお、前記当接ヘッド(24)はそ
の中心孔(25)により研摩装置本体(4)の外筒(5)
の遊嵌状とされているとともにストッパ本体(16a)の
上部拡大部にラジアル軸受(26)及びスラスト軸受(2
7)を介して回転自在に設けてある。また、当接ヘッド
(24)の下部側には支持体(3)の上部断面形状より若
干広い断面形状の凹部が形成してあり、ストッパ本体
(16a)の内周面による空間と連続して支持体(3)の
上端面上に環状の空間部(S)を形成している。また、
歯車(21)の歯面に対向して近接スイッチ(28)が配設
してあり、歯車(21)の回転量をその歯数により測定
し、ストッパ本体(16a)の昇降を制御するものであ
る。
した開口(2)には筒状の支持体(3)が固定してあ
る。支持体(3)には研摩装置本体(4)の外筒(5)
が上下のブッシュ(6)、(6)を介して摺動可能に嵌
挿されており、該外筒(5)の上端はそのブラケット
(7)を介して支持体(3)の側方に設けた流体圧シリ
ンダ(8)のピストンロッド(9)と連結され、流体圧
シリンダ(8)の作動により研摩装置本体(4)は支持
体(3)内を上下方向に進退動できるものとされてい
る。研摩装置本体(4)は外筒(5)の中空部に回転ブ
ラシ(10)付の回転軸(11)を挿入して上下端の軸受
(12)、(13)により軸支させたもので、その上端は継
手(14)を介してブラケット(7)に取付けたモータ
(15)の駆動軸に連結されている。(16)はストッパ
で、該ストッパ(16)は前記支持体(3)の上方部の外
周面に設けた外側ねじ(18)に内周面に設けた内側ねじ
(17)を螺合させて回動により位置調整されるストッパ
本体(16a)と、前記研摩装置本体(4)の外筒(5)
を中心孔(25)に遊挿させた状態で該ストッパ本体(16
a)の上部に回動自在に嵌合保持された当接ヘッド(2
4)とよりなるもので、また、ストッパ本体(16a)の外
周面には歯幅の広い歯車(19)が形成してあり、この歯
車(19)は支持体(3)の一側に取付けたモータ(20)
の駆動軸の歯車(21)と噛合させてあって、モータ(2
0)を駆動させると歯車(21)、(19)の噛合及び内側
ねじ(17)、外側ねじ(18)の螺合によりストッパ(16
a)は支持体(3)の外側に沿って回転昇降されて位置
調整されるようになっており、(22)はブッシュでスト
ッパ本体(16a)の下部内面に装着してある。また、研
摩装置本体(4)の外筒(5)の上部には第2図に示す
ように、一対のストッパ受部(23)が設けてあり、該ス
トッパ受部(23)は実施例では縦方向の調節ボルト形式
で、それぞれの下端高さが調節可能としてあり、これら
両者の作用により研摩装置本体(4)の下降位置の調整
が可能とされている。なお、前記当接ヘッド(24)はそ
の中心孔(25)により研摩装置本体(4)の外筒(5)
の遊嵌状とされているとともにストッパ本体(16a)の
上部拡大部にラジアル軸受(26)及びスラスト軸受(2
7)を介して回転自在に設けてある。また、当接ヘッド
(24)の下部側には支持体(3)の上部断面形状より若
干広い断面形状の凹部が形成してあり、ストッパ本体
(16a)の内周面による空間と連続して支持体(3)の
上端面上に環状の空間部(S)を形成している。また、
歯車(21)の歯面に対向して近接スイッチ(28)が配設
してあり、歯車(21)の回転量をその歯数により測定
し、ストッパ本体(16a)の昇降を制御するものであ
る。
このように構成されたものは、流体圧シリンダ(8)を
作動させてピストンロッド(9)、ブラケット(7)を
経て研摩装置本体(4)を下降させると、同時に下降す
るストッパ受部(23)の下端がストッパの当接ヘッド
(24)に当接係止されて研摩装置本体(4)が停止し、
回転ブラシ(10)が機枠(1)内の研摩作業位置に保持
される。ここで、回転ブラシ(10)を更に若干下降させ
るには、モータ(20)を駆動して歯車(21)を経てスト
ッパ本体(16a)の歯車(19)に回転力を与えれば、当
接ヘッド(24)には前記ストッパ受部(23)を介して流
体圧シリンダ(8)による押圧力が作用しているので回
転はされないが、これに対しストッパ本体(16a)のラ
ジアル軸受(26)、スラスト軸受(27)等の軸受機構を
収納するケーシング部やこれに続く歯車(19)部分等は
前記各軸受(26)、(27)により当接ヘッド(24)に対
し回転できるので、前記歯車(21)の回転力により当接
ヘッド(24)を除いたストッパ本体(16a)は回転し、
その1回転につき内側ねじ(17)等の1ピッチの割合で
下降する。そして、この関係より歯車(21)の回転量を
その歯数により近接スイッチ(28)で計測し、所定数計
測したら制御器等を介して停止信号が発せられ、モータ
(20)が停止する。なお、実施上においては、歯数1個
につき0.1mm昇降動される程度の調節状態にするのがよ
い。以上のようにストッパ(16)は当接ヘッド(24)を
伴って所望量だけ回転下降し、これと共に流体圧シリン
ダ(8)の押圧力下にある研摩装置本体(4)も追従下
降し、その先端の回転ブラシ(10)は所定の研摩位置に
下降保持される。このとき、支持体(3)の頂部はスト
ッパ本体(16a)の内側に形成された環状の空間部
(S)中へ相対的に進入することになる。
作動させてピストンロッド(9)、ブラケット(7)を
経て研摩装置本体(4)を下降させると、同時に下降す
るストッパ受部(23)の下端がストッパの当接ヘッド
(24)に当接係止されて研摩装置本体(4)が停止し、
回転ブラシ(10)が機枠(1)内の研摩作業位置に保持
される。ここで、回転ブラシ(10)を更に若干下降させ
るには、モータ(20)を駆動して歯車(21)を経てスト
ッパ本体(16a)の歯車(19)に回転力を与えれば、当
接ヘッド(24)には前記ストッパ受部(23)を介して流
体圧シリンダ(8)による押圧力が作用しているので回
転はされないが、これに対しストッパ本体(16a)のラ
ジアル軸受(26)、スラスト軸受(27)等の軸受機構を
収納するケーシング部やこれに続く歯車(19)部分等は
前記各軸受(26)、(27)により当接ヘッド(24)に対
し回転できるので、前記歯車(21)の回転力により当接
ヘッド(24)を除いたストッパ本体(16a)は回転し、
その1回転につき内側ねじ(17)等の1ピッチの割合で
下降する。そして、この関係より歯車(21)の回転量を
その歯数により近接スイッチ(28)で計測し、所定数計
測したら制御器等を介して停止信号が発せられ、モータ
(20)が停止する。なお、実施上においては、歯数1個
につき0.1mm昇降動される程度の調節状態にするのがよ
い。以上のようにストッパ(16)は当接ヘッド(24)を
伴って所望量だけ回転下降し、これと共に流体圧シリン
ダ(8)の押圧力下にある研摩装置本体(4)も追従下
降し、その先端の回転ブラシ(10)は所定の研摩位置に
下降保持される。このとき、支持体(3)の頂部はスト
ッパ本体(16a)の内側に形成された環状の空間部
(S)中へ相対的に進入することになる。
なお、前記実施例ではストッパ受部(23)が調節ボルト
形式となっているが、研摩装置本体(4)にフランジ状
として取付けてもよく、更に、ストッパ受部(23)をフ
ランジ状とした場合にはこのフランジ状のストッパ受部
に当接ヘッド(24)と同様回動自在な環状の当接ヘッド
を設けてストッパ(16)の当接面はストッパ本体(16
a)の上面に一体に形成しておけばよい。
形式となっているが、研摩装置本体(4)にフランジ状
として取付けてもよく、更に、ストッパ受部(23)をフ
ランジ状とした場合にはこのフランジ状のストッパ受部
に当接ヘッド(24)と同様回動自在な環状の当接ヘッド
を設けてストッパ(16)の当接面はストッパ本体(16
a)の上面に一体に形成しておけばよい。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、研摩装置本体の
下降位置を調整するために支持体の上方部に螺装される
ストッパの上部と、研摩装置本体側に設けられて下降時
に該ストッパに係止されるストッパ受部の下部のいずれ
か一方に当接ヘッドを回転自在に嵌合保持させたので、
流体圧シリンダにより研摩装置本体側に設けたストッパ
受部をストッパに押圧したままでも該ストッパの回転下
降が可能となってそのままで回転ブラシの下降位置の調
整ができ、従って、回転ブラシ位置の再調整あるいは回
転ブラシに適正な切込量を与えるための連続下降作業等
においても、従来のようにその都度、研摩装置本体を上
昇させる必要がなくて極めて便利であり、作業時間も短
縮できて能率的であり、従来のバリ取り研摩機における
研摩装置本体の下降限界位置設定上の問題点を解決した
ものとして実用的価値極めて大きいものがある。
下降位置を調整するために支持体の上方部に螺装される
ストッパの上部と、研摩装置本体側に設けられて下降時
に該ストッパに係止されるストッパ受部の下部のいずれ
か一方に当接ヘッドを回転自在に嵌合保持させたので、
流体圧シリンダにより研摩装置本体側に設けたストッパ
受部をストッパに押圧したままでも該ストッパの回転下
降が可能となってそのままで回転ブラシの下降位置の調
整ができ、従って、回転ブラシ位置の再調整あるいは回
転ブラシに適正な切込量を与えるための連続下降作業等
においても、従来のようにその都度、研摩装置本体を上
昇させる必要がなくて極めて便利であり、作業時間も短
縮できて能率的であり、従来のバリ取り研摩機における
研摩装置本体の下降限界位置設定上の問題点を解決した
ものとして実用的価値極めて大きいものがある。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
は同じく一部切欠側面図、第3図は従来のバリ取り研摩
機に研摩装置本体の下降限界位置設定機構の1例を付し
て示す一部切欠正面図である。 (1):機枠、(3):支持体、(4):研摩装置本
体、(5):外筒、(8):流体圧シリンダ、(10):
回転ブラシ、(11):回転軸、(16):ストッパ、(16
a):ストッパ本体、(23):ストッパ受部、(24):
当接ヘッド、(25):中心孔。
は同じく一部切欠側面図、第3図は従来のバリ取り研摩
機に研摩装置本体の下降限界位置設定機構の1例を付し
て示す一部切欠正面図である。 (1):機枠、(3):支持体、(4):研摩装置本
体、(5):外筒、(8):流体圧シリンダ、(10):
回転ブラシ、(11):回転軸、(16):ストッパ、(16
a):ストッパ本体、(23):ストッパ受部、(24):
当接ヘッド、(25):中心孔。
Claims (3)
- 【請求項1】外筒(5)の中空部に回転ブラシ(10)付
の回転軸(11)を挿入した回転ブラシ式の研摩装置本体
(4)を機枠(1)に取付けられた筒状の支持体(3)
に流体圧シリンダ(8)の作動で昇降動できるように挿
着したバリ取り研摩機において、前記研摩装置本体
(4)の下降限界位置設定が、前記支持体(3)の上方
部に螺装されて回動により位置調整されるストッパ(1
6)と、前記研摩装置本体(4)に設けられて下降時に
該ストッパ(16)の上面に係止されるストッパ受部(2
3)とよりなる下限位置設定機構により行われ、この下
限位置設定機構のストッパ(16)とストッパ受部(23)
のいずれか一方には研摩装置本体(4)の外筒(5)に
中心孔(25)をもって遊嵌された当接ヘッド(24)が回
動自在に嵌合保持されていることを特徴とするバリ取り
研摩機。 - 【請求項2】ストッパ(16)が前記支持体(3)の上方
部に螺装されて回動により位置調整されるストッパ本体
(16a)と前記研摩装置本体(4)を中心孔に遊挿させ
た状態で該ストッパ本体(16a)の上部に回動自在に嵌
合保持された当接ヘッド(24)とよりなるものである請
求項1記載のバリ取り研摩機。 - 【請求項3】ストッパ受部(23)が前記研摩装置本体
(4)に設けられたフランジ状部に当接ヘッドを回動自
在に嵌合保持させたものである請求項1記載のバリ取り
研摩機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988099319U JPH0713942Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | バリ取り研摩機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988099319U JPH0713942Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | バリ取り研摩機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223941U JPH0223941U (ja) | 1990-02-16 |
JPH0713942Y2 true JPH0713942Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31326367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988099319U Expired - Lifetime JPH0713942Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | バリ取り研摩機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713942Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484404Y1 (ko) * | 2017-05-04 | 2017-09-01 | 이병길 | 마찰열 감소를 위한 급유기능이 부설된 드릴링머신용 셀프 이물질제거장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4719827U (ja) * | 1971-01-21 | 1972-11-06 | ||
JPH0522357Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1993-06-08 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP1988099319U patent/JPH0713942Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484404Y1 (ko) * | 2017-05-04 | 2017-09-01 | 이병길 | 마찰열 감소를 위한 급유기능이 부설된 드릴링머신용 셀프 이물질제거장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223941U (ja) | 1990-02-16 |
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