JPS6331891Y2 - - Google Patents

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JPS6331891Y2
JPS6331891Y2 JP1983073208U JP7320883U JPS6331891Y2 JP S6331891 Y2 JPS6331891 Y2 JP S6331891Y2 JP 1983073208 U JP1983073208 U JP 1983073208U JP 7320883 U JP7320883 U JP 7320883U JP S6331891 Y2 JPS6331891 Y2 JP S6331891Y2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本考案は、研削盤における砥石の修正に際して
該砥石と修正装置の位置関係を検出する砥石位置
検出装置に関する。
(従来の問題点) ボールベアリングの内輪における円弧状断面の
溝を研削盤によつて加工する場合には、外周部の
断面形状が該溝に対応する円弧状とされた円板砥
石が用いられるが、新品の砥石について外周部を
所定の円弧状に形成するため、或いは摩耗した砥
石の外周部を再び所定の円弧状に修正するため、
この種の研削盤には例えば実開昭56−151754号公
報に示されるような砥石の修正装置が備えられ
る。この修正装置は、第1図に概略の構成を示す
ように、研削盤に支持された砥石1の外周部にお
いて保持体2に保持されたダイヤモンド等でなる
修正工具3を該砥石1の一方の面から他方の面に
かけて外周面1aに沿つて円弧状に回動させるこ
とにより、該外周面1aの断面形状を修正工具3
の回動半径Rに等しい半径の円弧状とする構成で
ある。
然して、この修正装置による砥石の修正作業に
際しては、上記修正工具3ないしその保持体2の
回動中心Oを砥石1の幅中心X−X上に位置させ
る必要がある。つまり、該回動中心Oが幅中心X
−Xに対して偏位していると、第2図に示すよう
に砥石1の外周面1aが幅中心X−Xに対して対
称な円弧面とならないのである。
そこで、修正作業に際しては、修正すべき砥石
の幅に応じて修正装置を砥石の軸方向に移動させ
て、修正工具の回動中心を該砥石の幅中心に合せ
る調整作業が行われるのであるが、従来、この調
整作業を容易且つ精度良く行う手段がなく、砥石
外周面の仕上り状態を見ながら試行錯誤的に行つ
ていたのである。
(考案の目的) 本考案は、砥石の修正における上記のような実
情に対処するもので、研削盤に支持された砥石に
対する修正装置の位置関係を極めて容易な操作に
よつて検出することができる検出装置を提供し、
これによりこの種の研削盤における砥石修正作業
の能率化を図ることを目的とする。
(考案の構成) 本考案に係る砥石位置検出装置は、上記の目的
を達成すべく次のように構成したことを特徴とす
る。
即ち、ダイヤモンド等でなる砥石修正工具を取
り付けた工具保持体と、該工具保持体を上記砥石
の外周部において円弧状に回動可能に支持する支
持体と、該支持体を砥石の径方向に移動可能に支
持する径方向位置調整装置と、該支持体を砥石の
軸方向に移動可能に支持する軸方向位置調整装置
とを有する砥石修正装置において、上記修正工具
を砥石に近づけつつ回動させて該工具が砥石に接
触した時にこれを検出する接触検出器と、接触し
た時の修正工具の回動角度を検出する角度検出器
と、砥石の幅と修正工具の回動半径と上記角度検
出器による検出角度とから該修正工具の回動中心
の砥石軸方向の位置を演算する演算器とを備え
る。上記接触検出器としては、例えば接触時の衝
撃を感知する圧電素子を用いた振動検出器が用い
られ、また角度検出器としては、例えば工具保持
体の支持軸に備えられたロータリエンコーダが用
いられる。また、演算器は、砥石の幅をB、修正
工具の回動半径をR、角度検出器による検出角度
をθとして、砥石の幅中心に対する修正工具の回
動中心の偏位量eを、 e=Rsinθ−(B/2) の式に従つて求める。
偏位量eが求められると、その量だけ上記軸方
向位置調整装置によつて支持体を砥石の軸方向に
移動させれば、修正工具の回動中心が砥石の幅中
心に正確に一致することになる。その場合に、求
められた偏位量を表示して手動操作によつて軸方
向位置の調整を行う場合と、求められた偏位量に
応じて軸方向位置調整装置を作動させるアクチユ
エータを備えて、位置調整を自動的に行う場合と
がある。
(考案の効果) 本考案によれば、ボールベアリングの内輪溝の
研削に用いられる研削盤において、砥石の外周部
を上記溝に対応する円弧状に修正する場合に、該
砥石と修正装置の位置関係を容易に調整すること
が可能となる。これにより、この種の砥石修正作
業の能率が向上され、幅の異なる種々の砥石に対
しても外周部の修正を短時間で行い得るようにな
る。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第3図に示すように、砥削盤10の基台11上
には一側部に砥石台12が、他側部に主軸台13
が夫々設けられている。
上記砥石台12は、基台11上を主軸台13に
対して接近、離反する方向にスライド可能とさ
れ、その駆動用モータ(図示せず)が具備されて
いると共に、該砥石台12上にはホイールヘツド
14と、該ヘツド14をベルト15を介して回転
駆動するモータ16とが設置されている。そし
て、ホイールヘツド14の回転軸14aには円板
状の砥石17が取り付けられている。また、該砥
石台12における砥石17が位置する側部にはベ
ース18が立設され、該ベース18に砥石17の
外周部側方に位置するように後述する砥石修正装
置19が設けられている。
一方、上記主軸台13は基台11上に旋回台2
0を介して設置されていると共に、該主軸台13
上には主軸ヘツド21と、該ヘツド21をベルト
22を介して回転駆動するモータ23とが設置さ
れ、且つ主軸ヘツド21の回転軸に設けられたチ
ヤツク21aにワーク(ボールベアリングの内
輪)24が取り付けられている。ここで、該ワー
ク24は上記砥石17の外周部における修正装置
19と反対側の側方に位置し、砥石台12を主軸
台13側にスライドさせた時に砥石17の当該側
方の外周部がワーク24の周面に接する。
次に、第4図により上記砥石修正装置19の構
成を説明すると、上記ベース18には上下2本の
案内軸25,25が横方向に架設され、該案内軸
25,25に本体26がスライド可能に支持され
ている。そして、該本体26をスライドさせて砥
石17に対する径方向の位置を調整する径方向位
置調整装置27が備えられている。この径方向位
置調整装置27は、本体26に固着された雌ネジ
部材28と、該雌ネジ部材28に螺合されたネジ
軸29と、該ネジ軸29を回転させるモータ30
とから構成され、該モータ30によりネジ軸29
を回転させた時に本体26が砥石17の径方向に
スライドされる。
また、本体26に設けられた平行な2本の腕部
26a,26aには対向状にピボツト31,31
が設けられ、該ピボツト31,31に支持体32
が揺動自在に枢支されている。そして、該支持体
32の中央部から本体26側に突設された腕部3
2aと該本体26との間に軸方向位置調整装置3
3が設けられている。この軸方向位置調整装置3
3は第5図に示すように支持体腕部32aの先端
部に形成されたボルト穴32bに挿通されて本体
26におけるネジ穴26bに螺締された第1ボル
ト34と、支持体腕部32aに形成されたネジ穴
32cに螺合されて先端が本体26の表面に当接
された第2ボルト35とから構成され、第2ボル
ト35の締め込み量によつて支持体32の揺動角
度が設定されると共に、その状態で第1ボルト3
4を締め付けることによつて該支持体32が本体
26に対して固定される。この時、支持体32に
おける砥石17側の側方に突設された一対の腕部
32d,32dの先端部が砥石17の軸方向に変
位され、砥石軸方向の位置が調整される。
このようにして、砥石17の軸方向の位置が調
整される支持体32の腕部32d,32dには支
持軸36,36を介して工具保持体37が回動自
在に支持されている。この工具保持体37は砥石
17の外周部側方に位置し、中央部に砥石17の
外周部を指向する砥石修正工具38が取り付けら
れている。また、該工具保持体37の一方の支持
軸36にはスプロケツト39が固着され、該スプ
ロケツト39に掛合されたチエーン(図示せず)
が適宜手段によつて駆動されることにより、該工
具保持体37が支持軸36,36を結ぶ中心線O
−O回りに回動される。この時、上記修正工具3
8は中心線O−Oからの距離Rを半径として砥石
17の外周部を一方の面から他方の面にかけて回
動する。
然して、上記の構成に加えて、支持体32には
接触検出器40が取り付けられている。この接触
検出器40は、例えば圧電素子を用いた振動検出
器であつて、修正工具38が砥石17に近づきつ
つ回動して砥石17に接触した時にその衝撃を感
知する。また、工具保持体37の一方の支持軸3
6には、上記接触検出器40の出力信号を受けて
修正工具38が砥石17に接触した時の該工具3
8ないし工具保持体37の回動角度を検出する角
度検出器41が具備されている。
そして、該角度検出器41による検出角度θ
と、砥石17の幅Bと、予め設定された修正工具
38の回動半径(研削すべきボールベアリング内
輪溝の半径)Rとが第6図に示すように構成され
た偏位量演算器42に入力される。この演算器4
2は、上記検出角度θをA−D変換するA−D変
換部43と、該変換部43から出力される値と上
記砥石幅B及び修正工具回動半径(内輪溝半径)
Rとに基づいて、前述の式e=Rsinθ−B/2に
従つて修正工具38の回動中心の砥石幅中心から
の偏位量eを求める演算部44と、その演算結果
を表示する偏位量表示部45とから構成されてい
る。
次に、上記の如く構成された修正装置19にお
いて砥石17の幅中心に修正工具38の回動中心
を合せる場合の手順を説明する。
先ず、第7図に示すように修正工具38の回動
中心O(第4図における支持軸36,36を結ぶ
回動中心線O−O)が砥石17の幅中心線X−X
から砥石軸方向に寸法eだけ偏位しているものと
して、該修正工具38を保持体37と共に、上記
中心Oの回りに回動させる。この場合において、
該修正工具38が砥石17の外周部から比較的離
れた位置にあると、該工具38の先端の半径Rの
円弧状軌跡は第7図に示すように砥石17に接
触しない。そこで、第4図に示す径方向位置調整
装置27におけるモータ30を回転させて、本体
26、支持体32及び保持体37を介して修正工
具38を砥石17の径方向にワンステツプだけ移
動させ、該工具38を再び回動させる。この時、
該工具38の回動中心は上記の中心Oから新たな
中心O′に変位するが、砥石幅中心X−Xからの
偏位量eは変らず、工具38は第7図に示す軌
跡を描く。そして、修正工具38を十分小さなス
テツプで砥石17に接近させながらこの操作を繰
り返すと、回動中心がO″となつて第7図に示
す軌跡を描く位置に来た時に、該工具38が砥石
17の外周部における角部に接触する。この時、
接触検出器40が接触したことを検出すると共
に、角度検出器41が接触した位置における工具
38の回動角度θを検出し、これが演算器42に
入力される。該演算器42は、この検出角度θ
と、工具38の回動半径Rと、砥石17の幅Bと
から前述の式に従つて偏位量e(=sinθ−B/2)
を算出するが、この偏位量eは第7図から明らか
なように工具38の回動中心O(O′,…O″)の砥
石幅中心線X−Xに対する現実の偏位量を示して
いる。そして、この偏位量eが表示部45に表示
される。
このようにして偏位量eが表示されれば、第
4,5図に示す軸方向位置調整装置33の操作に
よつて偏位量を零にすることができる。すなわ
ち、該調整装置33における第1ボルト34を弛
めた上で、第2ボルト35を上記偏位量eに対応
する角度だけねじ込み或いは弛めることにより支
持体32を所要角度揺動させ、然る後第1ボルト
34を再び締め込む。これにより、該支持体32
の腕部32d,32dの先端部の位置、つまり工
具保持体37ないし工具38の回動中心Oの砥石
幅方向の位置が調整され、該回動中心Oが砥石幅
中心X−Xに一致される。
そして、この状態で砥石17の外周部に対する
修正作業を行えば、該砥石外周部が所定の半径R
の円弧状に、幅中心X−Xに対して対称的に修正
される。
尚、第6図に鎖線で示すように演算部44で算
出された偏位量に応じて作動するアクチユエータ
47を備え、該アクチユエータ47によつて支持
体32の揺動角度を調整するように構成すれば、
第5図に示す如き手動操作による軸方向位置調整
装置33を廃止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は砥石修正装置の一般的作用を示す概略
図、第2図はその問題点を示す概略図、第3図は
本考案の実施例を示す研削盤の全体平面図、第4
図は該研削盤における砥石修正装置の正面図、第
5図は第4図−線で切断した一部拡大平面
図、第6図は該実施例における演算器の構成を示
すブロツク図、第7図は該実施例の作用説明図で
ある。 10……研削盤、17……砥石、19……修正
装置、27……径方向位置調整装置、32……支
持体、33……軸方向位置調整装置、37……工
具保持体、38……修正工具、40……接触検出
器、41……角度検出器、42……演算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削盤に支持された砥石の外周部を円弧状に修
    正する修正装置の上記砥石に対する軸方向位置を
    検出する装置であつて、砥石修正工具を取り付け
    た工具保持体と、該工具保持体を上記砥石の外周
    部において円弧状に回動可能に支持する支持体
    と、該支持体を砥石の径方向に移動可能に支持す
    る径方向位置調整装置と、該支持体を砥石の軸方
    向に移動可能に支持する軸方向位置調整装置とを
    有する構成において、上記修正工具を砥石に近づ
    けつつ回動させた時に該工具が砥石に接触したこ
    とを検出する接触検出器と、接触した時の該工具
    の回動角度を検出する角度検出器と、砥石の幅と
    修正工具の回動半径と上記角度検出器による検出
    角度とから修正工具の回動中心の砥石軸方向の位
    置を演算する演算器とを備えたことを特徴とする
    砥石修正における砥石位置検出装置。
JP1983073208U 1983-05-16 1983-05-16 砥石修正における砥石位置検出装置 Granted JPS59183357U (ja)

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JPH028681Y2 (ja) * 1985-03-07 1990-03-01
JPH0426208Y2 (ja) * 1985-08-30 1992-06-24
JPS62157773A (ja) * 1986-01-04 1987-07-13 Waida Seisakusho:Kk 砥石測定装置

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