JPS601631Y2 - 二方向に滑動可能な棚板付枠組構造の棚 - Google Patents

二方向に滑動可能な棚板付枠組構造の棚

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JPS601631Y2
JPS601631Y2 JP8325479U JP8325479U JPS601631Y2 JP S601631 Y2 JPS601631 Y2 JP S601631Y2 JP 8325479 U JP8325479 U JP 8325479U JP 8325479 U JP8325479 U JP 8325479U JP S601631 Y2 JPS601631 Y2 JP S601631Y2
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JP
Japan
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shelf
shelf board
welded
sliding
frame
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JP8325479U
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JPS562848U (ja
Inventor
磯治 玉置
Original Assignee
富士機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は倉庫、陳列場等に於いて、使用に便宜な上下位
置の調節自在で然も二方向に滑動可能な棚板を備えた枠
組構造の棚に関するものである。
従来市販又は製造されているこの種の枠組側は、棚板に
製品又は原材料を載置或いは取り下ろす際、その操作に
便宜を与えるため片側のみに棚板を引き出し得る構造に
なっているので、枠組構造側の設置場所が成る程度限定
される欠点がある。
本考案は二方向に引き出すことができ且つ何れの方向に
引き出す場合でも棚板奥行の中心点附近で滑動が自動的
に停止し、然も載置する製品等の形状に応じて上下棚間
隔を調節することが可能で、更に設置場所の状況により
一方向のみに棚板を引き出す事もできる。
向夏に転倒防止用基台が取付けであるのでアンカボルト
締めにより枠組構造体を固定させる必要がない利点を有
する上下位置調節自在で二方向滑動可能な棚板を備えた
枠組構造の棚を提供しようとするものである。
次に本考案による枠組構造の棚の詳細を図示の実施例に
ついて説明する。
第1図イ9口及びハは本考案による二方向に滑動可能な
棚板が複数枚嵌め込んである枠組構造の棚をそれぞれ示
した正面図、側面図及び平面図である。
枠組構造の棚は支柱1、横梁2及び筋交い3に用いられ
るコの字型鋼を組合せて支承用両側枠組4と、第2図に
明示した縦材5、横材6及び筋交い材3用のL字型鋼を
組合せ且つその骨組の両側縁端に沿ってその幅方向に突
出した転倒防止用横棒7(第1図参照)を溶着した基台
8と、第1図へに示した甲板9の下面にL字型鋼の格天
井式骨組10を溶着し且つ該骨組10の四隅に補強用持
送り部材11をそれぞれ溶着して、前記両側枠組の支柱
1上端部に該補強用持送り部材11を螺着した最上層固
定棚板12とにより枠組構造を形成しである。
前記支承用枠組4の両側端に配設された支柱1にはコの
字形断面の対向両壁面上でその縦方向中心線に沿って一
定間隔の透孔25を穿設し、前記両側枠組4の対向側面
には第3図イ及び口に拡大して示されであるようにコの
字型鋼が棚板の上下位置調節及び二方向滑動用レール1
3として該枠組4の支柱1に穿設した透孔25に螺着し
である。
該棚板滑動用レール13の両端部は、コの字形断面の背
面外側が保持板14にそれぞれ溶着し、該保持板14は
コの形断面の溶着部を挟んで上下両端附近に該支柱1の
透孔25と等間隔に透孔25を穿設し、下部透孔25に
はボールベヤリング内蔵の車輪15を又上部透孔25に
はボルトナツトにより該支柱1に螺着し、必要に応じて
上記車輪15及びボルトナツトを所望の透孔25に差し
替えることにより棚板滑動用レール13の位置を調節す
るようにしである。
上記棚板滑動用レール13の両端附近には、前後何れの
方向にも引き出されていない状態の棚板16に取付けた
クランクシャフト型フック17〔第4図に明示〕の先端
と係止できる位置に半裁二等辺三角形の断面形状を有す
るストッパ部材18がその底辺をレール13の中央部に
向けて突設しである。
第4図に示しであるように滑動用案内レール19に設け
られた車輪20の内方に細長い透孔21を中央部に向い
て縦方向に穿設し、該棚板16の下面にバネ負荷状態で
枢着するクランクシャフト型フック17の先端が出入可
能にしてあり、更に該レール19の中央部附近に頭部が
突出するようにボルト24を螺挿して、該棚板滑動用レ
ール13に設けた長方形の係止片22に当接させ、棚板
の一方向への滑動を所定の位置で停止させるようにしで
ある。
上記案内レール19の断面形状コの字形は前記棚板滑動
用レール13の断面形状コの字形外側に対向して嵌合し
、該案内レール19の両端に枢着した車輪20が第3図
イに示しであるように該棚板滑動用レール13の内側に
接触腰該滑動用レール13と案内レール19との嵌合状
態に僅かの間隙が生ずるようにしてあり、然も案内レー
ル19のコの字形下部壁面の下部が上記保持板14の下
部に枢着した車輪15に接触するようになっている。
各可動棚板16の下面に沿ってクランクシャフト型フッ
ク17は枢軸23により棚板甲板の両側端附近に枢着し
、該フック17の先端は棚板両側端の案内レール19に
穿設した縦方向の細長い透孔21内に出入して棚板滑動
用レール13に突設した半裁二等辺三角形の断面形状を
有するストッパ部材18の底辺部に係止している。
該クランクシャフト型フック17に付設されているバネ
の他端は棚板16の前後両表面の枠組に係止させる。
次に第4図に基づいて本考案による二方向滑動自在の棚
板を引き出す操作について説明する。
作業員が先づ可動棚板16の所望する滑動方向に掌を差
し込み、甲板下面にバネ負荷状態に枢着するクランクシ
ャフト型フック17の握把を手前に揺動させれば、該フ
ック17の先端鉤部は棚板滑動用レール13に突設され
た半裁二等辺三角形断面のストッパ部材18との保合が
外れるので、棚板16を引き出すことができる。
該棚板16の前進滑動は該滑動用レール13に突設した
係止片22に案内レール19に突設したボルト24の頭
部が当接することにより棚板16の前進動作が自動的に
停止するようになっている。
棚板16が引き出されて停止した場合、支柱1に螺着す
る保持板14の下部に枢着している車輪15と案内レー
ル19の他端〔棚板の前進方向と反対側〕に枢着する車
輪20とが片持ち径間を形成することになるので、引き
出された棚板16が上方に傾斜するのを防止する効果が
ある。
棚板16を押し戻す場合は、前記半裁二等辺三角形断面
形状のストッパ部材18の頂点が該滑動用レール13の
両端部に突出して向けられているので、上記クランクシ
ャフト型フック17の鉤形先端はバネ負荷の作用で円滑
に該ストッパ部材18を乗り越えて棚板16は支障なく
原位置に戻ることができる。
反対方向に棚板16を引き出す場合も全く同様極めて簡
単な操作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による枠組構造の棚に二方向滑動及び上
下位置調節可能な棚板とを示した概観図で、第1図イは
正面図、第1図口は二方向の何れにも滑動可能な棚板が
一方向に引き出された状態及び転倒防止横棒付基台をそ
れぞれ示した側面図、第1図ハは最上層固定棚板を示し
た平面図、第2図は枠組構造棚の基台を示した平面図、
第3図は棚板滑動用レールと棚板の二方向滑動案内レー
ルとを示した説明図で、第3図イは前記両レールが嵌合
した状態を示す一部拡大側面図、第3図口は前記棚板滑
動用レールが保持板を介して支柱に螺着した状態を示す
一部拡大斜視図、第4図は該クランクシャフト型フック
が半裁二等辺三角形断面形状のストッパ部材に係止する
状態を示す一部拡大平面図である。 1・・・・・・支柱、2・・・・・・横梁、3・・・・
・・筋交い材、4・・・・・・支承用両側枠組、5・・
・・・・縦材、6・・曲横材、7・・・・・・転倒防止
用横棒、訃・・・・・基台、9・・・・・・棚板の甲板
、10・・・・・・格天井骨組、11・・・・・・補強
用持送り部材、12・・・・・・最上層固定棚板 13
・曲・棚板滑動用レール、14・・・・・・保持板、1
5・・・・・・車輪、16・・・・・・可動棚板、17
・曲・クランクシャフト型フック、18・・・・・・ス
トッパ部材、19・・・・・・滑動用案内レール、20
・・・・・・車輪、21・・・・・・滑動用案内レール
の透孔、22・・・・・・係止片、23・・・・・・枢
軸、24・・・・・・ボルト、25・・・・・・支柱の
透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面コの字型鋼を組合せた支承用両側枠組と型鋼を組合
    せ上記両側枠組の下端にその前後両端面より先方に延長
    するようにそれぞれ螺着した基台と、甲板の下面で格天
    井式に型鋼を組合せ且つその骨組の各隅角部に溶着した
    補強用持送り部材を介して前記両側枠組の上端部に螺着
    する最上層固定棚板と、前記の如き格天井式骨組を有す
    る複数の上下移動及び二方向滑動可能な棚板とより成る
    枠組構造の棚に於いて、上記支承用両側枠組の支柱には
    コの字断面の対向壁面にその縦方向中心線上で一定間隔
    の透孔を穿設し、該両側枠組の対向側面には断面コの字
    型鋼が上記支柱の透孔を介して上下移動に棚板滑動用案
    内レールとして螺着し、前記可動棚板の両側端面にはコ
    の字型鋼が上記棚板滑動用レールの外側に嵌合するよう
    に溶着し、コの字型鋼の閉鎖背面が溶着し上下部に前記
    支柱の透孔と等間隔に透孔を穿設し下部透孔には車輪を
    上部透孔にはボルトナツトによりそれぞれ前記支柱に螺
    着する保持板を前記滑動用レールの両端部に設け、該棚
    板滑動用レールの背面内側には可動棚板に設けたクラン
    クシャフト型フックが係止するストッパを適当位置に突
    設し、各棚板の両側端面に溶着したレール両端附近には
    滑動用車輪がそれぞれ枢着し且つその内方適当位置に該
    クランクシャフト型フックの出入可能な細長透孔ヲ穿設
    し、各可動棚板前後両正面には甲板下面両側端附近に棚
    板の前後の滑り出し防止用クランクシャフト型フックを
    枢着しであることを特徴とする二方向に滑動可能な棚板
    付枠組構造の棚。
JP8325479U 1979-06-18 1979-06-18 二方向に滑動可能な棚板付枠組構造の棚 Expired JPS601631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8325479U JPS601631Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 二方向に滑動可能な棚板付枠組構造の棚

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JP8325479U JPS601631Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 二方向に滑動可能な棚板付枠組構造の棚

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Publication Number Publication Date
JPS562848U JPS562848U (ja) 1981-01-12
JPS601631Y2 true JPS601631Y2 (ja) 1985-01-17

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ID=29316462

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JP8325479U Expired JPS601631Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 二方向に滑動可能な棚板付枠組構造の棚

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936731U (ja) * 1982-09-02 1984-03-08 株式会社ダイフク スライドテ−ブル付き棚

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JPS562848U (ja) 1981-01-12

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