JP2018131077A - 運搬台車用の定置具 - Google Patents

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利夫 河窪
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智織 森田
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忍 吉岡
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Abstract

【課題】運搬台車に強い外力がかかったりしても、運搬台車とともに移動することがないような静止した構造体に、運搬台車の車輪を確実に係止可能とし、運搬台車が不用意に移動することなく定置する。
【解決手段】運搬台車の左右の前輪6又は左右の後輪7を共に係止する係止杆10と、係止杆10の左右両端部にそれぞれ設けられた左右の装着部材11と、を備えており、係止杆10は、作業台30の横桁31(構造体の一部)に取り付けた際に、横桁31との間に、左右の前輪又は左右の後輪を係入可能なスペース36を形成可能とする構成であり、装着部材11は、作業台30の横桁31に嵌合して係止杆10を取り付けるフック体18(取付部)を備え、作業台30の横桁31に着脱可能に取り付けて、運搬台車2を定置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、運搬台車を作業台等に係止して定置する運搬台車用の定置具に関する。
従来、運搬台車を移動できないようにして定置するために、運搬台車の車輪を装入して停止する車輪止めが知られている(特許文献1〜5参照)。
特開2015−074305号公報 特開2012−158974号公報 特開2004−182176号公報 実用新案登録第3196578号公報 実開平3−33763号公報
上記の特許文献1〜5に開示された車輪止めは、少なくとも2個必要であり、常に2個用意していなくてはならない。また、運搬台車に強い外力がかかったりすると、車輪が車輪止めからはずれてしまい、不用意に移動してしまうという可能性も生じかねない。
或いは、運搬台車に強い外力がかかったりすると、車輪が車輪止めからはずれなくても、車輪止めは比較的に小さなものであるから、車輪止めがずれて、運搬台車が車輪止めごと移動してしまうという可能性も生じかねない。
本発明は、作業台等のように運搬台車に強い外力がかかったりしても、運搬台車とともに移動することがないような作業台のような静止した構造体の一部に、運搬台車の車輪を係止可能とすることで、運搬台車に強い外力がかかったりしても、不用意に移動することなく、確実に運搬台車を定置可能とする、簡単な構造の運搬台車用の定置具を実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、静止した構造体の一部に着脱可能に取り付けて、運搬台車を定置するための運搬台車用の定置具であって、運搬台車の左右の前輪又は左右の後輪を共に係止する係止杆と、該係止杆の左右両端部にそれぞれ設けられた左右の装着部材と、を備えており、係止杆は、構造体の一部に取り付けた際に、該構造体の一部との間に、前記左右の前輪又は左右の後輪を係入可能なスペースを形成可能とする構成であり、装着部材は、構造体の一部に係合して係止杆を取り付ける取付部を備えている構成であることを特徴とする運搬台車用の定置具を提供する。
係止杆は、パイプ又は中実杆材で形成され、左右方向に延びる車輪掛け部と、該車輪掛け部の両端部が前方に折り曲げられた左右の折り曲げ部と、を備えている構成としてもよい。
左右の装着部材は、それぞれ取付部として、構造体の一部に上方から嵌合して該嵌合体に着脱可能に取り付け可能なフック体を備えており、該フック体は、左右の折り曲げ部のそれぞれの前端部に設けられ、前壁、後壁及び頂壁を有する構成としてもよい。
後壁は、前壁より下方に向けて長く形成されている構成としてもよい。
係止杆の平面形状は、略コの字型である構成としてもよい。
係止杆は、横幅方向又は前後方向に長さが調節可能である構成としてもよい。
本発明に係る運搬台車用の定置具によれば、作業台等のように運搬台車に強い外力がかかったりしても、運搬台車とともに移動することがないような作業台等の静止した構造体に、運搬台車の車輪を確実に係止可能とする構成であるので、運搬台車に強い外力がかかったりしても、運搬台車が不用意に移動することなく定置することが可能となる。
本発明に係る運搬台車用の定置具は、簡潔な構成であり、使用に際しては静止した構造体の一部に着脱可能に簡単に取り付けて使用することができる。また、取り付ける静止した構造体の構成によっては、運搬台車を、静止した構造体の内側に収納するようにして定置可能となる。
本発明に係る運搬台車用の定置具の実施例1を説明する図であり、(a)は上方から見た図であり、(b)は(a)を上下裏返して下面を見た図である。 前記実施例1の運搬台車用の定置具を説明する図であり、(a)は斜視図であり、(b)は側面図である。 運搬台車用の定置具を取り付けて、運搬台車を定置する作業台であり、(a)は斜視図であり、(b)は長手方向の側面図であり、(c)は下方に棚板を備えた別の作業台の側面図である。 実施例1の運搬台車用の定置具を作業台に取り付けた状態を示す図であり、(a)は側方から見た図及びA部の拡大図であり、(b)は(a)のB−Bから見た図(下方から見た図)である。 作業台に取り付けた実施例1の運搬台車用の定置具に、運搬台車の左右の後輪を係止させて定置した状態を示す図であり、(a)は側方から見た図であり、(b)は(a)のB−Bから見た図(下方から見た図)である。 作業台に取り付けた実施例1の運搬台車用の定置具に、運搬台車の左右の前輪を係止させて定置した状態を示す図であり、(a)は側方から見た図であり、(b)は(a)のB−Bから見た図(下方から見た図)である。 棚板を備えた作業台に取り付けた実施例1の運搬台車用の定置具に、運搬台車の左右の後輪を係止させて定置した状態を示す図であり、(a)は側方から見た図であり、(b)は(a)のB−Bから見た図(下方から見た図)である。 (a)は前記実施例1の運搬台車用の定置具を取り付けて、運搬台車を定置するトラックの側面図であり、(b)は(a)のB−Bから見た図(下方から見た一部平面図)であり、(c)はサイドガードに運搬台車用の定置具を取り付け、運搬台車を定置した状態を示す側面図及びそのC部の拡大図である。 (a)、(b)は本発明に係る運搬台車用の定置具の実施例2を説明する図であり、(c)は実施例2の変形例を示す図であり、(d)は本発明に係る運搬台車用の定置具の実施例3を説明する図である。
本発明に係る運搬台車用の定置具を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
(実施例1)
本発明に係る運搬台車用の定置具の実施例1を、図1〜図8を参照して説明する。実施例1に示す運搬台車用の定置具1は、本発明に係る運搬台車用の定置具の基本的な構成を備えている。
本明細書では、運搬台車2において、ハンドル3の起立している側を後側とし、その反対側を前側とする(図5等参照)。運搬台車2の前側を向いて左右を左右方向とする。
運搬台車用の定置具1は、後記するが、運搬台車2(図5等参照)の前側の左右の車輪6(左右の前輪という)又は後側の左右の車輪7(左右の後輪という)を係止して、運搬台車2を定置する、即ち移動しないように静止するための器具である。
実施例1に示す運搬台車用の定置具1は、図1(a)、(b)に示すように、運搬台車用の左右の前輪6又は左右の後輪7を係止する係止杆10と、係止杆10の左右両端部(より詳しくは後記するが、左右の折り曲げ部15の前端部)にそれぞれ設けられた左右の装着部材11と、を備えている。
係止杆10は、図1(a)、(b)に示すように、全体的な平面形状は、強いて言うと略コの字型のような形状に形成されている。係止杆10は、金属材料(例えば、鋼材、アルミ等)、合成樹脂、木等の材料から成るパイプ、中実杆材等によって形成されている。
係止杆10は、図1(a)、(b)に示すように、左右方向に延びる車輪掛け部14と、車輪掛け部14の左右からそれぞれ前方(図1(a)では上側、図2(b)では下側)に向けて折り曲げられた左右の折り曲げ部15と、から成る。この左右の折り曲げ部15の前端部に、それぞれ左右の装着部材11が設けられている。
なお、係止杆10は、角パイプによって形成した構成としてもよい。また、係止杆10における車輪掛け部14と折り曲げ部15を一つのパイプ等の部材を直角に折り曲げて形成した構成としてもよい。さらに、車輪掛け部14と折り曲げ部15をパイプ等の別部材で直角に溶接して接続して形成した構成としてもよい。
しかしながら、それらの構成とすると、後記するように、作業台30の下部の横桁31に、運搬台車用の定置具1を取り付けた場合に、その取り付け箇所の傍を通る人が係止杆10に接触して怪我をすることも懸念される。
そこで、そのような懸念を払拭するためには、係止杆10は、丸パイプ(断面丸形のパイプ)によって形成した構成とすることが好ましい。また、車輪掛け部14と折り曲げ部15を、一つのパイプ等の部材を、直角ではなく、アール(R)を付けて、又は湾曲状に折り曲げて形成した構成とすることが好ましい(図1の形状参照)。さらに、車輪掛け部14と折り曲げ部15を別部材で溶接して形成する場合は、直角部が生じないように、角部に湾曲状の部材を介在させる等の構成とすることが好ましい。
運搬台車用の定置具1は、作業台等の静止した構造体の一部(後記するが、横桁等)に取り付けて使用するが、そのために装着部材11は、構造体の一部に着脱可能に取り付ける取付部を備えている。本実施例1における装着部材11は、図2(a)、(b)に示すような構成である。
装着部材11は、構造体の一部に着脱可能に取り付ける取付部としてフック体18を有し、フック体18は、折り曲げ部15の端面に溶接(図2(a)、(b)の溶接部19参照)等で固定された基板20に、溶接等で固定されて設けられている。本実施例では、溶接で固定されているが、ねじ等の固着具で固定されていてもよい。或いは、係止杆10と一体で成形された構成としてもよい。
フック体18は、図2に(a)、(b)に示すように、下方に向けて垂直な前壁23及び後壁24と、前壁23と後壁24を橋絡する水平な頂壁25と、からその断面が略コの字型に形成されている。
このような構成のフック体18は、後記するが、静止した構造体の一部(例.作業台の横桁等)に、上方から着脱可能に嵌合して(フック体18が構造体の一部に外側から被さって)、構造体の一部に着脱可能に取り付けることができる。
後壁24は、図2(a)、(b)に示すように、前壁23より下方に向けて長い寸法であって、より広い面接となるように形成されていることが好ましい。このように、後壁24は、前壁23より長い寸法で形成されている意義は、次のとおりである。
後記するが、使用に際して、運搬台車2の左右の前輪6又は左右の後輪7が運搬台車用の定置具1の係止杆10に係止されると、運搬台車2の重量で係止杆10に作用するモーメントのために、後壁24は、構造体の一部(例えば、作業台の下部の横桁)に押圧されるようにして当接される。その際、後壁24は、より長い寸法で広い面接となるように形成されているので、確実に構造体の一部に当接され、また破損するようなことが防止される。
(作用)
以上の構成から成る実施例1の運搬台車用の定置具1の使用例を通して、その作用を説明する。本発明に係る運搬台車用の定置具1は、その装着部材11が装着できる静止した構造体であれば、その構造体の内側又は傍に運搬台車2を定置することが可能である。
ここでは、運搬台車用の定置具1を取り付ける構造体を作業台30とし、構造体の一部を作業台30の横桁31として、その使用例を説明する。即ち、運搬台車用の定置具1を、作業台30の下部の横桁31に装着して定置する使用例を、図3〜図6において説明する。
ここでの作業台30は、図3(a)、(b)に示すように、ごく普通に使用されている通常の構造であり、天板32と、天板32の4隅から垂直に固定された前後左右の支持脚33と、隣接する支持脚33の間に固定された前後左右の横桁31と、を備えている。
使用に際して運搬台車用の定置具1を作業台30に取り付ける場合は、運搬台車用の定置具1の装着部材11のフック体18を、図4(a)、(b)に示すように、上方から横桁31に被せるようにして着脱可能に嵌合する。
この取り付け状態では、図4(a)、(b)に示すように、横桁31はフック体18の前壁23と後壁24の間に嵌り、フック体18の頂壁25は横桁31に載置される。後壁24は、係止杆10の重量によるモーメント(図4(a)の矢印M参照)により横桁31に当接される。
このように横桁31に取り付けた運搬台車用の定置具1によって、運搬台車2を、作業台30の内側に定置する場合は、図5(a)、(b)に示すように、運搬台車2を天板32の下方に搬入し、左右の後輪7を係止杆10と横桁31で囲まれるスペース36内に係入する。
すると、左右の後輪7は、係止杆10と横桁31の間で確実に係止され、しかも、運搬台車2は作業台30内にすっきりと収納された状態で定置される。そのため、運搬台車2は作業台30の周辺に定置されることがないので、邪魔となることなく、作業台30の周辺のスペースを有効活用できる。
作業台30において製造していた部品等を、運搬台車2で他の工程に運搬するために、運搬台車2は作業台30内に収納することなく、作業台30の傍に仮置きのために定置するような場合を、図6(a)、(b)に示す。
この場合は、運搬台車2の左右の前輪6を、係止杆10と横桁31で囲まれるスペース36内に入れることによって、仮置きであっても、確実に係止して定置することができる。
なお、図3(c)に示すように、横桁31及び支持脚33の上方に間隔をおいて棚板37が設けられている作業台38も通常使用されているが、このような作業台38についても、運搬台車用の定置具1を、図5に示す場合と同様に取り付けて使用することが可能である。
この場合は、図7(a)、(b)に示すように、運搬台車用の定置具1は、上記同様にその装着部材11を横桁31に取り付ける。そして、運搬台車2を天板32の下方に搬入し棚板37上に載置し、左右の後輪7を係止杆10と横桁31で囲まれるスペース36内に係入する。
これによって、図5に示す場合と同様に、左右の後輪7は、係止杆10と横桁31の間で確実に係止され、しかも、運搬台車2は、棚板37の上に載置され、作業台38内にすっきりと収納された状態で定置される。
次に、別の使用例を図8(a)〜(c)において説明する。この使用例では、運搬台車用の定置具1を取り付ける「静止した構造体」はトラック44であり、「静止した構造体の一部」は、トラック44の巻き込み防止用のサイドガード43である。なお、トラック44自体は移動するが、ここでは、停止している場合を想定し「静止した構造体」として説明する。
巻き込み防止用のサイドガード43は、図8(a)、(b)に示すように、トラック44の側部に上下2本のガード杆45が、支持フレーム46を介してトラック44のシャーシ47に取り付けられている。
運搬台車用の定置具1を、トラック44の巻き込み防止用のサイドガード43に取り付けて使用する場合は、運搬台車用の定置具1の装着部材11を、図8(c)に示すように、上側のガード杆45に上方から嵌合して取り付ける。
そして、運搬台車2をトラック44の側方から内部に入れて、左右の後輪7を係止杆10とサイドガード43のガード杆45の間のスペース50内に入れて係止する。これによって、運搬台車2をトラック44の側部に定置することが可能となる。
以上、運搬台車用の定置具1を作業台30、38、トラック44等にそれぞれ取り付けて、運搬台車2を定置する使用例を説明したが、その他、工場、倉庫、市場、店舗、交通機関の構内等、各種の事業所に設置された静止した構造体(例えば、テーブル、柵、手摺り、棚等)であって、装着部材11を取り付けることのできるものに、運搬台車用の定置具1を取り付けて使用することができる。
(実施例2)
本発明に係る運搬台車用の定置具の実施例2を、図9(a)、(b)を参照して説明する。この実施例2の運搬台車用の定置具55は、その係止杆56が、左側の係止杆材57と右側の係止杆材58の左右2つの係止杆材から成り、長さが調節自在である。
右側の係止杆材58の車輪掛け部61は管状に形成されており、その端部には調節ボルト60が螺着されている。左側の係止杆材57の車輪掛け部59は、右側の係止杆材58の車輪掛け部61内に摺動可能に嵌合されており、しかも、その表面には、調節ボルト60の先端が、選択的に係入可能な複数の窪み62が長手方向に間隔をおいて形成されている。
使用に際して、左右の前輪6又は左右の後輪7の車輪間隔が比較的小さな運搬台車2の場合は、図9(a)に示すように、係止杆56の横幅を縮めた状態で、調節ボルト60を対応する窪み62に選択して押し入れるように螺着して、左右側の係止杆材57、58を互いに固定する。
また、左右の前輪6又は左右の後輪7の車輪間隔が比較的大きな運搬台車2の場合は、図9(b)に示すように、係止杆56の横幅を広げた状態で、調節ボルト60を対応する窪み62に選択して押し入れるように螺着して、左右側の係止杆材57、58を互いに固定する。
実施例2の変形例の運搬台車用の定置具64を図9(c)に示す。この運搬台車用の定置具64は、その係止杆65は、左右側の係止杆材66、67から成り、左右側の係止杆材66、67は、それぞれ螺旋方向が互いに逆に形成されたねじ軸68に、左右から螺着された構成である。ねじ軸68を一方又は他方に回転することで、係止杆65の横幅が調整可能となる。
なお、このように係止杆の横幅を調整する構造としては、そのほかいろいろな構成が考えられるが、係止杆の左右の折り曲げ部について、それぞれ前後方向の長さを調整する構成とすれば、運搬台車2の左右の前輪6又は左右の後輪7の大きさ(直径)にも対応可能となる。
(実施例3)
本発明に係る運搬台車用の定置具の係止杆の平面形状は、左右の前輪6又は左右の後輪7を入れて係止できる形状であれば、実施例1のような平面形状でなくても良い。そのような例として、実施例3の運搬台車用の定置具71を、図9(d)に示す。
この実施例3の運搬台車用の定置具71の係止杆72は、実施例1の運搬台車用の定置具1の係止杆10において、その中央部73が静止した構造体の一部に邪魔とならない程度、前方に向けて突き出るように形成され、その左右に、左右の前輪6又は左右の後輪7に対応してスペースが形成可能な構成である。
以上、本発明に係る運搬台車用の定置具を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る運搬台車用の定置具は上記のような構成であるから工場、倉庫、市場、店舗、交通機関の構内等、各種の事業所で使用されている運搬台車用の定置具として適用可能である。
1 運搬台車用の定置具
2 運搬台車
3 ハンドル
6 左右の前輪
7 左右の後輪
10 係止杆
11 左右の装着部材
14 車輪掛け部
15 左右の折り曲げ部
18 フック体(装着部材の取付部)
19 溶接部
20 基板
23 前壁
24 後壁
25 頂壁
30 作業台
31 作業台の横桁
32 天板
33 支持脚
36 係止杆と横桁で囲まれるスペース
37 棚板
38 棚板を備えた作業台
43 サイドガード
44 トラック
45 ガード杆
46 支持フレーム
47 トラックのシャーシ
50 係止杆とサイドガードの間のスペース
55 運搬台車用の定置具
56 係止杆
57 左側の係止杆材
58 右側の係止杆材
59 左側の係止杆材の車輪掛け部
60 調節ボルト
61 右側の係止杆材の車輪掛け部
62 左側の係止杆材の窪み
64 運搬台車用の定置具
65 係止杆
66 左側の係止杆材
67 右側の係止杆材
68 ねじ軸
71 運搬台車用の定置具
72 係止杆
73 係止杆の中央部

Claims (6)

  1. 静止した構造体の一部に着脱可能に取り付けて、運搬台車を定置するための運搬台車用の定置具であって、
    運搬台車の左右の前輪又は左右の後輪を共に係止する係止杆と、該係止杆の左右両端部にそれぞれ設けられた左右の装着部材と、を備えており、
    係止杆は、構造体の一部に取り付けた際に、該構造体の一部との間に、前記左右の前輪又は左右の後輪を係入可能なスペースを形成可能とする構成であり、
    装着部材は、構造体の一部に係合して係止杆を取り付ける取付部を備えている構成であることを特徴とする運搬台車用の定置具。
  2. 係止杆は、パイプ又は中実杆材で形成され、左右方向に延びる車輪掛け部と、該車輪掛け部の両端部が前方に折り曲げられた左右の折り曲げ部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の運搬台車用の定置具。
  3. 左右の装着部材は、それぞれ取付部として、構造体の一部に上方から嵌合して該嵌合体に着脱可能に取り付け可能なフック体を備えており、該フック体は、左右の折り曲げ部のそれぞれの前端部に設けられ、前壁、後壁及び頂壁を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の運搬台車用の定置具。
  4. 後壁は、前壁より下方に向けて長く形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の運搬台車用の定置具。
  5. 係止杆の平面形状は、略コの字型であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の運搬台車用の定置具。
  6. 係止杆は、横幅方向又は前後方向に長さが調節可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の運搬台車用の定置具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021138295A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 本田技研工業株式会社 運搬台車用取っ手及び運搬台車

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