JPS6016312B2 - 箱形構造内部のプレ−ト溶接法 - Google Patents
箱形構造内部のプレ−ト溶接法Info
- Publication number
- JPS6016312B2 JPS6016312B2 JP53122409A JP12240978A JPS6016312B2 JP S6016312 B2 JPS6016312 B2 JP S6016312B2 JP 53122409 A JP53122409 A JP 53122409A JP 12240978 A JP12240978 A JP 12240978A JP S6016312 B2 JPS6016312 B2 JP S6016312B2
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- Japan
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- welding
- welded
- groove
- plates
- shaped structure
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄骨構造製品の柱、橋脚などの如き箱形構造部
材における内部収蔵プレートをェレクトロスラグ溶接ま
たはェレクトロガス溶接する溶接法の改良に係る。
材における内部収蔵プレートをェレクトロスラグ溶接ま
たはェレクトロガス溶接する溶接法の改良に係る。
第1図に示すような、箱形構造を構成する部材1,2,
3及び4の内部に設けられるリブプレート又はダイヤフ
ラム5,6の四周を都村1,2,3及び4に溶接する場
合、従釆は第2図に示ように、部材1をはずしておいて
、部材2,3,4とりププレート5,6との取合溶接継
手7,8,9,10,11,12を被覆アーク溶接ある
いは炭酸ガス溶接などで予め溶接し、残る都材1とIJ
ブプレート5及び6との取合溶接継手13,14にェレ
クトロスラグまたはェレクトロガス溶接関先溝13′,
14′を設け、部材1を組立てた後、箱形構造の外側に
おける開先導13′,14′に適合する切欠15,16
よりェレクトロスラグまたはェレクトロガス溶接でこれ
を溶接しリブプレートの四周溶接を完成させる方法(椿
公昭45−203磯)がある。
3及び4の内部に設けられるリブプレート又はダイヤフ
ラム5,6の四周を都村1,2,3及び4に溶接する場
合、従釆は第2図に示ように、部材1をはずしておいて
、部材2,3,4とりププレート5,6との取合溶接継
手7,8,9,10,11,12を被覆アーク溶接ある
いは炭酸ガス溶接などで予め溶接し、残る都材1とIJ
ブプレート5及び6との取合溶接継手13,14にェレ
クトロスラグまたはェレクトロガス溶接関先溝13′,
14′を設け、部材1を組立てた後、箱形構造の外側に
おける開先導13′,14′に適合する切欠15,16
よりェレクトロスラグまたはェレクトロガス溶接でこれ
を溶接しリブプレートの四周溶接を完成させる方法(椿
公昭45−203磯)がある。
また第3図に示すように、部材1及び3(または1のみ
の場合もあり)をはずしておき、部材2及び4とりププ
レート5及び6の一つの相対する辺との取合溶接継手7
,9,10,12を被覆ァーク溶接あるいは炭酸ガス溶
接などで予め溶接し、残る部材1および3とIJブプレ
ート5,6他の相対する辺との取合溶接継手8,13,
11,14にェレクトロスラグまたはヱレクトロガス溶
接開先導8′,13′,11′,14′を設け、部材1
および3を組立てた後、箱形構造の外部における関先溝
8′,13′,11′,14′に適合する切欠15,1
6よりェレクトロスラグまたはェレクトロガス溶接で相
対する溶接継手8と13、または11と14を同時に溶
接し、リブプレートの四周の溶接を完成させる方法(特
公昭51−15497)がある。
の場合もあり)をはずしておき、部材2及び4とりププ
レート5及び6の一つの相対する辺との取合溶接継手7
,9,10,12を被覆ァーク溶接あるいは炭酸ガス溶
接などで予め溶接し、残る部材1および3とIJブプレ
ート5,6他の相対する辺との取合溶接継手8,13,
11,14にェレクトロスラグまたはヱレクトロガス溶
接開先導8′,13′,11′,14′を設け、部材1
および3を組立てた後、箱形構造の外部における関先溝
8′,13′,11′,14′に適合する切欠15,1
6よりェレクトロスラグまたはェレクトロガス溶接で相
対する溶接継手8と13、または11と14を同時に溶
接し、リブプレートの四周の溶接を完成させる方法(特
公昭51−15497)がある。
しかして第3図に示す方法は、第2図に示す方法が最後
継手第2図の13,14を入熱量の大きいェレクトロス
ラグまたはェレクトロガス溶接で行なうことにより箱形
構造物が溶接変形することを改善するために提案され、
第3図示の通り、リブプレート6,6の夫々1つの相対
する2辺に入熱量の大きいェレクト。
継手第2図の13,14を入熱量の大きいェレクトロス
ラグまたはェレクトロガス溶接で行なうことにより箱形
構造物が溶接変形することを改善するために提案され、
第3図示の通り、リブプレート6,6の夫々1つの相対
する2辺に入熱量の大きいェレクト。
スラグまたはエレクトロガス溶接継手8,13および1
1,14を設け、かっこの継手を同時に溶接することに
よって溶接熱による箱形構造物の曲がり変形を相殺しよ
うとしたものである。しかしこの第3図示の場合には、
リブブレートの両端辺を同時にェレクトロスラグまたは
ェレクトロガス溶接の大入熱溶接するため、リブプレー
ト全体は高温に達し、溶接継手部の冷却速度は著しく遅
くなり、これにより、特に暁準を含めた調質熱処理を行
なった場合には溶接熱影響部の切欠轍性の劣化を増長せ
しめ、また溶接開先溝を構成する部材の溶け抜けをしや
すくする原因となる欠点がある。本発明は上記従来溶接
法の欠点を改良するために、箱形構造内部にリププレー
トまたはダイヤフラムなどのプレート複数枚を収蔵しそ
の周辺を箱形外周構成部材に溶接するにあたり、各プレ
ートの1つの相対する2辺に溶接継手の関先溝を設け、
この関先溝に適合する切欠を有する外周構成部材を各プ
レートの開先溝のない2辺に溶接し、次に各プレートの
開先溝のある2辺に別の外周構成部材をあてがった上ま
ず隣接するプレート同志の一方の対角位魔の閥先溝を同
時にェレクトロスラグまたはェレクトロガス溶接し、次
いで他方の対角位置の関先溝を同時に同様溶接すること
を特徴とする箱形構造内部のプレート溶接法を提供する
。
1,14を設け、かっこの継手を同時に溶接することに
よって溶接熱による箱形構造物の曲がり変形を相殺しよ
うとしたものである。しかしこの第3図示の場合には、
リブブレートの両端辺を同時にェレクトロスラグまたは
ェレクトロガス溶接の大入熱溶接するため、リブプレー
ト全体は高温に達し、溶接継手部の冷却速度は著しく遅
くなり、これにより、特に暁準を含めた調質熱処理を行
なった場合には溶接熱影響部の切欠轍性の劣化を増長せ
しめ、また溶接開先溝を構成する部材の溶け抜けをしや
すくする原因となる欠点がある。本発明は上記従来溶接
法の欠点を改良するために、箱形構造内部にリププレー
トまたはダイヤフラムなどのプレート複数枚を収蔵しそ
の周辺を箱形外周構成部材に溶接するにあたり、各プレ
ートの1つの相対する2辺に溶接継手の関先溝を設け、
この関先溝に適合する切欠を有する外周構成部材を各プ
レートの開先溝のない2辺に溶接し、次に各プレートの
開先溝のある2辺に別の外周構成部材をあてがった上ま
ず隣接するプレート同志の一方の対角位魔の閥先溝を同
時にェレクトロスラグまたはェレクトロガス溶接し、次
いで他方の対角位置の関先溝を同時に同様溶接すること
を特徴とする箱形構造内部のプレート溶接法を提供する
。
本発明方法の一実施例を第3図を利用しかつ第4図につ
いて説明する。
いて説明する。
本発明方法のェレクトロスラグ溶接までは第3図示の従
来方法と同じであるので、同図および第4図について説
明すると、まずリブプレート5,6の1つの相対する2
辺に溶接継手8,13、、および11,14の関先溝8
′,13′,および11′,14′を設ける。
来方法と同じであるので、同図および第4図について説
明すると、まずリブプレート5,6の1つの相対する2
辺に溶接継手8,13、、および11,14の関先溝8
′,13′,および11′,14′を設ける。
この開光輝の形成は、従釆方法と同様に第4図示の通り
リププレート5,6の夫々1つの相対する2辺に補助板
8a,8b,13a,13b,11a,1ib,14a
,14b,をあてがって作られる。この関先溝に適合す
る切欠15,16,17,18を形成した外周構成部材
2,4をリブプレート5,6の開先溝のない2辺にあて
て溶接し、次にリブプレート5,6の関先溝のある2辺
に別の外周構成部材1,2をあてがう。第4図において
4つの溶接継手8,13,11,14において、まず一
方の対角位置の継手8,14を同時にェレクトロスラグ
またはェレクトロガス溶接し、次いで他方の対角位置の
継手11,13を同時にェレクトロスラグまたはェレク
トロガス溶接する。かくしてこの方法によると、ェレク
トロスラグまたはェレクトロガス溶接という大入熱溶接
が同一リブプレート5,6の両端辺で同時に施工されず
に、隣接の2プレートの対角位置で同時にして交互に行
われるので、各々の溶接継手8,13,11,14の溶
接による冷却速度は単継手で溶接した場合とほぼ等しく
、よって冷却速度の低下による溶接熱影響部の劣化は従
来方法より少く、かつ開先溝構成の補助板8a,8b等
の溶け抜けの度合も従来方法より減少する。
リププレート5,6の夫々1つの相対する2辺に補助板
8a,8b,13a,13b,11a,1ib,14a
,14b,をあてがって作られる。この関先溝に適合す
る切欠15,16,17,18を形成した外周構成部材
2,4をリブプレート5,6の開先溝のない2辺にあて
て溶接し、次にリブプレート5,6の関先溝のある2辺
に別の外周構成部材1,2をあてがう。第4図において
4つの溶接継手8,13,11,14において、まず一
方の対角位置の継手8,14を同時にェレクトロスラグ
またはェレクトロガス溶接し、次いで他方の対角位置の
継手11,13を同時にェレクトロスラグまたはェレク
トロガス溶接する。かくしてこの方法によると、ェレク
トロスラグまたはェレクトロガス溶接という大入熱溶接
が同一リブプレート5,6の両端辺で同時に施工されず
に、隣接の2プレートの対角位置で同時にして交互に行
われるので、各々の溶接継手8,13,11,14の溶
接による冷却速度は単継手で溶接した場合とほぼ等しく
、よって冷却速度の低下による溶接熱影響部の劣化は従
来方法より少く、かつ開先溝構成の補助板8a,8b等
の溶け抜けの度合も従来方法より減少する。
一方対角位置の継手8と14,11と13とを同時溶接
するので、Y−Y軸直角方向における箱形構造物の溶接
による変形も少なく、工作許容精度内である。
するので、Y−Y軸直角方向における箱形構造物の溶接
による変形も少なく、工作許容精度内である。
第1図は箱形構造物の斜視図、第2図、第3図は従釆の
プレ−ト溶接法の要領を示す斜視図、第4図は本発明プ
レート溶接法の要領を示す斜視図である。 1,2,3.4・・・箱形外周構成材、5,6・・・リ
ブプレート、8,11,13,14・・・溶接継手、8
′,11′,13′,14′・・・開先導。 鯖′図舞2図 鯖ヲ図 ※4図
プレ−ト溶接法の要領を示す斜視図、第4図は本発明プ
レート溶接法の要領を示す斜視図である。 1,2,3.4・・・箱形外周構成材、5,6・・・リ
ブプレート、8,11,13,14・・・溶接継手、8
′,11′,13′,14′・・・開先導。 鯖′図舞2図 鯖ヲ図 ※4図
Claims (1)
- 1 箱形構造内部にリブプレートまたはダイヤフラムな
どのプレート複数枚を収蔵し、その周辺を箱形外周構成
部材に溶接するにあたり、各プレートの1つの相対する
2辺に溶接継手の開先溝を設け、この開先溝に適合する
切欠を有する外周構成部材を各プレートの開先溝のない
2辺に溶接し、次に各プレートの開先溝のある2辺に別
の外周構成部材をあてがつた上、まず隣接するプレート
同志の一方の対角位置の開先溝を同時にエレクトロスラ
グ溶接またはエレクトロガス溶接し、次いで他方の対角
位置の開先溝を同時に同様溶接することを特徴とする箱
形構造内部のプレート溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53122409A JPS6016312B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 箱形構造内部のプレ−ト溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53122409A JPS6016312B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 箱形構造内部のプレ−ト溶接法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5548490A JPS5548490A (en) | 1980-04-07 |
JPS6016312B2 true JPS6016312B2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=14835082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53122409A Expired JPS6016312B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 箱形構造内部のプレ−ト溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016312B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628316A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Akai Electric Co Ltd | 磁気ヘツド |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61162273A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ボツクス構造物の連続製造方法 |
US5329859A (en) * | 1993-07-12 | 1994-07-19 | Acf Industries, Incorporated | Increased strength railway tank for underframe construction and method with center sill pocket and weld support for pooling welding material |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236972A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-22 | Philips Nv | Crt |
-
1978
- 1978-10-04 JP JP53122409A patent/JPS6016312B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236972A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-22 | Philips Nv | Crt |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628316A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Akai Electric Co Ltd | 磁気ヘツド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5548490A (en) | 1980-04-07 |
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