JPS60162705A - 金属超微粒子の製造法 - Google Patents

金属超微粒子の製造法

Info

Publication number
JPS60162705A
JPS60162705A JP1720284A JP1720284A JPS60162705A JP S60162705 A JPS60162705 A JP S60162705A JP 1720284 A JP1720284 A JP 1720284A JP 1720284 A JP1720284 A JP 1720284A JP S60162705 A JPS60162705 A JP S60162705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
metal
molten metal
contact interface
plasma jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1720284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6139371B2 (ja
Inventor
Masahiro Uda
雅広 宇田
Satoru Ono
悟 大野
Hideo Okuyama
秀男 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Research Institute for Metals
Original Assignee
National Research Institute for Metals
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Research Institute for Metals filed Critical National Research Institute for Metals
Priority to JP1720284A priority Critical patent/JPS60162705A/ja
Publication of JPS60162705A publication Critical patent/JPS60162705A/ja
Publication of JPS6139371B2 publication Critical patent/JPS6139371B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアークまたはプラズマジェットにより活性化し
た水素と溶融金属との反応による金属超微粒子の製造方
法の改良に関する。
本発明における溶融金属とは、溶融金属及び溶融合金を
総称する。以下、溶融金属と略記する。
本発明者らは、さきに、アークまたはプラズマジェット
により活性化された水素と溶融金属との反応を利用して
金属超微粒子を製造する方法を発明した。(特許第11
46170号及び特許[56−202568号)。
これらの方法では、活性化された水素を含むアークまた
はプラズマジェットのフレーム及び溶融金属は静止状態
にあるため、金属超微粒子の製造時におけるアークまた
はフレームと溶融金属との接触界面面積はほぼ一定に保
たれる。
これらの方法で金属超微粒子の生成速度を増大させるた
めには、雰囲気水素濃度を増大するか、またはアークま
たはプラズマジェットのフレーム数を増加させる必要が
ある。
しかし、雰囲気水素濃度を増大させると715.アーク
またはプラズマジェットの安定維持を]困難とし、冒い
ては生産性が阻害される欠点が生ずる。またアークまた
はプラズマジェットの゛フレーム数を増加すると、それ
だけ所要電力を増大させることになりコスト高となる欠
点があった。
本発明はこれらの欠点をなくすべくなされたもので、そ
の目的は低電力で高能率に金属超微粒子を、容易に製造
する方法を提供することにある。
本発明者らは前記目的を達成すべく研究の結果該金属超
微粒子製造法における微粒子発生速度は該フレームと溶
融金属との接触界面の面積が大なる程微粒子の発生速度
が大となること。
また、この原因は、該アークまたはプラズマジェットの
フレーム中の活性化した水素の溶融金属中への溶解速度
が溶融金属からの該溶解水素の逃散速度より大であるた
め、該溶融金属の溶解水素の過飽和度が増大したためで
あることを知見した。
さらに、上記接触界面の面積を増大させる手段として、
該アークまたはプラズマジェットのフレームと溶融金属
との接触界面を相対的に移成したものである。
本発明において該フレームと溶融金属どの接触界面を相
対的に移動または接触界面に振動を与える方法としては
、該フレームに磁場を作用させ、フレームに回転あるい
は振動を与える方法、アーク放電用電極あるいはプラズ
マジェット発生用トーチを機械的に回転あるいは振動さ
せる方法、溶融金属を載置した溶解台を回転あるいは振
動させる方法、およびこれらの方法を組合せたものが有
効である。
アークまたはプラズマジェットのフレームに磁場を作用
する方法は、アーク放電用電極先端部周囲あるいはプラ
ズマジェット発生用トーチ先端部周囲若し、くけ金属溶
解台周囲に1ないし複数個の永久磁石または電磁コイル
あるいは電磁石を配置し、これにより発生する磁場を利
用することが効果的である。特にアーク放電用電極先端
部周辺あるいはプラズマジェット発生用トーチ先端部周
辺と金属溶解台局凹の両者に上記永久磁石または電磁石
あるいは電磁コイルを配置することがより有効である。
なお、装置の構造あるいは操作性などの点から、上記の
配置が困難である場合には、アークまたはプラズマジェ
ットのフレームに同様の作用を及はす範囲内で他の位置
に設置してもよい。
アーク放電用電極またはプラズマジェット発生用トーチ
を機械的に回転あるいは振動させ、該フレームと溶融金
属の接触界面の面積を拡大する方法は、該フレームと溶
融金属との接触界面が溶融金属上で円弧状あるいは往復
運動するように該電極あるいはトーチを作動させること
Kより達成される。また、溶融金属を載置した金属溶解
台の回転あるいは振動による該接触界面の面積拡大も上
記と同様に、該接触界面が溶融金属上で円弧状または往
復運動するように該溶解台を作動させるとよい。
なお、上記の電磁気的な回転あるいは振動と機械的な回
転あるいは振動を適宜組合せることにより、溶融金属上
の該接触界面の軌跡は遊星運動等の複雑な軌跡を得るこ
とができ、これらの場合にはより効果的に接触界面を拡
大できる。
また、該フレ、−ムの溶融金属上での接触界面の面積は
、上記フレームの回転半径あるいは振幅の大きさが大き
く、かつ回転速度あるいは振幅速度の大なる程大きくな
る。その回転半径あるいは振幅の幅は少くとも2m11
以上であることが好ましく、かつその周期は1出以上で
あることが望ましい。
本発明の方法を実施する装置を図面に基づいて説明する
と、第1図は磁場を用いる実施態様装置、第2図および
第3図は機械的手段による実施態様装置を示す。
第1図において、1はアーク、2は溶融金属である。こ
のアーク1に、電極3の先端周囲または金属溶解台4の
周囲に電磁石5を設置して磁場を作用させる。その磁場
の作用によりアーク1に偏向が生ずる。この磁場の発生
位置を順次移動させると、アーク1と溶融金属2の接触
、−“−′− に振動を与える。これによりアークlと溶゛融金属2と
接触界面を拡大し得られる。9は密閉容器である。
第2図において、電極3をモーター6により回転させる
と、アーク1は溶融金属2の表面に円弧を描くように旋
回し、アーク1と溶融金属との接触界面は拡大される。
第3図において、溶融金属2を載置した金属溶解台4を
回転させる。アークlと溶融金属2の接触界面の中心7
は、金属溶解台の回転中心8から所定の距離だけ離れた
位置にあり、この金属溶解台4の回転により、接触界面
は溶融金lA2上を円弧を描くように旋回し、接触界面
を拡大し得られる。
本発明の方法によると、金属超微粒子の生成速度を増大
するために従来法におけるように雰囲気水素濃度の増大
によるアークまたは1?−ズ〜ジ・・トの不安定を生ず
ることもなく、4たアークまたはプラズマジェク声フレ
ームの増大による所要電力の増大もなく、従来法に比べ
て同一電力における金属超微粒子の発生速度を増大し得
る優れた効果を奏し得られる。
実施例1 金属として鉄を、雰囲気として50%H2−Ar(全圧
1気圧)を使用し、アーク電流250A、アーク電圧3
0Vの条件で超微粒子の製造を行った。アークと溶融金
属との接触界面の拡大は、金属溶解台周囲に3個の電磁
石を設置し、磁場発生位置を順次移動させることによシ
、該接触界面を円弧状に旋回させて実施した。なお、旋
回の半径は約3鋼である。比較のために従来法(無旋回
)も実施した。結果は次の第1表に示す通りであった。
第、1表 実施例2 金属としてニッケルを使用し、実施例1と同様にして超
微粒子の製造を行った。その結果は次の第2表に示す通
りであった。
第2表 実施例3 金属を銅とし、実施例1と同様にして超微粒子の製造を
行った。その結果は次の第3表に示す通りであった。
実施例4 金属を銀とし、実施例1と同様にして超微粒子の製造を
行った。その結果は次の第4表に示す通りであった。
実施例5 金属として鉄を、雰囲気として50%Hz −Ar(全
圧1気圧)を使用し、アーク電流350A、アーク電圧
30Vの条件で超微粒子の製造を行った。
アークと溶融金属との接触界面の拡大は、アーク放電用
電極を旋回させ、該接触界面を溶融金属上で円弧状に旋
回させて実施した。なお、旋回の半径は約5mである。
結果は次の第5表に示す通シであった。
実施例6 金属として鉄を使用し、実施例5と同様の条件で超微粒
子の製造を行った。なお、アークと溶融金属との接触面
積の拡大は、溶融金属を載置した金属溶解台を回転させ
て行った。結果は次の第6表に示す通りである。
以上の各実施例における結果が示すように、本発明の方
法によると、従来法に比べて金属超微粒子の発生効率を
著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法を実施する装置の実施態様図であシ
、第1図は磁場を用いる実施態様装置、第2図及び第3
図は機械的手段による実施態様装置を示す。 1:アーク 2:溶融金属 3:アーク放電用電極 4:金属溶解台5:電磁石 6
:モーター 特許出願人 科学技術庁金属材料技術研究所長萼1回 舅2図 穿3咀

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アークまたはプラズマジェットによシ活性化した水素と
    溶融金属との反応により金属超微粒子を製造する方法に
    おいて、該活性化した水素を含むアークまたはプラズマ
    ジェットのフレームと溶融金属との接触界面を移動また
    は振動させ、接触界面面積を拡大させるようにしたこと
    を特徴とする金属超微粒子の製造法。 アークまたはプラズマジェットのフレームに磁場を作用
    させ、該フレームと溶融金属との接触界面を移動・振動
    させる特許請求の範囲第1項記載の金属超微粒子の製造
    法。 アーク放電用電極またはプラズマジェット発生用トーチ
    を回転または振動させて、該アークまたはプラズマジェ
    ットのフレームと溶融金属との接触界面を移動・振動さ
    せる特許請求の範囲第1項記載の金属超微粒子の製造法
    。 溶融金属を載置する金属溶解台を回転または振動させ、
    アークまたはプラズマジェットのフレームと溶融金属と
    の接触界面を移動・振動させる特許請求の範囲第1項記
    載の金属超微粒子の製造法。
JP1720284A 1984-02-03 1984-02-03 金属超微粒子の製造法 Granted JPS60162705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1720284A JPS60162705A (ja) 1984-02-03 1984-02-03 金属超微粒子の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1720284A JPS60162705A (ja) 1984-02-03 1984-02-03 金属超微粒子の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162705A true JPS60162705A (ja) 1985-08-24
JPS6139371B2 JPS6139371B2 (ja) 1986-09-03

Family

ID=11937346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1720284A Granted JPS60162705A (ja) 1984-02-03 1984-02-03 金属超微粒子の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60162705A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179806A (ja) * 1984-04-30 1986-08-12 Daido Steel Co Ltd プラズマア−クを用いた微粒子製造方法
JP2020186420A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 国立大学法人弘前大学 電極の製造方法、電極
JP2020186419A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 国立大学法人弘前大学 殺菌部材の製造方法、殺菌部材
CN112469189A (zh) * 2021-01-28 2021-03-09 西安赛隆金属材料有限责任公司 一种用于制造粉末材料的设备及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179806A (ja) * 1984-04-30 1986-08-12 Daido Steel Co Ltd プラズマア−クを用いた微粒子製造方法
JP2020186420A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 国立大学法人弘前大学 電極の製造方法、電極
JP2020186419A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 国立大学法人弘前大学 殺菌部材の製造方法、殺菌部材
CN112469189A (zh) * 2021-01-28 2021-03-09 西安赛隆金属材料有限责任公司 一种用于制造粉末材料的设备及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6139371B2 (ja) 1986-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4048436A (en) Heat treating
JP4416632B2 (ja) ガスクラスターイオンビーム照射装置およびガスクラスターのイオン化方法
TW200409685A (en) Method for producing alloy powder by dual self-fusion rotary electrodes
JPS60162705A (ja) 金属超微粒子の製造法
US3932760A (en) Powder activation in an inert atmosphere
EP0639939A1 (en) Fast atom beam source
US4169962A (en) Heat treating apparatus
US5216241A (en) Fast atom beam source
JPWO2011024411A1 (ja) マグネトロンスパッタ電極及びスパッタリング装置
JP4321308B2 (ja) プラズマ発生方法及び装置
CN211939055U (zh) 电磁振动金属液体雾化装置
JPH0660393B2 (ja) プラズマ集中型高速スパツタ装置
JP2005076061A (ja) 金属部材の表面改質加工方法及び表面改質加工装置
JP2007317650A (ja) 高速原子線源および高速原子線放出方法ならびに表面改質装置
JPH1027569A (ja) イオン照射装置
KR20030079207A (ko) 솔레노이드식 타격기
JPH0713290B2 (ja) 溶射トーチ
JPH05202472A (ja) 粉末への被膜形成装置
JPS61111772A (ja) 狭開先溶接法
JP2004323292A (ja) カーボンナノ粒子の製造方法と製造装置
JP2005209445A (ja) 金属部材の電子ビーム照射表面改質加工装置
JP2006344387A (ja) 電子ビーム表面改質方法及び装置
JP2791083B2 (ja) 負イオン源
JP2668065B2 (ja) チップトリミング装置
JPH0576669U (ja) 消耗電極式溶接トーチ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term