JPS60162062A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPS60162062A
JPS60162062A JP59018536A JP1853684A JPS60162062A JP S60162062 A JPS60162062 A JP S60162062A JP 59018536 A JP59018536 A JP 59018536A JP 1853684 A JP1853684 A JP 1853684A JP S60162062 A JPS60162062 A JP S60162062A
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knock
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calculator
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晃 高橋
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団野 喜朗
Toshio Iwata
俊雄 岩田
Atsushi Ueda
敦 上田
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佐々木 武夫
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking
    • F02P5/1527Digital data processing dependent on pinking with means allowing burning of two or more fuels, e.g. super or normal, premium or regular
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔売切の技術分野」 この頭切は内燃機関の制御装置に関するものである。ガ
ソリンのオクタン価は内燃機関における耐ノツク性に強
い相関があることがよく知られている。すなわち、オク
タン価の高いガソリンはどノックしにくいものである。
第1図は市販のレギュラガソリンとプレミアムガソリン
(レギュラガソリンよりもオクタン価が高い)とを使用
した場合のある内燃伽関における点火時期−出力軸トル
ク特性をホしたものである。A点はレギュラガソリン使
用時のノック限界点、B点はプレミアムガソリン使用時
のノック限界点であり、ノック限界点よりも点火時期を
進角させるとノックが発生する。第1図によるとプレミ
アムガソリン使用時には点火時期をB点まで進角するこ
とができるため、レギュラガソリン使用時に対し、出力
軸トルクを向上することが可能になる。また第2図は過
給機付の機関における過給圧−出力軸トルク特性を示し
たものである。第1図と同じくA点はレギュラガソリン
使用時の、B点はプレミアムガソリン使川崎のノック限
界点である。第2図においても第1図と同様プレミアム
ガソリン使用時には過給圧の上昇により機関の出力軸ト
ルクを向上できる。
このような特性を持つ内燃機関特に過給機付の機関にお
いて、レギュラガソリンとプレミアムガソリンとを地合
使用あるいは転換使用する場合、点火時期や過給圧をレ
ギュラガソリンとプレミアムガソリンの混合比に応じて
進角あるいは昇圧させれば機関の出力を向上することが
可能になる。
〔従来技術〕
ところで、従来の点火時期制御装置においては、基準の
点火時期特性が所定のガソリン、例えばレギュラガソリ
ンに対してのみ設定されていたため、プレミアムガソリ
ンの混合使用あるいは転換使用の場合にはそのままの基
準点火時期特性あるいは過給圧特性では機関の出方向上
は期待できず、何らかの方法で基準点火時期を進角側に
あるいは過給圧を高圧側に再設定しなければならなかっ
た。
特にレギュラガソリンとプレミアムガソリンとの混合使
用時にはその混合比率により第1図及び第2図の0点に
示すよう)こA点からB点の間にノック限界点が存在し
、進角あるいは昇圧可能限界が変化するため、基準点火
時期や過給圧を再設定するのは容易ではなかった。また
、仮に基準点火時期や過給圧をノック限界点に再設定す
ることができたとしても、ノック限界点が機関運転中に
おける環境条件、例えば温度や湿度等によって変動し、
さらに機関の加速等の過渡運転時にはノックが発生し易
いため、機関のノック発生を回避することは不可能であ
ったっ 〔発明の概要〕 この発明は上記の点に関してなされたものであり、ノッ
クセンサを用いてノック発生を検出し、その検出値から
使用中のガソリンのレギュラガソリンとプレミアムガソ
リンとの混合比率を示す基準値変位量を決定し、それに
応じて基準点火時期を進角側あるいは遅角側に設定し、
また基準の過給圧を高圧側あるいは低圧側に設定するこ
とにより自動的にレギュラガソリンとプレミアムガソリ
ンとの混合比率を判定し、基準点火時期や基準の過給圧
を最適な位置に調節するようにしたものである。さらに
、機関運転中の急激な環境条件の変化あるいは過渡運転
時等において、ノックが発生すれば即座にノック発生を
抑制するように点火時期を遅角制御し、また過給圧を減
圧するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例を説明する。第3図は本発明の第1
の実施例を示すブロック構成図である。
第8図において、(1)は機関に取り付けられ、機関の
ノックを検出するノックセンサである。(2)はノック
センサ(1)の出力信号からノック発生の有無を判別す
るノック判別部であり、バンドパスフィルタf2υ、ノ
イズレベル検出器(ホ)、比較器に)により構成される
。バンドパスフィルタ01)の入力はノックセンサ(1
)に接続され、出力は比較器に)の一方の比較入力及び
ノイズレベル検出器(2)に接続される。
そしてノイズレベル検出器四の出力は比較器に)の他方
の比較入力に接続される。(3)はノック判別部(2)
の出力から演算し、機関のノック発生を抑制するための
遅角制御量を決定する遅角制御嵐決定部であり、積分器
0υ、A/D変換器に)により構成される。積分器0)
は積分入力が比較器■の出力に接続され、出力はA/D
変換器の入力に接続される。(4)は機関の基準点火時
期及び基準の過給圧の変位量を決定する基準値変位量決
定部であり、パルス発生器@1)、カウンタ働、タイマ
ー、アップダウンカウンター、タイマに)、メモリ(至
)により構成される。
パルス発生器0υの入力は比較器に)の出力に接続され
、出力はカウンタに)のカウント入力に接続される。タ
イマ(財)はカウンタに)のリセット入力に接続される
。アップダウンカウンターのアップカウント入力はカウ
ンタ(6)の出力に接続され、ダウンカウント入力はタ
イマ0θに接続される。そして、メモリ員のデータ入力
はアップダウンカウンタθ◆の出力に、データ出力はア
ップダウンカウンターのプリセット入力に接続される。
(5)は第1の点火時期特性記憶部(以下ROM(5)
という) 、(6)は第2の点火時期特性記憶部(以下
ROM((i>という)であり、第4図に示すように機
関の回転数及び負荷で決定されるアドレスにそれぞれ点
火時期データが記憶されている。(7)は第1の点火時
期演算器であり、比例係数演算器!副、補間演算器IQ
、減算器1關により構成される。比例糸数演算器1 +
711は入力がアップダウンカウンターの出力に接続さ
れ、アップダウンカウンタθ◆のカウント内容を比例係
数に変換し出力する。補間演算器■σ力はROM(5)
とROM(6)のデータ及び比例係数演算器1 +71
1の出力値を入力し、ROM(5)とROM (6)の
データ間を比例係数演算器1 rIllの出力する係数
により補間演算を行い、その演算でまる点火時期データ
を出力する。減算に、(I +731は2つの入力がそ
れぞれ補間演算器Iσ3)の出力とA/D変換器に)の
出力に接続され、補間演算器1 rl、)の出力する点
火時期データからA/D変換器(イ)の出力値を引算し
、遅角側へ移行した点火時期データを出力する。(8)
は機関のクランク回転角度を検出するクランク角センサ
であり、(9)は機関の吸入空気圧力を検出する圧力セ
ンサである。00は第2の点火時期演算器であり、クラ
ンク角センサ(8)の出力信号から機関の回転数を演算
し、圧力センサ(9)から機関の負荷状態を検知し、そ
れらの回転数及び負荷で決定される値をアドレス値に変
換し、そのアドレス値をROM(5)とROM(6)及
び後で説明するROMQ3とROM<14に出力する。
そして、第2の点火時期演算器01は第1の点火時期演
算器の出力(減算器l關の出力)する点火時期データを
読み込み、クランク角センサ(8)の出力信号を基準と
して、第1の点火時期演算器(7)の出力データから点
火時期を演算し、点火信号を出力する。Ql)は第2の
点火時期演算器(7)の出力する点火信号に同期して点
火コイル04の通電を断続し、内熱機関の点火に必要な
高電圧を兜生きせるスイッチング回路である。03は第
1の過給圧特性記憶部(以下ROr、(Qlという)、
Q41は第2の過給圧特性記憶部(以下ROM0Aと・
いう )であり、機関の回転数及び負荷で決定されるア
ドレスにそれぞれ過給圧データが記憶されている。αG
は過給圧制御部であり、第1の点火時期演算器(7)と
同様に、比例係数演算器層(151) 、補間演算器1
 (152) 、減算器璽(158)により構成される
。比例係数演算器1 (151)は入力がアップダウン
カウンタθ◆の出力に接続され、アップダウンカウンタ
■のカウント内容を比例係数に変換し出力する。補間演
算器1 (152)はROM03とROM0Jのデータ
及び比例係数演算器l (151)の出力値を入力し、
ROMQ:IとROMQ4)のデータ間を比例係数演算
器1 (151)の出力する係数により補間演算を行い
、その演算でまる過給圧データを出力する。減算器II
 (158)は2つの入力がそれぞれ補間演算器11 
(178)の出力とA/D変換変換器用力に接続され、
補間演算器1 (158)の出力する過給圧データから
A/D変換器に)の出力値を引算し、低圧側へ移行した
過給圧データを出力する。OQはドライバであり、過給
圧制御部OQの出力値(補間演算器1 (158)の出
力値)に基づいて、アクチュエータ(17)を作動させ
、ウェストゲートバルブ(ト)を開閉制御する。
次に上記第1の実施例の動作を説明する。第5図はノッ
ク判別部(2)の各部の動作を示す。ノックセンサ(1
)は一般によく知られている振動加速度センサでJ)す
、機関のシリンダブロック等に取り付けられ、機関の機
械的振動を電気1言号に変換し、第5図(a)に示すよ
うに振動波信号を出力する。
バンドパスフィルタぐυはノックセンサ(11の出力信
号からノック特有の周波数成分のみを通過させて、ノッ
ク以外のノイズ成分を抑制し、第5図(b)の(イ)に
示すようにS/Nの良い信号を出力する。ノイズレベル
検出器(イ)は例えば半波整流回路、平均化回路、増幅
回路等で構成することができ、バンドパスフィルタt2
1)の出力信ぢ(第5図(b)の(イ)を半波整流及び
平均化により直流電圧レベルに変換し、さらEζ所定の
増幅度で増幅し、第5図(b)の(ロ)に示スようにバ
ンドパスフィルタ(ハ)の出力信号(第5図(b)の(
イ))のノイズ成分よりは高く、ノック成分よりは低い
レベルの直流電圧を出力する。比較器に)はバンドパス
フィルタ0υの出力(1号(第5図(b)の(イ))と
ノイズレベル検出器(イ)の出力信号(第5図(b)の
(ロ))とを比較し、ノックが釦生しない場合(第4図
C部)にはバンドパスフィルタ@の出力信号(第5図(
b)の(イ))がノイズレベル検出器磐の出力信号(第
5図(b)の(ロ))を越えないため何も出力せず、一
方、ノックが発生した場合(第5図り部)にはバンドパ
スフィルタなυの出力信号(第5図(b)の(イ))が
ノイズレスレベル検出器(支)の出力+’に号(第5図
(b)の(ロ))を越えるため、第5図(c)に示すよ
うにパルス列を出力する。従って、比較器(2)の出力
からのパルス列(第5図(C))の出力有無ξこよりノ
ック発生の判別ができる。
第6図は遅角制御M決定部(3)及び基♀値変位量決定
部(4)の各部の動作を示す。積分器911は比較器(
ホ)の出力Tるパルス列(第6図(C))を積分し、第
6図(d)に示すように積分電圧を出力する。比較器磐
のパルス列出力時にはパルス列に従って積分器6pの出
力電圧を上昇すべく動作し、パルス列の非出力時には積
分器6υの出力電圧を下降すべく動作する。そして、積
分器6t)の出力電圧はAID変換器に)を介して、後
で説明する第1の点火時期演算器(7)及び第2の点火
時期演算器Qυにより、点火時期を遅角制御し、また後
で説明する過給圧制御部05により、過給圧を減圧する
制御電圧として働く。つまり、ノック発生時には比較器
に)のパルス列出力により、積分器0υの出力電圧が上
昇し、点火時期を遅角させ、また、過給圧を減圧させて
、ノック発生を抑制する。また、ノック発生が止むと積
分器0υの出力電圧は下降し、点火時期を進角復帰させ
、また、過給圧を昇圧させる。従って、遅角制御量決定
部(3)は第6図(d)の積分器eメの出力電圧に示さ
れるように、ノック兄生によす点火時期や過給圧をリア
ルタイムに遅角あるいは減圧させる閉ループ制御系を形
成する。積分器0υの出力電圧の上昇及び下降の速度は
ノック発生による遅角及び減圧の応答性及び閉ループ制
御安定性により決定されるが、刻時制御性が要求される
ため比較的応答性の速い値に設定される。
また、基準値変位量決定部(4)はノック発生の度合に
より基準点火時期や基準の過給圧の変位量を決定すると
ころである。パルス発生器(4は比較器(2)の出力す
るパルス列(第6fM(c))に対し、第6図(e)の
ようにパルスを出力する。つまり、パルス発生器(ロ)
は1回のノック発生に対し1パルスを出力する。パルス
発生器θカの出力パルスはカウンタ暢によりカウントさ
れ、そのカウント内容は第6図(f)に示される。タイ
マーは@6図(g)に示すように所定の時間毎にパルス
を出力し、そのパルスにまりカウンタに)のカウント値
を零にリセットする。また、カウンタに)の出力は第6
図(h)に示すようにカウンタに)のカウント値が所定
値(第6図ではカウント値8)以上になると高レベルに
なる。すなわち、所定時間内に所定数のノックが発生し
た場合にカウンタ(ハ)は高レベルの信号を出力する。
これはノックの発生率を演算するものである。そして、
アップダウンカウンタ(財)はカウンタに)の出力が低
レベルから高レベルに立上る時に1段階アップカウント
する。また、タイマ栃は第6図(j)のように所定の時
間毎にパルスを出力し、そのパルスによりアップダウン
カウンタ(ロ)を1段階ダウンカウントさせる。アップ
ダウンカウンターのカウント内容を第6図(i)にホす
。また、メモリ価ンはイグニッションスイッチオフ時や
電源電圧低下時にアップダウンカウンタ(へ)の出力す
るカウント値を記憶し、イグニッションスイッチオン時
や電源電圧復帰時に記憶しているカウント値をアップダ
ウンカウンターのカウント値としてプリセットする。つ
まり、メモリ峙により、機関の停止時にも基準点火時期
や基準の過給圧の変位量を記憶保持することができる。
以上のように、基準値変位量決定部(4)はノック発生
率を演算し、所定値以上の発生率になれば基準点火時期
を遅角すべく、また、基準の過給圧を減圧すべく変位量
(アップダウンカウンタ(へ)の出力するカウント値)
を移行させ、所定時間内に変位量の遅角側あるいは低圧
側への移行がなければ変位量を進角側あるいは高圧側に
移行させる。従って、基準値変位量決定5(4)も遅角
制御量決定部(3)と同様に後で説明する第Iの点火時
期演算器(7)及び第2の点火時期演算器QQを介して
、また、過給圧制御部0θを介してノック)d生により
点火時期を遅角進角し、あるいは過給圧を減圧・昇圧す
る閉ループ制御系を形成する。但し、基準値変位量決定
部(4)が遅角制御量決定部(3)と異なる点は、遅角
制御量決定部(3)がノック検出によりノック発生を抑
制すべくリアルタイムに点火時期を遅角制御あるいは過
給圧を減圧制御するのに対し、基準値変位量決定部(4
)においては、ノック検出によりノック発生率を演算し
、その演算決果をもとに基準点火時期を遅角側あるいは
進角側へ変位、あるいは基準の過給圧を低圧側あるいは
高圧側に変位することにより、使用ガソリンのオクタン
価に適合した基準点火時期及び基準の過給圧を得るもの
である。従って、基準値変位り決定部(4)の進角側及
び遅角側、あるいは高圧側及び低圧側への変位における
応答性は遅角制御量決定部(3)の遅角・進角の応答性
に対し比較的遅く設定される。
次に第1の点火時期演算器(7)について説明する。
比例係数演算器I(2)はアップダウンカウンタ→の出
力するカウント値を比例係数に換算する。いま、比例係
数演算器1rlυがアップダウンカウンターからカウン
ト値Nを入力した場合、このNをあらかじめ設定されて
いるアップダウンカウンターからの最大カウント値Nl
ff1a!で割算し、その割算結果を向側に存在するた
め、アップダウンカウンタ←◆のカワント値はほぼN 
= Oとなり、比例係数はに−0となる。レギュラガソ
リン使用時には反対にノック限界点が比較的遅角側に存
在するため、アップダウンカウンタ■のカウント値はほ
ぼN”” Nmaxとなり、比例係数はに=1となる。
また、プレミアムとレギュラの混合ガソリン使用時には
第1図のC点にボすようにノック限界点がプレミアムガ
ソリン使用時とレギュラガソリン使用時の中間に存在す
るため、アップダウンカウンターのカウント値はO< 
N < N ma xとなり、比例係数はOくkくlと
なる。それ故、比例係!にはプレミアムガソリンとレギ
ュラガソリンの混合比率を示す係数であることがわかる
一刀、ROM f5)及びROM(6)は第2の点火時
期演算器(+(lから機関の回転数及び負荷に対応した
アドレス値を受け、そのアドレスに記憶されている点火
時期データケ補間演算器Iすに出力する。いま、ROM
 (5)の点火時期特性をプレミアムガソリン用に設定
し、上記アドレスにおける点火時期データをθBとし、
また、ROM(6)の点火時期特性をレギュラガソリン
用に設定し、上記アドレスにおける点火時期データをθ
いとすると、ROM(5)の点火時期特性はROM (
a)と同−又は進角側に設定されるためθ4≦θ□とな
る。そこで補間演算器Iν功はθいとθ8の間を比例係
数kにより比例補間計算を行う。つまり、θ3−(θ8
−θA)・kの演算を行い、その結果をθ。とすると、
θCはθ8とθいの間をに:(1−k)に内分した値に
なる。それ故、プレミアムガソリン使用時はに=0であ
るからθ。−θおとなり、レギュラガソリン使用時には
に=1であるからθC=θカとなり、プレミアムとレギ
ュラ混合ガソリン使用時には0くk〈1であるからθ□
〈θC〈θ□となる。従って、θCはプレミアムガソリ
ンとレギュラガソリンの混合比率を示す比例係数kに基
づいてθ6とθ8とを内分する値になるため、プレミア
ムガソリンとレギュラガソリンを混合した場合にも、上
記補間演算を行うことにより、プレミアムとレギュラガ
ソリンの混合比率に応じた最適な基準点火時期を得るこ
とができる。
さらに、第1の点火時期演算器(7)においては減算器
■(至)が補間演算器I F5の出力値θ。から遅角制
御量決定部(3)のA/D変換器に)の出力値θ。を引
算し、θB(−〇C−〇D)の点火時期データを第2の
点火時期演算器QQに出力する。つまり、補間演算器I
(72で得た最適な基準点火時期に対し、機関の過渡運
転時や環境条件の急変時に発生するノックを抑制するた
めに遅角制御量を引算し、上記基準点火時期の遅角補正
を行うものである。
第2の点火時期演算器00はクランク角センサ(8)の
信号を基準とし、点火時期データ(減算器ヴ□□□の出
力値れ)により点火時期を演算し、点火信号を出力する
ものであり、これについては点火時期制御装置において
周知の技術であるため、ここでは説明を省略する。
過給圧制御部αゆについては前述した第1の点火時期演
算器(7)と同様の演算を行う。比例係数演算器1 (
151) 、補間演算器1 (152)及び減算器1(
158)は第1の点火時期演算器(7)における比例係
数演算器1 (711s補間演算器1σ壜及び減算器夏
(7樽と同じ機能をもつ。それ故、比例係数演算器! 
(151)は比例係数演算器[(/dと同じ比例係数k
を出力する。ROM(1,1がプレミアムガソリン用に
、ROM04)がレギュラガソリン用に過給圧特性が設
定され、補間演算器1 (152)に入力する過給圧デ
ータをそれぞれPBsPAとすると、ROMQ、Iの過
給圧特性はROM0<と同−又は高圧側に設定されるた
めPA≦PBなる。そして、補間演算器1 (152)
はF’c=pB−(pHPA)・kの演算を行い、PC
を減算器に出力する。減算器1 (15g)は補間演算
器1 (152)の出力値PCから遅角制御量決定部(
3)のA/D変換器(至)の出力値PD(θ0を過給圧
値に換算した値)を引算し、PE(=Po−FD)の過
給圧データをドライバOQに出力する。すなわち、補間
演算器1 (152)で得た最適な基準の過給圧に対し
、機関の過渡運転時や環境条件の急変時に発生するノッ
クを抑制するために、過給圧の減圧量を引算し、基準の
過給圧の減圧補正を行うものである。
なお、上記第1の実施例において、比例係数演算器1 
(151)を省略し、比例係数演算器1 (711の出
力を補間演算器(152)のに接続してもよい。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。この実施例は
第1の実施例に対し、基準値変位量決定部(4)の構成
及び接続、第1の点火時期演算器(7)の構成、過給圧
制御部OQの構成が異なる。第7図にこの実施例の構成
を示す、第7図において(401)は遅角・進角(減圧
・昇圧)判定器、(402)はタイマI、 (408)
はタイマ1. (404)はアップダウンカウンタ、(
405)はメモリ、(701)は加算器l5(702)
は比例係数演算器1. (708)は補間演算器1 (
1501)は加算器1 、 (1502)は比例係数演
算器1、(1508)は補間演算器Uであり、第8図と
同一符号は同一部分を示す。なお、アップダウンカウン
タ(404) 、 メモリ(405) 、比例係数演算
器1 (702)、補間演算器1 (708) 、比例
係数演算器1 (1502)、補間演算器(1508)
については第1の実施例のアップダウンカウンタ04、
メモリに)、比例係数演算器I(2)、補間演算器■(
社)、比例係数演算器1 (151)、補間演算器1 
(152)とそれぞれ同一のものである。
遅角・進角(減圧・昇圧)判定部(401)は入力が遅
角制御量決定部(3)の出力(A/D変換器(至)の出
方)に接続され、また出力が進角(昇圧)判定出方と遅
角(減圧)判定出力の2つの出方をもち、ル巾変換器(
2)の出力値を所定の値と比較し、その比較結果により
進角(昇圧)判定出方あるいは遅角(減圧)判定出力が
ら信号を出力する。タイマ■(402)の入力は遅角・
進角(減圧・昇圧)判定器(401)の遅角(減圧)判
定出方に接続され、出力はアップダウンカウンタ(40
4)のアップダウンカウント入力に接続される。タイマ
It (408)の入力は遅角・進角(減圧・昇圧)判
定器(401)の進角(昇圧)判定出力に接続され、出
力はアップダウンカウンタ(404)のダウンカウント
入力に接続される。メモリ(405)の入力はアップダ
ウンカウンタ(41(+ 4 )の出力に接続され、出
方はアップダウンカウンタ(404)のプリセット入力
に接続される。
加算器1 (701)は2つの入力をもち、一方が基準
値変位量決定部(4)の出方(アップダウンカウンタ(
404)の出力)に接続され、他方が遅角制御量決定部
(3〕の出力(A/D変換器(至)の出方)に接続され
る。そして、加算器1 ’(701)の出力が比例係数
演算器 (708) ハROA((Ii)とROM (6)のデ
ータ及び比例係数演算器1 (702)の出力値を入力
し、演算結果を第2の点火時期演算器00に出力する。
また、加算器a(1501)は加算器1 (701)と
同様に2つの入力をもち、一方が基準値変位量決定部(
4)の出力fζ接続され、他方が遅角量決定部(3)の
出力に接続される。
そして加算器1 (1501)の出力は比例係数演算器
1(1502)の入力に接続される。補間演算器If 
(150B)はROMQ葎とROM04)のデータ及び
比例係数演算器I(1502)の出力値を入力し、演算
結果をドライバαQに出力する。その他の部分の構成は
第1の実施例と同様である。
第8図に第2の実施例における基準値変位量決定部(4
)の動作を示す。第8図(d)は積分器0υの出力電圧
を示す。A/D変換器(至)の出方はそれをディジタル
量に変換したものである。遅角・進角(減圧・昇圧)判
定器(401)は2つの基準値をもつ。
一つは遅角(減圧)判定値であり、もう一つは進角(昇
圧)判定値である。そして、A/D変換器に)の出力値
は遅角(減圧)判定値及び進角(昇圧)判定値と比較さ
れる。第9図に遅角・進角(減圧・昇圧)判定器(40
1)の出力モードを示す。いま、A/D変換器(至)の
出力値Vが遅角(減圧)判定値11以上である場合には
遅角(減圧)モードとなり、第8図(k)のように遅角
(減圧)判定出力を高レベルにし、進角(昇圧)判定値
■2以下である場合には進角(昇圧)モードとなり第8
図(1)のように進角(昇圧)判定出力を高レベルにし
、VlとV2の間である場合には停止モードとなり遅角
(減圧)判定出力及び進角(昇圧)判定出力とも低レベ
ルになる。タイマl (402)は遅角・進角(減圧・
昇圧)判定器(401)の遅角(減圧)判定出力が高レ
ベルである開所定時間毎に第8図(m)のようにパルス
を出力し、タイマl (408)は遅角・進角(減圧・
昇圧)判定器(401)の進角(昇圧)判定出力が高レ
ベルである開所定時間毎に第8図(n)のようにパルス
を出力する。第8図(0)はアップダウンカウンタのカ
ウント内容を示す。アップダウンカウンタ(404)は
タイマI (402)の出力パルスをアップカウントし
、タイマI (408)の出力パルスをダウンカウント
する。従って、遅角制御量決定部(3)の出力値(A/
D変換器に)の出力値)が遅角(減圧)判定値V1より
大きい場合には遅角(減圧)モードとなりアップダウン
カウンタ(404)のカウント値を上昇させ、進角(昇
圧)判定値v2より小さい場合には進角(昇圧)モード
となりアップダウンカウンタ(404)のカウント値を
下降させ、■1V2の間ではアップダウンカウンタ(4
04)の値を保持する。
次に、第2の実施例における第1の点火時期演算器(7
)の動作を説明する。加算器1 (701)は遅角制御
量決定部(3)の出力値(A/D変換器(至)の出力値
)と基準値変位量決定部(4)の出力値(アップダウン
カウンタ(404)の出力値)とを加算する。遅角制御
l決定部(3)の出力値はリアルタイムにノックを抑制
するための遅角制御量を示し、基準値変位量決定部(4
)の出力値は使用ガソリンのオクタン価に応じた基準点
火時期の調節量を示す。従って、加算器1 (701)
は遅角制御量と基準点火時期の調節量の和を出力する。
比例係数演算器1 (702)が加算器1 (701)
の出力値を比例係数に変換し、補間演算器1 (708
)がROM(5)とROM(6)の点火時期データを比
例係数演算器1 (702)の出力する比例係数により
補間計算するのは第1の実施例の説明と同様である。
第2の実施例における過給圧制御部αGも上記第1の点
火時期演算器(7)と同様に動作する。加算器1 (1
501)は遅角制御量決定部(3)の出力値と基準値変
位量決定部(4)の出力値とを加算する。遅角制御量決
定部(3)の出力値はリアルタイムにノックを抑制する
ための減圧制御量を示し、基準値変位量決定部(4)の
出力値は使用ガソリンのオクタン価に応じた基準の過給
圧の調節量を示す。従って、加算器1 (1501)は
減圧制御量と基準の過給圧の調節量の和を出力する。そ
して、比例係数演算器1 (1502)が加算器1 (
1501)の出力値を比例係数に変換し、補間演算器1
 (1508)がROM(11とROΔ(04の過給圧
データを比例係数演算器It (1502)の出力する
比例係数により補間計算するのは第1の実施例の説明と
同様である。
なお上記WS2の実施例において、加算器1 (150
1)及び比例係数演算器1 (1502)は加算器1 
(701)及び比例係数演算器1 (702)と同一動
作のため、加算器1 (1501)及び比例係数演算器
N (1502)を省略し、比例係数演算器1 (70
2)の出力を補間演算器1 (1508)に入力しても
よい。
このように第2の実施例においては基準値変位量決定部
(4)が遅角制御量決定部(3)の出力値をもとに遅角
・進角(減圧・昇圧)を判定し、基準点火時期及び基準
の過給圧の調節量を決定し、さらに、遅角制御量決定部
(3)の出力値と基準変位量決定部(4)の出力値の和
をもとに点火時期制御を行うとともに過給圧制御も行う
なお、上記2つの実施例において、基準値変位量決定部
(4)、第1の点火時期演算器(7)、過給圧制御部O
S +、を第1と第2の実施例の間で相互に入れ換える
ことは可能である。
また、過給圧制御部O0はアクチュエータα力やウェス
トゲート・バルブ(財)の種類によっては、リアルタイ
ムにノックを抑制するには応答性の遅いものがある。そ
のような場合には減算器1 (158)あるいは加算器
1 (1501)を省き、基準値変位量決定部(4)の
出力のみにより制御することもできる。
また、上記実施例では過給圧の制御を行ったが、過給圧
にかえて機関の他の運転パラメータを制御することもで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明によればレギュラガソリン
とプレミアムガソリンとを混合使用する場合、ノックセ
ンサにてノックを検出し、それをもとに基準点火時期及
び基準の過給圧の変位量を演算することにより、レギュ
ラとプレミアムの混合ガソリンにおいて、最適な点火時
期及び最適な過給圧に基準の点火時期特性及び基準の過
給圧特性を自動的に調節することができ、さらに、機関
の過渡運転時や環境条件の急変時にもリアルタイムに点
火時期を遅角制御し、過給圧を減圧制御することにより
ノック発生を即座に抑制することが可能になるという効
果がある。
特に過給機付の機関においては上記過給圧制御を行うこ
とにより、機関の出力を最大限に向上させることが可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は点火時期−出力軸トルク特性図、第2図は過給
圧−出力軸トルク特性図、第8図は本発明の第1の実施
例を示すブロック構成図、第4図は点火時期特性図、第
5図はノック判別部り2)の動作説明図、第6図は遅角
制御量決定部(3)及び基準値変位量決定部の動作説明
図、第7図は本発明の第2の実施例を示すブロック構成
図、第8図は第2の実施例における基準値変位量決定部
(4)の動作説明図、第9図は遅角・進角(減圧・昇圧
)判定器(401)の出力モード説明図である。 (1)はノックセンサ、(2)はノック判別部、(3)
は遅角制御量決定部、(4)は基準値変位量決定部、(
5)は第1の点火時期特性記憶部、(6)は第2の点火
時期特性記憶部、(7)は第1の点火時期演算器、(8
)lよりランク角センサ、(9)は圧出セスサ、Q(I
iよ第2の点火時期演算器、01月まスイッチング回路
、(2)ζよ点火コイル、a3は第1の過給圧特性記憶
部、a< tよ第2の過給圧特性記憶部、Obは過給圧
制御部、(lよドライバ、αηはアクチュエータ、Og
Jlよウェストゲートバルブである。 代理人 大岩増雄 第1図 第2図 第:31)1 第5図 第(1図 。、)−−−■II1..lll 、I H、、I−−
−一一一(e)−−n−羽−−ロローn−、n、−n−
住庄−n、−、、−、、−、−、、−−、−(k)−−
−一丁m −、−一−ローーーーーー第71゛4 第814 第9図 ↑IJγ庁長官殿 1゜事f+の表示 特願昭 59−18586号3、浦
IFを−4−る者 代表者片111仁八部 4、代理人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄、および図面の簡単な説
明の欄。 6、 補正の内容 (])明細書第11頁第4行の「ノイズレスレベル」を
「ノイズレベル」と補正する。 (2)同書第12頁第18行の「即時」を「即時」と補
正する。 (3)同書第20頁第3行の[補間演算器(152)の
に]を「補間演算器(152)に」と補正する。 (4)同書第29頁第2行の「圧出セスサ」を「圧力セ
ンサ」と補正する。 以 上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内燃機関のノックを検出するノックセンサ、ノックセン
    サの出力からノック発生の有無を判別するノック判別手
    段、ノック判別手段の出力から演算し、ノック発生を抑
    制するための遅角制御量を決定する遅角制御量決定手段
    、上記ノック判別手段あるいは上記遅角制御量決定手段
    の出力から演算し、機関の基準点火時期及び基準の機関
    運転パラメータ値の変位量を決定する基準値変位量決定
    手段、上記基準値変位量決定手段と上記遅角制御量決定
    手段の出力に応じて機関の点火時期を演算する点火時期
    演算手段、および上記遅角制御量決定手段と上記基準値
    変位量決定手段の出力のいずれかあるいは双方に応じて
    機関の点火時期以外の運転パラメータを制御する運転パ
    ラメータ制御手段を備えた内燃機関の制御装置。
JP59018536A 1983-09-30 1984-02-02 内燃機関の制御装置 Granted JPS60162062A (ja)

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