JPS6016176A - 電力変換装置の始動方法 - Google Patents

電力変換装置の始動方法

Info

Publication number
JPS6016176A
JPS6016176A JP58123404A JP12340483A JPS6016176A JP S6016176 A JPS6016176 A JP S6016176A JP 58123404 A JP58123404 A JP 58123404A JP 12340483 A JP12340483 A JP 12340483A JP S6016176 A JPS6016176 A JP S6016176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power
inverter
circuit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58123404A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ogawa
清 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP58123404A priority Critical patent/JPS6016176A/ja
Publication of JPS6016176A publication Critical patent/JPS6016176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 す、開閉器を介して他の交流電源と並列運転される電力
変換装置の始動方法に関するものである。
〔発明の技術的背景〕
異なる系統の交流電源を並列運転するために、両系統間
の無効電力の偏差に基づいて電圧差を制御し、有効電力
の偏差に基づいて位相差を制御する方式が知られている
。逆変換器で代表される直流−交流変換装置と電力系統
を連系する場合、変換装置側から電力系統を制御するこ
とはできないので、変換装置に自励式逆変換器を用いて
有効電力および無効電力を制御する方法がとられる。こ
のような逆変換器の始動の際は、逆変換器と交流電源の
間に設けられた開閉器(遮断器を含む)を開としたまま
逆変換器を始動し、所定の出力電圧制御動作が行なわれ
るようになってから両電圧位相が同期していることを条
件として開閉器を閉とし、ここに両者の連系運転を達し
た後、所定の電力制御を行なうようにしている。
逆変換器に直流電圧調整手段、例えばチョッパ回路を前
置していない場合は、交流電源との連系運転に際して、
前述の有効電力制御と無効電力制御の両方を逆変換器の
みで行なわなければならないので、制御が複雑になる。
これに対してチョッパ回路とこれに縦続接続される逆変
換器とで構成される電力変換装置の場合、逆変換器で有
効電力制御、すなわち交流電源との間の電圧位相差の制
御を行ない、チョッパ回路で無効電力制御、すなわち交
流電源との間の電圧差の制御を行なうようにすることが
できる。しかし、逆変換器で交流電源との間の電圧差を
制御する電力変換装置の場合は、出力電圧を逆変換器の
パルス幅制御で行なうため、電圧調整に応じて出力電圧
に含まれる高調波成分が変動する。その結果、出力電圧
の高調波を除去するだめのフィルタ回路を設ける場合、
パルス幅制御範囲を考慮し、高調波の最大値のところで
フィルタ回路を設計しなければならない。
一方、チョッパ回路を有する電力変換装置の場合、チョ
ッパ回路で逆変換器との間の直流電圧を所定の値に制御
することにより、逆変換器は限られた範囲内でパルス幅
制御を行なえばよいので、出力電圧の高調波成分を所定
値以内に抑制するのは割合容易である。
また、逆変換器は、定常時は一定のパルス幅となるよう
に制御し、交流電源の電圧急変時などの過渡時のみパル
ス幅制御を行なわせることにより、定常時出力電圧の高
調波成分を一定にすることができる。すなわち、この制
御方式によれば、フィルタ回路を特定の高調波に対して
設計すればよいので、フィルタ回路の経済設計を図るこ
とができる。
第1図にそのようなチョッパ回路を有する電力変換装置
の従来構成例を示す。
(3) 第1図において、直流電源1の直流出力は電力変換装置
2により交流電力に変換される。電力変換装R2の出力
側は変圧器3および開閉器4を介して電力系統5に接続
される。電力変換装置2は直流電源側のチョッパ回路2
ムと、これに縦続接続される自動式逆変換器2Bとから
なっている。
電力変換装置2を構成するチョツノ(回路2Δおよび逆
変換器2Bを制御するために制御回路100が設けられ
ている。この制御回路100のための入力実際値として
、変圧器3の出力電流が電流検出器11によって検出さ
れると共に、出力電圧が電圧検出器12によって検出さ
れ、さらに系統電圧力ミ電圧検出器13によって検出さ
れ、それぞれ変圧器検出出力電流、同検出出力電圧、系
統検出電圧を表わす信号として制御回路100に導かれ
る。電圧設定器21からの電圧基準と電圧検出器12か
らの検出出力電圧とが比較され、その偏差が切替スイッ
チ25を介して増幅器25に人力される。また、無効電
力設定器22からの無効電力制御と、電圧検出器12お
よび電流検出器11の雨検出出力から無効電力積出回(
4) 路23を介して得られた無効電力とが比較され、その偏
差が切替スイッチ25を介して増幅器Uに入力される。
切替スイッチ部は上述の2種の偏差信号の中からいずれ
か一方を選択的に増幅器夙に導く。
増幅器Uの出力はチョッパ回路2A用のゲート制御回路
260入力信号として用いられる。同様に有効電力設定
器31からの有効電力基準と、電圧検出器12および電
流検出器11の雨検出出力から有効電力検出回路32を
介して得られた有効電力とが比較され、その偏差が増幅
器39に人力される。この増幅器39の出力はフェーズ
四ツクドループ(以下rPLL回路」という)34の1
つの入力aを構成し【いる。
PLI−回路詞の出力周波数が分局器35で分周され、
PLL回路Uの他の1つの人力0を構成する。FLU。
回路34のもう1つの人力すとして、電圧検出器13に
よって検出された系統電圧が位相基準として与えられる
PLL回路は周知の回路方式に従って構成できるが、そ
の−例を第2図に示す。第2・図のPLL回路は位相差
検出器FED 、低域フィルタLP?、および電圧制御
型発車器VaOから構成されている。位相差検出器PH
Dは位相基準信号すと位相帰還信号Cとの位相差に比例
した信号dを発生する。この信号dが低域フィルタLP
Fの入力となり、ここで高調波成分が除去されるととも
に、位相差信号が増幅される。電圧制御型発振器VCO
は低域フィルタLPFの出力信号eに比例した周波数信
号fを出力する。この周波数信号fは、PLL回路34
の出力を形成するとともに、分局器35を介して位相差
検出器PHDに位相帰還信号Cとして帰還される。分周
器350段数をNとすれば、電圧制御型発車器VCOの
発担周波数は位相基準信号すの周波数すなわち系統周波
数のN倍となる。Nは電力変換装置2の逆変換器2Bの
相数に従い、任意の整数に選ばれる。
以上の構成により、電圧制御型発振器VCOの発振周波
数は、位相基準信号すと位相帰還信号Cの両位相が一致
するように自動制御される。ここでPLI、回路34の
1つの入力aの働きは、低域フィルタLPFに信号aを
与えることにより位相基準信号すと位相帰還信号Cの位
相差を任意に設定可能とすることである。
再び第1図に戻り、PLL回路34の位相基準信号)と
して電力系統5からの系統周波数信号が入力されている
ので、PLL回路5の出力信号は電力系統5の電圧と回
期し、PLL回路34の出力信号を逆変換器2B用のゲ
ート制御回路路の入力信号とすることにより、電力変換
装置2の出力電圧として電力系統5の周波数に一致する
位相同期した交流電圧を発生することになる。開閉器4
が開のとき切替スイッチ筋は図示のごとく電圧偏差信号
を選択しており、変圧器3の二次電圧が電圧設定器21
で設定された電圧基準rc@シくなるようにチョッパ回
路2ムによって電圧制御される。このとき、増幅器33
0入出力側を短絡するスイッチ36が投入されており、
有効電力偏差による有効電力制御回路は形成されていな
い。次に開閉器4を閉の状態にすると、これに連動して
切替スイッチ25は図示下側の無効電力偏差信号を選択
し、電力変換装置2の無効電力が無効電力設定器22に
よって設定された無効電力基準に等しくなるように電力
変換装置2(7) の出力電圧がチョッパ回路2Aによって自動制御される
。このとき逆変換器2Bは交流電源の電圧急変時等の過
渡時のみ、増幅器Uの出力側に設けられた微分回路27
を介してパルス幅制御される。開閉器4の閉動作に伴っ
てスイッチ36も開き、増幅器33の短絡が解除され、
電力変換装置2の有効電力が有効電力設定器31によっ
て設定された有効電力基準に等しくなるように電力変換
装置2の電圧位相が逆変換器2Bによって自動制御され
る。
このような電力変換装置の始動に際しては、従来は、始
動指令が与えられると、変圧器3の突入電流を抑制する
目的で、逆変換器2Bは通常の始動を行ない、それと同
時または多少遅らして電圧設定器21あるいは増幅器U
に設けられた図示していない制御系ソフトスタート指令
によりチョッパ回路2ムの直流出力電圧が徐々に立ち上
がるようなソフトスタート方式がとられる。このソフト
スタート方式による始動時のタイムチャートを第3図に
示す。
第3図には、チョッパ回路2ムを周知の昇圧チョ(8) ツバで構成した場合のものを示した。図中、始動指令直
後のT1が逆変換器2Bの始動時間であり、これに続(
’[’2がチョッパ回路2ムの始動時間である。出力電
圧は、チョッパ回路2ムが昇圧チョッパ回路からなって
いる場合、これが停止中であっても、逆変換器2Bを始
動すると直流電源1で決定される成る値のものが発生す
る。チョッパ回路2Aの始動には一般にソフトスタート
方式、すなわち出力電圧を徐々に確立する制御方式がと
られるため、その始動時間T3を必要とする。時間T3
の経過後、出力電圧が確立すると、電力変換装置2の出
力電圧と電力系統5の電圧とが同期したことを図示して
いない同期検出器により検出して開閉器4を投入し、こ
こに電力変換装置2と電力系統5の連系運転に入る。こ
の後、連系時の電力急変を抑えるための電力制御系のソ
フトスタートの時間T6が経過してから、所定の電力制
御が行なわれる。図中、同期検出確認のための時間はT
−で、また開閉器4に投入指令が与えられてから実際に
投入が完了するまでの操作時間はT6でそれぞれ示され
ている。
逆変換器2B、チョッパ回路2Aの始動時間TI 、 
T2は一般に極めて短いが、出力電圧のソフトスタート
時間T3は0.3秒程度、同期検出時間T4は0.1秒
程度、開閉器4の操作時間T5は0.2秒程度、電力制
御系のソフトスタート時間T6は0.5秒程度である。
したがって、装置全体としては、始動指令が与えられて
から所定の電力制御を行なうまでに要する時間(T1+
T2+・・・T6 )として1.1秒程度を要すること
になる。
〔発明の目的〕
本発明は以上の事情を考慮してなされたもので、電力変
換装置自体の始動時間の短縮と、電力系統との連系まで
に要する時間の短縮を図り、それにより所定の電力制御
を行なうまでの応答時間を短縮できる電力変換装置の始
動方法を提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明は、電力変換装置の始
動前に開閉器を投入して電力変換装置と他の交流電源と
を予め接続し、チョッパ回路および自励式逆変換器をゲ
ートブロックした状態でチョッパ回路と自励式逆変換器
との間の直流回路を他の交流電源により予め充電してお
き、始動指令とともにチョッパ回路を所定の制御角で始
動させると同時圧、自励式逆変換器はパルス幅を絞った
状態で始動し、チョッパ回路と自励式逆変換器との間の
直流電圧が所定値圧達した時点で自励式逆変換器の制御
角を所定の値に戻すことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、第4図を参照して本発明をさらに詳細圧説明する
第4図の制御回路200において第1図と異なる点は、
チョッパ回路2Aと自励式逆変換器2Bとの間の直流電
圧を検出する直流電圧検出回路41と、これによって検
出された直流電圧が所定値に達したときに動作出力を出
すレベル検出器42とが設けられていること、系統電圧
検出用電圧検出器13が省略されていること、電圧設定
器21からの電圧基準と比較される裏際値として変圧器
3の二次電圧(11) ではなく、直流電圧検出回路41によって検出される直
流電圧が用いられること、レベル検出器42が動作出力
を出すときまでは逆変換器用ゲート制御回路詔が動作停
止状態とされること、PLL回路34の入力信号すとし
て系統電圧ではなく電圧検出器12を介して導かれる変
圧器3の二次電圧が用いられていること、さらに増幅器
33の入出力端短絡用スイッチ36が開閉器4と連動す
るのではなく逆変換器2Bの動作と連動することである
。他は第1図と同様である。
第4図において、システムの停止中、開閉器4は投入の
ままでチョッパ回路2A、逆変換器2Bを停止させてお
く。こうすることにより、チョッパ回路2Aと逆変換器
2Bとの間の直流回路を、電力系統5から開閉器4、変
圧器3、および逆変換器2Bの各アームスイツチング素
子と逆並列に接続されたダイオードを介して充電してお
く。
ここで第5図を参照して自励式逆変換器2Bの内部構成
について説明する。この種の逆変換器は通常三相器とし
て構成されるが、ここでは原理的な(12) ところが理解できればよいとの観点から、単相器の場合
を例として説明する。サイリスタ等のスイッチング素子
51〜54をブリッジ結線して逆変換回路を構成し、そ
の直流入力端子間に直流電源50を接続し、交流出力端
子56 、57間に負荷55を接続している。各スイッ
チング素子51〜54には自励式逆変換回路に怜いて必
須の逆並列ダイオード61〜64が接続されている。ス
イッチング素子51と52、またはスイッチング素子5
3と54が同時にオンとなることはなく、それぞれ電気
角1800の位相差に相当する時間差をもって交互に開
閉動作する。またブリッジの対辺をなす一対のスイッチ
ング素子51と54、またはスイッチング素子52と5
3は同時にオンオフする。個々のスイッチング素子51
〜54は、周知のごとく、制御角rにより導通区間が変
化し、例えば7−180°、135°、90°、45°
、0°の場合の個々のスイッチングw子の導通区間は第
6図(a)〜(θ)に示すように変化する。このように
各スイッチング素子をパルス幅制御することにより逆変
換器の出力電圧の大きさを制御することができる。この
電圧調整機能は直流電源50の電圧が変化したときでも
制御角rを制御することにより出力電圧を所定の値に保
つことができることをも意味している。
入力電圧すなわち直流電源50の電圧をEd、制御角r
のときの出力電圧すなわち端子56 、57間の電圧(
瞬時値)をeとすれば、eは 閃 4Ed e口Σ−一〇in (n−) cos (nωt)−・
嘩(1)n口1 nπ 2 なる関数で表わされる。このうち基本波のみを取出すと
、(1)式でnws lとおいて、 であって、その実効値Eは、 “1 ′ ・・・・・・・・・(3) ■π 2 となる。
以上のことを第4図の回路に即して述べるならば、逆変
換器2Bの入力直流電圧がE(Llのとき、逆変換器2
Bが制御角7エで始動したとすると、電力系統5から見
た電力変換装置2の出力電圧E□は、変圧器3の巻線比
を加味した定数なKとして、El、、 K l(1,−
eln−L −−−−−・・−(4)で与えられる。電
力変換装置2のこの出力電圧1!i1が変圧器3のイン
ピーダンス2を介して電力系統5の電圧111aaと連
系されるため、電力変換装置2と電力系統5との間&C
(Baa −J ) / Z という大きさの電流が流
れるとと忙なる。つまり両者間に無効電力のやりとりが
生ずることになる。この電流を電力変換装置2の定格値
内に抑えるためには、電力変換装置2の定格出力電流を
10として、−鼠yでも(Lzリエ□。 、(5) なる条件を満たさなければならない。
逆変換器2Bが電力系統5の電圧急変時等の過渡時のみ
調整動作をすればよいときは、定常状態における制御角
Iは通常120°〜150°に設定される。
したがって、定常状態における電力変換装置2Bの出力
基本波電圧実効値Fiaは、(3)式においてr−(1
5) 120°〜150°とおいて、 Fid Ed日(0,87〜0.97)X −−−−・旧・・(
6)辺π となる。この電圧laを変圧器3によって変圧した値の
電圧が電力系統5の電圧と等しい訳であり、逆に言うと
、電力系統5の電圧を電力変換装置2Bの出力側すなわ
ち変圧器3の一次側に換算すれば実効値表示で(6)式
の電圧値になるということである。逆変換器2Bが運転
停止されると、そのスイッチング素子に逆並列のダイオ
ード(第5図におけるダイオード61〜64に相当)K
より逆変換器2Bは電力系統5を電源側とする整流回路
を構成し、逆変換器2Bの直流側は電力系統5側から直
流で充電される。この時の充電電圧Baaは、変圧器3
の一次電圧の波高値となるので、(6)式を利用し、4
]1fll Blh m V′2Fia −(0,87〜0.9? 
) x −π −(1,11〜1.24 ) 1d ・・・(7)で表
わされる。この(7)式から明らかなように、r−12
0°〜150°という一般的条件のもとで交流によ(1
6) る充電電圧Baaは定常運転状態における直流電圧Ra
よりも高(なる、。
以上の検討を踏まえて本発明の始動方法の説明を続ける
。第7図に示すよ5に電力変換装置2の始動指令ととも
にチョッパ回路2ムを始動する。チョッパ回路2ムの始
動時の制御角は、前述のごとくチョッパ回路2Aの出力
側が電力系統5側から充電されているので、直流電源1
と充電電圧で決定される所定の値で始動することができ
る。このとき、逆変換器2Bの入力側直流電圧が定常運
転時よりも高目に充電されているので、一時的にその高
目の電圧に相当する状態に絞って逆変換器2Bを始動し
、レベル検出器42により入力直流電圧が所定値に低下
したらゲート制御回路四を介してパルス幅が本来の制御
角に戻るように制御する。有効電力制御系、無効電力制
御系は逆変換器2Bの始動と同時に切替スイッチ25を
無効電力制御系(要素22 、23側)に切替えること
忙より、要素、31 、32を含む有効電力制御系とと
もに構成される。
以上のように、システム始動前圧開閉器4を予め投入し
て逆変換器2Bの入力側を予め充電しておくことにより
、直流電圧が所定値に制御されるまでの時間が、第3図
の従来方法によるソフトスタート時間T3よりも短くて
すみ、システムの始動指令から所定の電力制御までの時
間は逆変換器2Bの始動時間T1と電力制御系のソフト
スタート時間T6との和であって、それは0.5秒程度
であり、従来方法による始動時間1.1秒の約半分に短
縮できていることが分かる。
一般に電力系統には定格値に対して±5〜10%程度の
電圧変動がある。この変動範囲内で安定した始動を行な
うために、連系時における無効電力の過大な授受を防止
する手段を施してお(のが望ましい。その−例を第8図
により説明する。
第8図の制御回路300においては、電圧検出器12に
よって検出された変圧器3の二次電圧と、定格電圧信号
発生器43からの定格電圧との偏差をとり、それをレベ
ル検出器420入力側に正帰還することにより、電力系
統5の電圧が高くなったら検出直流電圧もそれに応じて
高くなるように補正し、電力系統5の電圧が低くなった
ら直流電圧の検出値も低くなる方向に補正する。こうす
ることにより、逆変換器2Bを本来の制御角制御に戻し
たときの電力変換装置2と電力系統5との間における無
効電力の過大な授受を抑制し、安定した始動を達成する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によればチョッパ回路の始動と
同時に逆変換器も同時に始動できるため、システムの始
動指令から所定の電力制御を行なうまでの時間、すなわ
ち始動時間を短縮し、電力系統と連系運転される電力変
換装置の始動応答性を向上させ′−シかも安定した始動
運転を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の始動方法によって始動される電力変換装
置とその制御回路のブロック図、第2図は第1図におけ
るフェーズロックドループの部分の詳細構成を示すブロ
ック図、(19) 第3図は第1図の装置によって行なわれる従来の始動方
法を説明するためのタイムチャート、第4図は本発明の
始動方法によって始動される電力変換装置とその制御回
路のブロック図、第5図は自励式逆変換器の原理的回路
構成を示す結線図、 第6図(a)〜(e)は第5図の逆変換器の制御角と出
力電圧波形との関係を示す波形図、 第7図は第4図の装置によって行なわれる本発明の始動
方法を説明するためのタイムチャート、第8図は本発明
を一部変形実施するための制御回路を示すブロック図で
ある。 1・・・直流電源、2・・・電力変換装置、2A・・・
チョッパ回路、2B・・・自励式逆変換器、3・・・変
圧器、4・・・開閉器、5・・・電力系統、11・・・
電流検出器、12・・・電圧検出器、21・・・電圧設
定器、22・・・無効電力設定器、23・・・無効電力
検出回路、25・・・切替スイッチ、26゜詔・・・ゲ
ート制御回路、27・・・微分回路、31・・・有効電
力設定器、32・・・有効電力検出回路、34・・・P
I、L回路、35・・・分周器、36・・・スイッチ、
41・・・直流電圧検出口(20) 路、42・・・レベル検出器、200 、300・・・
制御回路。 出願人代理人 猪 股 清 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直流電源に接続されるチョッパ回路、およびこれ罠縦続
    接続される自動式逆変換器からなり、開閉器を介して他
    の交流電源と並列運転される電力変換装置の始動方法に
    おいで、 電力変換装置の始動前に前記開閉器を投入して電力変換
    装置と他の交流電源とを予め接続し、前記チョッパ回路
    および自励式逆変換器をゲートブロックした状態でチ目
    ツバ回路と自励式逆変換器どの間の直流回路を前記性の
    交流電源により予め充電しておき、 始動指令ととも・にチョッパ回路を所定の制御角で始動
    させると同時に、自励式逆変換器はパルス幅を絞った状
    態で始動し、 前記チョッパ回路と自励式逆変換器との間の直流電圧が
    所定値に達した時点で自励式逆変換器の制御角を所定の
    値に戻す ことを特徴とする電力変換装置の始動方法。
JP58123404A 1983-07-08 1983-07-08 電力変換装置の始動方法 Pending JPS6016176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58123404A JPS6016176A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 電力変換装置の始動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58123404A JPS6016176A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 電力変換装置の始動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6016176A true JPS6016176A (ja) 1985-01-26

Family

ID=14859712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58123404A Pending JPS6016176A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 電力変換装置の始動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6016176A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6386207B1 (ja) * 2018-06-18 2018-09-05 デルタ電子株式会社 太陽光発電の出力制御システム、それに用いるパワーコンディショナ
GB2612521A (en) * 2020-08-07 2023-05-03 Sekisui House Kk Building and flashing

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55140918A (en) * 1979-04-18 1980-11-04 Kansai Electric Power Co Inc:The Starting method for voltage-type inverter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55140918A (en) * 1979-04-18 1980-11-04 Kansai Electric Power Co Inc:The Starting method for voltage-type inverter

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6386207B1 (ja) * 2018-06-18 2018-09-05 デルタ電子株式会社 太陽光発電の出力制御システム、それに用いるパワーコンディショナ
JP2019221036A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 デルタ電子株式会社 太陽光発電の出力制御システム、それに用いるパワーコンディショナ
GB2612521A (en) * 2020-08-07 2023-05-03 Sekisui House Kk Building and flashing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3133386B2 (ja) 交流母線に供給するための電流源変換装置用制御装置
JPH0336930A (ja) 3相変換装置
He et al. Switching-Cycle-Based Startup for Grid-tied Inverters
JPH1169631A (ja) 発電システム及び発電システムの制御方法
JPS6016176A (ja) 電力変換装置の始動方法
CN115313496A (zh) 基于下垂控制的储能变流器并网控制方法
JPH07255132A (ja) 系統連系用インバータ
JP3082849B2 (ja) 無停電電源装置
JPH07108092B2 (ja) 交流電源装置
JPS59209073A (ja) 自励式電力変換装置の起動方法
Nazib et al. Virtual Flux-based Grid-Forming Current Controller for Flexible Operation of Voltage Source Converters
JPH0753390Y2 (ja) 無停電電源装置
JP3266285B2 (ja) インバータと回転式発電機電源の並列運転方式
JPH0865917A (ja) 無停電電源装置
US20220302707A1 (en) Voltage control inverter, power source apparatus, and control method
JPH11178350A (ja) 電源装置
JP2004096831A (ja) 常時商用給電式無停電電源装置
Zhang et al. High-performance control of paralleled three-phase inverters for residential microgrid architectures based on online uninterruptable power systems
Chishti et al. Seamless Grid Interface of Distributed Generation based Microgrid Utilizing FADO-FLL and LLAD Filtering Control
JPH077857A (ja) インバータの系統連系保護装置
Chishti et al. Performance Evaluation of Mode Transition Strategy for 3P4W Microgrid Utilizing SOAP-FLL and LMLS Filtering Approach
JPH0576256B2 (ja)
JPH0833342A (ja) 電力変換装置の起動方法
JPS5959083A (ja) 自励式電力変換装置の起動方式
JPS59153426A (ja) 自励式電力変換装置の運転方法