JPS60161159A - 偏向制御インクジエツト記録装置の印字品質調整方法 - Google Patents

偏向制御インクジエツト記録装置の印字品質調整方法

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JPS60161159A
JPS60161159A JP1576884A JP1576884A JPS60161159A JP S60161159 A JPS60161159 A JP S60161159A JP 1576884 A JP1576884 A JP 1576884A JP 1576884 A JP1576884 A JP 1576884A JP S60161159 A JPS60161159 A JP S60161159A
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pulse
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JP1576884A
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Yuusuke Takeda
有介 武田
Masanori Horiie
掘家 正紀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明は、ノズルより振動を加えたインクを噴射し、噴
射インクがインク粒子に分離する位置において荷電電極
により選択的に荷電を行ない、荷電インク粒子を、偏向
電極で偏向させて記録紙の所定位置に衝突させるインク
ジェット記録装置に関し、特に、印字品質の安定化に関
する。
■従来技術 この種のインクジェット記録装置においては、インク噴
射ノズルから記録紙までの距離が孔筒的に長く、したが
ってインク圧は、ノズルより噴射し粒子化したインク粒
子が荷電電界および偏向電界の作用を受けつつも、記録
紙まで安定した飛翔軌道を描いて到達するように高く設
定される。また、規則的に所定の粒径のインク粒子を生
成し。
これを正確に所定の偏向軌道をとらせるためには、イン
ク粘性、インク圧、振動圧力、荷電凰、偏向電界等が安
定に、かつ正確に制御されなければならない。また、噴
射インクかインク粒子に分離するタイミングに荷電電圧
(パルス)の印加を正確に合わせないと、インク粒子は
適正に荷電しない。
そこで従来は、インク圧および又はインク粘性を一定に
安定化することが行なわれている。
たとえは米国特許第3,787,882号明細書、米国
特許第4,045,770号明細書、米国特許第4,0
63,252号明細書等には、インク粒子の飛翔速度を
検出し、サーボ制御でポンプ圧を制御するインク圧制御
が開示されている。
この種のインクジェット記録装置においては、インク滴
速度を所定範囲に安定化したときに、インク滴速度とイ
ンク滴質量との関係は第9a図に示すようになる。第9
a図では、インク滴速度はV j o±αに制限したイ
ンク滴質量mjとインク滴速度Vjの関係を示す。
第9a図において、4連形efghはノズル径Doが標
準り。0の場合であり、4連形abcdはノズル径の公
差をβとするとり、がり。0−〇の場合、また4連形1
jklはDoがL)oo+βの場合である。
また点M、N、OはそれぞれDoがDo O+ Do 
O−β+ D OO+βの時の標準状態(例えば温度2
5℃、インク蒸発率O%)におけるmj−Vjの点であ
る。また線1−2は点Nでの運動エネルギー(1/2)
・In j V j 2の等運動エネルギー線である。
一般に、インク滴の持つ運動エネルギーは印字した時の
歪の大きさと関係があり、運動エネルギーが大きくなわ
ば歪も大きくなり、運動エネルギーが小さくなれば歪も
小さくなる傾向がある。また点M、N、0に於いて、点
Nの運動エネルギーが点間より小さく、また点0は点閃
よりも大きいから、第9a図のように目標インク滴速度
Vjoをノズル部のばらつきに関係なく一律に設定した
のでは印字品質の良いもの、悪いものが発生する。そこ
で第9b図のように各ノズル部に応じた基準インク滴速
度Vjo〜V j aを設定すると、印字品質が一定に
なる。本発明はこのような知見に基づいてなされたもの
である。
■目的 本発明は、ノズルのばらつきによる印字品質のばらつき
を低減することを目的とする。
■構成 上記目的を達成するために本発明においては。
インク滴速度を検出し、煽出速度を目標値と比較して両
者の差が零になる方向にインク加圧ポンプの伺勢を変更
するにおいて、インク噴射ノズルのばらつきに応じて印
字品質が所定になる方向に前記目標値を変える。好まし
い実施例においては、インク滴の運動エネルギーが所定
になる方向に該目標値を変更する。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明を一態様で実施するインクジェット記録
装置の機械系の概要を示す。
インクカー1〜リツジ14が装着されたインク槽13の
インクは、ポンプ1で吸引されてアキュムレータ2に圧
送される。アキュムレータ2に送られた加圧インクは、
アキュムレータ2およびフィルタ3で圧力振動が抑制さ
れて電磁切換弁MV1通してインク噴射ヘッド4に至る
インク噴射ヘッド4においては、その電歪振動子が一定
周期、一定振幅で励振(J勢されて、ヘッド内のインク
に一定周期、一定振幅の圧力振動を加える。ヘッド4の
ノズルより、インクが噴射されるが、この圧力振動によ
り、噴射したインクはノズルより所定距離進んだ位置で
粒子に分離する。
この粒子化は、ヘッド4において加圧インクに加えられ
る圧力振動に対応しており、噴射インクは圧力振動の1
周期につき1個のインク粒子の割合で粒子化する。噴射
インクが粒子化するタイミングに合せて荷電電極5と八
ツ1り4のインクの間に荷電電圧を印加することにより
、粒子化したインク粒子は電荷を持つ。インクの粒子化
に合せて電極5に荷電電圧を印加するが否かで荷電イン
ク粒子と非荷電インク粒子が形成される。
荷電インク粒子は偏向電極6の電界で偏向されて記録紙
7に衝突するが、非荷電インク粒子は直進してガター8
に衝突し、フィルタ10を通してポンプ11で吸引され
て空気抜槽12に吐出され、インク槽13に戻る。
インク加圧ポンプlは、はね力があるダイアフラムに固
着したアーマチュア(磁性体コア)を電気コイルを巻回
した磁性体コアにパルス吸引(端子Aに正極性のパルス
を与える。Bは機器アース)することにより液室内のイ
ンクに負圧を与えてインクを空気抜槽A E Cから液
室内に吸入し、正極性パルスを逆極性に反転するとダイ
アフラムがそのばね力で戻って液室内のインクに正圧を
与えてアキュムレータ2に送り出ずものである。
第2図に、第1図に示す各機構要素を付勢し、しかも荷
電記録制御を行なう電気系の構成を示す。
インク噴射ヘッ1へ4の電歪振動子には正弦波発生・増
幅回路16が励振電圧を印加する。荷電電極5には荷電
信号増幅回路17がパルス状の荷電電圧を印加し、偏向
電極6には偏向電圧発生回路I8が一定レベルの高電圧
を印加する。
導電性ガター8にはシールド線9の心線の一端が接続さ
れており、該心線の他端に荷電検出回路19が接続され
ている。
ポンプlおよび11はそれぞれポンプドライバ15およ
び20で電気付勢される。
この実施例では、インク粒子の飛翔速度検出(インク圧
検索)において所定タイミングでインクを荷電するため
、インク粒子の分離位相に荷電電圧パルスの中心を合せ
る位相検索において検索パルス電圧を電極5に印加する
ため、ならびに、印写記録において段階的にレベルが異
なる記録荷電電圧を電極5に印加するために、インク圧
検索用のタイミングパルス発生器26.検索荷電信号発
生器25および記録荷電信号発生器24が備わっており
、これらの発生器の信号が、ゲート回路23で選択的に
荷電信号増幅回路17に印加される。電気回路要素各部
の動作タイミングは、パルス発生器21が発生する複数
種のタイミングパルスに基づいて定まる。
各部のイ1勢および制御はマイクロコンピュータ22が
行なう。
第3図に、パルス発生器21.ゲート回路23゜記録荷
電信号発生器24.検索荷電信号発生器25およびタイ
ミングパルス発生器26の構成と、マイクロコンピュー
タ22とそjLらの接続を示す。
パルス発生器21は、水晶発振器と分周カウンタを含む
パルス発生器211と、分周カウンタ212で構成され
ており、3.2MIIz、800K)Iz、400Kl
lz。
200 K Ilz、 1.00 K Ilz、 10
0/32= 3.125 K fiz、 133 K 
llz、33Ktlzおよび50肚の、9種の、50%
デユーティのパルスを発生する。
100KIIzのパルスは正弦波発生・増幅回路16に
印加さtLる。回路16は、入力パルスの基本周波数成
分の正弦波を発生してこれを増幅してヘッドの電歪振動
子に印加する。
これにより、ヘッド4のインクには、1oOKIlzの
圧力振動が力1目つり、100×103個/secの割
合でインク粒子が形成されガター8あるいは記録紙7に
向けて飛翔する。つまり、100 KHzの周波数でイ
ンク粒子が生成される。
記録荷電信号発生器24は、l/2分周用のカウンタ 
(゛rフリップフロップ)241.シリアルイン−パラ
レルアウトの8ピツ1へのシフ1−レジスタ242、デ
ータセレクタ243、および、カウンタとデコーダと出
力ゲートでなる荷電コード発生器244で構成されてい
る。
カウンタ241には100Kllzのパルスが入力され
、カウンタ241は50Kllzのパルスをシフ1〜レ
ジスタ242に入力データとして印加する。シフ1〜レ
ジスタ242のシフ1−タロツクは800KIlzのパ
ルスである。
第5図に、シフ1−レジスタ242の8組のパルス出力
(CHP)を示す。データセレクタ243には、これら
8組のパルスが印加される。データセレクタ243には
更に3ビツトの出力制御コードが与えられ、このコード
が8組のパルスの一組の出力を指示する。
シフ1〜レジスタ242は800 K fizのパルス
でシフトイ1勢されるので、8組のパルスa −hは、
この順に0.00125msecづつ位相が遅れた同一
周期、同一デユーティのも−のであり、データセレクタ
243に与えられる3ピツ1〜コードで指定されるもの
がデータセレクタよりグー1〜回路23のアントゲ−1
−280〜289に出力される。
検索荷電信号発生器25はデコーダ251およびデータ
セレクタ252で構成されており、デコーダ251に、
100,200および400 K llzの3組のパル
スが印加される。これにより、デコーダ251の出力は
、第5図にSPとして示す8組a −hとなるが、それ
らのパルス幅は0.0OL25msecであり、その順
にパルス幅分すなわち0.00125msecづつ位相
がずれている。
記録荷電信号発生器24のデータセレクタ243に与え
られる3ビット制御コートと同し制御コードがデータセ
レクタ252にも与えられ、次の様に検索荷電信号8〜
11を出力する。
制御コード 0000010100111001011
10111243の出力 abcdefgh 252の出力 defghabc データセレクタ252の出力パルスはグー1〜回路23
のアントゲ−1〜234に印加される。
タイミングパルス発生器26は、2個の、1−にフリッ
プフロップ261,262、アントゲ−1・263およ
びインバータ264で構成されており、タンミングパル
ス発生器26に100/32 K11zのパルスがクロ
ックパルスとして与えられ、また、マイクロコンピュー
タ22が0.36m5ec幅(50K )Izの32周
期よりやや長い幅)のパルスrHJ を、1回のインク
粒子飛翔速度検出の毎に1パルス与える。
第6図に、タンミングパルス発生器26の人。
出力信号を示す。タンミングパルス発生器26のアント
ゲ−l−263の出力(R27)はゲート回路23に与
えられる。
第4図に、ポンプドライバ15.荷電検出回路19およ
びインク圧調整回路27の構成を示ず。
ポンプドライバ15は、マイクロコンピュータ(以下C
PUと称する)22からポンプ駆動信号データP15を
受け、しかもパルス発生器21から39011zのパル
スP27を受けるアントゲ−1・151、Dフリップフ
ロップ152、バッファアンプ153、トランジスタ1
55+ 156,157等でなる出力回路、ポンプ駆動
パルス幅調整用のカウンタ154、アンドゲート158
.遅延回路159、等で構成されている。
ポンプドライバ15のアントゲ−hl’51には。
パルス発生回路2Iより、50Hzのパルスとポンプド
ライブオン信号P15が入力される。カウンタ154は
、データプリセラ]−が可能なカウンタてあり、CI)
 U 22からのパルス幅信号データPdをロード(l
oad)入力信号でプリセットする。
ロード入力は、50 Hzパルスをナンドゲ−j−の一
入力端に与えると共に、50 tl zパルスの立上が
りエツジをインバータで反転して遅延裂がけてナンドゲ
−1−に入力することにより、50 Hzのパルスの立
」ニリ点でナンドゲーh l 51より発生される。つ
まり、カウンタI54は、50Hzパルスの立上り点で
I)dをロードする。そしてカウンタ154は、Pdが
示す値から、33 K Hzのパルスが到来する毎に1
づつ減算し、該パルスの到来数がPd値に合致すると(
減算の残漬が0になると)、キャリーをブリップフロッ
プ152のクリア入力端CRに与える。フリップフロッ
プ152は50 Hzパルスの立上り時点にセラ1−さ
れてQ出力を高レベルHにするので、フリップフロップ
152のQ出力は、周波数が50 Hzで、高レベルH
のパルス幅が33 K I−1zパルスの周期のPd個
分のパルスとなり、出力回路に与えられる。出力口!&
(155〜157)は、このQ出力でスイッチングして
ポンプソレノイドにQ出力パルスと同期したパルス電圧
を印加する。このパルス電圧の十幅はQ出力の11幅に
対応し、Pdで定まる。
第7a図および第7b図にポンプドライバ15の出力パ
ルス電圧で細分されるポンプ1の特性を示す。ポンプl
の電気コイルに上記パルス電圧を印加することにより、
ポンプlにおいてアーマチュアがコイルコアに引かhて
ダイアフラムが変位して、液室体積が大きくなり、負圧
となって吸入弁が開き、インクが吸入される。パルス電
圧の負の間は、ダイアフラムのばね力で、ダイアフラム
が戻り液室体積が小さくなり、吐出行程となる。ヘッド
4に同じ圧力、例えば4 Kg/amを供給する場合、
+パルス幅が13m5ecでパルス周期20m5ecの
50%以上のとき、吸入行程は13m5ecでインクを
吸入し、液室負圧は0.4Kg/cm2程度の小さい値
となる。又、+パルス幅が7 m5ecでパルス周期の
50%未満のとき、吸入行程の時間が短かいため、発生
負圧は0.8t<g/cm2程度の大きい値となる。こ
のときの電流ピーク値は13m5ecのときより大きい
値となる。この、液室内の大きい発生負圧では、キャビ
テーション現象によって気泡が発生し、吐出圧力の不安
定要因となる。
特に、回収インクの循環によってインク内の溶存酸素の
量が多いため、発生負圧の値は小さく押える必要がある
。圧力制御は、環境温度、水分蒸発による粘度上昇によ
り、滴の飛翔速度を一定に制御するためにはヘッド4供
給インクの圧力は4〜5.5Kg/clI2程度の範囲
で圧力制御する必要がある。これをパルス体制御でポン
プ電流のピーク値で可変して1発生負圧を低く押えるに
は、パルス周期の50%以上の範囲、すなわち50 H
zパルスのときJO川用ec〜15m5ec程度の時間
幅を吸引行程とすることにより、上記条件を満足する。
そこで、Pdの標準値は、13m5ecに設定している
インク圧調整回路27は、インク目標速度(データC5
)HjQ定川の用個(8ビツト)のスイッチ273、イ
ンク速度検出データCを得るアップカウンタ2フ1.検
出速度データCより目標速度データCsを減算した偏差
データCc(符号をも含む)を得る減算回路272.減
算出力をラッチするラッチ回路277、零クロス検出回
路274.アンl−ゲート275およびオアゲー1へ1
01,276゜278で構成されている。
後述するように、インク圧調整時には1.インク粒子の
荷電開始時にカウンタ271がセットされてクロックパ
ルスのカウントを開始し、荷電検出回路19が荷電を検
出したときに、そのときのカウントデータCより目標デ
ータC8を減算した値を示すデータCcがラッチ回路2
77にラッチされ、データCcが偏差データとしてCP
U22に与えられる。
荷電検出回路19は、シールド線9を機器アースする抵
抗器191.電界効果形トランジスタ(FET)192
、逆相増幅器193.バイパスフィルタ194、半波整
流器195.積分回路196および比較器197で構成
されている。
抵抗器191の抵抗値は、ガター8とアースフィルタ1
0の間がインクでつながっているときのそれらの間の抵
抗値より小さい値、100にΩ程度にされている。シー
ルド線9の心線と機器アースの間にはわずかな浮遊容量
があり、この実施例ではインク粒子がマイナス荷電され
て、荷電インク粒子がガター8に衝突する毎にシールド
線9の心線がマイナス電位になるが、浮遊容量と抵抗器
191どの時定数により、荷電したインク粒子が連続し
てガター8に衝突するときには、それが連続している間
合線の電位は連続してマイナス電位になっている。した
がって、連続する複数個を荷電し、次の連続する複数個
は非荷電とする荷電制御をすると、この荷電、非荷電の
パターンに対応する電位パターンがFET l 92の
ゲートに現われる。この電位パターンはFET l 9
2で電流に変換され、増幅器193で反転増幅され、バ
イパスフィルタ194で低周波ノイズを除去されてイン
ク圧調整回路27の零検出回路274と、半波整流回路
195に与えられる。
CPU22は、中央処理ユニット(プロセッサ)、■1
0ポート付RAMおよびROMならびに人。
出力インターフェースで構成される汎用のコンピュータ
であり、以上に説明した各要素の制御をおこなう。
第2図に示すように、CPU22には補正コードメモリ
 (ROM) 28が接続されており、このメモリ28
に、偏差Ccの絶対値に対応イ1けたパルス幅信号補正
値データΔ■Pdが記憶されており、偏差Ccに基づい
てアクセスするようになっている。
偏差Ccに対して補正値ΔVpdはリニアにしている。
したがって、偏差Ccが大きいと、それに基づいてメモ
リ28より読み出される補正値データΔVpdは大きい
値となり、偏差Ccが小さいと、それに基づいてメモリ
28より読み出される補正値データΔVpdは小さい値
となる。
第8a図に、CPtJ22がおこなう制御の全体概要を
示し、第8b図にインク粒子の飛翔速度を検出してそれ
がスイッチ273で設定された目標値になるようにイン
ク圧(ポンプ1の吐出圧)を設定するインク圧調整制御
の詳細を示す。
まず制御の全体概要を説明する。電源が投入されるとマ
イコン22は、人、出力ポートを初期化し、制御各要素
を安全な状態に設定する。これにおいて、偏向電圧発生
回路18はオフに、ポンプドライバ15.jOもオフに
、またアンドゲート235もオフに設定される。
初期化を終了するとCPU22は、まずポンプトライバ
15に駆動指示信号を出力セットしてポンプ1を駆動状
態とし、5秒タイマ(プログラムタイマ)をセラ1−す
る。このポンプ1駆動においては、CPU22はPdと
して標準値(13m5ec)を示すものを出力セットす
る。
CPU22は5秒タイマのタイムオーバを待ち、タイム
オーバするとバルブドライバMVDとポンプドライバ2
0をオンにし、15秒タイマ(プログラムタイマ)をセ
ットする。バルブドライバMVDのオンにより、電磁切
換弁MVが、ヘッド4−インク槽13連通、フィルタ3
側遮断の状態から、ヘラ1<4−フィルタ3連通、イン
ク槽13遮断状態に切換わる。これにより、ヘッド4の
ノズルよりインクが噴射され、ガター8で捕獲される。
ガター8で捕獲されたインクはポンプ11で空気抜き槽
■3に戻される。15秒タイマがタイムオーバすると、
CPU22は位相検索を実行し、次にインク圧調整を実
行する。インク圧調整を終了すると、入力ボード、給紙
系の入力状態、センサ状態を読んでプリント可否(レデ
ィ)を判定し、状態を表示する。プリント不可状態のと
きにはそこで時期する。プリン1〜可であると記録制御
に進む。所定の記録を終了すると入力指示を読んで停止
が指示されていると停止処理に進む。停止が指示されて
いないと時期か否かを見て時期でないとまた記録制御に
進む。時期が指示されていると位ヰ11検索に進む。停
止処理に進んでそれを終了した後には、電源がオンであ
る間記録指示が到来するのを待ち、指示が到来するとポ
ンプ15の駆動に進む。
次に位相検索を説明するとマイコン22は、インク圧j
JIIJ整を終了すると、データセレクタ243および
252に与える3ピツ1〜コードをoooとし、アント
ゲ−1〜235を開(ゲー]・オン)にして計時を開始
する。これにより、データセレクタ243は第5図に示
すCHPのaを、データセレクタ252は第5図に示ず
SPのdを出力するが、印写データがL(非記録)であ
るため荷電コード発生器244の出力ゲー1−が閉じら
れており、荷電コード発生器244の出力(荷電レベル
指示コー1へ)はずへてL (0000000000)
であってアントゲ−1−280〜289はすべて閉じら
れている。
しかしアントゲ−1−234は、それに100/32 
= 3.125 K tlzのパルスが印加されるので
、100 K Hzの16周期の間(32個のインク粒
子の生成の間)開に1次の16周期の間(32個のイン
ク粒子の生成の間)は閑になり、以下これを繰返えす。
これにより、アンドゲート234 、235およびオア
ゲー1−236を通して、オアゲー1へ290〜293
に、第5図に示すspのパルスdのうち、連続32個が
与えられ、次に32個分の休止期間をおいてまた連続3
2個が与えられるという具合に、SPのd (第5図)
が間欠的に印加される。SPのdが連続32個与えられ
ている間、1)/Aコンバータ232には、spのdが
I4である期間のみ、00100111.00が与えら
れてD/Aコンバータ232が荷電信号増幅回路17に
0010011100に対応するレベルの荷電信号を与
える。これにより、荷電電極5に、spのdに同期し、
しかも連続32個が現われた次は連続32個分の休止を
置いて次に連続32個が現われるというパターンで、荷
電電圧パルスが印加される。
これらの荷電電圧パルスがインクの粒子化にタイミング
が合っているとインク粒子が荷電するが、合っていない
と荷電しない。荷電した場合には、連続32個の荷電イ
ンク粒子の次に連続32個の非荷電インク粒子が続きそ
の次に連続32個め荷電インク粒子が続くという荷電パ
ターンでインク粒子が飛翔する。
このときには、荷電検出回路19のバイパスフィルタ1
94の出力端に、連続32個の荷電インク粒子がガター
8に衝突している間は正電位で、連続32個の非荷電イ
ンク粒子がガター8に衝突している間は負電位の、l1
1jS10υ/32=3.125KIIz周期の信号が
現われる。この信号は、半波整流器195で整Jεされ
、積分回路196で積分される。積分電圧が設定値を越
えると、比較器197の出力が1−1からしに反転する
マイコン22は、比較器197の出力1〕19がI]か
らLになるとそのときデータセレクタ243゜252に
出力している3ピッ1−コートを、適正荷電を与える適
正な荷電タイミングをもたらすものと見なしてそのまま
データセレクタ243 、252に出力設定して、アン
トゲ−1へ235をオフにし。
インク圧調整制御に進む。
前述の如くデータセレクタ243.25:2に3ビン1
〜コード000を出力セットし、アンドゲート235髪
開(オン)とし、かつタイマをセラ1−シてから、該タ
イマがタイムオーバする・までに、比較器197の出力
り l 9が11からしに反転しないと、マイコン22
はデータセレクタ243,252に今度は001なる3
ピッ1−制御コードを出力セリトン、また同様にタイマ
をセットする。そして比較器197の出力P19がI]
から1□になるのを待つ。データセレクタ243,25
2に3ビツト制御コード001をセラ1〜すると、デー
タセレクタ243は今度は第5図に示す信号CHPのb
を出力し、データセレクタ252は、信号SPの8を出
力する。
ずなわちデータセレクタ243と252はいずれも、前
回出力した信号より、1/800m5ec位相が遅れた
パルスを出力する。このように信号の位相が遅れている
点を除いては、各部の動作は前記の、データセレクタ2
43,252にoooを出力セットしているときのもの
と同じである。
そしてCI) U 22は、比較器197の出力P19
がl−1からしになると、そのときデータセレクタ24
3.252に出力している3ピッ1−コードを、適正荷
電を与える適正な荷電タイミングをもたらすものと見な
してそのままデータセレクタ243゜252に出力設定
して、アントゲ−h 235をオフにし、インク圧の調
整制御に進む。比較器197の出力P19がHのままで
タイマがタイムオーバしたときには、CPU22は、今
度はデータセレクタ243,252に010を出力セッ
トする。
以下同様に、CPU22は、比較器197の出力P19
がHである限り、タイマがタイムオーバする毎にデータ
セレクタ243,252に与える3ビット制御コードを
更新する。第5図に示すように、データセレクタ252
が出力する信号S I)のa −hは、パルス幅が1/
800m5ecで互にパルス幅分位相がずれているので
、3ピッ1−制御コードを000〜111の範囲で変更
している間に、SPのa〜11のそ汎ぞれが選択的にア
ンドゲート234に与えられ、3ビツト制御コードのい
ずれかをデータセレクタ243,252に出方している
ときにインク粒子が荷電するようになり、比較器197
の出力P19が1(からしになる。CPU22はそこで
位相検索を終了し、データセレクタ243゜252に出
力している3ピッ1−制御コードをそのまま出力設定し
、アンドゲート235を閉(オフ)としてインク圧調整
制御に進む。
次に第8b図を参照してインク圧調整制御を説明する。
インク圧調整制御に進むとCPU22は、タイミングパ
ルス発生回路26のJ−にフリップフロップ261とイ
ンク圧調整回路27のアンドゲート275に、0.36
m5ecの同高レベルHの信号P26(第6図参照)を
出力する。そしてインク粒子が荷電電極5からガター8
に到達するに十分な時間をタイマーにセラ1〜する。
タンミングパルス発生器26のフリップフロップ261
は、■〕26が高レベルHになってから、クロックパル
ス入力端G Kに印加される100/32=3、125
 K fizのパルスが低レベルLにあるときにセット
さオしる。
第6図を参照すれば分かるように、100/32=3.
125にfizのパルスがLから11になってまたLに
なるまでに信号1)26が1、に戻されているので、3
.125KIIzのパルスがもう一度りになったときに
は、フリップフロップ26+はりセラ1〜され、フリッ
プフロップ262がセラ1−される。これにより、アン
トゲ−h 263の出力R27が第6図に示すように、
信号P26がI]になってから、3゜125KIIzの
パルスにに同期して、その−周期の間だ番プ高レベルH
になる。この高レベル■]の期間に32藺のインク粒子
が生成され42 アントゲ−1へ263の出力R27(1−■)はグー1
−回路23においてオアゲー1236に通し−ごオアゲ
ー1−290〜293に与えられる。こぼしにより、丁
度32個のインク粒子が生成される間、D/Aコンバー
タ232に、所定荷電レベルを指示するコード0010
011100が印加されている。したがって、32個の
インク粒子が生成される間、D/Aコンバータ232が
所定しにルの電圧を連続して荷電信号増幅回路17に印
加する。これにより連続32個のインク粒子が荷電する
このように荷電を行なっているときに、つまりR27=
 I−(の間に、1く27のLからHへの立上り時点に
カウンタ271がリセッ1−されて0からのカラン1ヘ
アツブを開始し、インク圧調整回路27のアントゲ−h
 275が開かれている(ゲートオン)。
一方、連続32個の荷電インク粒子が飛r、I して連
続して導電性ガター8に衝突し、荷電インク粒子の第1
番]」のものが衝突してからシールド線9の心線の電位
が負方向に低下を始め、32個の荷電インク粒子がすべ
て衝突した後に上昇し、略パルス状の変化を示す。この
電位変化に対応して、増幅器193の出力が正方向に略
パルス状に変化する。
増幅器193の出力が正方向に立上がったときに、ずな
わち荷電さ]した連続32個のインク粒子が導電性ガタ
ー8に衝突した直後に、インク圧調整回路27の零クロ
ス検出回路274の出力がLからHに立上がり、アンド
ゲート275がP 26 = Hで開かAしているので
、オアケー1−276の出力が11に立」−がリラッチ
回路277にそのときの減算出力データCc=C−Cs
がラッチされる。R27が11に立上がったときにカウ
ンタ271がリセッ1〜されてC27すなわちl 33
 K11zのパルスのカラン1−を開始しているので、
ラッチデータは、目標値Csより、インク粒子の荷電を
開始してから荷電インク粒子が導電性ガター8に衝突す
るまでの133 K tlZパルスのカラン1〜数(荷
電インク粒子の飛翔時間)Cを減算した値(目標値より
のずJLM)Cc=C−Csを示すものである。
タイマがタイムオーバするのを待ってCI) ’U 2
2は、ラッチの保持コードCc=C−Csを読込む。
次にCPU22は、読み込んだデータCcの絶対値を許
容最高値Cm (固定値)と比較し、CcがCm以上で
あると、インク粒子が荷電をしていないが、あるいはイ
ンク噴射等が異常であるので、インク噴射を停止し警報
をセラ1〜する。その後は装置電源が一度遮断され再度
投入するまで、その状態のままとなる。CcがCm未満
であると正常と見なして、偏差Ccが2以内であるが否
かを見る。2以内であると、スイッチ273の設定で定
まる目標値Csに苅する実インク圧(インク速度)Cs
の偏差Ccが許容範囲内にあるので、その時ポンプドラ
イバ15に印加しているパルス幅信号データPdが適切
なインク速度を与えるものであるので、インク圧調整を
終了してメインルーチン(第8a図)にリターンし、状
態検出等を経て記録制御に進む。
偏差Ccが2を越えていると、インク速度が目標値に達
っしているとは見なさず、Ccの絶対値と符号に応じて
、該絶対値をメモリアドレスデータに変換してメモリ2
8をアクセスして、絶対値対応のパルス幅信号補正値Δ
Vpdを読み出し、Ccの符号にAUじて、それが正の
ときにはVpd=Vpd十ΔVpdで、また負のときに
はV pd : vpd−ΔVpdで次にポンプドライ
バ15に更新して与えるパルス幅信号データVpd (
新データ)をめてこれをポンプドライバ15に更新出力
セラi・する。なおこのVpdをめる上記2式において
、右辺のVpdは前述のインク速度検出時にポンプドラ
イバ15に出力セットしていたパルス幅信号データVp
d(旧データ)を示す。このように新データをポンプド
ライバ15に更新出力セットすると、c p U 22
は、13秒タイマをセットし、13秒の時間経過を待つ
。この18秒は、ポンプ駆動電圧を変更してから噴射イ
ンク速度が変更後のポンプ駆動電圧対応の速度に安定す
るに十分な時間である。
′1゛3秒が経過すると、CP ’U 22はメインル
ーチン(第8a図)の位相検索に戻り、位相検索を終了
するとまた第8b図に示すインク圧調整に進み、上述の
ようにインク速度の検出と新データの演算をfjない、
新データをポンプドライバに更新出力セラ1〜する。偏
差Ccが2以下になるまで、上述の通り位相検索とイン
ク圧調整を繰り返す。
第1回のインク圧調整のときには、ポンプドライバ15
にはVpdとして標準データ(13m5ec相当のカラ
ン1〜値)を与えるが、その後は、インク速度検出に晶
づいて演算した新データをVpdとして与える。偏差C
cが大きいと補正値Δvpdが大きいので、上述のイン
ク圧調整を繰り返す内に、始め程偏差Ccが大きいが後
になる程偏差が幾何級数的に小さくなり、極微小誤差範
囲内に急速に収束する。したかってインク圧調整を開始
してから終了するまでの時間が短くなり、また、終了し
たときの収束誤差Ccは極く小さいものとじつる。
以上のようにインク粒子速度を目標値C8に収束設定し
得るので、ノズルのばらつきに応してスイッチ273の
開、閑を調整してインク粒子の運動エネルギーが一定に
なるように、目標値を定める。
具体的には、テスト記録をしながら、偏向量が所定値に
なるように目標値を定める。
次に記録制御を説明する。記録制御においては、CI)
 U 22は、アントゲ−1〜235をオフのままとし
、タイミングパルス発生器2Gをリセット(R27=L
)のままとする。これにより、グー1〜回路23のオア
ゲー1−236の出力は、記録制御の間、低レベル■、
に維持され、D/Δコンバータ232には、アンドゲー
ト280〜289の出力のみが印加される。CPU22
は次し)で偏向電圧発生回路18に偏向電圧の発生を指
示する。こJcにより、偏向電極に所定の一定高電圧が
加わる。
荷電コード発生器244には、1文字の印写データの送
出の直前にリセツ1〜信号が与えられる。荷電コード発
生器244は、リセツ1−信号を受けると、カラン1−
イ直をクリアして零からのカラン1〜アツプを開始する
。カラン1−パルスは、パルス発生器21が出力する1
00 K Ilzのパルスである。カラン1−コードは
、印写データが高レベル)((記録指示)のときのみア
ントゲ−1−280〜289に出力さJし、これが、デ
ータセレクタ243の出力CHP(a〜11のいずれか
1つであって、データセレクタ243,252に与えら
れている3ピッ1−コードで特定されるもの)が高レベ
ルHである間にアン1〜ゲー1−280〜289を通し
てD/Δコンバータ232に与えられる。
データセレクタ243が出力する信号CHPは、位相検
索でインク荷電をするものと確認された信号5P(a〜
11のうち、現在データセレクタ243.252に出力
設定されている3ピツ1〜コードで特定されるもの)の
■4パルス区間を略中央とした、該■]パルス区間の8
倍のHパルス区間を有するものであるので、荷電電極5
に印加される記録荷電パルス電圧は、インクが粒子に分
離する直前から、分離した直後に及ぶ比較的に広いパル
ス幅であり、インク粒子は、確実に、荷電コード発生器
244の出力コートに対応するレベルに荷電する。荷電
インク粒子は、偏向電極間を飛翔している間に、それが
有する電荷に対応した量だけ偏向して記録紙7に衝突す
る。非荷電インク粒子は直進してガター8に衝突し、ア
ースフィルタlOを通してポンプ11に吸引される。
この実施例では以上に説明ルだように、まず位相検索で
、インク粒子を確実に荷電するタイミングに荷電信号の
位相が定められ;次に、インク圧調整で、インク粒子の
運動エネルギーつまりは偏向量塵が所定になるように目
標値が調整さAし、そJしに基づいてインク圧が設定さ
れてインクの飛翔速度が所望値に定められ;そして記録
荷電が行なわれる。このように偏向量が所定になるよう
に目標値を調整し、インク粒子の飛翔速度を目標値に収
束させるので、印写記録品質がきわめて高くなる。
位相検索およびインク圧調整においては、偏向電圧は遮
断して荷電インク粒子をも直進させてガターで捕獲しし
かもインク粒子の荷電を検出する。
印写記録においては、偏向電極に偏向電圧を印加して荷
電インク粒子は偏向させて記録紙に向わせ、非荷電イン
ク粒子はガターで捕獲する。
このように、1個の導電性ガターを、インク飛翔速度の
検出用9位相検索用、および、記録印写時の非印写イン
ク粒子の捕獲用の、3用途に共用するので、以上の説明
から分るように、インフジエラ1〜記録装置の機械系お
よび電気系の構成は、共に簡単となる。にもかかわらず
、位相検索およびインク飛翔速度の検出は共に確実かつ
安定したものである。
以上に説明したインク圧調整では、非印写インク粒子を
捕獲するガターを導電性とし、これに、荷電インク粒子
の衝突に対応した電位変動を示す信号を生ずる荷電検出
回路を接続して荷電インク粒子の飛翔を検出するので、
荷電インク粒子の到来に対して応答が速く、しかも検出
が確実である。
したがって、迅速かつ確実にインク粒子の飛翔速度を目
標値に設定しうる。1個の荷電インク粒子検出電極およ
び1個の荷電検出回路を備えるのみであるので、機械系
および電気系の構成は格別に複雑にならない。ヘッド4
から記録紙7に至るインク粒子飛翔距離は長くする必要
はない。
また、インク粒子の飛翔速度と目標値との偏差に対応し
てポンプ圧を変更するので、インク圧すなわちインク飛
翔速度の調整は幾何級数的に行なわれ、目標値に設定す
るまでの時間が短い。
ガター8は、そJしに衝突するインクのしふきて汚れや
すいが、荷電検出回路19においてシールド線9の心線
が抵抗器191で機器アースされているので、またイン
ク回収路が所定位置(フィルタIO)で機器アースされ
ているので、ガターのインク汚れによる抵抗値変動があ
っても、荷電検出が確実である。
なお」二記実施例においては、カウンタ271をアップ
カウンタとし、減算回路272で目標値よりカウント値
を減算するようにしているが、減算回路272を省略し
、カウンタ271を、ブリセン1−ダウンカウンタとし
て、そのプリセットダウンカウンタのブリセン1−入力
端にスイッチ273を接続し、カウンタリセッ1へのか
わりに、カウンタブリセラ1−(ロード)を行なうよう
にしてもよい。
こうすればインク圧調整回路27の構成が簡単になる。
また、減算回路272およびラッチ回路277をも省略
して、カウンタ271のカラン1−データおよびスイッ
チ273の設定コードをCI) U 22で読むように
してもよい。
更には、上記実施例てはそ]しぞれを偏差Ccに刻応イ
」けたパルス幅信号補正値ΔVpdをメモリ28に予め
記憶して、Ccでアクセスして特定の補正値を読み出す
ようにしているが、補正値をCc・γ。
γ=固定係数で最も単純な態様では0より大きく1未満
の数、としてもよい。更には、偏差範囲を段階的に区分
して各区分にそれぞれ固定係数を割り宛ててメモリして
おき、偏差でメモリより係数を読み出してそJしを偏差
に来して補正値を得るようにしてもよい。
■効果 以上の通り本発明によれば、偏向爪を所定とする調整が
インク速度目標値で行なわれ、記録装置毎の印字品質の
ばらつきが低減される。つまりノズル部のばらつきによ
り生する印字品質のはらっきをなくすことができる。イ
ンク圧つまりはインク飛翔速度は極く小さい偏差で目標
値に設定されるので、ばらつきは微細に補正し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を一態様で実施するインフジエラ1−
記録装置のインク処理系の概要を示す側面図であり、一
部は断面を示す。 第2図、は同装置の電気系の構成を示すブロック図であ
る。 第3図は、第2図に示す電気系要素の一部の構成を示す
電気回路図である。 第4図は、第2図に示す電気系要素の他の一部の構成を
示す電気回路図である。 第5図は、第3図に示す記録荷電信号発生器24の人、
出力I3号を示すタイムチャートである。 第6図は、第3図に示すタイミングパルス発生器26の
入、出力信号を示すタイムチャーl−である。 第7a図および第7b図は、インク加圧ポンプ1の入出
力特性を示す波形図である。 第8a図は、第3図に示すマイクロコンピュータ22の
制御動作概要(メインフロー)を示すフローチャーh、
第8b図はインク圧調整制御動作を示すフローチャー1
−である。 第9a図および第9b図は、偏向制御インクジェット記
録装置におけるインク速度とインク滴質旦との関係を示
すグラフである。 1:ポンプ(インク加圧ポンプ) 3.10:フィルタ 4:インク噴射ヘッド5:荷電電
極 6:偏向電極 7:記録紙 8;導電性ガター 9:シールド線 12:空気抜槽 13:インク槽 14:インク力−[・リッジ22:マ
イうロコンピュータ 26:タイミングパルス発生器 27:インク圧調整回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク噴射ノズルおよびインク噴射ノズルに連通
    ずるインク室のインクに定周期の圧力振動を加える振動
    子を備えるインク噴射ヘッド:インク噴射ヘットに加圧
    インクを供給するインク加圧ポンプ:ノズルより噴射し
    たインクに荷電電界を及ぼす荷重電極:荷電電極に荷電
    電圧を印加する荷電電圧発生手段:荷電インク粒子に偏
    向電界を及ぼす偏向電極:インク滴速度を検出する速度
    検出手段:および、検出速度を目標値と比較して両者の
    差が零になる方向にインク加圧ポンプの付勢を変更する
    インク圧制御手段:を備える偏向制御インフジエラ1〜
    記録装置において; インク噴射ノズルのばらつきに応じて印字品質が所定に
    なる方向に前記目標値を変えることを特徴とする、偏向
    制御インクジェット記録装置の印字品質調整方法。
  2. (2)インク噴射ノズルのばらつきに応じて運動エネル
    ギーが所定になる方向に前記目標値を変える前記特許請
    求の範囲第(1)項記載の、偏向制御インフジエラ1〜
    記録装置の印字品質調整方法。
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