JPS60255443A - 偏向制御インクジエツト記録装置 - Google Patents

偏向制御インクジエツト記録装置

Info

Publication number
JPS60255443A
JPS60255443A JP11231484A JP11231484A JPS60255443A JP S60255443 A JPS60255443 A JP S60255443A JP 11231484 A JP11231484 A JP 11231484A JP 11231484 A JP11231484 A JP 11231484A JP S60255443 A JPS60255443 A JP S60255443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
particles
charge
gutter
charged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11231484A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Horiie
正紀 堀家
Tatsuya Furukawa
達也 古川
Yutaka Ebi
海老 豊
Yuusuke Takeda
有介 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11231484A priority Critical patent/JPS60255443A/ja
Publication of JPS60255443A publication Critical patent/JPS60255443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/195Ink jet characterised by ink handling for monitoring ink quality

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (D技術分野 本発明は、ノズルより振動を加えたインクを噴射し、噴
射インクがインク粒子に分離する位置において荷電電極
により選択的に荷電を行ない、荷電インク粒子を、偏向
電極で偏向させて記録紙の所定位置に衝突させるインク
ジェット記録装置に関し、特にインク粘度の制御に関す
る。
■従来技術 この種のインクジェット記録においては、インク噴射ノ
ズルから記録紙までの距離が比範的に長く、したがって
インク圧は、ノズルより噴射し粒子化したインク粒子が
荷電電界および偏向電界の作用を受けつつも、記録紙ま
で安定した飛翔軌道を描いて到達するように高く設定さ
れる。また、規則的に所定の粒径のインク粒子を生成し
、これを正確に所定の偏向軌道をとらせるためには、イ
ンク粘性、インク圧、振動圧力、荷電量、偏向電界等が
安定に、かつ正確に制御されなければならない。また、
噴射インクがインク粒子に分離するタイミングに荷電電
圧(パルス)の印加を正確に合わせないと、インク粒子
は適正に荷電しない。
そこで従来は、記録荷電制御に先立って、インク圧を一
定に安定化し、インクの粒子化タイミングに対する荷電
電圧パルスの印加タイミング又はその逆を定める位相検
索を行なっている。この位相検索においては、たとえば
非接触タイプ又は接触タイプの荷電検出電極に、増幅器
、積分器および比較器を主体とする荷電検出回路を接続
し、短幅−の荷電電圧パルスを荷電電極に印加し、所定
時間毎に荷電電圧パルスの、インク粒子分離に対する位
相を順次ずらす。荷電検出回路が「荷電」を示す信号を
発すると、そのときの荷電電圧パルスの位相を適正荷電
位相と定める。
偏向制御インクジェット記録では、ガターで捕獲したイ
ンクをインク噴射ヘッドに戻すが、ヘットから出てイン
ク流路に戻るまでにインク中の希釈液が蒸発するので、
インク噴射の継続中インクの粘度が次第に高くなる。た
とえば第11a図に示すような粘度変化を示す。
インク粒子の飛翔速度により偏向量が影響を受けるので
、一つの態様では、インク粒子の飛翔速度を検出して、
それが所定速度になるようにインク圧を調整することが
行なわれている。たとえば、米国特許第3,600,9
55号明細書(1,971年8月発行。
Int、 C1,Gold 15/]3)および特開昭
50−105733号公報にインク速度を検出してイン
ク圧を調整する技術が開示されている。
しかしながら、インク圧の調整によるインク粒子の速度
−走化では調整範囲が極く狭く、高粘度ではインク圧を
高くしても、インク粒子の粒径の変動が大きくなって記
録濃度が変動したり、偏向量が変動したり、あるいは、
インクの粒子化が乱れて記録不能になる。これは、イン
ク圧を常時一定にするため、あるいはインク粒径を一定
にするため、吐出圧が一定の定圧形ポンプ、あるいは吐
出量が一定の定流量形ポンプを用いる場合、もしくは定
圧制御でボレブの駆動を制御する場合のいずれにおいて
も同様である。
したがって、インク粘度の調整が必要であるが、インク
粘度の検出と検出値に基づいた粘度制御が従来は困難で
あった。たとえば、特開昭57−63260号公報およ
び特開昭56−’13638]号公報では。
インクの比重を測定するが、比重測定装置が複雑である
ばかりでなく、この種の比重測定“で測定できる粘度の
単位はインクジェット記録でのインク粘度の調整単位よ
りも大きいのでインクジェット記録装置で要求される粘
度制御精度を十分に達成することは無理と見受けられる
■発明の目的 本発明は装置の付加要素を極力少なくして粘度調整を、
インクジェット記録における所要調整レンジで行なうこ
とを目的とする。
(■構成 」1記目的を達成するために本発明においては、インク
噴射ヘッドより噴射され粒子化したインク粒子の飛翔速
度を検出し、これを設定値と比較して検出速度が設定値
より小さいときインク噴射ヘッドへ供給されるインク中
に希釈液を供給する。
たとえばインク圧が一定の場合、第1’lb図に示すよ
うに、粘度が高いとインク粒子の飛翔速度は低く、低い
と高く、インク粘度と飛翔速度との間には相関関係があ
り、インク飛翔速度を検出することによりインク粘度が
正確に分かる。インク飛翔速度は後述するように、格別
に多くの、あるいは複雑なイ1加要素を必要とせずに正
確に検出し得る。
したがって、」二連のように、飛翔速度が設定値より小
さいとき(粘度が設定値より大きいとき)に希釈液を加
えることにより、インクジエソ1−記録の所要調整レン
ジで正確にインク粘度を調整し得る。
ところで、インク粘度は第1Jc図に示すようにインク
温度tによっても変動する。したがってインク温度ある
いはインクジェット記録装置使用環境の温度を棒カ一定
にするのが好ましい。温度を一定に制御しないときには
、温度変動が大きい場合に、上述の粘度調整では温度が
低いときに希釈液を供給し、それから温度が上昇すると
粘度が低くなり過ぎるという問題が考えられる。
そこで本発明の好ましい実施例では、インク温度。
あるいは室温、インクジェット記@装置本体の温度等の
インク温対応の温度を検出し、検出温度が高いときには
飛翔速度と比較する設定値を低い値として希釈液不足を
防止し、検出温度が低いときには設定値を高い値として
希釈液の過補充を防止する。
本発明の好ましい実施例では、インク粒子飛翔速度は、
荷電電極−ガター間をインク粒子が飛翔する時間Tを検
出することにより検出する。飛翔速度は検出時間ゴの逆
数であり、検出時間Tが飛翔速度を表わすことになるの
で、逆数演算は省略する。しかして検出時間下をそのま
ま用いるので、設定値も速度の逆数である時間単位とす
る。この場合は、検出時間Tを設定値と比較して時間T
が設定値より大きいときインク噴射ヘッドへ供給される
インク中に希釈液を供給する。
飛翔時間Tの検出のために、ガターは導電体とし。
それに荷電検出回路を接続し、偏向電界は遮断して、イ
ンク粒子の荷電を開始してから荷電検出回路が荷電を検
出するまで、定周期パルス(クロックパルス)をカウン
トし、荷電を検出したときのカウント値を時間Tとして
用いる。これによ、!1.ば、インクジェット記録装置
に機械要素を一切付加することなく粘度の検出を実行で
き、#5別なコスト高をもたらさない。また検出が正確
である。
■実施例 第1図に本発明の−・実施例の機械系の概要を示す。イ
ンクカートリッジ17が装着されたインクPf116の
インクは、ポンプ1で吸引されてアキュムレータ2に圧
送される。アキュムレータ2に送l≧、れだ加圧インク
は、アキュムレータ2およびフィルタ3て圧力振動が抑
制されて電磁切換弁4を通してインク噴射ヘッド5に至
る。
インク噴射ヘッド5においては、その電歪振動子が一定
周期、一定振幅で励振付勢されて、ヘッド5内のインク
に一定周期、一定振幅の圧力振動を加える。ヘッド5の
ノズルより、インクが噴射されるが、この圧力振動によ
り、噴射したインクはノズルより所定距離進んだ位置で
粒子に分離する。
この粒子化は、ヘッド5において加圧インクに加えられ
る圧力振動に対応しており、噴射インクは圧力振動の1
周期につき1個のインク粒子の割合で粒子化する。噴射
インクが粒子化するタイミングに合せて荷電電極6とヘ
ッド5のインクの間に荷電電圧を印加することにより、
粒子化したインク粒子は電荷を持つ。インクの粒子化に
合せて電極6に荷電電圧を印加するか否かで荷電インク
粒子と非荷電インク粒子が形成される。
荷電インク粒子は偏向電極7の電界で偏向されて記録紙
8に衝突するが、非荷電インク粒子は直進して導電性の
ガター9に衝突し、フィルタ11を通してポンプ12で
吸引されて空気抜槽13に吐出され、インク槽16に戻
る。
空気抜槽13には、電磁開閉弁14を介して希釈液槽1
5の希釈液が供給される。弁14は通常は非通電であっ
て閉じている。
電磁切換ブr4は通電されているときにフィルタ3どヘ
ソ1〜5とを連通としてパイプ40をそれらから遮断し
、非通電のときにはパノ1へ4.どバイブ40を連通ど
しフィルタ3をそれらから遮断するものである。
第2図に、第1図に示す各機構要素を付勢し、しかも荷
電記録制御およびインク粘度制御を行なう電気系の構成
を示す。
インク噴射ヘッド5の電歪振動子には正弦波発生増幅回
路25が励振電圧を印加する。荷電電極6には荷電信号
増幅回路26がパルス状の荷電電圧を印加し、偏向電極
7には偏向電圧発生回路27が一定レベルの高電圧を印
加する。
導電性ガター9にはシールド線10の心線の一端が接続
されており、該心線の他端に荷電検出回路30が接続さ
れている。
ポンプ1および12はそれぞれポンプドライバ21およ
び32で電気(=I勢される。電磁切換弁4および電磁
開閉弁14はそれぞれバルブドライバ24および34で
電気付勢される。
この実施例では、インク粒子の飛翔速度検出において所
定タイミングでインクを荷電するため。
インク粒子の分離位相に荷電電圧パルスの中心を合せる
位相検索において検索パルス電圧を電極6に印加するた
め、ならびに、印写記録において段階的にレベルが異な
る記録荷電電圧に電極6に印加するために、インク圧検
索用のタイミンクパルス発生器20.検索荷電信号発生
器23および記録荷電信号発生器22が備わっており、
これらの発生器の信号が、ゲート回路28で選択的に荷
電信号増幅回路26に印tM+される。電気回路要素各
部の動作タイミングは、パルス発生器19が発生する複
数種のタイミングパルスに基づいて定まる。
各部のイ」勢および制御はマイクロコンピュータ31を
主体とする印写制御装置(インク粘度制御手段)29が
行なう。
第3図に、パルス発生器19.ゲート回路28゜記録荷
電信号発生器22.検索荷電信号発生器23、タイミン
クパルス発生器20および印写制御装置29の構成と、
それら間の接続を示す。
パルス発生器19は、水晶発振器と分周カウンタを含む
パルス発生器19aと1分周カウンタ] 9. bで構
成されており、3.2MHz、800KHz、400K
 I(z、200 K Hz、 1.00 K Hz、
100/32= 3.125 K Ilz、133 K
+17.および390Hzの、8種の、50%デユーテ
ィのパルスを発生する。
100Kt+zのパルスは正弦波発生・増幅回路25に
印加される。回路25は、入力パルスの基本周波数成分
の正弦波を発生してこれを増幅してヘッドの電歪振動子
に印加する。
これにより、ヘッド5のインクには、100K)+7゜
の圧力振動が加わり、]、 OOX 1. O’個/s
ecの割合でインク粒子が形成されガタ゛−9あるいは
記録紙7に向けて飛翔する。つまり、100 K11z
の周波数でインク粒子が生成される。
記録荷電信号発生器22は、172分周用のカウンタ 
(゛I゛フリップフロップ)22a、シリアルイン−パ
ラレルアウトの8ビツトのシフ1−レジスタ22 +)
、デルタセレクタ22c、および、カウンタとデ」−夕
と出力ゲートでなる荷電コード発生器22dで構成され
ている。
カウンタ22aには10’OK Hzのパルスが入力さ
れ、カウンタ22aは50KIlzのパルスをシフトレ
ジスタ22bに入力データとして印加する。シフト1ノ
ジスタ22bのシフ1−タロツクは800KHzのパル
スである。第5図に、シフトレジスタ22hの8組のパ
ルス出力(CHP)を示す。データセレクタ22cには
、これら8組のパルスが印加される。
データセレクタ22cには更に3ヒツトの出力制御コー
ドが与えられ、このコートが8組のパルスの一組の出力
を指示する。
シフl−レジスタ22bは800 K fly、のパル
スでシフト付勢されるので、8組のパルスa −hは、
この順にO,OO]、25m5ecづつ位相が遅れた同
一周期、同一デユーティのものであり、データセレクタ
22cに与えられる3ビツトコードて指定されるものが
データセレクタよりグーl−回路28のアンドゲートA
O−A9に出力される。
検索荷電信号発生器23はデコーダ23aおよびデータ
セレクタ23bで構成されており、デコーダ23aに、
100,200および400Ktlzの3組のパルスが
印加される。これにより、デコーダ23 aの出力は、
第5回にSPとして示す8組a −hとなるが、それら
のパルス幅は帆00125mse、cであり、その順に
パルス幅分すなわち0.00125msecづつ位相が
ずれている。
記録荷電信号発生器22のデータセレクタ22cに与え
られる3ビツト制御コードと同じ制御コードがデータセ
レクタ2.3 bにも与えられ、次の様に検索荷電信号
a −hを出力する。
データセレクタ23bの出力パルスはゲーI−回路28
のアントゲートA +−0に印加される。
タイミングパルス発生器20は、2個のJ−にフリップ
フロップ20a、20b、アンドゲート20cおよびイ
ンバータ20dで構成されており、タンミングパルス発
生器20に100/32 K Hzのパルスがタロツク
パルスとして与えられ、また、マイクロコンピュータ3
1が0.36m5ec幅(50K fizの32周期よ
りやや長い幅)のパルス「+−(J を、1回のインク
粒子飛翔速度検出の毎にlパルス与える。
第6図に、タンミングパルス発生器20の入、出力信号
を示す。タンミングパルス発生器20のアントゲ−1−
20cの出力(R27)はゲート回路28に与えられる
第4図に、荷電検出回路30の構成を示す。
荷電検出回路19は、シールド線10を機器アースする
抵抗器30a、電界効果形I−ランジスタ(F訂) 3
0 b 、逆相増幅器30C,バイパスフィルタ30d
、半波整流器30e、積分回路30fおよび比較器30
gで構成されている。
抵抗器30aの抵抗値は、ガター9とアースフィルタ1
1の間がインクでつながっているときのそ乳らの間の抵
抗値より小さい値、JOOKΩ程度にされている。
シールド線10の心線と機器アースの間にはわずかな浮
遊容量があり、この実施例ではインク粒子がマイナス荷
電されて、荷電インク粒子がガター9に衝突する毎にシ
ールド線10の心線がマイナス電位になるが、浮遊容量
と抵抗器30aどの時定数により、荷電したインク粒子
が連続してガター9に衝突するときには、それが連続し
ている間心線の電位は連続してマイナス電位になってい
る、したがって、連続する複数個を荷電し、次の連続す
る複数個は非荷電とする荷電制御をすると、この荷電、
非荷電のパターンに対応する電位パターンがFE丁3 
’Obのゲー1−に現われる。この電位パターンはF訂
30.bで電流に変換され、増幅器30 にで反転増幅
され、バイパスフィルタ30dC低周波ノイズを除去さ
れC半波整流回路30eにljえらAしる。荷電検出口
+t!I30は、ガター9に曲電インク粒子が衝突して
いないときにはP19=1 (高LJ〆ル)の、またガ
ター9に荷電インク粒子がj衝突しているときにはPI
9=O(低レベル)の出力を生ずる。
アキュlル−タ2内にはその内部のインクの温度を検出
するサーミスタ18が装着されており、このサーミスタ
18に温度検出回路38が接続されている。温度検出回
路38の構成を第7図に示す。サーミスタ18は、高温
で抵抗値が低く、低温で高い負性抵抗特性のものである
。サーミスタ18の電圧は演算増幅器38aの逆極性入
力端(−)に印加される。湿度が高いと演算増幅器38
aの出力が高くなり、温度が低いと低くなる。
演算増幅器38Aの出力はA10コンバータ38bでデ
ジタルデータに変換されてボー1〜35aに゛早時印加
されている。
インク粘度制御手段である印写制御装置29は、中央処
理ユニット(マイクロプロセッサ)31゜ROM33.
RA、M34.I10ポート35およびシステムコント
ローラ36等で構成される汎用のコンピュータであり、
以1−に説明した各要素の制御をおこなう。
第8図に、マイクロプロセッサ31がおこなう制御の全
体概要を示し、第9図にインク粘度調整制御の詳細を示
し、第10図にインク粘度調整における割込処理を示す
ます第8図を参照して制御の全体概要を説明する。電源
が投入されるとマイクロプロセッサ31は、人、出カポ
−1〜を初期化し、制御各要素を安全な状態に設定する
(ステップ1:以下ステップという語を省略する)。こ
れにおいて、偏向電圧発生回路27はオフに、ポンプド
ライバ21゜32もオフに、またパルプドライバ24.
34もオフに、更にアントゲ−1〜A]]もオフに設定
する。つまりインク噴射停止状態とする。
初期化を終rするとマイクロプロセット31は。
ますポンプドライバ2Iに駆動指示信号を出力セラ1−
シてポンプ1を駆動状態としく2)、次に、バルブドラ
イバ24に通電指示信号を出力セラ1〜して電磁切換弁
をフィルタ3−ヘッド5通流状態に細分しく3)、ポン
プドライバ32に駆動指示信号を出力セットしてポンプ
12を駆動状態とする。
そしてQM備タイマ(プログラムタイマ)をオンにする
(5)。
以−ににより、インク噴射ヘッド5よりインクが噴射さ
れ、ガター9に衝突し、ポンプ12で吸引されて空気抜
槽13に吐出されるインク巡検が始まる。
なお、ポンプlはこの実施例では吐出圧が一定となる定
圧形のものである。その他の型のポンプを用いて、これ
を定圧制御してもよい。
マイクロプロセッサ31は、そこで準備タイマがタイム
オーバするのを待ち(8)、待つ間に各部の状態を読み
、状態に応じて状態データを上位機器又は操作ボードに
出力する(6)。各部が印写記録可能状態であって(7
)、r(Q備タイマがタイl、オーバすると、位相検索
(9)に進む。位相倹素を終えるとインク粘度調整(1
0)に進み、インク粘度調整を抜けると再度位相検索を
実行しく11)、記録制御(12)に進む。記録が終る
と、初期化と同様な停止処理に進む3.なお、準備タイ
マが副時を行なっている間に、アキュムレータ2以降の
インク圧が、ポンプ1の動作速度に対応した圧力に」ユ
昇し、準備タイマがタイムオーバしたときには、ある圧
力に安定している。
位相検m(9,if)ではマイクロプロセッサ31は、
データセレクタ22Gおよび23bに与える3ビットコ
ードを000とし、アントゲ−1−ハ11を開(グー1
−オン)にして計時を開始する。
これにより、データセレクタ22cは第5図に示すCI
IPのaを、データセレクタ23bは第5図に示すsp
のdを出力するが、印写データがL(非記録)であるた
め荷電コード発生器22dの出力ゲートが閉しられてお
り、荷電コード発生器22dの出力(荷電レベル指示コ
ード)はすべてL (0000000000)テあ−)
 テア ンドゲートAO−Δ9はすべて閉しられている
。しかしアンドゲートΔ10は、それに100/32=
3.1.25Kllzのパルスが印加されるので、10
0 K Hzの16周期の間(32個のインク粒子の生
成の間)開に、次の16周期の間(:32個のインク粒
子の生成の間)は開になり、以下これを繰返えす。これ
により、アンドゲートΔ10.Δ11およびオアゲー1
〜R4を通して、オアゲートT(O−R3に、第5図に
示すSPのパルス(1のうち 連続32個が与えられ、
次に32個分の休出期間をおいてまた連続32個が与え
ら、lするという具合に、SPのd (第5図)が間欠
的に印加される。SPのdが連続32個与えられている
間、D/A:Iンバータ28aには、SPのdがト■で
ある期間のみ、OO]、0O11100が与えられてD
/Aコンバータ28aが荷電信号増幅回路26に001
0011.100に対応するレベルの荷電信号を与える
これにより一荷電電極6に、SPのdに同期し、しかも
連続32個が現われた次は連続32個分の休ILを置い
て次に連続32個が現われるというパターンで、荷電電
圧パルスが印加される。
これらの荷電電圧パルスがインクの粒子化にタイミング
が合っているとインク粒子が荷電するが、合っていない
と荷電しない。荷電した場合には、連続32個の荷電イ
ンク粒子の次に連続32個の非荷電インク粒子が続きそ
の次に連続32個の荷電インク粒子が続くという荷電パ
ターンでインク粒子が飛翔する。
このときには、荷電検出回路3oのバイパスフィルタ3
0dの出力端に、連続32個の荷電インク粒子がガター
9に衝突している間は正電位で、連続:32個の非荷電
インク粒子がガター9に衝突している間は負電位の、略
100/32=3.125KHz周期の信号が現われる
。この信号は、半波整流器30cで整流さJL、積分回
路3Ofで積分される。
16分電圧が設定値を越えると、比較器30gの出力が
I」かC)L、に反転する。
マイタロゾロセッサ31は、比較器30gの出力1フ]
9がHから[、になるとそのときデータセレクタ22c
、23bに出力している3ビツトコードを、適正荷電を
与える適正な荷電タイミングをもノーらすものと見なし
てそのままデータセレクタ22c、23bに出力設定し
て、アンドゲートAllをオフにし1次のステップIO
又は12に進む。
前述の如くデータセレクタ22c、23bに3ビン1〜
コート000を出力セットし、アントゲ−1〜Allを
開(オン)とし、かつタイマをセラ1〜してから、該タ
イマがタイムオーバするまでに、比較器30gの出力P
i9が■]からLに反転しないと、マ、イクロプロセッ
サ31はデータセレクタ22、C,231)に今度目0
01なる3ヒツ1〜制御コードを出力セラ1〜し、また
同様にタイマをセットする。そして比較器30gの出力
P ]、 9がHから(。になるのを待つ。デークセ1
ノクタ22C223bに3ビツト制御コード001をセ
ラ!・すると、データセレクタ22cは今度は第5図に
示す信号C’ )(Pのbを出力し、データセレクタ2
3bは、信号SPの8を出力する。すなわちデータセレ
クタ22cと23bはいずれも、前回出力した信号より
、1/800m5ec位相が遅れたパルスを出力する。
このように信号の位相が遅れている点を除しては、各部
の動作は前記の、データセレクタ22G。
23bに000を出力セットしているときのものと同じ
である。
そしてマイクロプロセッサ31は、比較器30gの出力
P19が■1からLになると、そのときデータセレクタ
22c’、23bに出力している3ピノ1−コーISを
、適正荷電を与える適正な荷電タイミングをもたらすも
のと見なしてそのままデータセレクタ22c、23bに
出力設定して、アントゲ−1−Allをオフにし、イン
ク粘度調整(10)又は記録制御(II)に進む。比較
器30gの出力[ン19がLlのままでタイマがタイム
オーバしたとさには、マイクロプロセッサ31は、今度
はデータセレクタ22c、23bに010を出力セラ1
へする。
以下同様に、マイクロプロセッサ31は、比較器30g
の出力P19がHである限り、タイマがタイムオーバす
る毎にデータセレクタ22c。
23bに与える3ビツト制御コードを更新する。
第5図に示すように、データセレクタ23bが出力する
信号spのa −hは、パルス幅が1./800m5e
cで互にパルス幅分位相がずれているので、3ビツト制
御コードを000〜111の範囲で変更している間に、
SPのa−11のそれぞれが選択的にアンドゲートA 
]、 Oに与えられ、3ビツト制御コードのいずれかを
データセレクタ22c、23bに出力しているどきにイ
ンク粒子が荷電するようになり。
比較器30gの出力P]9がHからLになる。マデータ
セレクタ22c、23bに出力している3ビツト制御コ
ードをそのまま出力設定し、アントゲートAllを閉(
オフ)として、次の制御ステップ(10又は12)に進
む。
次に第9図および第10図を参照してインク粘度調W(
J、O)を説明する。
インク粘度調整に進むとマイクロプロセッサ31は、荷
電検出フラグをクリアしく17) 、荷電検出口130
の出力P、19を参照する(18)。ここでPI9=]
である(荷電検出なし)と荷電検出回路30が待機状態
にあるので次のステップ19に進むが、p19==o”
rある(荷電検出あり)と荷電検出回路30の出力P 
]、 9が1になるまで待つ。そしてP ]、 9 =
 1になると次のステップ】9に進む。
ステップ19では、マイクロプロセッサ31は、ゼロク
ロスパルスを受けるポートの割込を可にセットする。こ
れによりゼロクロスパルス(0レベル)が到来するとマ
イクロプロセッサ31は割込処理C笛1nP)L=Jオ
、1) ’l +、−t、1;l。
さて割込可をセラ1−すると、マイクロプロセッサ31
は、カウンタ37(第2図)のクリア入力端子に与えて
いる信号SRをクリア指示レベル0からカウント可レベ
ル1に更新しく202、タイミングパルス発生器20の
J−にフリップフロップ20aにセット信号P26=1
を出力セットしく2])、アントゲート39(第2図)
にオン信号CF=1を出力セットする(22)。そして
時間H1数を開始する(23)。これにより、カウンタ
37が1.33KHzのパルスC27のカウントアツプ
を開始し、荷電電極6に荷電電圧が印加される。時間割
数値が0.36m5ecになるとマイクロプロセッサ3
1はP2’6を0に戻す(26)。これにより、マイク
ロプロセッサ31は、0.36m5ecの同高レベル■
]の信号P26(第6図参照)を出力したことになる。
タンミングパルス発生@20のフリップフロップ20a
は、P 26が高レベルHになってから、クロックパル
ス入力端GKに印加される100/32=3、125 
K 11zのパルスが低レベルLにあるときにセットさ
れる。第6図を参照すれば分かるように、100/32
=3.125KHzのパルスがI、からI−1になって
またLになるまでに信号P26がり、に戻されているの
で、 3.125 K Hzのパルスがもう一度しにな
ったときには、フリップフロップ20aはリセツ1〜さ
れ、ブリップフロップ20bがセラ1〜される。
これにより、アンドゲート20cの出力R27が第6図
に示すように、信号P 26がHになってから、3.1
25K)Izのパルスにに同期して、その−周期の間だ
け高レベルHになる。この高レベルHの期間に32個の
インク粒子が生成される。アンドゲート20cの出力R
27(+−1)はグー1−回路28においてオアゲー1
−R4を通してオアゲートRO〜R3に与えられる。こ
れにより、丁度32個のインク粒子が生成される間、D
/Aコンバータ28aに、所定荷電レベルを指示するコ
ード001.00111.OOが印加されている。した
がって、32個のインク粒子が生成される間、rl/A
コンバータ28aが所定レベルの電圧を連続して荷電信
号増幅回路26に印加する。これにより連続32個のイ
ンク粒子が荷電する。
P26=Oをセット(26)してからマイクロプロセッ
サ31は再び時間引数を開始しく27)、それから1.
60m5ecの時間経過を待つ(28)。
■〕26を1にセットしてから0..36m5ecの時
間経過を待つ間(24)ならびにP26を0にリセット
してから1.60m5ecの時間経過を待つ間(28)
に、マイクロプロセッサ31は、荷電検出フラグの有無
を参照する(25.29)。
荷電検出電極6からガター9までの距離を直進するイン
ク粒子の飛翔時間Tは1m5ec前後である。
連続32個の荷電インク粒子が飛翔して連続して導電性
ガター9に衝突し、荷電インク粒子の第1番目のものが
衝突してからシールド線10の心線の電位が負方向に低
下を始め、32個の荷電インク粒子がすべて衝突した後
に上昇し、略パルス状の変化を示しこの電位変化に対応
して、増幅器30cの出力が正方向に略パルス状に変化
し、増幅器30(:の出力が正方向に立」二がったとき
に。
才f1・J)−7:、74; 蕾六:h f−:WN 
1m ”l ’) AM (1”r )’y /7 始
−?−h< 導電性ガター9に衝突した直後に、ゼロク
ロスパルス発生器がゼロクロスパルス(0レベル)を発
生し、これに応答してマイクロプロセッサ31は第10
図に示す割込処理に進む。
割込処理においては、まずアンドゲート39へのゲート
制御信号CEをオフ指示レベル0にリセットする(39
)。これによりカウンタ37がカウントアツプを停止す
る。次に荷電検出フラグをセットしく40)、カウンタ
27のカウント値つまり検出時間(飛翔時間)Tをレジ
スタTに読込む(41)。そしてカウンタ37をクリア
(SRを0にリセソ1へ)シ、第9図のインク粘度調整
に復帰する。
インク粘度調整[こ復帰したときには荷電検出フラグを
セント・シているので、ステップ25又は2つでこれを
検出し、ステップ30に進んで温度データtを読込んで
レジスタ[にセットする(3σ)。
次に、ROM34の所定アドレス(閾値テーブル)に予
めメモリしている閾値グループの中から、レジスタtの
値よりアドレスを特定して1つの閾値(飛翔時間閾値)
’rhを読み出しく3])、これとレジスタTの内容′
]”どを比較する(32)。
なお、閾値テーブルのデータは、第110図に示す温度
−粘度特性と、第11. b図に示す粘度−飛翔速度特
性の両者より、温度−飛翔速度特性をめて、これを温度
−飛翔時間特性に書直し、かつ、この温度−飛翔時間特
性の飛翔時間に許容値を−し載せして得た飛翔時間であ
り、カウンタ37のカランl−、qi、位てデータ値が
表わされている。
さC1]”hを読み出しく3])、これとレジスタ′丁
゛の内容Tとを比較しく32)だ結果、T>Thである
ど粘度が高過ぎると見なされるのでステップ′)3以下
の希釈液供給に進むが、T≦Thであると粘度が適値て
あり、希釈液の供給はしないので再度の位相検索は不要
であるので、インク粘度調jffi(10)を抜けて第
8図の記録(12)に進むっ ’r > ’[’ hてあったときには、まずバルブド
ライバ34に弁開信号34S=1を出力セットして電磁
開閉弁14を開としく33)、タイマDT(プロダラム
タイマ)をせノ1−シて(34)そのタイムオーバを待
ち(35)、タイ11オーバすると電磁開閉弁14を閉
(34S=0)に戻しく36)タイマLT(プログラム
タイマ)をオンとしく37)そのタイ11オーバを待つ
(38)。なお、DTは所定員の希釈液を供給する時間
、L′「は供給した希釈液が第1図に示すインク巡環系
で十分に攪拌されるに要する時間である。タイマ■、T
がタイムオーバすると、インク粘度が変化しているので
、もう−変位相検索(9:第8図)を実行してから第9
図のインク粘度調整に戻る。
次に記録制御(12)を説明する。記録制御においては
、マイクロプロセッサ3Iは、アンドヶ−hA]1をオ
フのままとし、タイミングパルス発生器20をリセッ1
−(R27=T、)のままとする。これにより、グー1
−回路28のオアゲートR4の出力は、記録制御の間、
低レベルLに維持され、D/Aコンバータ28aには、
アントゲートAO〜Δ9の出力のみが印加される。マイ
クロプロセッサ31は次いで偏向電圧発生回路27に偏
向電圧の発生を指示する。これにより、偏向電極7に所
定の一定高電圧が加わる。
荷電コード発生器22dには、1文字の印写データの送
出の直前にリセット信号かり、えられる。荷電コード発
生器22dは、リセット信号を受けると、カラン1−値
をクリアして零からのカウントアツプを開始する。カラ
ン1−パルスは、パルス発生器19が出力する100に
肚のパルスである。カランミーコードは、印写データが
高レベルH(記録指示)のときのみアンドゲートAO−
A9に出力され、これが、データセレクタ22cの出力
CHP (a〜hのいずれか1つであって、データセレ
クタ22c、23bに与えられている3ビツトコードで
特定されるもの)が高レベルHである間にアントゲート
AO〜Δ9を通してD/Aコンバータ28aに与えられ
る。
データセレクタ22cが出力する信号CHPは、位相検
索でインク荷電をするものと確認された信号SP’(a
−hのうち、現在データセレクタ22c、23bに出力
設定されている3ビツトコードで特定壱れるもの)のH
パルス区間を略中央とした、該I4パルス区間の8倍の
Hパルス区間を有するものであるので、荷電電極6に印
加される記録荷電パルス電圧は、インクが粒子に分離す
る直前から、分離した直後に及ぶ比較的に広いパルス幅
で゛あり、インク粒子は、確実に、荷電コード発生器2
2dの出力コードに対応するレベルに荷電する。荷電イ
ンク粒子は、偏向電極間を飛翔している間に、それが有
する電荷に対応した量だけ偏向して記録紙8に衝突する
。非荷電インク粒子は直進してガター9に衝突し、アー
スフィルタ11を通してポンプ12に吸引される。
この実施例では以上に説明したように、まず位相検索で
、インク粒子を確実に荷電するタイミングに荷電信号の
位相が定められ;インク粘度調整で、インク粘度が設定
値以下になるように希釈液の供給が制御されてインクの
飛翔速度が所望値に定められ;そして記録荷電が行なわ
れる。このようにインク粘度を設定値以下としインクの
粒子化を確実かつ安定にし荷電を確実に定めるので、印
写記録品質がきわめて高くなる。
インク粘度調整および位相検索においては、偏向電圧は
遮断して荷電インク粒子をも直進させてガターで捕獲し
しかもインク粒子の荷電を検出する。
印写記録においては、偏向電極に偏向電圧を印加して荷
電インク粒子は偏向させて記録紙に向わせ、非荷電イン
ク粒子はガターで捕獲する。
このように、1個の導電性ガターを、インク飛翔速度の
検出用2位相検索用、および、記録印写時の非印写イン
ク粒子の捕獲用の、3用途に共用するので、以上の説明
から分るように、インクジェット記録装置の機械系およ
び電気系の構成は、共に簡貼となる。にもかかわらず、
インク飛翔速度の検出および位相検索は共に確実かつ安
定したものである。
ガター9は、それに衝突するインクのしぶきで汚れやす
いが、荷電検出回路30においてシールド線10の心線
が抵抗器30aで機器アースされているので、またイン
ク回収路が所定値W(フィルタ11)で機器アースされ
ているので、ガターのインク汚れによる抵抗値変動があ
っても、荷電検出が確実である。
ポンプlが定圧形のものであるのでインク圧は一定であ
り、また粘度調整によりインク粒度が所定値以下に制御
されるので、インク粒子の飛翔速度も所定値以上となり
、インクの粒子化が安定し印写品質が安定する。なお、
ポンプ1は定圧形としなくても、ポンプ1を設定出力圧
を得る定圧制御するようにしてもよい。
なお上記実施例においては、インク温度tに対応して、
tが高いと小さい飛翔時間閾値(高い飛翔時間閾値)を
選択し、tが低いと大きい飛翔時間閾値(低い飛翔時間
閾値)を選択してこれを検出飛翔時間Tと比較するよう
にしている。これは低温での希釈液の過補充を防止する
ためである。
たとえば閾値を固定にしていると、低温による高粘度で
希釈液を補充し、これによりインク温度が上昇したとき
に粘度が低過ぎるというような問題′がなくなる。イン
ク温度によっても粘度が変わるので、最も好ましい態様
ではインク温度を一定に制御し、インク温度が該一定値
あるいは一定範囲内に安定してから上述のインク粘度調
整を実行するようにする。
■効果 以上の通り本発明によれば1機械要素を格別に付加する
ことなくインク飛翔速度(=飛翔時間)を検出すること
ができ、しかもこれによる粘度検出(=速度検出)精度
が高く、正確な粘度調整が行なわれる。したがって、イ
ンク粒子の飛翔速度も正確に所定値以」二となり、イン
クの粒子化が安定し印写品質が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の−・実施例のインク処理系の概要を
示す側面図であり、一部は断面を示す。 第2図、は同実施例の電気系の構成を示すブロック図で
ある。 第3図は、第2図に示す電気系要素の一部の構成を示す
電気回路図である。 第4図は、第2図に示す電気系要素の他の一部の構成を
示す電気回路図である。 第5図は、第、3図に示す記録荷電信号発生器22の入
、出力信号を示すタイ11チヤートである。 第6図は、第3図に示すタイミングパルス発生器20の
入、出力信号を示すタイムチャー1〜である。 第7図は、第2図に示す電気系要素の他の一部の構成を
示す電気回路図である。 第8図は、第2図に示すマイクロプロセッサ31の制御
動作概要を示すフローチャー1〜である。 第9図は、第2図に示すマイクロプロセッサ31の、イ
ンク粘度調整制御動作を示すフローチャート、第10図
はインク粘度調整における割込処理を示すフロルチャー
1〜である。 第11a図はインク噴射延べ時間とインク粘度との関係
を示すグラフ、第]、 1. b図はインク粘度とイン
クの飛翔速度との関係を丞すグラフ、第11c図はイン
ク温度とインク粘度との関係を示すグラフである。 3、II:フィルタ 4:電磁切換弁 5:インク噴射ヘッド 6:荷電電極 7:偏向型!′@8:記録紙 9:導電性ガター 10:シールド線 13:空気抜槽 14:電磁開閉弁 15:・希釈液槽 16:インク槽 17:インクカー1〜リツジ 18:サーミスタ(温度センサ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク噴射ノズルおよびインク噴射ノズルに連通
    ずるインク室のインクに定周期の圧力振動を加える振動
    子を備えるインク噴射ヘッド:インク噴射ヘッドに加圧
    インクを供給する加圧ポンプ:ノズルより噴射したイン
    クに荷電電界を及ぼす荷電電極:荷電電極に荷電電圧を
    印加する荷電電圧発生手段:荷電インク粒子に偏向電界
    を及ぼす偏向電極:および、偏向電極と記録紙の間に配
    置され、非印写インク粒子を捕獲するガター:を備える
    偏向制御インクジェット記録装置において;インク希釈
    液収納容器; インク希釈液収納容器のインク希釈液をインク噴射ヘッ
    ドに供給されるインクに供給する希釈液供給手段; インク粒子の飛翔速度を検出する速度検出手段;検出速
    度を設定値と比較し検出速度が設定値より小さいと希釈
    液供給手段に希釈液供給を指示するインク粘度制御手段
    : を備えることを特徴とする偏向制御インクジェット記録
    装置。
  2. (2)インク噴射ヘッドに供給されるインクの温度もし
    くはそれに対応する温度を検出する温度センサを更に備
    え;インク粘度制御手段は、検出温度に対応する設定値
    を選択して検出速度をこれと比較する前記特許請求の範
    囲第(1)項記載の偏向制御インクジェット記録装置。
  3. (3)ガターは導電体であり;速度検出手段は、該ガタ
    ーに接続され荷電インク粒子の該ガターへの衝突に対応
    した信号を生ずる荷電検出回路および荷電電極への荷電
    電圧の印加から荷電検出回路が荷電を検出するまでの時
    間Tをカウントする時間カウント手段でなり;インク粘
    度制御手段は、時間Tを速度対応の時間設定値と比較し
    時間Tが設定値より大きいと希釈液供給手段に希釈液供
    給を指示するものである;前記特許請求の範囲第(1)
    項又は第(2)項記載の偏向制御インクジエソ1−記録
    装置。
  4. (4)加圧ポンプは吐出圧が一定の定圧形ポンプである
    前記特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の偏
    向制御インクジェット記録装置。
JP11231484A 1984-06-01 1984-06-01 偏向制御インクジエツト記録装置 Pending JPS60255443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11231484A JPS60255443A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 偏向制御インクジエツト記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11231484A JPS60255443A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 偏向制御インクジエツト記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60255443A true JPS60255443A (ja) 1985-12-17

Family

ID=14583565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11231484A Pending JPS60255443A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 偏向制御インクジエツト記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60255443A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2636884A1 (fr) * 1988-09-29 1990-03-30 Imaje Sa Dispositif de controle et de regulation d'une encre et de son traitement dans une imprimante a jet d'encre continu
EP0551967A2 (en) * 1987-10-30 1993-07-21 Linx Printing Technologies Plc Ink jet printer with drop quality control
US5517216A (en) * 1992-07-28 1996-05-14 Videojet Systems International, Inc. Ink jet printer employing time of flight control system for ink jet printers
EP3741571A1 (de) * 2019-05-24 2020-11-25 Paul Leibinger GmbH & Co. KG Nummerier- und Markierungssysteme Verfahren zur überwachung und einstellung der tintenviskosität während des betriebs eines continuous inkjet druckers und continuous inkjet drucker zur durchführung eines solchen verfahrens

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0551967A2 (en) * 1987-10-30 1993-07-21 Linx Printing Technologies Plc Ink jet printer with drop quality control
FR2636884A1 (fr) * 1988-09-29 1990-03-30 Imaje Sa Dispositif de controle et de regulation d'une encre et de son traitement dans une imprimante a jet d'encre continu
US5160939A (en) * 1988-09-29 1992-11-03 Imaje S.A. Device for controlling and regulating an ink and processing thereof in a continuous ink jet printer
US5517216A (en) * 1992-07-28 1996-05-14 Videojet Systems International, Inc. Ink jet printer employing time of flight control system for ink jet printers
EP3741571A1 (de) * 2019-05-24 2020-11-25 Paul Leibinger GmbH & Co. KG Nummerier- und Markierungssysteme Verfahren zur überwachung und einstellung der tintenviskosität während des betriebs eines continuous inkjet druckers und continuous inkjet drucker zur durchführung eines solchen verfahrens

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5941273A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
EP0045382B1 (en) A method of operating an ink jet printer and a drop-on-demand ink jet printer
WO1990014233A1 (en) Liquid jet recording process and apparatus therefore
US4417256A (en) Break-off uniformity maintenance
CA1156710A (en) Break-off uniformity maintenance
JPS60255443A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS5843029B2 (ja) インク粒子の荷電量検出装置
JPS612563A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS61227060A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS61227059A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS61121943A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS6089371A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS60161154A (ja) インクジエツト記録装置のインク圧力制御装置
JPS62130856A (ja) インクジエツト記録装置における励振電圧調整装置
JPS5970584A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS6274659A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS60255442A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置
JPS60161156A (ja) インクジエツト記録装置のインク圧力制御装置
JPS60161155A (ja) インクジエツト記録装置のインク圧力制御装置
JPS6325047A (ja) インクジエツト記録装置
JPS60161159A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置の印字品質調整方法
JPS6256152A (ja) インクジエツト記録装置
JPS60161157A (ja) インクジエツト記録装置のインク圧力制御装置
JPS593156B2 (ja) インクジエツト記録装置
JPS5968256A (ja) 偏向制御インクジエツト記録装置