JPS6089371A - 偏向制御インクジエツト記録装置 - Google Patents

偏向制御インクジエツト記録装置

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JPS6089371A
JPS6089371A JP19791283A JP19791283A JPS6089371A JP S6089371 A JPS6089371 A JP S6089371A JP 19791283 A JP19791283 A JP 19791283A JP 19791283 A JP19791283 A JP 19791283A JP S6089371 A JPS6089371 A JP S6089371A
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JP
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ink
charging
charged
charge
gutter
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JP19791283A
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Masanori Horiie
正紀 堀家
Tatsuya Furukawa
達也 古川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/125Sensors, e.g. deflection sensors

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ノズルより振動を加えたインクを噴射し、噴
射インクがインク粒子に分離する位置において荷電電極
により選択的に荷電を行ない、荷電インク粒子を、偏向
電極で偏向させて記録紙の所定位置に衝突させるインク
ジェット記録装置に関し、特に偏向量の調整に関する。
〔従来技術〕
この種のインクジェット記録においては、インク噴射ノ
ズルから記録紙までの距離が比範的に長く、したがって
インク圧は、ノズルより噴射し粒子化したインク粒子が
荷電電界および偏向電界の作用を受けつつも、記録紙ま
で安定した飛翔軌道を描いて到達するように高く設定さ
れる。また、規則的に所定の粒径のインク粒子を生成し
、これを正確に所定の偏向軌道をとらせるためには、イ
ンク粘性、インク圧、振動圧力、荷電量、偏向電界等々
の、偏向量影響パラメータが安定に、かつ正確に制御さ
れなければならない。また、噴射インクがインク粒子に
分離するタイミングに荷電電圧(パルス)の印加を正確
に合わせないと、インク粒子は適正に荷電しない。そこ
で従来は、記録荷電制御に先立って、インク圧および又
はインク粘性を一定に安定化し、荷電電圧パルスの印加
タイミングを定める位相検索を行なっている。この位相
検索においては、非接触タイプ又は接触タイプの荷電検
出電極に、増幅器、積分器および比較器を主体とする荷
電検出回路を接続し、短幅の荷電電圧パルスを荷電電極
に印加し、所定時間毎に荷電電圧パルスの、インク粒子
分離に対する位相を順次ずらす。荷電検出回路が「荷電
」を示す信号を発すると、そのときの荷電電圧パルスの
位相を適正荷電位相と定める。
インク粒子の飛翔速度により偏向量が影響を受けるので
、一つの態様では、インク粒子の飛翔速度を検出して、
それが所定速度になるように、偏向量影響パラメータの
少なくとも1つ、たとえばインク圧を調整することも行
なわれている。インク圧の調整はたとえば、米国特許第
3,600,955号明細書(1971年8月発行、I
nt、 C1,GOld 15/13)および特開昭5
0−105733号公報にインク速度を検出してインク
圧を調整する態様の技術が開示されている。
しかしながら、従来においては、遅い速度のインク粒子
の速度検出に限界がある上に、速度検出回路が、多数個
の荷電インク粒子の飛翔時間を積分して積分値により速
度の適否を判断する構成であるために、速度検出に時間
がかかるという問題がある。
特開昭50−105733号に開示されているように、
インク飛翔軌道に沿って2個の静電誘導形電極を配置し
て、第1の電極が荷電インク粒子を検出してから第2の
電極が荷電インク粒子を検出するまでの時間を計数する
態様では、静電誘導形電極の検出精度が低くしかも経時
的に精度が劣化するため信頼性に問題があり、精度を上
げるには、ノズルからガターまでの距離、すなわちイン
ク粒子飛翔距離を長くしなければならない。また、検出
電極の取付精度も要求され、構成が複雑になる。
そこで、荷電インク粒子の飛翔速度を検出してそれが所
定値になるようにインク圧を調整する偏向制御インクジ
ェット記録装置であって、荷電インク粒子の速度検出を
迅速にしえて、インク圧を迅速に調整しうるものを提供
することを目的として: 非印写インク粒子を捕獲するガターを導電体としてそれ
に、荷電インク粒子の該ガターへの衝突に対応した電位
変動を示す荷電検出信号を生ずる荷電検出回路を接続し
; インク圧検索荷電信号を発生し前記荷電電圧発生手段に
与えるインク圧検索信号発生手段と、インク圧検索荷電
信号を開始点として荷電インク粒子の該ガターへの衝突
に対応した電位変動を示す信号が現われるまでの時間を
計数して目標値に計数値を合致させるインク圧指示信号
を、加圧ポンプを付勢するポンプ付勢回路に与えるイン
ク圧調整手段と、 を備えるインクジェット記録装置を本発明者等が提案し
た(特願昭57−151930号)。
この出願の好ましい実施例では、導電性ガターのインク
汚れによる荷電検出信号のレベル変動を抑制するため、
シールド線を介して導電性ガターに荷電検出回路を接続
すると共に、シールド線と機器アースの間を抵抗器で接
続して導電性ガターと機器アースの間の抵抗値を、イン
ク汚れ導電性インク)による抵抗値より小さくする。ま
た、インク圧の調整を迅速にするため、インク圧調整手
段は、前回のインク圧指示値に、前回のインク圧指示値
で得た計数値と目標値の差に対応する補正を施こして次
のインク圧指示信号を設定するものとする。これによれ
ば、1サイクルの速度検出毎にインク粒子の飛翔速度が
幾何級数的に目標値に収束する。
この出願の速度検出では、偏向電圧を遮断した状態で、
荷電電極に速度検出荷電電圧を印加して、荷電インク粒
子をガターに直進させて衝突させ、これによりガターに
接続された荷電検出回路でインク粒子の到来を検出する
。速度検出荷電電圧を印加してから荷電インク粒子の到
来検出までの時間がインク粒子の飛翔速度に対応する。
ところが、このような速度検出で、測定誤差がでること
が分かった。これを究明した所、非印写インク粒子を捕
獲するガターは、それへのインク粒子の衝突によるイン
クしぶきの発生を極力抑えるために、上部を、インク噴
射軸に対して傾斜させているが、わずかな噴射方向の変
動で、速度検出時にも荷電インク粒子が、傾斜部の先端
側に当ったり、傾斜部の後部に当ったりして、先端側と
後部側との距離差分のインク粒子飛翔時間が速度検出誤
差となるとの結果を得た。
〔本発明の目的〕
本発明は、前記特許出願に開示の如き、速度検出荷電か
ら荷電インク粒子のガター到来までの時間を計測してイ
ンク粒子の飛翔速度をめて、飛翔速度に対応して、イン
ク圧あるいはその他の偏向量影響パラメータを調整して
偏向量を所定値に設定する偏向量調整設定において、速
度検出誤差を低減することを目的とする。
〔本発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明においては、速度検出
時の荷電インク粒子はインク噴射軸と実質上直交する起
立部を有する荷電検出部材に衝突させて、インク粒子の
到来を検出する。
通常の好ましい実施態様では、荷電検出部材は、インク
噴射軸に対して傾斜した非印写インク粒子捕獲上部と、
それに連続しインク噴射軸と直交する起立部とを有する
導電性のガターとし、速度検出時には、印写記録時の荷
電極性とは逆の極性にインク粒子を荷電し、しかも荷電
量は、それが偏向電界で偏向を受けてガターの起立部、
すなわち傾斜部に連続する下部に衝突させる。
これによれば、噴射方向が少々変動しても、荷電インク
粒子はガターの起立部に衝突し、インク噴射方向の少々
の変動があっても荷電インク粒子のガター衝突位置と荷
電電極との距離は実質上変動せず、速度検出荷電から荷
電インク粒子のガター到来までの時間が変動しないので
、インク粒子飛翔速度検出の誤差が低減する。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例の機械系の概要を示す。イン
クカートリッジ14が装着されたインク!13のインク
は、ポンプ1で吸引されてアキュムレータ2に圧送され
る。アキュムレータ2に送られた加圧インクは、アキュ
ムレータ2およびフイルタ3で圧力振動が抑制されてイ
ンク噴射ヘッド4に至る。
インク噴射ヘッド4においては、その電歪振動子が一定
周期、一定振幅で励振付勢されて、ヘッド内のインクに
一定周期、一定振幅の圧力振動を加える。ヘッド4のノ
ズルより、インクが噴射されるが、この圧力振動により
、噴射したインクはノズルより所定距離進んだ位置で粒
子に分離する。
この粒子化は、ヘッド4において加圧インクに加えられ
る圧力振動に対応しており、噴射インクは圧力振動の1
周期につき1個のインク粒子の割合で粒子化する。噴射
インクが粒子化するタイミングに合せて荷電電極5とヘ
ッド4のインクの間に荷電電圧を印加することにより、
粒子化したインク粒子は電荷を持つ。インクの粒子化に
合せて電極5に荷電電圧を印加するか否かで荷電インク
粒子と非荷電インク粒子が形成される。
荷電インク粒子は偏向電極6の電界で偏向されて記録紙
7に衝突するが、非荷電インク粒子は直進してガター8
に衝突し、フィルタ10を通してポインク槽13に戻る
第2図に、第1図に示す各機構要素を付勢し、しかも荷
電記録制御を行なう電気系の構成を示す。
インク噴射ヘッド4の電歪振動子には正弦波発生・増幅
回路16が励振電圧を印加する。荷電電極5には荷電信
号増幅回路17がパルス状の荷電電圧を印加し、偏向電
極6には偏向電圧発生回路18が一定レベルの高電圧を
印加する。
導電性ガター8にはシールド線9の心線の一端が接続さ
れており、該心線の他端に荷電検出回路19が接続され
ている。
ポンプ1および11はそれぞれポンプドライバ15およ
び20で電気付勢される。
この実施例では、インク粒子の飛翔速度検出(インク圧
検索)において所定タイミングでインクを荷電するため
、インク粒子の分離位相に荷電電圧パルスの中心詮合せ
る位相検索において検索パルス電圧を電極5に印加する
ため、ならびに、印写記録において段階的にレベルが異
なる記録荷電電圧を電極5に印加するために、インク圧
検索用のタイミングパルス発生器26.検索荷電信号発
生器25および記録荷電信号発生器24が備わ−ており
、これらの発生器の信号が、ゲート回路23で選択的に
荷電信号増幅回路17に印加される。
電気回路要素各部の動作タイミングは、パルス発生器2
1が発生する複数種のタイミングノ(ルスに基づいて定
まる。
各部の付勢および制御はマイクロコンピュータ22が行
なう。
第3図に、荷電信号増幅回路17.パルス発生器21.
ゲート回路23.記録荷電信号発生器24、検索荷電信
号発生器25およびタイミングパルス発生器26の構成
と、マイクロコンピュータ22とそれらの接続を示す。
荷電信号増幅回路17は、機器アースに対して負極性の
電圧であって、D/Aコンバータ232の出力電圧レベ
ルに対応したレベルの電圧を発生する第1の荷電信号増
幅回路1712機器アースに対して正極性の電圧であっ
て、D/Aコンノヘータ232の出力電圧レベルに対応
したレベルの電、圧を発生する第2の荷電信号増幅回路
172.電圧信号切換スイッチSWIおよび荷電電圧切
換スイッチSW○で構成されている。これらのスイッチ
SWI、SW○は、そ九らのリレーコイルが付勢されて
いない状態で第3図に示すように、D/Aコンバータ2
32の出力を回路171に与え、回路171の出力を荷
電電極5に与える状態(位相検索設定状態&印写記録設
定状態)にあるが、マイクロコンピュータ22の出力F
CCが高レベル「1」になると、リレーコイルが付勢さ
れて、D/Aコ7ンバータ232の出力を回路172に
、回路172の出力を荷電電極5に与える状態(速度検
出設定状態)に切換わる。
パルス発生器21は、水晶発振器と分局カウンタを含む
パルス発生器211と、分周カウンタ212で構成され
ており、3.2MHz、800KHz、400KHz。
200KHz、100KHz、100/32 =3.1
25KHz、133KHzおよび390)1zの、8種
の、50%デユーティのパルスを発生する。
100 K Hzのパルスは正弦波発生・増幅回路16
に印加される。回路16は、入力パルスの基本周波数成
分の正弦波を発生してこれを増幅してヘッドの電歪振動
子に印加する。
これにより、ヘッド4のインクには、100KHzの圧
力振動が加わり、100XIO3個/secの割合でイ
ンク粒子が形成されガター8あるいは記録紙7に向けて
飛翔する。つまり、100 KHzの周波数でインク粒
子が生成される。
記録荷電信号発生器24は、172分周用のカウンタ(
1フリツプフロツプ)241.シリアルイン−パラレル
アウトの8ビツトのシフトレジスタ242、データセレ
クタ243、および、カウンタとデコーダと出力ゲート
でなる荷電コード発生器244で構成されている。
カウンタ241には100 K Hzのパルスが入力さ
れ、カウンタ241は50 K Hzのパルスをシフト
レジスタ242に入力データとして印加する。シフトレ
ジスタ242のシフトクロックは800 K Hzのパ
ルスである。第5図に、シフトレジスタ242の8組の
パルス出力(CHP)を示す。データセレクタ243に
は、これら8組のパルスが印加される。
データセレクタ243には更に3ビツトの出力制御コー
ドが与えられ、このコードが8組のパルスの一組の出力
を指示する。
シフトレジスタ242は800 K Hzのパルスでシ
フト付勢されるので、8組のパルスa〜hは、この順に
O,OO125msecづつ位相が遅れた同一周期、同
一デユーティのものであり、データセレクタ243に与
えられる3ビツトコードで指定されるものがデータセレ
クタよりゲート回路23のアンドゲート280〜289
に出力される。
検索荷電信号発生器25はデコーダ251およびデータ
セレクタ252で構成されており、デコーダ251に、
100,200および400 K Hzの3組のパルス
が印加される。これにより、デコーダ251の出力は、
第5図にSPとして示す8組a −hとなるが、それら
のパルス幅は0.OO125msecであり。
その順にパルス幅分すなわち0.00125msecづ
つ位相がずれている。
記録荷電信号発生器24のデータセレクタ243に与え
られる3ビツト制御コードと同じ制御コードがデータセ
レクタ252にも与えられ、次の様に検索荷電信号a 
−hを出力する。
データセレクタ252の出力パルスはゲート回路23の
アンドゲート234に印加される。
タイミングパルス発生器26は、2個のJ−にフリップ
プロップ261,262、アンドゲート263およびイ
ンバータ264で構成されており、タンミングパルス発
生器26に100/32 K Hzのパルスがクロック
パルスとして与えられ、また、マイクロコンピュータ2
2が0 、36m5ec幅(50KHzの32周期より
やや長い幅)のパルス「H」を、1回のインク粒子飛翔
速度検出の毎に1パルス与える。
第6図に、タンミングパルス発生器26の入、出力信号
を示す。タンミングパルス発生器26のアンドゲート2
63の出力(R27)はゲート回路23に与えられる。
第4図に、ポンプドライバ15.荷電検出回路19およ
びインク圧調整回路27の構成を示す。
ポンプドライバ15は、マイクロコンピュータ22から
ポンプ駆動指示信号P15を受け、しかもパルス発生器
21から390Hzのパルスを受けるアンドゲート15
1、デコーダ、カウンタおよび出力ゲートで構成され3
90Hzを基準とし、周波数が異る256種のパルスを
発生し、8ビツトコードで特定される1つを選択的に出
力するパルス周波数可変回路152および増幅器153
で構成される。
ポンプ1が、ソレノイドでプランジャを往復駆動するタ
イプのものであるため、増幅器153は、回路152の
出力パルスに同期して、24Vパルスをソレノイドに印
加する。
インク圧調整回路27は、アップカウンタ271゜減算
回路272.インク目標速度設定用の8個(8ビツト)
のスイッチ273.減算出力をラッチするラッチ回路2
77、零クロス検出回路274、アンドゲート275お
よびオアゲート101゜276.278で構成されてい
る。
荷電検出回路19は、シールド線9を機器アースする抵
抗器191.電界効果形トランジスタ(FET)19’
2.逆相増幅器193.バイパスフィルタ194.半波
整流器195.積分回路196および比較器197で構
成されている。
抵抗器191の抵抗値は、ガター8とアースフィルタ1
0の間がインクでつながっているときのそれらの間の抵
抗値より小さい値、100にΩ程度にされている。
シールド線9の心線と機器アースの間にはわずかな浮遊
容量があり、この実施例ではインク粒子がマイナス荷電
されて、荷電インク粒子がガター8に衝突する毎にシー
ルド線9の心線がマイナス電位になるが、浮遊容量と抵
抗器191どの時定数により、荷電したインク粒子が連
続してガター8に衝突するときには、それが連続してい
る関心線の電位は連続してマイナス電位になっている。
したがって、連続する複数個を荷電し、次の連続する複
数個は非荷電とする荷電制御をすると、この荷電、非荷
電のパターンに対応する電位ノ(ターンがFET 19
2のゲートに現われる。この電位)(ターンはFET 
192で電流に変換され、増幅器193で反転増幅され
、バイパスフィルタ194で低周波ノイズを除去されて
インク圧調整回路27の零検出回路274と、半波整流
回路195に与えられる。
マイクロコンピュータ22は、中央処理ユニット(プロ
セッサ)、I10ポート付RAMおよびROMならびに
人、出力インターフェースで構成される汎用のコンピュ
ータであり、以上に説明した各要素の制御をおこなう。
第7図に、マイクロコンピュータ(以下においては単に
マイコンと称する)がおこなう制御の全体概要を示し、
第8図にインク粒子の飛翔速度を検出してそれがスイッ
チ273で設定された目標値になるようにインク圧(ポ
ンプ1の吐出圧)を設定するインク圧制御の詳細を示す
まず制御の全体概要を説明する。電源が投入されるとマ
イコン22は、人、出力ボートを初期化し、制御各要素
を安全な状態に設定する。これにおいて、偏向電圧発生
回路18はオフに、ポンプドライバ15.20もオフに
、またアンドゲート235もオフに設定される。
初期化を終了するとマイコン22は、まずポンプドライ
バ20に駆動指示信号を出力セットしてポンプ11を駆
動状態とし、次に、初期セット指示信号SRを一時的に
高レベルrHJとして、インク圧調整回路27のカウン
タ271をリセットしかつラッチ回路277にラッチ(
メモリ)を指示する。なお、カウンタ271はSRのL
からHへの立上りに応答してリセット(カウント値クリ
ア)となり、ラッチ回路277もSRのLから■4への
立上りに応答して入力データをラッチする。これにより
カウンタ271の出力はOを示す。oooooo。
となり、減算回路272の出力がスイッチ273で設定
された目標値コードとなりラッチ回路277にセットさ
れる。ラッチ回路277(よこのコードをそのまま出力
する。ラッチ回路277の出力コードは、パルス周波数
可変回路152でデコードされ、回路152において2
56種のノクパルスの一種を出力に設定する。後述する
ように、このI存に出力されるパルスは、スイッチ27
3のそのときの設定において出力可能な複数組の)(パ
ルスのうち最高の周波数のものである。マイコン221
1次いで、ポンプ1の駆動をセット(PI3を高レベル
Hにセット)シ、準備タイマ(プログラムタイマ)をオ
ンにする。これにより、ポンプドライノ(15において
アンドゲート151より回路152に390Hzのパル
ス(P27)が与えられ、ノ<)レス周波数可変回路1
52が、スイッチ273のそのときの設定において出力
可能な複数組のノ(パルスのうち最高の周波数のものを
増幅器1531こ出力し。
ポンプ1が、スイッチ273のそのときの設定番;おい
て予定された駆動速度のうち最高の速度で動作する。
マイコン22は、そこで準備タイマ力ヘタイムオーバす
るのを待ち、待つ間に各部の状態を読み、状態に応して
状態データを上位機器又は操作ボードに出力する。各部
が印写記録可能状態であって準備タイマがタイムオーバ
すると、インク圧調整に入り、次いで位相検索を経て記
録制御に進む。記録が終ると、初期化と同様な停止処理
に進む。なお、準備タイマが計時を行なっている間に、
アキュムレータ2以降のインク圧が、ポンプ1の動作速
度に対応した圧力に上昇し、準備タイマがタイムオーバ
したときには、ある圧力に安定している。
第8図を参照する。インク圧の調整に進むとマイコン2
2は、まず偏向電圧電源18をオンにし、FCC= r
lj (S、WI、SWOを荷電信号増幅回路172に
接続)をセットし、次に信号SRを一時的に高レベルH
にしてインク圧調整回路27】のカウンタ271をリセ
ッ1−シ、ラッチ回路277を付勢してその時の減算回
路272の出力(スイッチ273で設定された目標値)
をセットする。なお、電源投入から第1回目のインク圧
調整ではすでにラッチ回路277に目標値が設定されて
いるが、−回インク圧調整をしだ後(たとえば第7図の
フローの[待期J =’lesを経てインク圧調整に戻
った時)ではラッチ277に目標値は設定されていない
ので、前述のように、インク圧調整に入るとラッチ回路
277に目標値を設定する。そして次にタイマ(プログ
ラムタイマ)をオンして所定時間(ポンプ駆動速度が変
ってがらアキュムレータ以降のインク圧が安定するまで
の時間)の計時を開始し、タイマがタイムオーバすると
、マイコン22はタイミングパルス発生回路26のJ−
にフリップフロップ261とインク圧調整回路27のア
ンドゲート275に、0.36m5ecの間高レベルH
の信号P26(第6図参照)を出力する。
タンミングパルス発生器26のフリップフロップ261
は、R26が高レベルHになってから、クロックパルス
入力端CKに印加される100/32=3゜125 K
 Hzのパルスが低レベルLにあるときにセットされる
。第6図を参照すれば分かるように、1゜O/32=3
.125Kt(zのパルスがLがらHになってまたLに
なるまでに信号P26がLに戻されているので、3.1
25KHzのパルスがもう一度りになったときには、フ
リップフロップ261はリセットされ、フリップフロッ
プ262がセットされる。これにより、アントゲ−1〜
263の出力R27が第6図に示すように、信号P26
がHになってがら、3 、1.25 K +17.のパ
ルスにに同期して、その−周期の間だけ高レベルHにな
る。この高レベルHの期間に32個のインク粒子が生成
される。
アンドゲート263の出力R27(H)はゲート回路2
3においてオアゲート236を通してオアゲート290
〜293に与えられる。これにより、丁度32個のイン
ク粒子が生成される間、D/Aコンバータ232に、所
定荷電レベルを指示するコード0010011100が
印加されている。これは、荷電信号増幅回路172のゲ
インと相伴って、荷電インク粒子を偏向電極6の偏向電
界でガター8の起立部に向けて偏向させるレベルである
したがって、32個のインク粒子が生成される間、D/
Aコンバータ232がこのレベルの電圧を連続して荷電
信号増幅回路172に印加する。これにより連続32個
のインク粒子が荷電し、ガター8の起立部に衝突する。
このように荷電を行なっているときに、つまりR27=
Hの間に、R27のしからHへの立上り時点にカウンタ
271がリセットされて0からのカウントアツプを開始
し、インク圧調整回路27のアントゲ−1−275が開
かれている(ゲートオン)。
一方、連続32個の荷電インク粒子が飛翔して連続して
導電性ガター8の起立部に衝突し、荷電インク粒子の第
1番目のものが衝突してからシールド線9の心線の電位
が正方向に上昇を始め、32個の荷電インク粒子がすべ
て衝突した後に上昇し、略パルス状の変化を示す。この
電位変化に対応して、増幅器193の出力が負方向に略
パルス状に変化する。
増幅器193の出力が負方向に立下がったときに、すな
わち荷電された連続32個のインク粒子が導電性ガター
8の起立部に衝突した直後に、インク圧調整回路27の
零クロス検出回路274の出力がLからHに立上がり、
アンドゲート275がP 26 = Hで開かれている
ので、オアゲート276の出力がHに立上がりラッチ回
路277にそのときの減算出力がラッチされる。R27
がHに立上がったときにカウンタ271がリセットされ
てC27すなわち133 KHzのパルスのカウントを
開始しているので、ラッチデータは、目標値より、イン
ク粒子の荷電を開始してから荷電インク粒子が導電性ガ
ター8の起立部に衝突するまでの133KI(zパルス
のカウント数(荷電インク粒子の飛翔時間)を減算した
値(目標値よりのずれ量)を示すものである。
目標値データに対応した速度でポンプ1を駆動している
ときにはインク圧が大きいのでインク粒子の飛翔速度は
高く、したがってカウント数は小さいので、この第1回
のインク速度検出では、ラッチ回路277にラッチした
データは、比較的に大きい値(目標値よりのずれ)を示
す。そこでオアゲート278の出力は高レベルHである
マイコン22は、オアゲートの出力がHであると第2回
目のインク速度検出に進む。すなわち、タイマ(プログ
ラムタイマ)をオンして所定時間(ポンプ駆動速度が変
ってからアキュムレータ以降のインク圧が安定するまで
の時間)の計時を開始し、タイマがタイムオーバすると
、マイコン22はタイミングパルス発生回路26のJ−
にフリッププロップ261とインク圧調整回路27のア
ンドゲート275に、0.36m5ecの高レベルHの
信号226(第6図参照)を出力する。この状態では、
ラッチ回路277の出力が、目標値がらカウンタ271
の前回のカウント値を減算した値であるので、パルス周
波数可変回路152は該減算値に対応する、前よりも低
い周波数のパルスを増幅器153に与えるので、ポンプ
Iは前よりも低い速度で駆動されており、インク圧は前
よりも低い。
P26の出力により、前回と同様に、タイミングパルス
発生器26が信号R27(第6図参照)を発生してゲー
ト回路23およびインク圧調整回路27に与える。これ
により、連続32個のインク粒子の連続荷電が開始され
ると共に、カウンタ271がリセットされて133KH
zのパルスのカウントを開始する。
そして荷電インク粒子が導電性ガター8の起立部に衝突
した直後に零クロス検出回路274がHを出力し、その
立上がり時点にラッチ回路277が、そのときの減算値
すなわち、目標値−(インク粒子の荷電を開始してから
荷電インク粒子がガター8に衝突するまでの時間)をラ
ッチする。
この第2回のインク速度検出では、インク圧が比較的に
低いので、ラッチデータは更に4\さい値を示すもので
あるか、又は0を示すものである。
Oを示すものであるときには、オアゲー1〜278の出
力が低レベルLになっているので、マイコン22はイン
クの飛翔速度が目標値になっているとして、FCC= 
rOJ (SWI、SWOを荷電信号増幅器171に接
続)にセットし、偏向電圧発生回路18をオフにして、
位相検索に進む。
Oでなかったときには、第2回のインク速度検出と同様
な第3回のインク速度検出を開始する。以下同様であり
、オアゲート278の出力が0になるまでインク速度検
出を繰返えす。この繰返しの間に、ラッチ回路277の
ラッチデータが幾何級数的に低減し、インク粒子の飛翔
速度が幾何級数的に目標速度に収束する。
以上に説明したインク圧調整では、非印写インク粒子を
捕獲するガターを導電性とし、これに、荷電インク粒子
の衝突に対応した電位変動を示す信号を生ずる荷電検出
回路を接続して荷電インク粒子をガターの起立部に衝突
させてその飛翔を検出するので、荷電インク粒子の到来
に対して応答が速く、インク噴射方向の変動に対して検
出誤差がなく、しかも検出が確実である。したがって、
迅速かつ正確、確実にインク粒子の飛翔速度を目標値に
設定しうる。
1個の荷電インク粒子検出電極および1個の荷電検出回
路を備えるのみであるので、機械系および電気系の構成
は格別に複雑にならない。へラド4から記録紙7に至る
インク粒子飛翔距離は長くする必要はない。
また、インク粒子の飛翔速度と目標値との偏差に対応し
てポンプ圧を変更するので、インク圧すなわちインク飛
翔速度の調整は幾何級数的に行なわれ、目標値に設定す
るまでの時間が短い。
次に位相検索を説明するとマイコン22は、インク圧調
整を終了すると、データセレクタ243および252に
与える3ビツトコードを000とし、アンドゲート23
5を開(ゲートオン)にして計時を開始する。これによ
り、データセレクタ243は第5図に示すCHPのaを
、データセレクタ252は第5図に示すSPのdを出力
するが、印写データがL(非記録)であるため荷電コー
ド発生器244の出力ゲートが閉じられており、荷電コ
ード発生器244の出力(荷電レベル指示コード)はす
べてL (0000000000)であってアンドゲー
ト280〜289はすべて閉じられている。しかしアン
ドゲート234は、それに100/32=3.125K
Hzのパルスが印加されるので、100 K Hzの1
6周期の間(32個のインク粒子の生成の間)開に、次
の16周期の間(32個のインク粒子の生成の間)は閉
になり、以下これを繰返えす。これにより、アンドゲー
ト234,235およびオアゲート236を通して、オ
アゲート290〜293に、第5図に示すSPのパルス
dのうち、連続32個が与えられ、次に32個分の休止
期間をおいてまた連続32個が与えられるという具合に
、SPのd(第5図)が間欠的に印加される。SPのd
が連続32個与えられている間、D/Aコンバータ23
2には、SPのdがHである期間のみ、0010011
100が与えられてD/Aコンバータ232が荷電信号
増幅回路17に0010011100に対応するレベル
の荷電信号を与える。これにより、荷電電極5に、SP
のdに同期し、しかも連続32個が現われた次は連続3
2個分の休止を置いて次に連続32個が現われるという
パターンで、荷電電圧パルスが印加される。
これらの荷電電圧パルスがインクの粒子化にタイミング
が合っているとインク粒子が荷電するが、合っていない
と荷電しない。荷電した場合には、連続32個の荷電イ
ンク粒子の次に連続32個の非荷電インク粒子が続きそ
の次に連続32個の荷電インク粒子が続くという荷電パ
ターンでインク粒子が飛翔する。
このときには、荷電検出回路19のバイパスフィルタ1
94の出力端に、連続32個の荷電インク粒子がガター
8に衝突している間は正電位で、連続32個の非荷電イ
ンク粒子がガター8に衝突している間は負電位の、略1
00/32=3.125KHz周期の信号が現われる。
この信号は、半波整流器195で整流され、積分回路1
96で積分される。積分電圧が設定値を越えると、比較
器197の出力がHからLに反転する。
マイコン22は、比較器197の出力P19がHからL
になるとそのときデータセレクタ243゜252に出力
している3ビツトコードを、適正荷電を与える適正な荷
電タイミングをもたらすものと見なしてそのままデータ
セレクタ243,252に出力設定して、アンドゲート
235をオフにし、記録制御に進む。
前述の如くデータセレクタ243,252に3ビツトコ
ード000を出力セットし、アンドゲート235を開(
オン)とし、かつタイマをセットしてから、該タイマが
タイムオーバするまでに、比較器197の出力P19が
14からしに反転しないと、マイコン22はデータセレ
クタ243,252に今度は001なる3ビツト制御コ
ードを出力セットし、また同様にタイマをセットする。
そして比較器197の出力P19がHからLになるのを
待つ。
データセレクタ243,252に3ビツト制御コード0
01をセットすると、データセレクタ243は今度は第
5図に示す信号CI(Pのbを出力し、データセレクタ
252は、信号SPのeを出力する。すなわちデータセ
レクタ243と252はいずれも、前回出力した信号よ
り、1/800m5ec位相が遅れたパルスを出力する
。このように信号の位相が遅れている点を除しては、各
部の動作は前記の、データセレクタ243,252に0
00を出力セットしているときのものと同じである。
そしてマイコン22は、比較器197の出力P19がト
■からLになると、そのときデータセレクタ243,2
52に出力している3ビツトコードを、適正荷電を与え
る適正な荷電タイミングをもたらすものと見なしてその
ままデータセレクタ243゜252に出力設定して、ア
ンドゲート235をオフにし、記録制御に進む。比較器
197の出力P]9がHのままでタイマがタイムオーバ
したときには、マイコン22は、今度はデータセレクタ
243.252に010を出力セットする。
以下同様に、マイコン22は、比較器197の出力P1
9がHである限り、タイマがタイムオーバする毎にデー
タセレクタ243,252に与える3ビツト制御コード
を更新する。第5図に示すように、データセレクタ25
2が出力する信号SPのa −hは、パルス幅が1/8
00m5ecで互にパルス幅分位相がずれているので、
3ビツト制御コードを000〜111の範囲で変更して
いる間に、SPのa〜hのそれぞれが選択的にアントゲ
−1〜234に与えられ、3ビツト制御コードのいずれ
かをデータセレクタ243,252に出力しているとき
にインク粒子が荷電するようになり、比較器197の出
力P19がHからLになる。マイコン22はそこで位相
検索を終了し、データセレクタ243゜252に出力し
ている3ビツト制御コードをそのまま出力設定し、アン
ドゲート235を閉(オフ)として記録制御に進む。
記録制御においては、マイコン22は、アンドゲート2
35をオフのままとし、タイミングパルス発生器26を
リセット(R27=L)のままとする。これにより、ゲ
ート回路23のオアゲート236の出力は、記録制御の
間、低レベルLに維持され、D/Aコンバータ232に
は、アンドゲート280〜289の出力のみが印加され
る。マイコン22は次いで偏向電圧発生回路18に偏向
電圧の発生を指示する。これにより、偏向電極に所定の
一定高電圧が加わる。
荷電コード発生器244には、1文字の印写データの送
出の直前にリセット信号が与えられる。荷電コード発生
器244は、リセット信号を受けると、カウント値をク
リアして零からのカウントアツプを開始する。カウント
パルスは、パルス発生器21が出力する100KIIz
のパルスである。カウントコードは、印写データが高レ
ベルH(記録指示)のときのみアンドゲート280〜2
89に出力され、これが、データセレクタ243の出力
CHP(a ”−hのいずれか1つであって、データセ
レクタ24.3,252に与えられている3ビツトコー
ドで特定されるもの)が高レベルHである間にアンドゲ
ート280〜289を通してD/Aコンバータ232に
与えられる。
データセレクタ243が一出力する信号CHPは、位相
検索でインク荷電をするものと確認された信号5P(a
−hのうち、現在データセレクタ243.252に出力
設定されている3ビツトコードで特定されるもの)のH
パルス区間を略中央とした、該Hパルス区間の8倍のH
パルス区間な有するものであるので、荷電電極5に印加
される記録荷電パルス電圧は、インクが粒子に分離する
直前から、分離した直後に及ぶ比較的に広いパルス幅で
あり、インク粒子は、確実に、荷電コード発生器244
の出力コードに対応するレベルに荷電する。荷電インク
粒子は、偏向電極間を飛翔している間に、それが有する
電荷に対応した量だけ偏向して記録紙7に衝突する。非
荷電インク粒子は直進してガター8に衝突し、アースフ
ィルタIOを通してポンプ11に吸引される。
この実施例では以上に説明したように、まずインク圧調
整で、インク粒子の飛翔速度が目標値になるようにイン
ク圧が設定されてインクの飛翔速度が所望値に定められ
;次に、位相検索で、インク粒子を確実に荷電するタイ
ミングに荷電信号の位相が定められ;そして記録荷電が
行なわれる。
このようにインク粒子の飛翔速度を一定とし荷電を確実
に定めるので、印写記録品質がきわめて高くなる。
インク圧調整では前述の通り、偏向電圧発生回路18を
オンにして、荷電インク粒子はガター8内方に入り込む
ように偏向してガター8の起立部に衝突させるが、位相
検索においては、偏向電圧は遮断して荷電インク粒子を
も直進させてガター8の非印写インク粒子捕獲上部(イ
ンク噴射軸に対して傾斜した部分)で捕獲ししかもイン
ク粒子の荷電を検出する。印写記録においては、偏向電
極に偏向電圧を印加して荷電インク粒子はガター8を外
れる方向に偏向させて記録紙に向わせ、非荷電インク粒
子はガターで捕獲する。
このように、1個の導電性ガターを、インク飛翔速度の
検出用2位相検索用、および、記録印写時の非印写イン
ク粒子の捕獲用の、3用途に共用するので、以上の説明
から分るように、インクジェット記録装置の機械系およ
び電気系の構成は、共に簡単となる。にもかかわらず、
インク飛翔速度の検出および位相検索は共に確実かつ安
定したものである。
ガター8は、それに衝突するインクのしぶきで汚れやす
いが、荷電検出回路19においてシールド線9の心線が
抵抗器191で機器アースされているので、またインク
回収路が所定位置(フィルタ10)で機器アースされて
いるので、ガターのインク汚れによる抵抗値変動があっ
ても、荷電検出が確実である。
なお上記実施例においては、カウンタ271をアップカ
ウンタとし、減算回路272で目標値よりカウント値を
減算するようにしているが、減算回路272を省略し、
カウンタ271を、プリセットダウンカウンタとして、
そのプリセットダウンカウンタのプリセット入力端にス
イッチ273を接続し、カウンタリセットのかわりに、
カウンタプリセット(ロード)を行なうようにしてもよ
し)。
こうすればインク圧調整回路27の構成が簡単になる。
本発明のインクジェット記録装置は、その他各種の変更
を施こしうる。たとえば、荷電コード発生器244.ゲ
ート回路23.タイミングノ(ルス発生器26およびイ
ンク圧調整回路27等ならびに必要に応じてその他の要
素の一つ又は二つ以上をマイコン22に、あるいは他の
マイクロコンピュータに置き変えてもよい。
更には、上記実施例では、インク粒子の飛翔速度に対応
してインク圧を調整してインク粒子の偏向量を所定に設
定する態様としているが、インク圧の外に、インク温度
、荷電量(たとえば荷電信号増幅ゲイン)、偏向電圧な
どの、インク圧と同様にインク粒子の偏向量に影響を与
えるパラメータを調整するようにしてもよい。
〔効果〕
以上の通り、本発明においては、インク飛翔速度の検出
において、インク粒子を、印写記録時の荷電極性とは逆
の極性に荷電して導電性ガターの起立部などの、起立部
を有する導電性の荷電検出部材の起立部に衝突させて、
荷電開始から該起立部へのインク粒子衝突までの時間、
つまりはインク粒子の飛翔速度を検出し、これに対応し
てインク圧などの、偏向量影響パラメータを調整設定す
るので、速度検出中にインク噴射軸の変動が少々あって
も速度検出が正確であり、したがって該検出に基づいた
調整設定も正確となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のインク処理系の概要を示
す側面図であり、一部は断面を示す。 第2図、は同実施例の電気系の構成を示すブロック図で
ある。 第3図は、第2図に示す電気系要素の一部の構成を示す
電気回路図である。 第4図は、第2図に示す電気系要素の他の一部の構成を
示す電気回路図である。 第5図は、第3図に示す記録荷電信号発生器24の人、
出力信号を示すタイムチャートである。 第6図は、第3図に示すタイミングパルス発生器26の
入、出力信号を示すタイムチャートである。 第7図は、第3図に示すマイクロコンピュータ22の制
御動作概要を示すフローチャー1−である。 第8図は、第3図に示すマイクロコンピュータ22の、
インク圧制御動作を示すフローチャートである。 3.10:フィルタ 4:インク噴射ヘッド5:荷電電
極 6:偏向電極 7:記録紙 8:導電性ガター(荷電検出部材) 9:シールド線 12:空気抜槽 13:インク槽 14:インクカートリッジ15:ポン
プドライバ(偏向量設定手段)26:タイミングパルス
発生器(速度検出荷電信号発生手段) 27:インク圧調整回路(偏向量調整手段)172.2
3:荷電電圧発生手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク噴射ノズルおよびインク噴射ノズルに連通
    するインク室のインクに定周期の圧力振動を加える振動
    子を備えるインク噴射ヘッド:インク噴射ヘッドに加圧
    インクを供給する加圧ポンプ:ノズルより噴射したイン
    クに荷電電界を及ぼす荷電電極:荷電電極に荷電電圧を
    印加する荷電電圧発生手段:および、荷電インク粒子に
    偏向電界を及ぼす偏向電極:を備える偏向制御インクジ
    ェット記録装置において; 偏向電極と記録紙の間に配置され、インク噴射軸に対し
    て実質上直交する起立部を有する導電性の荷電検出部材
    ; 速度検出時に前記荷電検出部材の起立部に衝突するレベ
    ルの荷電をインク粒子に与える電圧を荷電電極に印加す
    る荷電電圧発生手段; 速度検出荷電指示信号を荷電電圧発生手段に与える速度
    検出荷電信号発生手段; 荷電検出部材に接続され荷電インク粒子の該部材への衝
    突に対応した信号を生ずる荷電検出回路;速度検出荷電
    信号の発生から荷電したインク粒子の荷電検出部材への
    衝突までの時間に対応してインク粒子偏向量影響パラメ
    ータを、偏向量設定手段に与える偏向量調整手段; を備えることを特徴とする偏向制御インクジェット記録
    装置。
  2. (2)荷電検出部材は、インク噴射軸に対して傾斜した
    非印写インク粒子捕獲上部と、それに連続しインク噴射
    軸に実質上直交する起立部を有する導電性のガターであ
    り;荷電電圧発生手段は、正極性と逆極性の荷電電圧を
    発生し、印写記録時には一方の極性の荷電電圧を荷電電
    極に印加し、速度検出時には、他の極性であってガター
    の起立部に衝突するレベルの荷電電圧を荷電電極に印加
    するものである、前記特許請求の範囲第(1)項記載の
    偏向制御インクジェット記録装置。
  3. (3)偏向量設定手段はインク噴射ヘッドにインクを与
    えるインク加圧ポンプを付勢するポンプ付勢回路であり
    、偏向量設定手段は速度検出荷電信号の発生から荷電し
    たインク粒子の該ガターへの衝突までの時間に対応した
    インク圧指示信号をポンプ付勢回路に与えるインク圧調
    整手段である、前記特許請求の範囲第(1)項記載の偏
    向制御インクジェット記録装置。
  4. (4)荷電検出回路は、シールド線を介してガターに接
    続された増幅器を含む前記特許請求の範囲第0)項記載
    の偏向制御インクジェット記録装置。
  5. (5)インク圧調整手段は、前回のインク圧指示値に、
    前回のインク圧指示値で得た時間情報と目標値の差に対
    応する補正を施こして次のインク圧指示信号を設定する
    前記特許請求の範囲第(3)項記載の偏向制御インクジ
    ェット記録装置。
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