JPS6321625B2 - - Google Patents

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JPS6321625B2
JPS6321625B2 JP1891780A JP1891780A JPS6321625B2 JP S6321625 B2 JPS6321625 B2 JP S6321625B2 JP 1891780 A JP1891780 A JP 1891780A JP 1891780 A JP1891780 A JP 1891780A JP S6321625 B2 JPS6321625 B2 JP S6321625B2
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JP
Japan
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ink
electrode
charged
voltage
ejected
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JP1891780A
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JPS56115275A (en
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Isokazu Furukawa
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/20Ink jet characterised by ink handling for preventing or detecting contamination of compounds

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インク噴射口より加圧インクを噴射
し、噴射インクには、それがインク噴射口を出る
前又は出るときに、一定周期の振動を乗せ、この
振動により噴射インクを所定距離進行した位置で
インク粒子に分離させ、しかもインク粒子に分離
する時点に、画信号に応じて、印写位置に対応付
けられた荷電電界を作用させて段階的に荷電レベ
ルが異なる荷電インク粒子を形成し、これらを偏
向電界で偏向させる偏向制御インクジエツト記録
に関し、特に、インク噴射口を複数個所定ピツチ
で配列してそれぞれのインク噴射口より噴射され
るインクで所定幅を分割記録するマルチノズル偏
向制御インクジエツト記録に関する。
この種のインクジエツト記録に用いられる1つ
の装置構成を第1図に示す。第1図において10
はインク噴射ヘツドであり、大きくは共通インク
流路を形成した流路部材11、励振空間を形成し
た振動子支持枠12およびノズルプレート保持体
13で構成されている。支持体12の底壁には複
数個の電歪振動子12aiが固着されており、これ
らの同期定周波励振で支持枠12の内空間の加圧
インクに定周波数の圧力振動が加えられる。保持
体13には、定ピツチ(たとえば5mm)で、支持
体12の内空間と連通する複数個のインク流路1
3aiが開けられており、これらのインク流路13
aiと同じピツチで微細なインク噴射口14aiを開
けたノズルプレート14が保持体13の表面に接
合されている。一例においては、インク噴射口1
4aiは42個でそれらの配列ピツチは5mmで、1つ
のヘツドで42×5mm=210mm幅を記録しうるよう
になつている。ノズルプレート14の前方に荷電
電極板20が配置され、その前方にシールド板3
0を介して荷電検出電極板40が配置され、更に
シールド板50を置いてから偏向電極ユニツト6
0が配置され、その前方にガターが配置されてい
る。電極板20および40ならびにシールド板3
0および50は、それぞれインク噴射口14ai
数と等しい数の逆U字型の開口を有し、電極板2
0と40には、これらの開口の内面にプリント電
極20ajおよび40ajが形成されており、それら
は電極板20および40の表面に沿つて、各個別
に引き出されている。偏向電極ユニツト60の偏
向電極板60aの表面および裏面には、偏向電
極がそれぞれ蒸着されており、それらはそれぞれ
導体ワイヤ61および62に接続されている。
第1図中に一点鎖線で示すように、各インク噴
射口14aiよりインクが噴射され、非荷電(非記
録レベル)インク粒子が衝突する位置に、ガター
70において捕獲片70aが立てられている。
荷電電極20ajには、たとえば40ステツプにレ
ベルが変動する荷電電圧の、各レベルの電圧が画
信号に応じて印加される。たとえば直線の記録の
ときには、インク噴射口より噴射されたインクの
40個の粒子のそれぞれに対応付けて荷電電極20
ajに第1レベルから第40レベルの電圧パルスが印
加され、前記40個のインク粒子のそれぞれは第1
レベルから第40レベルにそれぞれ荷電し、偏向電
極間の電界で偏向されてそれぞれ第1から第40の
偏向軌道を通り、捕獲片70aの間を通つて記
録紙に衝突する。つまり、1つのインク噴射口
で、捕獲片70aの配列方向(以下主走査方向
又はX−X方向という)に40ドツトの印写記録が
おこなわれる。記録紙はX−X方向と直交する方
向に、連続的又は間欠的に送られる。画信号に応
じて荷電電圧の印加が制御されるので、また記録
紙が送られるので、記録紙上にはX−X方向およ
びY−Y方向にドツト単位でインク印写記録がお
こなわれることになる。
同様なインクジエツト記録をおこなう記録ヘツ
ドの他のものに、第2図に示す如く、円筒状電歪
振動子15aiの一端を保持体13に固着したもの
がある。これにおいては、加圧インクにはそれが
電歪振動子15aiの内部を通つている間に一定周
波数の圧力振動が加えられる。
また、たとえば第2図に示す如き電歪振動子1
5aiを保持体13より分離してそれらをパイプで
接続し、振動子15aiのそれぞれを位置および傾
斜の調整をしうる台に乗せたインクジエツト記録
装置もある。
更にこれらの他に、ノズルを1個のみ備えるイ
ンクジエツトヘツドを走査駆動するものや、偏向
をガター捕獲又は印写記録の1ステツプとする2
値偏向方式のものもある。
これらのインクジエツト記録における問題点の
1つに荷電電極,荷電検出電極等の汚れがある。
以下これを説明すると、この種のインクジエツト
記録では規則的に分離するインク粒子に安定に荷
電をおこなう必要があるが、温度によるインク粘
性の変化およびインク圧力の変化等でインク粒子
にするタイミングがずれて荷電が十分におこなわ
れなくなるため、インク粒子が正常に荷電してい
るか否かを荷電検出電極40akの静電誘導電圧で
検出し、荷電していない場合は荷電電極20aj
印加する荷電電圧パルスの位相を、荷電を検出す
るまでずらす。ノズルプレート14(又は14
aj)から記録紙までの距離すなわちインク滴の飛
翔距離は風の影響や荷電されたインク滴相互間の
クーロン力による偏向歪を軽減するため、出来る
だけ短距離にし、荷電電極,荷電極出電極および
偏向電極等の、インク粒子飛翔行路に配置するも
のをコンパクトにし、一体化することがおこなわ
れている。したがつて、インク粒子が荷電電極や
荷電検出電極あるいはそれらの間のシールド電極
に付着することがある。このとき、インクが導電
性であるので、極端な場合には荷電電極と荷電検
出電極とが短絡状態となり、荷電がおこなわれな
くなる。シールド電極や荷電電極および荷電検出
電極に絶縁被覆を施こすこともあるが、このよう
にしても、付着したインクを介して電極間が容量
結合状態となり、荷電電圧パルスを荷電電極に印
加したとき荷電検出電極に電圧が誘起される。こ
のように荷電検出電極に電圧が誘起されると荷電
検出を誤つて、非荷電状態においても荷電と判断
する誤りを犯す。また、荷電検出回路には高増幅
率の増幅器が接続されているため、荷電電圧が長
時間繰り返して印加されると、回路素子が劣化も
しくは破壊する。
そこで従来においては、フオトセンサーで汚れ
を検出したり(たとえば特開昭51−118917号公
報)、電極間のリーク電流を増幅したり、あるい
は、荷電電極と検出電極の位置関係を変えて両者
間を離してなおかつ検出電極に電圧が誘起される
か否か等を見て、電極の汚れを検出することが提
案されている。しかしながら、第1者では、電極
の近傍に具備する光学的検出装置が、測定対象電
極の構造がある程度以上に大きくないと実装する
ことが不可能で、この点から偏向電極に適用する
ことはできるが、偏向電極に比較して極めて小形
である荷電電極や荷電量検出電極には実装が困難
である。第2者のリーク電流を検出する方法に於
ても、その電流が微弱な場合は検出不可能であ
り、この点からも電極間電圧が高圧である偏向電
極等には用いられるが、荷電及び検出電極等の比
較的低電圧、又は電圧を印加せず、むしろ、これ
に誘起する電位を利用する様な荷電検出電極に於
ては適用出来ない。更に第3者の機構を作動させ
るものは、電極位置決め構造が複雑となり信頼性
が低下するのみならず汚れ検出に時間がかかる。
本発明は、コンパクトな電極配列、特に一体集
積した電極配列において確実に、しかも迅速に電
極の汚れを検出する方法を提供することを第1の
目的とし、かつ汚れ検出のために付加する要素が
少なくて済む汚れ検出方法を提供することを目的
とする。
インクジエツトヘツドに一定圧の加圧インクを
供給するとき、ノズルプレートから、噴射インク
が粒子化する点までの距離すなわちインク柱の長
さは、加圧インクに印加する圧力振動により変化
する。今、第2図に示す如く円筒状の電歪振動子
15aiで圧力振動を与える場合、振動圧に対応す
る励振電圧(15aiに印加する脈流電圧のピーク
値)Vpに対応する、インク柱の長さbは第3a
図に示す関係があり、またbに対してインク粒
子の荷電量は第3b図に示す変化を示す。すなわ
ち、励振電圧を低くしてインク柱の長さbを長
くし、インク柱の先端が荷電電極を抜けてその後
端より記録紙側に延びると、荷電電極に荷電電圧
を印加しても、インク粒子は実質上荷電しなくな
る。そこで本発明においては、汚れを検出しよう
とするときには、振動圧を荷電範囲外に設定して
荷電電極に電圧、好ましくは荷電電圧よりも低い
パルス電圧を印加して荷電検出電極の電位又は電
位変化を見る。電極が汚れている場合にはこのと
き、荷電検出電極に荷電電極よりリークした電位
又は静電結合で誘起した電位変化が現われ、電極
が汚れていないときには、これらはほとんど現わ
れない。したがつて、荷電検出電極の電位を監視
することにより、電極の汚れが分かる。以下、図
面を参照して本発明の実施例を説明する。
第4図に本発明を実施する印写制御装置の構成
を示す。この印写制御装置において、電歪振動子
12ai又は15aiを励振付勢する励振電圧発生器
80は、中央制御装置100より与えられるクロ
ツクパルスCK1を1/4周波に分周し、分周パルス
に基づいてその2個につき1サイクルのサイン波
を形成し、これを増幅して電歪振動子に印加す
る。サイン波の1サイクルに1個の割合でインク
粒子が生成される。つまりクロツクパルスCK1
の8個につき1個のインク粒子が生成される。サ
イン波発生器の出力端にMOS FET 80aが
接続されており、このFET80aは、汚れ検出
時に中央制御装置100の出力信号で導通とされ
る。FET80aが導通している間は、サイン波
発生器の出力が遮断されるため、励振電圧発生器
80の出力は一定電圧(アースレベル)となり、
電歪振動子12aiの励振が実質上停止し、ノズル
14aiより噴射するインクのインク柱の長さb
が延びてインク柱の先端が荷電電極20ajを抜け
てその後端よりも後側(記録紙側)に位置し、粒
子に分離するインクは実質上荷電されない。クロ
ツクパルスCK1は位相設定回路90のカウンタ
90aに印加される。カウンタ90aは、7まで
カウントアツプすると次の8では0とカウントコ
ードを出力する循環カウンタであり、CK1が到
来している間、0,1,2,……7,0,1,
2,……7,0,1,2,……とカウント動作を
継続する。カウンタ90aの出力コードはデコー
ダ90bに印加される。したがつてデコーダ90
bは、カウンタ90aにクロツクパルスCK1が
到来する毎に、高レベル「1」の出力を、出力端
0〜7において順次に移す。その結果、デコーダ
90bの出力端0〜7のそれぞれより、互に位相
がCK1の周期T1ずつずれ、しかもインク粒子の
1個の生成につき1個の割合で、インク粒子の生
成周期T8の1/8、つまりT1なるパルス幅の位相検
索パルスが出力される。これら8組の位相検索パ
ルスは、それぞれ第1グループのアンドゲート
AG1の0〜7のそれぞれに印加されると共に、
オアゲートグループOG1のオアゲート0〜7の
2個づつに印加される。オアゲートグループOG
1の各オアゲートの出力は、第2グループのアン
ドゲートAG2の0〜7のそれぞれに印加され
る。後述するように、位相検索のときには第2グ
ループのアンドゲートAG2はすべてオフ(ゲー
ト閉)とされ、第1グループのアンドゲートAG
1のアンドゲート0〜7の1つが選択的にオン
(ゲート開)とされて、特定の位相検索パルス
(デコーダ90bの出力0〜7の1つ)が出力オ
アゲートOR1を介して、後述する荷電信号発生
器110に印加される。第1グループのアンドゲ
ートAG1のいずれをオンとするかは、デコーダ
90cの出力で定まる。デコーダ90cにはカウ
ンタ90dのカウントコードが与えられ、カウン
タ90dのクリアおよびカウントアツプは中央制
御装置100が制御する。
荷電信号発生器110は高圧増幅器(0〜
300V程度)110a,デジタル−アナログ変換
器110bおよび第3組のアンドゲートAG3で
構成されており、アンドゲートAG3には、位相
設定回路90のオアゲートOR1の出力、すなわ
ち荷電タイミングパルスが印加され、また、中央
制御装置100より荷電電圧レベルを示すコード
Sccが印加される。
荷電検出電極40akには荷電検出回路120が
印加される。この回路120においては、Vr1
Vr2なる電圧Vr1とVr2が比較参照電圧とされてお
り、検出電圧とVr1およびVr2とをそれぞれ比較
し、検出電圧がVr1を越えるとき出力S1が高レ
ベル「1」となり、検出電圧がVr2を越えるとき
出力S2が高レベル「1」となる。
中央制御装置100はマイクロコンピユータで
構成されており、その半導体読み出し専用メモリ
(以下ROMと称する)に、該装置100に電源
が投入されると、まずその制御対象機器および回
路の電源を所定のシーケンスで投入し、次いで電
極の汚れを検出し、それを終えて汚れが無いと荷
電位相検索をし、位相検索を終了すると準備完了
を画信号送出側に知らせ、それよりの指令および
タイミング信号に同期して印写制御をおこない、
また画信号送出側より位相検索指令があるとそれ
に応答してまず電極の汚れ検出をし、汚れが判定
されると汚れ表示用の発光ダイオード130を点
灯付勢すると共にこれを画信号送出側に知らせ、
汚れがないと位相検索をおこない、その終了を画
信号送出側に知らせるという、各種のプログラム
データが固定メモリされ、またそれらの実行にお
いて参照する定数データが固定メモリされてい
る。
以下、中央制御装置100がおこなう制御の数
例を説明すると、中央制御装置100は、電極汚
れ検出のときには、まず励振電圧発生器80の
FET80aをオンとし、次いで荷電信号発生器
110に与える荷電電圧レベルコードSccを、汚
れ検出用の低い値(一定値)を示すコードSccd
に固定する。そしてCK1のカウントを開始し、
所定時間の間荷電検出回路120の出力S1が
「1」になつたかを見る。S1が「1」になると、
ダイオード130を点灯付勢にラツチし、画信号
送出側に「電極汚れ」を示す信号を送り、ダイオ
ード130を点灯したまま他の、制御対象機器お
よび回路の電源を遮断する。所定時間の間S1が
「1」にならないと、装置100は位相検索に移
る。
位相検索においては、カウンタ90dをまずク
リアし、荷電電圧レベルを示すコードSccを、印
写記録時に印加する電圧(Vc1〜Vc40の40レベ
ル)の標準値(Vc20又はVc40等)に対応する値
に固定する。カウンタ90dがクリアされたこと
により、デコーダ90cの出力端0が高レベル
「1」となり、第1グループAG1のアンドゲー
ト0がオンとなり、荷電信号発生器110に、デ
コーダ90bの出力端0の位相検索パルスが印加
され、そのパルス幅の間荷電電極20ajに荷電電
圧が印加される。中央制御装置100は、カウン
タ90dをクリアしてから所定期間の間荷電検出
回路120の出力S2を見て、それが「荷電」を
表わす「1」にならないと、カウンタ90dに1
パルスを与える。今度はデコーダ90cの出力端
が「1」となり、第1グループのアンドゲート
AG1の0はオフ、1がオンとなり、第2組の位
相検索パルス(90bの出力端1の出力パルス)
がオアゲートOR1を通して荷電信号発生器11
0に印加される。つまり、110に与えられる検
索パルスは位相がT1だけ遅れたものとなる。そ
して中央制御装置100は同様に荷電検出回路1
20の出力S2を見て、以下同様に回路120の
出力S2が「荷電」を表わす「1」となるまでカ
ウンタ90cにパルスを与えてそれをカウントア
ツプさせる。回路120の出力S2が「荷電」を
表わす「1」となると、装置100はカウンタ9
0dにパルスを与えないで、つまり最適荷電位相
が定まつたとし、今度は第2グループのアンドゲ
ートAG2のアンドゲート0〜7のすべてにオン
指令信号「1」を与える。これによりカウンタ9
0dのカウント値が仮に2であるとすると、デコ
ーダ90cの出力端2が「1」であり、第1グル
ープAG1のアンドゲート2と第2グループAG
2のアンドゲート2が共にオンとなり、AG1の
アンドゲート2より第3組の位相検索パルスが出
力され、AG2のアンドゲート2よりOG1のオ
アゲート2の出力、すなわち第2組と第4組の位
相検索パルスがオアゲートOR1に印加される。
つまり、位相検索パルスが第3組と定まると、印
写荷電パルスとしては、その両側の第2組と第4
組の位相検索パルスを第3組のものに加算(論理
和)したパルス、すなわち、検索パルスを中心と
し、そのパルス幅の3倍のパルス幅3T1を有す
るパルスが、OR1より印写荷電パルスとして出
力される。このように位相検索パルスのパルス幅
を狭くし、かつ印写荷電パルスのパルス幅を広く
するのは、位相検索により荷電位相を正確に検出
し、かつ印写荷電を確実にするためである。
画信号送出側より画信号を受けて印写記録する
ときには、中央制御装置100は、画信号送出側
よりのタイミング信号に同期して、1個のインク
粒子の生成毎にVc1〜Vc40を表わす荷電電圧コー
ドを順次に切換出力する。
以上の通り、本発明によれば、機構部に手を加
えることなく、容易に電極の汚れを検出すること
ができ、汚れ検出は電気回路の制御で迅速にかつ
正確におこなわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ、本発明を実施
するインクジエツト記録装置の一例を示す斜視図
であり、第3a図はこの種のインクジエツト記録
装置における、電歪振動子12ai,15aiの励振
電圧に対する、噴射インク柱の長さ(粒子化距
離)bの関係を示すグラフ、第3b図はインク
柱の長さbに対するインク粒子の荷電量の関係
を示すグラフである。第4図は本発明を実施する
装置構成の一例を示すブロツク図である。 10……インク噴射ヘツド、11……流路部
材、12……振動子支持枠、13……ノズルプレ
ート保持体、12ai……電歪振動子、13ai……
インク流路、14……ノズルプレート、20……
荷電電極板、14ai……インク噴射口、20aj
…荷電電極、30,50……シールド板、40…
…荷電検出電極板、60……偏向電極ユニツト、
40ak……荷電検出電極、60a……偏向電極
板、61,62……導電ワイヤ、70……ガタ
ー、80……励振電圧発生器、70a……捕獲
片、90……位相設定回路、100……中央制御
装置、110……荷電信号発生器、120……荷
電検出回路、130……発光ダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インク噴射口より加圧インクを噴射し、噴射
    インクには圧力振動を乗せて噴射インクを規則的
    にインク粒子に分離させ、インク粒子に分離する
    時点において、前記インク噴射口の前方に配置さ
    れた荷電電極によつて噴射インクに画信号に応じ
    て選択的に印写位置に対応付けた荷電電界を作用
    させて荷電インク粒子を形成し、荷電インク粒子
    に偏向電界を作用させて荷電インク粒子を偏向さ
    せる偏向制御インクジエツト記録装置の、前記圧
    力振動の振動圧に対応する励振電圧を、前記イン
    ク粒子が分離する位置、即ち粒子化距離L、が
    荷電電極が位置する範囲の外に存在するような値
    に設定し、前記荷電電極に電圧を印加し、さらに
    前記荷電電極の前方にシールド板を介して配置さ
    れた荷電検出電極の電位で荷電電極と荷電検出電
    極間がインク汚れでリークしたことを判定する、
    電極の汚れ検出方法。 2 加圧インクに圧力振動を与える電歪振動子の
    励振電圧を低くして圧力振動の振動圧に対応する
    励振電圧を、前記インク粒子が分離する位置、即
    ち粒子化距離L、が荷電電極が位置する範囲の
    外に存在するような値に設定する前記特許請求の
    範囲第1項記載の、電極の汚れ検出方法。
JP1891780A 1980-02-18 1980-02-18 Method of detecting dirt on electrode Granted JPS56115275A (en)

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