JPS6015977Y2 - ボ−ルバルブ - Google Patents
ボ−ルバルブInfo
- Publication number
- JPS6015977Y2 JPS6015977Y2 JP18048681U JP18048681U JPS6015977Y2 JP S6015977 Y2 JPS6015977 Y2 JP S6015977Y2 JP 18048681 U JP18048681 U JP 18048681U JP 18048681 U JP18048681 U JP 18048681U JP S6015977 Y2 JPS6015977 Y2 JP S6015977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- hole
- valve body
- spherical
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Taps Or Cocks (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、開閉弁に関し、殊に流体作動機器への流体圧
供給を開閉する開閉弁の構造に関する。
供給を開閉する開閉弁の構造に関する。
気体あるいは、液体で作動する機器への流体供給路には
通常開閉弁が設けられているが、作動機器の種類によっ
ては作動終了により閉弁した後、該機器から残圧を除く
必要がある。
通常開閉弁が設けられているが、作動機器の種類によっ
ては作動終了により閉弁した後、該機器から残圧を除く
必要がある。
これは残圧によって機器が突然作動する危険性を防止す
るため、あるいは作業終了後機器を完全な休止状態にし
て格能する。
るため、あるいは作業終了後機器を完全な休止状態にし
て格能する。
また残留流体の変質を招くことを防止するに必要なこと
である。
である。
現在、これらの欠点を除去する手段として、開閉弁本体
に通孔を設け、球型弁体に通孔を設は残留流体を排出す
る方法がとられている。
に通孔を設け、球型弁体に通孔を設は残留流体を排出す
る方法がとられている。
その考案として、特公昭46−17278号公報のよう
に球型弁体の開度によっては供給側と外気が連通ずる球
型弁体の位置がある。
に球型弁体の開度によっては供給側と外気が連通ずる球
型弁体の位置がある。
本考案は前記の欠点を除去するため、種々の研究を重ね
て来た結果、開閉弁の閉鎖時のみ被供給側の残留流体を
排し半開弁とどの位置においても供給側と外気が連通ず
ることのない開閉弁を提供する目的である。
て来た結果、開閉弁の閉鎖時のみ被供給側の残留流体を
排し半開弁とどの位置においても供給側と外気が連通ず
ることのない開閉弁を提供する目的である。
したがって、本発明の開閉弁によれば、半開度でも供給
側のロスもなくきわめて有利となる。
側のロスもなくきわめて有利となる。
以下、図面を参照に本発明の一実施例を説明する。
第1図において、開閉弁の本体1,2は弁室3と流体流
通孔4,5とを有し、弁室3には球型弁体6が回転自在
に内装されている。
通孔4,5とを有し、弁室3には球型弁体6が回転自在
に内装されている。
該球型弁体6を貫通した弁孔7は流体流通孔4.5の内
径と実質的に等しい直径を有する。
径と実質的に等しい直径を有する。
このため、球型弁体6の弁孔7は開閉弁の開弁時には流
通孔4,5と連通し、開閉弁の閉鎖時には該流通孔を閉
鎖することになる(第4図参照)。
通孔4,5と連通し、開閉弁の閉鎖時には該流通孔を閉
鎖することになる(第4図参照)。
球型弁体6の弁孔7と、流通孔4,5との接触個所では
本体1,2に設けられた段部に弁座8゜9を嵌着する。
本体1,2に設けられた段部に弁座8゜9を嵌着する。
又、供給側の弁座8には通孔10を設け、なおかつ、本
体1との接触面には弁座8によりてシールされる通路1
1があり、通孔10と連通ずるように設けである。
体1との接触面には弁座8によりてシールされる通路1
1があり、通孔10と連通ずるように設けである。
該弁座8は通孔10が本体1の真横に来るように嵌着し
全閉時の状態のみ弁孔入口13に開口する。
全閉時の状態のみ弁孔入口13に開口する。
(第5図参照)さらに、球型弁体6にはその外表面から
弁孔7に貫通する通孔12を被供給側に設け、該通孔1
2は閉時の状態に流通孔5に開口し、弁座8の通孔10
及び通路11を連通させ、更に本体1には弁座8の背面
に設けた通路11に連通ずる貫通孔14を設けて成る。
弁孔7に貫通する通孔12を被供給側に設け、該通孔1
2は閉時の状態に流通孔5に開口し、弁座8の通孔10
及び通路11を連通させ、更に本体1には弁座8の背面
に設けた通路11に連通ずる貫通孔14を設けて成る。
また、球型弁体6が開時から閉時まで回転する間、弁座
8の通孔10はたえずシールされた状態にあり、供給側
の流体を遮断された後、被供給側の流体を排出する。
8の通孔10はたえずシールされた状態にあり、供給側
の流体を遮断された後、被供給側の流体を排出する。
(第3図参照)
なお、球型弁体6の上部にスピンドル15を接続し、か
つ該スピンドル15を回転するハンドル16が弁本体上
部に設置される。
つ該スピンドル15を回転するハンドル16が弁本体上
部に設置される。
次に、本考案に係る開閉弁が、例えば流体作動機器の配
管系統に介在されている場合の作動について説明する。
管系統に介在されている場合の作動について説明する。
この配管系統では一般にコンプレッサーによる圧縮空気
源では供給側流通孔4にあり、水平もしくは鉛直に配管
される。
源では供給側流通孔4にあり、水平もしくは鉛直に配管
される。
該球型弁体が開弁状態にある場合、圧縮空気は流通孔4
から球型弁体6の弁孔7を経て流通孔5の被供給側に流
通する。
から球型弁体6の弁孔7を経て流通孔5の被供給側に流
通する。
そして、流通孔4及び5と弁孔7の接続個所には弁座8
,9が気密を保持し、且つ弁孔7に貫通した通孔12を
通って弁室3に満たされた圧縮空気は、弁座8の通孔1
0が球型弁体の外表面で封止されているので、本体の外
部に排出されることはない。
,9が気密を保持し、且つ弁孔7に貫通した通孔12を
通って弁室3に満たされた圧縮空気は、弁座8の通孔1
0が球型弁体の外表面で封止されているので、本体の外
部に排出されることはない。
(第2図参照)球型弁体を閉鎖する方向で弁座8の通孔
10をシールする方向にハンドル16によってスピンド
ル15を介して球型弁体6を回転して該球型弁体を第3
図に示す位置に移動させる。
10をシールする方向にハンドル16によってスピンド
ル15を介して球型弁体6を回転して該球型弁体を第3
図に示す位置に移動させる。
この位置にすれば、流通孔4及び5は球型弁体6によっ
て閉鎖され、且つ球型弁体6は弁座8の通孔10をシー
ルし、全ての通孔が遮断された状態になる。
て閉鎖され、且つ球型弁体6は弁座8の通孔10をシー
ルし、全ての通孔が遮断された状態になる。
この遮断された状態から、第4図に示す位置に移動する
と、流通孔4及び5は球型弁体6により閉鎖された状態
のままで、その時、弁座8に設けられた通孔10が弁孔
入口13に開口する。
と、流通孔4及び5は球型弁体6により閉鎖された状態
のままで、その時、弁座8に設けられた通孔10が弁孔
入口13に開口する。
一方、弁孔7に貫通した通孔12は、被供給側5に開通
するため、被供給側の残留圧縮空気は通孔12を経て弁
孔7内に流入し、かつ該弁孔7内と弁室3に満たされた
圧縮空気は弁座8の通孔10を通り通路11を経て本体
1の貫通孔14より開閉弁の外に排出される。
するため、被供給側の残留圧縮空気は通孔12を経て弁
孔7内に流入し、かつ該弁孔7内と弁室3に満たされた
圧縮空気は弁座8の通孔10を通り通路11を経て本体
1の貫通孔14より開閉弁の外に排出される。
上記、本考案の効果を要約して別記すれば次の通りであ
る。
る。
1 従来ではシートリング9の通孔10と球型弁体6の
該通孔12とが一致しない高さにするため、該通孔10
,12の位置がせばめられていたが、本考案ではこれを
逆方向にしたため通孔12が大きくできる。
該通孔12とが一致しない高さにするため、該通孔10
,12の位置がせばめられていたが、本考案ではこれを
逆方向にしたため通孔12が大きくできる。
2 従来ではシートリング9の背面に設けた溝11はシ
ートリングにその溝があったため、通路が細いが、本考
案ではシートリング背面に大きな面取りをしたため、通
路が大きくとれる。
ートリングにその溝があったため、通路が細いが、本考
案ではシートリング背面に大きな面取りをしたため、通
路が大きくとれる。
3 従来では本体1に設けた貫通孔14の加工性につい
て本体内部の方向からのドリルと、外部からのドリルを
交わらせて通路を造るため、その位置決定に苦労したが
、本考案では弁座8の背面に断面三角形の通路を設けた
ため、外部からドリルを通すだけでよい。
て本体内部の方向からのドリルと、外部からのドリルを
交わらせて通路を造るため、その位置決定に苦労したが
、本考案では弁座8の背面に断面三角形の通路を設けた
ため、外部からドリルを通すだけでよい。
4 本考案では上記の被供給側の排ガスに要する時間は
例えば300e容量のバルブの場合2吋程度と短時間で
すむのに比し従来の排ガス機器をもつ同各量のバルブで
は1時間を要しているように被供給側の排ガスがスピー
ドアップされている。
例えば300e容量のバルブの場合2吋程度と短時間で
すむのに比し従来の排ガス機器をもつ同各量のバルブで
は1時間を要しているように被供給側の排ガスがスピー
ドアップされている。
第1図は本考案のポールバルブの全体を示した断面図、
第2図は本考案ボールバルブの開弁状態を示した要部断
面図、第3図は本考案ボールバルブの閉弁直前の状態を
示した要部断面図、第4図は本考案ボールバルブの閉弁
状態を示した要部断面図、第5図は同上における通孔1
0及び通路11の詳細図である。 1.2・・・・・・本体、3・・・・・・弁室、4,5
・・・・・・流体流通孔、6・・・・・・球型弁体、7
・・・・・・弁孔、8,9・・・・・・弁座、10・・
・・・・通孔、11・・・・・・通路、14・・・・・
・貫通孔。
第2図は本考案ボールバルブの開弁状態を示した要部断
面図、第3図は本考案ボールバルブの閉弁直前の状態を
示した要部断面図、第4図は本考案ボールバルブの閉弁
状態を示した要部断面図、第5図は同上における通孔1
0及び通路11の詳細図である。 1.2・・・・・・本体、3・・・・・・弁室、4,5
・・・・・・流体流通孔、6・・・・・・球型弁体、7
・・・・・・弁孔、8,9・・・・・・弁座、10・・
・・・・通孔、11・・・・・・通路、14・・・・・
・貫通孔。
Claims (1)
- 開弁位置で、供給側4、被供給側5と連通ずる通孔7が
球型弁体6により形成腰該弁体6を開弁位置から約90
度回転することにより、閉弁させるよう構成した開閉弁
にバルブ本体1に貫通孔14を設は球型弁体6を押える
弁座8,9のうちの供給側の弁座8に通孔10を設け、
球型弁体6の外表面から通孔7に貫通する通孔12を設
けたものにおいて、バルブの閉鎖時のみ弁座の通孔10
とバルブ本体の貫通孔14とが外気に連通し、被供給側
5管内及び弁孔3内部の残留流体を排出し、且つ、球型
弁体6が開弁位置から閉弁位置まで回転する間に本体内
部と外気が一単遮断され、供給側4の内部流体を外気に
全く排出しない構造を有することを特徴とする開閉弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18048681U JPS6015977Y2 (ja) | 1981-12-03 | 1981-12-03 | ボ−ルバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18048681U JPS6015977Y2 (ja) | 1981-12-03 | 1981-12-03 | ボ−ルバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5884460U JPS5884460U (ja) | 1983-06-08 |
JPS6015977Y2 true JPS6015977Y2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=29977120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18048681U Expired JPS6015977Y2 (ja) | 1981-12-03 | 1981-12-03 | ボ−ルバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015977Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-03 JP JP18048681U patent/JPS6015977Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5884460U (ja) | 1983-06-08 |
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