JPH0972446A - 二重構造管路用弁装置 - Google Patents
二重構造管路用弁装置Info
- Publication number
- JPH0972446A JPH0972446A JP22690495A JP22690495A JPH0972446A JP H0972446 A JPH0972446 A JP H0972446A JP 22690495 A JP22690495 A JP 22690495A JP 22690495 A JP22690495 A JP 22690495A JP H0972446 A JPH0972446 A JP H0972446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- flow path
- valve box
- box
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Valve Housings (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁箱における二重構造を維持することによ
り、流体の円滑な流れを確保するとともに、外形状を簡
素化して取り扱いを容易化する。 【解決手段】 内側流路4を形成する内弁箱2と外側流
路5を形成する外弁箱3とを同心状に設けた。外弁箱3
と内弁箱2とを半径方向に貫通して軸心廻りに回転する
内側流路用弁棒6に内側弁体7を連結した。外弁箱3の
一対の弁体収納部9に外弁箱3の径方向に出退する外側
流路用弁棒10を挿入し、各外側流路用弁棒10に外側
流路を開閉する一対の外側弁体11を連結した。
り、流体の円滑な流れを確保するとともに、外形状を簡
素化して取り扱いを容易化する。 【解決手段】 内側流路4を形成する内弁箱2と外側流
路5を形成する外弁箱3とを同心状に設けた。外弁箱3
と内弁箱2とを半径方向に貫通して軸心廻りに回転する
内側流路用弁棒6に内側弁体7を連結した。外弁箱3の
一対の弁体収納部9に外弁箱3の径方向に出退する外側
流路用弁棒10を挿入し、各外側流路用弁棒10に外側
流路を開閉する一対の外側弁体11を連結した。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、二重構造管路に装
着する二重構造管路用弁装置に関する。
着する二重構造管路用弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外管と内管からなる二重構造管を
使用し、往路と復路を一体的に構成する循環管路等にお
いては、流体の制御のために二重構造管路の内側流路と
外側流路のそれぞれの流路に弁装置を設けている。この
ため、図3に示すように、二重構造をなす配管31の途
中に介装する弁装置32は、配管31の外側流路をなす
外管31aに連通する大径弁箱33と、配管31の内側
流路をなす内管31bに連通する小径弁箱34とを有
し、小径弁箱34の一部が大径弁箱33を貫通して外部
に露出している。大径弁箱33には外側流路を流れる流
体を制御する大径弁体35を設けており、小径弁箱34
には内側流路を流れる流体を制御する小径弁体36を設
けている。
使用し、往路と復路を一体的に構成する循環管路等にお
いては、流体の制御のために二重構造管路の内側流路と
外側流路のそれぞれの流路に弁装置を設けている。この
ため、図3に示すように、二重構造をなす配管31の途
中に介装する弁装置32は、配管31の外側流路をなす
外管31aに連通する大径弁箱33と、配管31の内側
流路をなす内管31bに連通する小径弁箱34とを有
し、小径弁箱34の一部が大径弁箱33を貫通して外部
に露出している。大径弁箱33には外側流路を流れる流
体を制御する大径弁体35を設けており、小径弁箱34
には内側流路を流れる流体を制御する小径弁体36を設
けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成によれば、弁装置32における内側流路を形成す
る小径弁箱34が外側流路を形成する大径弁箱33の外
部に露出する複雑な流路構造であるために、大径弁箱3
3における流路断面が流れ方向に沿って増減を繰り返す
ことになり、圧力損失が大きくなる。また、外形状も複
雑となり、設置作業における弁装置32の取り扱いに手
間と費用が掛かる問題があった。
の構成によれば、弁装置32における内側流路を形成す
る小径弁箱34が外側流路を形成する大径弁箱33の外
部に露出する複雑な流路構造であるために、大径弁箱3
3における流路断面が流れ方向に沿って増減を繰り返す
ことになり、圧力損失が大きくなる。また、外形状も複
雑となり、設置作業における弁装置32の取り扱いに手
間と費用が掛かる問題があった。
【0004】本発明は上記した課題を解決するもので、
弁箱における二重構造を維持することにより、流体の円
滑な流れを確保するとともに、外形状を簡素化して取り
扱いを容易化した二重構造管路用弁装置を提供すること
を目的とする。
弁箱における二重構造を維持することにより、流体の円
滑な流れを確保するとともに、外形状を簡素化して取り
扱いを容易化した二重構造管路用弁装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の二重構造管路用弁装置は、内管と外管
とからなる二重構造管路に接続する弁装置であって、内
管に連通して内側流路を形成する内弁箱と、内弁箱の外
側に遊嵌して内弁箱の外周面との間に形成する外側流路
が外管に連通する外弁箱とを同心状に設け、外弁箱と内
弁箱とを径方向に貫通する内側流路用弁棒を軸心廻りに
回動自在に設け、内側流路用弁棒に連結固定して内弁箱
内に配置する内側弁体を内側流路を閉塞する閉位置と開
放する開位置とにわたって回動自在に設け、外弁箱の径
方向の両側部に一対の弁体収納部を設け、双方の弁体収
納部のそれぞれに外弁箱の径方向に沿って出退する外側
流路用弁棒を挿入し、それぞれの外側流路用弁棒に連結
して外弁箱内に配置する一対の外側弁体を相互に接近離
間自在に、かつ外側流路を閉塞する閉位置と外側流路を
開放する弁体収納部内の開位置とにわたって出退自在に
設けた構成としたものである。
ために、本発明の二重構造管路用弁装置は、内管と外管
とからなる二重構造管路に接続する弁装置であって、内
管に連通して内側流路を形成する内弁箱と、内弁箱の外
側に遊嵌して内弁箱の外周面との間に形成する外側流路
が外管に連通する外弁箱とを同心状に設け、外弁箱と内
弁箱とを径方向に貫通する内側流路用弁棒を軸心廻りに
回動自在に設け、内側流路用弁棒に連結固定して内弁箱
内に配置する内側弁体を内側流路を閉塞する閉位置と開
放する開位置とにわたって回動自在に設け、外弁箱の径
方向の両側部に一対の弁体収納部を設け、双方の弁体収
納部のそれぞれに外弁箱の径方向に沿って出退する外側
流路用弁棒を挿入し、それぞれの外側流路用弁棒に連結
して外弁箱内に配置する一対の外側弁体を相互に接近離
間自在に、かつ外側流路を閉塞する閉位置と外側流路を
開放する弁体収納部内の開位置とにわたって出退自在に
設けた構成としたものである。
【0006】上記した構成により、管路の内管を流れる
内側流体および管路の外管を流れる外側流体の流れを制
御する時には、内側流路用弁棒を回転駆動して内側弁体
を開閉動させるか、外側流路用弁棒を出退駆動して外側
弁体を開閉動させる。したがって、弁箱における二重構
造を維持することにより、流体が円滑に流れるととも
に、外形状が簡素化されるので取り扱いが容易なものと
なる。
内側流体および管路の外管を流れる外側流体の流れを制
御する時には、内側流路用弁棒を回転駆動して内側弁体
を開閉動させるか、外側流路用弁棒を出退駆動して外側
弁体を開閉動させる。したがって、弁箱における二重構
造を維持することにより、流体が円滑に流れるととも
に、外形状が簡素化されるので取り扱いが容易なものと
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図2において、弁装置1
は、内管と外管とからなる二重構造管路において使用す
るものであり、内弁箱2と外弁箱3とを同心状に設けて
いる。内弁箱2は内管に連通する内側流路4を形成して
おり、内弁箱2の外側に遊嵌する外弁箱3は、内弁箱2
の外周面との間に、外管に連通する外側流路5を形成し
ている。内側流路用弁棒6は内弁箱2と外弁箱3とを径
方向に貫通して設けており、軸心廻りに回動自在であ
る。内弁箱2の内部に配置した内側弁体7は内側流路用
弁棒6に連結固定しており、内側弁体7は内側流路4を
閉塞する閉位置と開放する開位置とにわたって回動自在
である。外弁箱3の外側部には内側弁棒用減速機8が内
側流路用弁棒6に連結して設けてある。外弁箱3の径方
向の両側部には一対の弁体収納部9,9が設けてあり、
双方の弁体収納部9,9のそれぞれには外弁箱3の径方
向に沿って出退する外側流路用弁棒10,10が挿入し
てある。外弁箱3の内部に配置した一対の外側弁体1
1,11はそれぞれ外側流路用弁棒10,10に連結し
ており、各外側弁体11,11は相互に接近離間自在
で、外側流路5を閉塞する閉位置と外側流路5を開放す
る弁体収納部9,9内の開位置とにわたって出退する。
各弁体収納部9,9の頂部にはそれぞれ外側弁棒用減速
機12,12が各外側流路用弁棒10,10に連結して
設けてある。
に基づいて説明する。図1〜図2において、弁装置1
は、内管と外管とからなる二重構造管路において使用す
るものであり、内弁箱2と外弁箱3とを同心状に設けて
いる。内弁箱2は内管に連通する内側流路4を形成して
おり、内弁箱2の外側に遊嵌する外弁箱3は、内弁箱2
の外周面との間に、外管に連通する外側流路5を形成し
ている。内側流路用弁棒6は内弁箱2と外弁箱3とを径
方向に貫通して設けており、軸心廻りに回動自在であ
る。内弁箱2の内部に配置した内側弁体7は内側流路用
弁棒6に連結固定しており、内側弁体7は内側流路4を
閉塞する閉位置と開放する開位置とにわたって回動自在
である。外弁箱3の外側部には内側弁棒用減速機8が内
側流路用弁棒6に連結して設けてある。外弁箱3の径方
向の両側部には一対の弁体収納部9,9が設けてあり、
双方の弁体収納部9,9のそれぞれには外弁箱3の径方
向に沿って出退する外側流路用弁棒10,10が挿入し
てある。外弁箱3の内部に配置した一対の外側弁体1
1,11はそれぞれ外側流路用弁棒10,10に連結し
ており、各外側弁体11,11は相互に接近離間自在
で、外側流路5を閉塞する閉位置と外側流路5を開放す
る弁体収納部9,9内の開位置とにわたって出退する。
各弁体収納部9,9の頂部にはそれぞれ外側弁棒用減速
機12,12が各外側流路用弁棒10,10に連結して
設けてある。
【0008】以下、上記した構成における作用を説明す
る。二重構造管の内管を流れる内側流体を制御するとき
には、内側弁体用減速機8を介して内側流路用弁棒6を
回転駆動し、内側弁体7の回動により内側流路4を開閉
する。また、二重構造管の外管を流れる外側流体の流れ
を制御するときには、各外側弁棒用減速機12,12を
介して外側流路用弁棒10,10を出退駆動し、外側弁
体11,11を相互に接近離間させて外側流路5を開閉
する。
る。二重構造管の内管を流れる内側流体を制御するとき
には、内側弁体用減速機8を介して内側流路用弁棒6を
回転駆動し、内側弁体7の回動により内側流路4を開閉
する。また、二重構造管の外管を流れる外側流体の流れ
を制御するときには、各外側弁棒用減速機12,12を
介して外側流路用弁棒10,10を出退駆動し、外側弁
体11,11を相互に接近離間させて外側流路5を開閉
する。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、弁箱
における二重構造を維持することにより、内側流体が流
れる内側流路が外側流体が流れる外側流路を横切ること
がないので、内側流体および外側流体が弁体以外に流れ
を阻害されることなく円滑に流れ、圧力損失の低下を抑
制することができる。また、外弁箱が弁装置の外形を形
成するので、外形状が簡素化されて弁装置の取り扱いが
容易なものとなる。
における二重構造を維持することにより、内側流体が流
れる内側流路が外側流体が流れる外側流路を横切ること
がないので、内側流体および外側流体が弁体以外に流れ
を阻害されることなく円滑に流れ、圧力損失の低下を抑
制することができる。また、外弁箱が弁装置の外形を形
成するので、外形状が簡素化されて弁装置の取り扱いが
容易なものとなる。
【図1】本発明の一実施形態における二重構造管路用弁
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】従来の二重構造管路用弁装置を示す模式図であ
る。
る。
1 弁装置 2 内弁箱 3 外弁箱 4 内側流路 5 外側流路 6 内側流路用弁棒 7 内側弁体 9 弁体収納部 10 外側流路用弁棒 11 外側弁体
Claims (1)
- 【請求項1】 内管と外管とからなる二重構造管路に接
続する弁装置であって、内管に連通して内側流路を形成
する内弁箱と、内弁箱の外側に遊嵌して内弁箱の外周面
との間に形成する外側流路が外管に連通する外弁箱とを
同心状に設け、外弁箱と内弁箱とを径方向に貫通する内
側流路用弁棒を軸心廻りに回動自在に設け、内側流路用
弁棒に連結固定して内弁箱内に配置する内側弁体を内側
流路を閉塞する閉位置と開放する開位置とにわたって回
動自在に設け、外弁箱の径方向の両側部に一対の弁体収
納部を設け、双方の弁体収納部のそれぞれに外弁箱の径
方向に沿って出退する外側流路用弁棒を挿入し、それぞ
れの外側流路用弁棒に連結して外弁箱内に配置する一対
の外側弁体を相互に接近離間自在に、かつ外側流路を閉
塞する閉位置と外側流路を開放する弁体収納部内の開位
置とにわたって出退自在に設けたことを特徴とする二重
構造管路用弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22690495A JPH0972446A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 二重構造管路用弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22690495A JPH0972446A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 二重構造管路用弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972446A true JPH0972446A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16852426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22690495A Pending JPH0972446A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 二重構造管路用弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972446A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10144293A1 (de) * | 2001-08-31 | 2003-04-03 | Siemens Ag | Ventilkomponentensatz für interne Bypass-Strömung |
CN108487910A (zh) * | 2018-03-11 | 2018-09-04 | 吕琳 | 一种冻结孔口止逆装置 |
CN113864496A (zh) * | 2021-10-15 | 2021-12-31 | 西安西热节能技术有限公司 | 一种调节管道局部流速的环状束流装置及方法 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP22690495A patent/JPH0972446A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10144293A1 (de) * | 2001-08-31 | 2003-04-03 | Siemens Ag | Ventilkomponentensatz für interne Bypass-Strömung |
EP1291509A3 (de) * | 2001-08-31 | 2004-08-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Ventilkomponentensatz für interne Bypass-Strömung |
CN108487910A (zh) * | 2018-03-11 | 2018-09-04 | 吕琳 | 一种冻结孔口止逆装置 |
CN113864496A (zh) * | 2021-10-15 | 2021-12-31 | 西安西热节能技术有限公司 | 一种调节管道局部流速的环状束流装置及方法 |
CN113864496B (zh) * | 2021-10-15 | 2023-08-22 | 西安西热节能技术有限公司 | 一种调节管道局部流速的环状束流装置及方法 |
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