JPS60159529A - 熱交換ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は天吊型望見調和ユニットに適した熱交換ユニッ
トに関する。

（ロ）　従来技術 遠心型ファンと熱交換器とを組み込んだ天吊型空気調和
ユニットが実公昭５８−２９８８号公報で提案されてい
るが、このユニットは遠心型ファンの空気吸込通路をフ
ァンケーシングの上方に沿って設けた構造である為、ユ
ニットの厚さ寸法を小さくするのに制限を受けると共に
上下方向への強度をユニットの外箱でもたせなければな
らない等の欠点を有していた。併せて、このユニットは
背面と両側面との三面から視見を吸入して前面から吹き
出す一方向への吹き出し構造である為、室内全体を均一
に空気調和することができす、しかも遠ＪＬ？型７アン
の空気吸込側に熱交換器を配設した構造である為、遠心
型ファンで発生する騒音が吹出口から吹出空気と共に室
内へ直接吐き出される欠点があった。

（／１　発明の目的 本発明は低騒音化と超薄型化を図ると共に上下方向への
強度をあげ、且つ、三方向への吹き出しを可能としだ熱
交換ユニットを提供することにある。

（に）発明の構成 本発明はユニット本体内を前室と後室とに区画する仕切
板と、この仕切板の中途部に位ｆｉｌ後室内へ張り出す
ファンケーシングのスクロール部と、このスクロール部
内に一部臨む遠心型ファンと、ｓｉｔ　ｉｔ内に位置し
両端部か仕切板と結合されて遠心型ファンを囲む略Ｕ字
状の熱交換器とで熱交換ユニットを構成することにより
、ユニットをスクロール部の高さ寸法と略等しい超薄型
形状に仕上げると共にこのスクロール部と仕切板とを上
下方向への補強部材としてＷｉｔ用させ、且つ遠心型フ
ァンの吹き出し側に位置する熱交換器でファンにて発生
する騒音を遮断しながら三方向から調和空気を吹さ出さ
せるようにしたものである。

Ｏｌ　実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第１図は
熱交換ユニットの横断面図、第２図は第１図の１ｌ−Ｉ
Ｉ線で切断した熱交換ユニットの縦断面図、第３図はこ
の熱交換ユニットの要部を示す透視図で、ユニット本体
（１）内は仕切板（２１（３１とこの板の中途部に位置
し、これと一体もし、（は別体に形成したファンケーシ
ング（４）のスクロール部（５）とで遠心型ファン（６
）と熱交換器（７）を収納する前室（８）と、熱交換器
（７）と連結された冷媒管（９）と′亀装品叫を収納す
る後室住１）とに区画されている。

（１２１はファンケーシング（４）の上側壁を兼ねるユ
ニット本体（１）の天板、ａ暗まファンケーシング（４
）の下側壁ケ兼ねるユニット本体（１）の底板で、この
画板（１２１（１：１間Ｋｌｌが’−）”Ｃ仕切板（２
］（３）　トスクｏ　−ル部（５）トが溶接されており
、このスクロール部（５）内に遠心型ファン（６）の一
部を臨ませている。

而して、前室（８）内に位置した平面略Ｕ字状の熱交換
器（７）は、スクロール延長線Ｈに沿い端部（１つがス
クロール部（５）の終端ｆＬｆｉｌ側の仕切板（２）と
結合された右側部（７ａ）と、スクロール延長線（１４
Ｉの終了箇所０ηと交わり遠心型ファン（６）と近接す
る中途箇所（１８１を有する前部（７ｂ）と、端部ａ９
がスクロール部（５）の始端（イ）側の仕切板（３）と
結合された左側部（７Ｃ）との一体重から形成されてい
る。

このようにスクロール延長線Ｑ４１に沿って熱交換器（
７）の右側部（７ａ）をスクロール部（５）の延長部と
して兼ねさせることにより、遠心型ファン（６）からの
吐出されろ空気流を熱交換器（７）の前部（７ｂ）側へ
強制的に案内させるようにしており、併せてスクロール
延長線（Ｉ４）と熱交換器（７）の右側部（７ａ）との
間に細長い吹出小空１１Ｊ］（２Ｄを確保すると共に遠
心型ファン（（１）とこれに近接する中途箇所（１８［
とで左右に二区分して吹出大空間（２：４　ｕ３＋を形
成することにより、第４図の実線矢印の如（遠心型ファ
ン（６）の後方４１１ｔｌから吐出されスクロール部（
５）に沿って吹き出される空気流は吹出小空間ＣＩＵを
経て熱交換器（７）の右１ｉ１！１部（７ａ）へ、遠心
型ファン（６）の右方側から吐出される空気流は右方の
吹出大空間（２湯を経て熱交換器（力の前部（７ｂ）の
右半分へ、遠心型ファン（６）の前方側から吐出される
空気流は右方の吹出大壁間（２２１から左方の吹出大壁
間＠）を経て熱交換器（７）の前部（７ｂ）の左半分へ
、遠心型ファン（６）の左方側から吐出される空気流は
左方の吹出大空間（ハ）を経て熱交換器（力の左側部（
７ｃ）へ夫々導かれるようになっている。

特にこれら空気流か熱交換器（７）の各部（７ａＸ７ｂ
）（７ｃ）へ均一に導かれるようにスクロール延長線α
４）から熱交換器（７）の右側部（７ａ）へ至る吹出小
空間Ｑυの幅寸法（ｌ、）と、遠心型ファン（６）と熱
交換器（７）の中途箇所（１８）との離間寸法（１２）
とを設矩する必要があり、例えは幅寸法（１１）を小さ
くすると熱交換器（７）の右側部（７ａ）”−導かれる
吹出空気量が減り、離間寸法（１２）を小さくすると右
方の吹出大空間（２２１から左方の吹出大空間（ハ）を
経て熱交換器（７）の前部（７ｂ）の左半分へ導かれる
空気量が減る為、充分注意しなければならない。

（２４１（２５）Ｃ１！６Ｊはこの熱交換器（力の各部
（７ａ）（７ｂ）（７ｃ）と均一に熱交換された吹出空
気をユニット本体（１）の前面及び左右両側面から室内
へ送出１゛る吹出口、（２″？）（ＪＩＳ（２１＆ま吹
出空気を水平方向と斜下方向へ変更する風向変更板であ
る。

又、（至）は底板０３）に脚０１）を介して固着した遠
心型ファン（６）のモーター、嬢は脚Ｃ３１）と共に底
板０３）にポル）（３３ｉ締めした吸込ノズル板、　（
３ａは熱交換器（７）で生じたドレンを受けるドレンパ
ンである。

このよ５に、スクロール部（５）から左右方向へ延びた
仕切板＋２１（３１で遠心型ファン（６）の−次側（風
上側）と二次０ＩＩ（風下側）との区画と、熱交換器（
７）の−次側（風上側）と二次側（Ｋ下側）との区画を
行１ぷつと共に、この仕切板＋２＋（３）とスクロール
部（５）とで天版Ｕ２１と底板（１３＋とを上下方向に
補強し、且つこのスクロール部（５）の高さ寸法にユニ
ット本体（１）の高さを抑えられるので、超薄型に仕上
げることが可能であるが、ユニット本体（１）の奥行と
横巾の寸法を短くして小型化馨図る為九熱交換器（７）
として熱交換バイブに針状フィンを巻きつけた熱交換効
率の高い剣状フィン付熱父換器を用いた方が好ましい。

但し、この針状フィン付熱交換器は熱交換効率が高い反
面、通風抵抗が大きく、熱交換器（力で囲まれた吹出小
空間シυ及び吹出大空間（２２）（２３１内の全気圧が
高くなる為、この全気圧に打ち勝つ遠心型ファン（６）
を採用する必要がある。遠心型ファン（６）トしてシロ
ッコファンとターボファンかあるが、シロッコファンは
羽根出口部で得られる静圧が小さく、この圧力な徐々に
高めて吹き出させる長いスクロール部をファンケーシン
グ（４）にもたせなければ本来の送風特性を得ることは
できす、本発明のように熱交換器（７）の右側部（７ａ
）でスクロール部（５）の延長部を兼ねさせてもスクロ
ール部（５）をそのままスクロール延長線α４）上に延
ばした完全なスクロール形態までに至らない為、シロッ
コファンによる本来の送風特性を充分得ることはできな
い。これに対して、ターボファンは羽根出口部で既に非
常に高い静圧が得られるので、シロッコファンのように
圧力を徐々に高めて吹き出させる長いスクロール部は必
要なく、本発明のようにスクロールｍ（５）をファン（
６）の一部が僅かに臨む程度に短くして小型化を図るに
は遠心型ファン（６）としてターボファンを用いた方が
好ましい。

又、遠心型ファン（６）の吹き出し側にはこのファンを
囲むように熱交換器（力を配設している為、遠心型ファ
ン（６）で発生する騒廿が遮断され、特に熱交換器（７
）として通風抵抗が大きい針状フィン付熱交換器を用い
ると、高い遮音効果が得られる。

（へ）発明の効果 本発明によれは、スクロール部の高さ寸法と略等しい超
薄型の形状で、且つ、このスクロール部と仕切板とで上
下方向へ補強された強度のある熱し怪Ｖ 交換ユニットを製作することができ、≠熱交換器で囲ま
れる吹出空間内で遠心型ファンからの吹田空気流を均一
に分散させることによりユニットの奥行寸法を短く抑え
７Ｉがりもこの熱交換器は均一に吹出空気と熱交換され
、高い熱交換効率のもとで三方向から吹き出される調和
空気で室内を満遍無く空気調和することができる。

併せて熱交換効率の高い針状フィン付熱交換器を用いる
ことにより更にユニットの小型化を図ることができ、且
つ、この針状フィン付熱交換器と共にターボファンを用
いれば所望の吹き出し風量を元分得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は熱交換ユ
ニットの横断面図、第２図は第１図の■−■線で切断し
た熱交換ユニットの縦断面図、第３図は熱交換ユニット
の要部を示す透視図、第４図は空気流を示した熱交換ユ
ニットの横断面図で（１）・・・ユニット本体、　＋２
１３）・・・仕切板、　（４）・・・ファンケーシング
、（５）・・・スクロール部、（６）・・・遠心型ファ
ン、　（力・・・熱交換器、　（８）・・・前室、（１
１）・・・後室、　０９（２）・・・端部。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　佐　野　静　夫 第１１図 第１頁の続き ■発明者　百出　哲雄　群馬、１ 会社１ ［相］発明者　宇目　隆彦群馬ｊ 会社１ 呉邑楽郡大泉町大字坂田１８幡地　東京三洋電機株式Ｎ
邑楽郡大泉町大字坂田１８幡地　東京三洋電機株式相

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ユニット本体内を前景と後室とに区画する仕切
   板と、この仕切板の中途部に位置し、後室内へ張り出す
   ファンケーシングのスクロール部ト、このスクロール部
   内に一部臨む遠心型ファンと、０１■室内に位置し両端
   部が仕切板と結合されて遠心型ファンを囲む略Ｕ字状の
   熱又換器とを備えてなる熱交換ユニット。
2. （２）　遠心型ファンがターボファンである特許請求の
   範囲第１項記載の熱交換ユニット。
3. （３）熱交換器が針状フィン付熱交換器である特許請求
   の範囲第１項記載の熱交換ユニット。