JP2018197632A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器の開口部を覆う仕切部の端部において発生する高圧部の圧力を低減でき、異音の発生を抑制できる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機は、ケーシング内に配置され、所定の回転方向(矢印R1)に回転するターボファン(30)と、ケーシング内かつターボファン(30)の周囲に配置された熱交換器(40)と、熱交換器(40)の両端を連結して、熱交換器(40)と共にターボファン(30)を囲う仕切板(50)を備える。上記ターボファン(30)の中心O1は、仕切板(50)の両端を結ぶ線分L1の垂直二等分線L2に対して、ターボファン(30)と仕切板(50)との間の気流方向(矢印R2)における上流側に位置する。
【選択図】図6

Description

この発明は、空気調和機の室内機に関する。
従来、空気調和機の室内機としては、コの字形状の熱交換器を備え、熱交換器の開口部を仕切部で覆って、熱交換器と仕切部で囲まれたターボファンにより吸い込んだ空気を熱交換器を介して二方向に吹き出すものがある(例えば、特開2015−81692号公報(特許文献1)参照)。
上記空気調和機の室内機では、仕切部にターボファンに向けて突出する部分を設けて、二方向の吹出口への空気の流れを均一にしている。
特開2015−81692号公報
上記従来の空気調和機の室内機では、ターボファンの中心は熱交換器およびケーシング本体の中心線上に位置し、熱交換器と仕切部は左右対称な形状であるため、ターボファンの回転方向が一方向であるにもかかわらず、空気の流れが左右で異なることにより仕切部に高圧部が生じて異音が発生するという問題があった。
そこで、この発明の課題は、熱交換器の開口部を覆う仕切部の端部において発生する高圧部の圧力を低減でき、異音の発生を抑制できる空気調和機の室内機を提供することにある。
この発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に配置され、所定の回転方向に回転する遠心ファンと、
上記ケーシング内かつ上記遠心ファンの周囲に配置された熱交換器と、
上記熱交換器の両端を連結して、上記熱交換器と共に上記遠心ファンを囲う仕切部と
を備え、
上記遠心ファンの中心は、上記仕切部の両端を結ぶ線分の垂直二等分線に対して、上記遠心ファンと上記仕切部との間の気流方向における上流側に位置することを特徴とする。
上記構成によれば、所定の回転方向に回転する遠心ファンの中心が、仕切部の両端を結ぶ線分の垂直二等分線に対して、遠心ファンと仕切部との間の気流方向における上流側に位置することによって、熱交換器の開口部を覆う仕切部の下流側の端部と遠心ファンの外周との隙間が、上流側の端部と遠心ファンの外周との隙間よりも広くなる。これにより、大きな異音が発生する仕切部の下流側の端部近傍の圧力が下がるので、熱交換器の開口部を覆う仕切部の端部において発生する高圧部の圧力を低減でき、異音の発生を抑制できる。
また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
上記ケーシングの上記熱交換器に対して上記仕切部と反対の側に吹出口を設けた。
上記実施形態によれば、ケーシングの熱交換器に対して仕切部と反対の側に吹出口を設けることによって、遠心ファンからの吹出空気が、熱交換器を介して吹出口からスムーズに吹き出すことができる。
また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
上記仕切部は、平面視において両端を結ぶ線分よりも外側に向かって膨出しており、
上記仕切部の両端を結ぶ上記線分と上記仕切部によって囲まれた領域に上記遠心ファンの一部が重なっている。
上記実施形態によれば、平面視において仕切部の両端を結ぶ線分よりも外側に向かって仕切部が膨出しており、その仕切部の両端を結ぶ線分と仕切部によって囲まれた領域に遠心ファンの一部が重なることによって、外側に向かって膨出するように湾曲した仕切部に沿って遠心ファンが回転して、遠心ファンからの吹出空気を仕切部がスムーズに案内すると共に、ケーシング内の収納スペースを小さくできる。
また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
上記熱交換器は、平面視において、第1熱交換部と、上記第1熱交換部の上記遠心ファンの回転方向の上流側に位置する第2熱交換部と、上記第1熱交換部の上記遠心ファンの回転方向の下流側に位置する第3熱交換部と、を有し、
上記第3熱交換部は、上記第2熱交換部よりも短い。
上記実施形態によれば、第1熱交換部の遠心ファンの回転方向の下流側に位置する第3熱交換部を、第1熱交換部の遠心ファンの回転方向の上流側に位置する第2熱交換部よりも短くすることによって、第3熱交換部の端部に配管接続部を設けて、ケーシング内に接続配管のスペースを確保することができる。また、上記第2熱交換部と第3熱交換部を同じ長さにした場合に比べて、仕切部の下流側の端部と遠心ファンの外周との隙間を、仕切部の上流側の端部と遠心ファンの外周との隙間よりもより広くすることが可能になる。
以上より明らかなように、この発明によれば、所定の回転方向に回転する遠心ファンの中心が、仕切部の両端を結ぶ線分の垂直二等分線に対して、遠心ファンと仕切部との間の気流方向における上流側に位置するように、遠心ファンを配置することによって、熱交換器の開口部を覆う仕切部の端部において発生する高圧部の圧力を低減でき、異音の発生を抑制できる空気調和機の室内機を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機の室内機を斜め下方から見た斜視図である。 図2は上記室内機を斜め上方から見た斜視図である。 図3は上記室内機の下面図である。 図4は図3のIV−IV線から見た断面図である。 図5は上記室内機のパネルやドレンパンなどを外した状態を示す下面図である。 図6は上記室内機のターボファンの中心の位置を示す図である。 図7は上記室内機のターボファンの中心の位置を示す図である。 図8は図5の室内機にフラップを取り付けた状態を示す下面図である。 図9は上記室内機のフラップを外した状態を示す下面図である。 図10は上記第1実施形態の室内機の室内機の圧力分布を示す図である。 図11は図10のXI−XI線から見た圧力分布を示す図である。 図12はこの発明の第2実施形態の空気調和機の室内機のパネルやドレンパンなどを外した状態を示す下面図である。
以下、この発明の空気調和機の室内機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機の室内機を斜め下方から見た斜視図を示している。この室内機は、天井埋め込み型の室内機である。
この第1実施形態の空気調和機の室内機は、図1に示すように、ケーシング本体1と、ケーシング本体1の下側に取り付けられた矩形状のパネル2と、パネル2に着脱可能に取り付けられたグリル3とを備えている。上記ケーシング本体1とパネル2およびグリル3でケーシングを構成している。
上記パネル2の長手方向の一方に、パネル2の短辺に沿って吹出口10を設けている。また、パネル2にフラップ20を回動可能に取り付けている。図1では、フラップ20により吹出口10が閉じられた状態を示す。
また、上記ケーシング本体1の側壁から突出するようにドレンソケット7を設けている。このドレンソケット7に外部からドレンホース(図示せず)を接続する。また、配管接続部5,6を、ケーシング本体1の側壁から突出するように設けている。この配管接続部5,6に、外部から冷媒配管(図示せず)を接続する。
なお、図1において、8は電装品部であり、101〜103は、ケーシング本体1から側方に突出するように夫々設けられた吊り金具である。
また、図2は上記室内機を斜め上方から見た斜視図を示しており、図2において、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
また、図3は上記室内機の下面図を示している。図3において、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図3に示すように、ケーシング本体1の中央部分に吸込口1aを設けている。この吸込口1aとグリル3との間にフィルタ4(図4に示す)を取り付けている。
図4は図3のIV−IV線から見た断面図を示しており、図4において、図1〜図3と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図4に示すように、ケーシング本体1内に、モータ31により駆動されるターボファン30を配置している。また、ケーシング本体1の吸込口1aとターボファン30との間にベルマウス32を配置している。また、ケーシング本体1内かつターボファン30の周囲に熱交換器40と仕切板50を配置している。さらに、ケーシング本体1内かつ熱交換器40と仕切板50の下側にドレンパン60を配置している。
上記ターボファン30は、遠心ファンの一例である。また、仕切板50は、仕切部の一例である。なお、仕切部は、ケーシングと一体に形成されていてもよい。
また、ケーシング本体1内に、ターボファン30からの吹出空気をパネル2の吹出口10に案内する通風路Pを形成している。
また、図5はパネル2やドレンパン60などを外した状態の室内機の下面図を示している。
図5に示すように、ケーシング本体1は、吹出口10(図9に示す)側の第1壁部11と、その第1壁部11に対向する第2壁部12と、第1壁部11と第2壁部12との間に設けられて互いに対向する第3壁部13と第4壁部14とを有する。
上記熱交換器40は、平面視において、第1熱交換部41と、上記第1熱交換部41に対してターボファン30の回転方向(矢印R1)の上流側に位置する第2熱交換部42と、上記第1熱交換部41に対してターボファン30の回転方向(矢印R1)の下流側に位置する第3熱交換部43とを有する。
そして、円弧形状の仕切板50を介して熱交換器40の両端を連結して、熱交換器40と仕切板50によりターボファン30を囲んでいる。仕切板50は、外側に向かって膨出している。
上記熱交換器40の第3熱交換部43の端部に配管接続部5,6を接続している。また、ケーシング本体1内かつ仕切板50と第2壁部12との間の第3壁部13側に、ドレンポンプ70を配置している。
図6は上記室内機のターボファン30の中心O1の位置を示しており、ターボファン30の中心O1は、仕切板50の両端を結ぶ線分L1の垂直二等分線L2に対して、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(矢印R2)における上流側(図6中の垂直二等分線L2の左側)に位置する。
さらに、上記ターボファン30の中心O1の位置は、図7に示すように設定されている。上記熱交換器40は、平面視において線対称な形状の熱交換部40a(図7に示す斜線領域)を有している。この線対称な形状の熱交換部40aにおける対称軸L3に対して、ターボファン30の中心O1が、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(矢印R2)における上流側(図7中の対称軸L3の左側)に位置するように、ターボファン30を配置している。
ここで、熱交換器40とケーシング本体1との位置関係については、熱交換器40の線対称な形状の熱交換部40aの対称軸L3と、ケーシング本体1の長手方向の中心線が一致するように、ケーシング本体1内に熱交換器40を配置するのが望ましい。
また、図8は図5に示す室内機にフラップ20(斜線で示す)を取り付けた状態を示しており、図9は上記室内機のフラップ20を外した状態を示している。図8,図9において、図1〜図7と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図8,図9に示すように、平面視においてコの字形状の熱交換器40は、ケーシング本体1の第1壁部11に平行に配置された第1熱交換部41と、その第1熱交換部41の一端に連なる第2熱交換部42と、第1熱交換部41の他端に連なる第3熱交換部43とを備えている。
上記第2熱交換部42は、第1熱交換部41側から先端側に向かって第3壁部13との間隔が徐々に狭くなっている。また、第3熱交換部43は、第1熱交換部41側から先端側に向かって第4壁部14との間隔が徐々に狭くなっている。すなわち、熱交換器40は、第2熱交換部42と第3熱交換部43との間隔が両端に向かって徐々に広がっている。
また、上記吹出口10は、図9に示すように、ケーシング本体1の第1壁部11(図8に示す)に沿うように設けられた長方形状の第1吹出口部10aと、第1吹出口部10aの両端部からケーシング本体1の第2壁部12(図8に示す)に向かって延在する第2吹出口部10bを設けている。
また、上記吹出口10からの吹出空気の風向を制御するフラップ20は、図8に示すように、ケーシング本体1の第1壁部11に沿うように設けられたフラップ本体20aと、フラップ本体20aの両端部からケーシング本体1の第2壁部12側に向かって延びる補助フラップ20bとを有する。
上記構成の室内機によれば、所定の回転方向(R1)に回転するターボファン30(遠心ファン)の中心O1が、仕切板50(仕切部)の両端を結ぶ線分L1の垂直二等分線L2に対して、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(R2)における上流側に位置することによって、熱交換器40の開口部を覆う仕切板50の下流側の端部とターボファン30の外周との隙間が、仕切板50の上流側の端部とターボファン30の外周との隙間よりも広くなる。これにより、大きな異音が発生する仕切板50の下流側の端部近傍の圧力が下がるので、熱交換器40の開口部を覆う仕切板50の端部において発生する高圧部の圧力を低減でき、異音の発生を抑制することができる。
本発明者は、ターボファン30の中心O1を、仕切板50の両端を結ぶ線分L1の垂直二等分線L2に対して、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(R2)における上流側にした条件でシミュレーションを実施した。このシミュレーションによって、仕切板50の下流側の端部近傍の圧力が下がり、熱交換器40の開口部を覆う仕切板50の端部で発生する高圧部の圧力が低減されて、異音の発生を抑制することが確認できた。
図10は上記第1実施形態の室内機のシミュレーションにより得られた圧力分布を示しており、図11は図10のXI−XI線から見た圧力分布を示している。図10,図11に示すように、熱交換器30の開口部を覆う仕切板50の下流側の端部近傍に発生する高圧部の圧力が低減されている。
また、上記パネル2の熱交換器40に対して仕切板50と反対の側に吹出口10を設けることによって、ターボファン30からの吹出空気が、熱交換器40を介して吹出口10からスムーズに吹き出すことができる。
また、図6に示すように、平面視において仕切板50(仕切部)の両端を結ぶ線分L1よりも仕切板50が外側に向かって膨出しており、その仕切板50(仕切部)の両端を結ぶ線分L1と仕切板50によって囲まれた領域にターボファン30の一部が重なることによって、外側に向かって膨出するように湾曲した仕切板50に沿ってターボファン30が回転して、ターボファン30からの吹出空気を仕切板50がスムーズに案内すると共に、ケーシング本体1内の収納スペースを小さくできる。
また、上記熱交換器40の第1熱交換部41のターボファン30の回転方向の下流側に位置する第3熱交換部43を、第1熱交換部41のターボファン30の回転方向の上流側に位置する第2熱交換部42よりも短くすることによって、第3熱交換部43の端部に配管接続部5,6を設けて、ケーシング本体1内に接続配管のスペースを確保することができる。また、第2熱交換部42と第3熱交換部43を同じ長さにした場合に比べて、仕切板50の下流側の端部とターボファン30の外周との隙間を、仕切板50の上流側の端部とターボファン30の外周との隙間よりもより広くすることができる。
上記第1実施形態では、遠心ファンとしてターボファン30を用いたが、シロッコファンなどの他の遠心ファンを用いてもよい。
〔第2実施形態〕
図12はこの発明の第2実施形態の空気調和機の室内機のパネルやドレンパンなどを外した状態の下面図を示している。この第2実施形態の空気調和機の室内機は、熱交換器を除いて第1実施形態の空気調和機の室内機と同一の構成をしており、図1〜図9を援用する。
この第2実施形態の空気調和機の室内機は、図12に示すように、平面視においてコの字形状の熱交換器140を備えている。この熱交換器140は、ケーシング本体1の第1壁部11に平行に配置された第1熱交換部141と、その第1熱交換部141の一端に連なる第2熱交換部142と、第1熱交換部141の他端に連なる第3熱交換部143とを備えている。第2熱交換部142は、第2壁部12に対して平行になるように延在している。また、第3熱交換部143は、第3壁部13に対して平行になるように延在している。
上記第2実施形態の空気調和機の室内機は、第1実施形態の空気調和機の室内機と同様の効果を有する。
なお、ケーシング本体の形状によらず、第1熱交換部141の両端から延びる第2,第3熱交換部142,143が互いに平行になるように延在していればよい。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の空気調和機の室内機は、吹出口を除いて第1実施形態の空気調和機の室内機と同一の構成をしており、図1〜図5を援用する。
上記第1実施形態では、一方向に吹き出す1つ吹出口10を備えた室内機について説明したが、この第3実施形態の空気調和機の室内機は、3方向に吹き出す吹出口を備えている。
詳しくは、パネル2の短辺に沿って吹出口10を設けると共に、パネル2の対向する長辺に沿って第2,第3の吹出口を夫々設けている。
上記第3実施形態の空気調和機の室内機は、第1実施形態の空気調和機の室内機と同様の効果を有する。
上記第1〜第3実施形態では、ケーシング本体1とパネル2およびグリル3で構成されたケーシングを備えた室内機について説明したが、ケーシングの形状はこれに限らない。
また、上記第1〜第3実施形態では、コの字形状の熱交換器40を備えた室内機について説明したが、熱交換器はこれに限らず、円弧形状やV字形状、あるいはU字形状などの熱交換器であってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、天井埋め込み型の室内機について説明したが、室内機はこれに限らず、天吊り型の室内機などにこの発明を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、熱交換器40は、第1熱交換部41と、第1熱交換部41の一端に連なる第2熱交換部42と、第1熱交換部41の他端に連なる第3熱交換部43とを有する熱交換器40を備えた室内機について説明したが、第1熱交換部と第2熱交換部と第3熱交換部とが分割された熱交換器40を備えた室内機にこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
1…ケーシング本体
1a…吸込口
2…パネル
3…グリル
4…フィルタ
5,6…配管接続部
7…ドレンソケット
8…電装品部
10…吹出口
11…第1壁部
12…第2壁部
13…第3壁部
14…第4壁部
20…フラップ
30…ターボファン(遠心ファン)
31…モータ
32…ベルマウス
40,140…熱交換器
41,141…第1熱交換部
42,142…第2熱交換部
43,143…第3熱交換部
50…仕切板(仕切部)
60…ドレンパン
70…ドレンポンプ
この発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に配置され、所定の回転方向に回転する遠心ファンと、
上記ケーシング内かつ上記遠心ファンの周囲に配置された熱交換器と、
上記熱交換器の両端を連結して、上記熱交換器と共に上記遠心ファンを囲う仕切部と
を備え、
上記仕切部(50)は、平面視において両端を結ぶ線分よりも外側に向かって膨出するように湾曲しており、
上記遠心ファンの中心は、上記仕切部の両端を結ぶ線分の垂直二等分線に対して、上記遠心ファンと上記仕切部との間における上記遠心ファンの回転に沿った気流方向の上流側に位置することを特徴とする。
また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
記仕切部の両端を結ぶ上記線分と上記仕切部によって囲まれた領域に上記遠心ファンの一部が重なっている。

Claims (4)

  1. ケーシング(1,2,3)と、
    上記ケーシング(1,2,3)内に配置され、所定の回転方向に回転する遠心ファン(30)と、
    上記ケーシング(1,2,3)内かつ上記遠心ファン(30)の周囲に配置された熱交換器(40)と、
    上記熱交換器(40,140)の両端を連結して、上記熱交換器(40,140)と共に上記遠心ファン(30)を囲う仕切部(50)と
    を備え、
    上記遠心ファン(30)の中心は、上記仕切部(50)の両端を結ぶ線分の垂直二等分線に対して、上記遠心ファン(30)と上記仕切部(50)との間の気流方向における上流側に位置することを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
    上記ケーシング(1,2,3)の上記熱交換器(40,140)に対して上記仕切部(50)と反対の側に吹出口(10)を設けたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機の室内機において、
    上記仕切部(50)は、平面視において両端を結ぶ線分よりも外側に向かって膨出しており、
    上記仕切部(50)の両端を結ぶ上記線分と上記仕切部(50)によって囲まれた領域に上記遠心ファン(30)の一部が重なっていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の空気調和機の室内機において、
    上記熱交換器(40,140)は、平面視において、第1熱交換部(41,141)と、上記第1熱交換部(41,141)の上記遠心ファン(30)の回転方向の上流側に位置する第2熱交換部(42,142)と、上記第1熱交換部(41,141)の上記遠心ファン(30)の回転方向の下流側に位置する第3熱交換部(43,143)と、を有し、
    上記第3熱交換部(43,143)は、上記第2熱交換部(42,142)よりも短いことを特徴とする空気調和機の室内機。
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