JPS60158216A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS60158216A JPS60158216A JP1481784A JP1481784A JPS60158216A JP S60158216 A JPS60158216 A JP S60158216A JP 1481784 A JP1481784 A JP 1481784A JP 1481784 A JP1481784 A JP 1481784A JP S60158216 A JPS60158216 A JP S60158216A
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- JP
- Japan
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- component
- condensate
- composition
- cured product
- polyepoxy
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- Pending
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- Epoxy Resins (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性と可撓性のバランスのとれた硬化物を与
えるエポキシ樹脂組成物に関するものである。本発明の
組成物は宇宙航空機器、鉄道用の構造材料として特に有
用である。
えるエポキシ樹脂組成物に関するものである。本発明の
組成物は宇宙航空機器、鉄道用の構造材料として特に有
用である。
エポキシ樹脂は優れた耐熱性、電気絶縁性、耐薬品性、
機械特性を有することから、塗料、接着剤、封止剤、構
造材等の分野で広汎に用いられている。特に近年、炭素
繊維との複合材料(CFRP)が金属と同等もしくはそ
れ以上の機械的強度、弾性率を有し、かつ軽量化が可能
となることにより、宇宙航空機器の構造材料、鉄道、自
動車等の輸送産業用基材、またはゴルフシャフト、つす
竿、スキー板等のレジャー用部材として用いられており
、今後とも大きな発展が期待されている。
機械特性を有することから、塗料、接着剤、封止剤、構
造材等の分野で広汎に用いられている。特に近年、炭素
繊維との複合材料(CFRP)が金属と同等もしくはそ
れ以上の機械的強度、弾性率を有し、かつ軽量化が可能
となることにより、宇宙航空機器の構造材料、鉄道、自
動車等の輸送産業用基材、またはゴルフシャフト、つす
竿、スキー板等のレジャー用部材として用いられており
、今後とも大きな発展が期待されている。
現在、CFRP用マトリックス樹脂として用いられてい
るポリエポキシ化合物としてはつり竿、ゴルフシャフト
用にビスフェノールAのジグリシジルエーテル〔エビコ
ー) 828、エピコート1=o 04 等:油化シェ
ルエポキシ■商品名〕等が:宇宙航空機器の構造材料用
にアミンフェノールのポリエポキサイド(ELM−12
0:住友化学■商品名〕、メチレンジアニリンのテトラ
エポギサイド(YH−434:東部化成■商品名〕、タ
レゾールノボラックポリエポキサイド〔エピコート15
4:油化シェルエポキシ■商品名〕、オルソクレゾール
ノボラックエボキザイド(EOCN1048:日本化薬
■商品名〕等が利用されているO また、硬化剤としてテトラヒドロフタル酸無水物、無水
メチルナジック酸等の酸無水物が使用されている。
るポリエポキシ化合物としてはつり竿、ゴルフシャフト
用にビスフェノールAのジグリシジルエーテル〔エビコ
ー) 828、エピコート1=o 04 等:油化シェ
ルエポキシ■商品名〕等が:宇宙航空機器の構造材料用
にアミンフェノールのポリエポキサイド(ELM−12
0:住友化学■商品名〕、メチレンジアニリンのテトラ
エポギサイド(YH−434:東部化成■商品名〕、タ
レゾールノボラックポリエポキサイド〔エピコート15
4:油化シェルエポキシ■商品名〕、オルソクレゾール
ノボラックエボキザイド(EOCN1048:日本化薬
■商品名〕等が利用されているO また、硬化剤としてテトラヒドロフタル酸無水物、無水
メチルナジック酸等の酸無水物が使用されている。
一般にエポキシ樹脂の硬化物の耐熱性と伸びは相関があ
り、硬化物の耐熱性(ガラス転移点)が高くなるにつれ
て硬化物の伸びは低下する。従って、耐熱性が比較的要
求されず、可撓性が要求されるつり竿、ゴルフシャフト
用の材料としては汎用のビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテルが、耐熱性が要求される宇宙航空機器の構造
材料としては可撓性を犠牲にしてノボラックポリエポキ
サイド、アミノフェノールのポリエポキサイド等が使用
されている。
り、硬化物の耐熱性(ガラス転移点)が高くなるにつれ
て硬化物の伸びは低下する。従って、耐熱性が比較的要
求されず、可撓性が要求されるつり竿、ゴルフシャフト
用の材料としては汎用のビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテルが、耐熱性が要求される宇宙航空機器の構造
材料としては可撓性を犠牲にしてノボラックポリエポキ
サイド、アミノフェノールのポリエポキサイド等が使用
されている。
従って、前者の硬化物においては耐熱性のよ抄向上が、
後者の硬化物においては可撓性のより向上が望まれてい
るのが実情である。
後者の硬化物においては可撓性のより向上が望まれてい
るのが実情である。
本発明者等は耐熱性と可撓性のバランスのとれた硬化物
を与えるため、硬化剤としてポリフェノールを種々検討
したところ、特定のポリフェノールは耐熱性も可撓性も
優れる硬化物を与えることを見い出し、本発明に到達し
た。
を与えるため、硬化剤としてポリフェノールを種々検討
したところ、特定のポリフェノールは耐熱性も可撓性も
優れる硬化物を与えることを見い出し、本発明に到達し
た。
即ち、本発明は、
■成分:
フェノール類とシクロヘキサンジオン類トの縮合物 1
00重量部 ■成分: ポリエポキシ化合物 10〜250重量部0成分: 硬化触媒 ■成分のo、i〜5重量弊 上記(4)成分、(6)成分および0成分が上記割合で
配合されているエポキシ樹脂組成物を提供するものであ
る。
00重量部 ■成分: ポリエポキシ化合物 10〜250重量部0成分: 硬化触媒 ■成分のo、i〜5重量弊 上記(4)成分、(6)成分および0成分が上記割合で
配合されているエポキシ樹脂組成物を提供するものであ
る。
本発明において、囚成分の縮合物は、シクロヘキサジオ
ン1モルに対し、フェノール類を5〜100モル、好ま
しくは10〜30モル仕込み、両者を酸性触媒の存在下
に50〜180℃、好ましくは50〜130℃で1〜7
時間、反応させることにより得られるもので、常温で固
体のものであるO 上記シクロヘキサンジオン類としてii、1.2−シク
ロヘキサンジオン、1,3−シクロヘキサンジオン、1
,4−シクロヘキサンジオンが使用できる。
ン1モルに対し、フェノール類を5〜100モル、好ま
しくは10〜30モル仕込み、両者を酸性触媒の存在下
に50〜180℃、好ましくは50〜130℃で1〜7
時間、反応させることにより得られるもので、常温で固
体のものであるO 上記シクロヘキサンジオン類としてii、1.2−シク
ロヘキサンジオン、1,3−シクロヘキサンジオン、1
,4−シクロヘキサンジオンが使用できる。
また、フェノール類としては、フェノール、オルソクレ
ゾール、メタクレゾール、パラクレゾール、オルトブロ
モフェノール、メタブロモフェノール、パラブロモフェ
ノール、カテコール、レゾルシン、ハイドロキノン、キ
シレノール、フチルフェノール、ノニルフェノール、フ
ェニルフェノール、ビスフェノール等が使用でキル。
ゾール、メタクレゾール、パラクレゾール、オルトブロ
モフェノール、メタブロモフェノール、パラブロモフェ
ノール、カテコール、レゾルシン、ハイドロキノン、キ
シレノール、フチルフェノール、ノニルフェノール、フ
ェニルフェノール、ビスフェノール等が使用でキル。
更に、酸性触媒としては、硫酸、塩酸、臭化水素等の鉱
酸、パラトルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フ
ェノールスルホン酸、キシレンスルホン酸等のスルホン
酸類、蓚酸、マロン酸、コハク酸、酢酸、モノクロル酢
酸、ジクロル酢酸等のカルボン酸類が使用される@酸性
触媒の使用量は、触媒の種類、反応条件等により異なる
が、通常、フェノール類の0.1〜10重量%の割合で
使用される。
酸、パラトルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フ
ェノールスルホン酸、キシレンスルホン酸等のスルホン
酸類、蓚酸、マロン酸、コハク酸、酢酸、モノクロル酢
酸、ジクロル酢酸等のカルボン酸類が使用される@酸性
触媒の使用量は、触媒の種類、反応条件等により異なる
が、通常、フェノール類の0.1〜10重量%の割合で
使用される。
縮合反応は、溶媒を特に必要としないが、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クメン、エチルベンゼン、フロビル
ベンゼン、フロビルエーテル、フチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン等の不活性溶媒を用いてもよい。
ルエン、キシレン、クメン、エチルベンゼン、フロビル
ベンゼン、フロビルエーテル、フチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン等の不活性溶媒を用いてもよい。
縮合反応終了後の縮合生成物の精製は、反応容器内に苛
性カリ、苛性ソーダ、水酸化カルシウム、炭酸ソーダ、
炭酸カリ等のアルカリ水溶液を添加して中和した後、水
層を除去し、次いで未反応のフェノール類を分離するこ
とにより行われる。
性カリ、苛性ソーダ、水酸化カルシウム、炭酸ソーダ、
炭酸カリ等のアルカリ水溶液を添加して中和した後、水
層を除去し、次いで未反応のフェノール類を分離するこ
とにより行われる。
このようにして得られる囚成分の具体例を示せば、次の
構造式で示されるものが挙げられる。
構造式で示されるものが挙げられる。
(以下余白)
次に、([1成分のポリエポキシ化合物は、分子内に少
なくとも2個以上の1.2−エポキシ基を有する化合拗
で、例えば、一般式山 (式中、R1は炭素数1〜6個の2価のアルキレ1 1 又は−■を、nはθ〜約2の数を表わす)で示されるポ
リエポキシ化合物、ノボラック型フェノール樹脂とエピ
クロルヒドリンから得られるノボラックポリエポキサイ
ド、フタル酸とエピクロルヒドリンから得られるポリエ
ポキシ化合物、バラ−・イドロオキシ安息香酸とエピク
ロルヒドリンより得られるポリエポキシ化合物、トルイ
ジンやアニリン等の芳香族アミンとエピクロルヒドリン
よ知得られるポリエポキシ化合物等の他に、次式(訃〜
閏で示されるポリエポキシ化合物が挙げられる。
なくとも2個以上の1.2−エポキシ基を有する化合拗
で、例えば、一般式山 (式中、R1は炭素数1〜6個の2価のアルキレ1 1 又は−■を、nはθ〜約2の数を表わす)で示されるポ
リエポキシ化合物、ノボラック型フェノール樹脂とエピ
クロルヒドリンから得られるノボラックポリエポキサイ
ド、フタル酸とエピクロルヒドリンから得られるポリエ
ポキシ化合物、バラ−・イドロオキシ安息香酸とエピク
ロルヒドリンより得られるポリエポキシ化合物、トルイ
ジンやアニリン等の芳香族アミンとエピクロルヒドリン
よ知得られるポリエポキシ化合物等の他に、次式(訃〜
閏で示されるポリエポキシ化合物が挙げられる。
(以下余白)
〔式中、YはH,Ct、 CHs、OCH3であり、n
はθ〜2の整数である〕 〔式中、R□、R2は水素原子またはメチル基を示す〕 (M) 〔式中、Rは■、炭素数1〜18のアルキル基、ctま
たはBrであ抄;Yは0CHaまたは炭素数1〜8のア
ルキル基であり、mはθ〜5の整数である〕 これらポリエポキシ化合物は単独で用いても、または二
種以上併用してもよい。
はθ〜2の整数である〕 〔式中、R□、R2は水素原子またはメチル基を示す〕 (M) 〔式中、Rは■、炭素数1〜18のアルキル基、ctま
たはBrであ抄;Yは0CHaまたは炭素数1〜8のア
ルキル基であり、mはθ〜5の整数である〕 これらポリエポキシ化合物は単独で用いても、または二
種以上併用してもよい。
これらポリエポキシ化合物の一部(30重量%以内)を
高級脂肪酸のグリシジルエステル:脂環式エポキシ樹脂
;フェニルグリシジルエーテル:オクチレン、ドデセン
等のオレフィンのオキサイド;フタノール、2−エチル
ヘキシルアルコール、ドテシルアルコール、エチレンク
リコール、フタンジオール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ペンタエリスリトール、グ
リセリン、ネオペンチルグリコール、プロパントリオー
ル等のアルコール類のグリシジルエーテル等の反応性希
釈剤におきかえることができる。
高級脂肪酸のグリシジルエステル:脂環式エポキシ樹脂
;フェニルグリシジルエーテル:オクチレン、ドデセン
等のオレフィンのオキサイド;フタノール、2−エチル
ヘキシルアルコール、ドテシルアルコール、エチレンク
リコール、フタンジオール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ペンタエリスリトール、グ
リセリン、ネオペンチルグリコール、プロパントリオー
ル等のアルコール類のグリシジルエーテル等の反応性希
釈剤におきかえることができる。
そして、(0成分の硬化触媒としては、例えばテトラエ
チルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウム
プロミド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド等の
四級アンモニウム塩;ベンジルジメチルアミン、トリエ
チルアミン、 2.4.6−(トリスジメチルアミノメ
チル)−フェノール等の三級アミン:2メチル4メチル
イミダゾール、2−フェニルイミタソール、1−ベンジ
ル−2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチル
イミダゾールアジン、炭素数11のイミダゾールアジン
等のイミダゾール類等のアミン系の硬化触媒が挙げられ
る。
チルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウム
プロミド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド等の
四級アンモニウム塩;ベンジルジメチルアミン、トリエ
チルアミン、 2.4.6−(トリスジメチルアミノメ
チル)−フェノール等の三級アミン:2メチル4メチル
イミダゾール、2−フェニルイミタソール、1−ベンジ
ル−2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチル
イミダゾールアジン、炭素数11のイミダゾールアジン
等のイミダゾール類等のアミン系の硬化触媒が挙げられ
る。
(81成分のポリエポキシ化合物と囚成分の縮合物であ
るポリフェノールの配合比は、一般に(6)成分のエポ
キシ基当量と(4)成分のフェノール性水酸基当量が等
量となるのを目安にして配合される。具体的にはポリフ
ェノールの種類、硬化温度、硬化時間にもよるが(A)
成分の縮合物100重量部に対し、(ロ)成分のポリエ
ポキシ化合物を10〜250重量部の割合で用しへる。
るポリフェノールの配合比は、一般に(6)成分のエポ
キシ基当量と(4)成分のフェノール性水酸基当量が等
量となるのを目安にして配合される。具体的にはポリフ
ェノールの種類、硬化温度、硬化時間にもよるが(A)
成分の縮合物100重量部に対し、(ロ)成分のポリエ
ポキシ化合物を10〜250重量部の割合で用しへる。
(O成分の硬化触媒は、(B)成分のポリエポキシ化合
物の0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%の
割合で用いる〇 これら囚、(6)および(O成分の他に、顔料、無機充
填剤、ガラス繊維、紫外線吸収剤、溶剤、軟化点降下剤
(フェノール)を配合してもよい。
物の0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%の
割合で用いる〇 これら囚、(6)および(O成分の他に、顔料、無機充
填剤、ガラス繊維、紫外線吸収剤、溶剤、軟化点降下剤
(フェノール)を配合してもよい。
囚乃至(0成分の混合は、(ロ)成分が液体のときは両
者を単に混合すればよいか、(〜成分、(6)成分共に
常温で固体であるときはロール、ニーダ−等を用いて加
熱混合されたり、溶剤に溶解して行われる。硬化は組成
物を50〜200℃で0.5〜lO時間加熱することに
より達成される。
者を単に混合すればよいか、(〜成分、(6)成分共に
常温で固体であるときはロール、ニーダ−等を用いて加
熱混合されたり、溶剤に溶解して行われる。硬化は組成
物を50〜200℃で0.5〜lO時間加熱することに
より達成される。
本発明のエポキシ樹脂組成物は硬化性に優れ、かつ、得
られる硬化物は耐熱性、可撓性、耐水性に富むものであ
る。
られる硬化物は耐熱性、可撓性、耐水性に富むものであ
る。
以下に実施例をあげてさらに具体的な説明をするが、こ
れらの実施例は例示であり、本発明は実施例によって制
限されるものではない。
れらの実施例は例示であり、本発明は実施例によって制
限されるものではない。
■成分の縮合物の製造例
吻l・
還流冷却器、攪拌器および温度計を備えた内容積3tの
反応器内に、フェノール1.88 Of(20モル)、
1.4−シクロヘキサンジオン112t(1モル)およ
び35%塩酸60.59を仕込み、内容物を70℃で攪
拌した。この場合、発熱反応のため内容物の温度が一時
的に80℃まで上昇したが、20分後には70℃にもど
り、この温度で引き続き5時間反応させた。この時、1
,4−シクロヘキサンジオンの転化率は100%に達し
た。
反応器内に、フェノール1.88 Of(20モル)、
1.4−シクロヘキサンジオン112t(1モル)およ
び35%塩酸60.59を仕込み、内容物を70℃で攪
拌した。この場合、発熱反応のため内容物の温度が一時
的に80℃まで上昇したが、20分後には70℃にもど
り、この温度で引き続き5時間反応させた。この時、1
,4−シクロヘキサンジオンの転化率は100%に達し
た。
その後、前記反応器の還流冷却器にかえて冷却分液器を
つけ、系内の温度を70℃から150℃まで徐々に上昇
させ、引き続き40wHgの減圧下で最高180℃まで
加熱することによって生成水と未反応フェノールを留去
して赤紫色生成物を3802得た。
つけ、系内の温度を70℃から150℃まで徐々に上昇
させ、引き続き40wHgの減圧下で最高180℃まで
加熱することによって生成水と未反応フェノールを留去
して赤紫色生成物を3802得た。
この生成物を高速液体クロマトグラフィーによって分析
したところ、分子量が260〜900の1.4−シクロ
ヘキサンジオン−フェノール縮合生成物の混合物であり
、軟化点は145℃であった。
したところ、分子量が260〜900の1.4−シクロ
ヘキサンジオン−フェノール縮合生成物の混合物であり
、軟化点は145℃であった。
例2゜
例1と同様の反応を1.4−シクロヘキサンジオンの代
りに1,3−シクロヘキサンジオンtJflいて行ない
、分子量が250〜1,000、軟化点80℃の1,3
−シクロヘキサンジオン−フェノール縮合物3602を
得た。
りに1,3−シクロヘキサンジオンtJflいて行ない
、分子量が250〜1,000、軟化点80℃の1,3
−シクロヘキサンジオン−フェノール縮合物3602を
得た。
実施例1〜2、比較例1〜4
油化シェルエポキシ特製ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテル1エピコート828” (商品名、エポキシ
当量187)100重量部に、次に示す構造のポリフェ
ノールまたは無水メチルナジック酸、および硬化触媒で
あるN、N−ジメチルベンジルアミンを表1のように配
合し、1.0 m HHの減圧下で10分間脱泡処理し
た後、注型金型内に注入し、80℃で3時間前硬化し、
150℃で3時間、更に200℃で3時間加熱して完全
硬化させ、縦150fi、横150+w、厚さ311m
の硬化物を得た。
ルエーテル1エピコート828” (商品名、エポキシ
当量187)100重量部に、次に示す構造のポリフェ
ノールまたは無水メチルナジック酸、および硬化触媒で
あるN、N−ジメチルベンジルアミンを表1のように配
合し、1.0 m HHの減圧下で10分間脱泡処理し
た後、注型金型内に注入し、80℃で3時間前硬化し、
150℃で3時間、更に200℃で3時間加熱して完全
硬化させ、縦150fi、横150+w、厚さ311m
の硬化物を得た。
この硬化物の物性を表1に示す。
■成分の硬化剤の構造
実施例1
例1で得た縮合物
実施例2
例2で得た縮合物
比較例1
Cf(a
比較例2
比較例3
n=0〜5
比較例4
実施例3〜4、比較例5
油化ジェルエポキシ■製クレゾールノボラックポリエポ
キサイドエピコート154″(商品名、エポキシ当量1
7B)100重量部に、次に示されるポリフェノールと
N、N−ジメチルベンジルアミンを表−2に示す部用い
る他は、実施例1と同様にして注型板を成型した。
キサイドエピコート154″(商品名、エポキシ当量1
7B)100重量部に、次に示されるポリフェノールと
N、N−ジメチルベンジルアミンを表−2に示す部用い
る他は、実施例1と同様にして注型板を成型した。
実施例3
例1で得た縮合物
実施例4
例2で得た縮合物
比較例5
但しnは約2.8
これらの注型板の物性を表2に示す。
第1頁の続き
0発明者 江本 正昭 宇部重大PJ1串所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、囚成分: フェノール類とシクロヘキサンジオン類との縮合生成物 100重量部 (B)成分: ポリエポキシ化合物 10〜250重量部 0成分゛ 硬化触媒 (6)成分の0.1〜5重量% 上記■成分、(6)成分およびC)成分が上記割合で配
合されていることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1481784A JPS60158216A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1481784A JPS60158216A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60158216A true JPS60158216A (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=11871590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1481784A Pending JPS60158216A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60158216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001026842A1 (en) * | 1999-10-12 | 2001-04-19 | Borden Chemical, Inc. | Improvements in ester cured binders |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP1481784A patent/JPS60158216A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001026842A1 (en) * | 1999-10-12 | 2001-04-19 | Borden Chemical, Inc. | Improvements in ester cured binders |
JP2003511518A (ja) * | 1999-10-12 | 2003-03-25 | ボーデン・ケミカル・インコーポレーテッド | エステル硬化結合剤の改良 |
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