JPS60158203A - 分離剤 - Google Patents

分離剤

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JPS60158203A
JPS60158203A JP59014958A JP1495884A JPS60158203A JP S60158203 A JPS60158203 A JP S60158203A JP 59014958 A JP59014958 A JP 59014958A JP 1495884 A JP1495884 A JP 1495884A JP S60158203 A JPS60158203 A JP S60158203A
Authority
JP
Japan
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polymer
glycidyl methacrylate
amino acid
metal salt
glycidyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP59014958A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yuki
結城 陽一
Ichiro Okamoto
一郎 岡本
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP59014958A priority Critical patent/JPS60158203A/ja
Publication of JPS60158203A publication Critical patent/JPS60158203A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分蘭剤、特にラセミ化合物の光学分割訃をもつ
液体クロマトグラフィー用充jiIi剤を杉、j (共
するものである。
水弁す11の分離剤により光学分割が可能な化合物と1
7では、例えばアミノ酸が挙げられるが、アミノ酸は;
Ml常一方の対掌体のみを必要とするもので、この〕:
つな光学分割用充填剤は光学活性なアミノ酸の製造にお
いてその純度を知ろうλで重要々分析手段と1.て需要
が多い。
(従来技術) こわまでアミノ酸又はアミノ酸の金属塩をポリマーに担
持させて得られる充填剤と17でけ■。
A、 Davankov らの文献(Dokl、 Ak
ad、 Na、uk 5SSR,。
986(1971))に記載されている架橋クロロメチ
ル化ポリスチレンとL−プロリン又け■1−ヒドロキシ
プロリンのメチルエステルを反応すせた後エステルを加
水分軸し2て得らハるポリマーに2価の銅あるいけニッ
ケルイオンを含む溶離液を用いて光学分割を行なうもの
や、O,Qul、vorolらによるポリアクリルアミ
ドにホルムアルデヒドを介し7てL−プロリンを結合し
7だもの(文献:J、 OhrOmai;(l跡204
.185 (1981’))が知られている。
一方、シリカゲルの様な無核化合物にシラン化合物を介
l〜でアミノ酸もしくはそのd6導体を担持させたもの
と12てはKm Sugden ら(文献:J。
ohroma、togr、 、ユif 、228(19
80)λG、GubitZら(文献: J、 Hlgh
、 Re5olut、 Ohr−omatogr、 &
 Ohromatogr。
Oonnm、 2,145 (1979))、V、 A
、 Davanko v ら(文献: Angew、 
Chem、■nt、 ga、 gngx、 21.9s
o (1982))による方法などがある。又、逆相系
シリカゲルカラムにアミノ酸誘導体を保持させたものと
してはV、LDavankOv ら(文献: Ohro
matOgraphia13.677(1980))、
特開昭57−176936゜特開昭58−96062な
どがある、とわらのうちクロロメチル化ポリスチレン及
びポリアクリルアミドゲルにL−プロリン等のアミノ酸
もし7くはその初導体を担昇させる場合、立体障害や反
応性の乏しいことから充分な和持蓋を得るには長い反応
時間をit〜だ。又シリカゲルにシラン化合物を介して
担持させる方法1士シラン化合物の加水分解などによる
脱離が問題となる。
又、逆相系カラムに保持させる方法では安定性が問題で
ある。
(発明の目的) 本発明は極めて反応性に富むグリシジル基を廟するグリ
シジルメタクリレートを単独あるいは共重合することに
よって得らり、るポリマーのグリシジル基に各種アミノ
酸の金属塩を付加させることによって光学活性基を担持
した優れた光学分割能をもつ充填剤を得ることを可能に
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によって得られる充填剤はグリシジルメタクリレ
ートを重合し、て得られるポリマーのグリシジル基に光
学活性なアミノ酸金属塩を付加させたものを物理的吸着
あるいは化学的に結合させることによって11,1体に
相持でせてなるものである。
本発明において用いられるクリシジルメタクリレートポ
リマーの重合方法はパーオキシド類やアゾヒスイソブチ
ロニトリル、々どを開始剤とするラジカル重合法、或い
はグリニーヤール試薬やアルキル金属類を用いたイオン
重合法などがMげられる。
一方、これに反応させるアミノ酸は光学活性なものであ
ることが必要であるが、光学純度は敵密r(純粋である
必要はない。一般には天然に得られる一方の光学−N性
体を用いるととは原料の入手の答易さから好ましいが、
これに限られるものではない。
本充填剤の特徴部分をなす光年活性基を有する高分子体
は、1つの合成法としてグリシジルメタクリレートのポ
リマーにアミノ酸の金属塩を適当々治媒例えばメタノー
ル、塩化メチレン、ジンチルホルムアミドなどの単独あ
るいけ混合溶媒の中で反応させて祷られるが、この方法
pc限られることなくグリシジルメタクリレ−) 1/
Cアミノ酸金属塙を反応させた後1■j合1.てパ<I
Jママ−してもよい0 本発明においてはグリシジルメタクリレートにこJ]と
共11ノ合可能な次のような紀2成分を共重合させても
よい凸かかる連合性モノマーとしてはスチレン系ビニル
モノマーとしてスチレン、パラメチルスチレンなど、ア
クリル酸エステル系とニルモノマーとしてメチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、ノルマルブチルメタ
クリレート、ターンヤリ−ブチルメタクリレート、ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−エチルへキシルメタ
クリレート、ステアリルメタクIル−トナト、その他の
ビニルモノマートシてアクリロニトリル、4−ビニルピ
リジン、2−ビニルピリジン、アクリルアミド、メタク
1ノルアミドなどが例示される。
これらのビニルモノマーは1種又は2種以上用いること
ができる。
グリシジルメタクリレートとこれら重合性モノマーの共
重合組成はグリシジルメタクリレートとのモル比がO’
、001乃至1000であり、好ましくは0,01乃至
100であり、更に好まし7〈け0.1乃至10である
得られるポリマーは次の一般式(1)もしくけ(2)で
表わされる構造を含むものである。
1 0 0 1 (1) (2) 上式中R” 、 R2,R5は使用するアミノ酸によっ
て規定される基で、プロ゛リンもしくはヒドロキシプロ
リンの場合は(2)式で表わされる環構造をかし、R5
はそれぞれ一0H2−oH2−OH2−、、−aa2−
OR(OH) 0H2−である。その他のアミノ酸の場
合は(1)式で表わされ、 R1,R2は次の表−1の
如くになる。
表−1 同、上記一般式中*は不斉炭素を表わす。
又Mは金属であることを表わし、反応においてはNa、
に、Liなどのアルカリ金属又はOa。
Mg などのアルカリ土類金属などが例示されるが、光
学分割用充填剤として使用する場合にはOu 、 Ni
 、 Co などの遷移金属に置換しておくことが必要
である。
上記方法で得られた高分子体をそのまま粉砕しカラムに
充填[7た場合は充分な光学分割能を発揮させることが
困難である。本発明においては上記高分子体をシリカゲ
ルやガラスピーズなどの無機担体或いはポリスチレンゲ
ル、ポリアクリルアミドゲルなどの有機担体に塗布等の
物理的吸着もしくは化学結合により担体に担持させる。
又本発明において提供される充填剤の合成方法としては
グリシジルメタクリレートのポリマーを担体に塗布もし
くけ化学結合した後アミノ酸金属塩を付加することが出
来石が、もちろんこれに限られるものではない。
(発明の効果) 本発明によって提供される分離剤は、特にアミノ酸を液
体クロマトグラフィーによって光学分割する場合に用い
ることができる。特にこれを高速液体クロマトグラフィ
ーに用いる場合高圧に耐えることが壁床されるが、本発
明によれば耐圧性に優れた担体を撰択することによって
充分な耐圧性を有し、しかも分離効率の高い充填剤を容
易に得ることが可能となる。
以下実施例をもって詳述するが本発明はこれに限定され
るものではない。
〔合成例1〕 グリシジルメタクリレートをアゾビスイソブチロニトリ
ルを開始剤として重合させ数平均分子量27,000の
ポリマーを得た。このポリマー1.42 t flf、
祿ジメチルホルムアミド(DMF)に溶解し、L−プロ
リンのナトリウム塩1.37Fを加えて80℃にて7時
間反応させた後メタノール5 me中に移して得られた
不溶物をろ治して分離した。ろ進物を硫酸銅2rを5Q
wlの水に溶解した水溶液に移し銅塩としたところ得ら
れたポリマーは青色を呈した。
〔比較例1〕 合成例1で得られたポリマーを粉砕し7、内径0.46
171+長さ25俤のステンレス製円筒カラムに充填し
7.0.25413モル硝酸銅水溶液を溶離液として各
種アミノ酸のラセミ体の光学分割を試みたが良い分離は
得られなかった。
〔合成例2〕 グリシジルメタクリレートをアゾビスイソブチロニトリ
ルを開始剤として1合させて得られたポリグリシジルメ
タクリレート1.Ofを転線DM?20m1に溶かし、
トリエトキシアミノプロビルシランで処理した平均粒子
径10μm1細孔径1000 Aのシリカゲル3.5f
に加え、70℃で4時間反応させた後、グラスフィルタ
ーでろ遮した。塩化メチレンで洗った後、L−プロリン
のナトリウム塩1.5Fを戦慄DMF20m/と乾線メ
タノール10g/の混合溶媒に溶かしたものに加え、8
0℃で6時間反応させた。得られた固形物はろ過後メタ
ノールで洗った後1.5Vの硫酸銅を50−の水に溶か
した水溶液中に移1−で銅塩とし充填剤を得た。
以下の実施例において分離係数は次式で与えられる。
〔実施例1〕 合成例2で得られた充填剤を内径0.4611m、長さ
25薗のステンレス製円筒カラムに充填し、各釉アミノ
酸のラセは体の光学分割を行なったところ次の結果を得
た。
溶離液に0.25 ミIJそルの硫酸銅を用い、50℃
で1.0d/分流した場合の分離係数は表−2の如くで
あった。
表−2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. グリシジルメタクリレ−1・重合体のグリシジル基tて
    光学活イニトなアミノ酸の金属塩を伺/Jnさせたもの
    を和体に担持させてなる分肉1′1剤。
JP59014958A 1984-01-30 1984-01-30 分離剤 Pending JPS60158203A (ja)

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Cited By (2)

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CN105413660A (zh) * 2015-12-17 2016-03-23 山东大学 一种基于纳米二氧化硅结构的高吸附重金属离子螯合剂及其制备方法

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JPS5914957A (ja) * 1982-07-16 1984-01-25 Osaka Insatsu Ink Seizo Kk 粗面又は凹凸面に印刷された不織布

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