JPH04248819A - 多孔性樹脂及びその製造方法 - Google Patents

多孔性樹脂及びその製造方法

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JPH04248819A
JPH04248819A JP790091A JP790091A JPH04248819A JP H04248819 A JPH04248819 A JP H04248819A JP 790091 A JP790091 A JP 790091A JP 790091 A JP790091 A JP 790091A JP H04248819 A JPH04248819 A JP H04248819A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多孔性樹脂およびその製
造方法に関する。更に詳しくは、本発明の多孔性樹脂は
新規な架橋多孔構造を有することを特徴とする球状の多
孔性樹脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スチレン等の芳香族系付加重合性単量体
と架橋性単量体との3次元架橋共重合体である多孔性吸
着剤(以下、多孔性吸着剤と略記する)はその疎水的な
性質により、水中或いは有機溶媒−水混合液中に含有さ
れる有用物質の吸着による回収、或いは不純物の選択的
除去などに広く用いられている。
【0003】多孔性吸着剤の応用分野としては、発酵原
液より医薬品、食品等として有用な物質を回収したり、
医薬品、食品等の混合物より不純物成分を選択的に吸着
除去すること等がある。これらの有用物質の回収、或は
精製分離のプロセスにおいては、通常、多孔性吸着剤へ
の溶媒からの被吸着物質の吸着、及び吸着物質の多孔性
吸着剤からの溶離の2種類の工程が含まれる。
【0004】これらのプロセスを効率よく操作するため
には、多孔性吸着剤への被吸着物質の吸着量を向上させ
、一回の操作での物質の回収率を増加させることが要求
されるが、多孔性吸着剤への被吸着物質の吸着は、吸着
剤の多孔度,親水性度等の性質によって違ってくる。
【0005】しかして、吸着剤の多孔性は、芳香族系付
加重合性単量体と架橋性単量体を共重合する際に用いら
れる生成芳香族系付加重合体と互に相溶性のない溶媒或
はその混合物の作用によって付与され且つ影響を受ける
。また、これらの芳香族系架橋共重合体から成る多孔性
吸着剤は、その疎水的な性質のために、実際の精製分離
プロセスにおいて、被吸着物質を含有する水溶液との親
和性に欠け、多孔性吸着剤の乾燥により、被処理水溶液
での浮上現象がしばしば生起する。
【0006】一方、親水性の芳香族系架橋共重合体とし
て、p−アセトキシスチレンとジビニルベンゼンとの溶
液重合による架橋共重合体を粉砕、分級し、次いでこの
得られた共重合体粒子を加水分解することによって得た
架橋ポリヒドロキシスチレンが知られている(N.Ka
wabata  etal,Ind.Eng.Chem
.Res,1990,29,1889〜1893参照)
。 しかしながら、これは粉砕品であるため、形状が一様で
なく、吸着剤として使用するのには適していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の架橋樹脂の更なる改良に関するものであり、被吸着物
質を含有する水溶液との親和性が改良されると共に、効
率よく有用物質の除去、回収をおこなうことが出来る多
孔性吸着剤を提供し、且つその多孔性吸着剤の有用な製
造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
水溶液との親和性が高い吸着剤の改良を目指して鋭意検
討をおこなった結果、樹脂中にある種の官能基を含有さ
せることにより目的とする樹脂が得られ、その樹脂は特
定の方法で製造しうることを見いだし本発明の完成に至
った。
【0009】すなわち本発明は、前記請求項1に記載の
一般式(A)、(B)、及び(C)で示される構造単位
をそれぞれ、0.5〜96重量%、4〜80重量%、0
〜50重量%の範囲で含有することを特徴とする球状架
橋多孔性樹脂並びに、m−又はp−アルコキシスチレン
、ポリビニル化合物及びアルコキシスチレン以外のモノ
ビニル化合物を全単量体に対し、夫々0.5〜96重量
%,4〜80重量%,及び0〜50重量%含有する混合
物を多孔性形成剤及びラジカル重合性開始剤の存在下、
懸濁共重合することにより球状架橋共重合体を得、該共
重合体を酸性或いは塩基性雰囲気下で加水分解し、アル
コキシスチレンから誘導される単位を、請求項1におけ
る一般式(A)で示される構造に変換することを特徴と
する球状架橋多孔性樹脂の製造方法に存する。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おける球状架橋多孔性樹脂に含有される一般式(A)で
示される構造は一般的にその前駆体である芳香族系ビニ
ル化合物により導入される。これらは例えば、エトキシ
スチレン、メトキシスチレン、プロポキシスチレン、t
−ブトキシスチレン等のアルコキシスチレン類が用いら
れる。
【0011】ここで用いられるアルコキシスチレン類は
、いずれも酸性或いは塩基性条件下での加水分解反応条
件下で容易に一般式(A)で示される構造に変換される
ものである。また、一般式(A)で示される構造単位を
有する化合物、つまり、ハイドロキシスチレン類は従来
より反応性が高いことが知られ、本発明のポリビニル化
合物との共重合反応を行うには適さず、アルコキシスチ
レンを導入後、加水分解する方法が好んで用いられる。
【0012】一般式(B)で示される構造式中、炭素数
1〜3のアルキル基としては、メチル基,エチル基が挙
げられ、アリーレン基としては1,4−フェニレン基等
のフェニレン基、1,4−ナフチレン基等のナフチレン
基が挙げられる。一般式(B)で示される構造単位を有
する化合物の具体例として芳香族ポリビニル化合物が挙
げられ、具体的には、ジビニルベンゼン,ジビニルトル
エン,ジビニルキシレン,ジビニルナフタリン等が用い
られ、また脂肪族ポリビニル化合物として、エチレング
リコールジメタクリレートやトリメチロールプロパント
リメタクリレートも使用することが出来る。これらのう
ち、ジビニルベンゼン,ジビニルトルエン等のベンゼン
核に炭素数1〜3のアルキル基で置換された芳香族ポリ
ビニル化合物が有用である。
【0013】一般式(C)で示される該球状架橋共重合
体を構成するアルコキシスチレン以外のモノビニル化合
物中、芳香族モノビニル化合物としては、スチレン、ビ
ニルトルエン、ビニルナフタリン、エチルビニルベンゼ
ン等があげられる。また上記の芳香族ビニル化合物の他
にメタクリル酸メチル、アクリロニトリル、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、メタクリル酸、アクリル酸
エチル等の脂肪族モノビニル化合物も使用することがで
きる。
【0014】これらの化合物は、目的とする多孔性樹脂
の性質に従って適宜全ビニルモノマーに対し、0〜50
重量%添加して本発明の多孔性樹脂を製造することが出
来る。本発明に従って球状架橋多孔性樹脂を製造するに
当り、アルコキシスチレン,ポリビニル化合物,アルコ
キシスチレン以外のモノビニル化合物の混合比率は任意
の割合で変え得るが、アルコキシスチレン量は全ビニル
化合物に対して、0.5〜96重量%が用いられる。こ
の場合、0.5重量%未満では、本発明の効果が得にく
い、また96重量%を越える場合には架橋反応の効率が
悪く得られた樹脂の実用性に乏しい。また、架橋剤であ
るポリビニル化合物の全ビニル化合物に対する割合は、
通常、4〜80重量%、好ましくは15〜60重量%の
範囲で選定される。
【0015】これらモノビニル化合物とポリビニル化合
物は、公知の方法に従って懸濁重合され、その際、重合
開始剤としては過酸化ジベンゾイル、過酸化ラウロイル
、t−ブチルハイドロパーオキサイド、アゾビスイソブ
チロニトリル等が用いられ、通常全モノマーに対して0
.5〜5重量%程度用いられる。重合温度は、重合開始
剤の種類、濃度によっても異なるが、通常は40〜90
℃の範囲で選ばれる。
【0016】上記公知の方法に従って懸濁重合した重合
体は、多孔性構造を有していることが特徴である。つま
り、比表面積として、100m2 /g以上、また細孔
容積として0.2ml/g以上、有していることが必要
である。重合時、これらの多孔性構造を付与するために
用いられる溶媒としては、例えば、トルエン、ベンゼン
等の芳香族化合物、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル化合物、イソアミルアルコール、メチルイソブチルカ
ルビノール等のアルコール類、n−ヘプタン、イソオク
タン等の飽和炭化水素類、ジクロルエタン、トリクロロ
エチレン等のハロゲン系溶媒、フタル酸ジオクチル、ア
ジピン酸ジブチル等の可塑剤、ポリスチレン、ポリ酢酸
ビニル等のポリマー等が有用である。
【0017】これらの多孔性構造を付与する溶媒の使用
割合は、有機溶媒或いは可塑剤を用いる場合には、全単
量体に対して、50〜250重量%、ポリスチレン等の
線状ポリマーを用いる場合には、全単量体に対し、1〜
20重量%用いる。この様にして得られた共重合体は、
懸濁重合反応に用いた溶媒等を除いた後、酸性水溶液、
あるいは塩基性水溶液中で加水分解処理することにより
アルコキシ基が水酸基に変換される。酸性水溶液として
は、塩酸、硫酸、硝酸、等の無機酸のいずれのものも使
用できる。濃度としては、1モル/l以上であれば反応
を進行させることができるが、好ましくは2モル/l以
上の濃度で、50℃以上の温度条件下で行なわれる。ま
た、塩基性水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム等、種々のアルカリ性の水
溶液を用いることができる。濃度としては、1モル/l
以上で、40℃以上の温度が用いられる。
【0018】かくして得られた球状多孔質架橋共重合体
は、それ自体合成吸着剤として用いうる他、常法により
スルホン化またはクロルメチル化及びそれに続くアミノ
化によりイオン交換樹脂、キレート樹脂に誘導すること
も可能である。また、本発明の方法により得た多孔性吸
着剤を使用した場合、吸着剤からの被吸着物質の溶離に
ついては、適切な溶媒が選択され使用されるが一般的に
は、被吸着物質の分子量、化学構造、化学安定性等によ
り選択される。また、操作の上での溶媒の一般的な選択
としては被吸着物質の吸着工程の使用溶媒に比べ、被吸
着物質に対して、強く溶解性を促進する様な溶媒が好ん
で用いられる。これら溶媒としては、例えば、メチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブ
チルアルコール、アミルアルコール等のアルコール類、
アセトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、アセ
トニトリル等の有機溶媒が用いられる。
【0019】更には、被吸着物質のイオン性解離基に働
きかけるような各種緩衝溶液あるいは酸性溶液、アルカ
リ性溶液が用いられる。例えば、酢酸緩衝液、リン酸緩
衝液等である。または、塩酸溶液、硫酸溶液、水酸化ナ
トリウム溶液、アンモニア水溶液等である。以上の様な
溶離剤を用いるがこれらは単独、或いは混合して用いら
れる或いは逐時的に用いられる。
【0020】以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。なお、実施例中、比表面積は窒素吸着法によ
って測定した。
【0021】
【実施例】製造例1 ジビニルベンゼン(純度80%、残りはエチルビニルベ
ンゼン)70重量部、p−ターシャリ−ブトキシスチレ
ン(北興化学製)30重量部、トルエン100重量部を
混合し、さらに、ジベンゾイルパーオキサイド1.0重
量部を混合し、分散剤を含んだ懸濁媒体中に滴下して、
攪拌下、油滴を形成した。加熱を行い、浴温度を80℃
に昇温した後、80℃で10時間保持し、液滴を重合せ
しめた。
【0022】得られた、共重合ビーズを水洗しビーズに
付着した分散剤を取り除いた。共重合ビーズを水中に再
び懸濁し、攪拌下、加熱を行い95℃で5時間保持する
ことにより、ビーズに含有されるトルエンを除去した。 得られた共重合ビーズの収率は原料モノマーの重量基準
で91%であった。得られた共重合ビーズ100重量部
を400重量部の20%塩酸水溶液中に懸濁し、80℃
に加熱し、5時間保持した。
【0023】得られた樹脂を水でカラム洗浄し、目的と
する樹脂を得た。乾燥樹脂換算の重量減より、30重量
部にあたる、ブチル基が理論量どうり、脱離したことを
確認した。この樹脂をサンプルAとする。
【0024】製造例2 トルエン100重量部のかわりにトルエン150重量部
を用いること以外は、製造例1と同様な方法により反応
を実施した。得られた共重合ビーズの収率は原料モノマ
ーの重量基準で91%であった。得られた樹脂をサンプ
ルBとする。
【0025】製造例3 トルエン150重量部のかわりにイソオクタン150重
量部を用いること以外は、製造例2と同様な方法により
反応を実施した。得られた共重合ビーズの収率は原料モ
ノマーの重量基準で91%であった。得られた樹脂をサ
ンプルCとする。
【0026】比較製造例1 ジビニルベンゼン(純度80%)70重量部、スチレン
30重量部、トルエン100重量部を混合し、さらに、
ジベンゾイルパーオキシサイド1.0重量部を混合し、
分散剤を含んだ懸濁媒体中に滴下して、攪拌下、油滴を
形成した。加熱を行い、浴温度を80℃に昇温した後、
80℃で10時間保持し、液滴を重合せしめた。得られ
た、共重合ビーズを水洗しビーズに付着した分散剤を取
り除いた。
【0027】共重合ビーズを水中に再び懸濁し、攪拌下
、加熱を行い95℃で5時間保持することにより、ビー
ズに含有されるトルエンを除去した。得られた共重合ビ
ーズの収率は原料モノマーの重量基準で91%であった
。得られた樹脂をサンプルDとする。
【0028】比較製造例2 ジビニルベンゼン(純度80%)70重量部、p−ター
シャリ−ブトキシスチレン30重量部、トルエン100
重量部を混合し、さらに、ジベンゾイルパーオキサイド
1.0重量部を混合し、分散剤を含んだ懸濁媒体中に滴
下して、攪拌下、油滴を形成した。加熱を行い、浴温度
を80℃に昇温した後、80℃で10時間保持し、液滴
を重合せしめた。
【0029】得られた、共重合ビーズを水洗しビーズに
付着した分散剤を取り除いた。共重合ビーズを水中に再
び懸濁し、攪拌下、加熱を行い95℃で5時間保持する
ことにより、ビーズに含有されるトルエンを除去した。 得られた共重合ビーズの収率は原料モノマーの重量基準
で91%であった。この様にして得られた製造例1にお
ける未加水分解樹脂をサンプルEとする。
【0030】実施例1 樹脂の吸着容量の評価 上記各製造例で得られたサンプルA、B、C、D、Eに
ついて標準物質を用いて吸着性試験を行った。
【0031】(セファロスポリン−Cの吸着試験)各サ
ンプルを充填したカラムにセファロスポリン−Cの水溶
液(pHは塩酸で2.5に調整)を添加し、各濃度での
平衡吸着濃度を求めた。この平衡吸着等温線より、外液
濃度が2000ppmになる点での平衡吸着量を求めた
。その結果をまとめて表1に示す。
【0032】また、サンプルA、B、C、D、Eの物理
的構造についても表1にまとめて示した。
【0033】樹脂の親水性の評価 得られたサンプルA、B、C、D、Eを0.1torr
  50℃で6時間保持し、乾燥を行なった。乾燥サン
プルを各々2.0gを採取し、25mlメスシリンダー
中に静置した。次に、各メスシリンダー中に脱塩水、或
いは0.1 mol/lの水酸化ナトリウム水溶液10
mlを添加し、各樹脂のメスシリンダー下部への沈降時
間を記録した。その結果を表1にまとめて表示した。
【0034】
【発明の効果】本発明は多孔性吸着剤への被吸着物質の
拡散を改良し、迅速に物質を吸着し、また、短時間に物
質を溶離する様な工業的使用の各分野、つまり、医薬品
、食品等の精製分野において有効に利用されるものであ
る。
【0035】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(A),(B)及び(C)で示
    される構造単位をそれぞれ0.5〜96重量%,4〜8
    0重量%及び0〜50重量%の範囲で含有することを特
    徴とする球状架橋多孔性樹脂。 【化1】 (式中、OH基はm位またはp位) 【化2】 【化3】 〔式中、Xは置換基を有していても良いアリール基,カ
    ルボキシル基,またはカルボキシルエステル基を表わし
    、R3 は水素又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。 〕
  2. 【請求項2】  m−又はp−アルコキシスチレン,ポ
    リビニル化合物及びアルコキシスチレン以外のモノビニ
    ル化合物を全単量体に対し、夫々0.5〜96重量%,
    4〜80重量%及び0〜50重量%含有する混合物を多
    孔性形成剤及びラジカル重合性開始剤の存在下、懸濁共
    重合することにより球状架橋共重合体を得、該共重合体
    を酸性或いは塩基性雰囲気下で加水分解し、アルコキシ
    スチレンから誘導される単位を請求項1における一般式
    (A)で示される構造に変換することを特徴とする球状
    架橋多孔性樹脂の製造方法。
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