JPS60158161A - スルフエンアミド類の製造方法 - Google Patents

スルフエンアミド類の製造方法

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JPS60158161A
JPS60158161A JP59014675A JP1467584A JPS60158161A JP S60158161 A JPS60158161 A JP S60158161A JP 59014675 A JP59014675 A JP 59014675A JP 1467584 A JP1467584 A JP 1467584A JP S60158161 A JPS60158161 A JP S60158161A
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formula
represented
reaction
chloride
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JP59014675A
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English (en)
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Kengo Tatsuoka
立岡 研吾
Kiyoshi Tobinaga
飛永 清
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Mitsubishi Kasei Polytec Co
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Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゴムの早期加硫防止剤として有効に使用され
るスルフェンアミド類の改良された製造方法に係る。
スルフェンアミドの製造法は、例えば特公昭号公報に記
載された方法は、アミド化合物とスルフェニルクロライ
ドとをジメチルホルムアミドを溶媒とし、酸結合剤とし
てトリエチルアミンを使用する方法であるが1反応終了
後の後処理工程で溶媒の回収、トリエチルアミン塩酸塩
の分解及びトリエチルアミンの回収等の工程が必要とな
り、さらに改良された製造方法が望まれているが、前者
に記載された方法では、フタルイミドとスルフェニルク
ロライドとの反応において、反応媒体として水を使用し
、酸結合剤としてアルカリを用いることにより溶媒等の
回収の省略を図っているが、フタルイミドが水に溶解し
ないため、それを可溶化状態に保つために乳化剤を加え
ており、乳化剤を用いることが必須となっている。した
かりて、スルフェニルクロライドが水中で分解する可能
性があること及び反応終了後のP郷工程で乳化剤に起因
する発泡が生じ、濾過速度も遅(なって生産性にとって
好ましからざる現象が起ること等の問題があった。後者
に記載された方法では、酸結合剤として第3級アミンが
使用されているので、依然として第3級アミン塩の分解
、第3級アミンの回収が必要であり工業的不利は免れ得
ない。
本発囮者らは、乳化剤を使用することなく、また第3級
アミン塩の分解、第3級アミンの回収をすることな(、
アミド化合物とスルフェニルハライドとの反応によりス
ルフェンアミド類を好収率で工業的有利に製造する方法
について鋭意検討した結果1反応系に酸結合剤と相聞移
動触媒とを存在させることにより、従来法における不都
合を回避しうることを見い出し本発明を完成するに到っ
た。
すなわち1本発明の目的は、反応系に酸結合剤及び相間
移動触媒を存在させたスルフェンアミド類の改良された
製造方法を提供するにある。
しかして、本発明の要旨は、 一般式 〔式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、シ
クロアルキル基、アリール基、アルキレン基、シクロア
ルキレン基、アリ−レジ基を。
Roはアルキレン基、シクロアルキレン基、アリーレン
基を、R1は水素原子、前述のRまたは鳥で示される基
またはカルボニル基を介して結合したRまたはRoヲ示
す。R1はRまたは馬と結合して窒素原子を含む複素環
構造を構成していてもよい。〕 で表わされるアミド化合物と、 一般式 R2−61−X ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・C■)〔式中、R2は置換基を有してい
てもよいアルキル基、シクロアルキル基、了り−ル基を
、xはハロゲン原子を示す。〕 で表わされるハロゲン化スルフェニルと、酸結合剤との
反応により 一般式 %式% ( 〔式中、R,R,、、Rt及びR2は前述と同じ意味を
示す。〕 で表わされるスルフェンアミド類を製造する方法におい
て、反応系に相聞移動触媒を存在させることを特徴とす
るスルフェンアミド類の製造方法に存する。
本発明方法を詳細に説明するに、本発明方法で使用する
一般式(I)で表わされるアミド化合物としては、特に
制限されるものではなく、例えば、Rとしては炭素原子
数/〜20C以下「01〜20Jのように記す。〕程度
の直鎖または分岐鎖を有するアルキル基;フェニル基、
トリル基、ナフチル基等で置換されたアルキル基;アル
キル基、ニトロ基、ハロゲン原子等の置換基を有してい
てもよいシクロヘキシル、シクロオクチル等のシクロア
ルキル基;または前述の置換基ヲ仔していてもよいフェ
ニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基があげら
れる。鳥はメチル基、ニトロ基、ハロゲン原子等で置換
されていてもよいアルキレン基、シクロアルキレン基、
アリーレン基があげられる。R1は、Rま゛たは八と同
じであってもよいけれども5通常はカルボニル基を介し
たRまたはR8であるのが好ましく、特にカルボニル基
を介してR1がRまたは馬と窒素原子を介した複素環構
造になっているのが好ましい。具体的に、一般式(iJ
で表わされるアミド化合物としては1例えばスクシンイ
ミド、グルタルイミド、フタルイミド、3. ll。
S、乙−テトラハロフタルイミド、マレインイミ、 ド
、シクロへキジルーフ、2−ジカルボキシイミド−1I
−シクロヘキセン−7、コージカルボキシイミド、ベン
ズアミド、N−アルキルベンズアミド、ベンズアニリド
、ベンズトルイシド、ニーベンゾイミダゾリノン、コー
ベンゾチアゾリノン、、2−イミダゾリノン、/、 2
. ’l、 、t−ベンゼンテトラカルボキシリック−
/、2 : ’+、&−ジイミド、S、S−ジメチルヒ
ダントイン、ナフタルイミド、ビシクロ[X、X、t]
−へブドーS−エン−コツ3−ジカルボキシイミド −へキサクロロビシクロC ’+ 2,’ 〕−へ〕フ
トーSーエンーコ,3ージカルボキシイミド尿素。
N, N’−ジアルキル尿素、ジフェニル尿素,トリア
ルキル尿素、N, N’−シクロアルキル尿素等各る。
本発明方法で用いられる一般式(TI)で表わされるハ
ロゲン化スルフェニル類のR2は一% K 制限される
ものではないが、メチル基、クロル原子、ニトロ基等の
置換基を有していてもよいアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基であり、これらの主鎖を構成する炭素原
子数は3〜gの範囲にあるのが特に好ましい。Xは普通
ハロゲン化スルフェニルのクロル原子で,Lる。具体例
としては、メチルスルフェニルクロライド、エチルスル
フェニルクロライド、イノプロピルスルフェニルクロラ
イド、 n−ブチルスルフェニルクロライド、オクチル
スルフェニルクロライド、ニーエチルへキシルスルフェ
ニルクロライド、フェニル□メチルスルフェニルクロラ
イド、クロライド、メチルフェニルスルフェニルクロラ
イド、シクロへキシルスルフェニルクロライド等があげ
られ、これらの内でも特にイソプロピルスルフェニルク
ロライド、n−ブチルスルフェニルクロライド、シクロ
へキシルスルフェニルクロライド、フェニルスルフェニ
ルクロライド等の利用価値が高い。しかして、ノ・ロダ
ン化スルフェニル類の使用量は、アミド化合物に対して
化学当量部数用いられ、具体的には、例えばフタルイミ
ドの場合、該イミド1モルに対シテシクロへキシルスル
フェニルクロライド1モル、/、 2. ’i、 3−
ベンゼンテトラカルボキシリック−/、2:’l、!−
ジイミドの場合該イミド1モルニ対してシクロへキシル
スルフェニルクロライトコモル用いる。勿論、ハロゲン
化スルフェニル類のアミド化合物に対する使用量は、化
学当1部数より多少増減があっても差支えない。
特にアミド化合物は、ハロゲン化スルフェニル類に対し
て/〜i、i当量比の範囲の計で使用するのが好ましい
本発明方法に使用されるば結合剤としては、特にその種
類は制限されないが、通常塩基を用いるのが好ましく、
該塩基としてはアルカリ金属の水酸格物またはアルカリ
土類金属の水酸化物であるのが望ましい。酸結合剤の使
用量は、アミド化合物及びハロゲン化スルフェニル類の
反応によって生成するハロゲン化水素を完全に捕捉する
に足る量があれば充分であり、生成するハロゲン化水素
と等モルであるのが好ましい。
該塩基は通常濃厚な溶液として用いられる。
本発明方法で使用される相間移動触媒としては1例えば
一般式(■) R3R4R5R6W Y ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(■)〔式中、Wは窒素
原子または燐原子、R3、R4、R5及びR6はアルキ
ル基、アリール基またはアリールアルキル基であり、そ
れぞれ異なっていてもよく、Yはハロゲン原子または酸
性亜硫酸基を示す。〕 で表わされる第り級アンモニウム塩iたは第9級ホスホ
ニウム塩があげられ、具体的にはベンジルトリメチルア
ンモニウムブロマイド、ベンジルトリエチルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルトリプロピルアンモニウムクロ
ライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、
ベンジルトリヘキシルアンモニウムクロライド、ベンジ
ルトリオクチルアンモニウムクロライド、テトラメチル
アンモニウムクロライド、テトラエチルアンモニウムブ
ロマイド、テトラプロピルアンモニウムクロライド、テ
トラブチルアンモニウムブロマイド、テトラエチルアン
モニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウムアイオ
ダイド、テトラヘキシルアンモニウムブロマイド、テト
ラオクチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチル
アンモニウムクロライド、ブチルトリエチルアンモニウ
ムブロマイド、ラウリルトリエチルアンモニウムブロマ
イド、エチルトリブチルアンモニウムブロマイド、イノ
ブチルトリブチルアンモニウムブロマイド、ヘキシルト
リブチルアンモニウムブロマイド、オクチルトリブチル
アンモニウムブロマイド、ラウリルトリブチルアンモニ
ウムブロマイド、メチルトリオクチルアンモニウムクロ
ライド、ベンジルトリブチルホスホニウムブロマイド、
ベンジルトリフェニルホスホニウムクロライド、テトラ
ブチルホスホニウムブロマイド、トリブチルへキシルホ
スホニウムブロマイド、トリブチルオクチルホスホニウ
ムブロマイドがあり、この内でも第ダ級アンモニウム塩
が本発明方法においての取扱いが容易であり、特に一般
式(IVJ中のR3,R4,R5及びR6がC1〜2o
のアルキル基またはC6〜1oのアリール基またはアリ
ールアルキル基であるものを用いるのが好ましい。
しかして、相間移動触媒の添加量は、アミド化合物の使
用量、アミド化合物とハロゲン化スルフェニル類の反応
の難易度によって異なるけれども、使用したアミド化合
物に対して0.05〜10モル係程度、係止しくはO,
S −Sモル係の範囲である。
本発明方法は、通常反応に際−して反応媒体を用いるが
該反応媒体として1例えばn−へキサン、n−へブタン
、イソオクタン等の飽和111j族炭化水素、シクロヘ
キサン等の飽和脂環式炭化水素、クロロホルム、四塩化
炭素、i、2−ジクロルエタン等の塩素化炭化水素が広
く用いられる。もちろん反応媒体は上述のものに制限さ
れるものではない。また1反応媒体は、アミド化合物ま
たは生成物を特に溶解する必要はない。
そして該反応媒体はまたハロゲン化スルフェニルの稀釈
用溶剤としても用いられる。
本発明方法を実施するには、まず媒体にアミド化合物及
び相間移動触媒を入れ、所定の反応温度にした後、溶媒
で稀釈した・・ロダン化スルフェニル類と酸結合剤の溶
液を別々に反応系に添加して反応を行い、反応後水洗し
有機層を分離し、次いで溶媒を留去してスルフェンアミ
ド類を製造する。また、スルフェンアミド類が有機媒体
に不溶の場合は、濾過等の方法によって有機媒体を除去
した後、得られた生成物を水洗する。反応は−/に一1
00℃、好ましくは0〜20℃の温度で行われ1通常反
応に先たち反応系は冷却される。具体的には1分子中に
イミド基が1個あるフタルイミドとスルフェニルクロラ
イドとを反応させる場合、相間移動触媒の存在下アミド
化合物1モル比に、スルフェニルクロライド1モル比と
SO重量係可性カリ水溶g1モル比を別別に滴下反応さ
せる。また5分子中にイミド基が2個ある/、 2.4
Z、 左−ベンゼンテトラカルボキシリツク−1,2:
’l、左−ジ−ジイミドルフェニルクロライドを反応さ
せる場合、相間移動触媒の存在下、アミド化合物7モル
比に、スルフェニルクロライド2モル比と町性力I72
モル比を滴下反応させる。後者の場合、アミド化合物1
モル比にスルフェニルクロライド1モル比を反応させて
スルフェンアミド1個有するアミド化合物の中間体を製
造し、または分離し、次いで更にスルフェニルクロライ
ド1モル比を反応させてもよい。すなわち、アミド化合
物として、3−アルキルチオーコーペンズイミダゾリノ
ン、3−アリールチオ−ニーベンズイミダゾリノン、3
−シクロアルキルチオ−2−ベンズイミダゾリノン、3
−アルキルアリールチオ−ニーベンズイミダゾリノン、
3−シクロアルキルチオ−ニーイミダゾリノン、3−ハ
ロアリールチオ−ニーイミダゾリノン、3−アリールア
ルキルチオ−2−イミダゾリノン、3−アルキルアリー
ルチオ−ニーイミダゾリノン、N−(アリールチオJ 
−/、 2.り、S−ベンゼンテトラカルボキシリック
−/、2 : +、5−ジイミド等を本発明方法のアミ
ド化合物として使用しうる。
しかして、本発明方法によって、次のようなスルフェン
アミド類1例えハN−Cシクロヘキシルチオラフタルイ
ミド、N−(シクロオクチルチオノフタルイミド、N−
(・−ドデシルチオノフタルイミド、l、3−ビス(シ
クロへキシルチオ)−ニーイミダゾリノン、7.3−ビ
ス(シクロオクチルチオフーコーイミダゾリノン、1.
3−ビス(n−ドデシルチオ)−コーイミダオ ゾリノン、/−(n−ドデシルチ・)−2−イミダゾリ
ノン、N、 N’−ジ(シクロへキシルチオフオク牛 尿素、N、 N’−ジ(シクロ・φ・ルチオノ尿素。
N、 N’−ジ(n−ドデシルチオ〕尿累、N−(シク
ロヘキシルチオツマレイミド、N−(シクロオクチルチ
オノマレイミドゝ、N−(n−ドデシルチオ)マレイミ
ド、S、S−ジメチル−3−(シクロへキシルチオ)ヒ
ダントイン、5.、t −ジメチル−3−(シクロオク
チルチオ)ヒダントイン、左、S−ジメチル−3−(n
−ドデシルチオノヒダントイン、/、 41!、 &、
 A、 ?、 ?−へキサクロロ−N−(シクロへキシ
ルチオニービシクロ〔コ、コt’〕−へブドー5−エン
−コツ3−ジカルボキシイミド、l、グ、 &、 4.
7. ?−へキサクロロ−N−(シクロオクチルチオク
ービシクロ[2,J。
/)−へブドーS−エン−コツ3−ジカルボキシイミド
、/、 ’i’、 &、 A、 ?、 ?−へキサクロ
ロ−N−(n−ドデシルチオノ−ビシクロ[I21J+
/]−ヘプト−5−エン−コツ3−ジカルボキシイミド
、N−(シクロへキシルチオJ−1’−シクロヘキセン
−/、2−ジカルボキシイミド、N−(シクロオクチル
チオツークーシクロヘキセン−/、L−ジカルボキシイ
ミド、N−(n−ドデシルチオ〕−ターシクロヘキセン
−/、2−ジカルボキシイミド、l、3−ビス(シクロ
へキシルチオノ−2−ベンズイミダゾリノン、l、3−
ビス(シクロオクチルチオ〕−コーベンズイミダゾリノ
ン、l−シクロヘキシルチオーコーペンズイミダゾリノ
ン、/−シクロヘキシルチオーコーベンズイミダゾリノ
ン、i、3−ビス(n−ドデシルチオ〕−−−ペンズイ
ミダゾリノン、N−(n−−ドデシルチオ)−3,グ、
S、6−チトラクロロフタルイミド、N−シクロヘキシ
ルチオ−3゜+、&、乙−テトラクロロフタルイミドロ
オクチルチオ−3, lI, 5, A−テトラクロロ
フタルイミド、N−n−ドデシルチオナフタルイミド、
N−シクロヘキシルチオナフタルイミド、N−シクロオ
クチルチオナフタルイミド、N −(n−デシルチオノ
スクシンイミド、N−(シクロヘキシルチオ)スクシン
イミド、N−(シクロオクチルチオノスクシンイミド、
N−フェニル−N/ ( n−ドテシルチオ)尿素,N
−フェニル−N′−(シクロへキシルチオ〕尿素,N−
フェニル−N′−(シクロオクチルチオノ尿素等が製造
される。
本発明方法によれば、アミド化合物を有機媒体中で反応
を行い、必要とするだけの酸結合剤しか使用しないので
,反応が速やかに行われ、ハロゲン化スルフェニル類の
水中での分解もなく、従来の乳化剤に起因する発泡も生
じない。
また、第3級アミンの回収という工程も省かれ。
著しい生産性の向上が計れ,工業的に頗る有利な製造方
法である。また、該製造法によって得られるスルフェニ
ルアミド類の収率及び純度も従来法によって製造された
ものに比較し劣るところがない。
次に本発明を実施例にもとづいて詳述するが、本発明方
法はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定される
ものではない。
実施例1 /,2−ジクロルエタン/30rnl,フタルイミド2
 9.11 g( 0.2モル)、セチルトリメチルア
ンモニウムブロマイド0.1,g( 0.0 0 / 
6モルつを攪拌機付容器に入れ,攪拌下5℃に冷却する
/,J−ジクロルエタンにフタルイミドはほとんどと1
ない。シクロヘキシルスルフェニルクロライド3o.1
9(0.コモル)を/,ニージクロルエタン/ 3 0
 m.eで稀釈した溶液と水酸化カリウム2ツ.ダg(
 0.コモル)を含むSOチー水溶液を別々に約30分
間かかつて前記容器内に攪拌下添加し、添加終了後lS
分間攪拌を続けて反応を行った。反応中、生成物は,/
,ニージクロルエタンに溶解していた。次いで反応液中
に水/ 0 0 me加えて反応液を攪拌上洗浄した後
有機溶媒層を分離した。該有機溶媒層から/,2−ジク
ロルエタンを留去して,生成結晶sog’>得た。N−
シクロヘキシルチオフタルイミドとして収率は95.A
%,純度は9g.0%であり、工R分析の結果N−シク
ロへキシルチオフタレートの分析値と一致した。
実施例コ 実施例1において、セチルトリメチルアンモニウムブロ
マイドをベンジルトリエチルアンモニウムクロライドO
.6gC0.002/.モルノに替えたほかは実施例1
と同様にしてN−シクロヘキシルチオフタルイミドS/
gを得た。収率は97、5%で,純度は9g.7%であ
った。生成物のIR分析の結果,N−シクロアルキルチ
オフタルイミドであることを確認した。
実施例3 実施例1において,水酸化カリウムのSO%−水溶液を
水酸化ナトリウム/ 7.g g( 0.、1モルノを
含むxis%−水溶液に替えたほかは実施例1と同様に
してN−シクロへキシルチオフタルイミドgo.ggy
得た。収率はq7.7%で。
純度は95.3%であった。生成物gIR分析した結果
,N−シクロへキシルチオフタルイミドであることを確
認した。
実施例ダ シクロヘキサンisoml,フタルイミド29.’1g
c0.2モルノ及びテトラブチルアンモニウム酸性亜硫
酸塩0.4gC0.001gモルノヲ攪拌機付容器に入
れ,攪拌下S℃に冷却した。フタルイミドは、シクロヘ
キサンに溶解しなかった。
イソプロピルスルフェニルクロライド、:to.igC
0,2モル)をシクロヘキサン/ 30 rrtl!で
稀釈した溶液と水酸化カリウムu J、lIg(0,2
モル含む50%−水溶液を別々に約30分間かけて前記
容器内に反応液を3℃に保持しながら攪拌下部下し、添
加終了後さらにi3分間攪拌を続けて反応を行った。生
成物は、シクロヘキサンに僅かしか溶解しなかった。反
応容器中に析出している結晶を沢過してシクロヘキサン
を除去し、得られた結晶を水洗して塩化カリウム等の水
に溶解する部分を分離してN−イソプロピルチオフタル
イミドを得た。収率は96.3%、純度は9g、5%で
あった。生成物の工R分析の結果、N−シクロアルキル
チオフタルイミドであることン確認した。
特許出願人 三菱モンサント化成株式会社代理人 弁理
士 長谷用 − ほか1名 手 続 補 正 書 昭和jり年2月2≠日 / 事件の表示 昭和jり年特許願第1≠67j号 コ 発明の名称 スルフェンアミド類の製造方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名(60ψ) 三菱モンサント化成株式会社≠代理人
〒io。
東京都千代田区丸の内二丁目!番λ号 ! 補正命令の日付 自 発 7 補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄 g 補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通シ訂正する。
(2)明細書第1コ頁第13行目 [ハロゲン原子または酸性亜硫酸基」とあるを「対イオ
ン」に訂正する。
(3)同第12頁、第1を行目 「ホスホニウム塩があげられ、」とあるを[ホスホニウ
ム塩があけられ、対イオンとしては通常ハロゲンイオン
、酸性亜硫酸イオンまたは硫酸水素イオンから選択され
る。一般式(工V)で表わされる化合物は、」に訂正す
る。
(4)同第22頁第77行目 「酸性亜硫酸塩」とあるを「硫酸水素塩」に訂正する。
以 上 別紙 特許請求の範囲 (1)一般式 %式% (1) 〔式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、シ
クロアルキル基、アリール基、アルキレン基、シクロア
ルキレン基、アリーレン基ヲ、鳥はアルキレン基、シク
ロアルキレン基、アリーレン基を、R1は水素原子、前
述Rまたは馬。
で示される基、またはカルボニル基を介して結合しだR
または凡を示す。R1はRまだは馬と結合して窒素原子
を含む複素環構造を構成していてもよい。〕 で表わされるアミド化合物と、 一般式 %式%() 〔式中i R2は置換基を有していてもよいアルキル基
、シクロアルキル基、アリール基を、Xはハロゲン原子
を示す〕 で表わされるハロゲン化スルフェニルと、酸結合剤との
反応により、 一般式 %式% () 〔式中、R,Ro、R1及びR2は前述と同じ意味を示
す。〕 で表わされるスルフェンアミド類を製造する方法におい
て、反応系に相間移動触媒を存在させることを特徴とす
るスルフェンアミド類の製造方法。
(2)相間移動触媒が一般式(IV) R2H,R,R6WY ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ (IV)〔式中、Wは窒素原子または
燐原子、R3、R4、馬及び烏は、炭素原子数/ −2
0のアルキル基、炭素原子数t〜10のアリール基また
はアIJ−ルアルキル基であり、それぞれ異なっていて
もよく、Yは対イオンを示す。〕 で表わされる第弘級アンモニウム塩または第グ級ホスホ
ニウム塩である特許請求の範囲第1項記載のスルフェン
アミド類の製造方法。
(4)酸結合剤がアルカリ金属水酸化物またはアルカリ
土類金属水酸化物であ−る特許請求の範囲第1項または
第2項記載のスルフェンアミド類の製造方法。
H−1s−ioocの温度範囲で反応を行う特許請求の
範囲第1項、第2項または第り項記載のスルフェンアミ
ド類の製造方法。
手続補正書 昭和jり年≠月/7日 3 補正をする者 奉嗜−1叱如 事件との関係 特許出願入 名 称 (60μ) 三菱モンサント化成株式会社4代
理人〒100 7 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄8補正
の内容 (1) 明細書第23行目第14’行目に続いて、次の
比較例/及びコを挿入する。
[比較例1 相間移動触媒を反応系に存在させることなく、攪拌機付
容器に水/θOPs フタルイミドコタ、11 f及び
ノルマルブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム(乳化
剤) 0.29−を入れ混合物をj’Qに冷却する。次
いで3り、グ1の!Oチ水酸化カリウム水溶液と、lλ
0fI−のn−ヘキサン中に3o、iyのシクロヘキシ
ルスルフェニルクロライドを溶解した溶液を別々に30
分間かかつて前記攪拌付容器に滴下した。滴下後/5分
間攪拌を続けた後沈澱した固体をf過したが、乳化剤に
起因する発泡が生じ、f過速度が遅くなり、生産性が劣
った。生成固体塾水洗した後乾燥し、弘L7 Lifの
N−シクロヘキシルチオフタルイミドを得た。収率は♂
j、t % 、純物質の含量はり7Jチであった。
比較例λ 比較例1中、乳化剤を加えない他は比較例/と同様の条
件で反応させμO0/1のN−シクロヘキシルチオフタ
ルイミドを得だ。収率は7t、7%、純物質の含量はり
7j%であった。
比較例/および2の結果から明らかなように相間移動触
媒を用いないものは収率が劣り、操業上にも問題点が残
っている。」 以 上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 %式% () 〔式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、シ
    クロアルキル基、アリール基、アルキレン基、シクロア
    ルキレン基、アリーレン基ヲ、Roはアルキレン基、シ
    クロアルキレン基、アリーレン基を、R1は水素原子、
    前述RまたはRoで示される基、またはカルボニル基を
    介して結合したRまたはRoを示す。R1はRまたは鳥
    と結合して窒素原子を含む複素環構造を構成していても
    よい。〕 で表わされるアミド化合物と、 一般式 %式%) 〔式中、R2は置換基を有していてもよいアルキル基、
    シクロアルキル基、アリール基を。 又はハロゲン原子を示す〕 で表わされるハロゲン化スルフェニルと、酸結合剤との
    反応により、 一般式 %式%) 〔式中、 R,Ro、 R1及びR2は前述と同じ意味
    を示す。〕 で表わされるスルフェンアミド類を製造する方法におい
    て、反応系に相間移動触媒を存在・させることを特徴と
    するスルフェンアミド類の製造方法。
  2. (2)相間移動触媒が一般式’(IV)R3R4R5R
    6W Y ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     (IV)〔式中、Wは窒素原子または燐原子、R3、
    Rい−及び塩は、炭素原子数/ % 20のアルキル基
    、炭素原子数6〜IOのアリール基またはアリールアル
    キル基であり、それぞれ異なっていてもよ(、Yはハロ
    ゲン原子または酸性亜硫酸基を示す。〕 で表わされる第9級アンモニウム塩または第7級ホスホ
    ニウム塩である特許請求の範囲第1項記載のスルフェン
    アミド類の製造方法。
  3. (3) 酸結合剤がアルカリ金属水酸化物またはアルカ
    リ土類金属水酸化物である特許請求の範囲第1項または
    第2項記載のスルフェンアミド類の製造方法。
  4. (4) −t s −/ o o ℃の温度範囲で反応
    を行う特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載
    のスルフェンアミド類の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102391172A (zh) * 2011-11-18 2012-03-28 张迎宾 一种ctp连续合成工艺

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CN102391172A (zh) * 2011-11-18 2012-03-28 张迎宾 一种ctp连续合成工艺

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