JPS60156552A - シユウ酸ジエステルの水素添加触媒の製造法 - Google Patents

シユウ酸ジエステルの水素添加触媒の製造法

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JPS60156552A
JPS60156552A JP59012009A JP1200984A JPS60156552A JP S60156552 A JPS60156552 A JP S60156552A JP 59012009 A JP59012009 A JP 59012009A JP 1200984 A JP1200984 A JP 1200984A JP S60156552 A JPS60156552 A JP S60156552A
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copper
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Koichi Hirai
浩一 平井
Taizo Uda
泰三 宇田
Yasuo Nakamura
靖夫 中村
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    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シュウ酸ジエステルの水素添加反応の実施に
有用な水素添加触媒の製造法に関するものである。
シーウ酸ジエステルを、銅クロム本触媒の存在下で気相
にて水素添加を行なうことによりエチレングリコールあ
るいはグリコール酸エステルを得ることができることは
、既に報告されている(特公昭55−429’i’1号
公報、米国特許第4,112.245号明細書、及び西
独国特許第459’、6 C13号明細書)。銅クロム
系触媒は、エステルを水素添加してアルコールを得るだ
めの水素添加触媒として従来より良く知られており、効
率的な反応を生起させるためには好ましいものである。
しかし一方、実用上の観点からはクロムを用いることに
よる問題点は無視できない。すなわち銅クロム系触媒は
反応に使用後は廃触媒となり9回収処理を行なう必要が
あるが、廃触媒からクロムを効率良く回収して廃触媒中
にクロムを残存させないようにすることは極めて難しい
。クロムは微量でらっても人体に強い毒性を示すため、
クロムを含有する触媒を一般環境中へ廃棄することは公
害を発生させる可能性があり望ましくない。従って、銅
クロム系触媒の高い触媒活性の長所は実用上の面からは
、その後処理についての難点により減殺される。
更には、後処理の問題が原因となシ銅りロム系触媒の使
用が制限される場合もある。
通常の水素添加反応に用いられる水素添加触媒としては
、銅クロム系以外にも多くの種類のものが知られている
。例えば、ラネーニッケル、ニ−ツケル、コバルト、銅
、鉄、白金、パラジウムなどの金属触媒、これらの金属
の酸化物及び硫化物を挙げることができる。しかし、こ
れらの一般的な水素添加触媒は全ての水素添加反応に対
して使用可能であるものではなく、各反応の反応様式9
反応条件などに適合した触媒を選択しない限シ目的の反
応を効率良く連成することができないことは良く知られ
ている。
従って、シーウ酸ジエステルに水素添加を行ないエチレ
ングリコールあるいはグリコール酸エステルを製造する
方法で、前記の銅クロム系触媒に匹敵する触媒効果を持
ち、かつクロムを含有しない触媒を見いだすことは容易
ではない。
一方、%開昭57−16’7936号公報に示されてい
るように1通常の銅含有触媒を用いてシュウ酸ジエステ
ルを水素添加した場合、不純物として不せいジオール、
特にl、2.−ブタンジオールが多量副生ずる。なお、
1,2−ブタンジオールとエチレングリコールの沸点は
近似しているために1両者 −の分離には困難を伴なう
。この1.2−ブタンジオール含有エチレングリコール
を用いて9ポリエステル繊維(エチレングリコールの主
な用途。)を製造した場合、前記公報にも示されている
ように。
染色性1強度あるいは色調などポリエステル維維の全般
的性質が悪化することは、良く知られているところであ
る。また、この1.2−ブタンジオールの副生は、シュ
ウ酸ジエステルからグリコール酸エステルさらにはエチ
レングリコールへの反応度が高いほど多くなる傾向にあ
る。
本発明者らは、これらの実情に鑑み、シュウ酸ジエステ
ルの水素添加触媒として、クロムを含有することなく効
率よく水素添加でき、しかも1,2−ブタンジオールの
副生を抑制し、高収率、高選択率でエチレングリコール
及び/又はグリコール酸エステルを製造することのでき
る触媒を開発することを目的とし、鋭意研究を行った。
その結果。
銅のアンミン錯体を含む水溶液と、ア°ンモニアの存在
下におけるケイ酸エステルの加水分解物とを混合し、該
加水分解物に銅を担持した後、得られた担持物を還元処
理した場合、その目的が達成できる触媒が得られること
を知見し9本発明に到達した。
本発明における銅のアンミン錯体を含む水溶液は、任意
の公知の方法によりすることができる。
例えば、銅イオンを含む水溶液にアンモニアを加え、該
水溶液をアルカリ性にすることにより、銅のアンミン錯
体を容易に得ることができる。ここで、銅イオン水溶液
は、銅化合物(銅塩も含む)を水に溶かすことにより得
ることができる。そのような銅の化合物の例としては、
硝酸銅、水酸化銅、硫酸銅、シュウ酸銀、塩化銅、酢酸
鋼などを挙げることができる。最も好ましい銅の化合物
は。
硝酸第2銅又は水酸化第2銅である。
本発明におけるケイ酸エステルの加水分解物は。
ケイ酸エステルをアンモニアの存在下に加水分解した物
であることが必須である。使用に供されるケイ酸エステ
ルは1次の一般式で表わされる化合物が好適である。
R’B S i (OR” ) 4−n(式中R1はア
ルキル基、水素原子またはハロゲン原子を示し、R2は
アルキル基又はアリール基を示し、nは0,1.2また
は3である。)該式で表わされるケイ酸エステルのR1
およびR2のアルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル等炭素数1〜4の低級アルキル基が。
またR′のハロゲン原子と′しては塩素、臭素等が好適
である。
該式で表わされるケイ酸エステルの代表的なものとして
は、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テ
トラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン、テトラ
フェノキシシラン等のテトラアルコキシシラン、トリメ
トキシクロルシラン。
トリエトキシクロルシラン、トリプロポキシクロルシラ
ン、トリプトキシクロルシラン、メトキシトリクロルシ
ラン、ジメトキシジクロルシラン。
エトキシトリクロルシラン、ジェトキシジクロルシラン
、トリメトキシブロモシラン、トリエトキシブロモシラ
ン、エトキシトリブロモシラン等のアルコキシハロゲノ
シラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、メチルトリプトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、工チルトリプロポキシシラン、ブチルトリ
エトキシシラン、ジメチルジェトキシシラン、ジメチル
ジブトキシシラン、トリメチル/トキシシラン、トリメ
チルエトキシシラン、トリエチルイソプロポキシシラン
、トリブチルエトキシシラン等のアルコキシアルキルシ
ランの如きケイ酸エステルが挙げられる。なお、これら
のケイ酸エステルは、その重合物であることもできる。
これらのケイ酸エステルに、水およびアンモニアを加え
加水分解を行う。水の使用量には特段の制限はないが1
通常、ケイ酸エステル1モルに対して1〜50モル程度
用いることができる。またアンモニアとしては、アンモ
ニアガスあるいはアンモニア水溶液などが使用に供され
る。アンモニアは、ケイ酸エステル1モルに対して通常
01モル以上、好ましくは1〜10モル用・いられる。
ケイ酸エステルの加水分解は9通常、5〜100℃の温
度で行われ、溶媒中で行うこともできる。
使用される溶媒としては、メタノール、エタノール、プ
ロパツール、ブタノールあるいはペンタノールの如き低
級アルコールが特に好適である。
かくして得られる加水分解物は、前記一般式で表わされ
るケイ酸エステルにおけるR2の全て、あるいはその1
部が水素原子で置換されたものか。
あるいはそれらの重合物であると推察される。
得られたケイ酸エステルの加水分解物を、銅のアンミン
錯体を含む水溶液と混合し、室温もしくは加温下で攪拌
する。
なお、銅のアンミン錯体を含む水溶液には、前記ケイ酸
エステルの加水分解操作後の混合物を直接加えてもよい
が、濾過、デカンチーショア等の操作によって分離され
た加水分解物を加えることもできる。
本発明の最終的触媒において、担持された銅と担体(ケ
イ素化合物)との比率には特に限定がない。しかし銅の
量が減少するにつれて触媒活性が低下する。この理由か
ら、実用的に充分な触媒活性を示すために必要な量で含
まれていることが望ましい。そのような望ましい銅の量
は、担持されている銅:担体の重量比で表わして0.0
01:1〜2.0:1の範囲内である。このような比率
は。
使用する銅のアンミン錯体とケイ酸エステルの加水分解
物との混合量を調整することにより容易に実現できる。
次いで、銅のアンミン錯体を含む水溶液とケイ酸エステ
ルの加水分解物との混合液を、蒸発乾固後、十分に水洗
、乾燥し得られる銅の担持物を還元処理することにより
触媒が得られる。なお、還元処理に先だち、乾燥物を空
気中300〜800℃の温度−fil〜10時間焼成し
てもよい。還元処理する工程は公知の工程であり9本発
明の触媒も公知の還元条件に従って還元処理を施こすこ
とができる。そのような還元処理の操作としては1例え
ば水素気流中、100〜500℃の温度で1−15時間
還元処理を行なうなどの操作を挙げることができる。
本発明によシ得られる水素添加触媒は、シュウ酸ジエス
テルを気相にて水素添加してエチレングリコール及び/
又はグリコール酸エステルを製造するための触媒として
優れた作用をより長期にわたり安定的に示す。
シュウ酸ジエステルを気相にて水素添加する方法として
は、前述の特公昭55−429’i’1号公報、米国特
許第4,112,245号明細書あるいは西独国特許第
459,603号明細書、そして特開昭55−4068
5号公報などに記載されている方法に準じて選択した方
法を選ぶことができる。
本発明の触媒を用いる場合、上記の反応の原料のシュウ
酸ジエステルとしては、シュウ酸と低級アルコール(炭
素数1−8)とのジエステルを用いるのが好ましい。具
体的な例としては、シーウ酸ジメチル、シュウ酸ジエチ
ル、シュウ酸ジプチル。
シュウ酸シアミルを挙げることができる。
本発明の触媒を用いる場合の反応条件は、前述のように
公知の方法に準じて決定することができるが1本発明に
より得られる水素添加触媒を用いる場合に好ましい反応
条件は次の通りである。
反応温度: 140−300℃、好ましくは170−2
60℃、さらに好ましくは180− 240 ℃ 接触時間:0.01−30秒、好ましくは02−15秒 反応圧力ニ0.1−200気圧、好ましくは1−40気
圧 −500 本発明により得られる水素添加触媒は、その製法からも
明らかなようにクロムを含有するものではない。それに
もかかわらず1本発明により得られる触媒は、シュウ酸
ジエステルを水素撚カロしてエチレングリコール及び/
又はグリコール酸エステルに変換する反応を効率よく達
成すること力;できる。すなわち本発明における触媒を
用いて、シュウ酸ジエステルを水素添加すると、高い空
時収量(STY)で目的生成物が得−られ、しかも通常
多量副生ずる1、2−フリンジオールの副生量も極めて
少なく、この高い効率を長期にわたシ安定に維持される
。従って199本発明水素添加触媒は目的に応じて、シ
ェラ酸ジエステルからエチレングリコール及び/又はグ
リコール酸エステルを工業的に製造するために用いる触
媒として非常に好ましいものである。
上述のように2本発明の水素添加触媒を用いてシュウ酸
ジエステルの水素添加反応を行なうことにより一般には
エチレングリコールとグリコール酸エステルの両者が生
成する。そして1反応生成物からは任意の方法によジエ
チレングリコール。
クリコール酸エステル、又はその両者を分離回収するこ
とができる。
次に本発明を実施例及び比較例により更に詳しく説明す
る。
実施例1 テトラエトキシシラン3505’、エタノール2180
m7!および水680−の混合物に、攪拌下室源で28
 wt% アンモニア水790−を添加した。生成白色
沈殿を含むスラリーを1時間攪拌した後、2日間放置し
た。沈殿(すなわちテトラエトキシシランの加水分解物
)をf集し、エタノールで数回洗浄後水洗し、120℃
で一晩乾燥した。
一方、硝酸第2銅・3水和物(Cu(NO3)2 ’ 
3H20’)43.5rを100−の水に溶かした溶液
と、28、wt%アンモニア水とを、攪拌下に300−
の水中にPHが6〜7を保つように同時にゆつくシ滴下
し。
水色の水酸化第2銅の沈殿を得た。該沈殿を充分水洗し
た後、200+++7!の水に添加し、得られた懸濁液
を28 wt% アンモニア水300ゴ中に加えた。次
いで、ガラスフィルターで濾過し、銅アンミン錯体を含
む深青色の水溶液を得た。
この銅アンミン錯体を含む深青色水溶液に、前記で調製
したテトラエトキシシランの加水分解物80f(乾燥品
)を加え室温で数時間攪拌した後。
温度を上げて大部分の水を蒸発させ、さらに。
120℃で15時間乾燥した。次いで乾燥物を充分に水
洗した後、再度空気中140℃で14時間乾燥した。該
乾燥物を打錠機でタブレット状(5朋φX5.H) に
打5錠し、空気中750℃で5時間焼成した後、水素気
流中200℃で6時間還元処理し、触媒を調製した。触
媒の銅の含有率は。
約12.5wt% であった。
上記の方法によりHAMした触媒を破砕し、9〜16メ
ツシユの粒を5−とり、ステンレス製反応管(内径10
 tm、 )に充填し、シュウ酸ジエチルの接触水素添
加反応を9反応温度240℃、圧力6Kg/ mG 、
 LH8V 1.0797m1−hr、 、SV 59
00hr−1の反応条件で実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジェチ・ルの転
化率100%、エチレングリコールへの選択率91.4
%、グリコール酸エチルへの選択率4.5%、1.2−
ブタンジオールの収率0.2%との結果が得られた。
゛ 実施例2−5 実施例1で調製した触媒を破砕し、9〜16メツシーの
粒を251nlとシ、ステンレス製反応管(内径20.
)に充填し、第1表に示す反応条件でシネウ酸ジメチル
の接触水素添加反応を実施した。
その結果を、第1表に示す。
実施例6 硝酸第2銅・3水和物(Cu(NOs )2 ・3H2
0) 73.92を200−の水に溶かした溶液と、1
4vrt%アンモニア水とを、攪拌下に300−の水中
にPHが6〜7を保つように同時にゆっくり滴下し、水
色の水酸化第2銅の沈殿を得た。該沈殿を充分水洗した
後、28wt% アンモニア水500rnl中に少量ず
つ加え、さらに28%アンモニア水500−を添加し、
銅アンミン錯体を含む深青色の水溶液を得た。
この銅アンミン錯体を含む深青色水溶液に、実施例1と
同様の操作で得だテトラエトキシシランの加水分解物5
or(乾燥品)を加え室温で数時間攪拌した後、温度を
上げて大部分の水を蒸発させ、さらに、120℃で17
時間乾燥した。次いで乾燥物を7wt%アンモニア水5
00−で洗浄した後、充分水洗し、再度空気中120℃
で16時間乾燥した。該乾燥物を打錠機でタブレット状
(5藺φx 5maH) に打錠し、空気中750℃で
5時間焼成した後、水素気流中200℃で6時間還元処
理し、触媒を調製した。触媒の銅の含有率は。
約16 ytチ であった。
上記の方法により調製した触媒を破砕し、9〜16メツ
シユの粒を20−とり7.ステンレス製反応管、(内径
20 ma )に充填し、゛シュウ酸ジエチルの接触水
素添加反応を1反応温度210℃、圧力6 Kt/dG
 、 L HS V 0.88r/−hr、’ S V
 ’7060hr−1の反応条件で実施しだ。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリゴールへの選択率92.6%
、グリコール酸エチルへの選択率4.9%、1.2−ブ
タンジオールの収率0.1%との結果が得られた。
さらに、この反応条件で2600時間以上にわたり反応
を続けたが、上記反応成績にはほとんど変化が認められ
なかった。
実施例7 実施例6で調製した触媒を破砕し、9〜16メツシユの
粒を25−とり、ステンレス製反応管(内径20蘭)に
充填し、シェラ酸ジメチルの接触水素撚り口反応を1反
応温度210℃、圧力20b/alG、 LH8V O
,9°zy/mi・hr、 s V 7140hr−1
の反応条件で実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジメチルの転化
率100%、エチレングリコールへの選択率91.4%
、グリコール酸メチルへの選択率1.7%、1.2−ブ
タンジオールの収率0.2チとの結果が得られた。
実施例8゜ テトラエトキシシラン35Ofおよびメタノール170
0fnlの混合物に、攪拌下室源で9℃に冷却した2 
8 wt%アンモニア水740m1を添加した。
生成白色沈殿を含むスラリーを1時間攪拌した後。
2日間放置した。沈殿(すなわちテトラエトキシシラン
の加水分解物)をf集し、メタノールで数回洗浄後水洗
し、約1?0℃で一晩乾燥し、た。
一方、硝酸第?銅・3水和物(Cu(NO3)2H3H
20)24.59を128m7!の水に溶かした溶液と
、14vrt% アンモニア水とを、攪拌下に168−
の水中にPHが6〜7を保つように同時にゆっくり滴下
し、水色の水酸化第2銅の沈殿を得た。該沈殿を充分水
洗した後、28wt% アンモニア水315−中に加え
た。次いで、水1夛5−を添加した後ガラスフィルター
で濾過し、銅アンミン錯体を含む深青色の水溶液を得た
この銅アンミン錯体を含む深青色水溶液に、前記で調製
したテトラエトキシシランの加水分解物45?(乾燥品
)を加え室温で数時間攪拌した後。
温度を上げて大部分の水を蒸発させ、さらに。
120℃で1晩乾燥した。次いで乾燥物を充分に水洗し
た後、再度空気中12D℃で14時間乾燥した。該乾燥
物を打錠機でタブレット状(5吠φX 5 maH’ 
)に打錠し、空気中750 ’C,で5時間焼成した後
、水素気流中200℃で6時間還元処理し、触媒を調製
した。触媒の銅の含有率は、約12、5 wtチ であ
った。
上記の方法によりg製した触媒を破砕し、9〜16メツ
シユの粒を5−とり、ステンレス製反応管(内径10藺
)に充填し、シーウ酸ジエチルの接触水素添加反応を1
反応温度220℃、圧力6Kg/ dG 、ILH,S
、、V 1.05 f / mA・hr 、S V 8
160hr−1の反応条件で実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリコールへの選択率94.1%
、グリコール酸エチルへの選択率2.0%、1,2−ブ
タンジオールの収率0.2%との結果が得られた。
実施例9 ケイ酸エステルとして、テトラメトキシシラン261t
を用いた他は、実施例8と同様の操作でテトラメトキシ
シランの加水分解物を得た。
一方、硝酸第2銅・3水和物(Cu(NOx )2 ・
3H,Q)35.29を156−の水に溶かし“た溶液
と!、’28wt% アンモニア水106−とを、攪拌
下に加え。
銅アンミン錯体を含む深青色の水溶液を得た。
この銅アンミン錯体を含む深青色水溶液、および前記で
調製したテトラメトキシシランの加水分解物(乾燥品)
45tを用いた他は、実施例8と同様の操作で、@の含
有率が約16wt% の触媒を調製した。
上記の方法により調製した触媒を破砕し、9〜16メツ
シユの粒を5−とシ、ステンレス↓反応管(内径10 
tax )に充填し、シュウ酸ジエチルの接触水素添加
反応を9反応温度210℃、圧力6Kf/cf/!G 
、 LH8V 1.0597m1−hr 、 、SV 
8125hr−”の反応条件で実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリコ、−ルへの選択率94.4
%、グリコール酸エチルへの選択率0.6%、1.2−
ブタンジオールの収率〜0.2チとの結果が得られた。
実施例1.0 ケイ酸エステルとして、テトラn−プロポキシシラン4
44tを用いた他は、実施例8と同様の操作でテトラn
−プロポキシシランの加水分解物を得た。
一方、硝酸第2銅・3水和物(Cu(NO3)t ’ 
3H20)73.31Fを270−の水に溶かした溶液
と、28wt% アンモニア水220++tl!とを、
攪拌下に加え。
銅アンミン錯体を含む深青色の水溶液を得た。
この銅アンミン錯体を含む深青色水溶液、および前記で
調製したテトラn−プロポキシシランの加水分解物(乾
燥品)45fを用いた他は、実施例8と同様の操作で、
銅の含有率が約20wt%の触媒を調製した。
次いで、該触媒を用いた他は、実施例9と同じ反応条件
でシュウ酸ジエチルの接触水素添加反応を実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリコールへの選択率94.8%
、グリコール酸エチルへの選択率1.4%、l、2−ブ
タンジオールの収率0.9チとの結果が得られた。
実施例11 ゛ テトラエトキシシラン3.5 Kg、メタノール17t
の混合物に攪拌下室源において11℃に冷却した28w
t% アンモニア水7.4tを添加した。生成白色沈殿
を含むスラリーを1時間攪拌した後。
3日間放置した。沈殿(すなわちテトラエトキシシラン
の々口承分解物)をr集し、メタノールで数回洗浄後水
洗し、120℃で1日乾燥した。
一方、硝酸第2銅・3水和物(Cu(NO3)2・3H
20)195 fを水870−に溶か、した溶液に、2
8vrt% アンモニア水590m1を攪拌しながら加
えて銅アンミン錯体を含む深青色の水溶液を得た。
この銅アンミン、錯体を含む深青色水溶液に、前記で調
製したテトラエトキシシランの加水分解(乾燥品)25
09を加え、室温で数時間攪拌した後、温度を上げて大
部分の水を蒸発させて、さらに120℃で一晩乾燥した
。次いで乾燥物を充分に水洗した後、再度空気巾約12
0℃で一日乾燥した。該乾燥物を打錠機でタブレット状
(5跋φX5+u+H)に成型し、空気中750℃で5
時間焼成した後、水素気流中200℃で6時間還元処理
し、触媒を調製した。触媒の銅の含有率は、約17wt
%であった。
次いで、該触媒を用いた他は、実施例9と同じ反応条件
でシュウ酸ジエチルの接触水素添加反応を実施した。
反応生成物を分析したところ、シェラ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリコールへの選択率94.4%
、グリコール酸エチルへの選択率0.8%、1,2−ブ
タンジオールの収率0.4%との結果が得られた。
実施例12! テトラエトキシシラン3504.メタノール1700r
nlおよび水450m1+の混合物に、攪拌下室源で2
8 wt% アンモニア水290m7!を添加した。生
成白色沈殿(すなわちテトラエトキシシランの加水分解
物)を含むスラリーを1時間攪拌した後、数日間放置し
た。
一方、硝酸第2銅・3水和物(Cu(NOx )2 ・
3H20)95、lrを250m/の水に溶かした溶液
と、28vrt% アンモニア水285−とを、攪拌下
に加え。
銅アンミン錯体を含む深青色の水溶液を得た。
この銅アンミン錯体を含む深青色水溶液を、前記で調製
したテトラエトキシシランの加水分解物含有スラリーに
加え、室温で数時間攪拌した後。
温度を上げて大部分のアルコール及び水を蒸発させ、さ
らに、120℃で1晩乾燥した。次いで乾燥物を充分に
水洗した後、再度空気中120℃で1晩乾燥した。該乾
燥物を打錠機でタブレット状(5*aφX5mH)に打
錠し、空気中750℃で5時間焼成した後、水素気流中
200℃で6時間還元処理し、触媒を調製した。触媒の
銅の含有率は。
約19.5vrt、チ であった。
次いで、該触媒を用いた他は、実施例9と同じ反応条件
でシュウ酸ジエチルの接触水素添加反応を実施した。
反応生成物を分析したところ、クユウ酸ジエチルの転化
率10 ’Otry 、エチレングリコールへの選択率
93.2%、グリコール酸エチルへの選択率5.9%、
l、2−ブタンジオールの収率0.51との結果が得ら
れた。
実施例13 テトラエトキシシラン350fおよび水102〇−の混
合物に、攪拌下室源で、28wt%アンモニア水200
−を添加した。系内がほぼ均一に乳濁するまで攪拌した
後、数日間放置した。
該テトラエトキシシランの加水分解物含有懸濁液に、実
施例12と同様の操作で調製した銅アンミン錯体を含む
水溶液を加えた。これ以降の操作は実施例12と同様に
行い、銅の含有率が約19.5wt% の触媒を得た。
次いで、該触媒を用いた他は、実施例9と同じ反応条件
でシーウ酸ジエチルの接触水素添加反応を実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリコールへの選択率92.3%
、グリコール酸エチルへの選択率1.9%、1.2−ブ
タンジオールの収率1.0%との結果が得られた。
実施例14 ケイ酸エステルとして、エチルシリケート40(商品名
、ニルコート社製)なる低重合物2512を用いた他は
、実施例8と同様の操作で銅の含有率が約12.5wt
%の触媒を調製した。
次いで、該触媒を用いた他は、実施例9と同じ反応条件
でシュウ酸ジエチルの接触水素添加反応を実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率100%、エチレングリコールへの選択率93.2%
、グリコール酸エチルへの選択率1.2%、1.2−ブ
タンジオールの収率i、14との結果が得られた。
比較例1 市販の銅−クロム−マンガン系触媒(日揮化学社製N2
01,5maφ×5吠Hのタブレット状)を破砕し、そ
の9〜16メツシユの粒20rnlを用いた他は、実施
例9と同じ反応条件でシーウ酸ジエチルの接触水素添加
反応を実施した。
反応生成物を分析したところ、シュウ酸ジエチルの転化
率91.0%、エチレングリコールへの選択率72.3
%、グリコール酸エチルへの選択率12.4チ、l、2
−ブタンジオールの収率2.5係との結果が得られた。
なお、この反応条件で反応を続けたところ、約50時間
反応経過後の反応生成物の分析結果は。
シュウ酸ジエチルの転化率88チ、エチレングリコール
への選択率64チ、グリコール酸エチルへの選択率25
%であった。
特許出願人 宇部興意株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 銅のアンミン錯体を含む水溶液と、アンモニアの存在下
    におけるケイ酸エステルの加水分解物とつ酸ジエステル
    の水素添加触媒の製造法。
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