JPS60156367A - 魚肉ねり製品の発色方法と発色剤 - Google Patents

魚肉ねり製品の発色方法と発色剤

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JPS60156367A
JPS60156367A JP59012629A JP1262984A JPS60156367A JP S60156367 A JPS60156367 A JP S60156367A JP 59012629 A JP59012629 A JP 59012629A JP 1262984 A JP1262984 A JP 1262984A JP S60156367 A JPS60156367 A JP S60156367A
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JP
Japan
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parts
fructose
coloring
same
fish meat
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JP59012629A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiji Kotani
明司 小谷
Tsuneji Yamamoto
山本 常治
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Amano Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Amano Jitsugyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はD〜フルクトースの魚肉ねり製品の発色方法、
および発色剤への利用法に関する。
本発明に言う魚肉ねり製品の発色とは、例えば焼き竹輪
、焼きかまぼこ、蒸し焼きかまぼこ等のいわゆる焼き物
や、天ぷら、揚げかまばこ、さつま揚げ等と通様されて
いる揚げ物が、はい焼、あるいは油ちょう時に、その表
面に、黄色、黄カッ色、黄金色、カッ色、茶色、茶カッ
色、こげ茶色等の着色を起す現象をさす。この現象はね
り製品が加熱中に表面に強い局所加熱を受け、含有され
る糖とアミノ酸、あるCハはタンパク質とがいわゆるメ
イラード反応を起してメラノイジンと呼ばれる色素を生
成することによると考えられる。しかしながら、今日の
食品化学の常識においては、この反応の詳細や、メラノ
イジンの化学構造等についてはよくわかっていないのが
実情である。
本発明者等は魚肉ねり製品発色剤の開発に永年腐心して
きた。従来この分野で用いられている発色剤には次の3
種のものがある。
(1)昧りん、(2)D−グルコース、(3)D−キシ
ロースである。
色(てんぷら、さつま揚げ等の黄色ないしカッ色等の色
)をつけるために広く用いられている。
これら3種のものの特性は異なり、用途により使いわけ
られ、または混用される。
昧りんは恐らくこれらの中で最も古くより用いられてお
り、すり上り身に対し数%(]〜4%)用いる場合には
調味料、風味改良剤としてのみでなく、赤カッ色ないし
茶カッ色の発色を示す。しかし、この色調、強度は昧り
んの種類により必ずしも−′ボせず、その原料、はっ酵
条件等の影響を受けるようである。よって、工場で継続
的に生産に使用する場合には同一メーカーの同一製品を
使用するのが無難であり、万一変更する場合には小前に
、実験的に発色力や発色色調を検定する必要がある。
D−グルコースは安価であり、安定した発色強度、色調
を得る。通常すり上り身に対し0.5〜2%程度を用い
る。このものは高いm3度や、高い発色温度(フライ温
度で160°C以」−)では茶カッ色ないしこげ茶色の
発色を呈し、儂度が低く、または発色温度のイ[(い場
合(フライ温度で150〜155°C)にはやや赤味の
ある淡カッ色を呈する。その添加量、加熱強度の組み合
せによりカッ色糸の種々の発色を行なわしめうるoしか
し、このものには大きな欠点がある。それlよ、これは
天然に最も多量に存在する糖で、広く微生物をも含めて
生物の最も良好なエネルギー源であり、これを添加すれ
ば変改が早くなるということである。
このこと(は一般的には保存試験における一般生菌数の
増殖速度の増大、あるいは商品を市場に流通させた場合
のネト、酸味、カビの発生等のクレームの増加という形
で認識しうる。特に凡用、山陰1t11方でねり用品(
特に揚げかまぼこ)の力・ソ霊菌による汚染が間顯とな
り、内部のカッ色比、なり)シは常温では何らの異常が
ないのに加熱すると内部が力・ソ変ないし黒変するとい
う現象が多発している。これについては既に研究があり
、原因菌としてはセラチア属、アクロモバクタ−属、ア
エロバクタ−属、シュードモナス属のものが分離同定さ
れ、すり身中のグルコースがこれらにより2−ケト−グ
ルコン酸を経て、2.5ジケト−グルコン酸にまで酸化
され、このものがアミノ酸、タンパク等のアミノ化合物
と反応してメイラード反応によるカッ変化を起すとされ
ている。
この物質の濃度が高ければ常温でもカッ変化し、低いと
加熱により初めてカッ変化するものと考えられる。
以上のことは例えば日本水産学会誌39巻221ページ
、同229ページ、同327ページ、同巻825ページ
、同41巻1263ページ、同42巻549ページ、同
48巻825ページ、食品衛生学雑誌11巻352ペー
ジ、同356ページ等に記載がある。
また本発明者等はグルコースを全く添加しない揚げ物に
ついてこのカッ変を体験したことがあるが、この場合も
こは月昧料としてすり上り身の1.8%程度のショ糖を
用いており、恐らくこのものが細菌のインベルターゼに
よりグルコースとフルク1〜−スに水解されてこのグル
コースにカッ液間が作用したものと思われる。
ゆえに、このような変敗、土lこけ日持の悪化の懸念さ
れる場合には発色剤のグルコースをひかえるか、ショ糖
を他の甘味料(サッカリン、ソルビトール、ステビア抽
出物、甘草抽出物、グリシン、アラニン等)で代用する
ことが当然+iwされよう。
甘味料の代用技術はほば確立されているが、グルコース
様代用技術は未だ当業者には知られてし1なり1D−キ
シロースはこの数年来広く用いられるようになった発色
剤である。その発色力番よ強く、通常すり上り身に対し
、0.2〜0.5%程度でよく発色する。
このものは微生物により代謝され難く、これを用いれば
日持は向上し、カッ受画による汚染の心配lよないとさ
れている。
しかし、このものの発色は低温(フライ温度145〜1
55°C)低濃度では淡黄ないし黄色、高温(155°
C〜1600C) 、高開度では黄金色ないし黄金色を
帯びたカッ色であり、グルコースのそれとは明らかに異
質であり茜価である。(2000円/Kg)ま1こ、こ
のものIよフライ時、あるいははい焼時に特異のアレー
ンで−(麦わらを焦がすような)を発して人Gこよって
lよきらうという欠点がある。
以上、[I−グルコースに代替しうる発色剤の開発が望
まれながら、これに完全に代替しうる技術の未だ確立さ
れていない現状を述べた! 本発明者等は以上のような技術上のニーズをふまえ、一
連のam類のねり製品に対する発色テストをくり返し、
D−フルクトースに一部り−グJレコース様のまた、条
件によっては異質の発色能のあることを知り本発明を完
成した。
従来この分野においてD−フルクトースの発色剤として
の知見は全く知られておらず、この発見は画助的なもの
である。
わずかにユーザイ株式会社発行のD−キシロース販促用
のパンフレットにメイラード反応のモデJし系としての
グリシン−糖の各10%の溶液をこおl′jる、および
各10%の固体混合物の386Cにおける実験が弓(用
されており、これによると溶液ではフルクトース4よグ
ルコースよりも着色度が強く、固相で番よ同程度となっ
ているが、本発明者等のすり上り身をこ添加した場合の
結果はかなり異なつCIAる。
また、この文献には発色色調につtAでの何らの言及も
なく、この程度が現在のD−フルクトースについてのこ
の分野での技術常識と考えられる。
D−フルクトースはケトヘキソースのひとつであって、
天然には広く存在し、人体も容易に代謝しうる。また甘
味料として飲食物、菓子等に広く用いられる。
本発明者等の実験によればこのものの発色力はD−グル
コースの約1.7分の1〜1.3分の1程度と判断され
た。
この色調は添加開度が太きく(0,7%以上)、あるい
は加熱温度が高い(フライ温度で150°C以上)場合
にはけばD−グルコース様のやや赤味を帯びたカッ色を
呈するが、低濃度あるいは低温(フライ温度1450C
以下)の場合にはやや黄色を帯びたカッ色を呈する。
これはD−グルコースとD−キシロースの発色の中間の
ような色で、従来D−グルコースとD−キシロースの混
用により得られていたものに近い。
よって、従来カッ色票の揚げものでは一般に濃い色が好
まれ、D−キシロースを用いる黄色系の場合には淡色が
好まれるという事情より、このものを用いてD−グルコ
ースの代用とすることはほぼ使用の実情にあっている。
また、このものを用いて一種の添加物のみでD−グルコ
ースとD−キシロースの中間の淡色系の揚げ物を製造す
ることもできる。よって本発明は発色現象より見れば一
部はD−グルコースの均等方法を提供し、一部は新規な
技術を提供するものである。
従来、D−グルコースの発色剤としての添加間は一般に
1%以下であり、このものの発色強度が1.1〜1.7
分の1程度であることよりすり上り身に対し1.7%以
下加えねば発色剤として作用するものと考えられる。
このものはショ糖よりも強い甘味を何するが、他の不快
なW昧は与えない。
なお、このものを相当量添加する場合には甘味料として
の作用をも兼ねさせうるが、着味の過剰を避けるために
は、D−グルコースの場合より月昧料(砂糖、ソルビト
ール、サッカリン、ステビア抽出物、甘草抽出物等)を
ややひかえ目に用いれば良い。
なお揚げ物にあってはすり上り身に大量の具拐を混入す
る場合があり、人参、ゴボー等を大量に(すり上り身の
4096以上)混合する場合には多量の水分かにじみ出
て発色を妨害するので、ここにいう添加量は具材混合後
の量に対するものを言う。
木発明者等の実験によれば、このものを魚肉ねり製品に
添加した場合には保存性は少くともD−グルコースの場
合より良好であり、またカッ受画によるカッ変テストに
よっそカッ変現象は観察されなかった。
従来のねり製品の発色技術においては特に焼き竹輪の製
造において、焼きむらをなくシ、仕上りのつやや照りを
よくするためには発色剤と弾力増強剤、PH調整剤、さ
らには界面活性剤との併用が行なわれてきた。
また焼き色や、揚げ色が日光やケイ先登の光によって退
色することはよく知られており、これを防止するために
はPH調整剤との併用も好んで行なわれてきた。
弾力増強剤としては臭素酸塩(特にカリ塩)、アスコル
ビン酸(塩)、カルシウム塩(塩化物、(重)炭酸塩、
硫酸塩、酢酸塩、乳酸塩)等が、PH調整剤としてはリ
ン酸、重合リン酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸
、フマール酸、酢酸等の無機、ノ先ハ たは有機酸の遊a鹸了またけ多ナトリウム塩が例示され
る。
また、肉質のきめを細かくシ、自席を上昇させるととも
に、表面のつやや照りを美しくするために界面活性剤(
例えば高級脂肪酸のショ糖エステル、同モノグリセライ
ド、レシチン等)をすり上り身の0.1部程度以下添加
することも行なわれている。
本発明においても、これら従来技術の併用を排除するも
のではなく、これらを援用し、さらにはあらかじめこれ
らとの合剤として製剤化することをも含む。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する □が
本発明の範囲はこれらのみに@定されない。
以 下 余 白 実施例 実施例1 スケソー工船冷凍すり身特級100部、食塩3部、水□
□□部、コーンスターチ20部、粉末跋バイタルグルテ
ン2部、70%ソルビトール液1o部、ステビア甘草抽
準−物製剤0.2部、グルタミン酸ソーダーグアニル酸
ソーダ95:5混合物1部、RAP粉末製剤1部、ソル
ビン酸製剤(「ネトキラーKDNJ日本新桑株式会社製
)0.7部、分離大豆タンパクカード(タンパク1:水
5:大豆油1)5部を常法によりらいかい混合してすり
上り身とする。
このすり上り身100部に、 (1)D−グルコース1部 (2) 8 0.5部 (3)同 0.3部 (4)D−フルクトース1部 (5)同 0.5部 (6)同 0.3部 を水3.5mlに溶解して加え均一に混合する。早天形
に成形し一段目120−125°Cにて2分、次いで1
50〜155’Cにて3分(ただし、1.5分後に裏返
して)フライし、−夜冷蔵庫中に、ポリ袋に密射して保
存した。色調は(1)〜(3)、(4)はやや赤味を帯
びたカッ色ないし淡カッ色で、(5)、(6)は(3)
、(4)に似てはいるが苛色昧をやや帯びていた。
見た目の色の濃さは、 (1)ン(4) > (2)ン(5) ’−,(3) 
、P(6) の順であった。
なお、(1)〜(6)を二段同曲ちょう温度160〜1
65°CにてフライすればD−グルコースとD−フルク
トースの色調の差はほばなくなる。
これよりD−コルク1〜−スの発色方はD−グルコース
の1.3〜1.7分の1と推定された。
(1)〜(6)のサンプル(二段目150〜155°C
)にて油ちょうしたもの)を15cmの距離より20W
のケイ先登により24時間照射し、未照射のものと比較
し、D−グルコース、D−フルクトースの各々のサンプ
ルをも比較すれば両者の退色程度ははは同程度と判定さ
れた。
実施例2 スケソー冷凍工船すり身特級100部、食塩3部、コー
ンスターチ20部、70%ソルビット液6.5部、グル
タミン酸ソーダ1部、HVP粉末製剤1部、水60部、
ソルビン酸製剤(実施例1のもの)0.8部を通常の方
法にてらいかい混合してすり上り身とする。このもの1
00部に発色剤所望量を水10部に溶解して添加混合し
、早天形に成形し一段目125〜1308Cにて2分間
、次いで法認の温度にて3分間(但し、20秒毎にうら
がえしながら)油ちょうし、実施例1のように保管後、
色調を検定した。検定はJ 、r S −Z−8721
m拠の標準色票(光沢版)と比較し、最も近いと思われ
る色を指定する方法で行なった。また5倍量の水ととも
にま砕しPHを測定した。
結果 番号 発色剤 添加量 PH二段同曲ちょ 色 調(2
)同 上0.30部6.49同 上2.5 YB2.5
0/12.0(3)同 上0.40部6.48同 上2
.5 YB2.25/11.0(4)同 上0.50部
6.45同 上2.5 YB2.りO/11.5(5)
同 上 0.60部 6.45 同 上 2.5YR5
,OO/9.5(6)同 上 0.70部 6.44 
同 上 2.5YR5,00/10.0(7) 同 上
 0.80部 6.42 同 上 2.5YR5,50
/12.0(9) 同 上 0.30部 6651 同
 上 5YR5,7り/10.0(10)同 上 0.
40部 6.48 同 上 5YR5,50/10.0
(1])同 上 0.50部 6.49 同 上 2,
5irR5,oo/+o、5(12)同 上 0.60
部 6.46 同 上 5 YB2.50/10.0(
13) 同 上 0.70部 6.46 同 上 2.
5YR5,OO/9.0(14) 同 上 O00部 
6.48 同 上 2.5YR5,OO/9.0(16
) 同 上 0.30部 6.50 同 上 5YR6
,75/11.0(17)同 上 0.40部 6.4
9 同 上 5YR6,75/11.0(18) 同 
上 0.50部 6.46 同 上 5YR6,25/
12.0(19)同 上 0.60部 6.46 同 
上 5VR6,50/11.0(20) 同 上 0.
70s6.45 同 上 5YR6,25/12.0(
21)同 上 0.80部 6640 同 上 5YR
6,OO/11.0(23)同 上 0.30部 6.
49 同 上 10YR8,00/7.0(24)同 
上 0.40部 6.48 同 上 7.5■7,00
/9.0(25)同 上0.50部6.48 同 上7
.5YR7,OO/11.0(26)同 上0.60部
6.46 同 上5 YB2.7り/10.0(27)
 fil 上0.70部6.48 同 上5YR6,7
5/12.0(28)同 j二 0.80部 6.44
 同 上 5YR6,50/12.0これらのサンプル
を見た目の色の濃さの順に並べると次のようである。(
D−GIuはD−グルコース、D−fruはD−フルク
トースの略号)(A)二段同曲ちょう温度150〜15
5°Cの処理区Dイ;Iu O−8’=、D−Glu 
O,7ンD−fru O−8’q D−Fru 0−7
7 DMCIII O06’=rH’ru O,6ンD
−Glu O,5’:F D−fru O,5ンD−G
lu O,4ンDイ;Iu O,3,> D−Fru 
O,4ンD−Fru OごンD−Glu O,2ンT)
−Fru O,2(B)同140〜145°Cの処理区 r)−Glu O,8’= D−Glu O,77D−
(1;lu O,6°q D−Fn+ 0.8ンD−F
ru 0.7ンrH;In O,5°=、 D−Fru
 O,6ンD−C1u O−47D−Glu O,3°
−5D−Fru O,5ンD−Fru O,4ンD−F
ru O,3ンD−Glu O,2ンD−fru O,
2実施例3 スケソー陸上すり身二級60部、スケソー工船すり身特
級40部、食塩3.2部、コーンスターチ15部、ミー
ト状グルテン10部、水駒部、グルタミン酸ソーダ2.
2部、HAP粉末製剤1.5部、サッカリン0.015
部、ソルビトール液4部、千切人参20部、ささがきご
ぼう40部、ソルビン酸製剤(実施例1のもの)1部に
D−フルクトース2部を添加する揚げかまばこの発色方
法。(D−グルコースの場合にはサッカリンを0.02
部、70%ソルビトール液5部とし、D−フルクトース
2部に代えて、D−グルコース1.3部を添加する。) 実施例4 スケソー陸上すり身二級犯部、スケソー工船すり身特級
50部、食塩2.啼、ミート状グルテン10部、小麦で
んぷん17部、水40部、グルタミン酸ソーダ2部、H
AP粉末製剤1部、70%ソルビトール液5部、ソルビ
ン酸製剤(実施例1のもの)0.5部、シヨ塘脂肪酸エ
ステル0.08部、L−アスコルビン酸製剤([シーリ
ッチCY −I J武田薬品工業株式会社製、成分表示
:1.−アスコルビン酸ナトリウム加%、無水炭酸ソー
ダ12%、無水リン酸三ナトリウム13%)0.4部よ
りなるすり上り身+0OjlfflにD−キシロース0
.3部、D−グルコース0.35部を添加する代りにソ
ルビトール液を3.5部とし、すり上り身100部にD
−フルクトースをM部添加する竹輪の発色方法。
実施例5 スケソー冷凍陸」二すり身二吸60部、食塩1.8部、
みりん2.4部、グルタミン酸ソーダーグアニル酸ソー
ダ95:5混合物0.5部、甘草−ステビア抽出41!
jI v剤062部、シヨ糖1.5部、グルコース0.
8部、D−キシロース0.15部、HAP粉末製剤1部
、ばれいしょでんぷん6部、ソルビン酸製剤(実施例1
のもの)0.6部を常法にてらいかい混合してすり上り
身とし、これを水18部、分離大豆タンパクカード(タ
ンパク1:水5:大豆油1)90部で徐々に希釈する。
この混合物に千切人参、ごま、ひじき(干物の水戻し品
)適量を混合し、板状にして90°Cにて約15分蒸煮
し、円形か三角形に切断後155〜160°Cの油温で
約3分捕ちょうすればかっ色のがんもどき風の揚げ物を
得るが、D−グルコースに代えてD−フルクトースを添
加する場合には、ショ糖を1部とし、D−フルクトース
0.8部を代用する。
実施例6 D−フルクトース単体よりなる魚肉ねり製品発色剤。
実施例7 60部のD−フルクトース、25部の1.−アスコルビ
ン酸ソーダ、13部の炭酸カルシウム、12部のピロリ
ン酸ソーダよりなる魚肉ねり製品発色剤。
実施例8 実施例7の発色剤70部、硬化油30部を油脂の溶融下
に混合し、冷時に粉砕した魚肉ねり製品発色剤。
実施例9 70部のD−フルクトース、10部のへキサメタリン酸
ソーダ、10部のクエン酸ソーダ、10部の臭素酸カリ
よりなる魚肉ねり製品発色剤、もしくはこれを実施例8
の方法に準じて油脂コートした魚肉ねり製品発色剤。
実施例10 60部のD−フルクトース、10部の酢酸ソーダ、10
部の乳酸カルシウム、20部のショ糖脂肪酸エステルよ
りなる魚肉ねり製品発色剤、もしくはこれを油脂コート
した魚肉ねり製品発色剤。
実施例11 スケソー冷凍工船すり身特級100部、食塩3部、HV
P粉末製剤1部、グルタミン酸ソーダ1部、コーンスタ
ーチ20部、70%ソルビット液3.3部、水60部、
ソルビン酸製剤(実施例1のもの)0.8部を通常の方
法にてらいかい混合してすり上り身とする。このすり」
=り身100部に、法認坦の発色剤を水6.7部に溶解
して加え、早天形に成形した後一段目125〜1300
Cにて3分間、二段目160〜165°Cにて3分間(
ただし1.5分後にうらがえして)油ちょうし、エタノ
ールを噴霧後乾燥した和紙の上にて室温にまで冷却する
。(約30分間を要する。)ポリ袋に密封し、30°C
のふ卵器中に保存して一般生菌数を測定した。また5倍
量の水とま砕してPHを測定した。
結果 一般生菌数 発色剤 添加mp Hs9時間後 63時間後DりグJ
Li’U−ス 1.0部 6.31 170 2900
00D−フルクトース1.0部 6.39 10以下 
10以下上記のすり上り身の配合においてソルビン酸製
剤を1部とし、同様にサンプルを調製し同様に試験した
結果 発色剤 添加量 PH60時間移時膜中菌数り−キシロ
ース 0.30部 e、3g 200000D−フルク
トース 1.0部 6.42 1000実施例和 スケソー工船冷凍すり身特級(日本水産株式会社製l+
島丸特」100部、食塩3部、ばれいしょでんぷん5部
、水30部、7096ソルビト一ル液4部、グルタミン
酸ソーダ1部、ソルビン酸0.15部、発色剤0.5部
を通常の方法にてらいかい混合し、直径約35 mmの
ケーシング詰とし、常法により加熱しかまばことした厚
さ15mmに煎菌的に輪切りとして滅菌シャーレに入れ
、一方にはカッ受画を塗布し、他方には塗布しないでお
く。
これを30°Cのふ卵器中に7日間保存しカッ変の認め
られたものはその程度により#、士、士とし、発生しな
いものは−とじた。
カッ受画としては(1) 5erratia marc
escens tJFF−115、(2)Entero
bacter cloacae IJFF−1071(
3) Achromobacter brunific
ans AJ−3230を使用した。これらを寒天培地
上に培養し、1白金耳分を滅菌水1mlに懸濁した割合
のものを滅菌綿棒にてかまほこ切片に塗布した。
結果 発色剤 (1) (2) (3) D−グルコース 1+++ 1 D−フルクトース 士 士 土 手続補正5sxtfy<) 特許庁長官 殿 2、発明の名称 払討ねりi窩めに6とThmG”3、
補正をする者 住所 7、補正の対象 明細書 8、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更無し)、別
紙のとおり1゛1訂庁艮官 殿 昭和59年9月12日
差出Jl’lとの閏1糸 41r訂出願人 4、代理人 6、ン山iT: L: J:すj曽111 ’JルRf
明の数 07、抽j1の:(・1象 明細用の発明の詳
細な説明ε3、補正の内容 二七#譚尤亡二別紙のとお
り(ただしページ数、行数等{j昭和5 9 414月
’l 1 111!I!出の手続補正一−により浄出さ
れた明細71}のものを用いIユ) (1)第3頁3行目「逆様」を「通称」に訂正する。
(2)第4頁16行目1’ー0.5〜2%Jを「0.5
〜l係」と訂正する。
(3)第7頁17行目「2000円/kqJを「200
0’円弱/ kq」に訂正する。
(4)第8貝12行目「ユーザイ」を1エーザイ」に訂
正(6)第23頁IQ [Serratia marc
escens Jを「セラチア マルセ,センス( S
erratia marcescenfll ) jと
訂正する。
(7)第23頁12行目「Enterobacter 
cloacae jを[エンテロバクタ− りo 7 
ン− ( Enterobacter cloacae
 ) Jと訂正する。
(8)第23頁12行目[AchromOL)acte
’r brunif].cans jヲ[アク口モハク
タ− プルニフィヵンス( Achromobacte
r brunificans ) Jと訂正する。
(9)第23頁13行目「使用した。」の後に「(これ
らの菌は東海区水産研究所より分法を受けた。)」をそ
う人する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)魚肉より調製されるすり上り身に対し1.7%以
    下のD−フルクトースを添加することを特徴とする魚肉
    ねり製品の発色方法
  2. (2) rl−フルクトースに加えて弾力増強剤を併用
    することを特徴とする特許請求の範囲(1)の魚肉ねり
    製品の発色方法。
  3. (3) rl−フルクトースに加えて重合リン酸塩、酢
    酸ソーダ、または可食性ポリカルボン酸またはその塩等
    のP I+調整剤を併用することを特徴とする特許請求
    の範囲(1)、(2)の魚肉ねり製品の発色方法。
  4. (4)D−フルクトースに加えて、レシチン、シヨ新高
    級脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノグリセライド等の可
    食性界面活性剤を併用することを特徴とする特許請求の
    範囲(1,)、(2)、(3)の魚肉ねり製品の発色方
    法。
  5. (5)D−フルクトースを主成分とする魚肉ねり製品発
    色剤。
  6. (6)D−フルクトースに加えて弾力増強剤を含有する
    ことを特徴とする特許請求のa囲(5)の魚肉ねり製品
    発色剤。
  7. (7)D−フルクトースに加えて重合リン酸塩、リン酸
    塩、酢酸ソーダ、または可食性ポリカルボン酸またはそ
    の塩等のPH調整剤を含有することを特徴とする特許請
    求の範囲(5)、(6)の魚肉ねり製品発色剤。
  8. (8)D−フルクトースに加えて、レシチン、シヨ着高
    級脂肪酸エステル、冒級脂肪酸モノグリセライド等の可
    食性1?i!面活性剤を含有することを特徴とする特許
    請求の範囲(5)、(6)、(7)の魚肉ねり製品発色
    剤。
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