JPS60155813A

JPS60155813A - 金属およびセラミツク物体のラツカを除去する装置

Info

Publication number: JPS60155813A
Application number: JP59202161A
Authority: JP
Inventors: エヴアルト、シユヴイング; ペーター、ゾマー; ホルスト、ウールナー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-09-30
Filing date: 1984-09-28
Publication date: 1985-08-15
Also published as: US4599067A; DE3335539C1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、燃焼室内で燃焼を行う少なくとも１つのバー
ナ、後続燃焼室および流動床レトルトが設けられており
、その際流れ通路系を介して流動床レトルトから乾留ガ
スを取出すことができ、後続燃焼室中で燃焼でき、さら
にその際流動床レトルトが、ノズル底部を備えたノズル
室を有する、金属およびセラミソク物体のラッカを除去
する装置に関する。担体ガスは、ノズル底部の孔を通っ
て導入されるものであるが、ほとんどの場合空気か、ま
たは酸素を濃厚化した空気であり、この空気は、例えば
送風機を介１〜でノズル室に供給される。乾留ガスは、
流動床レトルト内でラッッノ除去すべき物体のラッカ除
去の際に生じる。しかしラッカ塗り装置内で生じるいわ
ゆるラッヵスラダを、燃焼のため流動床しトルトの流動
床に挿入１〜てもよい。乾留ガスが燃焼ｎ１能な成分を
含んでいることは明らかである。以下において装置から
出るガスは、廃ガスと称ずろ。この廃ガスから有害なま
たは環境を汚染する成分を燃焼して取除き、かつ無害な
廃ガスを生じるように′１″るため、乾留ガスの後続燃
焼が行われる。さらに乾留ガス内に含まねまた可燃性成
分のエネルギを利用ずろようにする。

ラッカ除去すべき物体は、流動床レトルト内に入れられ
、かつ例えばかごによって流動床内につるされろ。流動
床自体は例えば石英粒子から成る。

ほとんどの場合流動床レトルトの範囲にラッカを除去し
たまだ熱い物体の保管格子がある。

従来技術経験的に周知のこのような装置では、一方においてバー
ナと燃焼室、他方において後続燃焼室、およびその他に
流動床レトルトは、独立したユニットであり、これらユ
ニットは、構造上皿べて配置され、かつ導管および通路
を介して機能的にまとめられているだけである。そのた
め費用がかさみ、かつ空気力学的および熱力学的関連が
悪化する。導管系における流れの抵抗は比較的大きく、
流動床レトルト内で簡単に均一な温度分布を維持するこ
とはできず、このことは、特に流動床レトルトが４角形
底面形を有する場合にあてはまる。

発明の目的本発明の課題は、初めに述べたような装置を、特に４角
形底面形の流動床レトルトを有するこのような装置を、
空気力学的見地からあらゆる要求を満たしかつ前記欠点
を除去した単一ユニットにまとめろことにある。

発明の構成この課題を解決するため、本発明は次のことな示してい
るＣすなわち燃焼室、後続燃焼室および流動床レトルト
が共通のケーシング内に配置されており、上からこのケ
ーシング内に、流動床レトルトが周囲流リングギャップ
を形成してつるされており、また流動床レトルトの下に
後続燃焼室が配置されており、この後続燃焼室は、流動
床レトルトのノズル室によって上方を閉じられており、
この流動床レトルトは周囲流リングギャップを空けてお
り、また流動床しトルト内に形成された流動床表面の範
囲において周囲流リングギャップに循環集合通路が続い
ており、この集合通路は、廃ガス出口に結合されており
、また後続燃焼室と廃ガス出口がバイパスを介して結合
されており、このバイパスは制御弁によって閉鎖可能で
ある。制御弁は、例えばフラップまたは摺動体とするこ
とができる。周囲流リングギャップの幾何学的構造が、
集合通路と同様に流動床レトルトの底面形によって決ま
り、従って円形底面形流動床レトルトの場合、円形の周
囲流リングギャップまたは円形に通った集合通路が使わ
れ、４角形流動床レトルトの場合には周囲流リングギャ
ップおよび通路の経過が相応して４角形であることは明
らかである。

本発明の有利な実施形によれは、装置は次のようになっ
ている。すなわち燃焼室が、後続燃焼室のほぼ２倍の高
さを有し、かつノ・−すの上に乾留ガスの導入装置が配
置されており、ま１こ燃焼室の」二側部分と流動床レト
ルトの間にフードが配置されており、このフードは、こ
のフードの範囲に周囲流リングギャップを形成している
。バイパスと制御弁は、流動床内の温度を制御できるよ
うにするために必要である。後続燃焼室内では８０（ｌ
ないし１１００℃の温度範囲のいわば定常的な負荷変化
および部分的に煙道ガス容積の２倍の増加が生じるにも
かかわらず、流動床内の温度は、例えば４．５Ｕ℃にす
る。後続燃焼室内のこれら温度および容積変化は、ラッ
カ除去自体またはラッカスラグ導入による流動床しトル
ト内の熱需要に対して逆サイクルで始まる。それにもか
かわらず本発明による装置では流動床レトルトの温度は
困難なく一定に維持できる。このことは、制御弁の操作
によって行われる。このようにして流動床しトルトは、
熱い煙道ガスにいわばさらされろか、または熱い煙道ガ
スは後続燃焼室から直接廃ガス出［」に供給されるよう
に１−ることかできる。

詳細に述べれば、本発明の枠内には変形および構成の多
くの可能性がある。流れに応じて、熱力学的および制御
技術的または調整技術的に考慮して、次のような特徴な
イＴ　ｉ−る実施形は特に有利である。１なわち集合通
路に降下通路か接続されており、この降下通路は、後続
燃焼室の高さのところに配置された廃カス出口に通じて
おり、また廃ガス出口の高さのところにあるバイパスが
、後続燃焼室と廃ガス出口を短絡する。ここで制御弁が
開いていると、全体的に本発明による装置の熱的関係に
基いて短絡のため、もはや周囲流リングギャップを介し
て流動床レトルトに熱エネルギは加えられない。バイパ
ス内の制御弁が閉じていれば、加熱が行われる。

本発明による装置においてケーシングが鋼板ケーシング
として構成されていると有利であり、このケーシングは
、耐火性材料、例えば耐火セラミックから成る被覆を有
する。燃焼室の上部範囲に配置さ」ｔだフードもこのよ
うな材料から構成すると有利である。一般に流動床レト
ルトは、十分に耐熱性の鋼から成る。流動床レトルトの
ノズル底部の下および周囲流リングギャップの範囲に耐
火セラミック製のタイル被覆を設けることは有利である
。

得らり、た利点は次の点にある。すなわち本発明による
装置では主要な要素、すなわち燃焼室を有するバーナ、
後続燃焼室および流動床レトルトがユニット装置を形成
しており、その際空気力学的に考慮してわずかな流れ抵
抗しか生じずかつその上極めて均一かつ正確に制御可能
な流動床レトルトの加熱が行われるように、この装置の
前記要素が配置されかつ煙道ガス案内または乾留ガス導
入および廃ガス流出が行われている。

実施例の説明本発明の実施例を以下図面によって説明する。

図に示した装置は、金属およびセラミック物体のラッカ
を除去するために使用するものである。

基本構造には、まず燃焼室２内で燃焼を行うバーナ１、
後続燃焼室３および流動体しｌ・ル［・４が含まれてい
る。図示されていない流れ通路系を介して流動床レトル
ト４から乾留ガスを取出１″ことができ、かつ後続燃焼
室３内で燃焼できる。流動床レトルト４は、担体ガス導
入部６を備えたノズル室５を有する。

第１図ないし第４図を比較考察すれば明らかなように、
燃焼室２、後続燃焼室３および流動床レトルト４は、共
通のケーシング７内に配置されている。この共通ケーシ
ング７内には流動床レトルト４が、周囲流リングギャッ
プ８を形成して上からつるされている。流動床レトルト
４の下には後続燃焼室３がある。この後続燃焼室は、流
動床レトルト４のノズル室５によって上方を閉じられて
いる。ノズル室５は、周囲流リングギャップ８を空けて
いる。本実施例において流動床レトルト４は、第３図に
示Ｉ−だ４角形底面形を有する。従ってこの周囲流リン
グギャップ８も相応して４角形に形成されている。流動
床レトルト４内に形成された流動床表面９の範囲におい
て、周囲流リングギャップ８に循環集合通路１０が続い
ている。この集合通路は、廃ガス出口１１に結合されて
いる。さらに後続燃焼室３と廃ガス出口１１はバイパス
１２を介して短絡可能であり、その際このバイパス１２
内には制御弁１３があり、この制御弁がバイパス１２を
開閉する。本実施例において制御弁１３はフラップとし
て形成されており、すでに前に説明したように動作する
。

第１図から明らかなように燃焼室２は、後続燃焼室３の
ほぼ２倍の高さｆＴを有し、またバーナ１の上には乾留
ガス導入装置１４が配置されている。

燃焼室２の上側部分と流動床レトルト４０間にはフード
１５があり、このフードは、この範囲に周囲流リングギ
ャップ８を空けている。

後続燃焼室３内の、従って流動床１６内の温度制御を簡
単かつ非常に正確に行うことができるようにするため、
装置は次のようになっている。すなわち集合通路１０に
降下通路１７が接続されており、この降下通路は、後続
燃焼室３の高さのところに配置された廃ガス出口１１に
通じている。バイパス１２は、この廃ガス出口Ｊ１の高
さのところにあり、かついわば後続燃焼室３と廃ガス出
口月を短絡することができるので、もはや前記の周囲流
リングギャップ８を介して流動床しトルト４の周囲の流
れは生じない。

ケーシング７は鋼板ケーシングとして構成されている。

ケーシング７内には、耐火性材料、例えば耐火セラミッ
クから成る被覆１８がある。燃焼室２の上部範囲に配置
さ才またフード１５も耐火性材料から作られている。概
略的に示ｌ〜たたけであるが、流動床レトルト４は、ノ
ズル室５の下および周囲流リングギャップ８の範囲に耐
火セラミックから成るタイル被覆１９を有する。ノズル
室５内に担体ガスを供給するため、担体ガス供給導管２
（］が設けられていることは明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による装置の垂直断面図、第２図は、
第１図の装置をＡ−Ａ方向に見た断面図、第３図は、第
１図の装置をＢ−Ｂ方向に見た断面図、第４図は、第１
図の装置をＣ−Ｃ方向に見た断面図である。１・・・バーナ、２・・・燃焼室、３・・・後続燃焼室
、４・・・流動床レトルト、５・・ノズル室、７・・・
共通ケーシング、８・・周囲流リングギャップ、９・・
・流動床表面、１０・・・集合通路、】ｌ・・・廃ガス
出口、１２・・・バイパス特許出願人　工ヴアルト、シュグイング同　ベーター、
シマー同　ホルスト、ウールナー代理人弁理士田代黒治

Claims

【特許請求の範囲】

（１）燃焼室内で燃焼を行う少な（とも１つのバーナ、
後続燃焼室および流動床レトルトが設けられており、そ
の際流れ通路系を介して流動床レトルトから乾留ガスを
取出すことができ、後続燃焼室中で燃焼でき、さらにそ
の際流動床レトルトが、ノズル底部を備えたノズル室を
有する、金属およびセラミック物体のラッカを除去する
装置にどいて、燃焼室（２）、後続燃焼室（３）および流動床レトルト
（４）が共通のケーシング（７）内に配置されており、
上からこのケーシング内に、流動床レトルト（４）が周
囲流リングギャップ（８）を形成してつるさ匙ており、
また流動床レトルト（４）の下に後続燃焼室（３）が配
置されてぢり、この後続燃焼室は、流動床レトルト（４
）のノズル室（５）によって上方を閉じられており、こ
の流動床レトルトは周囲流リングギャップ（８）を空け
ており、また流動床しトルト（４）内に形成された流動
床表面（９）の範囲において周囲流リングギャップ（８
）に循環集合通路００）が続いており、との集合通路は
、廃ガス出口（１１）に結合されており、また後続燃焼
室（３）と廃ガス出口０１）かバイパス（１諺を介して
結合されており、このバイパスは制御弁θ埠によって閉
鎖可能であることを特徴とずろ、金属およびセラミック
物体のラッカを除去ずろ装置。
（２）燃焼室（２）が、後続燃焼室（３）のほぼ２倍の
高さくＨ）を有し、かつバーナ（１）の上に乾留ガスの
導入装置（１４１が配置されており、また燃焼室（２）
の上側部分と流動床レトルト（４）の間にフード（１→
が配置されており、このフードは、このフードの範囲に
周囲流リングギャップ（８）を形成している、特許請求
の範囲第１項記載の装置。
（３）集合通路０１に降下通路０乃が接続されており、
この降下通路は、後続燃焼室（３）の高さのところに配
置された廃ガス出口０］）に通じており、また廃ガス出
口（１１）の高さのところにあるバイパス０→が、後続
燃焼室（３）と廃ガス出口０ηを特徴する特許請求の範
囲第１項または第２項記載の装置。
（４）ケーシング（７）が鋼板ケーシングとして構成さ
れており、また鋼板ケーシング（７）が、耐火性材料、
例えば耐火セラミックから成る被覆を有し、燃焼室（２
）の上部範囲に配置されたフード０９もこの耐火性材料
から成る、特許請求の範囲第１〜３項の１つに記載の装
置。
（５）流動床しトルト（４）が、ノズル室（５）の下お
よび周囲流リングギャップ（８）の範囲に耐火セラミッ
クから成るタイル被覆（１１を有する、特許請求の範囲
第１〜４項の１つに記載の装置。