JPS60155797A - おしぼり等に使用される積層紙の製造方法 - Google Patents

おしぼり等に使用される積層紙の製造方法

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JPS60155797A
JPS60155797A JP59010718A JP1071884A JPS60155797A JP S60155797 A JPS60155797 A JP S60155797A JP 59010718 A JP59010718 A JP 59010718A JP 1071884 A JP1071884 A JP 1071884A JP S60155797 A JPS60155797 A JP S60155797A
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absorbing
absorbing paper
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文男 角田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、おしぼシ・タオル・テーブルクロス、シー
ツあるいは包装用の緩衝材等に使用される積層紙に関す
るものである。
従来技術 従来、このような積ノー紙として種々のものがあるが、
いずれも外観と使用感に劣るものが多い。
例えば、微細な平行うレープを有する和紙を熱融着性和
紙の両面に配置し、これをクレープと平行に走る多数の
平行線上において熱融着することによ98層構造とした
和紙(例えば実用新案公告昭和50年第22085号)
がある。ところが、この構造においてはクレープと平行
に熱―着するために、水分を含ませると表面の和紙が中
間紙から離れるように膨出し、外観が悪−化するばかシ
でなく肌ざわシも悪かった。そのため、実用性にとぼし
いものである。
寸た、熱融着性のある合成樹脂系繊維を混入した縮み和
紙を数枚重ね、これを任意の形状に沿って一定巾の線状
に加圧融着させるもの(例えば特許出願公告昭和56年
第47818号)があるが、これは、各層が同質である
ことから、収縮率あるいは伸び率の差を利用してしわを
設けることができないので、しわが単調なものとなって
外観及び使用感が良くなかった。
目的 この発明は、上記の問題を解決して、外観及び使用感に
優れるM原紙を提供することを目的とする。
構成 この目的のために、この発明においては合成繊維を含み
、かつクレープを有する第1の吸湿紙に、合成繊維を含
まずかつ一方向に延ひる多数のクレープを形成した第2
のg!i湿紙を積層し、第2の吸湿紙のクレープと直交
する方向に走る複数条のヒートセット部を形成して、そ
のヒートセット部においてこれらg!+1!湿紙を相互
に融着するとともに水分を含浸させる構成をとる。
実施例 以下、この発明の実施例につき説明する。積層紙1は第
1図ないし第3図に示すように第1の吸湿紙2と第2の
吸湿紙3との積層構造からなる。
第1の吸湿紙2は、吸湿紙の繊維の一部にポリエチレン
ポリプロピレン及びポリエステルのような熱融着性を有
する合成樹脂の繊維(以下合成繊維)を混抄したもので
ある。そして、この第1の吸湿紙2は周知の方法で形成
されるウェットクレープ。
ドライクレープ、エンボスクレープ等のクレープを有し
ている。
合成繊維を含まない第2の吸湿紙3は、その表面にクレ
ープ4が一方向に一面に延びる。そして、このクレープ
4とtafする方向に一定のピッチで延びるヒートセッ
ト部6において、この第2の吸湿紙3は第1の吸湿紙2
と熱融着されている。積層紙1にはクレープ4と略同一
方向に走る大じわ5が不規則に混在している。
第4図は第2の吸湿紙3の積層前の状態を示す。
この時には吸湿紙3は一様なりレープ4を全面に有する
だけである。このクレープ4は、詳細な説明は省略する
が、抄紙機のドライヤ上で適当な水分を持った原紙を、
ドクターブレードにて剥キトりつつ平行しわを生ぜしめ
る々どの慣用の技術によるものである。
この第2の吸湿紙3を第1の吸湿紙2上に重ね、一対の
ヒートセットローラ7.7 (第5図)の間にクレープ
4と直交する方向に通す。ヒートセットローラ7.7は
その表面に一定ピッチで1〜syxm 幅のビード8を
もち、とのビード8が一定間隔(10〜2omm>+お
いて相対するよう平行に配置されたものである。また、
その内部に収納した図示しない加熱手段によシ、第1の
吸湿紙2の合成繊維が溶融するに十分な温度まで加熱昇
温されている。このヒートセットローラー7.7を通っ
た第1の吸湿紙2と、第2の吸湿紙3とは、このため、
ビード8と等しい幅及びピッチのヒートセット部6にお
いて加熱圧接されて互いに融着し一枚の積層紙となる。
このとき、ヒートセット部6とクレープ4との延びる方
向は互いに直交している。
つぎに、この一枚となった積層紙1に噴霧機等によシ表
裏から適量の水分を含ませると、吸湿紙3は吸水しクレ
ープ4と直交する方向に伸びる。
これは、一般にクレープ4を有する第2の吸湿紙3が吸
水すると、伸長してクレープのない平担な状態になろう
とするからである。ところが、第1の吸湿紙2は合成繊
維を含んでいるため、第2の吸湿紙2よシ吸水割合が少
ないので吸湿紙3のようには伸びない。この結果、第1
の吸湿紙2と第2の吸湿紙3とは、クレープ4と直交す
る方向に伸びの差を生じ、たるみを生じる。ところが、
このクレープ4と直交す・る方向には、一定間隔(10
〜20問)でヒートセット部6が延びておシ、このヒー
トセット部6においては、第2の吸湿紙3は第1の吸湿
紙2と互いに融着しているため、伸びの差によるたるみ
は大きく一箇所に集中することができない。この結果第
1図、第2図に示すように、大じわ5がヒートセット部
6の方向にほぼ均等で分散してクレープ4と大じわ5と
が混在する。このようにして生じた大じわ5は、この後
乾燥させても消失せず、クレープ4の間に大じわ5が明
瞭に形成されて、両者4.5が混在する積層紙1が得ら
れる。
以上説明した積層紙1は、クレープ4、大じわ5が適当
にかつほぼ均一に分散して肌ざわシが良くまた外観にも
優れる。
また、ヒートセット部6をクレープ4と直交する方向に
設けたことによシ、クレープ4の間に大じわ5を容易に
作ることができる。また、この大じわ5とクレープ4と
の割合は、ヒートセット部6のピッチ、クレープ4の大
きさ、吸湿紙2の合成繊維混抄率、吸水量々どによって
容易に調節可能であシ、もつとも望ましい割合の積層紙
を容易に製造することができる。きらに、この実施例に
おいては、第2の吸湿紙3のみならず第1の吸湿紙2に
もクレープが形成されているので、より一層肌ざわi良
くすることができる。
他の実施例 なお、以上の実施例では積層紙1は二層で構成したが、
第6図に示すように、第1の吸湿紙2の表装両面に第2
の吸湿紙3を配置する三層構成や第1の吸湿紙2を2枚
、第2の吸湿紙3を3枚用いて交互に重ねる五層構成な
どが可能である。このようにすることにより、さらに吸
湿性がよくかつ肌ざわり、外観がよい積層紙となる。
!た、第1の吸湿紙2に着色模様を施すこともできる。
このようにすれば、水分を含ませて使用に供する場合、
模様が鮮明に浮き出て美的効果を高め、商品価値を向上
させる。第1の吸湿紙2全体を着色しても同様に吸湿に
よシヒートセット部の色がより強く浮き出し、同様の美
的効果が得られる。
効果 以上のごとく、本発明は肌ざわシよく、かつ外観にも優
れた積層紙を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例を示す平面図、第2図はそ
の部分拡大図、第3図は積層状態を示す断面図、第4図
は吸湿紙3の積層前の表面を示す平面図、第5図は積層
工程を示す正面図、第6図は他の積層例を示す断面図で
ある。 積層紙1、合成繊維を含む第1の吸湿紙2、合成繊維を
含まない第2の吸湿紙3、クレープ4、ヒートセット部
6゜ 特許出願人 角 1) 文 刃 幅 村 実 雄 代 理 人 弁理士 恩 1)博 宣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 合成繊維を含み、かつクレープを有する第1の吸湿
    紙(2)に、合成m維を含まず、かつ一方向に延びる多
    数のクレープを形成した第2の吸湿紙(3)を積層し、
    その第2の吸湿紙(3)のクレープに対して直交する方
    向に延びる複数条のヒートセットfR,c 6 )t−
    形成して、そのヒートセット部(6)において両段湿紙
    (2)(3)を相互に融着するとともに、水分を含浸さ
    せたことを特徴とする積層紙。 2 ヒートセット部(6)のピッチは10〜20朋であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の積層紙。 8、各ヒートセット部(6)の巾は1朋〜3闘である特
    許請求の範囲第1項に記載の積層紙。 4 合成m維を含む第1の吸湿紙(2)の両面に合成m
    維を含まない第2の吸湿紙(3)を重ねた三層構造であ
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項のうちいずれか1
    項に記載の積層紙。 5、合成繊維を含む第1の吸湿紙(2)には着色模様が
    施されている特許請求の範囲第1項ないし第4項のうち
    いずれか1項に記載の積層紙。 6、 合成m維を含む第1の吸湿紙(2)全体が着色さ
    れている特許請求の範囲第1項ないし第4項のうちいず
    れか1項に記載の積層紙。
JP59010718A 1984-01-23 1984-01-23 おしぼり等に使用される積層紙の製造方法 Granted JPS60155797A (ja)

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JPH0424480B2 JPH0424480B2 (ja) 1992-04-27

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