JPH018354Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018354Y2 JPH018354Y2 JP1983140351U JP14035183U JPH018354Y2 JP H018354 Y2 JPH018354 Y2 JP H018354Y2 JP 1983140351 U JP1983140351 U JP 1983140351U JP 14035183 U JP14035183 U JP 14035183U JP H018354 Y2 JPH018354 Y2 JP H018354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- felt
- laminate
- present
- laminating agent
- melted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 11
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- 239000003522 acrylic cement Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フエルトの片面に粘着剤又は接着剤
（以后ラミネート剤という）を介して、ラミネー
トシートを一体化するラミネートフエルトに関す
るものである。今図を用いて本考案を説明する。
図１は従来のラミネートフエルトの断面図で、１
はフエルト、３はラミネートシートでフエルト１
をラミネート剤２を介して一体化させられている
状態を示す。フエルト１は、３次元的な繊維の集
合体であるため、フエルト１の表面は図２で示す
如く繊維の毛羽立ち４を生じやすく、この毛羽立
ち繊維４のため、ラミネート剤２のフエルト１と
の浮き５又は、及びラミネートシート３との浮き
６を生じて、ラミネート不良を生じる事が多いと
いう欠点を有していた（この現象を、ラミネート
剤の浮き現象と云う。）。この浮き現象を解消する
ため、ラミネート剤を多量に塗布し、圧着する事
が考えられるが、ラミネート剤の多量使用による
通気度の低下、又価格アツプ等の点で好ましくな
い。本考案は、種々テストした結果、毛羽立ち繊
維を溶融させてからラミネートを行えば、経済的
に又、通気度の低下が少なく、ラミネートフエル
トが得られる点に着目したものである。図３に本
考案のラミネートフエルトの断面図を示す。７は
毛羽立ち繊維４を熱により溶融させた状態を示
し、繊維溶融部７は、非結晶部が大部分のためラ
ミネート剤２との親和性が強く、又毛羽立ち繊維
４がないため、フエルト１とラミネートシート３
との一体化が従来品に比べて、より強固に行われ
るため、従来の様な浮き現象を生じる事がない。
本考案に用いられるラミネート剤２は、使用目的
に応じて全面に、又は点状に塗布又は散布しても
よく、又ラミネートシート３は、ペーパー織布、
多孔質膜等フエルト以外の材質ならいづれでもよ
い。
（以后ラミネート剤という）を介して、ラミネー
トシートを一体化するラミネートフエルトに関す
るものである。今図を用いて本考案を説明する。
図１は従来のラミネートフエルトの断面図で、１
はフエルト、３はラミネートシートでフエルト１
をラミネート剤２を介して一体化させられている
状態を示す。フエルト１は、３次元的な繊維の集
合体であるため、フエルト１の表面は図２で示す
如く繊維の毛羽立ち４を生じやすく、この毛羽立
ち繊維４のため、ラミネート剤２のフエルト１と
の浮き５又は、及びラミネートシート３との浮き
６を生じて、ラミネート不良を生じる事が多いと
いう欠点を有していた（この現象を、ラミネート
剤の浮き現象と云う。）。この浮き現象を解消する
ため、ラミネート剤を多量に塗布し、圧着する事
が考えられるが、ラミネート剤の多量使用による
通気度の低下、又価格アツプ等の点で好ましくな
い。本考案は、種々テストした結果、毛羽立ち繊
維を溶融させてからラミネートを行えば、経済的
に又、通気度の低下が少なく、ラミネートフエル
トが得られる点に着目したものである。図３に本
考案のラミネートフエルトの断面図を示す。７は
毛羽立ち繊維４を熱により溶融させた状態を示
し、繊維溶融部７は、非結晶部が大部分のためラ
ミネート剤２との親和性が強く、又毛羽立ち繊維
４がないため、フエルト１とラミネートシート３
との一体化が従来品に比べて、より強固に行われ
るため、従来の様な浮き現象を生じる事がない。
本考案に用いられるラミネート剤２は、使用目的
に応じて全面に、又は点状に塗布又は散布しても
よく、又ラミネートシート３は、ペーパー織布、
多孔質膜等フエルト以外の材質ならいづれでもよ
い。
次に実施例を示す。
厚サ１mmのポリエステルフエルトの片面をガス
毛焼機によつて、60m／分の速度で、ポリエステ
ルフエルト表面の繊維の一部を溶融し、溶融面に
アクリル系粘着剤を50g／m2塗布し、更にその上
に0.2mmの厚サの離型紙を貼り合わせて、本考案
のラミネートフエルトを作つた。従来法と比較す
るために、厚サ１mmのポリエステルフエルトの片
面に該アクリル系粘着剤を塗布し、本考案のラミ
ネート剤２とフエルト１との剥離強力を維持する
ために必要な粘着剤量を測定した処、150g／m2
も必要であり、この事は本考案は粘着剤量が少な
くて経済的で、又粘着剤量が少なければ出来上つ
たラミネートフエルトの通気度の低下も少ないと
いう理想的なラミネートフエルトが出来た。
毛焼機によつて、60m／分の速度で、ポリエステ
ルフエルト表面の繊維の一部を溶融し、溶融面に
アクリル系粘着剤を50g／m2塗布し、更にその上
に0.2mmの厚サの離型紙を貼り合わせて、本考案
のラミネートフエルトを作つた。従来法と比較す
るために、厚サ１mmのポリエステルフエルトの片
面に該アクリル系粘着剤を塗布し、本考案のラミ
ネート剤２とフエルト１との剥離強力を維持する
ために必要な粘着剤量を測定した処、150g／m2
も必要であり、この事は本考案は粘着剤量が少な
くて経済的で、又粘着剤量が少なければ出来上つ
たラミネートフエルトの通気度の低下も少ないと
いう理想的なラミネートフエルトが出来た。
図１は、従来のフエルトラミネートの断面図で
１はフエルト、２はラミネート剤、３はラミネー
トシートを示す。図２は図１を拡大したもので
５，６は毛羽立ち繊維４によりラミネート剤２と
フエルト１及び、ラミネート剤２とラミネートシ
ート３の浮き状態を示し、図３は、本考案のラミ
ネートフエルトの断面図を示し、７は毛羽立ち繊
維４が溶融された状態を示す。
１はフエルト、２はラミネート剤、３はラミネー
トシートを示す。図２は図１を拡大したもので
５，６は毛羽立ち繊維４によりラミネート剤２と
フエルト１及び、ラミネート剤２とラミネートシ
ート３の浮き状態を示し、図３は、本考案のラミ
ネートフエルトの断面図を示し、７は毛羽立ち繊
維４が溶融された状態を示す。
Claims (1)
- フエルトの片面にラミネートシートを置き一体
化したるラミネートフエルトに於いて、ラミネー
トシート側のフエルトの表面繊維の一部を溶融し
たる構造のラミネートフエルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14035183U JPS6048427U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | ラミネ−トフエルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14035183U JPS6048427U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | ラミネ−トフエルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6048427U JPS6048427U (ja) | 1985-04-05 |
| JPH018354Y2 true JPH018354Y2 (ja) | 1989-03-06 |
Family
ID=30314271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14035183U Granted JPS6048427U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | ラミネ−トフエルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048427U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4023228Y1 (ja) * | 1964-03-19 | 1965-08-09 | ||
| JPS5280579A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-06 | Junkosha Co Ltd | Laminate for bag filters |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP14035183U patent/JPS6048427U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4023228Y1 (ja) * | 1964-03-19 | 1965-08-09 | ||
| JPS5280579A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-06 | Junkosha Co Ltd | Laminate for bag filters |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6048427U (ja) | 1985-04-05 |
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