JPS6015058B2 - 新規なるマゼンタ形成性カラ−カツプラ−ならびに写真におけるその利用 - Google Patents

新規なるマゼンタ形成性カラ−カツプラ−ならびに写真におけるその利用

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JPS6015058B2
JPS6015058B2 JP52001115A JP111577A JPS6015058B2 JP S6015058 B2 JPS6015058 B2 JP S6015058B2 JP 52001115 A JP52001115 A JP 52001115A JP 111577 A JP111577 A JP 111577A JP S6015058 B2 JPS6015058 B2 JP S6015058B2
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/384Couplers containing compounds with active methylene groups in rings in pyrazolone rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/0003Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized anilines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/34Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components
    • C09B29/36Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds
    • C09B29/3604Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing only a nitrogen as heteroatom
    • C09B29/3647Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing only a nitrogen as heteroatom containing a five-membered ring with two nitrogen atoms as heteroatoms
    • C09B29/3652Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing only a nitrogen as heteroatom containing a five-membered ring with two nitrogen atoms as heteroatoms containing a 1,2-diazoles or hydrogenated 1,2-diazoles
    • C09B29/366Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing only a nitrogen as heteroatom containing a five-membered ring with two nitrogen atoms as heteroatoms containing a 1,2-diazoles or hydrogenated 1,2-diazoles containing hydroxy-1,2-diazoles, e.g. pyrazolone

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なる着色2ーピラゾリン−5−オンカラー
カツプラーならびにかかるカラーカップラーを含む写真
ハロゲン化銀素子に関するものである。
感光性ハロゲン化銀乳剤層中に写真カラー像を形成せし
めるため、露光済みのハロゲン化銀をカラーカップラー
の存在下に芳香族第1アミノ発色現像液で現像し、酸化
現像薬との反応で銀像に対応する部分に染料を形成せし
めることは公知である。
減色法3原色写真術においては通常、少なくとも1層の
赤増感、少なくとも1層の緑増感、ならびに少なくとも
1層の音感性ハロゲン化銀乳剤層を有する写真素子を用
い、適当なカラ−カップラー群の存在下に現像を行って
、シアン、マゼンタおよび黄色染料像がそれぞれ作られ
るのである。
こういった3色分解像は通常スペクトルの非所望城の光
をも吸収しカラー再現に悪影響をおよぽす。従って、例
えば俺Aジャーナル親萱、第94頁(1947年)に記
載されているように、無色のカップラー群以外に染料像
の望ましからざる副次的吸収をマスクするため着色カッ
プラーを用いることが通常実施されている。例えば2−
ピラゾリン−5−オンカツブラーで、作られるマゼンタ
染料像は緑スペクトル域における望ましい主吸光性を有
するだけでなく青スペクトル域での望ましからざる副次
的吸光性をも有する。この副次的吸収をマスクするため
4位にアリールアゾ基をもつ黄色の2−ピラゾリン−5
−オンカツプラーを用いることが公知である。こういっ
た黄色カップラーはマゼンタ染料像の副次的吸収をマス
クするため香スペクトル城における充分な吸光性をもつ
だけでなく、充分なカップリング活性を有するべきであ
り、また乳剤の他の写真特性をそこなうことがあっては
ならない。公知の4−p−アルコキシアリールアゾ−2
−ピラゾリンー5ーオン、特に3位にあるアニリノ基を
有するものは望ましい反応性はあるが高度のカブリを生
ぜしめる。黄色2−ピラゾリンー5ーオンカップラーと
共に現像抑制剤放出性(DIR)カップラーを用いるこ
とによりこの過度のカプリを減少せしめることが例えば
英国特許第1269073号に提案されている。本発明
に従えば(DIR)カップラーの不存在下であっても過
度のカブリを生じることのない、またマゼンタ染料の望
ましからざる青吸収に対し、所望の色修正マスク効果を
与える充分な反応性をもつ、黄色のマゼンタ形成怪力ッ
プラーとして用いるための新規なる4−p−アルコキシ
アリールアゾ−2−ピラゾリンー5−オン化合物が提供
せられる。フヱニルアゾ基のァゾ基のp位に一般式1一
○−Nk−X−R 1(式中Nkは
直鎖または分枝鎖アルキレンで、好ましくは最大限5コ
の炭素原子を有し、またフェニルの如きァリール置換分
を有していてもかまわぬ基を表わし、Xは結合基例えば
一〇−、一S、−CO−、一S02−、−S020−、
−CONQ、一NQCO−、一S02NQ一および−N
QS○2一を表わし、Qは水素、アルキルあるいはアリ
ールであり、Rはフェニルの如きアリールあるいは置換
アリール基である)で表わされる置換アルコキシ基のあ
る4ーフェニルアゾー2ーピラゾリンー5−オンが、非
置換p−アルコキシフェニルアゾ基をもつ対応するカッ
プラーと比較して、カブリを生じることの少ない有用な
マスク形成注力ップラーであることが見出された。
本発明に従えば通常置換ァゾ基が存在するためアゾピラ
ゾリノン類が非常に純粋な形で分離出来、それらはエチ
ルアセテートの如き有機の水不混和性低沸点溶剤ならび
にジブチルフタレートの如き高沸点溶剤に容易に溶解す
る。従ってこういった溶剤を使用する衆知の分散法によ
り乳剤中に添加される。本発明はまた少なくとも1層の
ハロゲン化銀乳剤層と、前記一般式1で表わされる基を
フェニルアゾ基のp位に有する黄色4−フェニルアゾ−
2−ピラゾリンー5ーオンカラーカツプラ一を含む写真
カラー材料を提供する。本発明にかかる4ーフェニルア
ゾ−2ーピラゾリンー5−オンカツプラーは次の一般式
0‘こより表わすことができる。式中AIk、Xおよび
Rは前述せるとおりであり、RIは水素、ハロゲン例え
ば塩素、あるいは電子供与性置換基例えばアルキル、ア
ルコキシ、アミノ、NーアルキルアミノおよびN・Nー
ジアルキルァミノを表わし、Cpは4位で結合している
2−ピラゾリソー5−オンカップラー残基を表わす。
4位で結合している2−ピラゾリソ−5−オンカップラ
ー残基Cpは通常の2ーピラゾリン−5ーオンカツプラ
ーから誘導され、次の一般式mで表わすことができる。
式中R2およびR3のおのおのはハロゲン化銀カラー写
真に用いられる2ーピラゾリン−5ーオンカッブラーに
おいて衆知の型の置換基である。すなわちR2は例えば
炭素原子1〜20のアルキル、置換ァルキル、例えばハ
ロアルキル(例えば2−トリフルオロェチル)、シアノ
アルキル(例えば2−シァノェチル)、ベンジル、置換
ペンジル、5員あるいは6員複秦環式基、あるいは好ま
しくはァ1」ール、置換ァ1」ール例えばフェニルおよ
び1乃至はそれ以上の置換分例えばハロゲン(例えば塩
素)、シアノ、ニトロ、アルキル、アルコキシ、アルキ
ルチオ、アルキルスルホニル、ハロアルキル、ハロアル
コキシ、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルホニル、
アリール、アリールオキシ(例えばフェノキシ)、アシ
ル、アシルオキシ、アミノ、アシルアミノ、スルフアモ
イル、あるいはカルバモイル、N−アルキルならびにN
−アリール置換スルファモィルあるいはカルバモィルを
担持するフェニルでありうる。R3は例えば炭素原子1
〜18のアルキル基、好ましくはアミノ基あるいは置換
ァミノ基例えば(1’アニリノ、置換アニリノ例えばハ
ロゲン、アルキルスルホ、ニトロ、シアノ、アルコキシ
、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリールスルホ
ニル、アリールオキシスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、アミノ、置換ァミノ(例えばNーアルキルアミノ、
N・Nージアルキルアミノおよびアシルアミ/)、スル
フアモイルあるいはカルバモイル、N−置換スルフアモ
ィルあるいはカルバモィルから選ばれる1乃至はそれ以
上の置換分で置換されたアニリノ;および{2)アシル
アミノ例えばアルキルカルボンアミド、アリールカルボ
ソアミド、アルコキシカルボンアミド、アリールオキシ
カルボンアミド、アルキルウレイド、およびアリoール
ウレイド(ただしこれらのアルキルおよびアリール基に
は例えばアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
ルスルホニル、フエノキシ、アシルアミノ等の置換分を
さらに有していてもかまわない)でありうる。
本発明にかかる好ましい黄色2ーピラゾリン−5−オン
マゼンタ形成怪力ップラーはフェニルアゾ基に前述の如
き置換基を有する1−フェニル−*3ーアニリノー4−
フエニルアゾ−2−ピラゾリンー5−オンである。
それらは次の一般式Wで表わされる。式中R、Xおよび
AIkはそれぞれ前述せるとおりであり、Yはフェニル
、置換フェニル例えばハロゲン(例えば塩素、臭素)、
アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホ
ニル、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホ
ニル、シアノ、ニトロ、スルフアモイル、力ルノゞモィ
ル、N−置換スルフアモィルあるいはN−置換カルバモ
ィル等で置換されたフェニル、例えば2−クロロフエニ
ル、4−クロロフエニル、2・5−ジクロロフエニル、
2・6−ジクロロフエニル、2・4・6−トリク。
。フエニル、2ーフロモフエニル、3・5ージブロモフ
エニル、2−シアノフエニル、4−シアノフエニル、3
−ニトロフエニル、4ーニトロフエニル、4−メチルフ
エニル、2・6−ジメチルフエニル、2・6ージエチル
フエニル、4−ブチルフエニル、2ートリフルオロメチ
ルフヱニル、2−クロ。−5ーニトロフエニル、2−ク
ロロー5−シアノフエニル、5−クロロ−2−メチルフ
エニル、2・6ージクロロ−4−メチルフエニル、2・
4−ジクロロ−6−メチルフエニル、2−クロロ−4・
6ージメチルフエニル、2・6−ジクロロ−4−メトキ
シフエニル、2・6−ジクロロ−4−ニトロフエニル、
2・4・6−トリメチルフエニル、3ーニトロ−4ーメ
チルスルホニルフエニル、4ーヘキサデシルースルホニ
ルフエニル、2・6−ジクロロー4ーメチルスルホニル
フエニル、2・6ージクロロ−4−スルフアモイルフエ
ニル、2・6−ジクロロ−4−N・N−ジメチルースル
フアモイルフエニル、4−トリフルオロメチルスルホニ
ルフエニル、2一あるしは4−(1・1・2−トリフル
オロ−2ークロロエチルスルホニル)フエニル、2ーク
ロロー5−クロロメチルスルホニルフエニル、4一N−
へキサデシルスルフアモイルフェニル等を表わし、Zは
水素、ハロゲン例えば塩素、弗素、および臭素、アルキ
ル例えばメチル、アルコキシ例えばメトキシ、ニトロ、
シアノあるいはヒドロキシを表わし、Wは水素、アルキ
ル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、
アリール、アリールチオ、アリールスルホニル、ァリー
ルオキシスルホニル、ァミノ、置換ァミノ例えば式−N
HCOR4あるいは一NHCOOR4で表わされるアシ
ルアミ/(ただしR4はアルキル、好ましくはC,〜C
,8アルキル、置換アルキル、アリール置換アリール)
あるいはカルバモィル・スルフアモィル、N−置換スル
フアモィルあるいはN−置換カルバモィル例えば一S0
2NR5R6および−CONR5R6を表わし、R5は
水素、アルキル好ましくはC,〜C,8アルキル、ある
いはアリール例えばフェニル、置換アリールで、R6は
水素あるいはアルキル好ましくはC,〜C,8アルキル
を表わす。本発明の黄色マゼンタ形成性カップラーは非
拡散性である。
本願明細書において使用せる「非拡散性」なる語はカラ
ー写真分野で通常用いられている意味であって、あらゆ
る実用的目的にたし、し、特に水性アルカリ溶液中での
処理において写真親水コロイド層例えば水性ゼラチン層
中を移動あるいは遊動しない物質を意味するものである
好ましくは、本発明で用いられる着色カップラーはバラ
ストされている。
すなわち写真素子中におけるカップラーを、アルカリ現
像液中で現像する場合非拡散性ならしめるような分子サ
イズならびに構造の有機基がカップラ−に含まれる。こ
の有機バラスト基は写真材料に対し悪影響を全くおよぼ
さないものであるよう選択される。バラスト基は当楽分
野で衆知であり、本発明のカップラーにおいては2−ピ
ラゾリソ−5ーオン核の1位あるいは3位の置換基中に
存在するのが好ましい。本発明にかかる黄色マゼン夕形
成性カラーカップラーの代表例を次表に示す。本発明の
黄色カップラーは4位に置換基のない公知の対応する2
ーピラゾリン−5−オンカップラーと4位に○−AIk
−X−R(式中Nk、XおよびRはそれぞれ前述せると
おり)の基を担持するジアゾ化したアニリン誘導体を反
応せしめる公知の方法(例えば米国特許第298360
8号参照)により製造せられる。
一般的製法は下記のとおりである。
0.04モルのピラゾロンカラーカツプラーを200〜
300瓜‘のピリジンにとかす。
適当なアニリンから作られたジアゾニウム溶液を0〜1
0qoの温度で滴下し加える。得られる反応混合物を同
温度で1時間擬梓する。反応混合物を2その水中に注入
する。生成せる沈澱を吸引炉過し、次に斑塩酸中で燭拝
して残存せるピリジンを中和し溶解せしめる。吸引炉過
した後、生成物を酸がなくなるまで水洗し、排気乾燥キ
ャビネット中で乾燥させる。生成物を結晶化させあるい
は水温和性溶剤に溶かし水中にデカントさせ精製する。
ジアゾニウム溶液は0.048モルの適当なアミンを5
0〜100机の酢酸にとかし、10〜20夕の氷と14
の【の濃塩酸を加え、次に亜硝酸ソーダ3.9夕(0.
0565モル)を水10〜20の‘にとかした溶液を用
い00でジアゾ化して作られる。
混合物を18分間縄拝し、過剰の亜硝酸塩を少量の尿素
で分解せしめる。上記方法で作られるカップラ−を下記
の表に示す。
×滴定はN−へキサデシルトリメチルアンモニウムヒド
ロキシドのピリジン液を用い実施された。
これらは生成物1夕当りのミリ当量で表わされている。
そのジアゾニウム塩が本発明のカップラー製造に用いら
れるアニリン誘導体は後述の方法で作ることが出来る。
4(8−フェノキシェトキシ)アニリンの製造例1級夕
(1モル)のフエニルセロソルブを200の‘のアセト
ンにとかした液に240夕(1.25モル)のP−トル
スルホクロラィドを20午○で徐々に加えた。
次に470の‘(4.7モル)の40%苛性ソーダ水溶
液を加えたび反応混合物を20ooにて5時間鷹拝し、
次に水2Z中に傾斜し、吸引炉過し、水洗した。融点8
〆○のpートルスルホニル−8−フェノキシェチルェス
テル2759が得られた。このエステル263夕(0.
9モル)とp−ニトロフェノール139夕(1モル)を
メチルセロソルブ1280必中に加えた。
66夕(1モル)の固体水酸化カリウム(純度85%)
を鍵梓下に加えた。
混合物を2時間還流(ニトロフェノールを薄層クロマト
グラフでチェックしながら)せしめた。反応混合物を水
6そ中に注入し、沈澱物を吸引炉適し、N−水酸化ナト
リウム1.6〆中で燈拝し、再び吸引炉過し、沈澱物を
無色になるまで水洗した。
得られたp−(8−フェノキシェトキシ)ニトロベンゼ
ンを乾燥させ、エタノールとベンジンの1:1鶴液1.
4そから再結晶した。
収量211夕、融点総℃このニトロ化合物77.7夕(
0.3モル)を300の‘のメチルセロソルブ中触媒と
してラネーニッケルを用い、80qoで、1500ps
iの水素圧下に1時間還元した。
ニッケルを温時吸収炉過した。窒素気流下冷却し4(8
ーフェノキシェトキシ)アニリンを結晶せしめた。吸引
炉過およびエタノール水洗後融点108℃の生成物66
.5夕が得られた。薄層クロマトグラフィーで、紫外線
を用いた場合もあるいはジメチルアミノシンナムアルデ
ヒドを用いた場合も不純物は全く認められなかった。4
(8ーフエニルスルホニルヱトキシ)アニリンの製造例
4342(2モル)の3−フエニルメルカプトエチルブ
ロマイドと306夕(2.2モル)のp−ニトロフェノ
ールをエタノール5そにとかした。
110夕(2.75モル)の水酸化ナトリウムを600
叫の水にとかした溶液を上記溶液に加えた。
この混液を次に24時間還流させた。エタノール3そを
蒸留させたあと、残澄を結晶化させた。
吸引炉過後、N−水酸化ナトリウム溶液中で蝿拝し、再
び吸引炉過し、水洗し、乾燥したあと、生成物をエタノ
ールとnーヘキサンの濠液(1:1)から結晶化せしめ
た。収量:280夕、融点:75qO該磁気共鳴分析で
しらべたバンドは4(3−フェニルメルカプトェトキシ
)ニトロベンゼンの製造に対応するものであった。
このメルカプト化合物275夕(1モル)を熱酢酸22
1ことかし、還流下に30%過酸化水素溶液1.5そを
滴下し78分間酸化した。
冷却後、生成せる結晶を吸引炉遇し、酸がなくなるまで
水洗した。
収量:280夕、融点:180こ0赤外スペクトルは4
(8−フェニルスルホニルェトキシ)ニトロベンゼンの
構造に一致した。このニトロ化合物307夕(1モル)
を無水エタノール1.5そ中触媒としてラネーニッケル
を用い80℃で1500psiの水素圧下に還元した。
熱エタノール2〆を加えた後、ニッケルを温時吸引炉遇
した。炉液を冷却すると4(Bーフェニルスルホニルェ
トキシ)アニリンが結晶化するので、これを吸引炉過し
た。収量:220夕、融点:110q○過塩素酸のアセ
トニトリル液を用いての滴定:理論値 3.61ミリ当
量/グラム実測値 3.58ミリ当量/グラム (4ーアミノフェノキシ)アセトアニリドの製造例21
5.5夕(1モル)のp−ニトロフエノキシアセチルク
ロライドを650の【のジオキサンにとかした。
得られた溶液をアニリン93夕(1モル)をジオキサン
350の‘にとかし炭酸水素ナトリウム84夕(1モル
)を懸濁させた液に滴下した。混合物を2時間櫨拝し、
次いで水5そに注入した。次に塩酸で酸性にした。沈澱
を吸引炉遇し、酸がなくなるまで水洗し、酢酸500の
【で結晶化させ、N−へキサンで洗った。収量250夕
、融点173午0質量分析の結果このものは(4ーニト
ロフェノキシ)アセトアニリド‘こ対応するものであっ
た。このニトロ化合物272夕(1モル)を無水エタノ
ール1.5〆中触媒としてラネーニツケルを用いて70
ooで1500psjの水素圧下に還元した。触媒を吸
引炉過後、混合物を水10そ中に注入し、吸引炉過した
。収量:222夕の(1ーアミノフェノキシ)アセトア
ニリド、融点:105q0過塩素酸をアセトニトリルに
加えた液を用いての滴定:理論値 4.13ミリ当量/
グラム実測値 4.12ミリ当量ノグラム 4(6−フヱノキシベンチルオキシ)アニリンの製造例
122夕(0.5モル)の3ーフエノキシベンチルブロ
マイドと77夕(0.55モル)のpーニトロフヱノー
ルをエタノール1300その‘中で還流させた。
22夕(0.55モル)の水酸化ナトリウムを150の
‘の水にとかした溶液を加えた。
得られた混合物を2粥時間以上還流させた。冷却後沈澱
物を吸引炉過し水洗した。収量:108夕の4(8ーフ
ェノキシベンチルオキシ)ニトロベンゼン、融点73℃
クロマトグラフ分析(UV使用)で不純物は全く認めう
れなかった。
このニトロ化合物301夕(1モル)を無水エタノール
1.5そ中、触媒としてラネーニッケルを用し、70℃
で150蛇siの水素圧下還元した。
触媒を吸引炉過し、水500の‘を炉液に加えたあと冷
却すると融点50o以下の4(ムーフェノキシベンチル
オキシ)アニリンの白色結晶25Mが得られた。薄層ク
ロマトグラフ分析で不純物は全く認められなかつた。ベ
ンゼンスルホニル(6−4ーアミノフエノキシヱチル)
ェステルの製造例92夕(0.5モル)のp−ニトロフ
エノキシエタ0/ールを蝿梓冷却下400の上のピリジ
ンにとかした。
500で96夕(0.55モル)のベンゼンスルホクロ
ラィドを加えた。
2時間燈梓後、水400夕を加え沈澱を析出せしめた。
沈澱物を吸引炉過し、水洗、乾燥させ、エタノール80
0の‘から結晶化させた。収量:131夕、融点:90
qo該磁気共鳴分析の結果ベンゼンスルホニル(P−4
ーニトロフェノキシェチル)ェステルの構造であること
が確認された。
このニトロ化合物323夕(1モル)を無水エタノール
3.5〆中、触媒としてラネーニッケルを用い45qo
で1600psiの水素圧下に還元した高温メチルセロ
ソルブ1500の‘を加えた後、触媒を炉列した。
水を加えアミンを結晶化させ、融点115℃のベンゼン
スルホニル(3一4−アミノフエノキシェチル)ェステ
ル251夕を得た。薄届クロマトグラフ分析(UV使用
)で二つの非常に弱い汚点がみとめられた。
4(4′ーアミ/フエノキシ)アセトアミドジフエニル
アミンの製造例184夕(1モル)のp−アミノジフヱ
ニルアミンと84夕(1モル)の炭酸水素ナトリウムを
ジオキサン1〆中で婿拝した。
pーニトロフヱノキシアセチルクロライド215夕(1
モル)をジオキサン700泌にとかした溶液を滴下した
。温度は冷却により40午0以下に保たれた。1時間後
、混合物を氷水10〆中に注入した。
沈澱物を吸引炉遇し、水洗し乾燥させた。エタノール1
500肌とメチルセロソルブ2500の上の濃液から再
結晶した後、融点191oの4(4′−ニトロフエノキ
シ)アセトアミドジフエニルアミン250夕が得られた
質量分析で得られた分子量は上記構造のものと一致した
薄層クロマトグラフ分析の結果不純物は全く認められな
かった。このニトロ化合物3639(1モル)をメチル
セロソルブ2250の‘中触媒としてラネーニツケルを
用い70ooで150岬siの水素圧下に還元した。
触媒を温時炉過し、炉液を氷水6〆中に注入した。沈澱
物を吸引炉遇し、水洗し乾燥させた。融点161℃の4
(4′ーアミノフエノキシ)アセトアミドジフェニルア
ミン318夕を得た。UVを用いての薄層クロマトグラ
フ分析の結果一つの非常に弱い汚点が認められたにすぎ
なかった。
本発明のカラーカップラーは当業分野で衆知の任意の方
法により写真素子の親水コロイド層例えばハロゲン化銀
乳剤層中に導入せしめることがで′ きる。
本発明のカラーカップラーは好ましくはジーnーブチル
フタレートおよびトリクレジルフオスフェートの如き高
沸点の殆ど水と混和しない溶剤あるいはエチルアセテー
ト、メチレンクロライド、ジェチルカーボネート、クロ
ロホルム等の低沸点の殆ど水と混和しない溶剤あるいは
それらの混合物にとかした溶液を用い写真親水コロイド
媒体中に加えられる。というのはこれらカツブラ−はこ
ういった溶剤に非常によく溶け、またこういった溶剤に
より極めて微細な分散液が得られるからである。この目
的に対し、こういった溶液は好ましくは1種あるいはそ
れ以上の湿潤剤あるいは分散剤の存在下に親水性コロイ
ド媒体例えば水性ゼラチンあるいは水中に非常に微細な
液滴状に分散せしめられ、次に低沸点の水に殆ど混和し
ない溶剤が蒸発により除去せられる。
カラーカップラーの安定分散液はそのまま貯蔵すること
が出来、必要に応じこれらの化合物を存在せしむべき、
ハロゲン化銀乳剤層の如き親水コロイド層の被覆組成物
そのものと混合せられる。これらカラーカツプラ−はま
た水混和性有機溶剤例えばジメチルフオルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、テトラヒ
ドロフラン等に溶解し、それを直接被覆組成物中に分散
させるとかあるいは先ず親水コロイド媒体に分散させ次
いで被覆組成物と混合することも出来る。
水混和性溶剤は被覆組成物あるいは親水コロイド媒体か
ら除去することも出来るしあるいはその中に残存せしめ
ることも出来る。
また水不混和性溶剤と水温和性溶剤の混合物を用い、低
沸点の水不混和性溶剤を好ましくは塗布前に媒体から除
去することも可能である。
カラーカップラーを被覆組成物中に加え写真素子の1層
あるいは多層の親水コロイド層を作る上記方法において
、分散剤として例えばアニオン系非イオン系および両性
界面活性剤例えばナトリウムイソテトラデシルサルフエ
ート、ナトリウムジオクチルスルホサクシネート、ナト
リウムアルキルベンゼンスルホネート、ナトリウムアル
キルナフタレンスルホネート、ソルビタンモノラウレー
ト等1種あるいは数種の界面活性剤を通常使用する。
本発明のカラーカップラーを写真材料の親水コロイド層
中に加えるため用いられる特に好適な方法の詳細につい
ては例えば米国特許第2269158号、同第2284
887号、同第2304939号、同第230494び
号、同第2322027号、英国特許第791219号
、同第1098594号、同第1099414号、同第
1099415号、同第1099416号、同第109
9417号、同第1218190号、向第127256
1号、同第1297947号、同第1346425号、
同第1346426号、フランス特許第1555663
号、ベルギー特許第722026号、同第812173
号、独乙特許第1127714号を参照されたい。
本発明にかかる黄色マゼンタ形成性カラーカップラーは
マゼンタ形成性カップラ−の用いられるあるいは用いう
る任意の写真乳剤中に用いることができる。
一般にこういったカップラーは非着色マゼンタ形成性カ
ップラーと混合して用いられる。着色および非着色カッ
プラーは発色現像した場合に同一のマゼンタ染料を作る
ものあるいは同じ色のマゼンタ染料を作るものが選択さ
れる。非着色マゼンタ形成性カップラーとの組合せで用
いられること以外に本発明の黄色マゼンタ形成性カップ
ラーは例えば英国特許第1269073号に記載されて
いるような現像抑制剤放出型(DIR)カツプラ−と組
合せて用いることも可能である。(DIR)カップラー
は当業老衆知の如く鮮鉄度を良くし望ましい像間効果を
促進する。
本発明にかかる黄色マゼンタ形成性カップラーを含む写
真素子にはまた乳剤層中あるいは中間層あるいは表面層
中に争奪怪力ツプラー例えば4位にメチル置換基を有す
る2−ピラゾリンー5−オンカップラーを含むことも出
来る。
好適な争奪性カップラ一は英国特許第861138号、
同第914145号、公開独乙特許出願第190906
7号、同第2304319号に記載されている。本発明
にかかるカラーカップラーは各種の写真乳剤と組合せて
使用することができる。各種の銀塩例えば臭化銀、沃化
銀、塩化銀あるいは混合ハロゲン化銀例えば塩臭化銀、
臭沃化銀、塩沃化銀、塩臭沃化銀が感光性塩として用い
られる。こういったカップラーは米国特許第26987
94号に記載されているような混合パケット型の乳剤あ
るいは米国特許第2592243号に記載されているよ
うな混合粒子型の乳剤中に用いることができる。こうい
ったカラーカップラ−は潜像が主として主ハロゲン化銀
結晶の表面に作られる乳剤あるいは潜像が主としてハロ
ゲン化銀結晶の内部に作られる乳剤と共に用いられる。
ハロゲン化銀のべヒクルとして用いられる親水性コロイ
ドは例えばゼラチン、コロイドアルブミン、ゼィン、カ
ゼイン、寒天、アルギン酸およびその誘導体、セルロー
ズ誘導体例えばカルボキシメチルセルローズおよびヒド
ロキシエチルセルローズ、合成親水性コロイド例えばポ
リビニルアルコール、ポリーNーピニルピロリドン、ア
クリル酸のコポリマー、ポリアクリルアミドおよび誘導
体等である。
所望によりこういったコロイドの相溶性のある2種ある
いはそれ以上の混合物をハロゲン化銀の分散に用いるこ
とも出来る。本発明にかかる写真材料の調製に用いられ
る感光性ハロゲン化銀乳剤は化学的にまた光学的に増感
可能である。
それらは少量の硫黄含有化合物例えばアリルチオシアネ
ート、アリルチオ尿素、ナトリウムチオサルフヱート等
の存在下に熟成して化学増感しうる。こういった乳剤は
またフランス特許第1146955号およびベルギー特
許第568687号に記載されているような錫化合物の
如き還元剤、英国特許第789823号に記載されてい
るようなイミノーアミンメタンスルフィン酸化合物、お
よび少量の貴金属化合物例えば金、白金、パラジウム、
イリジウム、ルテニウムおよびロジウム化合物で増感す
ることもできる。それらはシアニンおよびメロシアニン
染料で光学的増感を行なうこともできる。前記乳剤には
また現像促進により乳剤を増感する化合物例えば米国特
許第2531832号、同第253399び号、同第3
210191号、同第3158484号、英国特許第9
20637号、同第991608号、ベルギー特許第6
4871ぴ号‘こ記載されているようなポリオキシアル
キレン型の化合物例えばアルキレンオキサィド縮合生成
物、英国特許第1121696号に記載されているよう
なアミンーオキサイドのオニウム誘導体、米国特許第3
523796号、同第3523797号、同第3552
968号、同第3746545号、同第3749574
号に記載されている型の化合物、英国特許出願第566
30/72号、同第2865/75号、同第2866/
75号、同第2867/75号、米国特許第30461
2y号、同第3046132号、同第3046133号
、同第3046134号、同第3046135号、同第
3201242号、英国特許第931018号、同第1
249248号、フランス特許第135141び号‘こ
記載されているポリマーチオェーテルの如き有機チオェ
ーテルを含有せしめることもできる。
またこういった乳剤には安定性ならびにカブリ防止剤例
えばペンゾチアゾリンー2−チオン、1ーフェニル−2
−テトラゾリンー5−チオンの如き榎素環式窒素含有チ
オキソ化合物ならびにヒドロキシトリアゾロピリミジン
型の化合物を含有せしめうる。
またベルギー特許第524121号、同第′67733
7号、同第707386号、米国特許第3179520
号に記載されている水銀化合物の如き水銀化合物、米国
特許第3761297号に記載されているような有機ジ
サルファィドおよびベルギー特許第7棚総7号に記載さ
れているようなニトロベンゼン化合物で安定化あるいは
カブリ防止することも出来る。感光性乳剤にはまた任意
の他の成分例えば可塑剤、湿潤剤および硬化剤例えばホ
ルムアルデヒド、ムコプロム酸、ムコクロル酸、ジケト
ン類、ジアルデヒド類、メタンスルホン酸ェステル、ト
リアジン誘導体、カルボジィミド化合物等、紫外線吸収
剤例えば2−(2−ヒドロキシフェニル)ペンゾトリア
ゾール、酸化防止剤例えば6ーヒドロクロマン等を含有
せしめうる。本発明の非拡散性黄色マゼンタ形成性カッ
プラーは単色写真素子に用いることができる。
しかしながらそれらは通常多層カラー写真材料のそれぞ
れ別々に糟感されているハロゲン化銀乳剤層群の一つを
作るため緑増感ハロゲン化銀乳剤中に添加せられる。か
かる多層カラー写真材料は通常、支持体、1種あるいは
それ以上のシアン形成怪力ツプラー例えばフェノールあ
るいはdーナフトール型のカップラーを併う赤増感ハロ
ゲン化銀乳剤層、1種あるいはそれ以上のマゼンタ形成
性カップラー例えば2−ピラゾリン−5−オン型あるい
はィンダゾロン型のカップラーを併う緑増感ハロゲン化
銀乳剤層および1種あるいはそれ以上の黄色形成怪力ッ
プラー例えばアシルアセタミド型のカップラーを併う青
感性ハロゲン化銀乳剤層からなる。赤増感、緑増感なら
びに音感性ハロゲン化銀乳剤層の各々は単一層であって
もあるいは感度のことなる二つあるいはそれ以上の層か
らなるものであってもかまわない。緑増感乳剤のこうい
った各層に同一濃度あるいは異なった濃度で本発明の着
色カップラーを含有せしめうるがこういった層の一つあ
るいはいくつかにかかる着色カップラーを含有せしめな
いことも可能である。乳剤層以外に多層カラー写真素子
には通常ハレーション防止層、黄色フィルター層および
他の中間層および保護表面被複を含有せしめる。乳剤は
広範な種類の写真乳剤用支持体上に塗布される。
代表的な支持体としてはセルローズェステルフイルム、
ポリビニルアセタールフイルム、ポリスチレンフイルム
、ポリエチレンテレフタレートフィルムならびに関連フ
ィルムあるいは樹脂様物質、ならびにガラスが包含され
る。本発明に従い写真カラー像を作るためには、霧光ず
みのハロゲン化銀乳剤層を本発明にかかるカラーカップ
ラーの存在下芳香族第一アミノ現像薬を用いて現像する
アゾメチン染料を作りうる発色現像薬は全て現像薬とし
て利用することができる。好適な現像薬はp−フェニレ
ンジアミンならびにその譲導体例えばN・Nージェチル
ーPーフエニレンジアミン、Nーブチル−N−スルホブ
チルーp−フエニレンジアミン、N・Nージエチル−N
′ースルホメチルーp−フエニレンジアミン、N・N−
ジエチル−N′ーカルボキシメチル−p−フエニレンジ
アミン、2ーアミノ−5−ジエチルアミノトルエン、4
ーアミノーNーエチル−N(8−メタンスルホンアミド
エチル)−mートルイジン、N−ヒドロキシエチル−N
−エチル−Pーフヱニレンジアミン等の如き芳香族化合
物である。写真現像組成物には通常の成分以外に現像促
進性オニウム、ポリオキシアルキレンおよび前述せる如
きチオェーテル化合物ならびにカブリ防止剤例えばベル
ギー特許第788687号に記載の如きニトロベンゼン
化合物を含有せしめることができる。次の実施例は4−
フェニルアゾ基に非置換p−アルコキシ置換基のある対
応カップラ−より本発明の黄色マゼンタ形成性カップラ
ーを用いた場合の方がカブリ値が良好であることを示し
ている。
実施例7ミリモルのアゾカツプラーを6夕のジブチルフ
タレートと共に18〜30机とのエチルアセテートに7
5℃でとかした。
アゾカツプラーの溶液を61.5夕の10%ゼラチン水
性溶液および6.1舷の10%乳化剤溶液に分散装置を
用い蝿梓下40ooで加えた。
減圧でエチルアセテートを急速に蒸留した。残存分散液
を水で稀釈し163夕にした。183夕の臭沃化銀乳剤
を40二○で雌拝した。
この乳剤に上記アゾカップラー分散液を加え、安定剤、
硬化剤および湿潤剤の如き通常の乳剤成分を加えた。水
を加え最終重量を650夕とし、PHを6.0〜6.2
に調節した。
この乳剤をフィルム支持体に適用し、乾燥させた。得ら
れた感光性材料を露光し下記組成物を用い15分間現像
した。2ーアミノ−5(N−エチル一N一8−メチルス
ルホンアミドエチルアミノ)トルエン 5タベンジル
アルコール 3.8叫ナトリウ
ムへキサメタホスフエート 2タ無水亜硫酸ナトリ
ウム 2タ水酸化ナトリウムの1
0%水性溶液 5.5のと炭酸ナトリウム1水和
物 50夕臭化カリウム
0.86タ水を加えて
1〆とする。
(pH=10.75±0.05)現像した材料を次に下
記組成物中で5分間定着した。
水 800机【無
水チオ硫酸ナトリウム 200タカリウ
ムメタビサルフアイト 12タ酢 酸
12の【ほう酸
20夕カリウムみようばん
15タ水を加えて 1
〆とする。
(FH=4±0.2)この写真材料を次に10分間水洗
し、さらに下記漂白組成物を用い7分間漂白した。
水 750の【ナ
トリウムへキサメタホスフエート 6タカリウムヘ
キサシア/フエレート(血) 42夕臭化カリウム
12夕ジナトリウムホスフエー
ト12も0 6.5タモノカリウムホスフエー
ト 16夕水を加えて
1そとする。
(pH6.05±0.05)この写真材料を次に水で8
分間洗い、5分間定着し、再度10分間洗った。
現像ストリップのマゼンタカブリを緑フィルターを通じ
測定し、p−メトキシフェニルァゾ置換基をもつ対応す
る化合物(比較物質)のカブリ値と比較した。
pーメトキシ置換化合物に個有の高いカブリは不純物の
存在によるものと考えることができるかもわからない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体と少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層とか
    らなり、上記乳剤層が4−フエニルアゾ基がアゾ基のp
    −位に式−O−Alk−X−R (式中Alkはアリール置換基を担持していてもよい直
    鎖または分枝鎖アルキレン基を表わし、Xは結合基を表
    わし、Rはアリール基または置換アリール基を表わす)
    で表わされる置換アルコキシ基を有する4−フエニルア
    ゾ−2−ピラゾリン−5−オン化合物を含む写真カラー
    材料。 2 4−フエニルアゾ−2−ピラゾリン−5−オン化合
    物が、式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Alk、XおよびRは上述したとおりであり、R
    ^1は水素、ハロゲンまたは電子供与性置換基を表わし
    、Cpは4−位で結合している2−ピラゾリン−5−オ
    ン残基を表わす)で表わされる4−フエニル−アゾ−2
    −ピラゾリン−5−オン化合物である許請求の範囲第1
    項記載の写真カラー材料。 3 Cp残基が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^2およびR^3はそれぞれハロゲン化銀カラ
    ー写真で用いられる2−ピラゾリン−5−オンカツプラ
    ーにおいて衆知の型の置換基である)で示される基を表
    わす許請求の範囲第2項記載の写真カラー材料。 4 R^2がアルキル基、置換アルキル基、アリール基
    、置換アリール基または5員もしくは6員複素環式基を
    表わし、R^3がアルキル基、アシルアミノ基またはア
    ニリノ基を表わし、これらの基はさらに置換されていて
    もよい特許請求の範囲第3項記載の写真カラー材料。 5 4−フエニルアゾ−2−ピラゾリン−5−オン化合
    物が式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R、XおよびAlkは前述したとおり、Yはフエ
    ニル基または置換フエニル基を表わし、Zは水素、アル
    キル基、アルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基
    または水酸基を表わし、Wは水素、アルキル基、アルコ
    キシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アリ
    ール基、アリールオキシ基、アリールスルホニル基、ア
    リールオキシスルホニル基、アミノ基、置換アミノ基、
    カルバモイル基、スルフアモイル基、N−置換カルバモ
    イル基、またはN−置換スルフアモイル基を表わす)で
    表わされる4−フエニルアゾ−2−ピラゾリン−5−オ
    ン化合物である許請求の範囲第3項記載の写真カラー材
    料。 6 結合基がO、S、CO、SO_2、SO_2O、C
    ONQ、NQCO、SO_2NQまたはNQSO_2で
    あり、Qが水素、アルキル基またはアリール基である許
    請求の範囲第1項〜第5項の何れか一つに記載の写真カ
    ラー材料。 7 乳剤層に4−フエニルアゾ−2−ピラゾリン−5−
    オンカラーカツプラーに加えて、無色の2−ピラゾリン
    −5−オンカラーカツプラーを含む特許請求の範囲第1
    項記載の写真カラー材料。
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