JPS60150056A - 電子写真用トナ− - Google Patents

電子写真用トナ−

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JPS60150056A
JPS60150056A JP59004835A JP483584A JPS60150056A JP S60150056 A JPS60150056 A JP S60150056A JP 59004835 A JP59004835 A JP 59004835A JP 483584 A JP483584 A JP 483584A JP S60150056 A JPS60150056 A JP S60150056A
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copolymer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真用樹脂に関するものである詳しくは熱
定着法に於いて良好な定着性を示し、しかも諸環境に゛
影響されない耐久性の高い電子写真用トナーに関するも
のである。
近年電子写真法等のプレインペーパーコピーや全く同原
理に基くコンピー−タ一端末用高速プリンターはそのハ
ンドリングの容易性と画質の優秀性ゆえに広く普及して
いる。しかし一方では複写速度の高速化或いは機器の保
守作業を極力少なくしようという努力が続けられており
、かかる改良は機器のみならず、トナーの面からも進め
られている。特に複写速度の高速化に伴う画像の定着特
性は、出来るだけ低い温度でも可能で、かつ出来るだけ
広い温度領域でオフセントを起こさないようなトナーの
性質が要求され、又諸環境に影響されない安定した画像
を得るにはトナーに含まれる樹脂の特性が最も重要な要
因と考えられる。
本発明者らはかかる電子写真用トナーでの改良点に関し
樹脂の面から種々検討を加えた結果、フマール酸エステ
ルを有効に利用することによって、低温での定着特性が
良好でかつ出来るだけ広い温度領域でオフセットを起こ
さない優れた定着特性を有し、更に諸環境下で繰返しコ
ピーしても安定した画像が得られることを見出して本発
明の電子写真用トナーを開発するに到った。
即ち、本発明は、芳香族ビニール単量体70〜97重量
%とフラール酸エステル3〜30重量%及び酸モノマー
0〜5重量%からなりその数平均分子葉が2,000〜
i5.、.000でちるビニール共重合体(I)の40
〜90重量係と数平均分子量が20.000〜500.
000であるビニール重合体(TI)の10〜60重量
体係からなる樹脂混合物を主成分とする電子写真用トナ
ーである。
本発明に於けるビニール共重合体(I)の構成単位であ
る芳香族ビニール単量体としては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、ビニールトルエン、
クロルスチレン等が挙げられ、その共重合割合は、諸環
境下での画質の安定性の面から、70重量%以上好まし
くは80重量%以上97重量係り範囲である。
又、本発明に於けるビニール共重合体(I)の他の構成
単位であるフマール酸エステルとしては、炭素数1から
8までの化合物及びジアルキルエステルが好適であり、
その代表例としては、フマール酸のメチル、エチル、ブ
チル、オクチル各モジエステル及びジエステルが挙げら
れ、その共重合割合は、低温での定着特性の面から3重
量%以上含有することが必要であり、一方トナーとして
の耐ブロッキング性の面から多量に入れることは好しく
なく、30重量φ以下でちることが必要である。
一般、′(トナーを低温定着化するには、用いられる樹
脂の分子量を下げるか、又は軟成分であるアクリル成分
を多くする方法が採用される。しかし乍ら樹脂の分子量
を下げる方法による場合は耐オフセット性に問題を生じ
好しくな(、一方軟成分であるメタクリル酸エステル成
分を多くする場合は耐湿環境下での安定性が問題となる
。これに対して本発明の方法によりフマール酸エステル
を少量スチレンに添加する場合は吸湿性がおさえられ、
それにより低温定着化及び耐湿環境下での安定性が良好
になる。
本発明に於いては、荷電制御を目的として、酸モノマー
をO〜5重量係の範囲で加えてもよく、かkる酸モノマ
ーの例としてはメタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸
、フマール酸、ケイヒ酸等が挙げられる。
本発明に於けるビニール重合体(II)の構成成分であ
るビニール単量体としては、例えばスチレン、α−メチ
ルスチレン、P−メチルスチレン、ビニールトルエン、
クロルスチレンの如き芳香族ビニールモノマー、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸メチル、アクリル噸ブチル、ア
クリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ス
テアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタク
リル酸ステアリル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アク
リル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸ヒドロキシグロビル、アクリル酸グ
リシジル、アクリル酸βメチルグリシジル、メタクリル
酸グリシジル、メタクリル酸βメチルグリシジル、アク
リル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、
アクリル酸ベンジル、メタクリル酸ベンジル、アクリル
酸テトラヒドロフルフリル、メタクリル酸テトラヒドロ
フルフリル、メタクリル酸メトキシエチルの如き(メタ
)アクリル酸エステル類の一種以上を用いることが好、
ましく、更に例えばアクリロニトリル、メタクリロニト
リル等のニトリル基含有ビニール単t 体、酢酸ビニー
ル、プロピオン酸ビニールの如きビニールエステル類、
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
無水マレイン酸、マレイン酸、フマール酸、桂皮酸の如
き不飽和iy ルホン酸、マレイン酸モノエチル、マレ
イン酸モノブチル、マレイン酸モノオクチル、フマール
酸モノエチル、フマール酸モノブチル、フマール酸モノ
オクチル、イタコン酸モノオクチル、マレイン酸ジブチ
ル、フマール酸ジブチル、イタコン酸ジオクチルの如き
不飽和二塩基酸のモノ又はジアルキルエステル類、アク
リルアミド、メタクリルアミド、アルコオキシメチロー
ルアクリルアミド、ターシャリ−ブチルアクリルアミド
、ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド
の如きアミド含有ビニール単量体、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレー
ト、ビニールピロリドン、ビニールピリジンの如き含窒
素ビニール単量体等を併用することも可能である。
又本発明に於いて前記したビニール共重合体(Dの数平
均分子量は2,000〜15,000 の範囲であるこ
とが必要であり、数平均分子量が15.000以上では
低温定着性が不良となり、一方2,000未満ではトナ
ーの耐ブロッキング性が不良となり不適当である。又ビ
ニール重合体(n)の数平均分子量は20.000〜5
00.000 の範囲であることが必要であり、数平均
分子量が20,000 未満では、耐オフセット性が不
良となり、一方500.000以上では定着温度が高(
なり熱定着性が不良となり不適当である。
前記したビニール共重体(I)とビニール共重合体(n
)の構成割合は、ビニール共重合体(I) 40〜90
重量%であることが必要で40重量係未満では、熱定着
性や画質の鮮明性が低下し、一方90重量%以上では熱
定着性と耐オフセット性のバランスが不良となる。更に
ビニール共重合体(I)の割合が40〜80重量%であ
ることが上記の理由により特に好ましい。
又そのビニール共重合体(I)とビニール共重合体(I
I)の混合方法は樹脂同志を機械的に混合する方法もあ
るが、溶融粘度の違いが大きく多大の労力を要するので
好ましくなく、むしろ溶剤存在下で混合脱溶剤する方法
が好ましい。特にビニール共重合体(DについてはMn
が小さく溶液重合法の採用が好しいので、このビニール
共重合体(I)の重合終了溶液にビニール重合体(TI
)を添加混合して脱溶剤する方法、又はビニール重合体
(TI)の溶剤溶液下でビニール共重合体(I)の重合
用単量体を触媒と共に連続滴下して重合し、ビニール共
重合体(I)とビニール重合体(I[)の混合溶液を製
造しこれを脱溶剤する方法の採用が好ましい。
本発明に於いて用いられるトナーは、粉末状の乾式トナ
ーでその主成分である上記樹脂混合物は常温で固体であ
ることが必要であり、かつ長時間放置によりケーキング
を起こさないことが必要である。かかる観点より上記の
樹脂混合物のガラス転移点は、好ましくは40°C以上
、更に好ましくは50℃以上である。又、低温定着性の
観点より出来るだけ低温で軟化することが好ましく、こ
の観点よりガラス転移点は90°Cμ下、更に80℃以
下であることが好ましい。
本発明に於いて本発明の効果を阻害しない範囲に於いて
、例えばポリ塩化ビニール、ポリ酢酸ビニール、ポリオ
レフィン、ポリエステル、ポリビニールブチラール、ポ
リウレタン、ポリアミド、ロシ/、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、芳香族
石油樹脂、パラフィンワックス、ポリオレフィンワック
ス等ヲ一部添加使用してもよい。
本発明に於いて、上記のビニール共重合体(I)とビニ
ール重合体(II)に加えて、例えばカーボンブラック
、マグネタイトを始めとする公知の着色顔料及び例えば
ニグロシン、含金属アゾ染料を始めとする公知の荷電調
整剤及び顔料分散剤、オフセット防止剤等を適宜選択し
て添加し、公知の方法でトナーとすることが出来る。即
ち、上記各種添加剤を加えた樹脂混合物は、粉末状でプ
レミックスシタ後、ホットロール、バンバリーミキサ−
1押出機等の混線機で加熱溶融状態で混練し、冷却後微
粉砕機を用いて微粉砕し更に空気式分級器により分級し
、通常10〜20μの範囲の粒子を集めてトナーとする
μ下実施例を示し、本発明を更に具体的に説明する。尚
具体的な説明がない限り、単位は重量部である。
また、GPCによる重量平均分子量(Mw)及び数平均
分子量(Mn)の測定は下記の条件によって測定した。
G、P、C1装置: JASCOTWINCLE I−
IPLCDETECTOR,: 5HODEX RT−
8E−31CQLUMN : 5I(ODEX GPC
A−80M 2本溶媒:テトラヒドロフラン 流 速 : 1 、2MI、 /MIt’J実施例 1 キシレン 1000部を還流器及び攪拌器付き4つロフ
ラスコに仕込み、還流下で、スチレン 900部、ジオ
クチルフマレート100部、アゾビスイソブチロニ) 
IJル(A I BN ) 30部の混合溶液を5時間
かけて連続滴下し、更に1時間後重合を行ったのち、9
0°Cに降温し、AIBN5部を加え2時間残モノマー
重合を行った。
得られたビニール共重合体(A−1)の分子量分布を測
定したところMw 8000 SMn =3000 、
Mw/Mn=2.67であった。
このビニール共重合体(A−1)溶液2000部(50
チ溶液)にポリスチレン樹脂(Mw=150 、ooo
、Mn=70,000) 300部を投入して加熱混合
溶解してのちキシレンを溜出させ、樹脂混合物(ト)を
得た。
この樹脂混合物(A)950部とカーボンブラック50
部とを熱ロールにて混線後、微粉砕機を用いて粉砕し、
分級を行って粒子径10〜20μの粒子を集めトナーA
を製造した。
上記トナーについて、アモロファスセレン感光体及びテ
フロン熱ロールを用いた市販の電子写真方式の複写機に
て評価を行った。
結果を表−1に示した。
実施例 2 実施例1のジオクチルフタレートのかわりにジブチルフ
マレートを用いた以外は実施例1と全く同様にしてビニ
ール共重合体の)溶液を得た。
このものの分子量分布をめたところMw=8300、M
n−3000、Mw/Mn=2.6 であった。
又スチレン600部、n−ブチルメタクリレート400
部を仕込み、N2気流下で120°Cで2時間重合させ
た。ついでキシレン750部を加え、90℃でAIBN
を0.3%づつ2時間毎に添加して8時間重合させ、重
合を完結させた。このビニール共重合体(B−2)溶液
の分子量分布をめたところMw−t3o;ooo、Mn
=21..000、Mw/Mn =6.2であった。
上記ビニール共重合体(B−1)溶液1000部とビニ
ール共重合体(+3−2)溶液875部とを混合脱溶剤
して樹脂混合物(B)を得た。
この樹脂混合物(B)を実施例1と全く同様にして、ト
ナー(13)を製造し、評価も行った。結果を表−1に
示した。
実施例 3 スチレン−n−ブチルメタクリレート−メタクリル酸共
重合体(共重合重量比60−37.5−2.5でMw=
243.ooo、Mn =29,000 、 Mw/M
n =8.4 ) −とスチレン−ジオクチルフマレー
ト−メタクリル酸共重合体(共重合重量比90−7.5
−2.5でMw= 18.500、Mn=8,000、
Mw/Mn=2.3 )とを50 : 50の混合重量
比でキジロール溶剤中で渭合し、脱溶剤を実施し樹脂混
合物(C)を得た。
この樹脂混合物(C)を実施例1全く同様にしてトナー
(C)を製造し、評価を行った。結果を表−1忙示す。
比較例 1 実施例1のビニール共重合体(A−1)を製造す4際に
ジオクチルフマレートをn−ブチルメタクリV−)にか
えた外は実施例1と同様にしてビニール共重合体(D−
1)溶液を製造した。その時D−の分子量分布を測定し
たところMw=8700、Mn=3500、Mw/Mn
=2.5であった。このビニール1合体溶液を用いて実
施例1と同様に−、して、ポリスチレン樹脂と混合しト
ナーDを製造して評価を千つだ。その結果を表−1に示
す。
比較例 2 実施例1のビニール共重合体(A−1)を製造す2際に
単量体組成紮スチレン980部、ジオクチルフマレート
20部に変えた外は実施例1と同様にしてビニール共重
合体(E−1)溶液を製造した。
その時E−1の分子量分布を測定したところ、Mw=8
900、Mn=3700、Mw/Mn=2.4 であっ
た。
このビニール共重合体溶液を用いて実施例1と同様にし
てポリスチレン樹脂と混合し、トナーEを製造して評価
を行ったその結果を表−1に示す。
表−1 − ラ 一 〜 ) 表−1つづき 注1:スチレン・nブチルメタクリレート注2=スチレ
ン・nブチルメタクリレート・メタクリル酸定着性ニコ
ビーしたベタ黒部分を折曲げ、爪でよ、5 くこすり折曲げ部分が簡単にハケ\か否かで判定した。
簡単にとれないものを良好とし、それ以外を不良とした
オフセット性:定着ロール側にトナーが一部付着し、ロ
ールが一回転後に更に紙の地肌部分に付着して紙をよご
す現象をオフセットと称し、この現象を起こさないもの
を良好とし起こすものを不良とした。
連続複写特性: 10,000枚連続コピー後の画質を
初期の画質と比較しながら判定し、to、ooo枚連続
コピー後も良好な画質を維持しているものを良好とし、
それ以外は不良とした。
又トリボ帯電量について初期及び10,000枚連続コ
ピー後に各々測定し、下記比率で19℃表わし、この比
率が 100±20qb以内をもって良好とする。
耐ブロッキング性:トナー約10 ccを20CCのス
フI) x−管に入れ50°Cにて24時間放置した後
、凝集の程度を鯛べた。
f集う;まったく起こらずスクリz−管を転倒させるだ
けで簡単に出てくるもの◎、かる(上部をたたいて出て
くるもの○、たたいても簡単に&ま出てこないもの×V
−ロi 特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ビニール単量体70〜97重量%とフマー
    ル酸エステル3〜30i量%及び酸モノマー0〜5重量
    %からなりその数平均分子量が2.OOO〜15.00
    0 であるビニール共重合体(I)の40〜90重量%
    と数平均分子量が20,000〜500.000である
    ビニール重合体(n)の10〜60重量%とからなる樹
    脂混合物を主成分とする電子写真用トナー。
JP59004835A 1984-01-17 1984-01-17 電子写真用トナ− Expired - Lifetime JPH0629988B2 (ja)

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