JPS60149446A - タイヤ成形ドラム - Google Patents

タイヤ成形ドラム

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JPS60149446A
JPS60149446A JP59006961A JP696184A JPS60149446A JP S60149446 A JPS60149446 A JP S60149446A JP 59006961 A JP59006961 A JP 59006961A JP 696184 A JP696184 A JP 696184A JP S60149446 A JPS60149446 A JP S60149446A
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annular
bladder
drum
tire
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JP59006961A
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Keiji Imanishi
今西 啓二
Masaaki Kawakami
川上 雅章
Mitsuru Ichiyanagi
満 一柳
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/24Drums

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明のタイヤ成形ドラムは、フルステップ成形法が
行なわれ得るものであるが、2−ステップ成形法の一次
成形ドラムと同様な剛固な円筒体を形成する構成とし、
品質を向上安定化すると共に、工数の削減、床面積の縮
少、設備費の低減□を日差したものである。
そもそもラジアルタイヤは、従来のバイアスタイヤに比
較して操縦性や耐久性が遥かにまさっているが、その半
面では、その製造の各工程において、構成部材の均一性
に格段の高精度が要求される。特に成形工程において、
ビードワイヤの同心度やタイヤの骨格を形成するプライ
コードおよびベルト、外皮を形成するトレッドのタイヤ
中心線に対する配列の左右対称度や各プライのタイヤコ
ードの平行痘等が、製品タイヤの品質に極めて大きい影
響を与えるものである。
そのため、成形工程におけるタイヤ成形機および成形ド
ラムにも高い機械制度と剛性が要求されるので°、ラジ
アルタイヤの成形には、成形機および成形ドラムの構造
の複雑化を避けて1稈を2分し、1次成形機の剛固な成
形ドラム上で正確な寸法で高品質の円筒形1次グリーン
タイψを成形し、これを2次成形機の成形フォーマ−上
に移してトロイド形状に膨張させ、頂面にベルトとトレ
ッドキャップを貼り付けるいわゆる2−ステップ成形法
が採用されている。
この成形法によれば、1次成形機と2次成形機は、それ
ぞれ機能を分割専用化されるので、構造が簡易化され、
剛性と機械精度の確保が容易どなる上、1次成形タイヤ
は剛固な1次成形ドラム十で成形されるので、^い成形
精度の1次グリーンタイヤが得られ、製品タイヤの良好
な品質を確保しやすい利点がある。その反面、グリーン
タイA7を、1次成形機より2次成形機の成形−ノA−
マー上へ移動させる心数があるため、工数が増加し、ま
た、1次成形グリーンタイヤを、2次成形機へ移すに当
り一時的貯蔵や運搬などにより変形を生起し品質低下の
原因となることもある。
さらに、設備的にも成形機が1次成形機と2次成形機に
分れるので、1セット当りの価格が高価となり、また、
成形機および1次グリーンタイヤの貯蔵手段のため広大
な床面積を必要とする欠点があった。従って、上記の欠
点を解消するため、単一の成形ドラム上で、円筒形1次
成形グリーンタイヤを成形してからその左右ビード部分
を互いに近接さuながら機械的に、または、圧縮空気に
より、前記1次グリーンタイヤをトロイド形状に変形さ
せ、その頂面にベルトおよび1〜レツドキヤツプを貼り
付けるいわゆるフルステップ成形法が一部において採用
されているが、成形ドラムの構造がはなはだ複雑で機械
的精度の維持が著しく困難であったり、拡径時の1次成
形ドラムの円筒表面が不連続であったり、時には、前記
円筒表面が柔軟な弾性膜であったりして、1次成形グリ
ーンタイヤの品質が安定し難い欠点があった。
因って、この出願のタイヤ成形ドラムは、上記の諸欠点
を解消し、フルステップ成形ではあるが、1次成形にお
いて、2−ステップ成形法の1次成形ドラムど同様程度
の剛固な円筒体を提供するこ3− とによって製品タイヤの品質を向上安定化すると共に工
数を削減、床面積を縮少し月つ設備費を低減するように
構成したものである。
次に、例示の添付図面に基づいて、この発明のタイヤ成
形ドラムの構成を具体的に詳述する。
第1図は、この出願のタイヤ成形ドラムの実施の一例を
示す正面断面図で、図の上半図は、成形ドラム中央のセ
ンタードラムが拡径した状態で、その左右に設けられた
サイドリングおよびターンアップブラダ−の各表面が実
質的に単一の円筒面を形成して1次成形が行なわれる態
勢の整った状態を示したもので、下半図は、前記センタ
ードラムが縮径して右側へ移動し、右側サイドリングの
内側に納まり、左右のりイドリングは、ターンアップブ
ラダ−と共に互いに対称的に近接し且つターンアップブ
ラダーのご−ドワイヤ対応部が拡径して1次成形グリー
ンタイヤのビード部を保持すると共に保持セグメン1〜
の内側が拡径して截頭円錐状となり、グリーンタイヤは
、トロイド形状に膨張したプレシェービング(予備付形
)の状態を=4− 示すようになるものである。
第2図は、前記センタードラムの側面および同断面を示
したもので、上半図は、縮径時の状態であり、下半図は
、拡径時の状態を示したものである。
第1図において、1は成形機の主軸で、ブツシュ2aを
有するスリーブ2を摺動自在且つ相対回転不能に嵌装し
ており、主軸1およびスリーブ2は、右端で、図示せぬ
成形機のヘッドストックに回転自在且つ摺動自在に保持
されており、図示せぬ駆動手段により共に回転し、また
、相互に対称的に摺動する。3は主軸1に嵌装された内
筒で、左端は、環状ブラダ−5を装着し且つ主軸1に気
密に摺動自在に嵌合する摺動スリーブ6を結合した円板
体4に気密に嵌入固定されている。この円板体4は、図
示せぬキーにより主軸1と共に回転し且つ主軸1に対し
摺動する。また、この円板体4の外周の7リング部には
円周方向に切欠部4aが設番ノられ、拡径時外周が連続
した所定外径の円周を形成するセンタードラム7を構成
する複数対の長短2通りの扇状体が半径方向に摺動自在
に嵌装されている。
このセンタードラム7は、摺動脚8aを有する広狭の摺
動片8.8′並びに弧状体廿グメン(〜9−すなわち長
弧状体セグメント9と知弧状体セグメンi〜9′とより
なり、拡径時は、摺動片8.8′は、環状ブラダ−5の
頂面によって押し一トげられ、長弧状体セグメン1〜9
ど短弧状体セグメント9′の外周は連続した所定外径の
円周を形成し、縮径時には、環状コイルばね10の収縮
力によって縮径し、第2図に示すように、短弧状体セグ
メント9′は摺動片8′と共に、長弧状体セグメン1〜
9と摺動片8の半径方向内側に納まる。
11は摺動片8の摺動脚8aの下端に結合されたストッ
パーで、摺動片8.8′の上昇限を規正する。摺動片8
.8′の縮径時の下降限は、摺動脚8aの両側の段部8
bが、円板体4のフランジ部の上面4bに当接すること
によって限定される。
5aは、円板体4のバルブ孔4Cに気密に挿入された環
状ブラダ−5の通気バルブである。
12は連結筒で、右端フランジ部12aでスリーブ2に
気密に結合され、内周フランジ部12bに、摺動スリー
ブ13と環状シリンダーブロック14を結合している。
この環状シリンダーブロック1.4の左端に、内筒3上
を気密に摺動するフランジ15が結合されており、該フ
ランジ15の右側面に環状ブラダ−16を装着する環状
体17が、フランジ15と環状シリンダーブロック17
1Iに気密に結合されている。
18は環状ブラダ−16の頂面に接して設けられた複数
のセグメントで、下方の弧上部には両側に突出部18a
が設(〕られ、それぞれ環状体17の半径方向の溝17
8およびフランジ15の半径方向溝15aに嵌入し、該
溝に沿って半径方向へ摺動する。
上記複数のセグメント18の上方に延びた部分に設けら
れた円周方向溝18bには、ターンアップブラダ−19
の突縁部19aが嵌入しており、この嵌入部の外表面は
、拡径時、成形するグリーンタイヤGのビードワイヤー
Bを有するビード部7− を内側より強圧し保持する。
20は、複数のセグメント18を周上を巡り装着された
環状コイルはねC1その収縮力により複数のセグメント
18を環状体17およびフランジ15に設けられた半径
方向溝17a 、15aの底面に当接させる。
21は環状体17に取り付【プられたストッパーで、フ
ランジ15の半径方向溝15aの頂面と共に環状体17
の上昇限を規正する。16aは環状体17のバルブ孔1
7bに気密に挿入された環状ブラダ−16の通気バルブ
である。
22は、フランジ15.15′の外周に嵌合固定された
サイドリングで、フランジ15.15′との間にターン
アップブラダ−19の取付は部19dを握持し、その外
径は拡径された時のセンタードラム7の外径と実質的に
等しく、そのセンタードラム7に対向する側の先端部内
面にはテーパーが削成されており、センタードラム7へ
の近接位置おいて長短弧状体セグメント9.9′の外周
肩部に削成されたテーパ一部と微小の隙間をも8− って対向する。環状シリンダーブロック14の左側小径
部内周面は、対向する摺動スリーブ13の外周囲並びに
フランジ15と共に、内筒3をピストンとする第1の環
状シリンダーFを構成している。また、環状シリンダー
ブロック14の右側大径部内周面は、連結筒12の左方
表面並びに環状シリンダーブロック14に結合された蓋
板23と共に右側に内筒24を結合するピストン25を
収容した第2の環状シリンダーSを構成している。
26は、ターンアップブラダ−19の複数個の支持セグ
メントで、その内側面にアーム26a126bが設【ノ
られており、アーム26aは、環状体17に設けられた
耳部17cに枢結されたリンク27の他端に枢動自在に
結合されている。他方のアーム26bは、ピストン25
に結合された円筒24の右端に枢結されている。
複数の支持セグメント26のうち特定の対向する一対の
セグメント(1個のみでもよい)の左端には、ターンア
ップブラダ−19の通気バルブ19bおよび周辺突起部
190を収めるバルブ孔26Gおよび座ぐり孔26hが
設けられ、通気バルブ19bおよび周辺突起部19Cが
挿入されている。
前記一対の支持セグメント26の右端には、送気孔26
dが設けられ、バルブ孔26cと送気孔26dは連結孔
26eで連結されている。また、送気孔26dはエルボ
26「、送気管26gおよびスリーブ2に固定されたフ
ランジ28に取り付けられた]−ルボ28a1送気管2
8bを経て、図示せぬ回転継ぎ手に連結され所定の圧力
流体源に連通している。
センタードラム7のに側にも、上述の機構と同一の機構
が設けられているが、特別に変った構造部分を除ぎ、右
側の機構と同一の番号を付し説明を省略する。
14′は環状シリンダーブロックで、主軸1の左端に嵌
装され、ナツト29およびキー30により固定されてい
る。この環状シリンダーブロック14′は、左端に固定
された蓋板23と共に第3の環状シリンダーRを構成し
、左端に円筒24を結合したピストン25を収めている
31.32は、主軸1の中心孔1aに挿入された送気外
管と送気内管で、共に右端は、主軸の図示拷ぬ右端に取
り付けられた回転継ぎ手に気密に結合されており、その
左端は共に主軸1の左端に挿入固定された円筒33に気
密に挿入されている。
上記送気外管31には、軸方向に貫通孔31bを有する
外側面が主軸1の内面と気密に接触覆るソケット31a
が嵌め込まれ一体として気密に固定されている。またソ
ケット31aには半径方向の貫通孔31cが穿孔されて
おり、貫通孔31Cの内方は、送気外管31と送気内管
32との間の空隙に連通しており、外方は、主軸1の通
気孔1Cと連通している。
また、円筒33の内面には、円筒33に気密に挿入固定
され、右端が閉鎖したブツシュ34が設けられ、その内
孔には、中心孔Taを有するテールストック軸Tが右方
へ延伸したときにその先端部が気密に嵌入される。
26′fは、支持セグメント26の送気口に螺−I +
 − 人されたユニオンで、円筒33の左端面に螺入されたコ
ニオン33aとは送気管26′oにより連絡されており
、円筒33の通気孔33b 、33c 。
33d 、33eによりターンアップブラダ−19の内
腔と送気内管32とを連通ずる。33fは、円筒33に
螺入されたユニオン33aとは別のユニオンで、環状シ
リンダーブロック14′の左端に螺入されたユニオン1
4′aと送気管14′bにより連絡されており、円筒3
3に設()られた通気孔33o 、33h 、33i 
133.iおよび環状シリンダーブロック14′に段番
プられた通気孔14’ C,14’ dにより主軸1の
送気外管31と送気内管32との間の空隙は、第3の環
状シリンダーRと連通している。
第1図において、Bは成形ドラムに対し、図示せぬ手段
により所定位置に待機しているフィラーを付【プたビー
ドワイヤであり、Gは、ターンアップブラタ−19の突
縁部19aによりビード部内側面を強力に保持さit、
 1〜【]イド形にプレシェービングされた2次成形中
のグリーンタイヤの一部分12− である。
上記に説明したこの発明の成形ドラムによるラジアルタ
イヤの成形は次のように行なわれる。
まず、図示仕ぬ駆動手段を作動させ主軸1とスリーブ2
を互いに対称的に所定間隔まで離隔させると共にテール
ストック軸Tを右方へ延伸し、主軸1左端のブツシュ3
4に気密に嵌入させる。同時に、図示せぬ主軸1右端の
回転継ぎ手より送気外管31と送気内管32との間の空
隙へ所定の第1の圧力の圧力流体を送入すると、送入さ
れた圧力流体は、送気外管31の通気孔31c1主軸1
の通気孔1Cを経て、主軸1と摺動スリーブ6、内筒3
および摺動ブツシュ13との隙間にはいり、摺動ブツシ
ュ13の通気孔13aを通り第1の環状シリンダーFの
右方にはいり、内筒3を左方へ押し進めセンタードラム
7に第1図上半図に示ず位置を占めさせる。
前記第1の圧力の圧力流体は、同時に、円板体4のバル
ブ孔4Gを通リブラダー5の内腔にはいるが、ブラダ−
5に作用する力が環状コイルばね10の収縮力J−り弱
いためブラダ−5は膨張しない。また、第1の圧力の圧
力流体は、環状シリンダーブロック14の通気孔14a
、14bを通り、第2の環状シリンダーSの左方へ進入
しピストン25を最右端位置に押し圧する。
また、左側の環状シリンダーブロック14′においても
、前記第1の圧力の圧力流体は、主軸1左端の円筒33
の通気孔33j 、33i 、33h 。
33g、−Lニオ>33f 、14’ a 、 環状シ
リンダーブロック14′の通気孔14’ C,14’ 
dを経て第3の環状シリンダーRの右方へ進入してピス
トン25を最左端位置に押し圧する。
次いで、第1の圧力の圧力流体をより高圧の第2の圧力
の圧力流体に切替え、ブラダ−5を環状コイルばね10
の収縮力に抗し膨張さWて弧状体セグメント9−を拡径
させ、連続した所定外径の円筒面を形成させる。この時
、同時に第2の環状シリンダーSおよび第3の環状シリ
ンダーR内の圧力は第2の圧力に切替わっている。
この状態で、センタードラム7、サイドリング22、タ
ーンアップブラダ−19は一体の円筒形を形成するので
、これ等の外周に、センタードラムの中心に対し対称的
にサイドウオール、インナーライナー、プライコードを
無端状に巻き付け、図示せぬ保持手段に、左右のビード
ワイヤBを成形ドラム軸心と同心に挿入し保持させ所定
位置に待機させる。続いて主軸1右端の図示せぬ回転継
ぎ手から主軸1の中心孔1aと送気外管31との空隙に
第3の圧力流体を挿入すると、この第3の流体は、主軸
1の通気孔1b、スリーブ2およびブツシュ2aの通気
孔2b、20を通り、さらに、摺動ブツシュ13、連結
筒12、環状シリンダーブロック14の通気孔14c 
、14d 、14e 。
14「を経てバルブ16aを通り環状ブラダ−16の内
腔にはいり環状ブラダ−16を膨張させターンアップブ
ラダ−19のセグメント18に嵌入している突縁部19
aの外表面で待機中のビードワイヤBの内周面を強圧し
てこれを保持する。
同時に、送入された前記第3の圧力の圧力流体は、通気
孔14dから分かれて通気孔In、14h。
15− 141を通り第2の環状シリンダーSの右方へはいりピ
ストン25の右側に作用する。このピストン25の左側
には前述のとおり第2の圧力の圧力流体が作用している
が、その抑圧効果J:す、上記右側の第3の圧力流体の
押圧効果の方が大きいので、ピストン25は左方へ移動
しリンク27を反時計方向へ回転させるので支持セグメ
ント26は、第1図下半図のような截頭円錐形となる。
これと同じ現象がセンタードラム7の左側の環状ブラダ
−16、支持セグメント26においても生起される。こ
の直後、図示せぬビードワイヤ保持手段は、ビードワイ
ヤBとの係合を解き待避位置へ退く。
前記送入された第3の圧力の圧力流体は、環状体17と
環状シリンダーブロック14との隙間を通り第1の環状
シリンダーの左方へ入り内筒3を右方へ押圧するが、内
筒3の右側には第2の圧力の圧力流体が作用しており、
その押圧効果の方が大きいので内筒3は移動しない。
センタードラム7の左側の環状ブラダ−16および第3
の環状シリンダーRにおいても、送入さ16− れた前記第3の圧力の圧力流体は、ソケット31aの横
穴31bを通り主軸10通気孔1d。
1e、1fを経て環状ブラダ−16とピストン25に前
述と同様に作用する。
次いで、主軸1の左端に嵌入したテールストック軸下の
中心孔Taより所定圧力の圧力流体を送入してプッシユ
34、円筒33、主軸1の通気孔34 aN 33 k
 11eを通じグリーンタイヤGの内腔へ導入すると共
に、送気中の送気外管31と送気内管32との間の空隙
の第2の圧力の圧力流体をより低圧の第4の圧力の圧力
流体に切り替えると、センタードラム7は環状コイルば
ね10の収縮力により環状ブラダ−5の膨張力に抗し、
第2図上半図の姿に縮径する。この時点では、第1の環
状シリンダーF内で内筒3の左右に作用する第3の圧力
の圧力流体と、第4の圧力の圧力流体との押圧効果は、
後者が大きいかまたは両者が等しいように作られている
ので、内筒3の右方への移動はなく、前記センタードラ
ム7の縮径は支承なく行なわれる。
ここで、前記送気外管31と送気内管32との間の空隙
の第4の圧力の圧力流体を排除して大気に連通ずると、
センタードラム7は内筒3と共に第1図下半図の位置へ
移る。
ここで、前述の第3の圧力の圧力流体を第5の圧力に増
圧して環状ブラダ−16にょるビードワイヤBの保持を
強化するど共に、図示せぬ駆動手段にJ:り主軸1を右
方ヘスリーブ2を左方へ対称的に摺動させ、成形ドラム
ーヒのグリーンタイA7Gの左右のビードワイヤBを有
するビード部を対称的に近接させると、前記両側ビード
間のプライコードはトロイド形状に膨張してプレシェー
ビング(予備付形)が行なわれる。続いて、図示せぬ回
転継ぎ手より送気管2811へ所定圧力の圧力流体を送
入し、■ルボ28a1送気管26g、工/L、 ホ26
f1送気孔26d1連絡孔26e、ターンアップブラダ
−19の通気バルブ19bを経てターンアップブラダ−
19の内腔に導きこれを膨張させると、該ブラダ−19
のグリーンタイヤGのビード部より外側表面に無端状に
巻き付()られてぃたプライコード、インナーライナー
、サイドウオールは、ターンアップブラダ−19の表面
に貼り付(プられたままターンアップブラダ−19と共
に拡径して立ち上がり、プレシェービングされたグリー
ンタイヤGの側壁に強圧されて貼り付けられる。
その直後ターンアップブラダ−内腔の圧力流体は排除さ
れ、ターンアップブラダ−19は原形へ復帰する。セン
タードラム7の左側のターンアップブラダ−19につい
ては、主軸1の図示せぬ右端に結合された回転継ぎ手よ
り送気内管32に送気され、円筒33の通気孔33f3
.33d 。
330.33b 、 ユニオン33a1送気管26′g
1支持セグメント26のユニオン26’f、送気孔26
d1連絡孔26e、ターンアップブラダ−19の通気バ
ルブ19bを経てターンアップブラダ−19の内腔に送
入された所定圧力の圧力流体により同様の操作が行なわ
れる。
上記操作が終ったところで、図示せ−ぬ予備成形された
ベルトとトレッドキャップを抱持するトランスファーリ
ングを、図示せぬ駆動手段によりプレーシェービングさ
れたグリーンタイヤGの中心線に整合する位置に移送し
、図示ぼぬ駆動手段により主軸1とスリーブ2を対称的
に摺動さIグリーンタイヤGのビード部を、さらに所定
間隔まで縮少させると、グリーンタイヤGの頂面は拡径
して、図示せぬトランスファーリングに抱持されたベル
トの内表面に中心線を正しく整合して接触し圧着される
次いで、図示せぬ手段によりトランスファーリングのベ
ルトおよびトレッドキャップの抱持を解除し、これを待
機位置に移送させる。
続いて、テールストック軸下の中心孔Taよりグリーン
タイヤGの内腔へ充填している圧力流体を所定の圧力に
増圧してグリーンタイヤGの膜力を増大させてから、図
示せぬステッチャ−によりベルト、トレッドキャップ並
びに先にターンアップしたプライコード、サイドウオー
ルを完全に圧着する。
以上で成形は終了する。よって、グリーンタイ20− ヤGの内腔の圧力流体を、上述の送入時と逆の経路で排
除し、次いで、送気外管31と送気内管32との間の空
隙に、前記第4の圧力と同じ圧力源から圧力流体を送入
すると共に主軸中心孔1aと送気外管31との空隙の第
5の圧力の圧力流体を所定の第6の圧力に減圧すると、
第2および第3の環状シリンダーピストン25の成形ド
ラム中心線に関し内側の押圧力がまさりピストン25は
ともに外側へ移動し左右の支持セグメント26は水平位
置に復帰する。
同時に、主軸中心孔1aと送気外管31との間の空隙の
圧力流体および送気外管31と送気内管32との間の空
隙の圧力流体を排除して環状ブラダ−16を収縮させて
ターンアップブラダ−19とグリーンタイヤGのビード
部との係合を解き、図示せぬ駆動手段によりテールスト
ック軸Tを左方へ退避させて成形を終了したグリーンタ
イヤGを成形ドラム上から左方へ抜き出す。
なお、上述の実施例においては、各圧力流体送入による
成形ドラムの各i操作において、同−送排系統で数種の
操作を行なわせているが、熱論、別個の系統であっても
よく、また、圧力流体によらずスクリユー、ラックピニ
オン等の機橘によってもよい。
上述の通り、この発明の成形ドラムにおいては、センタ
ードラムは拡径時、表面が連続した剛固な円筒面を構成
するものであり、両側のサイドリングと共に完全な円筒
面上で1次成形が行なわれるので、従来の拡径時セグメ
ント間に空隙を生じる従来のフルステップ成形ドラムに
比べ成形されるタイヤの品質が格段に向上する。
また、2−ステップ成形と比較しても、1次成形グリー
ンタイヤの品質は変らず同一成形ドラム上で引き続いて
2次成形が行なわれるので、製品タイヤの品質はより安
定する効果を有するものである。また、設備費も、2台
で1セツトの2−ステップ成形機よりは廉価で・あり、
さらに、i!j重な■揚床面積の占有率は格段に少なく
、また、労働生産性も高い等の特徴を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のタイヤ成形ドラムの実施の一例を
示す正面断面図で、上半図は、センタードラムの拡径時
の状態図、下半図は、センタードラムの縮径時とターン
アップブラダ一部の截頭円錐状時の状態図、 第2図は、センタードラム部の側面および同断面図で、
上半図は縮径時、下半図は拡径時の状態図である。 7・・・センタードラム 9−・・弧状体セグメント(長弧状体セグメントと短弧
状体セグメント) 9・・・長弧状体セグメント 9′・・・短弧状体セグメント 19・・・ターンアップブラダ− 22・・・サイドリング 代理人 弁理士 大島泰甫 第2弱 自発手続補正書 昭和59年12月6 日 1、事件の表丞 昭和59年特許願第6961号 2、発明の名称 タイヤ成形ドラム 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号(314)
 東洋ゴム工業株式会社 代表者 松岡壮治 4、代理人 ・550 大阪市西区江戸堀1丁目25番30号6、補
正の内容 (1) 明細書第2頁第19行目の「機械制度」を、「
機械精度」と補正する。 (2) 同第5頁第15行目〜第16行目の[ターンア
ップブラダー」を、「ターンアップブラダ−1と補正す
る。 (3) 同第17頁第5行目の「大きい」を、「小さい
」と補正する。 (4) 同第17頁第6行目の「移動し]を、「移動し
ない。」と補正する。 (5) 同第17頁第6行目〜第11行目の[リンク2
7を反時計方向へ回転させるので・・・・・・・・・・
・・支持セグメント26においても生起される。]まで
の文を削除する。 (6) 同第18頁第15行目〜第18行目の「環状シ
リンダーF内で内筒3の左右に作用する第3の・・・・
n1・・両者が等しいように作られているので、」まで
の文を、次のように補正する。 [環状シリンダーF内で内筒3の左方向に作用する第4
の圧力流体と環状シリンダーF′内で内筒3の右方向に
作用する第3の圧力の圧力流体との抑圧効果は、前者が
大きいかまたは両者が等しいように作られてい1− るので、」 (7) 同第19頁第4行目と第5行目の間に次の文を
挿入する。 [第2の環状シリンダーSの左方の圧力流体が排気され
ると、第3の圧力流体の押圧効果によりピストン25は
左方へ移動し、リンク27を反時計方向へ回転させるの
で、支持セグメント26は、第1図下半円のような截頭
円錐形となる。これと同じ現象がセンタードラム7の左
側の環状ブラダ−16、支持セグメン]・26において
も生起される。」 (8) 同第20頁第6行目と第7行目の間に次の文を
挿入する。 「また、このターンアップブラダ−19によるプライコ
ード、インナーライナー、サイドウオールのグリーンタ
イヤGの側壁への圧着は、ベル1〜及びトレッドキャッ
プがステッチャ−によりグリーンタイヤGの側壁に圧着
された後に行なわれることもある。」(9) 図面の第
1図および第2図を別紙添付の図面のように補正する。 以上 一つ− 特開昭GO−149446(1ω

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)拡縮径自在のセンタードラムとその両側に同心に
    配置され、その外径が、前記センタードラムの拡径時の
    外径と同一で11つ軸線方向へ互いに対称的に摺動可能
    <’K 1対のサイドリングと、前記サイドリングの軸
    線方向外側に設けられIC収縮時の外径が、実質的に前
    記サイドリングの外径に等しい左右1対のターンアップ
    ブラダ−よりなるラジアルタイヤの成形ドラムにおいて
    、前記センタードラムは複数対の長および短弧状体セグ
    メントに分割されており、その拡径時には、8対の弧状
    体セグメントの表面は、連続した円筒側表面を形成し、
    縮径時には、短弧状体セグメントは、長弧状体セグメン
    トの半径方向内側に納まる+Pi造であることを特徴と
    するタイヤ成形ドラム。
JP59006961A 1984-01-17 1984-01-17 タイヤ成形ドラム Granted JPS60149446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243840U (ja) * 1985-09-02 1987-03-17
JP2008505775A (ja) * 2004-07-06 2008-02-28 コンテイネンタル・アクチエンゲゼルシヤフト ラジアルタイヤを成形する方法及び装置

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