JP6804538B2 - タイヤを構築するための方法およびプラント - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤを構築するための方法およびプラントに関する。
より詳細には、本発明は、グリーンタイヤを構築するために使用される方法および装置に関し、グリーンタイヤは、その後、完成製品を得るために加硫サイクルにかけられる。車両の車輪用のタイヤは、それぞれ対向する側に位置する端部フラップを有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造を一般に含み、端部フラップは、「ビード部」という名称によって通常識別される領域において一体化された各環状固定構造と係合され、「ビード部」は、各取付けリム上のタイヤのいわゆる「取付け直径」に実質的に一致する内径を有する。
カーカス構造は、1つまたは複数のベルト層を含み得るベルト構造と関連付けられ、1つまたは複数のベルト層は、互いにおよびカーカスプライに対して半径方向に重なり合って配置され、カーカスプライは、交差された向きのおよび/またはタイヤの円周展開方向に対して実質的に平行な(0度の)テキスタイルまたは金属補強コードを有する。ベルト構造に対して半径方向外側の位置に、タイヤを構成する他の半完成製品と同様にエラストマー材料から同じく作られたトレッドバンドが適用される。
エラストマー材料の各サイドウォールが、カーカス構造の横方向表面の軸方向外側位置にさらに適用され、各サイドウォールは、各環状固定構造の上のトレッドバンドの横方向縁部の一方からビード部まで延在する。「チューブ」レスタイヤでは、一般に「ライナ」と呼ばれる気密性コーティング層が、タイヤの内面を被覆する。
各構成要素の組立てによって実行されるグリーンタイヤの構築の後、成形および加硫処理が一般に実行され、エラストマー材料の架橋を介してタイヤの構造安定化を決定し、ならびに所望のトレッドパターンをそれに付与し、必要な場合、サイドウォールに任意の特有のまたは情報グラフィックサインを付与する。
カーカス構造およびベルト構造は、一般に、各作業ステーションで互いに別々に作られ、その後、互いに組み立てられる。
より具体的には、カーカス構造の製造は、最初に、カーカスプライが構築ドラムに適用され、実質的に円筒形のいわゆる「カーカススリーブ」を形成することを提供する。ビード部の環状固定構造は、カーカスプライの対向端部フラップ上に取り付けられまたは形成され、対向端部トラップは次いで環状構造自体の周囲で折り返され、ある種の輪で環状固定構造を取り囲む。
いわゆる「クラウン構造」は、相互に半径方向に重なり合った状態で適用される1つまたは複数のベルト層、および任意選択的にベルト層に対して半径方向外側位置のトレッドバンドを含む外側スリーブの形状で第2ドラムまたは補助ドラム上で製造される。次にクラウン構造は補助ドラムから取り外され、カーカススリーブに結合される。このため、クラウン構造は、カーカススリーブの周囲に同軸に配置され、その後、カーカスプライは、ビードの相互軸方向アプローチによって、およびカーカスプライを半径方向に膨張させ、クラウン構造の内面に接着させるように、カーカススリーブ中へ圧力下の流体を同時導入することよって、トロイダル構造に従って成形される。
カーカススリーブとクラウン構造の組立ては、カーカススリーブを作製するために使用される同じドラム上で実行可能であり、この場合、それは「単一ステップ構築方法」または「単ステージ方法」と呼ばれる。
いわゆる「2ステップ」型の構築方法も同じく知られ、この際、いわゆる「第1ステップドラム」は最初にカーカススリーブを作製するために使用される一方、カーカススリーブとクラウン構造の組立ては、いわゆる「第2ステップドラム」または「成形ドラム」上で実行され、第1ステップドラムから取り外されたカーカススリーブと、次いで補助ドラムから取り外されたクラウン構造とが「第2ステップドラム」または「成形ドラム」に移される。
「エラストマー材料(elastomeric material)」という用語は、少なくとも1種類のエラストマーポリマーと少なくとも1種類の補強充填剤とを含む組成物を意味する。好ましくは、このような組成物はさらに、例えば架橋剤および/または可塑剤などの添加剤も含む。架橋剤の存在により、このような材料は、加熱によって架橋され、それにより最終的な製造物品を形成することができる。
タイヤ(またはその一部)に関連する曲率比は、タイヤ(またはその一部)のラジアル面上でまたはその(タイヤの)回転軸を含有する平面上で測定される、トレッド自体(または外面自体)の横方向対向端部を通り過ぎる線からのトレッドバンドの(または外面の)半径方向外側地点の距離の、上記端部間のタイヤの(またはその一部)のコードに沿って測定された距離に対する比率を意味する。
二輪車両、特にオートバイ用のタイヤは、一般に、表示的に約0.15〜約0.45の間に含まれる、比較的高い曲率比によって特徴付けられる。乗用車用のタイヤは、その代わりに、表示的に0〜0.15の間に含まれる比較的低い値をとる。形成ドラムに関連する曲率比は、ドラムのラジアル面上で、またはドラムの回転軸を含有する平面上で測定される、ドラム自体の横方向対向端部を通り過ぎる線からのドラムの外面の半径方向外側地点の距離の、上記端部間のドラムのコードに沿って測定された距離に対する比率を意味する。
同じ出願人による国際公開第2004/041520号において、成形ドラムは、カーカス構造とベルト構造との間の結合を決定するために、補助ドラムから取り外されたベルト構造を運ぶ移送部材と相互作用するロボットアームによって運ばれてもよい。ロボットアームは次に、エラストマー材料の連続する細長い要素を、相互に結合されたカーカスおよびベルト構造上に堆積させるように構成された分配部材を含むトレッドバンドおよび/またはサイドウォール部の適用デバイスの近くに成形ドラムを運び込む。
国際公開第2004/041522号は、ロボットアームによって運ばれる成形ドラムが、補助アーム上に予め形成されたベルト構造の適用を決定した後に、グリーンタイヤの構築を完了するデバイスと相互作用するように移動されるさらなる例を記載する。
米国特許出願公開第2009/0020200号は、二輪車用のタイヤの製造を記載しており、ここで、トレッドバンドは、連続した細長いエラストマー材料の要素を、処理されているタイヤの内面プロファイルをその外面プロファイルがコピーする剛性ドラムによって支持された、処理されているタイヤの円周方向に渦巻きとして連続的に巻き付けることによって得られる。
ベルト構造の適用を改善するために、同一出願人は国際公開第2015/079344号において、カーカススリーブが、半径方向に収縮した第1の作動状態に配置されたトロイダル状形成ドラムに対して半径方向外側の位置に配置される構築方法を提案する。カーカススリーブは、形成ドラムがカーカススリーブの内側に配置されている間にトロイダル形状に従って成形される。カーカススリーブの成形中、形成ドラムは半径方向に拡張され、半径方向に拡張された第2の作動状態になる。成形の終わりに、カーカススリーブは、第2の作動状態の形成ドラムに結合される。上記成形されたカーカススリーブに結合された形成ドラムは、上記成形されたカーカススリーブの半径方向外側の位置に少なくとも1つのベルト層を構築するための少なくとも1つのデバイスの近くに配置される。
本出願人は、例えば国際公開第2015/079344号から知られているシステムが、ベルト構造の適用後、形成ドラムによって支持されたカーカススリーブ上に直接作製され得る、トレッドバンドおよびサイドウォール部などの追加構成要素の製造において、かなりの運用上の融通性をもたらすことに気付いた。しかしながら、本出願人は、成形されているカーカススリーブ内に形成ドラムを係合させることにより、典型的には比較的高い曲率比を有するオートバイ用タイヤの製造に関して特に満足のいく質的結果を得ることができることに気付いた。他方、乗用車で一般的に使用されるものなど比較的小さな曲率比のタイヤの製造では、品質および方法再現性の点で困難が見られる。
実際にこのために、例えば国際公開第2015/079344号で知られているシステムにおいて、膨張圧力の作用により成形されるカーカススリーブが、実質的に一定の半径を有する断面の曲線プロファイルをとる傾向があることが注目された。換言すると、成形の効果として、カーカスプライは、ビードが互いに近くに移動されるにつれて曲率を徐々に増大させる、周囲の弧に従うアーチ形のプロファイルをとる傾向がある。
この条件は、典型的には例えばオートバイに使用されるように適合された高い曲率比を有するタイヤの製造のために最適である。実際、これらの場合、形成ドラムは、処理されるタイヤに付与されるものと一致する、断面において比較的強調された曲率プロファイルを有し、カーカススリーブとの結合は、形成ドラム自体の表面範囲全体に実質的に同時にかつ均一に生じる傾向がある。
対照的に、例えば乗用車で使用するように適合された、小さな曲率を有するタイヤを処理するのに適した形成ドラムを使用すると、カーカススリーブとの正しい結合を得ることはむしろ困難である。
本出願人は、結合が不均一に生じる傾向があることに実際に気付いている。より具体的には、赤道面に近い領域においてカーカススリーブが形成ドラム自体の外面から依然として離れているとき、局所的な接触が、タイヤのショルダー部領域(すなわち、トレッドバンドとサイドウォール部との間の移行領域)において通常特定される互いに軸方向に離間した領域において、カーカススリーブと形成ドラムとの間に生じる。従って、望ましくない相対的な摩擦が、結合ステップにおいてカーカススリーブと形成ドラムとの間に発生する可能性があり、および/またはカーカススリーブ自体の歪みが生じる可能性があり、これは製品の構造的一体性を損なう可能性もある製品品質の悪影響を伴う。
従って、本出願人は、形成ドラムの曲率プロファイルと成形ステップにおいてカーカススリーブによってとられるプロファイルとの間の過度の差異の中に、比較的小さな曲率比を有するタイヤの製造において直面する問題の原因を特定した。
本出願人は、タイヤ、特に比較的小さな曲率比を有するタイヤの製造において質的な改善を得るために、形成ドラムと成形されるカーカススリーブとが互いに一致する幾何学的特徴を維持し、その結果、カーカススリーブに相互摩擦および/または構造的な歪みを生じさせることなく、関連する表面全体にわたって相互結合が均一に起こり得ることが望ましいことを理解した。
本発明によれば、本出願人は、この結果は、断面におけるアーチ形状のプロファイルに従った半径方向の拡張が、好ましくは減少した曲率比を有する形成ドラムの幾何学的形状と一致するより平坦な成形プロファイルのおかげで制限されるように、成形ステップにおいてカーカススリーブに封じ込め作用を実施することによって効果的に達成されることを見出した。
より具体的には、本発明はタイヤを構築する方法に関する。好ましくは、少なくとも1つのカーカスプライと、環状固定構造の対とを含むカーカススリーブを配置することが考えられる。
好ましくは、トロイダル状の形成ドラムを半径方向に収縮した第1の作動状態に配置することが考えられる。
好ましくは、上記カーカススリーブを上記形成ドラムの半径方向外側の位置に配置することが考えられる。
好ましくは、上記形成ドラムがカーカススリーブの内側に配置されている間、上記少なくとも1つのカーカススリーブを環状コントラスト要素の少なくとも1つの半径方向内面に対抗してトロイダル状に成形することが考えられる。
好ましくは、上記形成ドラムを半径方向に拡張された第2の作動状態まで拡張することが考えられる。
好ましくは、トロイダル状に成形されたカーカススリーブを上記第2の作動状態の形成ドラムに結合することが考えられる。
好ましくは、上記カーカススリーブに結合された上記形成ドラムを、上記カーカススリーブへの外側からの追加構成要素の少なくとも1つの適用デバイスの近くに配置することが考えられる。
本発明のさらなる態様によれば、本発明は、タイヤを構築するためのプラントに関する。好ましくは、カーカススリーブの係合デバイスを含む成形ステーションが提供される。
好ましくは、トロイダル形状に従ってカーカススリーブを成形するために成形ステーション内で作動する成形デバイスが提供される。
好ましくは、成形ステーション内でカーカススリーブの半径方向内側の位置に係合可能な拡張可能なトロイダル状の形成ドラムが提供される。
好ましくは、カーカススリーブの内側で形成ドラムを半径方向に拡張するために成形ステーション内で作動するアクチュエータデバイスが提供される。
好ましくは、追加構成要素の適用のための少なくとも1つの作業ステーションが提供される。
好ましくは、トロイダル状に成形されたカーカススリーブを担持する形成ドラムを成形ステーションから、追加構成要素の少なくとも1つの適用作業ステーションに移送するように構成された移送デバイスが提供される。
好ましくは、アクチュエータデバイスまたは成形デバイスの動作中にカーカススリーブ自体に対して動作する、構築ドラムおよびカーカススリーブの周囲に少なくとも1つの環状コントラスト要素を位置決めするために、成形ステーション内で作動する封じ込めデバイスが提供される。
本出願人は、成形中に、環状コントラスト要素が、円周方向延在部の周囲に適用されたカーカススリーブに半径方向の封じ込め作用を及ぼし、形成ドラムとの結合に最も適した形状に従ってその形状を適合させることを可能にすると考えている。特に、形成ドラムとの接触が大きな表面範囲で同時に起こり、それにより、形成ドラム上のカーカススリーブの歪みおよび/またはそれの摩擦を伴わずに結合を完了するように、カーカススリーブを配置することが可能である。ベルト層、サイドウォール部、トレッドバンドなどの追加のタイヤ構成要素は、処理されるタイヤの設計パラメータに従って有利に選択可能な、形成ドラムの幾何学的構成によって課される、正確に予め定められたプロファイルに従って予め成形されたカーカススリーブ上で、直接作製されるようにすることができる。その結果、上記追加構成要素のより高い構造精度と、タイヤの他の構造要素に対するそれらの位置決めが達成される。さらに、追加構成要素の組成および構造において互いに異なる複数のタイプのタイヤの製造において高い融通性が達成される。例えば、それぞれ特定のエラストマー組成物で形成された、1つ、2つまたはそれ以上の異なる部分からそれぞれなるトレッドバンドおよび/またはサイドウォール部を備えるタイヤが、同じプラント上で構築されてもよい。
上記態様の1つまたは複数において、本発明は、以下の特徴の少なくとも1つをさらに含む。
好ましくは、カーカススリーブを成形する前に、上記環状コントラスト要素を上記カーカススリーブの周囲の半径方向外側位置に配置することがさらに考えられる。
好ましくは、上記環状コントラスト要素は、形成ドラムがカーカススリーブ自体に同軸に挿入された後にカーカススリーブの周囲に配置される。
従って、形成ドラムおよび環状コントラスト要素へのカーカススリーブの挿入は、相互干渉なしに単純化される。
好ましくは、形成ドラムの拡張の少なくとも一部は、カーカススリーブの成形の少なくとも一部と同時に行われる。
好ましくは、上記第2の作動状態において、形成ドラムの半径方向外面は、環状コントラスト要素に対抗する成形されたカーカススリーブの半径方向内面に対して、接触した関係で作用する。
好ましくは、形成ドラムの外面は、形成ドラムが拡張する間、少なくとも半径方向に拡張された第2の作動状態に達する前、カーカススリーブから離間されたままである。
好ましくは、形成ドラムの外面は、上記第2の作動状態に達すると、カーカススリーブの半径方向内面に対して接触した関係に達する。
本出願人は、ドラム自体の最大拡張状態に達した場合に限り、形成ドラムとカーカススリーブとの間の相互接触を達成することによって、カーカススリーブと形成ドラムとの間の相対摩擦の危険が最小限に抑えられると考えている。
好ましくは、成形の終了時に、カーカススリーブの内面は、第2の作動状態の形成ドラムの外面によって到達される最大直径を超える最大直径に達する。
従って、形成ドラムの拡張は、カーカススリーブに対する摩擦がない場合に起こり得ることが保証される。好ましくは、上記第2の作動状態に達すると、形成ドラムの半径方向外面は、ドラム自体の少なくとも赤道面において、環状コントラスト要素に対抗する成形されたカーカススリーブの半径方向内面から2mm以下の距離を有する。
カーカススリーブと形成ドラムとの間の低減された距離は、カーカススリーブのわずかな収縮に続いて、均一な相互結合および摩擦がない状態を促進する。
好ましくは、上記第2の作動状態に達すると、形成ドラムの半径方向外面と環状コントラスト要素に対抗する成形されたカーカススリーブの半径方向内面との間の最小距離が、形成ドラムの赤道面で検出可能である。
好ましくは、カーカススリーブを成形する動作と同時に行われる環状コントラスト要素の半径方向拡張動作がさらに考えられる。
好ましくは、環状コントラスト要素の半径方向拡張は、環状コントラスト要素の弾性変形を介して生じる。
好ましくは、環状コントラスト要素の半径方向拡張は、第2の作動状態に達すると形成ドラムによって及ぼされる半径方向推力の影響によって生じる。
好ましくは、環状コントラスト要素は、少なくとも1つの移送リングを含む。
好ましくは、上記移送リングは、それぞれ垂直な第1の並進軸および第2の並進軸に沿って移動可能である。好ましくは、上記移送リングは、円周方向に分散された複数のパッドであって、解放状態と、半径方向に収縮される把持状態との間で半径方向に移動可能な複数のパッドを内側に有する。
好ましくは、環状コントラスト要素は、少なくとも1つのベルト層を含む。
従って、形成ドラムとカーカススリーブ自体との結合と同時に、カーカススリーブと、ベルト構造またはその一部とのアセンブリを得ることが可能であり、それによって生産効率が向上し、生産プラントが単純化される。
好ましくは、環状コントラスト要素は、移送リング内に係合された少なくとも1つのベルト層を含む。
好ましくは、補助ドラムの周囲に少なくとも1つのベルト層を形成し、上記少なくとも1つのベルト層の周囲に移送リングを係合させ、上記少なくとも1つのベルト層を補助ドラムから取り外し、それを上記カーカススリーブの周囲に配置するために上記移送リングを並進させる動作によって、上記環状コントラスト要素を配置することがさらに考えられる。
好ましくは、上記ベルト層を形成する動作は、帯状の半完成製品を上記補助ドラムの周囲に円周方向に巻き付けること、および上記帯状の半完成製品の両端を突き合わせて接合することを含む。
従って、カーカススリーブ上のベルト構造の製造および結合は、広く試験されかつ多額のプラント投資のない従来の設備を使用することによって得ることができる。特に、補助ドラムの使用は、幾何学的に正確な円筒形の基準の上にベルト構造を作製することを可能にする。
好ましくは、追加構成要素の上記適用デバイスは、上記成形ステーションに対して遠隔のグリーンタイヤ完成ラインに設置される。
好ましくは、上記追加構成要素は、カーカススリーブの半径方向外側位置に適用される少なくとも1つのベルト層を含む。好ましくは、上記ベルト層は、カーカススリーブの円周方向展開部分の周囲に隣接して連続的に配置された複数の細片状要素の連続的な適用によって作製される。
本出願人は、これにより、最終製品の高品質度とともに、より高い生産の融通性を得ることができると考えている。
好ましくは、上記追加構成要素は、カーカススリーブに対して半径方向外側位置に適用される少なくとも1つのトレッドバンドを含む。好ましくは、トレッドバンドは、エラストマー材料の少なくとも1つの連続した細長い要素が、上記カーカススリーブの半径方向外側表面の周囲の連続して配置された隣接する円周方向の被覆巻きに従う状態で巻き付くことによって作製される。
好ましくは、上記追加構成要素は、カーカススリーブに対して横方向に適用される少なくとも1つのサイドウォール部を含む。
好ましくは、サイドウォール部は、エラストマー材料の少なくとも1つの連続した細長い要素が、上記カーカススリーブの側面に対して連続して配置された隣接する円周方向の被覆巻きに従う状態で巻き付くことによって作製される。
好ましくは、カーカススリーブは、少なくとも1つの構築ステーションで作製され、続いて成形ステーションに移される。
好ましくは、カーカススリーブの成形は、カーカススリーブの内側に膨張作動流体を導入することによって行われる。好ましくは、カーカススリーブの成形は、互いに同軸に向き合うフランジ要素の対であって、カーカススリーブの各軸方向反対端部によって支持される各環状固定構造と動作的に係合するフランジ要素の対の相互接近を介して生じる。
好ましくは、カーカススリーブは、成形ステーションに配置された形成ドラムの周囲に同軸に取り付けられる。
好ましくは、カーカススリーブを形成ドラムの周囲に取り付けることは、フランジ要素を、それらが未成形カーカススリーブの軸方向寸法より大きな程度まで相互に離間されるローディング/アンローディング状態に位置付け、形成ドラムを上記フランジ要素の1つに同軸に係合させ、カーカススリーブをフランジ要素の間に同軸に位置付け、カーカススリーブを軸方向に並進させて、カーカススリーブを形成ドラムに対して軸方向中心位置に配置することを含む。好ましくは、上記環状コントラスト要素をカーカススリーブの周囲の半径方向外側位置に配置することは、上記環状コントラスト要素をフランジ要素の間
に同軸に位置付け、環状コントラスト要素を軸方向に並進させて、上記フランジ要素に対して横方向に配置される待機位置に移動させる動作を含む。
好ましくは、環状コントラスト要素は、形成ドラムに対して横方向にフランジ要素と同軸に位置付けられ、形成ドラムから離れるように軸方向に並進される。
好ましくは、上記環状コントラスト要素は、上記環状コントラスト要素がない場合に上記アクチュエータデバイスの作用でカーカススリーブによってとられるであろう外径よりも小さい内径を有する。
好ましくは、上記環状コントラスト要素は、拡張状態の形成ドラムの外径に、成形されたカーカススリーブの半径方向外側部分の厚さの2倍を加えた値に、実質的に等しい内径を有する。
好ましくは、半径方向に収縮した第1の作動状態の形成ドラムは、カーカススリーブの最小内径よりも小さい最大外径を有する。
好ましくは、形成ドラムは、中心シャフトと、中心シャフトの周囲に円周方向に分散された複数のセクタであって、上記セクタが中心シャフトに隣接する第1の作動状態から、上記セクタが中心シャフトから離される第2の作動状態へ移動可能な複数のセクタとを含む。
好ましくは、上記係合デバイスは、互いに同軸に向き合い、カーカススリーブの各軸方向対向端部に支持された各環状固定構造と動作的に係合可能なフランジ要素の対を含む。
好ましくは、キャリッジがさらに含まれ、キャリッジは、上記フランジ要素の一方を支持し、成形ステーションを、フランジ要素が未成形カーカススリーブの軸方向寸法より大きな程度まで相互に離間されるローディング/アンローディング状態と、フランジ要素がカーカススリーブの軸方向寸法に実質的に一致する程度まで相互に離間される作業状態との間で切り替えるために、他方のフランジの方へ移動可能である。
好ましくは、ローディング/アンローディング状態において、フランジ要素は、未成形カーカススリーブの軸方向寸法の少なくとも2倍の程度まで相互に離間される。
好ましくは、上記環状コントラスト要素は、ローディング/アンローディング状態に配置されたフランジ要素の間に挟装されるように、半径方向に移動可能である。
好ましくは、上記環状コントラスト要素は、フランジ要素の間に軸方向に介挿された作業位置と、上記フランジ要素に対して横方向に配置された待機位置との間で、形成ドラムと同軸に移動可能である。
好ましくは、第2の作動状態の形成ドラムは、約0と約0.15との間の曲率比を有する。
さらなる特徴および利点は、本発明によるタイヤを構築するためのメソッド、方法およびプラントの好ましいが排他的ではない実施形態の詳細な記載からより明らかになるであろう。
そのような記載は、単に説明として、従って限定しない目的で提供される添付の図面を参照して以下に与えられる。
図1は、本発明によるタイヤを構築するためのプラントの上面図を概略的に示す。 図2は、成形ステーション内の環状コントラスト要素の位置決めの横からの部分断面図を概略的に示す。 図3は、成形ステーション内のカーカススリーブのローディングの横からの部分断面図を概略的に示す。 図4は、成形ステーション内に配置されたカーカススリーブ内への形成ドラムの挿入の横からの部分断面図を概略的に示す。 図5は、カーカススリーブの成形の中間ステップの横からの部分断面図を概略的に示す。 図6は、カーカススリーブの成形の最終ステップの横からの部分断面図を概略的に示す。 図7は、形成ドラムに結合された成形されたカーカススリーブへの追加構成要素の適用を示す。 図8aは、本発明により得ることができるタイヤの例示的実施形態の半径方向の半分断面図を概略的に示す。 図8bは、本発明により得ることができるタイヤの例示的実施形態の半径方向の半分断面図を概略的に示す。
上の図を参照すると、参照番号1は、本発明による方法を実行するように設計された車両車輪用のタイヤを構築するためのプラントを全体的に特定している。
プラント1は、不透過性エラストマー材料の層またはいわゆるライナ4で好ましくは内側を被覆される少なくとも1つのカーカスプライ3を本質的に含むタイヤ2(図8a、8b)を製造するように設計されている。半径方向外側の位置にエラストマー充填材5bを好ましくは有するいわゆるビードコア5aをそれぞれ含む2つの環状固定構造5が、カーカスプライ3の各端部フラップ3aに係合される。環状固定構造5は、「ビード部」6の名称によって通常は識別される領域の近くに一体化され、ビード部でタイヤ2と各取付けリム(図示せず)との係合が通常生じる。
ビード部6のそれぞれは、任意選択的に、各環状固定構造5を外側から被覆する耐磨耗インサート7(図4)と接合されてもよい。
1つまたは複数のベルト層8a、8b、8cを含むベルト構造8がカーカスプライ3の周囲に円周方向に適用され、トレッドバンド9がベルト構造8の半径方向外側の位置に配置される。
対応するビード部6からトレッドバンド9の対応する軸方向外側縁部9aの近傍までそれぞれ延在する2つのサイドウォール部10が、カーカスプライ3に横方向に対向する位置で適用される。
サイドウォール部10のそれぞれは、対応するビード部6から延在する半径方向内側部分11と、トレッドバンド9の軸方向外側縁部9aの1つと接合する半径方向外側部分12とを含むことができる。
各サイドウォール部10の半径方向内側部分11に加えて、またはそれに代えて、各半径方向外側部分12と接合し、好ましくは半径方向外側部分自体の弾性率を超える弾性率を有する、少なくとも1つのエラストマー補強要素13が、環状固定構造5のそれぞれの近くに適用されてもよい。任意選択的に、各半径方向外側部分12が各エラストマー補強要素13の軸方向外側を完全に被覆することが考えられてもよい。
カーカスプライ3に軸方向内側位置において適用され、対応するビード部6からそれぞれ延在するサイドウォール部補強インサート14を任意選択的にさらに設けてもよい。
図8aの例では、サイドウォール部10の半径方向外側頂部10aは、SOT構造スキームに従って、トレッドバンド9の軸方向外側縁部9aに重ね合わされる。
図8bの例では、トレッドバンド9の軸方向外側縁部9aは、TOS構造スキームに従って、各サイドウォール部10の半径方向外側頂部10aに重ね合わされる。エラストマー材料から作製された少なくとも1つのいわゆるベルト下層(添付の図面には示されていない)が、カーカスプライ3とベルト構造8との間に介挿されてもよい。
エラストマー材料から作製されかつ互いに軸方向に間隔を置いて配置された各環状アンダーベルトインサート15が、カーカスプライ3と、ベルト構造8の軸方向に対向する端部との間に介挿されてもよい。
アンダーベルトインサート15は、アンダーベルトインサート15自体と一緒に、ベルト構造8の各縁部にそれぞれ跨って配置されたいわゆる「クッションインサート」を形成するように、任意選択的に各被覆部分16と接合されてもよい。
プラント1は、例えば既知のメソッドに従って、実質的に円筒形状を有するカーカススリーブ19が構築される1つまたは複数の構築ステーション18を有するカーカス構築ライン17を含む。カーカススリーブ19は、上記少なくとも1つのカーカスプライ3を含み、カーカスプライ3は、好ましくはライナ4によって内側で裏打ちされ、例えばループバックを介して各環状固定構造5に係合される各端部フラップ3aを有する。生成時、カーカススリーブ19は、各ビード部6をそれぞれ起点として延在するサイドウォール部10またはそれの第1の部分を含んでもよい。耐摩耗性インサート7および/またはエラストマー補強要素13が、カーカススリーブ19にさらに適用されてもよい。
カーカス構築ライン17は、カーカススリーブ19の係合デバイス21および成形デバイス22を含む成形ステーション20で終わり、成形デバイス22の作動時、カーカススリーブ19はトロイダル形状に従って成形される。
係合デバイス21は、互いに同軸に向き合いかつ各円周方向係合座面24a、24bを有する、例えば第1のフランジ要素23aと第2のフランジ要素23bとを含み、それによって、それらは、カーカススリーブ19の軸方向の対向する側の端部によってそれぞれ支持されている環状固定構造5の1つでそれぞれ動作的に係合されることができる。
係合デバイス21は、フランジ要素23a、23bの軸方向移動要素25をさらに含むことができる。より詳細には、第1フランジ要素23aなど、フランジ要素23a、23bの少なくとも1つは、1つまたは複数のリニアガイド27に沿って移動可能であり、フランジ要素23a、23b間の相互整列の幾何学的軸X−Xに平行であり、好ましくは第2のフランジ要素23bと一体の固定ベース28と一体であるキャリッジ26によって支持されることが考えられてもよい。リニアガイド27に沿ってキャリッジ26を移動させることにより、成形ステーション20は、ローディング/アンローディング状態と作動状態との間で切り換えられる。ローディング/アンローディング状態(図2および図3)において、第1のフランジ要素23aは、第2のフランジ要素23bから、カーカス構築ライン17から到達する未成形カーカススリーブ19の軸方向寸法に対して、より大きな程度、およそ少なくとも2倍間隔を空けて配置される。作動状態において、フランジ要素23a、23b、より具体的にはそれぞれの円周方向係合座面24a、24bは、カーカススリーブ19の軸方向寸法に実質的に一致する程度まで相互に間隔を空けて配置される。成形デバイス22は、例えばカーカススリーブ19内のフランジ要素23a、23bの間に圧力下に空気をまたは他の作動膨張流体を導入するための流体力学的回路(図示せず)を含んでもよい。
成形デバイス22は、1つまたは好ましくは両方のフランジ要素23a、23b上で作動して、上記作動状態から開始してそれらを互いに軸方向に移動する1つまたは複数のリニアアクチュエータまたは他の軸方向移動デバイス29をさらに含むことができる。フランジ要素23a、23bの往復接近は、環状固定構造5の相互接近を引き起こして、カーカススリーブ19への加圧作動流体の同時導入によって補助されるトロイダル形状に従うカーカススリーブ19の成形を可能にする。
成形ステーション20において、成形されたカーカススリーブ19は、カーカススリーブ自体内に配置されるトロイダル状の剛性かつ拡張可能な形成ドラム30に結合される。
形成ドラム30は、半径方向に収縮した第1の作動状態(図2〜4)から半径方向に拡張された第2の作動状態(図6および7)に拡張可能である。このために、例えば、形成ドラム30が、中心シャフト32の周りに円周方向に分散された複数のセクタ31を含むことが考えられてもよい。セクタ31は、それらが中心シャフト32に近い上記第1の作動状態から、上記セクタ31が中心シャフト32から離れるように移動される第2の作動状態に、好ましくは同時に移動可能である。このために、セクタ31は、中心シャフト32から半径方向に延在する、伸縮自在に伸長可能な各案内部材33によって支持される。
セクタ31の移動は、例えば、例えば各対向する端部でそれぞれ上記セクタ31の1つにヒンジ接続された制御レバー35を含む戻り機構34と、中心シャフト32に沿って摺動可能に取り付けられた少なくとも1つの制御カラー36とによって、達成されてもよい。より具体的には、セクタ31に関して軸方向に対向する側の位置に中心シャフト32に沿って配置され、それぞれ各制御レバー35に係合する一対の制御カラー36が設けられると好ましい。
各制御カラー36は、中心シャフト32内に同軸に回転可能に係合されたねじ山付きバー37に動作的に接続されている。このねじ山付きバー37は、中心シャフト32に沿ってほぼ同じ長さだけまたはそれを越えて延在し、それぞれ右巻きおよび左巻きである2つの軸方向に対向する側のねじ山37a、37bを有する。各ナットねじ38は、ねじ山37a、37bに動作的に係合され、中心シャフト32内で軸方向に移動可能であり、例えば長手方向スリット40において中心シャフト32を半径方向に横切る少なくとも1つのブロック39によって、それぞれ制御カラー36の1つに接続される。
成形ステーション20内で作動する異なるタイプの回転フィーダまたは他の作動デバイス41によって実行され得る、中心シャフト32内のねじ山付きバー37の回転は、ナットねじ38および制御カラー36の軸方向移動を引き起こし、それはねじ山付きバー37の回転方向に従う第1または第2の作動状態に向かうセクタ31の半径方向の移動に対応する。
第2の作動状態において、形成ドラム30のセクタ31の組は、その円周方向延在部に沿って、カーカススリーブ19の少なくとも一部が成形後にとらなければならない内部構造に従って成形された、必ずしも連続的ではない、実質的にトロイダル状の半径方向外面Sを定める。より詳細には、形成ドラム30は第2の作動状態において、少なくとも半径方向外側部分の近くにおいて、典型的には車、トラックまたは他の4輪車両用のタイヤを作製するように適合される約0と約0.15の間の曲率比を定めることが有利に考えられてもよい。
好ましくは、形成ドラム30は、例えばカーカス構築ライン17に沿って依然加工されている各カーカススリーブ19が成形ステーション自体に到達する前、成形ステーション20内に配置されている。より具体的には、形成ドラム30は成形ステーション20内で片持ち状に支持されることが好ましくは考えられる。例えば、このために形成ドラム30の中心シャフト32の第1端部32aは、第1のフランジ要素23a内に同軸に収容されかつねじ山付きバー37と結合されそれを回転させることができる上記回転フィーダ41を備えられたマンドレル42によって保持されてもよい。
従って、形成ドラム30は、成形ステーション20に到達したときに第1の作動状態になっていない場合、上記回転フィーダ41によってそのような構成に配置されてもよい。成形ステーション20はまた、作動デバイス41の動作中にカーカススリーブ19自体に対して作動するように設計された少なくとも1つの半径方向内面43aを有する少なくとも1つの環状コントラスト要素43と動作的に関連付けられる。
環状コントラスト要素43は、例えば、少なくとも1つの移送リング44を含むことができる。移送リング44は、好ましくは、それぞれ垂直な第1の並進軸A−Aおよび第2の並進軸B−Bに沿って移動可能な各キャリッジ45によって運搬される。第1の並進軸A−Aは、好ましくは幾何学的な軸X−Xに平行であり、第2の並進軸B−Bは好ましくは幾何学的な軸X−Xに対して垂直である。移送リング44は、円周方向に分散された複数のプレート46であって、半径方向に拡張された解放状態と、半径方向に収縮する把持状態との間で、半径方向に移動可能な複数のプレート46を内部に有する。可能な例示的な実施形態では、環状コントラスト要素43の半径方向内面43aは、プレート46によって画定され、任意選択的に不連続なパターンを有してもよい。
移送リング44に加えて、またはこれに代えて、環状コントラスト要素43は、処理されるタイヤ2に接合されるベルト層8a、8b、8cの少なくとも1つを含んでもよい。この場合、第1の半径方向最内側ベルト層8aは、カーカススリーブ19と相互作用するように意図された環状コントラスト要素43の半径方向内面43aを画定する。
このために、ベルト構造8の少なくとも一部は、成形ステーション20に隣接するベルト構築作業ステーション48において、収縮可能な補助ドラム47上で作製されてもよい。このために、例えば、ベルト層8a、8b、8cの少なくとも1つ、好ましくは第1および第2のベルト層8a、8bはそれぞれ、補助ドラム47の円周方向周囲にバンド状の半完成製品を円周方向に巻き付け、上記半完成製品の両端を突き合わせて接合することによって作製されることが考えられる。
次に移送リング44が、補助ドラム47上に形成されたベルト層8a、8bの周囲に係合され、補助ドラム47の半径方向の収縮と同時に、プレート46の把持状態への移動に続いて、それらと係合する。次いで、移送リング44を第1の並進軸A−Aに沿って移動させて、補助ドラム47からベルト層8a、8bを取り外すことができる。第2の並進軸B−Bに沿った半径方向変位により、環状コントラスト要素43は、図2に破線で示すように、形成ドラム30の横にあるローディング/アンローディング状態に配置されたフランジ要素23a、23bの間に同軸に配置される。好ましくは形成ドラム30から離れる第1の並進軸A−Aに沿った新たな動きは、環状コントラスト要素43を、フランジ要素23a、23bに対して側方に配置された待機位置に移動させる。例えば、待機位置において、環状コントラスト要素43は、第2のフランジ要素23bの周囲に配置されてもよい(図2および3)。
このように、環状コントラスト要素43は、カーカススリーブ19へのアクセスを妨げることなく成形ステーション20内に配置されてもよい。カーカスローディングデバイス50によって、カーカス構築ライン17から到着するカーカススリーブ19は次に、成形ステーション20に導入され、半径方向に収縮した第1の作動状態に配置された形成ドラム30の周囲の半径方向外側位置に同軸に配置される。
カーカスローディングデバイス50は、例えば、好ましくはカーカススリーブ19の外面上で動作するカーカスマニピュレータ51を含むことができる。(形成ドラム30に対する)半径方向の並進移動により、カーカススリーブ19は、まず、ローディング/アンローディング状態に配置されたフランジ要素23a、23bの間に、形成ドラム30と軸方向に整列された関係で導入される(図3)。次いでカーカススリーブ19は、好ましくは形成ドラム30自体の軸方向並進移動の後、形成ドラム30の周囲に配置される(図4)。より具体的には、リニアガイド27に沿ったキャリッジ26の移動によって、形成ドラム30はカーカススリーブ19内に同軸に挿入される。キャリッジ26および形成ドラム30の並進が完了すると、中心シャフト32の第2端部32bを、任意選択的に軸方向移動デバイス29の助けを借りて、第2のフランジ要素23b内に配置された心押台52と係合することができる。
カーカススリーブ19に対する形成ドラム30の軸方向の移動を相互の機械的干渉なしに行うために、第1の作動状態において、形成ドラム30の最大外径が、典型的にはビード6で見出される、カーカススリーブ19の最小内径より小さいことが好ましくは提供される。
軸方向移動の終わりに、ビード6に一体化された環状固定構造5のそれぞれは、各第1および第2のフランジ要素23a、23bの円周方向係合座面24a、24bに対して軸方向内側位置に配置される。
従って、軸方向移動デバイス29の作用において、フランジ要素23a、23bは、環状固定構造5内で実質的に半径方向に整列した関係で各係合座面24a、24bを移動させる。
上記フランジ要素23a、23bのそれぞれは、円周方向係合座面24a、24bと一体化する各円周方向シールリング53a、53bの半径方向拡張を生じさせるように構成された拡張部材(図示せず)を含む。このような半径方向拡張に続いて、円周方向シールリング53a、53bのそれぞれは、環状固定構造5の1つに対して推力を与える関係で作用するようにされる。従って、カーカススリーブ19は、フランジ要素23a、23bにしっかりと拘束される。いったん係合が生じると、カーカスマニピュレータ51は、カーカススリーブ19を解放し、それを成形ステーション20から離すことができる。
第1の並進軸A−Aに沿った移動によって、環状コントラスト要素43を待機位置から、フランジ要素23a、23bの間に軸方向に介挿された作業位置に移動させることができる。従って、環状コントラスト要素43は、カーカススリーブ19の周囲の半径方向外側位置に配置され、好ましくは軸方向に中心に置かれる。
環状コントラスト要素43は、未成形カーカススリーブ19の直径よりも大きいが、環状コントラスト要素43の非存在下では、作動デバイス41の作用で同じカーカススリーブ19によってとられるであろう外径よりも小さい内径Dを有する。
初期成形ステップにおいて、フランジ要素23a、23bの軸方向の接近に関連して作動流体によって及ぼされる圧力の影響により、カーカススリーブ19は膨張する傾向があり、従って、円の弧に従う実質的に湾曲した断面プロファイルをとる。この初期移行は、図5の点線によって示されるように、カーカススリーブ19が半径方向に拡張することによって環状コントラスト要素43の半径方向内面43aと接触しなくなるまで持続する。接触は最初に、フランジ要素23a、23bから、およびカーカススリーブ19のビードから等距離にある赤道面Eで起こる。成形が続くにつれて、カーカススリーブ19はさらに拡張し、環状コントラスト要素43の半径方向内面43aに対して成形し、同時にそれ自体を、図5に示されるように、第2の作動状態にある形成ドラム30によってとられるものに対応する、実質的に真直ぐなまたはわずかに湾曲したそれの断面のプロファイルに適合させる。
成形中、カーカススリーブ19が半径方向に拡張し始めると、回転フィーダ41の作用でねじ山付きバー37を回転させることによって形成ドラム30の半径方向の拡張を制御することができる。
しかしながら、形成ドラム30の外面は、少なくとも半径方向に拡張された第2の作動状態に達する前、形成ドラム自体が拡張する間、カーカススリーブ19から離間したままである。換言すると、カーカススリーブ19の成形は、少なくとも形成ドラム30がその第2の作動状態に達するや否や最大の半径方向の拡張に達するまで、カーカススリーブ19と形成ドラム30との接触なしに好ましくは行われる。
好ましい例示的な実施形態では、半径方向内面43aで見られる環状コントラスト要素43の内径Dは、半径方向に拡張した第2の作動状態における形成ドラム30の外径Dに、成形されたカーカススリーブ19の半径方向外側部分の厚さTの2倍を加えた値に実質的に等しい。
その結果、形成ドラム30の半径方向外面Sは、第2の作動状態に達すると、成形されたカーカススリーブ19の半径方向内面と接触した状態で停止する。少なくとも、環状コントラスト要素43の半径方向内面43aに関連するカーカススリーブ19の軸方向外側部分の近くにおいて、結合は、カーカススリーブ19のわずかな半径方向の収縮に続いて実行され、収縮は例えば成形中に導入された以前の作動流体の排出の結果としてのそれの弾性収縮の効果によって得られる。
カーカススリーブ19の側方部分の形成ドラム30に対する適切な結合を促すために、形成ドラムが第2の作動状態に達した後、または第2の作動状態に達するために形成ドラムが拡張を終了しつつあるとき、フランジ要素23a、23bが、形成ドラム自体のセクタ31に関して半径方向内側の位置に軸方向に挿入されることが同じく考えられてもよい。カーカススリーブ19の半径方向収縮により結合が達成されると、環状コントラスト要素43と接触する領域の近傍と、サイドウォール部10とショルダー部の領域(すなわち、サイドウォール部10とトレッドバンド9との間の移行領域)の近傍との両方で、形成ドラム30とカーカススリーブ19の内面との間の均一な接触と、摩擦の不存在が促進される。このようにして、カーカススリーブ19の構造的一体性は、カーカスプライを構成するコードの分散における密度変化および/または他の構造的歪みを誘導することなく保たれる。
さらに好ましい例示的な実施形態によれば、成形の最後に、カーカススリーブ19の内面が、第2の作動状態において形成ドラム30の外面Sによって到達される最大外径Dよりわずかに大きい最大直径に達することが考えられてもよい。この場合、カーカススリーブ19の形成ドラム30に対する、同じくその半径方向外側領域における結合は、圧力下の作動流体の排出によって生ずるカーカススリーブ19自体のわずかな弾性収縮の結果として得ることができる。
カーカススリーブ19の適切な収縮を確実にするため、および/または移送リング44によって任意選択的に運搬されるベルト層8a、8bからの望ましくない剥離を防止するために、形成ドラム30の半径方向外面Sは、第2の作動状態に到達すると、成形されたカーカススリーブ19の半径方向内面から2mm以下の最小距離を有することが好ましい。この最小距離は、形成ドラム30の赤道面Eにおいて検出可能である。
さらに好ましい例示的な実施形態は、カーカススリーブ19の成形と同時に行われる環状コントラスト要素43の半径方向拡張動作を含む。このために、上記プレート46は、移送リング44に対して弾性的に支持され、その結果、環状コントラスト要素43の半径方向の拡張は、第2の作動状態に達するや否や形成ドラム30の円周方向セクタ31によっておよび/またはカーカススリーブ19内の作動流体の圧力によって及ぼされる推力の下で、その弾性変形によって生じることができる。
結合の後、フランジ要素23a、23bはカーカススリーブ19を解放し、それを形成ドラム30上に残す。
相互に結合した関係にあるカーカススリーブ19および形成ドラム30は、成形されたカーカススリーブ19上に少なくとも1つの追加構成要素を外側から構築するように設計された少なくとも1つの追加構成要素適用デバイス54の作用を受けるように適合される。
好ましくは複数の追加構成要素構築デバイスが設けられ(図示せず)、上記成形ステーション20に対して離れたグリーンタイヤ完成ライン55に設置される。
形成ドラム30のグリーンタイヤ完成ライン55への移送を可能にするために、カーカススリーブ19を担持する形成ドラム30が、中心シャフト32の第1の端部32aで動作するマンドレル42によって支持され、心押台52が第2の端部32bから切り離されることが同じく考えられてもよい。第1のフランジ要素23aの後退により、成形ステーション20はローディング/アンローディング状態に戻され、従って第1の擬人化ロボットアーム56または他の適切な移送デバイスへのアクセスが自由になり、第1の擬人化ロボットアーム56または他の適切な移送デバイスが中心シャフト32の第2の端部32bで形成ドラム30と係合する。
第1のロボットアーム56は、形成ドラム30を成形ステーション20からグリーンタイヤ完成ライン55に移送する。
第1のロボットアーム56、またはグリーンタイヤ完成ライン55内に特別に設けられた他のマニピュレータ(図示せず)は、追加構成要素適用デバイス54のそれぞれの前で形成ドラム30をさらに適切に移動させる。より具体的には、第1の追加構成要素適用デバイス(図示せず)が、例えば少なくとも1つのゴムコードまたは繊維もしくは金属材料の他の細長い連続補強要素を分配することによって、ベルト構造8を完成させるために第3のベルト層8cを作製するように配置されてもよい。従って、第3のベルト層8cは、拡張されたトロイダル状形成ドラム30が第1のロボットアーム56によって回転するように作動され適切に移動される間、拡張されたトロイダル状形成ドラム30に結合されたカーカススリーブ19の半径方向外面の周囲に円周方向の軸方向隣接巻き57に従って上記細長い連続補強要素を巻き付けることによって作製される。
第2の追加構成要素構築デバイスが、ベルト構造8に対して半径方向外側の位置にトレッドバンドを作製するように適合された1つまたは複数の巻き付けユニット(図示せず)を含んでもよい。例えば1つまたは複数の各巻き付けユニット58を設けられた第3の追加構成要素適用デバイス54が、カーカススリーブ19の軸方向に対向する側方部分に対してサイドウォール部10を作製するように設計されてもよい。
上記巻き付けユニットのそれぞれは、相互に接触した状態で連続的に隣接する、円周方向被覆巻き59に従って少なくとも1つの連続した細長いエラストマー材料の要素をカーカススリーブ19の半径方向外面の周囲におよび/または側面に対して適用するように設計され、この間、形成ドラム30は回転するように作動され、所定のスキームに従って上記円周方向被覆巻き59を分配するように適切に移動される。
例えば、耐摩耗性インサート7、サイドウォール部補強インサート14および/またはエラストマー補強要素13を場合により作製するために、ならびにトレッドバンドのおよび/またはサイドウォール部10の他の特定部分を作製するために、さらなる追加構成要素適用デバイスが実行時に設けられてもよい。追加構成要素の適用中、形成ドラム30の剛性により、ベルト構造8のおよび/または成形されたカーカススリーブ19の外面に直接形成された単一の円周方向ベルト巻き57および/または被覆巻き59の安定した位置決めが保証され、この際、適用中に伝達される応力の影響によるカーカススリーブ19の望ましくない変形は一切ない。カーカスプライ3および/またはベルト層8a、8b、8cを通常構成する未加工エラストマー材料の粘着性は、単一の円周方向巻き57、59の望ましくない自発的なおよび/または制御されない移動を抑制する。
実行時、成形中のカーカススリーブ19の半径方向封じ込め作用が、移送リング44に完全に委ねられてもよい。この場合、グリーンタイヤ完成ライン55はまた、好ましくは、形成ドラム30によって支持されたカーカススリーブ19の円周方向展開部分の周囲に連続して配置される複数の細片状要素を連続的に適用することによって、第1および/または第2のベルト層8a、8bを作製するように適合された少なくとも1つのベルト構造適用ステーション(図示せず)を含んでもよい。
グリーンタイヤ完成ライン55に配置された様々な追加構成要素適用デバイス54間の形成ドラム30の移動は、同じ第1のロボットアーム56によって、または既知のタイプの1つまたは複数の追加の擬人化ロボットアームまたはマニピュレータによって実行されてもよい。構築されたグリーンタイヤ2は、任意選択の加硫処理に供される前に、形成ドラム30から取り外されるように適合されている。

Claims (44)

  1. タイヤを構築するための方法であって、
    少なくとも1つのカーカスプライ(3)と、環状固定構造(5)の対とを含むカーカススリーブ(19)を配置すること、
    トロイダル状の形成ドラム(30)を半径方向に収縮された第1の作動状態に配置すること、
    前記カーカススリーブ(19)を前記形成ドラム(30)の半径方向外側の位置に配置すること、
    前記形成ドラム(30)が前記カーカススリーブ(19)の内側に配置されている間、前記カーカススリーブ(19)を環状コントラスト要素(43)の少なくとも1つの半径方向内面(43a)に対抗してトロイダル状に成形することであって、成形中に前記環状コントラスト要素(43)が前記カーカススリーブ(19)に半径方向の封じ込め作用を及ぼし、それにより前記形成ドラム(30)との結合のために前記カーカススリーブ(19)の形状を適合させること
    前記形成ドラム(30)を半径方向に拡張された第2の作動状態まで拡張すること、
    前記トロイダル状に成形されたカーカススリーブ(19)を前記第2の作動状態の前記形成ドラム(30)に結合すること、
    前記カーカススリーブ(19)に結合された前記形成ドラム(30)を、前記カーカススリーブ(19)への外側からの追加構成要素の少なくとも1つの適用デバイス(54)の近くに配置すること
    を含む方法。
  2. 前記カーカススリーブ(19)を成形する前に、前記環状コントラスト要素(43)を前記カーカススリーブ(19)の周囲の半径方向外側位置に配置することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記環状コントラスト要素(43)は、前記形成ドラム(30)が前記カーカススリーブ自体に同軸に挿入された後、前記カーカススリーブ(19)の周囲に配置される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記形成ドラム(30)の前記拡張の少なくとも一部が、前記カーカススリーブ(19)の前記成形の少なくとも一部と同時に行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2の作動状態において、前記形成ドラム(30)の半径方向外面(S)が、前記環状コントラスト要素(43)に対抗する前記成形されたカーカススリーブ(19)の半径方向内面に対して接触した関係で作用する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記形成ドラム(30)の前記外面は、前記形成ドラム(30)が拡張する間、少なくとも半径方向に拡張された前記第2の作動状態に達する前、前記カーカススリーブ(19)から離間されたままである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記形成ドラム(30)の外面が、前記第2の作動状態に達すると前記カーカススリーブ(19)の半径方向内面に対して接触した関係に達する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記成形の終了時に、前記カーカススリーブ(19)の内面が、前記第2の作動状態の前記形成ドラム(30)の前記外面(S)によって到達される最大直径(D2)を超える最大直径に達する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第2の作動状態に達すると、前記形成ドラム(30)の半径方向外面(S)が、前
    記ドラム自体の少なくとも赤道面(E)において、前記環状コントラスト要素(43)に対抗する前記成形されたカーカススリーブ(19)の半径方向内面から2mm以下の距離を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第2の作動状態に達すると、前記形成ドラム(30)の半径方向外面と、前記環状コントラスト要素(43)に対抗する前記成形されたカーカススリーブ(19)の半径方向内面との間の最小距離が、前記形成ドラム(30)の赤道面(E)で検出可能である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記カーカススリーブ(19)を成形する動作と同時に行われる前記環状コントラスト要素(43)の半径方向拡張動作をさらに含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記環状コントラスト要素(43)の前記半径方向拡張動作が、前記環状コントラスト要素(43)の弾性変形を介して生じる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記環状コントラスト要素(43)の前記半径方向拡張動作が、前記第2の作動状態に達すると前記形成ドラム(30)によって及ぼされる半径方向推力の影響によって生じる、請求項11に記載の方法。
  14. 前記環状コントラスト要素(43)が、少なくとも1つの移送リング(44)を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記移送リング(44)が、それぞれ垂直な第1の並進軸(A−A)および第2の並進軸(B−B)に沿って移動可能である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記移送リング(44)が、円周方向に分散された複数のパッド(46)であって、解放状態と、それらが半径方向に収縮される把持状態との間で半径方向に移動可能な複数のパッド(46)を内側に有する、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記環状コントラスト要素(43)が、少なくとも1つのベルト層(8a、8b)を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記環状コントラスト要素(43)が、移送リング(44)の内側で係合された少なくとも1つのベルト層(8a、8b)を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 補助ドラム(47)の周囲で少なくとも1つのベルト層(8a、8b)を形成すること、
    前記少なくとも1つのベルト層(8a、8b)の周囲に移送リング(44)を係合させること、
    前記少なくとも1つのベルト層(8a、8b)を前記補助ドラム(47)から取り外して前記カーカススリーブ(19)の周囲に配置するために、前記移送リング(44)を並進させること
    によって前記環状コントラスト要素(43)を配置することをさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つのベルト層(8a、8b)を形成することが、帯状の半完成製品を前記補助ドラム(47)の周囲に円周方向に巻き付けること、および前記帯状の半完成製品の両端を突き合わせて接合することを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記追加構成要素の適用デバイス(54)が、成形ステーション(20)に対して遠隔のグリーンタイヤ完成ライン(55)に設置される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記追加構成要素が、前記カーカススリーブ(19)の半径方向外側位置に適用される少なくとも1つのベルト層(8a、8b)を含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記ベルト層(8a、8b)が、前記カーカススリーブ(19)の円周方向展開部分の周囲に隣接して連続的に配置された複数の細片状要素の連続的な適用によって作製される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記追加構成要素が、前記カーカススリーブ(19)に対して半径方向外側位置に適用される少なくとも1つのトレッドバンド(9)を含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記トレッドバンド(9)は、エラストマー材料の少なくとも1つの連続した細長い要素が、前記カーカススリーブ(19)の半径方向外面の周囲の連続して配置された隣接する円周方向の被覆巻き(59)に従う状態で巻き付くことによって作製される、請求項24に記載の方法。
  26. 前記追加構成要素が、前記カーカススリーブ(19)に対して横方向に適用される少なくとも1つのサイドウォール部(10)を含む、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記サイドウォール部(10)が、エラストマー材料の少なくとも1つの連続した細長い要素が、前記カーカススリーブ(19)の側面に対して連続して配置された隣接する円周方向の被覆巻き(59)に従う状態で巻き付くことによって作製される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記カーカススリーブ(19)が、少なくとも1つの構築ステーション(18)で作製され、続いて成形ステーション(20)に移される、請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記カーカススリーブ(19)の成形が、前記カーカススリーブ(19)の内側に膨張作動流体を導入することによって行われる、請求項1〜28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記カーカススリーブ(19)の成形が、互いに同軸に向き合うフランジ要素(23a、23b)の対であって、前記カーカススリーブ(19)の各軸方向反対端部によって支持される各環状固定構造(5)と動作的に係合するフランジ要素(23a、23b)の対の相互接近を介して生じる、請求項1〜29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記カーカススリーブ(19)が、成形ステーション(20)に配置された前記形成ドラム(30)の周囲に同軸に取り付けられる、請求項1〜30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記カーカススリーブ(19)を前記形成ドラム(30)の周囲に取り付けることが、前記フランジ要素(23a、23b)を、それらが未成形カーカススリーブ(19)の軸
    方向寸法より大きな程度まで相互に離間されるローディング/アンローディング状態に位置付けること、
    前記形成ドラム(30)を前記フランジ要素(23a、23b)の1つに同軸に係合させること、
    前記カーカススリーブ(19)を前記フランジ要素(23a、23b)の間に同軸に位置付けること、
    前記カーカススリーブ(19)を軸方向に並進させて、前記カーカススリーブ(19)を前記形成ドラム(30)に対して軸方向中心位置に配置すること
    を含む、請求項30に従属する場合の請求項31に記載の方法。
  33. 前記環状コントラスト要素(43)を前記カーカススリーブ(19)の周囲の半径方向外側位置に配置することが、
    前記環状コントラスト要素(43)を前記フランジ要素(23a、23b)の間に同軸に位置付ける動作、
    前記環状コントラスト要素(43)を軸方向に並進させて、前記フランジ要素(23a、23b)に対して横方向に配置される待機位置に移動させる動作
    を含む、請求項30に記載の方法。
  34. 前記環状コントラスト要素(43)が、前記形成ドラム(30)に対して横方向に前記フランジ要素(23a、23b)と同軸に位置付けられ、前記形成ドラム(30)から離れるように軸方向に並進される、請求項33に記載の方法。
  35. タイヤを構築するためのプラントであって、
    カーカススリーブ(19)の係合デバイス(21)を含む成形ステーション(20)、
    トロイダル形状に従って前記カーカススリーブ(19)を成形するために前記成形ステーション(20)内で作動する成形デバイス(22)、
    前記成形ステーション(20)内で前記カーカススリーブ(19)の半径方向内側の位置に係合可能な拡張可能なトロイダル状の形成ドラム(30)、
    前記カーカススリーブ(19)の内側で前記形成ドラム(30)を半径方向に拡張するために前記成形ステーション(20)内で作動するアクチュエータデバイス(41)、
    追加構成要素の少なくとも1つの適用デバイス(54)、
    前記トロイダル状に成形されたカーカススリーブ(19)を担持する前記形成ドラム(30)を、前記成形ステーション(20)から、追加構成要素の前記少なくとも1つの適用デバイス(54)に移送するように構成された移送デバイス(56)、
    前記成形ステーション(20)において前記形成ドラム(30)および前記カーカススリーブ(19)の周囲に配置可能であり、前記成形デバイス(22)の成形動作中に前記カーカススリーブ自体に対して動作する少なくとも1つの半径方向内面(43a)を支持する少なくとも1つの環状コントラスト要素(43)であって、前記形成ドラム(30)との結合のために前記カーカススリーブ(19)の形状を適合させる、環状コントラスト要素(43)
    を含むプラント。
  36. 前記環状コントラスト要素(43)が、前記環状コントラスト要素(43)がない場合に前記アクチュエータデバイス(41)の作用で前記カーカススリーブ(19)によってとられるであろう外径よりも小さい内径(D1)を有する、請求項35に記載のプラント。
  37. 前記環状コントラスト要素(43)が、拡張状態の前記形成ドラム(30)の外径(D2)に、前記成形されたカーカススリーブ(19)の半径方向外側部分の厚さの2倍を加えた値に実質的に等しい内径(D1)を有する、請求項35または36に記載のプラント。
  38. 半径方向に収縮された第1の作動状態の前記形成ドラム(30)が、前記カーカススリーブ(19)の最小内径よりも小さい最大外径(D2)を有する、請求項35〜37のいずれか一項に記載のプラント。
  39. 前記形成ドラム(30)が、中心シャフト(32)と、前記中心シャフト(32)の周囲に円周方向に分散された複数のセクタ(31)であって、前記セクタ(31)が前記中心シャフト(32)に隣接する第1の作動状態から、前記セクタ(31)が前記中心シャフト(32)から離される第2の作動状態へ移動可能な、複数のセクタ(31)とを含む、請求項35〜38のいずれか一項に記載のプラント。
  40. 前記係合デバイス(21)が、互いに同軸に向き合うフランジ要素(23a、23b)の対であって、前記カーカススリーブ(19)の各軸方向反対端部に支持された各環状固定構造(5)と動作的に係合可能なフランジ要素(23a、23b)の対を含む、請求項35〜39のいずれか一項に記載のプラント。
  41. キャリッジ(26)をさらに含み、前記キャリッジ(26)は、前記フランジ要素の一方(23a)を支持し、前記成形ステーション(20)を、前記フランジ要素(23a、23b)が未成形カーカススリーブ(19)の軸方向寸法より大きな程度まで相互に離間されるローディング/アンローディング状態と、前記フランジ要素(23a、23b)が前記カーカススリーブ(19)の軸方向寸法に実質的に一致する程度まで相互に離間される作業状態との間で切り替えるために、他方のフランジ要素(23b)の方へ移動可能である、請求項40に記載のプラント。
  42. 前記ローディング/アンローディング状態において、前記フランジ要素(23a、23b)が、前記未成形カーカススリーブ(19)の軸方向寸法の少なくとも2倍の程度まで相互に離間される、請求項41に記載のプラント。
  43. 前記環状コントラスト要素(43)が、前記ローディング/アンローディング状態に配置された前記フランジ要素(23a、23b)の間に挟装されるように半径方向に移動可能である、請求項41または42に記載のプラント。
  44. 前記環状コントラスト要素(43)が、前記フランジ要素(23a、23b)の間に軸方向に介挿された作業位置と、前記フランジ要素(23a、23b)に対して横方向に配置された待機位置との間で、前記形成ドラム(30)と同軸に移動可能である、請求項42または43に記載のプラント。
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