JPH05220867A - タイヤビード支持機構 - Google Patents

タイヤビード支持機構

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JPH05220867A
JPH05220867A JP3269956A JP26995691A JPH05220867A JP H05220867 A JPH05220867 A JP H05220867A JP 3269956 A JP3269956 A JP 3269956A JP 26995691 A JP26995691 A JP 26995691A JP H05220867 A JPH05220867 A JP H05220867A
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building drum
rocker arm
tire
bead support
tire bead
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JP3269956A
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Franciscus Cornelis Bierens
コルネリス ビーレンス フランシスキュス
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BEE M II EPE HORANDO BV
Vmi Epe Holland BV
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BEE M II EPE HORANDO BV
Vmi Epe Holland BV
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
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    • B29D30/32Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明はタイヤビード支持機構に関し、高い
位置にあるタイヤビードの先端や足を支持するのに充分
拡張可能なビルディングドラムを有し、機構の作動が迅
速かつシンプルで信頼性のある機構を提供することを目
的とする。 【構成】 空気入りタイヤの一部をビルディングドラム
上に造る際にビード32を支持し、ビルディングドラム
の中心線に平行な方向で支持するタイヤビード支持機構
は、ビルディングドラムの中心線周りにリング状に配置
された多数のロッカアーム35と、これら総てのロッカ
アームを同時に拡張位置までシフトし旋回させると共
に、それらを再度収縮させるスリーブ36を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも空気入りタイ
ヤの一部をビルディングドラム上に造る際に、ビードを
支持し保持するための機構に関し、少なくとも各ビード
の一部を側方から、即ちビルディングドラムの中心線に
平行な方向で支持する半径方向に収縮可能な手段を有す
る機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ビードをビルディングドラムに対して正
規の位置に容易にもたらすことが可能であり、かつその
位置に正しく保持されるのみならず、ビードに付属する
先端や足は側方、即ちビルディングドラムの中心線に平
行な方向より支持されることが望ましい。更に、仕上げ
られた製品はビルディングドラムより容易に取り外せる
ことが望ましい。
【0003】その受動位置では実質上円筒形であって、
それ故半径方向に突き出すいかなる部分をも実質上欠く
ことになることを意味する所謂、“平坦”ビルディング
ドラムは既に知られており、それらは前述したように正
規位置決めを容易に達成し、容易に取り外せる。上述し
たようにビードを正しく固定するためには、この“平
坦”ビルディングドラムは半径方向に拡張した状態では
ビードを支持クランプし、収縮した状態では所望の容易
な供給を与えビルディングドラムから排出する圧力部を
備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これとは別に、上述し
たビードの側方支持を提供するためにビルディングドラ
ムから半径方向に拡張可能な手段を有することが知られ
ている。しかしながら特に乗用車用タイヤについては、
ビードに属する先端や足の高さはビードワイヤ束の厚さ
の少なくとも4倍にもなる。従って支持手段は先端や足
をも側方支持するのに充分な高さまで拡張でき、更に再
度収縮できる必要がある。
【0005】それ故、本発明の目的は高い先端や足を支
持するのに充分な程、遠くに拡張可能な支持手段を有す
るビルディングドラムを提供することにある。また更に
本発明の目的はこれらの支持手段を拡張する機構であっ
て、迅速に作動し、シンプルでかつ信頼性のある作動を
する機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明の
機構は、ビルディングドラムの中心線周りにリング状に
配置された多数のロッカアームと、これら総てのロッカ
アームを同時に拡張位置までシフトし旋回させると共
に、それらを再度収縮させる手段とを有し、ロッカアー
ムの上記旋回作動はドラムの中心線を通って半径方向に
延びる仮想面の中で達成され、上記シフト作動はビルデ
ィングドラムの中心線に沿う向きの成分を有することを
特徴とする。
【0007】好ましくは、本発明の機構においては、
“後ろ折り(フォールドバック)”のベローズが全ロッ
カアームの拡張可能な端部の1エッジに固定されること
を特徴とし、上記ベローズは公知のものであって半径方
向断面がU字状であり、ビードを越えてビルディングド
ラムの一端の方向に突き出す、例えばカーカス層のよう
な、いかなる層をも折り畳めるように作用する。
【0008】従って、ビードのビードワイヤ束、足及び
先端は空気入りタイヤの近接する他の要素を介して、又
ベローズの近接部分を介してロッカアームに対し側方よ
り支持されるだけでなく、弾力のあるベローズの上記部
分も又、組み立て中、空気入りタイヤの上記他の近接要
素に気密状に接する。それを以てビードが位置される半
径方向精度かつ側方精度が良いと、製造中のタイヤの品
質は最大限に高まり、従って製品としての空気入りタイ
ヤの品質も良好となる。
【0009】本発明の機構は又、それ自体は公知である
所謂“平坦”ビルディングドラムに適用されることが好
ましい。それは全く対称であってお互いにシフト可能な
2つの端部品を有し、平坦な状態でのビルディングドラ
ムの径はビードの内径よりも小さく、ビルディングドラ
ムはロッカアームが再度収納された時、もとの径に戻る
ようになっている。このようにして、ビードはビルディ
ングドラムの周りに一層容易に配置することができ、最
終製品は同様に一層容易にビルディングドラムから取り
外せる。
【0010】本発明によれば、ビルディングドラムの端
部品を互いに接近離反するためのシフト手段はロッカア
ームを拡張収縮させる手段とは別個に作動可能である。
即ち、タイヤに対して硬化していないあるものをタイヤ
に突き当てなければならないが、ビルディングドラムの
端部品は、タイヤが完全に組み立てられた後に互いに向
かい合ってシフトし、タイヤからベローズを解放するす
ることができる。
【0011】
【実施例】本発明をビードショルダ機構に例をとり、以
下添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示す
タイヤビルディングドラムは中心線2を有するが、この
ビルディングドラムは実質上、円筒形であるため、以下
平坦ビルディングドラムと呼ぶ。図1は中心線2の上方
においてビルディングドラムの特定部分の半径方向断面
を示し、中心線2下方においてビルディングドラムの側
面図を示している。
【0012】図1に示すように、タイヤビルディングド
ラムはその全長に亙って延びる中空のシャフト3を有
し、このシャフト3はシャフト回転のための駆動手段4
に連結されている。シャフト内部では舵取スピンドル5
がスクリュねじ6及び7を備えて延び、スクリュねじの
夫々はナット8、9に協働する。各ナット上にはピン1
0、11が夫々取り付けられ、各ピンはスロット12、
13を通って夫々、中空シャフト3の壁内に突き出して
いる。
【0013】図1に示すように、各ピン10、11は右
側のドラム部分14か左側のドラム部分15のいずれか
に夫々取り付けられ、各ピンはシャフト3上をシフト可
能に配置される。舵取スピンドル5をシャフト3に対し
て1方向に回転することにより、ナット8及び9はスク
リュねじ部品6、7に沿って互いに接近し、その結果ド
ラム部分14、15は夫々、ピン10、11とナット
8、9により互いに接近、シフトされることになる。
【0014】仮に舵取スピンドルが逆方向に回転される
と、ドラム部分14、15は上述したようにシャフト3
に沿って互いに離反、シフトすることになる。
【0015】中央のドラム部分16はシリンダを形成す
る要素を有し、左右のドラム部分15、14の互いに対
する接近離反を可能にする。この左右のドラム部分1
5、14は中心線2に垂直な平面を境として完全対照体
であるため、図2を参照する右側ドラム部分14の説明
で双方を代用する。
【0016】図2には右側ドラム部分14の半径方向断
面が分離され、図1よりも大きなスケールで示されてい
る。図から明らかなように、右側ドラム部分14は図1
のシャフト3周りでほぼリング状に延びているため、図
2では単に右側ドラム部分14の全半径方向部分の内、
シャフト3より上の部分を示している。又、図3は図2
の一部拡大図である。右側ドラム部分14は、シャフト
3に沿ってスライド可能な環状のキャリア17を有して
おり、それは図1に示したピン10のための穴18を持
っている。
【0017】図2及び図3に示したように、キャリア1
7の周りには環状のシリンダホルダ19が配置されてお
り、それは内部に環状ピストン21のための環状円筒ス
ペース20を備えている。閉じリング25には複数の穴
22が設けられ、各穴22の内部にはスプリング23の
一端が入り、スプリング23の他端はピストン21の穴
24の中に入る。図2のみが右側のドラム部分14の半
径方向断面であるために、穴22、24に入る1個のス
プリング23のみが図2に示されている。しかしなが
ら、実際には充分な数のスプリング23がシャフト3周
りに配置されており、この結果ピストンが過剰圧力によ
って左側にシフトされた後、確実に図2に示す位置まで
ピストン21を押し戻すことができ、図3に示す位置は
過剰圧力が相当上昇した後に相当する。例えば気圧や流
体圧によってピストン21をシフトさせる手段の設計は
熟練者にとって容易なことであり、従ってここではその
手段に関しては記述しないことにする。
【0018】図2及び図3に示すように、シリンダホル
ダ19と閉じリング25との間に圧力部26が配置さ
れ、シャフト3に対して半径方向前後にスライド可能で
ある。例えば、シャフト3周りには24個の圧力部が存
在する。総ての圧力部26の半径方向内側の端部にはシ
ャフトの中心線に対して傾斜した面27が形成され、そ
れは環状ピストン21の同じ傾斜度を持つ面28に協働
する。これら傾斜面27及び28により、図2に示すよ
うな収縮位置から図3に示す拡張位置までのピストン2
1のスライドは、圧力部26の図2収縮位置から図3拡
張位置までの半径方向外方への押し上げに変換される。
【0019】図2及び図3に示すように、天然ゴムのよ
うな弾力のある材料から成る圧力リング29が圧力部2
6の半径方向外側にある端部に設けられた溝29内に配
置される。この圧力リングはシャフト3と同軸状に延
び、ピストン21に対して連続的に圧力部26を押すの
に充分な強さを持つ。圧力リング29は特に、ピストン
21が図3拡張位置から図2収縮位置までシフトされた
時、半径方向内側に圧力部26を押し込む。
【0020】図2に示すように、膨張可能なベローズ3
0の一端であって、その半径方向断面がU字状である一
端は、圧力リング29を横切って延びており、このベロ
ーズの他端部31はシリンダホルダ19に対し気密状に
接続される。図2及び図3に示すベローズは収縮した状
態を示しており、シャフト3周りではリング状に延びる
(図1)。
【0021】ここで説明したタイヤビルディングドラム
は図4に示すように作動する。例えば空気入りタイヤ又
はその部分の製造開始時であるような不動位置におい
て、ビルディングドラムは図1、図2に示すように実質
上円筒形である。その後、層組織33がビルディングド
ラム1周りに置かれるが、この層組織は図4(A)に示
すように実質上円筒形である。次いで2つのビードリン
グ32が空気入りタイヤの一部を形成することになる層
組織33の外側に置かれる。明瞭化のために、図2は単
に付属する先端や足を無くしたビードリング32を示し
ており、同様に層組織も図面から省いている。ビードリ
ング近傍では、この層組織は例えば1つ又はそれ以上の
カーカス層と摩擦帯とビード帯を有する。
【0022】その後、ピストン21は過剰圧力によって
左方ヘの不動位置2より図3に示す作動位置へとシフト
される。このシフトによって、傾斜面28を介してピス
トン21は圧力部26をその傾斜面を介して外側に押し
出し、このようにして圧力部は図2に示す収縮位置から
図3及び図4(B)に示すような拡張位置まで移動す
る。
【0023】ビードリング32は圧力リング29に対し
全く正確な位置に配置されているため、圧力リング29
とベローズ30の近傍部分は、圧力部26が拡張位置に
ある時、図3に示すようにビードリング32上にある層
組織33に対して気密状に押し込まれる。
【0024】図4(C)に示す次のステップは各ビード
32の横方向内側においてビルディングドラム1上にシ
ョルダ34を形成することにある。これら2つのショル
ダを形成するために、ビルディングドラム1は後述する
本発明関連の機構を有する。この点に関し、最初にビル
ディングドラムの作動の幾つかの連続したステップを説
明するが、それは本発明のビードショルダ機構の適切な
理解のために必要とされる範囲である。
【0025】2つのショルダ34が形成されたのに続い
て、2つのベローズ30が膨張され、次いでこれらのベ
ローズは図4(D)に示すように互いに向かい合うまで
折り畳まれる。右手のビード32は右側のショルダ34
に接し、右側のベローズ30は右手のビードに対して押
し込む。又、図4(C)に示すようにビード32の右側
に配置された層組織33部分は、図4(D)に示すよう
な上記層組織のレスト部分上に延びるまで膨張されかつ
折り畳まれたベローズ30によって押し込まれる。
【0026】次に、層組織33は図4(E)に示すよう
に膨張されてトロイド(円錐曲線回転体)状になり、左
右のドラム部分14又は15は、上記トロイドを形成す
るのに必要な量まで互いに接近されることになる。この
変位はシャフト3に対する舵取スピンドル5の回転によ
って達成され、これによって舵取スピンドルのスクリュ
ねじ部分6、7はナット8、9を夫々変位することがで
きる。これらのナット8、9によってドラム部分14又
は15は夫々ピン10又は11を介して図1のように変
位される。
【0027】工程においてはこの後、公知の幾つかのス
テップが実行されることになるが、本発明とは直接関係
がないため省略する。タイヤビルディングドラムと作動
ステップ例を以上説明したが、実際の発明は以下の説明
により明らかになるであろう。
【0028】一方では、図1及び図4(A)に示すよう
に開始位置において実質上円筒形である平坦なビルディ
ングドラム1が望ましい。何故ならそれは乗用車用ラジ
アルタイヤの高く機械化された組み立てを可能にするか
らである。その開始位置においてビルディングドラム1
よりも大きな直径を有するビードリングをビルディング
ドラムに沿ってそれらの正規位置に向かって同軸状に容
易に運搬することが可能である。しかしながらこのよう
な平坦なビルディングドラムは、変形に対して先端及び
足が高なるようにビードを支持することができる手段を
備えるべきであって、そのように高い先端と足を持つビ
ードは高速自動車用として設計されるラジアルタイヤに
おいて望ましい特徴である。タイヤの品質はビードの位
置と形状によってかなりの部分が決定され、その位置、
形状はタイヤ製造中にビードを正しい位置及び形状に支
持する手段によって確実に影響されることが可能とな
る。例えばビードワイヤ束の断面が約7mmであり、ビ
ードワイヤ束の内径と不動位置にある平坦ビルディング
ドラムの外径との差が約25mmである場合、ビードワ
イヤ束を支持するばかりか、それに属する先端と足をも
支持できるように、ビードワイヤ束の断面の4倍の高さ
を持つビード支持ショルダを備えることが望ましい。
【0029】この目的のため、図2及び図3に示す本発
明は、その数を例えば40個とする多数のロッカアーム
35をシャフト3周囲に配置する(図1)。これらロッ
カアームは例えば玉継手48によってスリーブ36より
旋回可能に支持され、スリーブはキャリア17周りをリ
ング状に延び、その上をスライドできるようになってい
る。スリーブ36の部分37はピストンとしてキャリア
17に固定されたリング38と一緒に作動する。熟練者
にとって発展させるのが容易な手段(従って、ここでは
論じない)が、スリーブ部分37とリング38との間の
空間43の中に圧搾空気を供給するために使われ、それ
によりスリーブ36は図2に示す位置から図3に示す位
置までシフトすることが可能となる。
【0030】閉じリング25の上には、図2及び図3に
示すように、シャフト3周りで環状に延びるホルダ39
が取り付けられる。このホルダは多数の穴40を備える
が、その断面は図2及び図3には一例しか示していな
い。各穴40の中にはスプリング41の一端が入り、他
端はスリーブ36の穴42の中に入る。これらのスプリ
ング41は、スリーブ36とリング38との間の空間4
3の圧搾空気によって作られる圧力が高められた後、ス
リーブ36を図3位置から図2位置まで押し戻す。
【0031】図2及び図3に示したように、本質的には
半径方向断面がU字状である折り畳みベローズ30の一
端はロッカアーム35に接続されるが、一方ベローズの
他端はシリンダホルダ19に接続される。
【0032】上述したように過剰圧力によって図2位置
から図3位置までスリーブ36をシフトさせるステップ
によって、ロッカアーム35は右側に押され、ホルダ3
9の円錐頂部44に対面して上昇するため、この工程に
おいてロッカアーム35は上方に旋回する。空間43内
の過剰圧力が上昇した時、スプリング41はスリーブ3
6と、これに取り付けられたロッカアームを、図2位置
から図3位置へと左側に押し込み、ベローズ30の弾力
はロッカアーム35を付勢して図2に示すような収縮位
置までスイングバックさせる。
【0033】図3に示すように、その上方位置における
本発明のロッカアーム35は、ベローズ30をビードワ
イヤ束32に対してかなりの高さまで上方に押し上げ
る。このようにして、本発明の目的が達成されるが、即
ちここでは先端46と足47ビードワイヤ束32よりも
高くなった時でさえも、先端及び足を備えたビードリン
グ32は支持されることになる。更に、図2から収縮位
置におけるロッカアーム35がビルディングドラム1の
レスト部を越えて突き出さないことがわかる。この結
果、本発明の開始位置を所望のものとすることができ、
かつビードリングやタイヤを構成する他の材料を、簡単
かつ迅速に、又好ましくは自動的にビルディングドラム
1と同軸状に配置することができる。
【0034】天然ゴムやシリコンゴムによって作られる
ベローズ30の弾性変形によって、先端46や足47を
付けたビード32は、製造中のタイヤの層組織33や、
図3に示すようなロッカアーム35によって支持される
ベローズ30部分によって堅固かつ気密状に支持される
ことが可能となる。この結果、未硬化タイヤは、ビード
が単にビードワイヤ束32近くで側方(即ち、ビルディ
ングドラムの中心線に平行な方向)から支持されるタイ
プのタイヤよりも高品質となる。
【0035】舵取スピンドル5はピストン21やスリー
ブ36とは別個に作動できることが好ましい。これによ
り舵取スピンドルは、タイヤ製造が終了した後に2つの
ドラム部分14及び15を更に接近シフトすることがで
きる。この結果、ベローズ30はタイヤから引き離され
るが、これは未硬化ゴムに対してある程度まで突き当て
るからである。
【0036】更に図2に示すような圧力リング29を、
シャフト3(図1)周りで環状に延びかつ閉じリング2
5、ホルダ39間の半径方向内側の端部に保持される付
属物45に対して設けることが好ましい。この付属物
は、図3に示す圧力リング29が部分26を半径方向内
側にバイアスさせる力を増加する作用がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するタイヤビルディングドラムの
概略を示し、中心線より上方はドラム断面、中心線より
下方は側方外観を示す図である。
【図2】本発明のビードショルダ機構の中心線より上方
にある部分の収縮位置での半径方向断面図である。
【図3】図2に示した半径方向断面に類似し、空気入り
タイヤ用ビードのためのショルダが形成される位置にお
けるビードショルダ機構を示した断面図である。
【図4】ランダムに選択されたビードショルダ機構を備
えたタイヤビルディングドラムの作動を(A)から
(E)へと連続的に示す図である。
【符号の説明】
1…ビルディングドラム 2…中心線 32,46,47…ビード 35…ロッカアーム 36〜44…ロッカアームをシフトし、旋回し、再度収
縮させる手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも空気入りタイヤの一部をビル
    ディングドラム(1)上に造る際にビード(32、4
    6、47)を支持し保持し、少なくとも各ビードの一部
    を側方から、即ちビルディングドラムの中心線に平行な
    方向で支持する半径方向に拡張収縮可能な手段(35)
    を有するタイヤビード支持機構であって、 ビルディン
    グドラム(1)の中心線周りにリング状に配置された多
    数のロッカアーム(35)と、これら総てのロッカアー
    ムを同時に拡張位置までシフトし旋回させると共に、そ
    れらを再度収縮させる手段(36〜44)とを有し、ロ
    ッカアームの上記旋回作動はビルディングドラム(1)
    の中心線(2)を通って半径方向に延びる仮想面の中で
    達成され、上記シフト作動はビルディングドラムの中心
    線に沿う向きの成分を有することを特徴とするタイヤビ
    ード支持機構。
  2. 【請求項2】 ベローズ(30)が全ロッカアーム(3
    5)の拡張可能な端部の一エッジに固定され、上記ベロ
    ーズ(30)はそれ自体は公知のものであり半径方向断
    面がU字状であり、ビード(32)を越えてビルディン
    グドラム(1)の一端の方向に突き出す、いかなる層
    (33)をも折り畳めるように作用することを特徴とす
    る請求項1に記載のタイヤビード支持機構。
  3. 【請求項3】 ビルディングドラム(1)のシャフト
    (3)周りに円錐形に広がる面(44)を有し、その面
    に沿ってロッカアーム(35)がその拡張位置をとるよ
    うにシフトされることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のタイヤビード支持機構。
  4. 【請求項4】 ロッカアーム(35)は、先端(46)
    と足(47)を付けたビード(32)が製造中のタイヤ
    部分(33)のレスト部を介して、及びベローズ(3
    0)の近似部分を介して拡張されたロッカアームに接触
    する程度まで拡張可能であることを特徴とする前出請求
    項のいずれか1つに記載のタイヤビード支持機構。
  5. 【請求項5】 ビルディングドラム(1)の中心線に平
    行でかつそれ自体公知のビード支持リング(29)に向
    かって移動可能なピストン(36)が設けられ、上記ピ
    ストンは、ピストンへの過剰圧力によってロッカアーム
    をその拡張位置にシフトするために、総てのロッカアー
    ム(35)に取り付けられることを特徴とする前出請求
    項のいずれか1つに記載のタイヤビード支持機構。
  6. 【請求項6】 各ロッカアーム(35)は玉継手(4
    8)によってピストン(36)に取り付けられることを
    特徴とする請求項5に記載のタイヤビード支持機構。
  7. 【請求項7】 タイヤビード支持機構はそれ自体公知の
    所謂“平坦”ビルディングドラム(1)に使用され、ビ
    ルディングドラムはその中心を通る中心線に垂直な平面
    を境として完全対称な2つの端部分(14、15)を有
    し、この端部分(14、15)は互いに接近離反するべ
    くシフト可能であって、その“平坦”状態でのビルディ
    ングドラムの径は、ビード(32)の内径よりも小さ
    く、ロッカアーム(35)が再度引き込められた際、ビ
    ルディングドラムは元の径に復帰することを特徴とする
    前出請求項のいずれか1つの記載のタイヤビード支持機
    構。
  8. 【請求項8】 ビルディングドラムの端部分(14、1
    5)を互いに接近離反するべくシフトする手段はロッカ
    アーム(35)を収縮拡張する手段とは独立して作動可
    能であることを特徴とする請求項7に記載のタイヤビー
    ド支持機構。
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