JPS6014895Y2 - タ−ボチヤ−ジヤ用熱遮断装置 - Google Patents

タ−ボチヤ−ジヤ用熱遮断装置

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Publication number
JPS6014895Y2
JPS6014895Y2 JP17486281U JP17486281U JPS6014895Y2 JP S6014895 Y2 JPS6014895 Y2 JP S6014895Y2 JP 17486281 U JP17486281 U JP 17486281U JP 17486281 U JP17486281 U JP 17486281U JP S6014895 Y2 JPS6014895 Y2 JP S6014895Y2
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JP
Japan
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turbocharger
heat insulating
heat
insulating plate
compressor housing
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Expired
Application number
JP17486281U
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JPS5879024U (ja
Inventor
浩平 山田
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車や自動車のような車両のエンジンに
ターボチャージャを装着する場合に適したターボチャー
ジャ用熱遮断装置に関するもので、車体に対するターボ
チャージャの支持部材(マウント)と熱遮断部材(ヒー
トシールド)を共通にすると共に、ヒートシールド用断
熱板のターボチャージャに対する取付けを容易にするこ
とを目的としている。
従来例えば自動二輪車にターボチャージャを装着する場
合、タービンハウジングからの熱を遮蔽するためには、
一般に第1図の如く、タービンハウジング1をグラスウ
ールのような断熱板2で覆う構造が採用されている。
ところが断熱材2の脱落を阻止するためにその外側に鉄
板製カバー3(ヒートシールド)を被せる必要があり、
カバー3を作るために複雑なプレス加工を要し、断熱材
2の形状も複雑になり、製造コストが増加する。
カバー3内熱が籠るためタービンハウジング1が高温に
なり、軸受ボディ4内の軸受(図示せず)等に悪影響を
与え易い。
カバー3はブラケット5を介してボルト6により車体7
に支持されており、このように断熱材2、カバー3等か
らなる熱遮蔽装置を保持する部品が必要となり、部品点
数の増加及びそれによるコストアップは避けられない。
尚第1図においてコンプレッサハウジング8は複数個の
ボルト9により軸受ボディ4に締着されている。
又実線矢印は排気ガスの流れ、破線矢印は吸入空気の流
れを示す。
本考案は上記従来の問題を解決するため、タービンから
コンプレッサハウジングへの伝熱を阻止する断熱板を設
け、この断熱板をコンプレッサハウジングと軸受ボディ
の締着用ボルトにて共締めすると共に、断熱板でターボ
チャージャを車体に支持するようにしたもので、第2図
に実施例を示す。
本考案を自動二輪車に適用した場合の平面略図である第
2図において、ヒートシールド用断熱板10は概ね垂直
な鋼板で、コンプレッサハウジング8とボディ4の締着
用ボルト9によりコンプレッサハウジング8に共締めさ
れている。
即ちボディ4はコンプレッサ側(図の左側)に円板状の
フランジ11を備え、コンプレッサハウジング8はボデ
ィ4側(図の右側)の端面にフランジ11の嵌まる凹部
12を備え、断熱板10はフランジ11の右側面に当接
するようにフランジ11の外径より小さい直径の孔(第
3図の25)を備えており、フランジ11を凹部12に
嵌めた状態で、ボルト9を断熱板10とフランジ11孔
を通してコンプレツサハウジング8側のねじ孔13に螺
合するとにより、コンプレッサハウジング8とボディ4
の締着時に断熱板10を共線めにより一体化している。
断熱板10はボルト14を介して車体7に固定され、従
ってターボチャージャ断熱板10を介して車体7に懸架
又は支持される。
断熱板10はタービンハウジング1からコンプレッサハ
ウジング8への伝熱を阻止し得る大きさを備える。
15は概ね垂直な導風板で、断熱板10と協働して走行
風をタービンハウジング1へ吹き付けるため導風通路1
6を形成している。
タービンハウジング1の排気入口18は図示されにてい
ない排気マニホールドとて機関の排気孔に接続し、排気
出口19は排気管又は消音器(ともに図示せず)をへて
大気に連通ずる。
コンプレッサハウジング8の空気人口20はエアファン
ネルを介して直接に、又はエアクリーナをへて大気に連
通し、空気出口21は吸気管をへて機関の吸気孔に接続
する。
第2図に示されているターボチャージャ及び熱遮断装置
は例えばエンジンの直上に配置され、燃料タンク又は燃
料タンク形カバーにより覆われ、導風道路16の前端は
ライダーの前方において自動二輪車の進行方向前方に開
口し、後端はライダーより後方において冷却風がライダ
ーに接触しないように開口している。
以上説明したように本考案においては、ターボチャージ
ャの車体7に対するマウントとヒートシールドを共通す
る事が可能となり、部品点数が大幅に低減する。
ヒートシールド用断熱板10で導風通路16を形成する
ことができるため、高温側Aと低温側Bを完べきに区切
ることができ、コンプレッサで得られる吸気の温度上昇
を可及的に防止し得ると共に、タービンハウジング1及
びボディ4は冷却風により強制的に冷却されるため熱が
籠らず、ボディ4内の軸受等に熱的な悪影響を及ぼす度
合が軽減する。
断熱板10の構造が簡素化するため製造コストが下がる
と共に、別にタービンハウジング1を包む断熱板を必要
としないため部品点数も低減する。
断熱板10によりターボチャージャを車体にマウントで
きるため、ターボチャージャの支持構造が簡素化する。
なお断熱板10、導風板15は好ましい導風通路を形成
し得るように多少湾曲成形しても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造を示すための平面略図、第2図は本考
案を自動二輪車に適用した場合の平面略図、第3図は分
解斜視図である。 1・・・・・・タービンハウジング、4・・・・・・軸
受ボディ、7・・・・・・車体、8・・・・・・コンプ
レッサハウジング、9・・・・・・ボルト、10・・・
・・・断熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレッサハウジングとタービンハウジングを軸受ボ
    ディを介して接続したターボチャージャにおいて、ター
    ビンハウジングからコンプレッサハウジングへの伝熱を
    阻止する断熱板をコンプレッサハウジングと軸受ボディ
    の締着用ボルトにて共締めすると共に、前記断熱板でタ
    ーボチャージャを車体に支持したことを特徴とするター
    ボチャージャ用熱遮断装置。
JP17486281U 1981-11-24 1981-11-24 タ−ボチヤ−ジヤ用熱遮断装置 Expired JPS6014895Y2 (ja)

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JPS5879024U JPS5879024U (ja) 1983-05-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724593Y2 (ja) * 1988-07-01 1995-06-05 株式会社共立 走行式作業機械用ターボ過給機付エンジン

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JPS5879024U (ja) 1983-05-28

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