JPS6014831A - 調理具 - Google Patents

調理具

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JPS6014831A
JPS6014831A JP12103783A JP12103783A JPS6014831A JP S6014831 A JPS6014831 A JP S6014831A JP 12103783 A JP12103783 A JP 12103783A JP 12103783 A JP12103783 A JP 12103783A JP S6014831 A JPS6014831 A JP S6014831A
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JP
Japan
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cooking
carbide
nitride
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cooking utensil
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JP12103783A
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安井 毅
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は加熱調理に用いる論理具に関し、更に詳しくは
、外傷がつきにくく、こげつきがなく、耐食性にも優れ
た調理向を有する調理具に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
ホットプレートやフライパンなど加熱調理に用いる調理
具には、一般にステンレス鋼や銅、アルミニウムなどの
金用又は合金材料がそのまま用いられている。
ところで、加熱調理に用いる肌理具においては、それが
可燃性であってはならないことは尚然のこととして、そ
の調理面で肌理羽村がこげつかないこと、食用油や・各
種調味料を用いるのでFJr]理而がそ面らに対する耐
食性に優れること、また、調理材料をフライがえしなど
によりかき混ぜたとき調理面に外傷がつかないこと、な
どの要件を必要とする。
このようなことから、現在では、金属材料の基材の調理
面にテフロンを焼付は加工した調理具が広く出まわって
いる。
この調理具は、テフロンの効果によって、こけつき防止
、耐食性の確保という点ではたしかに有用であるっしか
しながら、テフロンはその分解温度が310〜320℃
と比較的低く、しかも軟質であるため外傷がつき易ずい
という欠点を有している。
そのため、テフロンの欠点を補完し上記した要件を満足
する調IM面を有する調理具の開発が強く望まれている
〔発明の目的〕
本発明は、従来の調理具が有していた欠点を解消し、調
理にとって極めて有用な調理面を有する調理具の提供を
目的とする。
〔発明の概要〕
セラミックスのコーティング層は一般にその硬度が高い
という事実に本発明者は着目し、各種のセラミックスコ
ーティング層に関し、そのこげつき防止能、耐食性をも
検討することによって本発明の調理具をC:1発するに
到ったっ すなわち、本発明の調理具は、基月が金属相料から成っ
ていて;該基材の調理面が周期律表IVa族、 Va族
+ Via族に趙するいずれかの元素の窒化物、炭化物
、ホウ化物のいずれ〃・の層;ケイ素。
ホウ素の窒化物、炭化物のいずれかのRり;又はそれら
の複合層のいずれがで被覆されていることを特徴とする
本発明の調理具の基材は、その表面に後述する窒化物、
炭化物、ホウ化物又はそれらの複合層をコーティングで
きる金属材料であれば何であってもよい。具体的には、
■鉄石しくけステンレスなどの鉄合金:■ニッケル若し
くけモネルなどのニッケル合金;■調力しくは黄銅、キ
ュプロニッケルなどの銅合金と;又は、■アルミニウム
君しくけAtMg系+AI St系+At Mn系など
のアルミニウム合金;■ ■〜■の組み合せによるクラ
ツド材が好ましい。
本発明の調理具の製造に当っては、まず、これら上記の
材料で予め調理具の外形を機械加工しておき、その調理
面に以下のようにしてセラミックスコーティングを施す
用いるセラミックスとしては、周期律alVa族。
Va族着しくは■a族に属するいずれかの元素の窒化物
、炭化物又はホウ化物のいずれか又は81若しくはBの
炭化物、窒化物である。
窒化物としては、例えば窒化チタン(TiN) 、窒化
ジルコニウム(ZrN)、窒化ハフニウム(HfN)、
窒化バナジウム(VN)、窒化ニオブ(NbN)、窒化
タンタル(TaN)、窒化クロム(CrN + Crz
N )、窒化モリブデン(Mo2N 、 MoN )、
窒化タングステン(W2N 、 WN2 、 WzN3
)、窒化ケイ素(5isN4)、窒化ホウ素(BN)が
あけられ;炭化物としては、炭化チタン(TiC) 、
炭化ジルコニウム(zrC)、炭化ハフニウム(HfC
) 、炭化バナジウム(VC)、炭化ニオブ(NbC)
 、炭化タンタル(TaC) 、 炭化クロム(Crs
Cz l Cr7C31Cr23Cs )、炭化モリブ
デン(Mo2 C+ MoC)、炭化タングステン(W
B Cr WC)、炭化ケイ素(SiC)、炭化ホウ素
(B4C)があげられ;ホウ化物としては、ホウ化チタ
ン(TiBz)、ホウ化ジルコニウム(Z r B2 
) %ホウ化ハフニウム(HfB2)、ホウ化バナジウ
ム(VB2)、ホウ化ニオブ(NbB 、 Nb5Ba
 −NbBz )、ホウ化タンタル(Ta2B。
TaB 、 Taa& ) 、ホウ化クロム(Cr3B
2 、 CrB)、ホウ化モリブデン(Mo2B、 M
oB + MO2BS )、 ホウ化タングステン(W
B B 、 WB 、 WB BS )があけられろう
これらセラミックスのうち、被汐層が比較的容易に形成
できる、入手し易すいなどの点からして、窒化物は好ま
しい。とくにTiNは好ましいっこれらコーティング層
の形成は、薄膜形成法として常用されている、物理的蒸
着法(PVD法)、化学的蒸着法(CVD法)、物理化
学的蒸着法(PCVD法)のいずれかの方法を適用して
行なわれる。すなわち、窒化物のコーティング層全例に
とった場合、PVD 法は基材を陰極とし、N2又はN
x 十Hzの低圧(0,01Torr) (400℃〜
600℃位)雰囲気中で被覆すべき全屈を蒸気にしてこ
れを電気的に被怪する方法である。また、CVD法は、
加熱炉中(1000℃位)で常圧(大気圧)のN2又は
N2+Hzに被色すべき金!13元素のハロゲン化物の
蒸気の混合ガス′fr−熱化学的反応で被覆する方法で
ある。PCVD法はCVD 法 と PVD 法の中間
的手法で原料ガスはCVDと同等であり、被覆処理は電
気的(放電)に行なうもので、一般に数Torr の低
圧、400〜600℃の温度の雰囲気中で行なうという
方法である。とくに、CVD法は処理温度が高く基相が
完全に軟化してしまうのであまシ好ましくない。 PC
VD法は、耐摩耗性に優れ緻密構造のコーティング層が
得られること、コーティング層と基拐との密着性が良好
であること、成膜操作も比較的簡単であること、などの
点からして好ましい方法である。
しかしながら、基相の表面がアルミニウム若しくはアル
ミニウム合金、Cu若しくはCu合金で構成されている
場合、又は、クラッドのときにそれら金属若しくは合金
が表面に形成されている場合、これらにPCVD法を適
用すると、その気相反応の結果腐食性のガス(例えば塩
酸ガス)が発生してこれが基材を腐食し真黒にして美感
を損ね商品価値を落すので避けるべきである。また、■
のクラツド材の場合、■の場合と同様の理由で銅若しく
は銅合金の側にPCVD法を適用することは避けるべき
である。
セラミックス層の厚みは任意であるが、あまシ厚くする
と、調理時に基材との間に生ずる熱応力によつで剥離現
象が起き易ツーくなるので、通常は2〜5μm程度にす
れはよい。
〔発明の実施例〕
ステンレス鋼のフライパンとテフロン加工k 施したフ
ライパンを2υ類用意したつステンレス蛙〕のフライパ
ンの調理面に表Vこ示した栄件でPCVI)法を適用し
て各朴のセラミックスをコーティングした。コーティン
グ層の厚みは約2μmであった。
ついで、以下のような方法にょシ、2 (+/、1q、
;フライパンの調理面の各性能を評価した。
こけつき防止に:フライパンを火にかけ、そのついて 
調理面に、鶏卵1個と大さじ 3杯の砂糖をよくかきまぜた もの全流し込んで卵焼きをつ くシ、そのときのこげつきの 程度全肉眼観察した。0:優。
○:良、×:不良の3段階で 評価した。
外傷について :フライパンを火にかけ、そのU4処理
をフライパンがえして 意図的に複数回引騒いて、そ のときの擦過傷の有無全肉眼 観察した。
耐食性について=3%食塩水(海水と同程朋)中にフラ
イパンの半分を浸漬 し、その境界面の烏食程度を 肉眼観察した。○:良、×: 不良の2段階で評価した。
以下の結果を一括して表に示した。
〔発明の効果〕
以上の結果から明らかなように、本発明の調理具は、調
理面でこけつきもなく、外傷もつかず、耐食件も優れて
いて、その工業的価値は極めて大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 基材が金属相打から成っていて、該基材の調理面
    が周期律表IVa族、 Va族+ Ma 族に属するい
    ずれかの元素の窒化物、炭化物、ホウ化物のいずれかの
    層;ケイ素、ホウ素の窒化物、炭化物のいずれかの層;
    又はそれらの複合層のいずれかで被覆されていることを
    特徴とする調理具。 2、 該基材金43Sが、鉄若しくは鉄合金、ニッケル
    若しくはニッケル合金、アルミニウム若しくはアルミニ
    ウム合金、銅若しくは銅合金。 又は、前記いずれかの金属若しくは合金の組み合せによ
    るクラツド材のいずれかである特許請求の範囲第1項記
    載の調理具。
JP12103783A 1983-07-05 1983-07-05 調理具 Granted JPS6014831A (ja)

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