JPS601459A - トルクコンバ−タのスリツプ制御装置 - Google Patents

トルクコンバ−タのスリツプ制御装置

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Publication number
JPS601459A
JPS601459A JP10784683A JP10784683A JPS601459A JP S601459 A JPS601459 A JP S601459A JP 10784683 A JP10784683 A JP 10784683A JP 10784683 A JP10784683 A JP 10784683A JP S601459 A JPS601459 A JP S601459A
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JP
Japan
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slip
torque converter
value
error
control
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Application number
JP10784683A
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English (en)
Inventor
Sadao Takase
高瀬 貞雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10784683A priority Critical patent/JPS601459A/ja
Publication of JPS601459A publication Critical patent/JPS601459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
・用いるトルクコンバータ、特にその入出力要素fi!
+の相対回転(スリップ)を制限し得るようにしたスリ
ップ制御式トルクコンバータのスリップ制御装置に関す
るものである。 通常のトルクコンバータは、原動機により駆動される入
力要素(通常ポンプインペラ)によってかき廻された作
動流体を介し出力要素(通常タービンランナ)を駆動し
、動力伝達を行なうため・トルク増大機能及びトルク変
動吸収機能が得られる反面、入出力要素間で相対回転(
トルクコンバータのスリップ)を避けられず、動力伝達
効率が悪い。 そこで上記スリップを、原動機の運転状態に応じ適宜・
 トルク増大機能及びトルク変動吸収機能の要求に見合
う程度の必要最小限に制限して、動力伝達効率を向上さ
せるようにしたスリップ制御式トルクコンバータが実用
されつつある。 この種型式のトルクコンバータは、通常のトルクコンバ
ータにその入出力要素間を適宜機械的に直結したり、こ
の直結を適宜に加減するようにしたロックアツプクラッ
チを附加して構成され、該ロックアツプクラッチの釈放
hトルクコンバータをスリップが制限されない所謂コン
バータ状態で機fit’ 2せ、ロックアツプクラッチ
の完全結合時トルクコンバータをスリップがなくなる所
謂ロックアッフ状態で機能させ、ロックアツプクラッチ
の結合力制御時トルクコンバータをスリップが目標値に
制限される所謂スリップ制御状態で機能ぎせることかで
きる。 ところでトルクコンバータをスリップ制御状態で機能さ
せる時にその実スリップ量を目標スリップ量に持ち来た
すスリップ制御装置としては、目標スリップ量に対する
実スリップ量の誤差に基づ%PID演算を行ない、その
演算結果により当該誤差がなくなるよう前記ロックアツ
プクラッチの結合力を比例(Pi−積分[I)−微分i
Dl制御するものが知られている。この柚鴛※スリップ
制御装置では、上記演算結果により電磁弁をデユーティ
制御し、こね、によりロックアツプクラッチの結合力に
関与する圧力を前記スリップ誤差がなくなるよう制御す
る。こね、かため、出力チューティに対し実際のスリッ
プ制御が行なわねる迄にタイムラグを生ずること必至で
、トルクコンバータをコンバータ状態からスリップ制御
状態にする場合について説明すると、第1]図にX′で
示す如く増大する出力デユーティに対しスリップ量は同
図ニy′で示スu11〈タイムラグを持ってコン/<−
タ状態でのスリップ敏s o o rpm を原動機の
運転状態によって異なる)から目標スリップ館(図示例
では70 rpTll )に持ち来たさね、る。 一方、上記の通りPID演算演算lIスリップ誤差に基
づき行なうため、前回と今回のPID演算値の差、つま
りPID演算の演算値変化率はスリップ誤差の太きざに
比例して大きくなる。従って、コンバータ状態からスリ
ップ制御状態へ移行した時のように、スリップ誤差が大
きい時、上ff13演算値変化率は大きく、PID演算
(ffiは急速に目標スリップ量に対応したものとなっ
てしまう。しかし、これに対し実スリップ量は上記タイ
ムラグによって未だ目標スリップ量から大きく外ねてお
り、両者間のスリップ誤差に基づきその後もPID演算
は進行し、その演算値が目標スリップ量を越えたものに
なる。その結果、実スリップ量が第11図にΔy′で示
すように一旦目標スリップ量を越える14t i!t’
l制御のオーバーシュートを生じ、制御が不正第になる
。 該オーバーシュートが第11図の例のようにスリップ量
不足側に生ずると、トルクコンバータが一時的にせよス
リップ不足によってトルク変動吸It! @能を損ない
、振動を生じて大問題となり、特にこのようなオーバー
シュートは確実に防止する必要がある。 本発明は、PID演算が実際のスリップ制御に対し進み
過ぎてオーバーシュートを生ずるのは、スリップ誤差が
大きい時であり、この観点から当該スリップ誤差過大時
Pより演算の演算イ1b変化率をスリップ誤差に比例ビ
せず制限してPIDID演算金的きるだけスリ・ンプ誤
差にマ・ノチングさせ、こねにより前記タイムラグにと
もなうオーツく一シュートの問題を解決することを目的
とする。 この目的のため本発明は第1図に示すように、原動機a
からの動力をトルクコンバータbを紅で出力軸Cに伝え
る伝動経路と、該動力を適宜結合されるロックアツプク
ラッチdを介しIT 接出力軸Cに伝える伝動経路とを
合せ持つトルクコンバータの目標スリップ量に処1する
実スやツブ駁の誤差に基づきPID演算を行なう演算手
段eを有し、該PID演算の結果により前記誤差かなく
なるようロックアツプクラッチdを結合力制御するスリ
ップ制御手段fを具えたトルクコンバータのスリップ制
御装置において、前記誤差が大きい間前記PID演算の
演算値変化率を制限する演算値り・化率制限手段gを設
けたものである。 以下、図示の実施例により本発明の詳細な説明する。 第2図は本発明スリップ制御装f:”;をこれにより制
御すべき自動変速機J刊のトルクコンバータと共に示す
一実施例で、図中1は原動機としてのエンジン、2はそ
のクランクシャフト、3はフライホイル、4はスリップ
制御式トルクコンバータ、5は歯車変速機構を夫々示す
。トルクコンバータ4はフライホイル3を介しエンジン
クランクシャフト2に結合すれてエンジン1により常時
駆動されるポンプインペラ(入力要素)4aと、これに
対向させたタービンランナ〔出力要素)4bと、ステー
タC反力要素)4Cとの3要素からなり、タービンラン
ナ4bをトルクコンバータ4の出力軸(歯車変速機構5
の入力軸)7に駆動結合し、ステータ4Cは一方向クラ
ッチ8を介し中空固定軸9 上Ir;l tit <。 トルクコンバータ4はその内部フンバータ室10に矢i
の方向へ作動流体を供給し、この作動流体を矢Oの方向
に排除すると共に、その途中に設けた保圧弁(図示せず
)によりコン/く一タ室】0内を成る値以下の圧力(コ
ンノく一夕圧Poに保つ。かくて、上述の如くエンジン
駆動されるポンプインペラ4aは内部作動流体をかき廻
し、タービンランナ4bに衝突させた後ステータ4Cに
通流させ、この間ステータ4Cの反力下でタービンラン
ナ4bをトルク増大させつつ回転ぎセル。従って、エン
ジン1からの動力はトルクコンバータ4、入力軸9、変
速機構5を介し駆動車輪に伝えられ、車両を走行させる
ことができる。 又、トルクコンバータ4はスリップ(入力要素4a及び
出力要素4b間の相対回転)を制限可能なスリップ制御
式とするためにロックアツプクラッチ】1を具え、これ
をトーショナルダンパ12を介し出力軸7上に駆動結合
すると共に、該出力軸上で軸方向移動可能としてコンI
く一夕室10とは別にロックアツプ室13を)ルクコン
ノく一夕4内に設定する。ロックアツプクラッチ11は
コンバー タ室I Q 内のコンバータ圧P。ドロック
アップ室13内のロックアツプ圧PL/uとの差に応動
して図中左行し、当該差圧に応じた力で入出力要素4a
、4b間を駆動結合してトルクコンバータ4のスリップ
を制限することができる。 ロックアツプ圧PL/uけスリップ制御弁14により加
減するが、この弁はロックアツプ室】3に通じたボート
14aと、前記コンバータ圧P。を導びかれるボート1
4bと、ドレンボート14Cとを具え、スプール14d
が図示の中立位置の時ボート14aを両ボー) ] 4
 b 、 ] 4 cカラ遮’[rし、スプール14(
1が図中右行する時ボート14aをボー)] 4bに、
又スプール14(1が図中左行する時ボー)14aをボ
ー)140に夫々通じさせるものとする。そして、スプ
ール14dはオリフィス15を経て図中右端面に作用す
るロックアツプ圧PL/uと、図中左端面に作用する制
御圧PSとの差圧に応動し、制御圧Psは以下の如くし
て造る。即ち、制御圧発生回路16の一端16’aより
変渉機構5の変速を司どる基準圧〔自t);変速機の場
合ライン圧I PLを供給し、このライン圧をオリフィ
ス17.18を経て回路】6の他端16bよりドレンす
ると共に、そのドレン量をデユーティ制御される電磁弁
19により決定することでオリフィス17.18間に制
御圧P6を造り出すことができる。 電磁弁】9は常態で、ばね19aによりプランジャ19
bが図中に行されることによって、回路】6のドレン開
口端16bを塞いでおり、ソレノイド】りCに通電する
度にプランジャ19bが図、示の右行位置にぎれてドレ
ン開口端16bを開き、上記のドレンを許容するものと
する。、そして、ソレノイドIDCの通電はスリップ制
御用コンピュータ20からの第3図(a)及び第3図(
b)に示すようなパルス信号のパルス幅cオン時間)中
において行なわれるようデユーティ制御される。 第8図fa)に示すようにデユーティ(%)カ小さい時
電磁弁】9がドレンボート10端16bを開く時間は短
かく、従って制御圧P8は第4図に示す如くライン圧P
I、に等しい。又、デユーティC%)が第3図(blに
示す如く大きくなるにつti、、■■。 整弁]9は長時間ドレン開口端16bを開くようになり
、従って制御圧P8は第4図の如く徐々に低下し、遂に
はオリフィス17.18の開I]面積差で決まる一定値
となる。 第2図において、制御圧P8が高くなるにつオ]、この
制御圧はスプール]+dを第5図Fdlの如く右行させ
てボート]4aを徐々に大きくボート】+bに連通させ
、ロックアツプ圧PL/u ヲ”L/u−に−PSC但
し、kは定数)の関係をもって第6・図に示す如く漸増
し、遂にはコンバータ圧P。に対ht; シた一定値と
なす。そして、制御圧Psが低くなるにつれ、これが作
用するとは反対側のスプール】+dの端面においてロッ
クアツプ圧PL/+1がスプール1+dを第5図(b)
の如く左行させてボート14aをボー)14Cに連通さ
せ、ロックアツプ圧PL/uを上記と同じ関係を持って
逆にllIで1減し、遂には零となる。そして、スリッ
プ制御弁】4はロックアツプ圧PL/uが制御圧Psに
対応した値になる時スプール14(1を第2図の中立位
1〆1に戻され、ロックアツプ圧PLAをこの時の値に
保チ、このロックアツプ圧を制御圧Psにより制御する
ことができる。 ところで、デユーティ(%)の大きさに対する制御圧P
8の変化特性は第4図の如くであり、これと第6図に示
す制御圧(P8)−ロックアツプ圧(PL/u)特性と
から、デユーティの大きさに対するロックアツプ圧PL
/uの変化特性は第7図の如くになる。 スリップ制御用コンピュータ20は電源+Vに・より作
動され、変速機構5の選択ギヤ位置に閃するギヤ位置セ
ンサ6からのギヤ位置信号Sg 1工ンジン回転数七ン
サ21からのエンジン回転数(入力要素4aの回転数)
信号Sir、出力軸回転センサ22からの変速機構5の
出力回転数に関する信号SOr及びスロットル開度セン
サ23からのエンジンスロットル開度信号STHを受け
、こねらの演算結果に基づき前記電磁弁]9のデユーテ
ィ制御を行なう。 この目的のためコンピュータ2(]は例えば第8図に示
すように、マイクロプロ七ツザユニット(MPU124
と、ランダムアクセスメモリTRAM+25と、読取専
用メモリ(ROM+26と、入出力インターフェース回
路〔110)27とよりなるマイクロコンピュータで構
成する。 MPU24は前記センサ6.21〜28からの(パI 
I 号を1027を経て読込み、上記演算結果を 1027
を経て駆動回路28に出力することにより前記電磁弁1
9をデユーティ制御するが、Ilo ’27には信号S
1r、SOrがパルス信号であるからこねらノハルス数
を計数するための計数器や、信号”’THがアナログ信
号であるからこれをデジタル信号に変換するためのA/
Dr換器や、更に、上記演算結果が2進値であるからこ
れをデユーティ制御J[lパルス信号に変換するための
計数器を内蔵し一〇いるものとする。 MPU2+はROM26に格納された第9図の制御プロ
グラムを実行して電磁弁19をデユーティi(i制御し
、デユーティに応じロックアツプ圧”L/uを第7図の
如く制御してロックアツプクラッチJ]を作動制御する
。 >、 91¥lの制御プログラムは例えば100 ms
の一定時間毎に実行され、先ずステップ40においでエ
ンジン1の回転数〔ポンプインペラ4aの回転数)NE
を演算する。この演算に当ってMPU24はセンサ21
からのエンジン回転数信号SirをJllいるが、この
信号はパルス信号であることからそのパルス人力毎に工
/。27内の計数器の計数(11′iをレジスタに保持
し、計数値の差をめることニヨリエンジン回転周期を演
算してエンジン回転数NEを算出する。 次のステップ41では歯車変速機構5の出力回転数NQ
を演算する。この演算に当ってMPU24はセンサ22
からの歯車変速機構出力回転数信号Sorを用いるが、
この信号もパルス信号であるからエンジン回転数NFを
めたと同様に処理して歯車変速機構5の出力回転数NQ
を算出する。 次のステップ42でMPU24はセンサ6がらの信号S
5により歯車変速機構5の選択ギヤ位置を読込み、この
ギヤ位置から歯車変速機構5の変速比を判別する。次の
ステップ4・3では、当該変速比とステップ41でめた
変速歯車機構出方回転数とから、トルクコンバータ出力
軸7の回転数(タービンランナ4bの回転数I NTを
演算し、次のステップ44ではセンサ23がらのエンジ
ンスロットル開度信号STHを基に、これを11027
内のA/D変換器によりデジタル信号に変換してスロッ
トル開度THを読込む。 次で制御はステップ45に進み、ここではROM26に
記憶されている第]
【)図に対ルトした・トルクコンバ
ータ制御線図を基に、エンジン回転数NK及びスロット
ル開度T)(がら、エンジン1がトルクコンバータ4を
どの動作態様にすべき運転状態にあるかを判別する。第
10図において、A4はトルクコンバータ4をスリップ
制限しないコンバータ状態にすべきコンバータ領域、L
/uはトルクコンバータ4をスリップしないロックアツ
プ領域にすべきロックアツプ領域、5Lipはトルクコ
ンバータ4をスリップ制御すべきスリップ領域であり、
5LiP領域ではトルクコンバータ4のスリップ伝を一
定値、即ち例えば第11図の如く70 rpm I 目
1aスリップ量)に保つべきものとする。 エンジン1が5LiP領域での運転中であれば、制御は
ステップ45からステップ46へと進み、ここではエン
ジン回転数(ポンプインペラ4aの回転数)NEとトル
クコンバータ出力軸回転数(タービンランナ4bの回転
数I NTとの差NE−、NTによりトルクコンバータ
4の実スリップ量をめ、このスリップ量が上記目標スリ
ップ量に対してど・のくらいの誤差であるかを演算する
。このスリップ誤差Eに基づき次のステップ47ではに
4XE(但しに工は積分<I>制御の比例定数〕により
積分項の演算を行ない、積分項変化鍛工1をめる。次の
ステップ48では積分項変化鍛工、が設定値αより大き
いか小さいかを、つまりスリップ誤差Eが成る値より大
きいか否かを判別し、スリップ誤差が小さくて工□−α
〈0の時制御をステップ49に進め、ここでは従来通り
ステップ誤差Eに比例した変化電工1を用いて”OLD
 + 11により(但しICILDは前回の積分値)今
回の積分値IやWをめるが、スリップ誤差が大きくてI
l−α≧0の時制御をステップ51に進め、ここでは変
化電工lの代りに上限値αを用いてl0LD+αにより
今回の積分値INEWをめる。このようにして選択的に
めた今回の積分値INFWを次のステップ5Jで前回の
積分値l0LDの代りに記憶させて積分値の更新を行な
う。 次のステツ゛プ5?2ではKpXE(但しKpは比例<
P>制御の比例定数)により比例項の演算を行ない、・
比例値P□をめる。この比例値P0を次のステップ53
で設定値βと比較する。スリップ誤差Eが小ぎくてPよ
一β〈0の時は従来通り比例値P1をそのまま使うが、
スリップ誤差Eが大きくてPl−β≧0の時制御をステ
ップ54に進め、ここでは比例値P0を上限値βに更新
する。 次のステップではKp (ENEW −EOLD )に
より(但しKDは微分<D>制御の比例定数、ENEW
は今回のスリップ誤差、EoLDは前回のスリップ誤差
)、微分項の演算を行ない、微分値D1をめる。この微
分値D1を次のステップ56で設定値γと比較する。ス
リップ誤差が小ぎくてDo−γ〈0の時は従来通り微分
値D□をそのまま使うカドスリップ誤差が大きくてD□
−γ≧0の時制御をステップ57に進め、ここでは微分
値D0を上限弔白γに更a[する。 次で制御はステップ58に進み、ここでINFW−1−
P、 + DユによりPID演算を行ない、その演算値
を出力レジスタに書込み、次のステップ59において前
記出力レジスタの2進データを昂27・内のiVf数器
によりパルス信号に変換する。このパルス信号を/。2
りがら駆動回路28に供給することにより電磁弁19を
スリップ誤差がなくなるような出力デユーティC%)に
よって制御することができる。つまり5LiP領域での
エンジン】の運転中、トルクコンバータ4が目標スリッ
プ量よりスリップし過ぎている場合、出力デユーティを
増大させ、これにより制御される電磁弁19はロックア
ツプ圧PL/uを第7図から明らかな如く低下してトル
クコンバータスリップ毎゛を低下させ、目標スリップ量
に持ち来たすことができる。逆にトルクコンバータスリ
ップ量が目標スリラフ爪ニ対し不足している場合、出力
デユーティを減少させ、これにより制御される電磁弁1
9はロックアツプ圧PLl//11を第7図から明らか
な如く上昇してトルクコンバータスリップ量を増大させ
、目標スリップ量に持ち来たすことができる。 ところで本発明においては、前述したようにスリップ誤
差Eが大きい間、積分項変化iI□、比例値P0及び微
分値D□を夫々上限値α、β、γ以・」二にならないよ
う制限して、PID演算値をこの#l l0LD+α+
β+γとなすことにより、その演算値変化率を制限し、
スリップ誤差Eの小ぎい間上記の制限を中止してPID
演算値をスリップ誤差に対応したI□I、D+ It 
+ Pl + Dlにするから、コンバータ状態からス
リップ制御状態へ移行した時のようにスリップ誤差が大
きい時もPID演算値に基づく出力デユーティは第11
図にXで示す如くゆっくりと変化する。従って、トルク
コンバータスリップ鍛が第11図にyで示す如〈従来装
置による特性y′より遅れて目標スリップ量に達するも
、PID演算値はスリップ量が目標値に達する時期とほ
ぼ調時して目標スリップ迅に対応したものとなり、従来
装置で生じたオーバーシュートΔy′をほとんど生じな
いか、生じても問題にならない程小さなものとすること
ができる。 なお、第11図はコンバータ状態からスリップ制御状態
に移行した場合の特性を示したものであるが、ロックア
ツプ状態(スリップ量琴)からスリップ制御状態に移行
した場合は、スリップ誤差・が7 Orpm程度である
ため前記の演算値変化率制限作用が行なわれず、実スリ
ップ量を従来装置と同様、急速に目標スリップ量に持ち
来たすことができ、スリップ不足の急速解消により振動
の発生を防止可能である。そしてこの場合、スリップ誤
差が基々小さいことからオーバーシュートの問題を生ず
ることもない。 ところで、ステップ45においてエンジン1がA7.又
は14領域での運転中であると判別した場合、ステップ
45はステップ60を選択し、このステップでA//T
領域かJ−/u領領域を判別する。A/。 領域ならステップ61において出力レジスタにPID演
算の下限値を書込み、L/u領域ならステップ62にお
いて出力レジスタにPID演算の上限値を書込む。次で
制御はステップ61又は62からステップ59に進み、
出力レジスタの下UJ 4((i2進データ又は上限値
2進データを’1027内の計数器によりパルス信号に
変換し、このパルス信号を1/C127から駆動回路2
8を経て電磁弁]9に供給する。ところでPより演算の
下限値及び上・限値は夫々出力デユーティを0%及び1
00%にするものであり、ロックアツプ圧”L/uは第
7図に示すようにA/、領域でコンバータ圧Pcと同じ
値にされてロック了ツブクラッチ11の釈放によりトル
クコンバータ4を要求通りコンノ(−夕状態にすること
かでき、又LJ/u頭域でロックアツプ圧PL/uは第
7図に示すように最低にされて口・ンクアツブクラッチ
11の完全結合によりトルク:’ ”/ /<−タ4を
要求通りロックアツプ状態にすることができる。 かくして本発明装置は上述の如く、スリップ誤差が大き
い間PID演算の演算値変化率を制限するよう構成した
から、前記作用説明通り、制御系に対する動作系のタイ
ムラグによってトルクコンバータスリップ猷が未だ目標
スリップ量から大きくずれているにもかかわらず、PI
D演算値が目や、′、kスリップ量に対応したものにな
ってしまうのを10tは、その後もPID演算が進行し
て制御がオーバーシュートする問題を解決することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明スリップ制御装置の概略図、第2図は本
発明装置の一実施例を示すシステム図、 第3図(a)及び同図(blは夫々本発明装置における
スリップ制御用コンビュ〜りが出力するチュー f イ
の変化状況を示すタイムチャート、第4図はデユーティ
に対するm制御圧の変化特性図、 第5図fa)及び同図(blはスリップ制御弁の作用説
明図、 第6図は制御庄に対するロックアツプ圧の変化特性図、 第7図はデユーティに対するロックアツプ圧の変化特性
図、 第8図はスリップ制御用コンピュータのブロック線図、 第9図はスリップ制御用コンピュータの制御プログラム
を示すフローチャート、 第10図はエンジンの運転状態に応じたトルクコンバー
タのスリップ制御領域を示す線図、第11図は本発明装
置によるスリップ制御特性を従来装置1によるそれと比
較して示す線図である。 】・・・エンジンC原動機a) 4・・・トルクコンバータ(bl 5・・・歯車変速機構 6・・・ギヤ位置センサ7・・
・トルクコンバータ出力Mfc)】0・・・コンバータ
室 J】・・・ロックアツプクラッチ((1)13・・・ロ
ック了ツブ室 14・・・スリップ制御弁]6・・・制
御圧発生回路 19・・・電磁弁20・・・スリップ制
御用コンピュータ2】・・・エンジン回転数センサ 22・・・歯車変速機構出力回転数センサ23・・・エ
ンジンスロットル開度センサ24・・・マイクロプロセ
ッサユニット(MPU 125・・・ランダムアクセス
メモIJ(RAM)26・・・読取専用メモリFROM
) 27・・・人出力インターフェース回路(工/。)28
・・・駆動回路 e・・・PID演算手段・f・・・ス
リップ制御手段 g・・・演算値変化率制限手段。 特許出願人 日産自動車株式会社 1 ; 11 1 第4図 ソLノイドめ子’5−Y7(%) 第5図 (a)’ (1)) 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L 原動機からの動力をトルクコンバータラ経て出力軸
    に伝える伝動経路と、該動力を適宜結合すれるロックア
    ツプクラッチを介して直接前記出力軸に伝える伝動経路
    とを合せ持つトルクコンバータの目標スリップ量に対す
    る実スリップ猷の誤差に基づきPID演算を行なう演算
    手段を有し、該PID演算の結果により前記誤差がなく
    なるようロックアツプクラッチを結合力制御するスリッ
    プ制御手段を具えたトルクコンバータのスリップIJ 
    ml 装置において、前記誤差が大きい間前記PID演
    算の演算値変化率を制限する演算値変化率制限手段を設
    けてなることを特徴とするトルクコンバータのスリップ
    制御装置。
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