JPS60145951A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
- Publication number
- JPS60145951A JPS60145951A JP59002346A JP234684A JPS60145951A JP S60145951 A JPS60145951 A JP S60145951A JP 59002346 A JP59002346 A JP 59002346A JP 234684 A JP234684 A JP 234684A JP S60145951 A JPS60145951 A JP S60145951A
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- JP
- Japan
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- dielectric constant
- weight
- ceramic composition
- dielectric ceramic
- temperature
- Prior art date
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
゛この発明は高誘電率系の誘電体磁器組成物に関するも
のである。
のである。
従来、高誘電率系の誘電体磁器組成物としCはBaTi
0.系磁器が広く実用化されCきた。しかしながら、こ
のBaTiO3系磁器は厚み1w1当り2〜5xvの高
圧直流′底圧を印加すると、靜・Kg、tの電圧依存性
が大きく、また温度変化に対し゛〔静電容量が−20〜
−50%も変化するという欠点が見られ、このような欠
点を改良したBaTi0.系磁器はまだ出現し°〔いな
い。
0.系磁器が広く実用化されCきた。しかしながら、こ
のBaTiO3系磁器は厚み1w1当り2〜5xvの高
圧直流′底圧を印加すると、靜・Kg、tの電圧依存性
が大きく、また温度変化に対し゛〔静電容量が−20〜
−50%も変化するという欠点が見られ、このような欠
点を改良したBaTi0.系磁器はまだ出現し°〔いな
い。
一方、5rTiO3−PbTiOl−Bi、O,−Ti
e、などを基本成分とする磁器組成物がBaTi0.系
磁器に代わつ゛C実用化されCいる。この系の磁器組成
物は室温で500〜2000の誘電率を有し、かつその
電圧依存性がBaTi0.系磁器組成物にくらべ°〔小
さいという特徴を有しCいる。しかしながら、この5r
TiO,基磁′器は誘電率の温度変化率が大きいという
欠点があった。また、最適な誘電特性を得るだめの焼成
温度が1240〜1320 ’Cと高いため、積層コン
デンサを得る場合内部tiとし゛C白金などの高価な貴
金属を使用しなければならなかった。
e、などを基本成分とする磁器組成物がBaTi0.系
磁器に代わつ゛C実用化されCいる。この系の磁器組成
物は室温で500〜2000の誘電率を有し、かつその
電圧依存性がBaTi0.系磁器組成物にくらべ°〔小
さいという特徴を有しCいる。しかしながら、この5r
TiO,基磁′器は誘電率の温度変化率が大きいという
欠点があった。また、最適な誘電特性を得るだめの焼成
温度が1240〜1320 ’Cと高いため、積層コン
デンサを得る場合内部tiとし゛C白金などの高価な貴
金属を使用しなければならなかった。
したがつC1この発明は上記した種々の問題点を解決で
きる誘電体磁器組成物を提供することを目的とする。
きる誘電体磁器組成物を提供することを目的とする。
また、この発明は誘電率が500以上で、その直流電圧
依存性が小さく、さらには誘電率の温度に対する変化が
小さい誘電体磁器組成物を提供することを目的とする。
依存性が小さく、さらには誘電率の温度に対する変化が
小さい誘電体磁器組成物を提供することを目的とする。
さらに、この発明は低い温度で焼結が可Jヒな誘電体磁
器組成物を提供することを目的とする。
器組成物を提供することを目的とする。
すなわち、この発明の要旨とする誘電体磁器組成物は次
のとおりである。
のとおりである。
Sr!i0. ’ 40〜65重t%
B1□0. 19〜66重量%
Tie、 6〜13重量%
N10 3〜60重量係
からなる主成分100重量優に対し、Z n OO,5
〜4重量%、5in2j〜4重量係添加含有されCいる
ことを特徴とするものである。
〜4重量%、5in2j〜4重量係添加含有されCいる
ことを特徴とするものである。
以下、この発明を実施例にもとづい゛C詳細に説明する
っ まず、SrCO3,Tie□、 Bi2O2、Nip、
ZnOおよび5102を素原料としC用い、第1表に
示す組成比率の磁器が得られるように秤量した。秤量原
料をポリエチレンポットに入れ、アルミナポールを用い
゛r16時間湿式混合し、そののち脱水乾燥を行った。
っ まず、SrCO3,Tie□、 Bi2O2、Nip、
ZnOおよび5102を素原料としC用い、第1表に
示す組成比率の磁器が得られるように秤量した。秤量原
料をポリエチレンポットに入れ、アルミナポールを用い
゛r16時間湿式混合し、そののち脱水乾燥を行った。
得られた粉末をジルコニア質の匣の中に入れ、950
’cの温度で2時間仮焼し、これを粉砕した。次に粉砕
した材料を直径1’lru、厚さ1.2mの円板に1o
oottり/dの圧力で加圧成形した。この成形物を1
040〜1300’ll:の温度で2時間焼成した。焼
成しC得られた磁器素体、の両面に銀ペーストを塗布し
、空気中800での温度で30分間焼付け”C電極を形
成し′C試料を作成した。
’cの温度で2時間仮焼し、これを粉砕した。次に粉砕
した材料を直径1’lru、厚さ1.2mの円板に1o
oottり/dの圧力で加圧成形した。この成形物を1
040〜1300’ll:の温度で2時間焼成した。焼
成しC得られた磁器素体、の両面に銀ペーストを塗布し
、空気中800での温度で30分間焼付け”C電極を形
成し′C試料を作成した。
得られた試料につい゛C1周波数1KHzで誘電率(ε
)と誘電頂失正接(tanδ)を測定した。まだ試料に
3Kv/wの直流電圧を重畳したときの誘電率変化、す
なわちバイアス特性を測定した。さらに、−25C〜+
85′cの温度範囲におい゛C誘電率の温度特性を測定
し、+25Cの誘電率に対する変化率の最大値をめた。
)と誘電頂失正接(tanδ)を測定した。まだ試料に
3Kv/wの直流電圧を重畳したときの誘電率変化、す
なわちバイアス特性を測定した。さらに、−25C〜+
85′cの温度範囲におい゛C誘電率の温度特性を測定
し、+25Cの誘電率に対する変化率の最大値をめた。
これらの測定結果を第2表に示した。また第2表には各
試料の焼成温度を示しだ。
試料の焼成温度を示しだ。
なお、第1表中、※印を付したものはこの発明の範囲外
のものであり、それ以外はこの発明碩囲内のものである
。
のものであり、それ以外はこの発明碩囲内のものである
。
第 1 表
第 2 表
第1表、第2表から萌らかなように、この発明にかかる
誘電体磁器組成物によれば、誘電率が500以上、ta
nδが1チ以下の値を示しCいる。
誘電体磁器組成物によれば、誘電率が500以上、ta
nδが1チ以下の値を示しCいる。
また、バイアス特性は−8チ以内と小さく、誘電率変化
率も小さいという特性を有しCいる。さらには焼成温度
が1100′c以下と低温であるため、積層コンデンサ
を製造する場合に、内部電極とじC白金などより安価な
銀−パラジウム合金の使用が可能となる。
率も小さいという特性を有しCいる。さらには焼成温度
が1100′c以下と低温であるため、積層コンデンサ
を製造する場合に、内部電極とじC白金などより安価な
銀−パラジウム合金の使用が可能となる。
この発明におい゛〔、組成範囲を限定した理由は次のと
おシである。つまシ、5rTi03が40重量%未満に
なるとtanδが1チを超えるとともに温度特性が悪く
なり、65重量遁を超えると誘電率が500未満となる
。Bi、O,が19jt殴チ未満になると誘電率が50
0未満となり、36重量%を超えるとtanδが1%を
超える。TlO2が6重量%未満になると誘電率が50
0未満となり、16重量%を超えるとtanδが1チを
超える。NiOが6重量%未満になると誘電率変化率が
悪くなシ、60重tqbを超えると誘電率が500未満
になる。
おシである。つまシ、5rTi03が40重量%未満に
なるとtanδが1チを超えるとともに温度特性が悪く
なり、65重量遁を超えると誘電率が500未満となる
。Bi、O,が19jt殴チ未満になると誘電率が50
0未満となり、36重量%を超えるとtanδが1%を
超える。TlO2が6重量%未満になると誘電率が50
0未満となり、16重量%を超えるとtanδが1チを
超える。NiOが6重量%未満になると誘電率変化率が
悪くなシ、60重tqbを超えると誘電率が500未満
になる。
ZnOが0.5重量%梁満になると焼成温度が1100
℃を超え、4重献係を超えると誘電率が500未満とな
る。5in2が1重量裂未満になると焼成温度が110
0’cを超え、4重量多を超えると誘電率が500未満
となる。
℃を超え、4重献係を超えると誘電率が500未満とな
る。5in2が1重量裂未満になると焼成温度が110
0’cを超え、4重量多を超えると誘電率が500未満
となる。
以上この発明にかかる誘電体磁器組成物によれば、誘電
率が500以上でその直流電圧依存性が小さく、さらた
誘電率変化率の小さいものが得られる。また、この発明
にかかる誘電体磁器組成物によれば低い温度で焼結が可
能であるという特徴を有する。
率が500以上でその直流電圧依存性が小さく、さらた
誘電率変化率の小さいものが得られる。また、この発明
にかかる誘電体磁器組成物によれば低い温度で焼結が可
能であるという特徴を有する。
特許出願人
床式会社 村田裏作所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 5rTiOi 40〜65重量% Bi、0. 19〜36重量% Tie、 6〜15重量% Ni03〜30重量ヂ からなる主成分100重量%に対し、Zn0Q、5〜4
重量%、flio21〜4重量%が添加含有され”Cな
ることを特徴とする誘電体磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59002346A JPS60145951A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59002346A JPS60145951A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145951A true JPS60145951A (ja) | 1985-08-01 |
JPH0459265B2 JPH0459265B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=11526715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59002346A Granted JPS60145951A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60145951A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4005505A1 (de) * | 1989-02-22 | 1990-08-30 | Murata Manufacturing Co | Monolithischer keramischer kondensator |
JP2015051909A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 誘電体磁器組成物及びそれを含む積層セラミックキャパシタ |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP59002346A patent/JPS60145951A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4005505A1 (de) * | 1989-02-22 | 1990-08-30 | Murata Manufacturing Co | Monolithischer keramischer kondensator |
JPH02222127A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Murata Mfg Co Ltd | 積層セラミックスコンデンサ |
JPH0666219B2 (ja) * | 1989-02-22 | 1994-08-24 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミックスコンデンサ |
DE4005505C2 (de) * | 1989-02-22 | 1998-09-24 | Murata Manufacturing Co | Monolithischer keramischer Kondensator |
JP2015051909A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 誘電体磁器組成物及びそれを含む積層セラミックキャパシタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0459265B2 (ja) | 1992-09-21 |
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JPH0420250B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |