JPS60145339A - ホウ素含有コバルト合金の製造方法 - Google Patents
ホウ素含有コバルト合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS60145339A JPS60145339A JP225884A JP225884A JPS60145339A JP S60145339 A JPS60145339 A JP S60145339A JP 225884 A JP225884 A JP 225884A JP 225884 A JP225884 A JP 225884A JP S60145339 A JPS60145339 A JP S60145339A
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- JP
- Japan
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- boron
- amount
- molten
- oxide
- alloy
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ホウ素含有コバル]・合金の製造方法に関す
るものである。
るものである。
近年、非晶質合金及び希土類磁石の原料としてホウ素を
含有する強磁性合金がめられてきている。
含有する強磁性合金がめられてきている。
従来の製造方法は単体ホウ素を強磁性合金に添加する方
法と、溶湯中でホウ素酸化物をAIや炭素によって還元
する方法に分けられる。このうち前者の方法は単体ホウ
素が高価であるが不純物が少ないという長所があり、後
者の方法は安価であるが不純物として還元剤であるA1
や炭素を含むため用途が限られてしまう欠点がある。
法と、溶湯中でホウ素酸化物をAIや炭素によって還元
する方法に分けられる。このうち前者の方法は単体ホウ
素が高価であるが不純物が少ないという長所があり、後
者の方法は安価であるが不純物として還元剤であるA1
や炭素を含むため用途が限られてしまう欠点がある。
本発明は、不純物の少ない安価なホウ素含有コバルト合
金の製造方法を提供することを目的とする。
金の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、ホウ素の酸化物とホウ素の全量還元に必要な
量の0.9倍以上1.2倍以下のマグネシウムを溶融状
態のコバルトあるいはコバルト合金に投入し、ホウ素の
酸化物を還元し、その後に減圧することにより溶湯中の
マグネシウム量を減少させることを特徴とするホウ素含
有コバル[・合金の製造方法を開示する。
量の0.9倍以上1.2倍以下のマグネシウムを溶融状
態のコバルトあるいはコバルト合金に投入し、ホウ素の
酸化物を還元し、その後に減圧することにより溶湯中の
マグネシウム量を減少させることを特徴とするホウ素含
有コバル[・合金の製造方法を開示する。
本発明は、還元剤であるM(]が溶溶湯に不純物として
残る量を減らすために、溶湯を減圧する方式をとった。
残る量を減らすために、溶湯を減圧する方式をとった。
すなわち、蒸気圧が100T orrになる温度は、C
o 、B、Mgについてそれぞれ2790K 、 35
00に、 、 1170にであり、C0−Bの共晶点で
ある1 368 K以上の温度において減圧することに
より、Mc+は容易に蒸発することを見出し、本発明に
到った。これに対し、A1.Cを用いた方法ではAI
、Cの蒸気圧が100Torrになる温度は2370に
、 37801<と非常に高いために減圧による不純物
の減少は期待できない。
o 、B、Mgについてそれぞれ2790K 、 35
00に、 、 1170にであり、C0−Bの共晶点で
ある1 368 K以上の温度において減圧することに
より、Mc+は容易に蒸発することを見出し、本発明に
到った。これに対し、A1.Cを用いた方法ではAI
、Cの蒸気圧が100Torrになる温度は2370に
、 37801<と非常に高いために減圧による不純物
の減少は期待できない。
本発明は以下の化学反応に基いている。
B2O3+3MO→2B+ 3Mo Oヨッテ、B 2
0 a 111101 (69,6(1) ニ対しTM
G 3mol (52,9q )がホウ素の全量還元に
必要な量である。本発明者は、B2O3全量が還元され
れば、4wt%B−COとなる系において、MO量を還
元必要量に対して、0.8. 0.9. 1.0. 1
.1. 1.2゜1.3倍加えた実験を行いBの収率を
測定すると、イれぞれ0.71 、 0,82 、 0
.91 、 0.90 、 0,91.0.91となっ
た。これに対して減圧前のM(]量は、それぞれ0.4
. 0.3. 0,5. 1.4. 2,9゜4.3w
t%となった。1Horrにして1時間減圧後のMo量
はイれぞれ、0.03 、 0.03 、 0.03
。
0 a 111101 (69,6(1) ニ対しTM
G 3mol (52,9q )がホウ素の全量還元に
必要な量である。本発明者は、B2O3全量が還元され
れば、4wt%B−COとなる系において、MO量を還
元必要量に対して、0.8. 0.9. 1.0. 1
.1. 1.2゜1.3倍加えた実験を行いBの収率を
測定すると、イれぞれ0.71 、 0,82 、 0
.91 、 0.90 、 0,91.0.91となっ
た。これに対して減圧前のM(]量は、それぞれ0.4
. 0.3. 0,5. 1.4. 2,9゜4.3w
t%となった。1Horrにして1時間減圧後のMo量
はイれぞれ、0.03 、 0.03 、 0.03
。
0.06 、 0,08 、 0.14wt%となった
。この実験結果に基ぎ、ホウ素の還元に必要なマグネシ
ウム量の0.9倍以11.2倍以下のマグネシウム量が
適当であると判断した。また、ホウ素の酸化物とマグネ
シウムとコバルトを混合した後に溶解した場合は、マグ
ネシウムの酸化が起り望ましくない。
。この実験結果に基ぎ、ホウ素の還元に必要なマグネシ
ウム量の0.9倍以11.2倍以下のマグネシウム量が
適当であると判断した。また、ホウ素の酸化物とマグネ
シウムとコバルトを混合した後に溶解した場合は、マグ
ネシウムの酸化が起り望ましくない。
減圧時の圧力は、低いほど良いが工業的には1O−3T
orrから10’ Torr程度が望ましい。この範囲
であれば、容易に装置を構成でき、また十分な効果を期
待できる。減圧保持時間は重要ではなく、目標圧力に到
達すれば良い。
orrから10’ Torr程度が望ましい。この範囲
であれば、容易に装置を構成でき、また十分な効果を期
待できる。減圧保持時間は重要ではなく、目標圧力に到
達すれば良い。
なお、本発明においてCO合金というのはCOを50重
量%以上含み、残りがCOと通常合金化される元素及び
不可避不純物からなる合金を言う。
量%以上含み、残りがCOと通常合金化される元素及び
不可避不純物からなる合金を言う。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例
コバルト500(]’Qアルミするつぼで高周波加熱に
3− より大気中で溶解した。外径20mm、内径10ml1
1のコバルトパイプに8203粉末2mol、 M(l
粉末6mo lの混合物をつめて、溶湯中でかくはんし
た。溶湯は激しく反応してM(10が湯面に浮んだ。こ
の際溶湯温度が急激に上昇しない様に、コバルトパイプ
は必要以上に太くしである。反応が終了した時点で溶湯
を予備加熱しであるアルミするつぼにスラグが入らない
様に移しかえ、減圧した。40分で10”Torrに到
達したので加熱をやめ、そのまま凝固させた。ホウ素の
収率は91%であり、マグネシウム量は0,03wt%
であった。
3− より大気中で溶解した。外径20mm、内径10ml1
1のコバルトパイプに8203粉末2mol、 M(l
粉末6mo lの混合物をつめて、溶湯中でかくはんし
た。溶湯は激しく反応してM(10が湯面に浮んだ。こ
の際溶湯温度が急激に上昇しない様に、コバルトパイプ
は必要以上に太くしである。反応が終了した時点で溶湯
を予備加熱しであるアルミするつぼにスラグが入らない
様に移しかえ、減圧した。40分で10”Torrに到
達したので加熱をやめ、そのまま凝固させた。ホウ素の
収率は91%であり、マグネシウム量は0,03wt%
であった。
本発明により、不純物の少ないホウ素含有コバルト合金
を製造することが可能になり、産業上の利益は大きいも
のと確信する。
を製造することが可能になり、産業上の利益は大きいも
のと確信する。
4−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ホウ素の酸化物とホウ素の全量還元に必要な鏝の0
.9倍以上1.2倍以下のマグネシウムを溶融状態のコ
バル]・あるいはコバルト合金に投入し、ホウ素の酸化
物を還元し、その後に減圧することにより溶湯中のマグ
ネシウム量を減少することを特徴とするホウ素含有コバ
ルト合金の製造方法。 2、上記ホウ素の還元に必要なM(+の量が82031
m01に対して、約3mo Iであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のホウ素含有コバル1〜合金
の製造方法。 3、上記減圧を1368 K以上の湿度で行うことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のホウ素含有コバル
]−合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP225884A JPS60145339A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | ホウ素含有コバルト合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP225884A JPS60145339A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | ホウ素含有コバルト合金の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145339A true JPS60145339A (ja) | 1985-07-31 |
Family
ID=11524335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP225884A Pending JPS60145339A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | ホウ素含有コバルト合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60145339A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60187636A (ja) * | 1984-02-02 | 1985-09-25 | ア−ムコ、インコ−ポレ−テツド | ホウ素合金の製造方法 |
JP2009145048A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Honda Motor Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ装置および電動ステアリング用磁歪式トルクセンサ装置および磁歪式トルクセンサ装置のキャリブレーション方法 |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP225884A patent/JPS60145339A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60187636A (ja) * | 1984-02-02 | 1985-09-25 | ア−ムコ、インコ−ポレ−テツド | ホウ素合金の製造方法 |
JPH0344134B2 (ja) * | 1984-02-02 | 1991-07-05 | Armco Inc | |
JP2009145048A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Honda Motor Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ装置および電動ステアリング用磁歪式トルクセンサ装置および磁歪式トルクセンサ装置のキャリブレーション方法 |
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