JPS60144076A - 画信号の2値化方法 - Google Patents

画信号の2値化方法

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JPS60144076A
JPS60144076A JP58248230A JP24823083A JPS60144076A JP S60144076 A JPS60144076 A JP S60144076A JP 58248230 A JP58248230 A JP 58248230A JP 24823083 A JP24823083 A JP 24823083A JP S60144076 A JPS60144076 A JP S60144076A
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image signal
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JP58248230A
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Hiroshi Murata
博 村田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、ファクシミリ装置において原稿を読み取る
際あるいは0CR(光学的文字読取)装置において帳票
を読み取る際等に用いられる画信号の2値化方法の改良
に関するものである。
し発明の技術的背景とその問題点〕 CCl) ((6)体撮像累子)等にて読取シ得られた
アナログ画信号が第1図に示すような画信号Xとして得
られた場合、従来、この画信号Xを2値化する手法とし
ては、以下のものが知られている。
第1の手法として、固定的なスレシュホールドレベルよ
シ対象画素のレベルが大きいか小さいかによシ、対象画
素を白または黒の2値打号中のいずれの符号にするかを
決定するものがある。例えば、第1図において、スレシ
ュホールドレベルをA%B%Cのように設定すると、夫
々以下のような欠点がある。先ず、スレシュボールドレ
ベルをAとすると、細線が続く領域@において細線が再
現されず、また、黒画素中に小さな白画素が混じる領域
θにおいて白画素が再現されなくなる。また、スレシュ
ホールドレベルをBとすると、白画素中に小さな黒画素
が混じる領域■において黒画素が再現されず、tた、黒
画素中に小さな白画素が混じる領域Oにおいて白画素が
再現されなくなる。更に、スレシュホールドレベルをC
とすると、白画素中に小さな黒画素が混じる領域■にお
いて黒画素が再現されず、また、細線が続く領域@にお
いて細線が再現されなくなる。
そこで、第1図のDのようにスレシュホールドレベルを
変化させる手法が考えられる。このような手法としては
、第1に尖頭値検出法、第2に積分法、第3に画素一定
値比較法がある。
上記の尖頭値検出法とは、アナログ画信号の、例えば、
−走査期間の白ピーク値を検出し、その数十パーセント
程度のレベルの電圧をスレシュボールドレベルとするも
のである。このスレシュホールドレベルは、抵抗やコン
デンサ等からなる時定数回路により、一定時間保持され
るものである。
また、積分法とは、アナログ画信号を、例えば、−走査
期間にわたシ積分し、得られた積分値に比例したスレ7
:=−ホールドレベルを設定するものである。このスレ
シーホールドレベルは、検波整流回路やOR時定数回路
によシ、一定時間保持されるものである。
しかしながら、上記の尖頭値検出法によると、読み取ら
れた画信号が、その先頭から黒画素が連続する画信号で
ある場合、白ピーク値を検出することができず、スレシ
ュホールドレベルを決定することができないという欠点
があった。
また、上記の尖頭値検出法や積分法では、スレされた時
定数を有する回路によυ保持されるので、この時定数で
は、多棟多様なレベル変動を行なう画信号を2値化する
場合に常に最適な2値化が行なえないという欠点がちっ
た9、 ところで、一般に光電変換素子としてCOD等を使用す
ると、光電変換素子の各セル間の物性が不均一性を有す
ること及び、原稿等へ光を射出する光源である螢光灯の
長手方向に光強度の不均一性が存在することに起因しC
、シェーディングが生じる。よって、この/ニーディン
グを補正するために、機械的なフィルタによって螢光灯
の光強度の不均一性を除去したり、光電変換素子から出
力された画信号を電気的に補正することが行なわれてい
る。これによって、光電変換素子の中央部分から出力さ
れる画信号のレベルを低減させている。しかし、上記手
法では、このシェーディングが、完全に補正されず、画
信号のレベルの不均一性を解消できなかった。したがっ
て、これらの不均一性の影響によっても上記尖頭検出法
や積分法また、画先一定値比較法とは、下記のような手
法である。アナログ画信号f(t)をτだけ遅延させた
アナログ画信号f(を−τ)を得る。これらアナログ画
信号f(tl、f(t−τ)に基づいて、(f(tl−
f(t−τ))と(f’(t−τ)−f(tl)をめる
。(f(t)−f(t−r ) 1が一定値α1(>o
)以上となったとき、第1の符号を発生し、(t (を
−τ)−f(tNが一定値α2 C,>0 )以上とな
ったとき、第2の符号を発生する。この第1、第2の符
号の一方を7リツプ70ツブのセット久方とし、他方を
同じンリップフロップのリセット久方として、このンリ
ップフロップの出力から2値化された両信号を得る。
この手法による実際の2値化動作を、第2図、第3図を
参照して説明する。第2図のように、白地の原稿に黒色
の文字aが記載されているものとする。この文字aをイ
、口で示される水平方向に、各画素がb1〜b5 + 
01〜C6となるように、CCD等の光電変換素子で読
み取る。すると、各画素b1〜b5 + Cl−05に
対応する画信号のレベルは、この画信号の黒レベルを0
1白レベルを1とした場合、第3図のようになる。第2
図において、画素b4 、 C,より右側の黒い細線に
対応する各画素を正しく(黒画素として)読み取るため
には、一定値α1またはα2の値を0.5より大きく取
る必要がある1、つ−tb、完全な黒画素b3+ c3
と、上記の黒い細線の先頭に対応する画素bイ、Cイと
の差が0.5であるから、この0.5の変化を無視する
ためには、一定値α1.α2の値を0.5より大きくし
なければならないのである。
上記場合では、印刷された措置の漢字に多くみられる。
印刷されたm書の漢字では、縦に太い黒線に対して、横
に細い黒線が交わることが多い。
このような場合の横に細い黒線を残すためには、上記か
ら判るように、一定値α1またはα2を0.5よυ大と
しなければならない。
ところが、一定値α1またはα2を0.5よシ大とする
と、読取画素の幅と同程度以下の太さを持つ縦に長い黒
線が、2画素にわたって読み取られると、前の画素のレ
ベルとこの縦に長い黒線による画素のレベルの差が0,
4以下となる場合が多い。
このため、この縦に長い黒線は、一定値α1またはα2
が065以上であシ、画素のレベル差が0.4以下であ
ることにより、消去されてしまう場合があった。即ち、
一定値比較法では、所定の画状態(画信号のレベル変動
)を想定して一定値α1またはα2を決定しなければな
らないので、どのような画状態においても、適切な2値
化を行なうことができないという欠点があった。
〔発明の目的〕 本発明は、上述したような画信号の2値化の谷手法が有
する欠点に鑑みてなされたもので、その目的は、どのよ
うな画状態においても、適確な画信号の2値化を行ない
得ることのできる画信号の2値化方法を提供することで
ある。
〔発明の概要〕
そこで本発明では、2値化されるべき画信号中の対象画
素の多値レベル信号と、上記対象画素と比較される比較
画素の多値レベル信号とに基づき、上記対象画素の多値
レベル信号を2値打号のいずれか一方の符号とするよう
にし、上記目的を達成したものである。更に、本発明で
は、より適確な画信号の2値化を行ない得るために、上
記比較画素の2値化符号をも用いて上記対象画素の多(
1+’iレベル信号を2値打号のいずれか一方の符号と
するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第4図は、本発明の方法を採用したファクシミリ装置に
用いられる画信号の2値化装置のブロック図である。
10はフリップ70ツブ(以下、F/Fと称す)を示し
、11はROM (Read 0nly Memory
 )を示す。F/FIOのD端子及びROMIIの11
端子には、COD等にて読み取シ得られたアナログ画信
号をA/D変換した4ビツトのディシイタル画信号fが
順次与えられる。F/FIOのCK端子(クロック端子
)には、クロックCKが与えられ、F/F10のD端子
に与えられた4ビツトのデイジイタル画信号fが、1画
素分遅延させられて、F/FluQ心端子から出端子れ
る。F’/FIOの6端子から出力された4ビツトのデ
ィシイタル画信号Iは、ROMIIのβ端子に与えられ
る。12は、F/Fを示す。このF/F12のD端子に
は、ROM11から出力された1ビツトのデータjが与
えられ、また、F/F12のCK端子には、F/Flu
のCK端子に与えられたと同じクロックCKが与えられ
る。この結果、F/F12のb端子からは、1画素分遅
延させられた1ビツトのデータkが出方される。このデ
ータには、ROMIIのβ端子へ与えられる。
従って、ROMIIのh端子、β端子、β端子から成る
9ビツトのアドレス端子には、2値化されるべき画信号
中の対象画素の多値レベル信号に対応するアドレス(4
ビツトのディシイタル画信号fに対応する)と、上記対
象画素に対し主走査方向にみて直前の画素(比較画素)
の多値レベル信号に対応するアドレス(4ビツトのディ
シイタル画信号tに対応する)と、上記比較画素の画信
号を2値化して得られた符号に対応するアドレス(デー
タkに対応する)とが与えられる。
このROMIIには、各アドレスに対応する領域に次の
第1表に示すデータ(2値化符号)が書き込まれノてい
る。
第 1 表 この第1表において、枠外のrOJ〜rFJは、4ビツ
トのディシイタル両信号の多値レベルを示示し、そのう
ち「0」は黒レベルに対応し、 rli’Jは白レベル
に対応している。よって、多値レベルは、「0」からr
 F Jに向かうにつれて白レベルに近くなる。ところ
で、この枠外の10」〜「F」のうち縦方向のものは、
ROMIIのh端子に与えられるアドレスであシ、横方
向のものは、I40M11のβ端子に与えられるアドレ
スである。尚、第1表の枠中のデータはrlj、1−O
Jの2111′1化符号であり、l−110Jのように
記載されているものは、F/F12の6端子から出力さ
れたデータkが10」である場合ROMIIから「0」
を出力し、データkが「1」である場合ROMIIから
「1」を出力するように、ROMII内のデータが書き
込まれていることを示している。
従って、例えば、対象画素のディシイタル画信号fが「
()」で、対象画素の前の画素のディシイタル画信号t
が「0」であれば、データkが「0」であっても「1」
であっても、ROMIIからはデータjが1−1」とし
て出力される。また、対象画素のディシイタル画信号f
が「F」で、比較画素のディシイタル画信号tがl’F
Jであれば、データkが「0」であっても「1」であっ
ても、ROM゛1・1からはデータjが「0」として出
力される。
更に、対象画素のティシイタル画信号fが「8」で、比
較画素のディシイタル画信号1が「8」であるときには
、データkが「0」であればROM11からデータjが
10」として出力され、データkが「1」であれば、R
QMIJからデータjが「1」として出力される。
次に、ROMIIに書き込まれているデータについて説
明する。以下においてはs (x、y)=(比較画素の
多値レベル信号に対応するアドレス、対象画素の多値レ
ベル信号に対応するアドレス)とする。
第1表において、(x、y)=(rOJ〜「F」。
「0」〜r2J)=rlJとなっている理由は、以下の
通りである。この範囲では、対象画素が黒レベルの画素
であシ、この黒レベルの画素である対象画素が、対象画
素の前の画素(比較画素)のレベルに影響されて、白レ
ベルの画素に対応する符号に変換されないようにしてい
る。つまり、原稿等に存在するわずかの白色ノイズによ
シ、本来黒レベルの画素である対象画素が白レベルの画
素に対応する符号に変換されたシ、光電変換素子や光源
等の不均一性によシ対象画素のレベルがわずかに変動し
て、これがために対象画素が白レベルの画素に対応する
符号に変換されたシするのを防止するとともに、孤立し
た黒レベルの画素が消去されることなく、黒レベルの画
素に対応する符号に変換されるようになっている。
第1表において、(x 、 y )=(rOJ〜1F」
rEJ〜rFJ)−rOjとなっている理由は、以下の
通りである。この範囲では、対象画素が白レベルの画素
であり、この白レベルの画素である対象画素が、対象画
素の前の画素(比較画素)のレベルに影響されて、黒レ
ベルの画素に対応する符号に変換されぬようにしている
。つまり、原稿等に存在するわずかの黒色ノイズによシ
、本来白レベルの画素である対象画素が黒レベルの画素
に対応する符号に変換されたり、光電変換素子や光源等
の不均一性によシ、対象画素のレベルがわずかに変動し
て、これがために対象画素が黒レベルの画素に対応する
符号に変換されるのを防止するとともに、孤立した白レ
ベルの画素が消去されることなく白レベルの画素に対応
する符号に変換されるようになっている。
第1表において、X=「4」〜rDJで対象画素のレベ
ルと対象画素の前の画素(比較画素)のレベルとが等し
い場合、X=「4」〜rEJで対象画素のレベルと比較
画素のレベルとの差が+1である場合、x =’4−”
Cで対象画素のレベルと比」 」 較画素のレベルとの差が−1である場合に、第1表の枠
内のデータが110となっている理由は、以下の通りで
ある。ROMIIに与えられるディシイタル画信号fが
数子化誤差(ディシイタル化される場合の誤差)を持つ
ことがあシ、又、光電変換素子や光源の不均一性によっ
て上記ディシイタル画信号fが不均一性を持つことがあ
る。そこで、このような影響を受け、本来黒(白)レベ
ルの画素である対象画素が、簡単に白(黒)レベルの画
素に対応する符号に変換されることのないようにするた
めにr ilo 、、Jのデータを設けている。
第1表において、(x、y)=(0〜3,3〜A)=1
となっている理由は、以下の通りである。
印刷されたII(# IJのJfl+かい漢字において
は、前述のように、縦に太い黒線に対して、横に細い黒
線が交わる場合が多い。このような場合の横に細い点線
を残すために、対象画素のレベルと対象画素の前の画素
(比1咬画素)のレベルとの差が犬のときでも、対象画
素を黒レベルの画素に対応する符号に変換するようにし
である。
尚、上記で説明した領域以外においては、対象画素のレ
ベルと対象画素の前の画素(比較画素)のレベルとから
判断して、より黒(白)レベルの画素に近い対象画素を
適確に黒(白)レベルの画素に対応する符号に変換する
ようにrlJ 、 rojのデータが登録されている。
以上のように、ROMII内のデータが書き込まれてい
る結果、固定のスレシーホールドによって2値化する手
法に比べ、はるかに原画信号に忠実な2値化を行ない得
るものである。更に、ノイズの影響や、光電変換素子や
光源の不均一性による影響によって、原画信号が誤って
2値化されることを防止でき得る点で、尖頭値検出法や
積分法よシも優れている。しかも時定数を持つ回路によ
らず、直接的に、対象画素のレベルと対象画素の前の画
素のレベルとから2値q<+骨中の一方の符号を決定す
るので、どのような面状態であっても安定した2値化を
行なうことができる。また、印刷された細い漢字のよう
な文字において、縦に太い黒線に対し横に細い黒線が交
わる場合であっても、横に細い黒線を残すことができる
。更に、読取画素の幅と同程度以下の太さを持つ縦に長
い黒線が、2画素にわたって読み取られた場合に、縦に
畏い黒線を残すことができる点で、一定値比較法より優
れている。つまり、y=「8」〜rDJの領域において
は、対象画素の前の画素が白画素に近く、対象画素のレ
ベルと対象画素の前の画素のレベルの差が0.4以下の
部分(x=rA−J〜「F」)であっても、対象画素は
黒画素に対応する符号に変換され得る。また、この実施
例では、対象画素の1画素前に2値化された符号をも参
照して2値化するようにしているので、量子化誤差やノ
イズの影響を防止できる。
以上のようなデータが書き込まれたROMIIから出力
されるデータjは、対象画素の2値化された符号として
用いられる。また、2値化装置の初期状態において、F
/Fluには4ビツトが全て「0」である信号がセット
され、F/F]2には1ビツトの10」である信号がセ
ントされているものとする。更に、F/FlO1F’/
F12はクロックCKの立上シによって、D端子からの
入力をセットするものとする。
次に、第4図の2値化装置の動作を説明する。
先ず、第1の対象画素のディシイタル画信号f1が到来
すると、ROMIIからは、℃端子に「0」、i端子に
4ビツトのrOJ、h端子にディシイタル画信号f1が
与えられたときに相当するデータj1が出力される。こ
のデータj1が、第1の対象画素のディシイクル画信号
f1が2値化された結果の符号として出力される1、次
に、クロックCKの立上シによって、F/Fluには上
記ディシイタル画信号f、がセットされ、F/F’12
には上記データj1がセットされる。次に、第1の対象
画素のディシイタル画信号f1に次いで第2の対象画素
のディシイタル画信号f2が到来する。すると、ROM
IIの車端子にはデータj1がF”/F12から出力さ
れたデータにとして与えられ、ROMIIのi端子には
ディシイタル画信号f1がli’ / F 10から出
力されたディシイタル画1言号lとして与えられ、RO
MIIのh端子にはディシイタル画信号f2が与えられ
る。従って、ROM11からは、対象画素(第2の対象
画素)の多値レベル信号に対応するアドレスと、対象画
素の前の画素(第1の対象画素)の多値レベル信号に対
応するアドレスと、対象画素の前の画素(第1の対象画
素)の2値化符号に対応するアドレスとによって指定さ
れる領域内に登録されたデータj2が出力される。これ
以降、上記と同様にして、対象画素の2値化がなされる
。尚、各走査ラインの先頭対象画素についての2値化動
作は前述した初期状態から始まるように、F/Flu、
 F/F12が図示せぬクリア信号によシ各走査ライン
の最終対象画素についての2値化動作終了毎にクリアさ
れる。
第5図は本発明の方法を採用した他のファクシミリ装置
に用いられる画信号の2値化装置のブロック図である。
本装置は副走査方向(縦方向)に1走査ラインnilの
画信号中の対応する(縦方向に連続する)画素(比較画
素)を参照して、対象画素を2値化する2値化装置を示
す。第5図において、第4図と同一の構成要素には、第
4図と同一の符号を付して、その説明を省略する。13
はラインメモリを示し、このラインメモリ13は1走査
ライン分の4ビツトのディシイタル画信号を格納できる
ものとする。また、ラインメモ1月3のCK端子には、
ラインメモリ14のCK端子に与えられているクロック
CKと同じクロックCKが与えられ、このクロックCK
によって、既に格納されているディシイタル画4Fi号
が順次に1画素分遅延させられて出力される。また、ラ
インメモリ13には、初期状態において、1ライン分の
画素敷に相当する数の白レベルの画素に対応するディシ
イクル画信号が格納されている。ROMIIの出力端子
には、ラインメモリ14が接続されている。ラインメモ
リ14は、l走査ライン分の対象111ii累が2飴化
されたデータ(符号)を格納できるものとする。また、
ラインメモリ14のCK端子には、クロックCKが与え
られる。このクロックCKによって、ラインメモリ14
に格納されているデータが、順次に1画素分遅延させら
れて出力される。更に、ラインメモリ14には、初期状
態において、1走査ライン分の一11素数に相当する数
の白画素に対応するデータ(0)が格納されている。
次に、このように構成された2値化装置の動作を説明す
る。先ず、先頭の対象画素のディシイタル画信号f1□
が到来すると、ROMIIからは、υ端子に0、i端子
に4ビツトの01 h端子にディシイタル画信号fil
が与えられたときに相当するデータjI工が出力される
。このデータj++が第1の対象画素のディシイタル画
信号fi1を2値化した結果のネチとなって出力される
。次に、クロックCKの立上シによって、ラインメモリ
詔には上記ディシイタル画信”i f H1が最新のデ
ィシイタルj山」4i□?4シとしてセラ1され、ライ
ンメそり14には上記データj1□が最新の2値化され
たデータとしてセットされる。次に、第1の対象画素の
ディシイタル画信号filに次いで、第2番目の対象画
素のディシイクル画信号f1□が到来する。すると、R
OMIIのρ端子には、先にラインメモリ14に格納さ
れていたデータ「0」がラインメモリ14がら出力され
たデータ1(として与えられ、ROMIIのi端子には
、ラインメモリ13から出方された先にジインメモリ1
3に格納されていたディシイクル画信号♂(0)が与え
られ、ROM11のh端子にはディシイクル1IIII
イFj ’Q f 1□がカえられる。これにょっ’t
l’、ROMIIからは、第2番目の対象画素のディシ
イタル画信号f+2に対応してデータj12が出力され
る。以−[−同様にして第1走査ライン分の対象画素が
順次に2値化されることになる。この1走査ラインにn
個の画素が含まれるものとすると、第1走査ライン分の
最後の対象画素のディシイクル画信号f、nに対応して
、ROMIIからデータj+Hが出力される。次に、ク
ロックCKの立」ニリによって、ラインメモリ13には
上記ディシイタル両信号f t n iK最新のディシ
イタル画信号としてセントされ、ラインメモ1月3には
、第1走査ライン分の対象画素のディシイタル画信号が
f1□+ f12+ −−−1flnとセントされたこ
とになる。更に、上記と同一のクロックCKの立上シに
よって、ラインメモ1月4には上記データj+nが最新
の゛データとしてセットされ、ラインメモリHには、第
]走査ライン分の対象画素のディシイタル画信号f1.
f12+−−−+flnが2値化されたデータjo r
 J12 +−−−+j1n がセットされたことにな
る。
次に、第2走査ラインの第1の対象画素のディシイタル
画信号f2□が到来したとする。すると、ROMIIの
υ端子には、第1走査ラインの第1の対象画素のディシ
イタル画信号fl+を2植化して得られたデータj++
が与えられ、ROM+1のiA1晶子には、第1走査ラ
インの第1の対象画素のディシイタル画信号f1□が与
えられ、ROMのに端子には、対象画素のディシイクル
画イ1〕号f21が与えられる。これによって、ROM
IIからは対応するデータjHが、対象画素のディシイ
タル画信号f2、の2値化されたデータとして出力され
る。次に、クロックCKの立上シによって、ラインメモ
1月3には土lil’、rディシイタル画(tj号f2
1が最新のディシイタル両信号としてセットされ、この
結果、ラインメモリ13には、ディシイクル画信号f2
1 、f12 。
f13+−−−+flnがセットされたことになる。更
に、上記と同一のクロックCKの立上りによってライン
メモリ14には上記データJ21が最新のデータとして
セラ)−Jれ、この結果、ラインメモ1月4にはディシ
イタル画信+=jf、、f、□+f13+−−−+f1
nの2イ111−化されたデータj24 + j+z 
+ jn + −−−+ j+nがセットされたことに
なる。以下、同様にして第2走査ラインの対象画素のデ
ィシイタル画信号が順次に2値化され、更に、第3走査
ラインの対象画素のディシイタル画信号−m−というよ
うに、各対象画素のディシイタル画信号が順次に2値化
される。
この2値化装置作によれば、第4図の2値化装置が有し
た効果を、縦方向の画信号について有することになる。
つまシ、固定のスレ7ユボールドレベルでない点や、ノ
イズの影響を受けない点、光電変換素子や光源の不均一
性によ夕誤りて2値化されることを防止でき得る点は、
第4図の2値化装置と同様に、この装置が有する優れた
点である。
また、この2値化装置によれば、横に太い黒線に対し縦
に細い黒線が交わる場合、この縦に細い黒線を残すこと
ができる。読取画素の丈と同程度以下の太さ全持つ横に
長い黒線が、2走肴ラインにわたって読み取られた場合
に、前画素とのレベル差が少ない場合であっても、この
横に長い黒線を残すことができる。
第6図は本発り」の方法を採用した更に他のファクシミ
リ装置に用いられる2値化装置のブロック図である。第
6図において、第4図と同一の符号を付した構成要素は
、第4図と同一であるので、その説明を省略する。15
¥:l:、ROMである。このfjOM]5はi端子に
4ビツト、h端子に4ビツトの合計8ビツトのアドレス
端子と、夫々1ビツトの出力端子である01,0□端子
を有する。このROM、15内には、次の第2表に示す
ようなデータが格納されている。
第2表 0123456789ABCDEIi”この第2表にお
いて、枠外のO〜Fは4ビツトのディシイタル画信号の
多値レベルを示し、そのうち「0」は黒レベルに対応し
、Fは白レベルに対応している。よって、多値レベルは
「0」からrFJに向うにつれて白レベルに近くなる。
ところで、この枠外の「0」〜rFJのうち縦方向のも
のは、ROM15の11端子に与えられるアドレスでア
シ、枠外の「0」〜rFJのうち横方向のものは、RO
M15のi端子に与えられるアドレスである。尚、第2
表の枠中のデータとして「1」、r2J、r3Jと3値
のデータが記載されているのは、第3表に示すようにR
OM15の0..02端子から、2ビツトのデータp、
qが出力されるからである。
第 3 表 ここで、ロウレベルは符号「0」に、ハイレベルは符号
「】」に相当する。
第6図のROM15の出力端子である6゜端子には、セ
ットリセット型のF/F160セット端子S、 端子後
続され、オだ、ROM15の出力端子である′51端子
には、F / p 16のリセノ)Xff子CDが接続
されている。li’ / F’ 16の出力端子である
d端子からは、対象的i素が2値化されたデータrが出
力される。
ここに、F/F16から出力されるデータrは、第3表
に示されるように、R(N1’115から出力されるデ
ータp、qによって変化させられる。第2表と第1衣と
を比べると、第2表の枠中のデータ「1」の領域と第1
表の枠中のデータ「1」の領域とが同じであシ、第2表
の枠中のデータ「2」の領域と第1表の枠中のデータ「
0」の釘1域とが同じであシ、第2表の枠中のデータ「
3−1の領域と第1表の枠中のデータr Ilo Jの
領域とが同じである。
このため、第3表かられかるように、第2表におけるデ
ータ「1」がROM15から出力されると、F / F
 N6から出力されるデータrがハイレベル/ l−1
1’% I−41Aate r+ =ulr7−1!)
と h「^−がROM15から出力されると、F/F”
16から出力されるデータrがロウレベル(rOJ )
となシ、第2表における「3」がROM15から出力さ
れるとF / F 16から出力されるデータが変化し
ない(rlloJ)。したがって、第1表のようにデー
タが格納された第4図のROMIIから出力されるデー
タにと、第2表のようにデータが格納された第6図のR
OM15から出力されたデータに基づきF/F16から
出力されるデータrとは、同一のデータとなる。
次に、第6図の装置の動作を説明する。初期状態におい
て、F/F’lOからは4ビツト全てが0である信号が
出力されているものとする。先ず、先頭の対象画素のデ
ィシイタル画信号f1が到来すると、ROM 15から
は、19jllf子に4 ヒ、y l’f/J(1,1
1端子にディシイタル画信号f1が与えられたときに相
当するデータp+ + q+が出力される。このデータ
J)1 + q、u、夫々F / F 16 (f) 
セ:y ) iM 子S Dとリセット端子CDとに与
えられ、データp+ + q+により箭3男で示X f
l−Z、データr、f+:1;’ / T;’11;%
i戯出力される。次に、クロックCKの立−、ヒシによ
って、F/F]、Uには上記ディシイタル画信号f1が
セットされる。次に、第1の対象画素のディシイタル画
信号f1に次いで、第2の対象画素のディシイタル画信
号f2が到来する。すると、ROM15のi端子にはデ
ィシイタル画信号f、がF / F J、Uから出力さ
れたデータgとして与えられ、ROM15の11端子に
はディシイタル画信号f2が与えられる。これによって
s ROM2Sからはデータp2 、qlが出力され、
これがF/FJ6のセット端子SD、リセット端子CD
へ与えられる。そこで、F/F16からは第3表に示す
ようにデータp2 、(12によって決定されるデータ
r2が出力される。これ以降、上記と同様にして対象画
素の2値化がなされる。尚、各走査ラインの先頭対象画
素についての2値化動作は、前述した初期状態から始捷
るように、F/F10、F/F16が図示せぬクリア信
号により各走査ラインの最終対象画素についての2値化
動作終了毎にクリアされる。 。
この2値化装置は、第4図に示した2値化装置と全く同
一のデータを最後的に出力するので、第4図に示した2
値化装置と全く同様の効果を奏するものである。
尚、以上説明した各2値化装置において用いたROM内
のデータは、2値化されるべき画信号の画状態に応じて
種々に変えて用いると良い。更に、第4図と第5図のR
OMII内のデータr Ilo Jの領域は、場合によ
っては無くして、データ「1」またはデータ「0」とし
ても良い。この場合、第4図におけるF’/F12、第
5図におけるラインメモ!JI4&よ不要となシ、対象
画素のレベルとこの対象画素の前の画素のレベルとから
、直接的に一義的に2値打号中の一方の符号を決定でき
る。更にまた、比較画素は一つとは限らず隣接する複数
の画素であっても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の方法によれば、対象画素の
多値レベル信号と比較画素の前の画素の多値レベル信号
とに基づき対象画素についての2値化を行なうので2画
状態に応じた適切な2値化が行なえる2値化装置を得る
ことができる。
即ち、本発明の方法は、対象画素の多値レベル信号と比
較画素の多値レベル信号とによって、対象画素を2値打
号中のいずれの符号とするかを決定するものであるから
、画状態(例えば、原稿に印刷されたMllかい漢字が
多いとか、縦長の細い黒線が多いとか、かすれている部
分が多いとかというような、読み取られた原画信号が有
する傾向奮いう)に合わせて、適切な符号を選択できる
。又、比較画素の2値化符号をも参照するようにすると
、画信号の連続性が考慮されて2値化が行なわれること
になるので、更に線のかすれや量子化誤差やノイズの影
響を防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は2値化される両信号を示す図、第2図及び第3
図は従来の両信号の2値化方法を説明するための図、第
4図乃至第6図は本発明の方法を採用した両信号の2値
化装置のブロック図である。 1o 、 12 、16・・・フリップフロップ11 
、15=−R,(”I M (ノーr−11)13 、
14・・・ラインメモリ 代理人弁理士 本 1) 崇 第1図 第2図 第3図 +Co +C2)(C3+ (C++ (C51第4図 第5図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 2値化されるべき画信号中の対象画素の多値レ
    ベル信号と、前記対象画素と比較される比較画素の多値
    レベルイ君号とに基づき、前記対象画素の多値レベル信
    号を2値打号のいずれか一方の符号とすることを特徴と
    する画信号の2値化方法。
  2. (2) 対象画素の多値レベル信号と比較画素の多値レ
    ベル信号とのレベル差が、前記対象画素の多値レベル信
    号のレベル毎に予め設定された所定値に満たない場合、
    直前に2値化を行なった画素の2値打号を前記対象画素
    の多値レベル信号の2値打号とすることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の画信号の2値化方法。
  3. (3)2値化されるべき画信号の対象画素の多値レベル
    信号に対応する第1のアドレスと、前記対象篇畳ムW赫
    シhスル赫i石轡めゑmレベルノ所与f対応する第2の
    アドレスとによって指定されるメモリの領域に予め書き
    込まれた2値打号に基づき、前記対象画素を2値打号中
    のいずれの符号とするか決定することを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の画信号の2値化方法。
  4. (4)2値化されるべき画信号中の対象画素の多値レベ
    ル信号と、前記対象画素と比較される比較画素の多値レ
    ベル信号と、前記比較画素の2値打号とに基づき、前記
    対象画素を2値打号のいずれか一方の符号とすることを
    特徴とする画信号の2値化方法。
  5. (5)対象画素の多値レベル信号と比較画素の多値レベ
    ル信号とのレベル差が、前記対象画素の多値レベル信号
    のレベル勿に予め設定された所定値に満たない場合、直
    前に2値化を行なった画素の2値打号を前記対象画素の
    多値レベル信号の2値打号とすることを特徴とする特許
    請求の範囲第(4)項記載の画信号の2fi化方法。
  6. (6)2値化されるべき画信号中の対象画素の多値レベ
    ル4g号に対応する第1のアドレスと、前記対象画素と
    比較される比較画素の多値レベル信号に対応する第2の
    アドレスと、前記比較画素の2値打号に対応する第3の
    アドレスとによって指定されるメモリの領域に予め書き
    込まれた2値打号に基づき、前記対象画素を2値打号中
    のいずれの符号とするか決定することを特徴とする特許
    請求の範囲第(4)項記載の画信号の2値化方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734282A (en) * 1980-08-08 1982-02-24 Shinko Electric Co Ltd Binary coded circuit for analog pulse train
JPS5896458A (ja) * 1981-12-04 1983-06-08 Fuji Xerox Co Ltd 2値化方式
JPS598474A (ja) * 1982-07-07 1984-01-17 Canon Inc アナログ信号2値化装置

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